JPH0650536U - 組立棚用アングル支柱のためのジョイント - Google Patents

組立棚用アングル支柱のためのジョイント

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JPH0650536U
JPH0650536U JP8698592U JP8698592U JPH0650536U JP H0650536 U JPH0650536 U JP H0650536U JP 8698592 U JP8698592 U JP 8698592U JP 8698592 U JP8698592 U JP 8698592U JP H0650536 U JPH0650536 U JP H0650536U
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JP8698592U
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Inventor
幸男 中田
Original Assignee
ムツミ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 縦方向に延びるアングル状の外板の両側が内
側に折返され、外板の内周面に沿ってスペーサが横方向
に延びており、折返し片の内縁同士の間において、スペ
ーサの外側において起立片と垂下片が設けられ、外板、
折返し片、起立片、垂下片により形成される空間部に、
上下2本の組立棚用のアングル支柱を挿入する。 【効果】 上下に2分割したアングル支柱を容易かつ確
実に連結することができる。その際、横方向の荷重に対
する強度が強く、下向き荷重もまた下側アングル支柱に
より確実に受支される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、組立棚用アングル支柱のためのジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
4つのコーナ部にアングル支柱を配し、棚板を取付け金具を介してこの支柱に 着脱自在に取付けてなる組立棚は、例えば実公昭57−1795号公報により既 知である。
【0003】 従来の組立棚においては、支柱はその基準長さが180cmであり、これに対 して、棚板の幅は90cm、またはそれ以下である。このように棚板に比べて支 柱が著しく長いために、支柱と棚板とは2つの梱包体に梱包されて搬送される。 そのため、取扱いに手数がかかった。
【0004】 この考者は、支柱と棚板とを1つの梱包体として搬送するためには、アングル 支柱を2分割して、それぞれを90cmの長さとすることにより、1つの梱包体 の中に梱包することが可能であることを見出した。
【0005】 この考案は、アングル支柱を上下2つに分割した場合に、両者を確実に連結可 能とするジョイントを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段と作用】
この発明のジョイントは、縦方向に延びるアングル状の外板の両側を内側に折 返している。外板の縦方向のほぼ中央位置には、スペーサが外板の内周面に沿っ て横方向に延びている。折返し片の内縁同士の間においては、スペーサの外側に 起立片と垂下片が配されている。外板、折返し片、起立片、垂下片により形成さ れる上下2つの空間部は、立体的に見てアングル状であり、展開状態で見てコ字 状である。上側の空間部には上側の支柱の下端部が挿入され、また下側の空間部 には下側の支柱の上端部が挿入され、このようにして、上下2本の支柱が連結さ れる。支柱の端縁と端縁近傍における両側縁とがジョイントにより支持されるの で、連結されたジョイントは横方向の外力に対する抵抗が大である。また、上下 2本の支柱は一直線状に整列するので、上側の支柱にかかる荷重は下側の支柱に より確実に受支される。このようにして、ジヨイントには曲げや剪断力が働かな いので、ジョイントの変形や破壊を防ぐことができる。したがって、この支柱を 用いた組立棚においては、棚板上の大きな荷重を確実に支持することができる。 (請求項1,図1〜4) スペーサの起立片と垂下片とは省略してもよい。この場合にも、支柱の長手方 向の端部の側縁は、外板と折返し片との間の空間部において挾着されるので、横 方向の外力に対する抵抗は充分である。(請求項2,図5) 外板に折返し片を設けることに代えて、ジョイントをアングル状の内外両板に より構成し、両者間の空間に上下2本の支柱の端部を挿入してもよい。この場合 には、支柱の端部における側縁と内外両面との全てがジョイントにより囲繞され るので、連結された支柱の強度はいっそう大となる。(請求項3,図6) 以上の場合は、いずれも、ジョイントの中央にスペーサを設けているが、これ を省略することもできる。この場合には、スヘーサがないため、上下の支柱がジ ョイントに関して固定しないので、ビスなどの止停手段により外板と支柱とを固 定するようになす。(請求項4,図7) 同様の構成は、アングル状の内外両板から構成したジョイントの場合にも適用 できる。(請求項5)
【0007】
【実施例】
図1〜図4は、この考案の第1の実施例を示す。この考案のジョイント10は 、プラスチック、金属、その他剛性のある素材により形成することができる。ジ ョイント10は、アングル状の外板12の、長手方向両側縁を内側に折返し14 してなる。外板12と両折返し片14,14とは、間隔をおいて配されており、 両者間に溝16が形成されている。外板12の上下方向のほぼ中央部には、外板 12の内周面に沿ってスペーサ18が延びている。スペーサ18の上下両面20 ,22は、溝16の底面と連続している。スペーサ18の外側には、上方に起立 片24が、また下方に垂下片26がそれぞれ延設されている。起立片24、垂下 片26と外板12内周面との間に溝28,30が形成されている。スペーサ18 の上下には、それぞれ、溝16と溝28とにより、また、溝30と溝16とによ り、立体的にアングル状であり展開状態に見てコの字状の空間部32,34が形 成される。
【0008】 40,42は、上下2本のアングル支柱であって、上方のアングル支柱40の 下縁と下端近傍における両側縁とが、前記のコの字状の空間部32により受支さ れている。また、下側のアングル支柱42の上端縁および上端近傍における両側 縁とは下側のコの字型空間部34により受支されている。その際、上下のアング ル支柱40,42の下端縁と上端縁とは、それぞれ、スペーサ18の上面20と 下面22を介して突き合せ状に当接している。なお、43は支柱に設けた長孔で あり、支柱と棚板とを公知の方法で接続する際に、ビスなどをこの孔を挿通させ る。
【0009】 以上のように、前記の実施例では、アングル支柱42,42の自由端縁および その近傍における両側縁の三者が、コの字状の空間32,34により受支され固 定されるので、横方向の力に対する強度が大きい。また、上下のアングル支柱の 下端縁と上端縁とは、それぞれ、スペーサ18を介して、同一線状に整列してい るので、アングル支柱40にかかる下向きの荷重がスペーサ18を介して、下側 のアングル支柱42により確実に受支される。そのため、上側のアングル支柱4 0に下向きの過剰な荷重がかかっても、ジョイント10が破損することがなく、 上下の支柱40,42が互いに関して折曲することもない。
【0010】 図5に示すように、前記の起立片24と垂下片26とは省略することができる 。この場合にも、支柱の両側縁がジョイントの外板と折返し片とにより挾着され ており、連結された支柱は充分な強度を有する。
【0011】 図6の場合には、アングル状の外板112と内板113とが溝117を介して 両側縁121,123により連結されている。溝117が構成するアングル状の 空間131においては、上下方向のほぼ中央位置において、横方向に延びるスペ ーサ118により、上側のアングル状空間部132と、下側のアングル状空間部 134とに画されている。このの場合にも、上下から2本のアングル支柱40, 42が挿通される。上方のアングル支柱40の下端近傍の全周面と、下側のアン グル支柱42の上端近傍の全周面とが、空間部132,134により包囲され、 かつ固定される。したがって、前記の実施例以上に強度の大なジョイントが得ら れる。
【0012】 図7においては、ジョイントの中央のスペーサが省略されている。上下の支柱 40,42はとその端部同士が当接41されている。支柱40,42の外板21 2には、孔250が設けられている。この孔250と支柱の長孔42とにボルト 250を挿通して、ワッシャ254を介してナット256で締付けることにより 、ジョイントと支柱とを固定する。孔250を設ける位置は、両支柱が図示のよ うに当接したときに、上の支柱40の長孔43の下端と、下の支柱42の長孔4 3の下端に相当する個所である。孔250をこの位置に設けることにより、支柱 40,42が上下方向に離反することを防止できる。このようなボルトナットに よる固定に代えて、ビス、その他の適宜の手段を用いることができる。ただし、 支柱とジョイントとの着脱が自在に行なわれるものに限る。
【0013】 図示を省略するが、同様の構成を図6の場合にも適用することができる。すな わち、アングル状の内外両板から構成したジョイントにおいて、スペーサを省略 し、内外両板の少くとも一方に孔を形成して、この孔と支柱の長孔とビスを挿通 するなどの適宜の手段により、支柱をジョイントに対して取外し自在に取付ける 。
【0014】
【考案の効果】
この考案においては、ジヨイントには曲げや剪断力が働かないので、ジョイン トの変形や破壊を防ぐことができる。したがって、このジョイントにより連結さ れた支柱を用いた組立棚においては、棚板上の大きな荷重を確実に支持すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例のジョイントを示す一部欠
載斜視図。
【図2】前図の平面図。
【図3】図1の正面図。
【図4】図3のIV−IV断面図。
【図5】この考案の第2の実施例を示す斜視図。
【図6】この考案の第3の実施例を示す斜視図。
【図7】この考案の第4の実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
10……ジョイント 12……外板 14……折返し片 16……溝 18……スペーサ 20……スペーサの上面 22……スペーサの下面 24……起立片 26……垂下片 28……溝 30……溝 32……上方のコの字型空間部 34……下方のコの字型空間部 40……アングル支柱 42……アングル支柱 43……長孔 110……ジョイント 112……外板 113……内板 117……溝 118……スペーサ 121……側縁 123……側縁 131……アングル状空間 132……上側のアングル状空間部 134……下側のアングル状空間部 210……ジョイント 212……外板 214……折返し片 250……孔

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦方向に延びるアングル状の外板と、 前記の外板の両側において内側に延設した折返し片と、 前記の外板の縦方向のほぼ中央位置において、外板の内
    周面に沿って横方向に延びるスペーサと、 前記折返し片の内縁同士の間において、前記スペーサの
    外側に配した起立片と垂下片とからなり、 前記外板と、折返し片と、起立片および垂下片とにより
    形成される、上下2つの、立体的に見てアングル状であ
    り、展開状態で見てコ字状の空間部により、それぞれ、
    上下2本の組立棚用のアングル支柱の端縁と端縁近傍に
    おける両側縁とを受支するようになしたことを特徴とす
    る組立棚用アングル支柱のためのジョイント。
  2. 【請求項2】縦方向に延びるアングル状の外板と、 前記の外板の両側において内側に延設した折返し片と、 前記の外板の縦方向のほぼ中央位置において、外板の内
    周面に沿って横方向に延びるスペーサとからなり、 前記外板と折返し片とにより形成されるともに前記スペ
    ーサにより画される上下2つの空間部により、それぞ
    れ、上下2本の組立棚用のアングル支柱の端部近傍にお
    ける両側縁を挾着支持させるとともに、前記上側のアン
    グル支柱の下端縁と前記下側のアングル支柱の状端縁と
    を前記スペーサの上下に当接支持させたことをとを特徴
    とする組立棚用アングル支柱のためのジョイント。
  3. 【請求項3】縦方向に延びるとともに、両側縁において
    連結された、アングル状の内外両板と、 前記内外両板により形成されるアングル状空間におけ
    る、縦方向のほぼ中央位置において、横方向に延びるス
    ペーサとからなり、 前記のスペーサにより画される上下2つのアングル状空
    間部により、それぞれ、上下2本の組立棚用のアングル
    支柱の端部近傍を受支するようになしたことを特徴とす
    る組立棚用アングル支柱のためのジョイント。
  4. 【請求項4】縦方向に延びるアングル状の外板と、 前記の外板の両側において内側に延設した折返し片とか
    らなり、 前記外板と折返し片とにより形成されるともに前記スペ
    ーサにより画される空間部に、上下2本の組立棚用のア
    ングル支柱のそれぞれ下端部と上端部を挿入して、前記
    の外板とアングル支柱とをビスなどの手段により固定す
    るようになしたことを特徴とする組立棚用アングル支柱
    のためのジョイント。
  5. 【請求項5】縦方向に延びるとともに、両側縁において
    連結された、アングル状の内外両板からなり、これら両
    板により形成されるアングル状空間に、上下2本の組立
    棚用のアングル支柱のそれぞれ下端部と上端部を挿入し
    て、前記の内外両版の少なくとも一方とアングル支柱と
    をビスなどの手段により固定するようになしたことを特
    徴とする組立棚用アングル支柱のためのジョイント。
JP8698592U 1992-12-18 1992-12-18 組立棚用アングル支柱のためのジョイント Pending JPH0650536U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015129017A (ja) * 2013-12-06 2015-07-16 株式会社 ダイサン 積載物拘束具及び梱包方法
KR20210024939A (ko) * 2019-08-26 2021-03-08 (주)세민 장식 커버를 갖는 조립식 선반용 세로 앵글

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