JP2935981B2 - カーポート - Google Patents

カーポート

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JP2935981B2 JP4484297A JP4484297A JP2935981B2 JP 2935981 B2 JP2935981 B2 JP 2935981B2 JP 4484297 A JP4484297 A JP 4484297A JP 4484297 A JP4484297 A JP 4484297A JP 2935981 B2 JP2935981 B2 JP 2935981B2
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俊英 五十嵐
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根体を支柱に対し片
持ち状に支持してなるカーポートであって、特にその屋
根体の支持構造を改良したカーポートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆる片持ちタイプのカーポー
トにおいては、支柱上部から屋根体の下面に沿って主梁
を設け、さらに主梁から支柱にかけて斜めに方杖を設け
て屋根体を支えるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のこ
のような片持ちタイプのカーポートにおいては、支柱と
屋根体により形成される車両の収納空間に、方杖が張出
して邪魔になると共に、外観体裁も悪くなるといった欠
点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は梁基端
部の連結部において、連結補助具を設けることにより、
従来の片持ちタイプのカーポートにおけるこのような問
題点を解決するためになされた。本発明は屋根体を支柱
に取付けた梁によって支柱に片持ち状に支持してなるカ
ーポートであって、上記支柱の上端部内側に上方を開放
したコ字状の開口部を形成してなり、上記屋根体を支持
する上記梁はその基端部の両側面に補強体を取付けてな
り、上記補強体は略平板状とすると共にその適所に厚肉
部を形成してなり、上記梁はその基端部を上記補強体を
取付けた状態で上記支柱内側の開口部に挿入してなり、
上記梁と上記支柱は、上記補強体を介した状態で連結金
具によりその厚肉部において貫通状に連結してなり、上
記支柱の上面を傾斜状として、傾斜状に取り付けた上記
梁の上面と略面一状としてなり、上記補強体の上面を上
記梁の上面と略面一状とし、上記補強体の厚肉部を上記
梁の長手方向に沿って配置してなる。また、第2の発明
は、屋根体を支柱に取付けた梁によって支柱に片持ち状
に支持してなるカーポートであって、上記支柱の上端部
内側に上方を開放したコ字状の開口部を形成してなり、
上記屋根体を支持する上記梁はその基端部の両側面に補
強体を取付けてなり、上記補強体は略平板状に形成する
と共にその適所に厚肉部を形成してなり、上記梁はその
基端部を上記補強体を取付けた状態で上記支柱内側に形
成した開口部に挿入してなり、上記梁と上記支柱は上記
補強体を介した状態で連結金具によりその厚肉部におい
て貫通状に連結してなり、上記支柱の上面を傾斜状とし
て、傾斜状に取り付けた上記梁の上面と略面一状として
なり、上記補強体の上面を上記梁の上面と略面一状と
し、上記補強体の厚肉部を上記梁の長手方向に沿って配
置してなり、上記梁の基端部上面に任意形状の支持具を
設置してなり、上記梁の基端部上面に枠体を載置すると
共に該枠体を上記支持具を介して上記梁に固着してな
る。
【0005】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本実施例におけるカーポートの全
体側面図、図2は図1における屋根体の全体側面図、図
3は図2の要部を拡大し破断した要部側面図、図4は図
3のA−A矢視断面図、図5は図3の分解斜視図、図6
は補強体の斜視図である。
【0006】本実施例におけるカーポートは、図1に示
すように屋根体1を支柱2及び支柱2から僅かに傾斜し
て延びる梁たる主梁3及び副梁4で片持ち状に支持して
なる。この主梁3、副梁4は、その基部たる上記支柱2
側の基端部を後述する連結金具7により上記支柱2に対
して連結される。上記各部材は、主としてアルミニュー
ムの押し出し型材にて形成される。なお、本実施例にお
いては、主梁3に対し、副梁4を設けるようにしたが、
実質的には主梁3のみで支持体を構成することも可能で
ある。
【0007】上記した主梁3、副梁4は、図2に示すよ
うに、主梁3の下面に沿って副梁4を当接させて上下に
並設されると共に、その基部において後述する補強体5
を介して一体的に連結されている。上記並設された主梁
3、副梁4において、上記主梁3は、図1に示すよう
に、その長手方向の長さを上記屋根体1と略同一の長さ
とされ、この主梁3の下面に位置する上記副梁4は、そ
の先端部をこの主梁3の略中央に位置せしめて適宜短尺
に形成してなる。また、上記主梁3、副梁4は、図2〜
図4に示すように、同じ断面形状を有すると共に、必要
により上記屋根体1の形状に適応させた湾曲形状とされ
ている。なお、上記主梁3、副梁4の基部たる支柱側の
基端部は、図3に示すように、その長手方向の形状を湾
曲形状とすることなく直線形状としてあり、この形状に
よって連結の容易性を図ってある。
【0008】上記主梁3、副梁4は、図2に示すよう
に、その長手方向の数か所を締結ボルト8a及びポップ
ナット8bにより結合されると共に、その基部の両側面
に対し双方に亙って上記補強体5を当接させ、ボルト6
によってこの補強体5と共に一体的に結合・連結されて
いる。
【0009】上記した補強体5たる補強体は、図3〜図
6に示すように、上記主梁3、副梁4を並設させた高さ
寸法に相当する縦長さを有し、上端は上記主梁3の傾斜
角度に合わせて傾斜状にしてある。また、この補強体5
の両側辺は直角に折曲げられ、強度をもたせてある。し
かし、この補強体5の外形状は、上記した実施例の形状
に限られないこと勿論である。またこの補強体5は、主
梁3、副梁4の長手方向と直交方向にそれぞれ該主梁
3、副梁4に対応して一対のボルト孔5a、5aを有し
ている。そして補強体5は、上記したように主梁3、副
梁4の両側面に当接され、ボルト6によって固定され
る。すなわち補強体5と、主梁3、副梁4の内部に設け
た裏板9とを補強体5のボルト孔5a、5aに挿入され
たボルト6によって、この主梁3、副梁4の側壁を挟ん
で締結されている。
【0010】このように一体的に連結された主梁3及び
副梁4は、上記屋根体1の下面に主梁3を当接させると
共に、図3〜図5に示すように、その基部を上記支柱2
の上端の内側面に上部を開放状に切り欠きして形成され
たコ字状の開口部10から支柱2の内部へ挿入され、連
結されている。上記支柱2の上部には、予めコ字状の開
口部10を形成しているため、補強体5を取付けた状態
で主梁3、副梁4の基端部を上記支柱2の開口部10内
に挿入し、これらを後述する連結金具7で一体的に貫通
連結することとしたため、主梁3、副梁4と支柱2の相
互の連結が簡単でより確実にできるものである。
【0011】上記補強体5は、その外側面側にスペーサ
としての厚肉部5bを有しており、この厚肉部5bは、
主梁3、副梁4の傾斜角度に沿って、主梁3、副梁4の
それぞれに対応して設けられている。そしてこの厚肉部
5bは、主梁3、副梁4の基部を支柱2の内部に挿入し
た状態で、支柱2の内壁面に当接する高さ寸法を有して
いる。
【0012】上記したように支柱2の内部に挿入された
主梁3、副梁4の基部は、上記した連結金具7により補
強体5と共に支柱2と貫通状に連結される。すなわち上
記補強体5に設けられた2ケ所の厚肉部5bには、それ
ぞれその長手に沿って2つのボルト孔5c、5cが形成
してあり、このボルト孔5c、5cを介して支柱2を貫
通して連結金具7が挿入され、この連結金具7によって
支柱2と主梁3並びに支柱2と副梁4とがそれぞれ締結
されている。なお、副梁4を使用しない場合には、当然
のことながら補助体5は主梁3のみを支柱2に固定すれ
ばよい。このように厚肉部を有する補強体を主梁3の両
側面に取付けた状態で、支柱2と主梁3が締結されるた
め、より強固な連結が可能となり、副梁4がなくとも屋
根体1を十分に支持することが可能となる。なお、副梁
4と共に締結することにより、さらに強固に屋根体1を
支持できること勿論である。
【0013】上記支柱2の上面は屋根体1下面の上向き
傾斜に適合させて同様の傾斜状にしており、主梁3の上
面と略面一状としている。上記のように主梁3を支柱2
の上部に固定した状態において、図5に示すように、主
梁3の上面中央の凹状の溝部11に一例としてL字状の
支持具12を取付け、ボルト13で固着されている。
【0014】上記のように支持具12を主梁3の上面に
固着した状態において、図3、4に示すように、主梁3
の上面に屋根体1を構成する枠体14を載置し、上記支
持具12を介して枠体14をボルト15にて支柱2上面
に締結するようにしている。上記のように支柱2の上面
を傾斜状にさせることにより、その上に設置した傾斜状
の屋根体1と支柱2の上面が連続することとなり、また
屋根体1の下面に沿って傾斜状に取り付けた主梁3の基
端部を覆い隠すことができるようにして、カーポートと
しての体裁の良好性を向上させている。
【0015】
【発明の効果】上記説明したように本発明は、梁の基端
部の両側面に厚肉部を有する補強体を取付た状態で基端
部を支柱の開口部内に挿入しこれらを連結金具で一体的
に貫通連結したため梁と支柱を強固に連結し得て、カー
ポートから従来邪魔であった方杖を無くすことができ、
カーポート内の空間を十分に利用できるという効果があ
る。
【0016】また本発明は、梁の基端部の両側面に補強
体を取付け、また支柱の上部には予めコ字状の開口部を
形成しておき、次に補強体を取付けた状態で基端部を支
柱の開口部内に挿入しこれらを連結金具で一体的に貫通
連結する方法としたため、梁と支柱の相互の連結が簡単
でより確実にできるという効果がある。
【0017】また本発明は、支柱の上面を傾斜状とし
て、傾斜状に取り付けた梁の上面と略面一状としてな
り、補強体の上面を梁の上面と略面一状とし、補強体の
厚肉部を梁の長手方向に沿って配置してなることによ
り、屋根体と支柱上面が連続することとなり、かつ、傾
斜状に取り付けられた梁の基端部を覆い隠すことができ
ることにより、カーポートとしての体裁の良好性が向上
するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるカーポートの全体側
面図である。
【図2】図1における屋根体の全体側面図である。
【図3】図2の要部を拡大し破断した要部側面図であ
る。
【図4】図3のA−A矢視断面図である。
【図5】図3の分解斜視図である。
【図6】補強体の斜視図である。
【符号の説明】
1 屋根体 2 支柱 3 主梁 4 副梁 5 補強体 6 ボルト 7 連結金具 8a 締結ボルト 8b ポップナット 9 裏板 10 開口部 11 溝部 12 支持具 13 ボルト 14 枠体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 6/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根体を支柱に取付けた梁によって支柱
    に片持ち状に支持してなる下記要件を備えたことを特徴
    とするカーポート。 (イ)上記支柱の上端部内側に上方を開放したコ字状の
    開口部を形成してなる。 (ロ)上記屋根体を支持する上記梁はその基端部の両側
    面に補強体を取付けてなる。 (ハ)上記補強体は略平板状とすると共にその適所に厚
    肉部を形成してなる。 (ニ)上記梁はその基端部を上記補強体を取付けた状態
    で上記支柱内側の開口部に挿入してなる。 (ホ)上記梁と上記支柱は、上記補強体を介した状態で
    連結金具によりその厚肉部において貫通状に連結してな
    る。 (ヘ)上記支柱の上面を傾斜状として、傾斜状に取り付
    けた上記梁の上面と略面一状としてなる。 (ト)上記補強体の上面を上記梁の上面と略面一状と
    し、上記補強体の厚肉部を上記梁の長手方向に沿って配
    置してなる。
  2. 【請求項2】 屋根体を支柱に取付けた梁によって支柱
    に片持ち状に支持してなる下記要件を備えたことを特徴
    とするカーポート。 (イ)上記支柱の上端部内側に上方を開放したコ字状の
    開口部を形成してなる。 (ロ)上記屋根体を支持する上記梁はその基端部の両側
    面に補強体を取付けてなる。 (ハ)上記補強体は略平板状に形成すると共にその適所
    に厚肉部を形成してなる。 (ニ)上記梁はその基端部を上記補強体を取付けた状態
    で上記支柱内側に形成した開口部に挿入してなる。 (ホ)上記梁と上記支柱は上記補強体を介した状態で連
    結金具によりその厚肉部において貫通状に連結してな
    る。 (ヘ)上記支柱の上面を傾斜状として、傾斜状に取り付
    けた上記梁の上面と略面一状としてなる。 (ト)上記補強体の上面を上記梁の上面と略面一状と
    し、上記補強体の厚肉部を上記梁の長手方向に沿って配
    置してなる。 (チ)上記梁の基端部上面に任意形状の支持具を設置し
    てなる。 (リ)上記梁の基端部上面に枠体を載置すると共に該枠
    体を上記支持具を介して上記梁に固着してなる。
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