JPH0650484B2 - 仮想記憶計算機システムにおけるトランザクシヨン処理プログラムの動的実メモリ常駐制御方式 - Google Patents
仮想記憶計算機システムにおけるトランザクシヨン処理プログラムの動的実メモリ常駐制御方式Info
- Publication number
- JPH0650484B2 JPH0650484B2 JP61186357A JP18635786A JPH0650484B2 JP H0650484 B2 JPH0650484 B2 JP H0650484B2 JP 61186357 A JP61186357 A JP 61186357A JP 18635786 A JP18635786 A JP 18635786A JP H0650484 B2 JPH0650484 B2 JP H0650484B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、仮想計算機システム上で動作するトランザク
ション処理システムの実メモリ制御方式に関する。
ション処理システムの実メモリ制御方式に関する。
従来のトランザクション処理システムによるトランザク
ション処理プログラムの実メモリ制御は、トランザクシ
ョン処理プログラムの実行ファイルを作成する時のプロ
グラムリンク情報に基づいてトランザクション処理を構
成するトランザクション処理プログラム列単位で、トラ
ンザクション開始終了時に一括ページロード/リリース
を行っている。この一括ページリリースは、ページ変更
退避ファイル(BS)の入出力回数を抑える効果を持つが
一括ページリリースされる範囲内にあるトランザクショ
ン処理プログラムが頻繁に使用される場合でもページリ
リースの対象となる。このため、再利用したいトランザ
クション処理プログラムが呼びだされる度にページ不在
フォルト(MPF)を契機とした実行プログラムファイル
(RU)からのロードが発生することになる。これは、一
括ページロード/リリースによる実メモリ制御では、必
ずしも性能上満足できるものではなかった。特にオンラ
イントランザクション処理システムにおいては性能上の
効果は薄い。
ション処理プログラムの実メモリ制御は、トランザクシ
ョン処理プログラムの実行ファイルを作成する時のプロ
グラムリンク情報に基づいてトランザクション処理を構
成するトランザクション処理プログラム列単位で、トラ
ンザクション開始終了時に一括ページロード/リリース
を行っている。この一括ページリリースは、ページ変更
退避ファイル(BS)の入出力回数を抑える効果を持つが
一括ページリリースされる範囲内にあるトランザクショ
ン処理プログラムが頻繁に使用される場合でもページリ
リースの対象となる。このため、再利用したいトランザ
クション処理プログラムが呼びだされる度にページ不在
フォルト(MPF)を契機とした実行プログラムファイル
(RU)からのロードが発生することになる。これは、一
括ページロード/リリースによる実メモリ制御では、必
ずしも性能上満足できるものではなかった。特にオンラ
イントランザクション処理システムにおいては性能上の
効果は薄い。
上述した従来のトランザクション処理システムにおける
一括ページロード/リリースによる実メモリ制御は実行
プログラムファイルからの物理入力、ページ変更退避フ
ァイルに対する物理入出力回数を削減する効果を持つ。
種々のトランザクションを処理するプログラムの構成は
生産性、および保守性の観点から共通化されるのが一般
的であり、トランザクション処理の流れを構成する共通
サブルーチンプログラムも、一括ページロード/リリー
スの対象範囲として指定されることになる。
一括ページロード/リリースによる実メモリ制御は実行
プログラムファイルからの物理入力、ページ変更退避フ
ァイルに対する物理入出力回数を削減する効果を持つ。
種々のトランザクションを処理するプログラムの構成は
生産性、および保守性の観点から共通化されるのが一般
的であり、トランザクション処理の流れを構成する共通
サブルーチンプログラムも、一括ページロード/リリー
スの対象範囲として指定されることになる。
これは頻繁に利用される共通サブルーチンプログラムの
動作時でもページ不在フォルトを契機とした実行プログ
ラムファイルからのプログラムロードによる物理入力が
発生するという欠点がある。特にオンライントランザク
ション処理システムではこのオーバヘッドがトランザク
ションレスポンスの遅れの大きな要因となってくる。
動作時でもページ不在フォルトを契機とした実行プログ
ラムファイルからのプログラムロードによる物理入力が
発生するという欠点がある。特にオンライントランザク
ション処理システムではこのオーバヘッドがトランザク
ションレスポンスの遅れの大きな要因となってくる。
本発明の仮想記憶計算機システムにおけるトランザクシ
ョン処理プログラムの動的実メモリ常駐制御方式は、実
行プログラム作成時のプログラムリンク情報を基に一括
ページリリースされる範囲の中でトランザクション処理
プログラムの使用頻度に応じて一括ページリリースの対
象とするトランザクション処理プログラム常駐判定手段
と、この常駐判定手段に基づきトランザクション処理プ
ログラムの一括ロードリリースをオペレーテイング.シ
ステムが有する実メモリ管理制御部に対して要求するト
ランザクション処理プログラムの常駐/非常駐要求手段
と、1プログラムあるいは複数プログラムから構成され
るプログラムの使用状況を算定するトランザクション処
理プログラム使用状況算定手段と、この算定手段の算定
結果により、使用状況が反映される実メモリ常駐判定管
理テーブル内のプログラム常駐/非常駐ステータスをオ
ンライントランザクション処理システムが有する運用コ
マンド機能により動的に変更できるトランザクション処
理プログラム常駐/非常駐変更手段とを有している。
ョン処理プログラムの動的実メモリ常駐制御方式は、実
行プログラム作成時のプログラムリンク情報を基に一括
ページリリースされる範囲の中でトランザクション処理
プログラムの使用頻度に応じて一括ページリリースの対
象とするトランザクション処理プログラム常駐判定手段
と、この常駐判定手段に基づきトランザクション処理プ
ログラムの一括ロードリリースをオペレーテイング.シ
ステムが有する実メモリ管理制御部に対して要求するト
ランザクション処理プログラムの常駐/非常駐要求手段
と、1プログラムあるいは複数プログラムから構成され
るプログラムの使用状況を算定するトランザクション処
理プログラム使用状況算定手段と、この算定手段の算定
結果により、使用状況が反映される実メモリ常駐判定管
理テーブル内のプログラム常駐/非常駐ステータスをオ
ンライントランザクション処理システムが有する運用コ
マンド機能により動的に変更できるトランザクション処
理プログラム常駐/非常駐変更手段とを有している。
次に本発明について図面を参照して詳細に説明する。第
1図を参照すると、本発明の一実施例はトランザクショ
ン処理プログラム常駐判定手段1、トランザクション処
理プログラム常駐/非常駐要求手段2、トランザクショ
ン処理プログラム使用状況算定手段3、トランザクショ
ン処理プログラム常駐/非常駐変更手段4、実メモリ管
理制御部5、実行プログラムファイル(RU)6、変更ペ
ージ退避ファイル(BS)7、実行プログラムファイルリ
ンク情報テーブル8、実メモリ常駐判定管理テーーブル
9、トランザクション処理プログラム移行制御部10、
トランザクション処理プログラム実行部11、通信処理
制御部12、および入力手段13から構成されている。
1図を参照すると、本発明の一実施例はトランザクショ
ン処理プログラム常駐判定手段1、トランザクション処
理プログラム常駐/非常駐要求手段2、トランザクショ
ン処理プログラム使用状況算定手段3、トランザクショ
ン処理プログラム常駐/非常駐変更手段4、実メモリ管
理制御部5、実行プログラムファイル(RU)6、変更ペ
ージ退避ファイル(BS)7、実行プログラムファイルリ
ンク情報テーブル8、実メモリ常駐判定管理テーーブル
9、トランザクション処理プログラム移行制御部10、
トランザクション処理プログラム実行部11、通信処理
制御部12、および入力手段13から構成されている。
次に本発明の動作について図面を参照して説明する。ト
ランザクション処理を構成するトランザクション処理プ
ログラム列内の先頭トランザクションプログラムに対応
するトランザクション識別子を入力手段13から通信処
理制御部12を介して入力したトランザクション処理
は、実メモリ常駐判定テーブルの内容と実行プログラム
ファイルリンク情報テーブルの内容とを基にこのトラン
ザクション識別子と対応するトランザクション処理プロ
グラム列のセグメントを一括ページロード/リリースす
る範囲を判定するトランザクション処理プログラム常駐
判定手段1に制御が渡される。第2図を参照すると、ト
ランザクション処理プログラム常駐判定手段1はステッ
プ2−1でトランザクションの動作状況を判定する。ス
テップ2−1で既にトランザクションが動作している状
況にあると判定されれば判定手段1はステップ2−2で
直前に動作していたトランザクション処理プログラム列
のセグメント範囲を示すセグメント記述子をトランザク
ション処理プロセス固有の領域から取り出す。さらに、
判定手段1はステップ2−3で第1図のトランザクショ
ン処理プログラム使用状況算定手段3またはトランザク
ションプログラム常駐/非常駐変更手段4によってトラ
ンザクション処理プログラムの常駐/非常駐かが反映さ
れた実メモリ常駐管理判定テーブル9からページリリー
スされる範囲内に含まれるトランザクション処理プログ
ラムが有るか否かを判定する。この判定ステップ2−3
常駐指定が有ると判定されれば、判定手段1はステップ
2−4でこのトランザクション処理プログラムセグメン
トを除いた一括ページリリースすべきセグメント記述子
リストを作成する。次にステップ2−5でこのセグメン
トリストの記述子を当トランザクション処理プロセスの
固有領域に設定する。もし、判定ステップ2−3で常駐
指定が無いと判定されれば、直前で走行したトランザク
ション処理プログラム列のセグメント記述子がそのまま
トランザクション処理プログラム常駐/非常駐要求手段
2で一括ページリリースの対象となる。次に判定手段1
はステップ2−6で現在走行すべきトランザクション処
理プログラム列を一括ロードするセグメント記述子を現
在のトランザクション処理プロセスの固有領域に設定
し、ステップ2−7でトランザクション処理プログラム
常駐/非常駐要求手段2を起動する。第3図を参照する
と第1図のトランザクション処理プログラム常駐/非常
駐要求手段2ではステップ3−1で一括ページロード/
リリースすべきセグメント記述子リストが取り出され、
判定ステップ3−2、このセグメント記述子がページリ
リース用かページロード用かが判別される。判定ステッ
プ3−2でページロード要求と判定されればステップ3
−4で一括ページロード要求が、またステップ3−3で
ページリリース要求がオペレーティング.システムの持
つ実メモリ管理制御部5に対して行われる。なお、ペー
ジリリース要求の場合はセグメントの最終までページリ
リースが行われる。
ランザクション処理を構成するトランザクション処理プ
ログラム列内の先頭トランザクションプログラムに対応
するトランザクション識別子を入力手段13から通信処
理制御部12を介して入力したトランザクション処理
は、実メモリ常駐判定テーブルの内容と実行プログラム
ファイルリンク情報テーブルの内容とを基にこのトラン
ザクション識別子と対応するトランザクション処理プロ
グラム列のセグメントを一括ページロード/リリースす
る範囲を判定するトランザクション処理プログラム常駐
判定手段1に制御が渡される。第2図を参照すると、ト
ランザクション処理プログラム常駐判定手段1はステッ
プ2−1でトランザクションの動作状況を判定する。ス
テップ2−1で既にトランザクションが動作している状
況にあると判定されれば判定手段1はステップ2−2で
直前に動作していたトランザクション処理プログラム列
のセグメント範囲を示すセグメント記述子をトランザク
ション処理プロセス固有の領域から取り出す。さらに、
判定手段1はステップ2−3で第1図のトランザクショ
ン処理プログラム使用状況算定手段3またはトランザク
ションプログラム常駐/非常駐変更手段4によってトラ
ンザクション処理プログラムの常駐/非常駐かが反映さ
れた実メモリ常駐管理判定テーブル9からページリリー
スされる範囲内に含まれるトランザクション処理プログ
ラムが有るか否かを判定する。この判定ステップ2−3
常駐指定が有ると判定されれば、判定手段1はステップ
2−4でこのトランザクション処理プログラムセグメン
トを除いた一括ページリリースすべきセグメント記述子
リストを作成する。次にステップ2−5でこのセグメン
トリストの記述子を当トランザクション処理プロセスの
固有領域に設定する。もし、判定ステップ2−3で常駐
指定が無いと判定されれば、直前で走行したトランザク
ション処理プログラム列のセグメント記述子がそのまま
トランザクション処理プログラム常駐/非常駐要求手段
2で一括ページリリースの対象となる。次に判定手段1
はステップ2−6で現在走行すべきトランザクション処
理プログラム列を一括ロードするセグメント記述子を現
在のトランザクション処理プロセスの固有領域に設定
し、ステップ2−7でトランザクション処理プログラム
常駐/非常駐要求手段2を起動する。第3図を参照する
と第1図のトランザクション処理プログラム常駐/非常
駐要求手段2ではステップ3−1で一括ページロード/
リリースすべきセグメント記述子リストが取り出され、
判定ステップ3−2、このセグメント記述子がページリ
リース用かページロード用かが判別される。判定ステッ
プ3−2でページロード要求と判定されればステップ3
−4で一括ページロード要求が、またステップ3−3で
ページリリース要求がオペレーティング.システムの持
つ実メモリ管理制御部5に対して行われる。なお、ペー
ジリリース要求の場合はセグメントの最終までページリ
リースが行われる。
次に、トランザクション処理プログラムへの開始がトラ
ンザクション処理プログラム移行制御部10によって行
われ、この移行時に、現在のトランザクション処理プロ
セス上でどのトランザクション処理プログラムが頻繁に
動作するかの情報収集および再利用性の高いプログラム
の常駐を選択するトランザクション処理プログラム使用
状況算定手段3が起動される。
ンザクション処理プログラム移行制御部10によって行
われ、この移行時に、現在のトランザクション処理プロ
セス上でどのトランザクション処理プログラムが頻繁に
動作するかの情報収集および再利用性の高いプログラム
の常駐を選択するトランザクション処理プログラム使用
状況算定手段3が起動される。
第4図を参照すると、第1図のトランザクション処理プ
ログラム使用状況算定手段3では、ステップ4−1で今
処理されるトランザクション処理プログラム名が実行プ
ログラムファイルリンク情報テーブル8から取得され
る。さらに、ステップ4−2で現在のトランザクション
処理プログラムの使用回数および再利用されるまでの時
間間隔が第1図の実メモリ常駐判定テーブル9に設定さ
れる。次に、ステップ4−3でトランザクション処理プ
ログラムの使用回数が予めトランザクション処理システ
ムのシステム生成時に与えられた規定使用回数と比較さ
れ使用回数が規定回数よりも多いときには、現在のトラ
ンザクション処理プログラムの再利用間隔と規定利用間
隔が比較される。ステップ4−3で使用回数が規定値を
越え、かつ再利用間隔が小さい場合には、次のトランザ
クション処理プログラムが現在のトランザクション処理
プロセスで動作する前の一括ページリリースの対象から
外す指示が第1図の実メモリ常駐判定管理テーブル9に
ステップ4−4で設定される。また、実メモリ常駐判定
管理テーブル9の内容は、オンライントランザクション
処理システムが有する運用コマンドにより起動されるト
ランザクション処理プログラム常駐/非常駐変更手段4
により動的に変更される。
ログラム使用状況算定手段3では、ステップ4−1で今
処理されるトランザクション処理プログラム名が実行プ
ログラムファイルリンク情報テーブル8から取得され
る。さらに、ステップ4−2で現在のトランザクション
処理プログラムの使用回数および再利用されるまでの時
間間隔が第1図の実メモリ常駐判定テーブル9に設定さ
れる。次に、ステップ4−3でトランザクション処理プ
ログラムの使用回数が予めトランザクション処理システ
ムのシステム生成時に与えられた規定使用回数と比較さ
れ使用回数が規定回数よりも多いときには、現在のトラ
ンザクション処理プログラムの再利用間隔と規定利用間
隔が比較される。ステップ4−3で使用回数が規定値を
越え、かつ再利用間隔が小さい場合には、次のトランザ
クション処理プログラムが現在のトランザクション処理
プロセスで動作する前の一括ページリリースの対象から
外す指示が第1図の実メモリ常駐判定管理テーブル9に
ステップ4−4で設定される。また、実メモリ常駐判定
管理テーブル9の内容は、オンライントランザクション
処理システムが有する運用コマンドにより起動されるト
ランザクション処理プログラム常駐/非常駐変更手段4
により動的に変更される。
第5図を参照すると、第1図のトランザクション処理プ
ログラム常駐/非常駐変更手段4はまず、トランザクシ
ョン処理プログラム名をステップ5−1でチックし不正
でなければ、運用コマンドによって入力されたトランザ
クション処理プログラム名をキーとして、実メモリ常駐
判定管理テーブル9内の同一プログラムと対応する位置
へ変更状態を設定(5−2)する。不正であれば、ステ
ップ5−3で拒否メッセージが通信処理制御部12を介
してコマンド入力基である入力手段1に返す。
ログラム常駐/非常駐変更手段4はまず、トランザクシ
ョン処理プログラム名をステップ5−1でチックし不正
でなければ、運用コマンドによって入力されたトランザ
クション処理プログラム名をキーとして、実メモリ常駐
判定管理テーブル9内の同一プログラムと対応する位置
へ変更状態を設定(5−2)する。不正であれば、ステ
ップ5−3で拒否メッセージが通信処理制御部12を介
してコマンド入力基である入力手段1に返す。
本発明には、トランザクション処理プログラム実行段階
でトランザクション処理プログラムの使用頻度を算定す
るトランザクション処理プログラム使用状況算定手段
と、このトランザクション処理プログラム使用状況算定
手段によりトランザクション処理プログラムの使用頻度
が反映される実メモリ常駐判定管理テーブルの内容とト
ランザクション処理プログラム作成時のプログラムリン
ク情報テーブル内容とを基に、使用頻度の高いトランザ
クション処理プログラムをプログラムリンク情報に従っ
てトランザクション処理プログラム列単位で一括ページ
リリースする対象から外し、トランザクション処理プロ
グラムの効果的な再利用を高めるトランザクション処理
プログラム常駐判定手段と、前記トランザクション処理
プログラム常駐判定手段に従い、実メモリ管理制御部へ
実メモリの常駐/非常駐の範囲を要求するトランザクシ
ョン処理プログラム常駐/非常駐要求手段と、メモリ常
駐判定管理テーブルのプログラム常駐/非常駐ステータ
スをオンライントランザクション処理プログラムが有す
る運用コマンド機能により動的に変更できるトランザク
ション処理プログラム常駐/非常駐変更手段とを有して
いることから、トランザクション実行過程で発生するペ
ージ不在フォルトMPFを契機にした実行プログラムファ
イルRU6からの物理入力、場合によっては変更ページ退
避ファイルBS7に対する物理入出力によるオーバヘッド
を抑え、オンライントランザクション処理プログラムの
応答時間を短縮できるという効果がある。
でトランザクション処理プログラムの使用頻度を算定す
るトランザクション処理プログラム使用状況算定手段
と、このトランザクション処理プログラム使用状況算定
手段によりトランザクション処理プログラムの使用頻度
が反映される実メモリ常駐判定管理テーブルの内容とト
ランザクション処理プログラム作成時のプログラムリン
ク情報テーブル内容とを基に、使用頻度の高いトランザ
クション処理プログラムをプログラムリンク情報に従っ
てトランザクション処理プログラム列単位で一括ページ
リリースする対象から外し、トランザクション処理プロ
グラムの効果的な再利用を高めるトランザクション処理
プログラム常駐判定手段と、前記トランザクション処理
プログラム常駐判定手段に従い、実メモリ管理制御部へ
実メモリの常駐/非常駐の範囲を要求するトランザクシ
ョン処理プログラム常駐/非常駐要求手段と、メモリ常
駐判定管理テーブルのプログラム常駐/非常駐ステータ
スをオンライントランザクション処理プログラムが有す
る運用コマンド機能により動的に変更できるトランザク
ション処理プログラム常駐/非常駐変更手段とを有して
いることから、トランザクション実行過程で発生するペ
ージ不在フォルトMPFを契機にした実行プログラムファ
イルRU6からの物理入力、場合によっては変更ページ退
避ファイルBS7に対する物理入出力によるオーバヘッド
を抑え、オンライントランザクション処理プログラムの
応答時間を短縮できるという効果がある。
また、一括ページロード/リリースの対象となるトラン
ザクション処理プログラム列の組み合わせを考える場
合、共通のトランザクション処理プログラムをそれぞれ
のトランザクション処理プログラムの中にリンクするこ
とがなくなるためプログラムファイルの規模を小さくす
ることができるという効果もある。
ザクション処理プログラム列の組み合わせを考える場
合、共通のトランザクション処理プログラムをそれぞれ
のトランザクション処理プログラムの中にリンクするこ
とがなくなるためプログラムファイルの規模を小さくす
ることができるという効果もある。
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図は第1図中
のトランザクション処理プログラム常駐判定手段1の構
成を示す図、第3図は第1図中のトランザクション処理
プログラム常駐/非常駐要求手段の構成を示す図、第4
図は第1図中のトランザクション処理プログラム使用状
況算定手段の構成を示す図、第5図は第1図中のトラン
ザクション処理プログラム常駐/非常駐変更手段の構成
を示す図、および第6図は前記手段群で使用されるテー
ブルの詳細を示す図である。 第1図において、 1……トランザクション処理プログラム常駐判定手段、
2……トランザクション処理プログラム常駐/非常駐要
求手段、3……トランザクション処理プログラム使用状
況算定手段、4……トランザクション処理プログラム常
駐/非常駐変更手段、5……実メモリ管理制御部、6…
…実行プログラムファイル(RU)、7……変更ページ退
避ファイル(BS)、8……実行プログラムファイルリン
ク情報テーブル、9……実メモリ常駐判定管理テーブ
ル、10……トランザクション処理プログラム移行制御
部、11……トランザクション処理プログラム実行、1
2……通信処理制御部、13……入力手段。
のトランザクション処理プログラム常駐判定手段1の構
成を示す図、第3図は第1図中のトランザクション処理
プログラム常駐/非常駐要求手段の構成を示す図、第4
図は第1図中のトランザクション処理プログラム使用状
況算定手段の構成を示す図、第5図は第1図中のトラン
ザクション処理プログラム常駐/非常駐変更手段の構成
を示す図、および第6図は前記手段群で使用されるテー
ブルの詳細を示す図である。 第1図において、 1……トランザクション処理プログラム常駐判定手段、
2……トランザクション処理プログラム常駐/非常駐要
求手段、3……トランザクション処理プログラム使用状
況算定手段、4……トランザクション処理プログラム常
駐/非常駐変更手段、5……実メモリ管理制御部、6…
…実行プログラムファイル(RU)、7……変更ページ退
避ファイル(BS)、8……実行プログラムファイルリン
ク情報テーブル、9……実メモリ常駐判定管理テーブ
ル、10……トランザクション処理プログラム移行制御
部、11……トランザクション処理プログラム実行、1
2……通信処理制御部、13……入力手段。
Claims (1)
- 【請求項1】仮想記憶計算機上で動作するトランザクシ
ョンの実行をトランザクション処理プログラム列単位で
一括ページロード/リリースするトランザクション処理
システムにおいて、トランザクション実行プログラムフ
ァイルの作成時に作成される実行プログラムファイルリ
ンク情報テーブルに従い一括ページリリースされる範囲
の中でトランザクションプログラムの使用頻度に応じて
一括ページリリースの対象外とするトランザクション処
理プログラム常駐判定手段と、 このトランザクション処理プログラム常駐判定手段の判
定結果に基づきトランザクション処理プログラムの常駐
/非常駐をオペレーティング.システムが有する実メモ
リ管理制御部に対し要求するトランザクション処理プロ
グラム常駐/非常駐要求手段と、1プログラムあるいは
複数プログラムから構成されるトランザクション処理移
行制御の開始時点で実行プログラムファイルリンク情報
テーブルの内容に基いて複数階層からなるトランザクシ
ョン処理プログラム単位の使用状況を算定するトランザ
クション処理プログラム使用状況算定手段と、この算定
手段の算定結果により使用状況が反映される実メモリ常
駐判定管理テーブル内のプログラム常駐/非常駐ステー
タスをオンライントランザクション処理システムが有す
る運用コマンド機能により動的に変更できるトランザク
ション処理プログラム常駐/非常駐変更手段とを含むこ
とを特徴とする仮想記憶計算機システムにおけるトラン
ザクション処理プログラムの動的実メモリ常駐制御方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61186357A JPH0650484B2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | 仮想記憶計算機システムにおけるトランザクシヨン処理プログラムの動的実メモリ常駐制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61186357A JPH0650484B2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | 仮想記憶計算機システムにおけるトランザクシヨン処理プログラムの動的実メモリ常駐制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6341956A JPS6341956A (ja) | 1988-02-23 |
JPH0650484B2 true JPH0650484B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=16186950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61186357A Expired - Lifetime JPH0650484B2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | 仮想記憶計算機システムにおけるトランザクシヨン処理プログラムの動的実メモリ常駐制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650484B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4479790B2 (ja) | 2007-12-27 | 2010-06-09 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置 |
-
1986
- 1986-08-08 JP JP61186357A patent/JPH0650484B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6341956A (ja) | 1988-02-23 |
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