JPH06505315A - 側溝形圧縮機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 側溝最圧縮機 本発明は請求の範囲第１項の上位概念部分に記載の側溝最圧縮機に関する。

こ種の側溝最圧縮機はドイツ連邦共和１賞用新案登録第７４１８７７６号明細書 により公知である。この圧ｌ１ｉＩＩｌではカバ一部分はランナにリベットで固 定されている。更にカバ一部分は支持リングとハブ部分との間の一部範囲にわた ってしか延びていない、このためにランチの覆われていない範囲は簡単に汚れが 付着してしまう。

本発明の課題は、冒頭に述べた形式の側溝最圧縮機を、カバ一部分がランチに比 較的簡単に取りつけられるように改良することにある。

この！１題は請求の範囲第１項の特徴部分に記載した手段によって解決される。

これによればカバ一部分の比較的簡単な組立が達成されるだけでなく、支持リン グとハブ部分との間に存在する範囲がカバ一部分によって完全に覆われることに よって、さもなければ開いているランナの中空室および凹所に汚れが堆積するこ とが避けられる。これは特に、被搬送空気が例えば繊維工業分野でしばしば問題 となるような繊維状の粒子を含んでいるような場所に側溝最圧縮機が使用される ときに有利である。

請求の範囲第２項および第３項の特徴部分は、カバ一部分の締付けが簡単に達成 されるような側溝最圧縮機の２つの実施態様を記載している。

請求の範囲第４項の特徴部分に基づ（側溝最圧縮機の実施態様では、ハブ部分を 駆動軸に固定するためにもともと必要なボルトが、締付はリングの押圧作用をも 果た（〕こいる２、従って締付は力を与えるための追加的な構造部品は不要とな る。

以下図面に示した実施例を参照Ｌ７て本発明の詳細な説明する。

第１図は駆動モータに結合されている側溝最圧縮機の断面図、第２図は円錐状に 形成された力ｌマ一部分の断面図である。

図において１は駆動モータ２に結合されている側溝最圧縮機であり、そのハウジ ングは第一ハウジング半部３と第二ハウジング半部４とから成っている。更に側 溝形圧縮機１はランナ６を有している。このランナ６は支持リング７を有し、こ の支持リング７にランナ６の搬送翼８が配置されている。支持リング７は駆動モ ータ２の導出軸５の端部上に差し込まれたハブ部分１０に壁部分９を介して結合 されている。ハブ部分１０は軸５に対し回転しないように連結されている。

壁部分９の壁厚はランナ６の軸方向幅よりも薄く決められている。更に壁部分９ は、ランナ６の片側境界壁を形成するようにランナ６の片側に配置されている。

壁部分９をこのように横方向に配置することによって、ランナ６に窪み状の凹所 １１が生ずる。

側溝形圧縮機の良好な搬送出力を得るために、回転部分と静止部分との間に存在 する間隙上に生ずる圧力損失をできるだけ小さくすることが重要である。これは 非常に狭く且つ非常に長い間隙によって達成される。

従って、壁部分９によって形成されたランナ６の一方の境界壁とこれに対して平 行に延びる第一ハウジング半部３の壁１２との間に、非常に長く狭い間隙１３が 形成されている。

壁部分９と反対側には支持リング７からハブ部分１０まで延びる板金型あるいは 合成樹脂製のカバ一部分１４が設けられている。このカバ一部分１４は円板とし て形成され、軸５の端部に差し込めるように軸孔１５を有している。カバ一部分 １４はその円周縁１６が支持リング７に形成されている周辺凹所１７の中に位置 している。軸５の端部にねし込まれたボルト１日は軸端に緩く差し込まれた締付 はリング２０に中間座金１９を介して作用する。軸端に差し込まれたカバ一部分 １４はその軸孔１５の範囲がポル）１Ｂによってハブ部分ｌＯの接触設置面２１ に対して押圧されている。

カバ一部分１４をランナ６に保持するために必要な軸方向の締付けは、カバ一部 分１４が第２図に示されているように円錐状に形成されていることによって達成 される。これによってボルト１８を締め付ける際に軸方向に作用する力が生し、 この力がカバ一部分１４の円周縁１６を支持リング７の周辺凹所１７の中に押し つける。

カバ一部分１４の周辺凹所１７の中への軸方向の押付けは、カバ一部分１４が完 全に平らに形成されている場合、ハブ部分１１０に形成されている接触支持面２ １の平面が第１図においてハブ部分ＩＯに破線で示されているように支持リング ７の周辺凹所１７の軸方向接触支持面の平面に対して後ろにずらされていること によって達成される。このように形成した場合も、ボルト１８を締め付ける際に 軸方向押圧力が発生され、この押圧力はカバ一部分１４を周辺凹所１７の中にお いてその接触設置面に接触して保持する。

ランナ６に固定されたカバ一部分１４はランナ６の他方の境界壁を形成する。

従って同様に、この境界壁とこれに対して平行に延びる第二ハウジング壁４の壁 ２２との間に長くて狭い間隙２３が形成される。このようにランナの両側に存在 する隙間１３．２３は大きな密封作用によって特色づけられる。

カバ一部分１４がランナ６の窪み状凹所１１を完全に覆っているので、この凹所 の中における汚れの堆積も防止される。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．圧縮機のハウジング中に回転可能に配置されたランナ（６）を備えた側溝形 圧縮機であって、ランナ（６）が搬送翼（８）を備えた支持リング（７）を有し 、この支持リング（７）が壁部分（９）によって駆動軸（５）上に差し込まれる ハブ部分（１０）に結合され、その壁部分（９）がランナ（６）の片側境界壁を 形成し、その軸方向厚みがランナ（６）の軸方向幅よりも小さくされており、ラ ンナ（６）の反対側境界壁が、支持リング（７）の周辺凹所（１７）の中にその 円周縁部（１６）が接触し且つ支持リング（７）とハブ部分（１０）との間の少 なくとも一部範囲にわたって延びランナに固定されている環状のカバー部分（１ ４）によって形成され、ランナ（６）の境界壁とハウジング壁（１２、２２）と の間に存在する密封間隙（１３、２３）がその全長にわたって直線的に延びてい るような側溝形圧縮機において、カバー部分（１４）が支持リング（７）とハブ 部分（１０）との間の全範囲にわたって延び、軸方向の締付けによって支持リン グ（７）およびハブ部分（１０）に接触保持されていることを特徴とする側溝形 圧縮機。
2. ２．軸孔（１５）を備えたカバー部分（１４）が完全に平らに形成され、軸（５ ）上に差し込まれ、締付け素子（２０）によってハブ部分（１０）に設けられた 接触設置面（２１）に対して保持され、その接触設置面（２１）の平面が支持リ ング（７）に設けられた凹所（１７）の平面に対して軸方向に後ろにずらされて いることを特徴とする請求の範囲第１項記載の側溝形圧縮機。
3. ３．軸孔（１５）を備えたカバー部分（１４）が円錐状に形成され、軸（５）上 に差し込まれ、且つ締付け素子（２０）によってハブ部分（１０）に設けられた 接触設置面（２１）に対して保持され、その接触設置面（２１）の平面が支持リ ング（７）に設けられた凹所（１７）の平面内に位置していることを特徴とする 請求の範囲第１項記載の側溝形圧縮機。
4. ４．締付け要素として、駆動軸（５）の端部に配置されたボルト（１８）によっ てカバー部分（１４）に押圧可能な締付けリング（２０）が設けられていること を特徴とする請求の範囲第２項又は第３項記載の側溝形圧縮機。