JPH0735025Y2 - カーポート - Google Patents

カーポート

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JPH0735025Y2
JPH0735025Y2 JP8966890U JP8966890U JPH0735025Y2 JP H0735025 Y2 JPH0735025 Y2 JP H0735025Y2 JP 8966890 U JP8966890 U JP 8966890U JP 8966890 U JP8966890 U JP 8966890U JP H0735025 Y2 JPH0735025 Y2 JP H0735025Y2
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JP
Japan
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auxiliary
column
reinforcing plate
auxiliary beam
support column
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8966890U
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JPH0447061U (ja
Inventor
俊秀 五十嵐
太一 金井
Original Assignee
新日軽株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、屋根体を支柱によって片持ち状に支持してな
るカーポートに関し、特にその屋根体の支持構造に関す
る。
[従来技術とその解決すべき課題] 従来、いわゆる片持ちタイプのカーポートにおいては、
支柱上部から屋根体の下面に沿って梁材を設け、さらに
梁材から支柱にかけて斜めに方杖を設けて屋根体を支え
るようにしていた。
しかしながら、従来においては支柱と屋根体により形成
される車両の収納空間に、方杖が張出して邪魔になると
と共に、外観体裁も悪くなるといった欠点があった。
本考案は上記従来の課題を解決すべくなされたもので、
方杖をなくしても十分に屋根体を支持しうるカーポート
における屋根体の支持構造を提供することを目的として
いる。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案は、屋根体を支柱によっ
て片持ち状に支持してなるカーポートにおいて、屋根体
を支持する梁と、該梁の下面に沿って当接された補助梁
とを並設し、この梁と補助梁とを一体的に連結し、かつ
梁び補助梁の支柱側の端部の側面に、梁、補助梁に亙っ
て補強板を当接させ、梁、補助梁の内部に設けた裏板と
補強板とを、梁、補助梁の側壁を挟んでボルトによって
締結し、さらに梁及び補助梁の支柱側端部を支柱内部に
挿入し、また補強板は、外側面側に支柱内壁面に当接す
るスペーサ部を有し、該スペーサ部を介して支柱を貫通
する貫通ボルトによって、支柱と梁並びに支柱と補助梁
とを締結してなるものである。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例の支柱上端部縦断面図、第2
図は第1図のA−A断面図、第3図は本考案に係る補強
板の一実施例を示す斜視図である。
カーポートは、第4図に示すように屋根体1を支柱2及
び支柱2から僅かに傾斜して延びる梁3、補助梁4とで
片持ち状に支持してなる。そしてこの屋根体1は、四周
の屋根枠と桟材とで形成される枠組み内に、屋根パネル
1bを納めてなるものである。
上記補助梁4は、梁3の下面に沿って当接状に並設さ
れ、ボルト8a及びポップナット8bによって長手方向の数
カ所を梁3と結合して、一体的に連結される。そしてさ
らに、梁3及び補助梁4の支柱2側の端部の両側面に
は、第3図に示す補強板5が取付けられる。
補強板5は、梁3と補助梁4とを合わせた高さ寸法に相
当する高さ寸法を有し、上端は梁3の傾斜角度に合わせ
て傾斜状にしてある。補強板5の両側辺は直角に折曲げ
られ、強度をもたせてある。またこの折曲げ量は、梁3
及び補助梁4を支柱2内に挿入した際に形成される間隙
の幅寸法と等しくしてあり、支柱2内で補強板5を納ま
り良くする。
補強板5は、梁3及び補助梁4の長手方向と直交方向に
それぞれ梁3、補助梁4に対応して一対のボルト孔5a、
5aを有している。補強板5は、梁3及び補助梁4の両側
面に、梁3、補助梁4に亙って当接され、ボルト6によ
って固定される。すなわち補強板5と、梁3、補助梁4
の内部に設けた裏板9とを補強板5のボルト孔5a、5aに
挿入されたボルト6によって、梁3、補助梁4の側壁を
挟んで締結してある。
尚、実施例においては2つのボルト6に対して1枚の裏
板9を用いているが、各ボルト6に対して別個の裏板9
を使用してもよい。
そして梁3、補助梁4の支柱2側の端部は、第1図及び
第2図に示すように、支柱2の上端側面に形成された切
欠き部2bから、支柱2内へ挿入される。
上記補強板5はさらにその外側面側にスペーサ部5aを有
している。このスペーサ部5aは、梁3、補助梁4の傾斜
角度に沿って、梁3、補助梁4のそれぞれに対応して設
けられている。そしてこのスペーサ部5aは、梁3、補助
梁4の端部を支柱2内に挿入した状態で、支柱2内壁面
に当接する高さ寸法を有している。
上記支柱2内に挿入された梁3、補助梁4の端部は、貫
通ボルト7によって支柱2と締結される。すなわち上記
補強板5に設けられた二か所のスペーサ部5aには、それ
ぞれその長手に沿って2つのボルト孔5c、5cが形成して
あり、このボルト孔5c、5cを介して支柱2を貫通して貫
通ボルト7が挿入され、この貫通ボルト7によって支柱
2と梁3並びに支柱2と補助梁4とをそれぞれ締結する
ようにしている。
この場合に、補強板5のスペーサ部5aを梁3、補助梁4
と支柱2内壁面との間隙に相当する幅寸法とし、スペー
サ部5aの上面を支柱2内壁面に当接するようにしてある
ので、貫通ボルト7の締付け個所において、補強板5と
支柱2内壁面との間に間隙がなくなり、強固な締付けを
行なうことができる。
[考案の効果] 以上説明した如く本考案は、梁と補助梁とを一体的に連
結し、その支柱端側においてさらに梁、補助梁を一体的
にする補強板をボルトで固定し、この補強板で強固にさ
れた梁、補助梁の端部を支柱内に挿入して、貫通ボルト
で締結したことにより、カーポートの屋根体を十分に支
持しうる強度を確保することができ、カーポートから従
来、邪魔であった方杖を無くすことができるといった効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の支柱上端部縦断面図、 第2図は第1図のA−A断面図、 第3図は本考案に係る補強板の一実施例を示す斜視図、 第4図はカーポートの全体側面図である。 1:屋根体、2:支柱 2b:切欠き部、3:梁 4:補助梁、5:補強板 5a:スペーサ部、6:ボルト 7:貫通ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根体を支柱によって片持ち状に支持して
    なる下記要件を備えたことを特徴とするカーポート。 (イ)屋根体を支持する梁と、該梁の下面に沿って当接
    された補助梁とを並設する。 (ロ)梁と補助梁とを一体的に連結し、かつ梁び補助梁
    の支柱側の端部の両側面に、梁、補助梁に亙って補強板
    を当接させ、梁、補助梁の内部に設けた裏板と補強板と
    を、梁、補助梁の側壁を挟んでボルトによって締結す
    る。 (ハ)梁及び補助梁の支柱側の端部を支柱内部に挿入す
    る。 (ニ)補強板は、外側面側に支柱内壁面に当接するスペ
    ーサ部を有し、該スペーサ部を介して支柱を貫通する貫
    通ボルトによって、支柱と梁並びに支柱と補助梁とを締
    結する。
JP8966890U 1990-08-28 1990-08-28 カーポート Expired - Lifetime JPH0735025Y2 (ja)

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JP8966890U JPH0735025Y2 (ja) 1990-08-28 1990-08-28 カーポート

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JPH0447061U JPH0447061U (ja) 1992-04-21
JPH0735025Y2 true JPH0735025Y2 (ja) 1995-08-09

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