JPS6379654A - 矯正用ブーツ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、下肢の運動障害に対する矯正用ブーツに関す
る。

本発明は特に、体位の緊張度の不適正の軽減と足による
支持及び歩行の生理学的機構の再構成とを同時に行うこ
とのできる取りはずし自在な軽量の支持構造によ多構成
した、下肢の障害を受けた運動筋肉系に対する竪の姿勢
及び運動を生じさせるような外部装置の一部分として使
用できる矯正用ブーツを提供する。

前記外部装置は、骨盤帯の高さに配置した単一体コルセ
ットと、たわみ応力及びねじれ応力を吸収しもとにもど
すことのできるたわみ性金属の帯状片から成９大腿骨の
外側部にその全長にわたって平行な外側大腿骨ばねレバ
ーと、ひざの高さに位置し関節の生理学的遊びの厳密な
限度内で腿及び脚の間の相対運動をわずかなたわみ状態
でわずかな外反足位置に保つことのできるひざ部片と、
たわみ応力及びねじれ応力を吸収しもとにもどすことの
できるたわみ性金属の帯状片から成シ脛骨の前方内側に
その全長にわたって平行に位置させた前部内側脛骨ばね
レバーとを備え、前記外側大腿骨ばねレバーの上端部を
、はぼこのレバーの延長部分で腸骨の稜の付近で前記コ
ルセットに固定した第１の弾性帯状片と共に、横方向に
ただし頂部に向めわずかに傾斜して延び前記コルセット
に腸骨とげ状突起に向い又はその方向に固定するように
した第２の弾性帯状片に連結し、このようにしてこの第
２帯状片は恥骨縫合線に実質的に交さするが、前記大腿
骨ばねレバーの下端部は前記ひざ部片に連結し、この脛
骨ばねレバーの下端部を脛骨−足根骨関節の遊びを制限
する部片に連結したものである。

運動筋肉障害が単一の下肢だけにしか影響を及ぼさない
場合には本装置はコルセットのほかにこの下肢に当てか
った単一の組の部片を備えるだけである。又この障害が
両下肢に影響を及ぼす場合には、各下肢は対応する部片
を取付ける。

本装置は実際上、下肢の生理学的系統の真の代行作用を
生じ従って従来開発されている補綴術とは基本的に異る
。この補綴術は下肢全体に代って支持作用を確実にする
ものであるが、本装置では下肢がいわば直接に作用に関
与する。

本装置によシ、骨盤運動筋肉のように身体の重心の後方
及び側方への随意の移動によって自動歩行ができ単に１
連の転倒予防機能を生ずるだけの自然歩行機構を再現す
る。前もって調節したこの機構の運動の振幅調整によ９
本装置は患者の骨格軸線に従う体重の再心合わせと慣性
による前進運動の吸収とを確実にして平衡多角形の限度
を越えないで転倒を防ぐようにする。

単一体コルセットはほとんど又は全く変形しないで胴体
の下部部分の半剛性を確実に保ちコルセットの上方に位
置する胴体部分の変位によシ前進運動を確実にすること
ができる。このコルセットは又とくに腸骨翼の高さ位置
で大腿骨に平行に延びる装置部分と骨盤との間の連結を
向上する機能を持つ。

外側大腿骨ばねレバーは上端部を小転子付近に下端部を
大腿骨顆状突起のほぼ上方に配置するのが有利である。

前方内側位置における脛骨ばねレバーは上端部を脛骨板
の下方に下端部を録上方に配置するのが有利である。

ひざ部片は、６部分すなわち下部大腿骨円すい部分と上
部脛骨円すい部分とこれ等の間の副膝蓋骨円すい部分と
によシ形成した単一のたわみ性体を形成するのがよい。

このひざ部片は、適当ななるべくは弾性の部片によシ相
互に連結した２個又は６個の部片から作ることができる
。ひざの関節をわずかにたわみわずかに外反足の位置に
することのできる部片は、そり返り、内反足及び外反足
の状態とたわみとに対する弾性抑制部片を形成するよう
に適当に配置した弾性帯状片によシ構成するのがよい。

これ等の帯状片は調節自在にしてひざ部片を各取付時に
関節をわずかにたわみわずかに外反足の位置に保つよう
にするのがよい。このたわみはたとえば１２０ないし１
６０°の程度であり患者が直立する休止状態で脛骨板が
水平面に対し後方に向い又前方に向って５°以上でなけ
ればならない成る角度を挾むようにするのが有利である
。同様に脛骨板の外反定角は水平に対して５゜に等しい
か又は５°よシ大きいのがよい。ひざ部片は又内外の回
動に対し抑制部片を形成し又内部回動を助けて大腿骨頭
部を安定にし各歩みくとに再心合わせする傾向を持つよ
うにしである。下肢は実際上その運動中に内方曲げ応力
を受ける。

たとえば体重４０に９の患者では本装置の弾性帯状片の
張力は約０．６ニユートンである。

本発明は、脛骨−足根骨の関節の自由な遊びを制限する
前記部片として使える矯正用ブーツを提供する。このブ
ーツは、脛骨錐体の前外の調節部に沿いそしと立方骨お
よび少くとも１つの中足骨範囲の上方を足外縁に沿って
延びる開口部を持ち、足及び脛骨錐体下部を囲む半剛性
の殻と、この殻に取付けられ踵骨の外側からこの殻の上
級部の区域まで腓骨に沿って竪方向に配置されたばねレ
バーと前記殻の足裏の内縁部からつま先の上部部分にお
よび前記殻の脚部の上縁部に向いそして内側踵区域から
足裏のかかとの後部外側区域に向って延びる前記殻の外
側に設けた弾性調節部片とから成る弾性支持体と、前記
殻の閉鎖部片とから構成される。

殻の閉鎖部片は第１中足骨の位置の前記殻の足裏の内縁
部と立方骨の位置の前記足裏の外縁部との間に延びる弾
性部片を備えるのが有利である。

場合によシ殻の閉鎖部片は第１中足骨の位置における前
記殻の足裏の内縁部と第５中足骨の位置の前記足裏の外
縁部との間に延びる弾性部片を備えてもよい。足端部で
は殻の開口部は少くとも２つの中足骨の上方を横切って
延びる。殻は脚の下部修よシ上方まで脛骨錐体全回む長
さとする。閉鎖部片は殻の脚部の上縁部全周に沿って延
びる締付はバンドを備えている。このブーツの殻は成形
プラスチック材から一体に作ればよい。ブーツは内部に
、直立平衡位置（Ｃおける使用者の土踏まずの形状に成
形した足裏用支持体を備えている。

本発明のブーツは、補強具としての足支持体の生理学的
機能を確実にし、また内方曲げ運動を調節することによ
シ前記外部装置の機能を向上させる。ブーツ殻に連結さ
れ腓骨に沿って竪方向に配置するばねレバーは幅が約４
０朋厚さが１羽の焼もどし鋼帯状片で作ることができる
。このばねレバーは内方傾斜の運動（踵骨の回動及び下
ｌｌｉ￥りと脛骨−足根骨関節及び距骨下部関節の脛骨
区分の内方曲げ運動とを調整する。殻のばねレバーに連
結した弾性調節部片は殻のばねレバーと内側脛骨ばねレ
バーとの各作用を調整する。ブーツのこの特定の構造に
より内方曲げ運動のわずかな変形を吸収しこれ等の応力
全弾性的にもとにもどすことのできることが分った。こ
れによシ足首のわずかな生理学的たわみと共に足の歩み
の進行（かかと−外縁部一内縁部）とが生ずる。

以下前記外部装置および本発明ブーツの実施例を添付図
面について詳細に説明する。

図示の外部装置は骨盤及び腹部を囲む単一体のコルセッ
ト１を備えている。コルセット１は、身体の重心と各下
肢との間の連絡を確実にするのに十分な高さにしである
。コルセット１は、前部で開くのが有利でありこのため
にコルセット１を締付けた状態に閉じることのできるボ
タン穴１ａを形成しである。図示のようにコルセット１
の頂部線はへそのわずかに上方に位置させるが、コルセ
ット１の底部線はほぼ転子上の位置と通る。各大腿骨ば
ねレバー２は比較的剛性を持つ直線の帯状片によシ形成
するがたわみ応力及びねじれ応力を抑制しこれ等の応力
をもどし従ってエネルギー蓄積器の機能を充たすことが
できる。帯状ばねレバー２はたとえば軽金属（デュラル
〕から形成し厚さが３ｍｍ幅が２５朋である。患者の緊
張度に従って焼もどし鋼帯状片を使うのがよい。帯状ば
ねレバー２は腿の外側に大腿骨にほぼ平行に延びる。

帯状ばねレバー２の上端部２ａは転子のわずかに下方に
あるがその下端部２ｂは大腿骨顆状突起のほぼ上方に終
っている。

上端部２ａは弾性帯状片３の下端部に連結しである。帯
状片３の上端部は腸骨の稜の位置なるべくはほぼ前部結
節の位置でコルセット１に部分３ａで固定しである。端
部２ａは、さらに反対側の臀部に向り上昇して進みたと
えば腸骨のとげ状突起の位置でコルセット１に部分４ａ
で固定するようにした弾性帯状片４に連結してるる。

各帯状片３，４の長さを適合させ調節することができる
ように部片３ｂｔ４ｂを設けである。

種種の弾性帯状片３，４とコルセット１と大腿骨レバー
ばね２とはこのようにして骨盤運動筋肉系を形成する。

この運動筋肉系の機、能は後述する。

帯状ばねレバー２の下端部２ｂはひざ部片５に連結しで
ある。ひざ部片５の機能は、大腿骨ばね及び脛骨ばねの
間の力の若干の伝達を確実にし又自由運動の厳密な生理
学的限度内でひざ関節の関節変位の範囲を制御すること
にある。

このためにたとえば比較的たわみ性の材料から成るひざ
部片５は関節のわずかな偏移ができ快適な歩行のできる
ようにしたなるべくは長さ゛の調節できる弾性帯状片の
形に作った弾性抑制部片を備えている。第１の帯状片５
ａは大腿骨−脛骨間の関節を通シ外側顆状突起の外方後
側部と脛骨板の側面とを覆って大腿骨ばねレバ−２０端
部２ｂの底部に向う延長部分になる。帯状片５ａはそシ
返シ及び内反定状態に対する抑制部片を構成する。

−層長い帯状片５ｂは、外側大腿骨ばね２の下端部２ｂ
から延びる力線に沿って、外側顆状突起から前部膝蓋骨
円すいの外側の外部脛骨板までの外面を通シ膝蓋骨鍵、
に沿う膝蓋骨下部位置で留めておる。帯状片５ｂはたわ
み及び内部回動に対する抑制部片を構成し膝蓋骨円すい
の外部安定性を確実にする。

第６の抑制部片は、膝蓋骨庸から内側に向い上方に立上
がシ内部顆状突起の内側を通って実質的に内側顆状突起
の上方及び後方に終る帯状片５Ｃによシ構成する。これ
はたわみ、外反定状態及び内側回動の抑制部片である。

帯状片５Ｃによシ膝査骨円すいの安定性が確実に得られ
る。

第４の抑制帯状片５ｄは、内側脛骨ばねの挿入高さで脛
骨の内側から内側顆状突起の後側頂部に向って延びこの
突起の後側を覆う。抑制帯状片５ｄは内側回動、そシ返
シ及び外反定状態に対する抑制部片である。

これ等の１種の抑制部片は脛骨板を、水平に対して少く
とも５°に等しいたわみ位置に又水平に対してなるべく
は５°の外反定状態に通常保つように調節する。すなわ
ちひざ部片５は支持下肢に内部曲げ運動を加えるよ５に
位置しこの運動を加え調整する。たわみによフ体重がつ
ねに前方及び外反定状態に向う滑動を生ずる傾向を持ち
円運動によシ下肢を介して荷重の再心合わせができるよ
うにすることができる。

種種の抑制帯状片ｓａ、５ａの調節は、とくに内反足及
びそシ返シの状態で恒久的に変形するひざの状態に従っ
て行うのは明らかである。

脛骨ばねレバー６は前方内側位置にあるひざ部片５に部
分６ａで取付けられ、内部の高さの下端部６ｂまで脛骨
骨幹に沿って延び、矯正ブーツ１の立上がシ脚に固定さ
れる。

従って外部装置を着けた患者が図示のように直立位置に
あるときは下肢は、脛骨−足根骨及び大腿骨−脛骨の各
関節の自由運動の範囲を制限する矯正プーツ７及びひざ
部片５によシこの位置に保たれるのはもちろんである。

大腿及び骨盤の間の位置の保持はコルセット１と各帯状
片３，４と姿勢の小脳調整とによって確実にできる。し
かしこの位置では大腿骨ばねレバー２及び脛骨ばねレバ
ー６は、図示の位置から進む相対運動によシ反作用によ
って対向応力を加える各ばねレバーの変形を生ずるから
、筋肉の緊張の不足を埋め合わせる。

患者の姿勢の緊張条件に従って各ばねレバー２゜６に適
当な予備応力（たとえば数デシニュートン）を加える。

この位置では胴部、頭部及び上肢によ多形成した移動単
位は、大腿骨頭部の骨白の位置で２つの支持点を持つ。

図系の平衡の位置から側方及び後方に向う重心の移動は
、大腿部にある支持点が、進行的に移動する荷重を受け
るときに反対方向における動的抵抗に基づいてこの荷重
に対し１連の支持点を形成できる場合に始めてできる。

このようにして生ずる随意の不つｊ０６いの作用のもと
に脚の一方が地面から離れたときに他方の下肢に倍加さ
れる荷重はたわみ性大腿骨レバー及び対応する内側のた
わみ性脛骨レバーによシ吸収する。このようにして変形
した各レバーの応力は、前部、内側及び下方に向い差向
けられる推進力を釈放する他方の支持体に荷重が移行す
るときに時間的空間的に進行的に解除することができる
。竪方向の側部帯状片３の作用は、臀部の運動を制限し
荷重を再心合わせしそしてこの荷重を、対応する肢の外
骨格の低い方の構造部に引張シ作用を加え又内方面げ圧
縮作用を増すことによシ、大腿部骨頭部において調節す
ることである。すなわち大腿骨頭部に向う重心の各側方
及び後方への移動時に対応する骨盤の骨白によシその支
える荷重と共に大腿頭部によシ与える支持作用の方向と
は反対の方向に円形運動を生ずる。この運動は交さする
帯状片４によ多制御され、頂部の随意のレバーによシ駆
動する６つの固定点すなわち２つの前部腸骨とげ状突起
と恥骨とから成る系が得られ従って恥骨の推力が腸骨と
げ状突起の２つの固定点と外側大腿骨ばねレバーによ勺
構成した２つの動的支持体とに自動的に伝わる。この場
合頂部の随意レバーによシ駆動する臀部・大腿部関節を
通る軸線のまわシに差動系が生じて自動歩行のできる骨
盤慣性に基づく運動筋肉系が生ずる。

本発明によるブーツ７の１実施例を第５図及び第６図に
詳しく示す。ブーツ７は、成形プラスチック材たとえば
低密度のポリエチレン（（１＝　０．９５　）から成シ
厚さが３關の殻７０によシ構成しである。

単一体から成る殻７０は、上部部分７０３を持つつま先
を乗せた足裏７０１と、（人体の）脚の下部％のわずか
に上方に位置するようにした上縁部７０２を持つ脚部と
により形成しである。半剛性の殻１０の脚部及びつま先
は、脛骨錐体の前外の調節部に沿いそして立方骨の上方
を足外縁に沿つて延びる開口部Ｔ１を形成しである。開
口部７１の前端部は最後の２つの中足骨範囲の上方を横
切るように配置しである。殻１０は内部の区域に外部装
置の脛骨ばねレバー６の下端部６ｂを固定する取付は点
７２を持つ。開口部７１によ９足と下部脛骨錐体とを殻
７０内に容易に適合させることができる。さらにこの開
口部７１によシ障害のある足の運動の動的平衡を確実に
する自由度が得られる。殻７０内で足裏７０１には、直
立方向平衡位置における患者の土踏まずの形状に成形し
た足裏支持体（図示してない）を配置しである。

本発明によるブーツ１は、殻１０に挿入さればねレバー
７３と弾状調節バンド７４，７５．７７とを持つ補強構
造を備えている。

ばねレバー７３は少くともその端部を殻７０に連結しで
ある。前記した実施例ではばねレバー７３はその２端部
を殻１０の外側に接着しである。

レバー７３は、幅４０　ｒｓｍ厚さ１朋の焼もどし鋼帯
状片によシ構成しである。１変型ではこのばねレバーは
殻７０を成形するときに挿入体として殻７０内に入れて
もよい。第６図に明らかなようにばねレバー７３はかか
と骨の外側部から殻ＴＯの上縁部７０２の区域まで腓骨
に沿って竪方向に配置しである。

弾性調節装置は、ばねレバー７３と脛骨ばねレバー６と
の作用を補償し調整する多数の弾性バンド７４，７５．
７７によシ形成しである。弾性バンド７４は、かかとの
後部内側の足裏７０１の高さに位置する点から殻７０の
脚部の上縁部７０２まで延びている。バンド７４は竪方
向に対し約６・０°−の角度を挾む。バンド７４は、ブ
ーツＴの内側の運動を調整し内部曲げ運動を促進する弾
性抑制部片を構成する。足裏７０１の内縁部７０１ａの
同・じ点から弾性バンド７５を配置しである。バンド７
５は、脛骨ばねレバー６の取付は点７２まで延びブーツ
７に対するばねレバー６の作用を調整する弾性抑制部片
を構成する。弾性バンド７７はばねレバー６の取付は点
７２と足裏７０１の外縁部７０１ｂの後部外側区域７０
１ｃＫＱ置する点との間に延びている。弾性バンド７７
は又これが足首の運動位置で穴７１の上側を通るからブ
ーツ７の閉鎖部片としても作用する。

さらにブーツ７は、運動中に若干が弾性抑制部片の機能
を持つ閉鎖部片を備えている。このために弾性バンド７
６は、第１中足骨の位置の足裏１０１の内縁部７０１ａ
と立方骨の位置の足裏７０１の外縁部７０１ｂとの間に
延びてｈる。弾性バンド７６はブーツつま先の頂部部分
７０３の運動を調整し又同時にブーツ７を確実に閉じる
。

その調由はバンド７６が開口部７１を横切る方向に配置
しであるからである。必ずしも必要なわけではないが別
の弾性バンド７６ａを設けてもよい。

パンＰ７６ａは内縁部７０１ａ上で弾性バンド７６と同
じ点から第５中足骨に対向する足裏γ０１の外縁部７０
１ｂ’！で延びる。殻１０の脚部の上縁部７０２はその
境界に沿って配置した閉鎖バンド７８により閉じである
。足裏７０１の全周に配置したバンド７９は足裏７０１
の高さに配置した弾性部片の全部の挿入点を締付ける。

ブーツ１の構成用の弾性バンドはすべて、患者の特性に
合わせられるように調節自在な長さとするのが有利であ
る。

このようなブーツの使用によシ患者の移動ならびに歩行
の進行過程（かかと−外縁部一内縁部）の間に足首のわ
ずかな生理学的たわみを許すのは明らかである。

なお前記した弾性帯状片又は弾性バンドは弾性材料又は
ゴムバンドから構成する他に、これ等の帯状片又はバン
ドの２つの取付は点の間に弾性張力を加えることのでき
る任意の部片により構成することもできる。またこれ等
の帯状片又はバンドはたとえば適当な電子装置又は機械
的装置によ勺張力の調整が確実にできる部片により相互
に連結した非弾性的に変形できる部品から作ることもで
きる。

以上本発明をその実施例について詳細に説明したが本発
明はなおその精神を逸脱しないで４種の変化変型を行う
ことができるのはもちろんである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明ブーツの１実施例を外部装置と共に示す
正面図、第２図は第１図の背面図、第６図は第１図の装
置の下肢の一方に対応する部分の内側側面図、第４図は
第６図の外側側面図である。 第５図は第１図のブーツを内側から見た拡大斜視図、第
６図は第５図のブーツを外側から見た斜視図である。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）脛骨錐体の前外の調節部に沿いそして立方骨およ
   び少くとも１つの中足骨範囲の上方を足外縁に沿つて延
   びる開口部（７１）を持ち、足及び脛骨錐体下部を囲む
   半剛性の殼（７０）と、 殼（７０）に取付けられ踵骨の外側から殼（７０）の上
   縁部（７０２）の区域まで腓骨に沿つて竪方向に配置さ
   れたはねレバー（７３）と前記殼（７０）の足裏（７０
   １）の内縁部（７０１ａ）からつま先の上部部分（７０
   ３）におよび前記殻（７０）の脚部の上縁部（７０２）
   に向いそして内側踝区域から足裏（７０１）のかかとの
   後部外側区域（７０１ｃ）に向つて延びる前記殼（７０
   ）の外側に設けた弾性調節部片（７４，７５，７７）と
   から成る弾性支持体と、 前記殼（７０）の閉鎖部片（７６，７６ａ，７８）と から構成したことを特徴とする、下肢運動障害矯正用ブ
   ーツ。
2. （２）殼（７０）の閉鎖部片として、第１中足骨の位置
   の前記殼（７０）の足裏（７０１）の内縁部（７０１ａ
   ）と立方骨の位置の前記足裏（７０１）の外縁部（７０
   １ｂ）との間に延びる弾性部片（７６）を設けた前項（
   １）に記載のブーツ。
3. （３）殼（７０）の閉鎖部片として、第１中足骨の位置
   の前記殼（７０）の足裏（７０１）の内縁部（７０１ａ
   ）と第５中足骨の位置の前記足裏（７０１）の外縁部（
   ７０１ｂ）との間に延びる弾性部片（７６ａ）を設けた
   、前項（１）または（２）に記載のブーツ。
4. （４）殼（７０）の開口部（７１）を、足端部において
   は少くとも２つの中足骨の上方を横切つて延びるように
   した、前項（１）〜（３）のいずれかに記載のブーツ。
5. （５）殼（７０）を、脛骨錐体を脚の下部１／３より上
   方まで囲む長さとし、閉鎖部片に前記殼（７０）の脚部
   の上縁部（７０２）全周に沿つて延びる締付けバンド（
   ７８）をもたせた、前項（１）〜（４）のいずれかに記
   載のブーツ。
6. （６）殼（７０）を一成形プラスチツク材から一体に作
   つた、前項（１）〜（５）のいずれかに記載のブーツ。
7. （７）直立平衡位置における使用者の土踏まずの形状に
   成形した足裏支持体を内部に設けた、前項（１）〜（６
   ）のいずれかに記載のブーツ。