JPH06503949A - 新規インシュリン様成長因子結合タンパク質igfbp―5 - Google Patents

新規インシュリン様成長因子結合タンパク質igfbp―5

Info

Publication number
JPH06503949A
JPH06503949A JP3516662A JP51666291A JPH06503949A JP H06503949 A JPH06503949 A JP H06503949A JP 3516662 A JP3516662 A JP 3516662A JP 51666291 A JP51666291 A JP 51666291A JP H06503949 A JPH06503949 A JP H06503949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protein
sequence
binding
igfbp
igf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3516662A
Other languages
English (en)
Inventor
キーファー,マイケル シー.
マシアーツ,フランク
ツァフ,ユルゲン ヨハン レオポルド
ボーン,ウォルター ハンス
Original Assignee
カイロン コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カイロン コーポレイション filed Critical カイロン コーポレイション
Publication of JPH06503949A publication Critical patent/JPH06503949A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • C07K16/18Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/46Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates
    • C07K14/47Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates from mammals
    • C07K14/4701Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates from mammals not used
    • C07K14/4743Insulin-like growth factor binding protein
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新規イン/ニリン様成 因 結合タンパクJ IGFBP−5本願は、1990 年8月28日に出願された米国特許第077574.613号(代理人参照番号 : CHIR−007100US)の分割出願である。
遣■ 1豆ユ立里 本発明は、精製された天然のタンパク質および組換え遺伝子手法によって製造さ れる対応するタンパク質に関し、特に、イン/ニリン様成長因子結合タンパク質 から誘導されるこのようなタンパク質および遺伝エレメント、ならびに上記タン パク質および遺伝エレメントを用いる方法および組成物に関する。
イン/ニリン様成長因子(IGFs)は、プロインンユlJ7と構造か相同の低 分子量のポリペプチドホルモンである。2種類の異なるIGFs、すなわちIG F−1とIGF−IIが知られており、組織培養中の広範囲の細胞に対して、イ ンビトロで細胞分裂促進作用を有する。どちらのIGFsも、インビトロで種々 の組織の成長を刺激し、特に、これらはフラーケンの合成を誘導する。IGF− Iは、軟骨形成時および骨形成時に成長ホルモンの成長促進作用を媒介するので 個体の正常な成長に必須のものである。ピグミーおよびトイブードル犬にはIG F−1が不足しているか、成長ホルモンの血清中a度は正常であることから、上 記のことが実証されている。IGF−IIは、胎児の発育と神経の成長に重要な 役割を演じていると考えられている。
これらの因子は、骨格組織に対する主な作用に加えて、他の組織に対しての成長 刺激機能ら示す。創傷の繊維芽細胞は、創傷の治癒に通常必要な構造タンパク質 であるフラーケンを増殖および合成するために、繊維芽細胞を刺激するのに有効 なIGFsを産生ずることが知られている。創傷組織の血管新生も誘発される。
ざらに[GFsは、造血を誘発する、エリトロポイエチン様活性を有しているこ とも見比されている。
また最近の研究は、ある種の癌細胞、例えば乳癌および腎臓癌の細胞が産生ずる IGFsは、癌細胞の増殖、および癌組織の増殖を維持するのに必要な血管組織 と繊維組織の増殖を自己刺激することを実証している。
これに加えて、両IGFsは、特に、グル;−スの輸送と代謝を刺激する、イン /ニリンと類似の代謝活性スペクトルを示す。IGFsトイン/ニリンの生物学 的作用は、これらが特定のレセプターに結合することによって媒介される。特に 、両IGFsは、イン/ニリンより約100倍低い親和性でイン/ニリンのレセ プターと結合する性能をもっている。
両IGFsは血中a度かイン/ニリンより約1oo倍高い。低血糖症は、血液中 に存在してIGFsと複合体を形成し得る輸送タンパク質を含む調節機構で防止 される。このようにしてIGFsは、イ/ン、 IJノン様性を有しない複合体 の形態で血液中を循環する。IGFと輸送タンパク質(以降IGF結合タンパク 質またはIGFBPsと呼ぶ)の結合によって、IGFsが細胞表面のレセプタ ーに結合することが阻害される。IGF結合タンパク質の他の機能として、IG Fsの短い半減期を延ばすことも実証されている。
IGFsは遊離の形態で血液中に存在していると迅速にタンパク分解されるから である。
上記のことから、IGFsは、インビトロで、a)成長ホルモン不足の動物とヒ トの成長、b)赤血球生成および軟骨形成のような組織の再生、C)創傷の治癒 、およびd)肝臓もしくは腎臓のような各種の器官の機能を、刺激するのに有用 であり得る。
その軟骨形成刺激活性のために、IGFsは、例えば骨粗しよう症の治療の際、 骨を形成させるため使用するのに特に適している。上記の治療に用いるIGFs は、少なくとも1つのIGF結合タンパク質とともに患者に投与するのか有利で ある。IGF単独の投与よりも、上記の組合せの投与の方が、低血糖症および注 射部位に起こり得る細胞分裂促進作用の防止、ならひにIGFの半減期の延長を 含む有益な作用を有する。さらに、結合タンパク質はIGF−1のエリトロボイ エチン様作用を高めるのにも有用であることが見出された。またその結合タンパ ク質は、IGFsに特定の組織を標的つけるのにも有用てあり得る。
また結合タンパク質は、それだけを、すなわちIGFなしで投与すると、ある種 の癌細胞、例えば、乳癌もしくは腎臓癌の細胞のようなホルモン産生癌細胞か遊 離IGFsを分泌する場合のように、IGFsが過剰に産生される場合に起こる ような、IGFsの副作用を阻害するのに治療上有用であり得る。IGF結合結 合タンパ色質る治療によって、糖尿病性の増殖性網膜症の二次作用としての失明 も防止することかできる。実際に、IGFs力収糖尿病性網膜症において、内皮 および繊維芽細胞の増殖を刺激する因子の1っであることか見出されている。
IGFBPsの他の治療用途は、IGF結合結合タンパ色質足している患者の過 剰の成長の制御である。なぜなら、高レベルのIGFが異常に低いレベルの結合 タンパク質と組み合わされると、過剰成長の原因となるよってあるからである。
近年、大きさおよび他の特性が異なる、ICF結合タンパク質の3つの主な種が 、げっ歯動物およびヒトの血清中に検出された。
最初に発見された結合タンパク質は、現在IGFBP−3と呼ばれているが、い くつかのサブユニットで構成された、約150Kdの糖タノバク質である。その 生成は、2番目に発見された比較的小さなIGF結合結合タンパ色質なり、成長 ホルモン依存性である。
二番目に発見された結合タンパク質は、現在IGFB−1と呼ばれているが、ヒ トとう、ト中に存在し、分子量か約30〜40Kdである。ヒ) IGFBP− 1は、次のような各種の起源からすてに精製されている。すなわちその起源には 、羊水(Povoa、Gら、Eur、 J、 Biochem、144巻、19 9頁、1984年:したかって羊水結合タンパク質とも呼ばれる)、胎盤(Ko istenen、 R,ら、End。
crinology、 118巻、1375頁、1986年)、および肝癌G2 細胞の馴化培地(Powell、 D、 R,ら、J、 Chromatogr 、 、 420巻、163頁、1987年)が含まれる。はじめの2つの結合タ ンパク質は、ソノアミノ酸の組成とN末端アミノ酸の配列が決定され、同等であ るかまたは少な(とも非常に似ていることが分かっている。肝癌G2細胞から単 離されたIGF結合結合タンパ色質ee、Y、L、ら、Mo1. Endocr inol、 、 2(5)@、404頁、1988年)と、胎盤cDNAライブ ラリーからクローン化された+GF結合タンパク質(Brinkman、 A、 ら、The EMBOJournal、7(8)巻、2417頁、1988年) とを比較すると99%の相同性を示している。さらに、これらの2つのアミノ酸 配列は、cDNAライブラリーがコードするIGF結合結合タンパ色質4%の相 同性を示している(Brewer、 M、T、ら、BiochBiophys、  Res、 Cow、 、 152(3)巻、1289頁、1988年)。
ウェスタンプロット法及び[11251−IGFによる親和性襟識によって、血 清中に存在する2つの主なIGF結合結合タンパ色質態に加えて、いくつかの他 のIGF結合結合タンパ色質異なるヒト組織抽出物と細胞培養培地中で同定され ている。これらのタンパク質の分子量は、15〜150Kdの範囲にあり、これ らのタンパク質のいくつかは、より大きなIGF結合結合タンパ色質ンパク質分 解反応によって生成するようである。特にヒト血清から精製された53KdのI GF結合結合タンパ色質150−KdのIGFBP−1のサブユニ、トとして表 される( Baxter、 R,C,Biochem、 Biophys、 R es、 Com、 、 139 (3)巻、1256頁、1966年)。
また池の、IGF結合タンパク質の形態かうy h BRL−3A細胞の馴化培 地にも見出されたが、その分子量は約33〜36Kdである。
ラットBRL−3A結合タンパク質のアミノ末端タンノ<り質配列の一部が決定 されている(Mottolla、 Cら、Biol、 Chem、 、 281 巻、11180頁、1986年; Lyons、 R,M、 、Sm1th G 、 L、 、 Mo1. Cel 1. Endocrinol、 45巻、2 63頁、1986年)。ラットとヒトの末端配列が示す33%の相同度は、それ ぞれの結合タン/ XTり質を同等物とみなすことができるはと充分に高くない 。
加えて、現在IGFBP−2と呼ばれ、BRL−3A結合タン/ sjり質に関 連しているIGFBPも見出されており、そのアミノ酸配列は充分に確認、され ている。IGFBP−2のアミノ酸配列は、その前に知られれている結合タンパ ク質のアミノ酸配列とは、はっきりと具なっている。
いくつかの異なるIGF結合結合タンク質か存在しているということは、これら のタンパク質か異なる機能を持っていることを示している。現在知られている結 合タン/ぐり質を用いて、疾売の状懸を診断し、IGFsの生物学的活性を種々 の異なる方法で変えることができるので、異なる生物学的特性を宵する別のIG F結合結合タンパ色質見することには重大な興味がもたれている。
(以下余白) 間」シ【肱 工、Daughaday、 W、M、 、 h−iVゝFtocweLn、 P 、 (1989) EndocrineReviews 10,68−91゜ 2、 N15sley、 S、P、/ h−#V″Reehler、 M、M、 (1984]。
3、 Cohan、K、L、、4.pv’N15sley、S、P、(1976 ) 入cza Endoc=。
(社り、)83,243−258゜ Hasle=、 1i、、 Binz、 x、、 Gulc=r、 H−P、、 Schml、 C−、H1pv’Froesch、E、R,(1989)Pro c、 Natl、Acad、Sci、USλ86.3813−38)7゜ 8、 Schmid、 Ch、 Ern5=:、 K、、 Zapf、 J、、  N零ゝrrossch、 E、R。
104゜ Acad、Sci、σS入 86. 6898−6902゜17、Zapf、  J、、 Schmid、 Ch、、 Guler、 H,P、、 Wa工dvo gel、 K−rHauri、 Ch、、 Fut+o、 E、、 Ho5sa nlopp、 p、、 B!+noux、 14.。
and Froesch、 E、R,’1990) J、 C工in、工nva sz、 HqkS丁18.14artj−n、J、L、、hJv”Baxter 、R,C,(1986):、Biol。
Charn、261. 8754−8760゜19、zapf、 J、、 Bo rn、 w、、 Chang、 J、−Y、、 J&m@S P、。
Froesch、 !:、R−t %pV”f;J−5Ch@rr J、λ、  [198B] Biochem。
Biophys−Res、 Comm、 156.111117−1194゜2 0、 Ni1son、B、L、、 iF1/’BroWn、L、R−(1984 ) Anal。
Biocham、141,311−315゜21、)Iogsanlopp、P 、、5eurin、D、、Segovia−Quinson、B、。
Haj−dOuin、S−t J’+’!VBinOuX、M−(19861A nal、Biocham。
154.13fl−143゜ 22、Zapf、 J、t waxze=l Hlr h4y’ Froesc h、 E、R,(19811J。
C1j−n、工nv*sz、68/ 1321−1330゜23、mzsuaa =a、p、(1987)J、!1io1.Chsw、262,10035−10 038+ 24、Yuen、 S、W、、 Chui、λ、H,,Wilson、 K、J 、、朴1y’Yuan。
P、M、(1988) λpplied Biosyszemjz User  Bulletin No。
36、 ニー17゜ 25、Hunkaphllar、 x、w、、 He!WLCk、 1.M−、 Drsyar、 W、J−t HP’Hood、L−E、(1983)Maeh ods in Enzymology 91,399−413゜ 2g、Friedman、 M−、シ11工t L”、t hip Ch”13 −nsr J−F−(191301J、Biol、Cham、245,3868 −3871゜27、Chirgwin、J、M、、Pr=byLa、λ、E−, MacDonald、 R,J、。
WJ17’RutEer、 W、J、(1979) Biochamλ5try  18.5294−5299゜ 2つ、入viv、H,、h−+v<’Lader、P、(1972) Proc 、Natl、入cad。
Sci、USA 69,14011−1412゜30、絢m1atis、 T− 、Fr1tsch、 EJ、、 h−Flr:’5axbxook、 J。
(19821Mo1ecular Cloning、a Laborazory  Manual(Cold Spring Harbor Lab、Co1d  Spring Harbor、NY)。
31、n1nkert、 c、、 Land通hr、 lj+y k5Aq1  J−L、、 Schwander。
J、、 うよびHainrich G、(lり日9) E)1BOJourna l B、2497−2502゜ 32、ルぼgot、J、B−t BinJcert/ C,l ルu了j J、 −L、、Landwehr。
J−、He1nrich、 G、、 h(L’Schwandet、 J、(1 989)Molecular Endocrinology 3,1053−4 060゜33、Okayam&、 H,、hl/”Berg、 P、 (198 3) MQl、 thd Ce41゜Biol−3,280−289゜ 34、A−zffo、λ−thFVゝ5eed、 B、[1987) Proc 、 Natl、 Aead−Sc上、USA 84,8573−8577゜35 、Pfeiffe=、 B−H,、δ′tt/′2immerman、 S、B 、 (1983) Nuc工、λC1ds Rag、11. 7853−787 1゜36、 Banzon、W、D、、 h−#t;’Davis、R1,w、  (197−、) 5cience 196゜19Q−777 31、Yan:Lsen−Per=on、C−、VLeLJ:&、:、t 5F 7’aagsing、;。
?1:OC,Naz二、 λCJ1(i、SCi tls入 74. 54fi 3−5467゜39、T;5ax=、P、;、、Tjhayer、λ、M、、L aybou−b P、、Naja=ian。
R,(、、5ee上a、F、、柵v”Tolan、D、(1986)Boedz kar、x、(197)) 3工ochemLs;;y 16. 4743−4 751゜41、 Thomas、P、(L980) ProC,Nazl、Ac ad、Sci、USA 77゜520ニー5205゜ 42、Fainmarg、人、p、l h−JV”VogelS:sin、 B 、(19841kx−1゜Biocnam、137,266−257゜43、  LJLrOn+ =−(19741工Sニー J−M@C1−5Ci−Lot  L247−,253−44、BaエエjLr(i、J、、Baxtaz、R,c 、l Bi、noux、M、、C工eMOns。
DL、Drop、s、、H&工1.1!、、、 HLrr==、 R,L、、R ec)’を工e=。
M、X、、Ruzanar−、E、、h−)v’schwande=、J−;、 (L9891 λc=aEndoc=、(Kbh、) (Kbh、) 二21, 75L−7三二。
45、Roghani、?−、、Hosgan工0ppr P 、r Lepa ga、 P 、 r Ba1Lanci。
人、r 6J−レ’Bj−noux、a、(lり89) !’EBS La=z ers 2551 253−258゜ 46、y、ar=in、 j、L、、 WL′、工ac=s、 r、E、 、  j)−#V’1aaxt=er、 R,C。
(L9901 :、Biol、、Chea、265. 4124−4’=30゜ 47、 Ruosian==l =、、’7−’υ”Pxerschbache r、M、D、(L987)Science 238,491−49748、○b ara+ =、、 Chang、 y−s−r J7AV’Yamada、 L M、(19B81Ce上A 53. 649−657゜ :、 Biol、 Chem、 261. L工[]0−41[]8゜C,B、 、%−KV RecMe=、M、M、(L989) 、7. Biol、Che m、264゜514B−5154゜ 5二、入ユbis=on、λムL、6−p&ゝλ、C,War工ngtロn ( L990) Biociem。
Res、 Commun、L57. 718−726゜Biocham、’ B iophys、 Ras、 Co−un、 141.263−270゜54−  Lead Y、L−r KLnT−Zr RlL−r JaJJ1@S2P−M 、r −@p P−D−に−tShivley、 J−E−r h−JV”P” ”工L D、R,(19881Mo1ecu工ArF、ndocrinolog y 2. 404−41゜55゜ Brawar、 M、T、、 5t−ste er、 G、L−、5quires、 Ch、H,。
Thompson、 R−C,、Busby、 W、H,、h−)V”C工G! 1tmOnS、 D、R。
(198B) Biocham、Biophys、Re5− Commun、1 52. 1289−1297゜ 56、Brin)cman、λ、、 Groffah、 C,、Kortlgv e、 D、J、、 VanKegsal 、人、G、、 h−)V’Drop、  S、L、S、 (198B) EICBOJournal7.2417−24 23゜ 57、 Jullcunen、K、、Koistinen、R,、λalzo− 5eta工a、M、。
Janne、 O,λ、、 i7.#tKonzula、 X、 (1988)  FEBBS Letters236.295−301 58、Lut、hman、 H,、Sodarling−Barros、 J、 、 Persson、 B、。
E*gbarg、 C,、5uerrx、工、、 Lake、 M、、 Fra nzen、 S、−入、。
工s=ae1gson、M、、Radan、B、、Lj−ndgran、B’、 。
Hjelmqvisz、L−、I!narbacに、S、、Carlsson、 P、。
Bjurseエエ、G、、POVOJL、G、、Haよl、K、、5Qp” J  ;nval工。
BayLink、o、S、+ (191119)Proc、Nat工、Acad −Sci、TJS入86.8338−13342゜ 60、Sz社x+、 L、、 Mouzershead、 D、G、、 Ba工 1ard、 F、J、、>−r:、v”−a工1ace、J、C,(1,988 )Bλocham、Biophys、Res、Comm。
151、 207−214゜ (以下余白) 旦m立 従って、本発明の目的は、IGFBP−1、IGFBP−2およびIGFBP− 3とは異なる生物学的特性を有するIGF結合結合タンパク−供することである 。
本発明の他の目的は、新規なIGF結合結合タンパク一層容易に入手できるよう に、そのIGF結合結合タンパク−現することができる組換えDNA分子を用い て、該結合タンパク質を提供することである。
本発明の上記の目的と他の目的は、図1に示すアミノ酸配列と少なくとも85% 相同のアミノ酸配列を有するインシニリン様成長因子結合タンパク質、および該 アミノ酸配列の少なくとも10の連続アミノ酸からなるそのフラグメントからな る群から選択される精製された結合タンパク質を提供することによって達成する ことができ、ここで、前記、精製された結合タンパク質は該タンパク質に特異的 な抗体またはインシュリン様成長因子に結合し得る。結合タンパク質組換え法で 製造された結合タンパク質の分子、および新規な結合タンパク質を認識する抗体 も本発明の一部分である。
及i二!!広五皿 図1は、ヒトIGFBP−5をコードするグロー7のアミノ酸とヌクレオチドの 配列を示す構成図である。
図2は、本発明のヒト結合タンパク質であるヒl−IGFBP−5のアミノ酸配 列を、さきに述へた3種のヒト結合タンパク質の公知の配列および他の新しく発 見されたIGF結合タンパク貫であるIGFBP−4と比較する構成図である。
相同の領域がこれらの配列中にみとめられる。これらの相同領域は特に重要であ る。
なぜなら、類縁分子を見つけることに成功する確率が高いDNAプローブを得る ことができる領域を示しているからである。
このような相同領域を2つ括弧で示しであるが、他の相同領域も存在している。
白・な−熊 の8日 IGFBP−5を;−ドする一般配列を用いて製造された組換えタンパク質、お よびこのタンパク質由来のフラグメントを含有する新規な組成物、ならびに天然 源から単離されたタンパク質およびこれらの組成物の使用法が提供される。M換 えタンパク質を製造するのに使用されるIGFBP−5cDNAは、8初、2段 階の手順を用いて、ヒト骨肉腫/λZAP cDNAライブラリーから単離され た。第1に、BP5のアミノ酸1〜15をコードするCDNAの小さなフラグメ ントを、ポリメラーゼ連鎖反応、ゲルによる精製および配列決定によって骨肉腫 cDNAから増幅した。
第2に、完全にマツチするオリゴヌクレオチドをPCRCラプライマー間P5ヌ クレオチド配列に基づいて合成し、cDNAクローンを単離するためのプローブ として使用した。アガロースケル電気泳動法でDNA挿入フラグメントの大きさ が最大を示す、BP5cDNAクローンの配列を決定した。BP5のヌクレオチ ドとコードされるアミノ酸配列を図1に示す。
ヌクレオチドとアミノ酸の襟準の略語が、本明細書中のこれらの図および他の部 分に用いられる。
遺伝子工学とタンパク質化学の技術分野に用いられる多数の用語が、以下に定義 する意味で本願に用いられる。
Maniatisらの前記文献の320〜323頁に記載のハイブリダイゼーシ ョン条件下で互いにハイブリタイプできる場合、2つの核酸フラグメントは°゛ 相同゛′である。しかし、下記の洗浄条件、すなわち2xSCC50,1%SO 3、室c思にて2回、30分間ずっ:次いで、2X SCC,O,1%SDS、 50℃で1回、30分間;次いて2X 5CC1室温て2回、10分間ずつ、を 用いることによって、せいぜい約25〜30%の塩基対のミスマツチを含む相同 な配列を同定することかできる。より好ましくは、相同な核酸ストランドは、1 5〜25%の塩基対のミスマツチを含み、さらに好ましくは、塩基対のミスマツ チが5〜15%である。これらの相同度は、当該分野で公知であるように、遺伝 子ライブラリー(または遺伝物質の他の起源)からクローンを同定する、一層厳 密な洗浄条件を用いることによって選択することかできる。
DNAフラグメントは、IGFBPづ分子全体のコーディング配列の領域と同し かまたは実質的に同じ塩基対配列をもっている場合、+cFsr+:sをコード するDNA配列“由来″である。
”実質的に同じ”という用語は、生物学的活性について用いた場合、その活性は 同じタイプであるが、活性度が異なることを意味する。アミノ酸配列に用いた場 合、′°実質的に回し”という用語は、当該分子か類似の生物学的特性を有し、 好ましくはアミノ酸配列の相同性か少なくとも85%であることを意味する。さ らに好ましくは、アミノ酸配列は少なくとも90%同一である。′実質的に同じ ”という用語は他のところで使う場合は、その通常の英語の意味をもっている。
タンパク質は、IGFBP−5分子の領域と同じかまたは実質的に同じアミノ酸 配列をもっている場合、IGFBP=5分子“由来”である。
グリコ/ル化されたIGFBP−5とグリコジル化されていない]GFBP−5 、またはそのポリペプチド誘導体は、IGFBP−5に対して特異的なモノクロ ーナルもしくはポリクローナルの抗体を製造するのに用い得る。これらのIGF BPのポリペプチド誘導体とは、天然の+cpsp−sとは長さが異なり、かつ 天然起源から得られたIGFBP−5に見られるのと同じ主要配列で、IGFB P−5由来の5以上のアミノ酸配列を有するポリペプチドを意味する。IGFB P−5と実質的に同じアミノ酸配列を含有しているが、抗体およびICF分子、 特にIGF−1およびとりわけICF−11のようなIGFBP−5特異的分子 と相互に作用する、IGFBP−5ポリペプチド誘導体の性質に実質的に影響し ない、小さなアミノ酸置換部分を有するポリペプチド分子は、IGFBP−5の 定義に含まれる。誘導体には、グリコジル化された形態、他のIGF−BP分子 との凝集接合体、および非類縁の化学的部分との共有結合接合体が含まれる。共 有結合誘導体は、IGF−BPのアミノ酸連鎖中、またはN末端もしくはC末端 の残基中に見られる基に、当該技術分野で公知の手段によって官能基を連結させ ることによって製造される。
N−グリカナーセによる実験は、IGFBP−5かグリコ/ル化されることを示 唆している。IGFBP−5をN−グリカナーセで処理すると、IGFBP−5 は分子量が30kDから24kDにシフトする。このことは、この結合タンパク 質がグリコリル化されることを強く示唆している。これはコードされている配列 と一致している。
IGFBP−5特異的分子には、天然産のIGFBP−5アミノ酸配列を含有す るIGFBP−5ポリペプチドに対して特異的な抗体のようなポリペプチドが含 まれる。“特異的結合ポリペプチド”と(1う用語は、IGFBP−5およびそ の誘導体と結合し、かつ標的ポリペプチド、すなわちIGFBP−5およびIG FBP−5のポリペプチド誘導体に対して、結合性を試験される他のポリペプチ ドに対してより、測定可能な程度に高い結合親和性を有するポリペプチドを意味 する。10倍高い親和性か好ましく、100倍高い親和性がさらに好ましい。抗 体に対する結合親和性は単結合の場合である(すなわち抗体分子の一価結合であ る)。また抗体による特異的・結合は、結合か、その分子の抗体の通常の結合部 位(可変領域におけるアームの末端)で起こることを意味する。
上記のように、IGFBPづの天然のアミノ酸配列かられずかにアミノ酸配列か 変化したものは、IGFBP−5という用語に含まれると考えられる。特に保存 的アミノ酸置換か考えられる。保存的置換は、アミノ酸の側鎖に関連するファミ リー内で起こる置換である。遺伝子でコードされるアミノ酸は一般に次の4つの ファミリーに分類される。すなわち(1)酸性=アス、<ラギン酸、グルタミン 酸;(2)塩基性=リン/、アルギニン、ヒスチジン; (3>非極性−アラニ ン、バリン、ロイシン、イソロイシン、プロリン、フェニルアラニン、メチオニ ン、トリプトファン;および(4)非荷電極性=グリシノ、アスパラギン、グル タミン、ンスチン、セリン、トレオニン、チロシンである。フェニルアラニン、 トリプトファンおよびチロシンは、まとめて芳香族アミノ酸として分類されると きがある。例えば、次のような孤立した置換すなわち、ロイシンのイソロイシン またはバリンによる置換、アスパラキン酸のグルタミン酸による置換、トレオン のセリンによる置換、または同様の、構造的に関連したアミノ酸によるアミノ酸 の置換は、特にその置換が、IGFBP−5もしくはその誘導体とIGF分子と の相互作用に関与している結合部位におけるアミノ酸を含んでいない場合、生成 した分子の結合特性に大きな影響を与えない。アミノ酸が変化することによって 機能ペプチドが生成するか否かは、IGFBP75ポリペプチド誘導体の特異的 結合特性をアッセイすることによって、容易に決定することができる。結合アッ セイについては以下に詳細に述べる。
IGFBP−5に対して特異的な抗体は、精製IGFBP−5もしくはIGFB P−5のポリペプチド誘導体を、それ自体もしくは通常のアジニバントとともに 用いて、ウサギのような適切なを椎動物の宿主を免疫化することによって製造さ れる。通常2回以上の免疫化が行われ、血液もしくは肺臓を、最後の注射をして から数日後に回収する。ポリクローナル抗血清については、その免疫グロブリン は、アフィニティーカラム中のゲルもしくはビーズのような固体の表面に結合さ せたIGFBPづを用いるアフィニティー精製法を含む各種の標準の方法によっ て、沈降させ、単離し精製することができる。モノクローナル抗体については、 スプレ/サイト(splenocytes)が通常、/ゝイブリドーマが生成す る選択された条件下で、骨髄細胞系のような不朽化リンパ球と融合される。次に そのハイブリドーマを限界希釈条件下でクローン化して、それらの上澄み液を、 所望の特異性を有する抗体についてスクリーニングし得る。抗体の製造法は、文 献でよ(知られており、刊行物のAntibodies・ALaborator  Manual (1988年)、Harlow及びLane縄集、ColdS pring Harbor Laboratories Press、および米 国特許第4,381.292号、同第4.451.570号および同第4.61 8.577号に例示されている。
IGFBP−5は、°血液および成分、例えばra/I!lと血漿、およびIG FBP−5またはそのポリペプチド誘導体を産生ずるように遺伝子を改変した細 胞から、IGFBP−5に対して特異的なモノクローナル抗体を用いるアフィニ ティークロマトグラフィーによって容易に精製し得る。抗体アフィニティークロ マトグラフィーの使用に加えて、各種の他の広く知られているタン1<り質精製 法(単独もしくは組み合わせて)、例えば免疫沈降法、トゲラフイー、等電点電 気泳動法、選択的沈降法、電気泳動法などでIGFBP−5とそのポリペプチド 誘導体を精製することかできる。精製処理中に単離された両分は、IGFBP− 5またはIGFBP−5のポリペプチド誘導体の存在について、IGFBP−5 )特X的抗体を用いるイムノア、セイまたIGFBP−5)特異的バイオアッセ イによって分析することができる。詳細な実施例を以下に記載する。
IGFBP−5をコードするヌクレオチド配列を単離するには、IGFBP−5 をコードする細胞からゲノムライブラリーを作るか、またはIGFBP−5を発 現する細胞から単離されたRNAからcDNAライブラリーを作る必要がある。
イントロン/エクソンの境界を決定する試みから起こる可能性かある問題を回避 するために、cDNAライブラリーを作ってIGFBP−5をコードするヌクレ オチド配列を単離する方か一般に好ましい。遺伝子ライブラリーは、真核宿主細 胞または原核宿主細胞のいずれについても作ることができる。プラスミド、コス ミド、ファージ、YACなどのような広く入手可能なりローユングベクターは、 IGFBP−5をフードするヌクレオチド配列またはその一部を単離するのに適 切な遺伝子ライブラリーを作るのに使用し得る。
IGFBP−5のヌクレオチド配列の存在について遺伝子ライブラリーをスクリ ーニングする有用な方法には、精製IGFBP−5またi;! a 製IGFB P−5の精製内部フラグメントからのN末端アミノ酸配列の情報に基づいて、オ リゴヌクレオチドのプローブを作ることが含まれている。標準のトリブレット遺 伝子コードを用いることによって、アミノ酸配列か〜末端分析法で決定されたI GFBP−5の部分に一致するように、約17以上の塩基対の長さのオリゴヌク レオチド配列を通常のイアビトロ合成法で作り得る。得られた核酸配列は、次に 、放射性核種、酵素、ビオチン、蛍光剤などで標識されて、遺伝子ライブラリー をスクリーニングするのに用いるプローブとして使用し得る。
IGFBP−5をコードする核酸配列を単離するのに重要な他の方法としては、 IGFBP−5に特異的なポリクローナルもしくはモノクローナルの抗体によっ て、IGFBP−5もしくはそのフラグメントの発現について遺伝子ライブラリ ーをスクリーニングする方法がある。特に好ましい方法では、精製IGFBP− 5の部分アミノ酸配列または公知の類縁分子由来の配列に基ついた縮重プライマ ーと、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を用いて、プライマー間の遺伝子セグメ ントを増幅する。次にその遺伝子は、上記の増幅された遺伝子セグメントに基つ いた特異的な/%イブリダイゼーンヨンプローブを用いて単離し得、次いでタン パク質の適切な発現について分析される。この好ましい方法の詳細な説明は、後 記の実施例て述へる。
IGFBP−5をコードするヌクレオチド配列は、IGFBP−5遺伝子ライブ ラリーの単離物から回収された組換えDNA分子から得られ得る。IGFBP− 5をフードするヌクレオチド配列は、これらの組換え分子の非ベクターヌクレオ チド配列の配列を決定することによって得られ得る。ヌクレオチド配列の情報は 、例えばマキ/ム・キルバート配列決定法、ジデオキ7ヌクレオチド配列決定法 などのような広く用いられている、DNA配列決定のプロトコルを使用して得ら れ得る。適切なヌクレオチド配列決定プロトコルの例は、BergerおよびK immel著、Methodsin Enz molo 52 、Guide  to Mo1ecular C1onin Techniues (1987)  、Academic Pressに見い出し得る。cDNAライブラリーとゲ ノムライブラリーの両者からの単離物を含むい(つかの組換えDNA単離物から のヌクレオチド配列t11 報+;!、IGFBP−5の全アミノ酸コーディン グ配列、ならひにIGFBP−5遺伝子内のイントロンのヌクレオチド配列、上 流のヌクレオチド配列、および下流のヌクレオチド配列を得るために、組み合わ せ得る。
IGFBP−5特異的遺伝子ライブラリー単離物の配列を決定することによって 得られたヌクレオチド配列は、IGFBP−5の遺伝子の重要な領域を同定する ために分析される。これらの重要な領域には、オープンリーディングフレーム、 イントロン、プロモーター配列、終止配列などが含まれる。ヌクレオチド配列の 情報の分析は好ましくはコンピュータで行われる。重要な領域のヌクレオチド配 列を分析するのに適切なソフトウェアは市販されており、例えばDNA5IS  (登録開襟、LKB社)がある。ヌクレオチド配列の分析の正確さを改善するた めに、IGFBP−5ヌクレオチド配列の情報を分析するとき、精製IGFBP −5のN末端の配列決定から得られるアミノ酸配列情報を用いることも重要であ る。
IGFBP−5をコードする単離されたヌクレオチド配列は、組換えDNA法ま たはインビトロポリペプチド合成法によって精製IGFBP−5もしくはそのフ ラグメントを製造するのに使用し得る。
“精製された”および“単離された°′という用語は、ポリペプチドもしくはヌ クレオチドの配列に用いる場合、その指定された分子は、同じタイプの他の生体 高分子が実質的に存在しない状態で存在していることを意味する。゛精製された パという用語は、本願で用いる場合、同しタイプの生体高分子か、好ましくは少 なくとも95重量%、より好ましくは少なくとも99重量%、および最()好ま しくは少なくとも99.8重量%存在することを意味する(しかし、水、緩衝剤 などの低分子、特に分子量か1000より小さい分子は存在していてもよい)。
天然起源からIGFBP−5を単離する場合に比へて、組換えDNA法によって IGFBPづを製造する場合の大きな利点は、天然起源から結合タンパク質を単 離するのに2・要な出発原料の量より少ない量の出発原料を用いて同量のIGF BP−5を製造することかできるということである。また、IGFBP−5を組 換え法で製造すると、IGFBP−5を天然に産生ずる細胞内に通常存在するい (つかの分子なして、IGFBP−5を単離することかできる。組換え非ヒト宿 主で産生される唯一のヒトタンパク質か組換えIGFBPであるから、実際に、 ヒトタンパク質の汚染物の痕跡も全く含有しないIGFBP組成物が容易に製造 し得る。天然起源由来で混入する可能性かあるウィルス性物質も回避し得る。ま た組換えDNA法は、前記の変異体のような、天然では見られないIGFBP− 5ポリペプチド誘導体を製造するのに使用し得ることも明らかである。
IGFBP−5およびIGFBP−5のボ’)ペプチド誘導体は、類縁分子をコ ードするDNA配列をベクター中に機能的に挿入すると、組換え法によって発現 させ得る。“機能的に挿入する″という用語は、当該技術分野の熟練者であれば 十分に理解できるように、適正なリーディングフレーム中に適切な配向で挿入す ることを意味する。完全なIGFBP−5リーデイングフレームを冑する遺伝子 構造を作るとき、好ましい出発物質は、ゲノムライブラリー単離物よりもむしろ 、IGFBP−5をコードするcDNAライブラリー単難物である。典型的には 、IGFBP−5遺伝子は、プロモーターの下流に挿入され、停止フドンが続く が、所望により、ハイブリ、ドのタンパク質として産生され、次いで切断が行わ れ得る。一般に、IGFBP−5およびIGFBP−5ポリペプチド誘導体の製 造収率を改善する宿主細胞特異的配列が用いられ、かつ適切な制御配列、例えば エンバンサー配列、ポリアデニル化配列およびリポゾーム結合部位が発現ベクタ ーに付加される。
適切なコープイン配列が単離されると、種々の異なる発現系で発現させることが できる。
哺乳類の発現系 哺乳類のプロモーターは、哺乳類RNAポリメラーゼを結合し得、コーディング 配列(例えば構造遺伝子)のmRNAへの下流(3°〉転写を開始するDNA配 列である。プロモーターは、転写開始領域を有し、この領域は通常、コーディン グ配列の5°末端の近くに位置しており、モしてTATAボックスが転写開始部 位の上流25〜30塩基対(bp)の位置に通常位置している。このTATAボ ックスは、RNAポリメラーゼHに、正しい部位でRNA合成を開始させると考 えられている。哺乳類プロモーターはまた、上流プロモーターエレメントを有し 、このエレメントは一般にTATAボックスの上aloo〜200bpの範囲内 に位置している。上流プロモーターエレメントは、転写が開始される速度を決定 し、両方の配向で作動することができる(MolecularClonin :  A Laborator Manual、第2版中のSambrookら、( 1989) ″ Expression of C1oned Genes i n Mammalian Ce1ls”)。
哺乳類ウィルス遺伝子は、しばしば高度に発現され、そして宿主域か広い。それ 故に、哺乳類ウィルス遺伝子をコードする配列は、特に有用なプロモーター配列 を提供する。その例としては、SV40初期プロモーター、マウス乳癌ウィルス LTRプロモーター、アデノウィルスの主要後期プロモーター(AdMLP)、 および単純ヘルペスウィルスプロモーターがある。さらに、非ウィルス遺伝子も また、例えば不ズミ科動物のメタロチオネイン遺伝子由来の配列も有用なプロモ ーター配列を提供する。発現は、構成的かもしくは制御され(誘導性)、プロモ ーターによって、ホルモン感受性細胞中で、グルココルチコイドで誘導し得る。
先に述べたプロモーターエレメントと組合わせてエンI\ンサーエレメント(エ ンハンサー)が存在すると、一般に発現のレヘルが増大する。二ンノ\ンサーは 、同種のまたは異種のプロモーターに連結され、合成か通常のRNA開始部位で 始まると、1000倍まで転写を刺激し得る制御DNA配列である。また、エン ハンサ−は、転写開始部位から上流または下流に、通常の配向もしくはフッノブ された(flipped)配向、またはプロモーターから1000ヌクレオチド を超える距離で位置して活性である[Maniatisら(1987)、江」= 几ユ36: 1237; Albertら(1989)、Mo1ecular  Biolo of the Ce1l、第2版コ。ウィルスかう誘導されるエン ハンサ−エレメントは特に有用である。
なぜならば、それらは一般に宿主域が広いからである。その例としては、SV4 0初期遺伝子エンハンサ−JDijkemaら(1985〉、EMBOJ、、4 : 761]およびラウス肉腫ウィルス(Rous 5arc。
ma Virus)の長い末端繰り返しくLTR)由来のエンハンサ−/プロモ ーター[Gormanら(1982b)、Proc、 !Jat1. Acad 、 Sci、 79豊: 5777]およびヒトサイトメガロウィルス由来のエ ンハンサ−/プロモーター(Boshart ら、恒旦エム璽、521頁198 5年)がある。さらに、いくつかのエンハンサ−は、制御可能であり、ホルモン または金属イオンのようなインデューサーが存在する場合にのみ活性になる[5 assone−CorsiおよびBorel 1i(1986)、Trends  Genet、 2 : 215頁; Maniatisら(1987)、5c ience 236: 1237]。
DNA分子は、哺乳類の細胞中で、細胞内発現し得る。プロモーター配列は、D NA分子に直接結合され、この場合、組換えタンパク質のN末端における第1の アミノ酸は常にメチオニンであり、これはATG出発コドンによってコードされ ている。所望によりこのN末端は、臭化/アンとともにインビトロでインキ二ヘ ートすることによってタンパク質から切取ることができる。
あるいは、哺乳類細胞中で外来タンパク質を分泌するリーダー配列フラグメント からなる、融合タンパク質をコードするキメラDNA分子を作ることによって、 細胞から増殖培地中に外来タンパク質を分泌し得る。好ましくはリーダーフラグ メントと外来遺伝子の間にコードされるプロセ/リング部位があり、この部位は インビボまたはインビトロで切断し得る。
リーダー配列フラグメントは一般に、細胞からタンノ寸り質を分泌させる、疎水 性アミノ酸からなるシグナルペプチドをコードする。アナ/ウィルスの三分節リ ーダーは、外来タン/<り質を哺乳類細胞内で分泌するリーダー配列の例である 。
一般に、哺乳類細胞によって認識される転写終止配列とポリアデニル化配列は、 翻訳停止フトンに対して3′側に位置する制御領域であり、したがってプロモー ターエレメントとともにコーディング配列の両端に隣接している。成熟mRNA の3゜末端は、部位特異的な転写後の切断とポリアデニル化によって形成される [Birnstielら(1985)、Ce11.41: 349; l; B 、DHamesとり、M、Glover MA集+In Transcri t ion and s 1ici■”中のProudfootおよびWhitel aw(1988) −Terminajion and 3°end proc essing of eukaryotic RNA” ; Proudfoo t(1989)、 Trends Biochem、 Sci、14: 105 1 o これらの配列は、DNAによってコードされるポリペプチドに翻訳し得 るmRNAを転写させる。転写ターミネータ−/ポリアデニル化/グナルの例と しては、SV40由来の/グナルを含有する。[Mo1ecular C1凹」 1: A Laborator Manual中のSambrookら(198 9) −Expression of cloned genes in cu ltured mammalian cells−] 。
ある遺伝子は、イントロン(介在配列とも呼ばれている)が存在するとより効率 的に発現し得る。しかしいくつかのcDNAは、スプライ7ングングナル(スプ ライスドナーおよびアクセプタ一部位とも呼ばれる)を欠いているベクターから 効率的に発現されている[例えばGothingとSambrook(1981 )、 Nature 293: 620]。イントロンは、スプライスドナーと アクセプタ一部位を含有するコーディング配列内にある介在非コーディング配列 である。この配列は、一時転写産物のポリアデニル化の後、”スプライシングと 呼ばれる工程で切除され 口Nevins (1983)、 Annu、 Re v、 Biochem、 52: 441: Green (1986)、#n nu、Rev、Genet、20: 671; Padgettら(1986) 、Annu、 Rev、旧ochH,,55; 1119; B、D、Hame sおよびり、 M、 G 1o er ’is渠In Transcri ti on and s 1icin中のKrainerおよびManiatis ( 1988)のRNA splicing、−コ。
一般に、上記のエレメントは、プロモーター、ポリアデニル化シグナルおよび転 写終止配列を包含し、発現構築体に組み合わされる。エンハンサ−1機能的スプ ライスドナーとアクセプタ一部位を有するイントロン、およびリーダー配列もま た、所望されるなら発現構築体に包含され得る。発現構築物は、哺乳類細胞また は細菌のような宿主内に安定に保持し得る染色体外エレメント(例えばプラスミ ド)のようなレブリフン内に保持されている場合か多い。哺乳類の複製系として は、動物ウィルス由来の複製系を包含し、復製するためにトランスに作用する因 子が必要である。例えば、SV40 [Gluzman(1981)、 Ce1 l 23: 175コまたはポリオーマウィルスのようなバポバウィルス類の? I製糸を包含するプラスミドは、適切なウィルスT抗原の存在下で極端に高いコ ピー数で複製する。
哺乳類レプリコンの別の例として、ウンパビローマウィルスとEBウィルス(E pstein−Barr virus)由来のレプリコンがある。さらにレプリ コンは、2つの複製系を持ち得る。したがってこの場合、例えば発現のためには 哺乳類の細胞で保持させ得、そしてクローン化および増幅のためには原核宿主に 保持し得る。このような哺乳類−細菌シャトルベクターの例としては、 pMT 2 [Kaufmanら(1989)、Mo1. Ce11. Biol、:9 46コおよびpHEBo [Shimizuら(1986)、Mo1. Ce1 1. Biol6: 1074コ がある。
バキュロウィルス発現系 バキュロウィルスプロモーターは、バキュロウィルスRNAポリメラーゼを結合 し、コーディング配列(例えば、構造遺伝子)のmRNAへの下流(3”)転写 を開始し得るすべてのDNA配列である。プロモーターは、コーディング配列の 5°末端に近接して通常配置される転写開始領域を宵し得る。この転写開始領域 は、通常、RNAボリメラーセ結合部位および転写開始部位を含む。バキュロウ ィルスプロモーターはまた、エンハンサ−と呼ばれる第二トメ・rンら有し得る 。このエンハンサ−は、もし存在する場合には、通常、構造遺伝子から離れた場 所にある。発現は、制御されるかまたは構成性であり得る。
感染サイクルの後期において豊富に転写される遺伝子をコードする配列は、特に 有用なプロモーター配列を提供する。
その例としては、ポリヘトリン由来の配列[Fr1esenら、(1986)  The Mo1ecular Biolo of Baculoviruses  (Walter Doerflerりの°The Regulation o f Baculovirus Gene Expression−:ヨーロノパ 特許公開第127.839号および第155.476号]、およびplo [V lakら、(1988) J、 Gen、 Virol、 69+765]遺伝 子が挙げられる。
DNA分子は、細胞内で発現され得る。プロモーター配列は、DNA分子と直接 連結され得る。その場合、組換えタンパク質のN末端の第一アミノ酸は、常に、 ATG開始コドンによってコードされるメチ゛オニンである。所望されるなら、 N末端のメチオニンは、臭化シアンと共にインビトロでインキコベーションする ことによって、タンパク質から開裂され得る。
融合タンパク質は、直接発現の代替物を提供する。内因性酵母タンパク質または 他の安定なタンパク質のN末端部分をコードするDNA配列は、異種のコーディ ング配列の5°末端に融合される。発現すると、この構築物は、2つのアミノ酸 配列の融合を提供し得る。例えば、ポリヘトリン遺伝子のN末端は、外来の遺伝 子の5゛末端で連結され、酵母中で発現され得る。2つのアミノ酸配列の結合部 のDNA配列は、開裂可能な部位をコードし得るか、またはフードし得ない。L uckowら、(1988) Bi。
ムL加回ユ旺」:47を参照のこと。
あるいは、外来タンパク質はまた、キメラDNA分子を生成することによって細 胞から分泌され得る。このキメラDNA分子は、昆虫において外来タンパク質の 分泌を促すl)−ダー配列フラグメントを含む融合タンパク質をコードする。リ ーダー配列フラグメントは、通常、細胞からのタンパク質の分泌を誘導する疎水 性アミノ酸を含む/グナルベブチトをコードする。
適切な/グナル配列をフードするDNAは、バキュロウィルスポリヘトリン遺伝 子のような、昆虫またはノ\キュロウイルスの分泌されるタンパク質の遺伝子由 来てあり得る[Carbonellら、(1988) Gene 73:409 ] 。あるいは、ヒトαインター7sロン[Maedaら、(1985) Na ture 315:592] 、ヒトガストリン放出ペプチド[Lebacq− Verheydenら、(1988) Mo1ec、 Ce11. Biol、 8:3129コ、ヒ ト IL−2[S+n1th ら 、(1985) Pr oc、 Natl、 AcadSci、 USA 82:8404]、マウスI L−3[Miyajimaら、(1987) Ge−はまた、昆虫において分泌 を促す。
通常、昆虫によって認識される転写終止配列は、畦訳終止フドンの3゛に位置す る制御配列であるため、プロモーターと共にコーディング配列の側面に位置する 。これらの配列は、DNAによってコードされるポリペプチドに翻訳され得るm RNAの転写を方向づける。例としては、ポリヘトリン遺伝子由来の転写終止配 列か挙げられるJMillerら、(1988) Ann、 Rev、 ’A外 来の遺(分子をバキュロウィルスゲノムに挿入する前に、プロモーター、リーダ ー(所望されるなら)、目的のコーディング配列、および転写終止配列を含む上 記成分は、通常、組合されて中間置換体構築物となる。中間置換体構築物は、し ばしば、バクテリアのような宿主中に安定して維持され得る染色体外要素(例え ば、プラスミド)のようなレプリコンにおいて維持される。レプリコンは複製系 を有し得るため、クローニングおよび増幅のために原核宿主中に維持され得る。
構築物のプロモーターおよび転写終止配列は、通常、二重交叉組換えによって外 来遺伝子をバキュロウィルスゲノムに取り込むための、バキュロウィルスゲノム の2.5kbセクションを含ミ、バキュロウィルス発現ベクターを生成し得る[ Millerら、(1989) BloeΣ11ユニ 91 ]。バキュロウィ ルス発現ヘクターは、通常、感染性組換えバキュロウィルスにパッケージされる 。
バキュロウィルス発現ベクターを使用する際には、抗生物質抵抗性遺伝子のよう な選択可能なマーカーは、一般的には、使用されない。選択は、通常、閉塞体( occlusion body)を肉眼で観察することによってなされる。選択 可能なマーカーの使用に関する例は、本明細書の至るところに記載されている。
組換えバキュロウィルス発現ベクターが、いくつかの昆虫細胞に感染させるため に開発されている。例えば、特に、江des 柱L=■、狂胆肛鉦旦calif ornica、 泣畦■mori、ニャ虹ロ肚お匪甚月工旺、He1iothi sた狙、江蜘並上■葺土りとU組、およびTricho 1usia旦[P、C ,T、 WO891046699; Carbonelfら、(1985) J 、Virol、56:153: Sm1thら、(1983) Mo1. Ce 11. Biol、3:2156; Wright (1986) Natur e 321ニア18; 一般に、Fraserら、(1989) In ’/1 tro Ce11. Dev、 Biol、25:225を参照のこと]のよう な組換えバキュロウィルスか、開発されて(Aる。
外因性DNAを昆虫宿主に導入する方法は、当該技術分野において公知であり、 一般に、宿主昆虫細胞をDNAでトランスフェクトするか、または昆虫細胞もし くは生きた昆虫、通常、幼虫をウィルスに感染させることを含む。トランスフエ フシコン手法は、本来哺乳類細胞のために開発されたリン酸カル/ウム手法[G rahamら、(1973) Virology 52:456] に基づく。
DNAトランスフエク7−Jンおよびウィルス感染手法は、通常、形質転換され る昆虫種によって変わる。例えば、眞」又1吐[Carstensら、(198 0) ■二江uL±01:311] 、He1iothis (vire=)口 P、 C,T公開第WO38102030号コ、5podoptera [Ka ng(1988> Advances in Virus Re5earch、  35巻の” BaculovirusVectors for Expres sion of Foreign Genes+コを参照のこと〇二ムニュニュ 旦玉 バクテリアプロモーターは、INクチリアRNAボポリメラーゼ結合し、コーデ ィング配列(例えば、構造遺伝子)のmRNAへの下流(3)転写を開始し得る すへてのDNA配列である。プロモーターは、コーディング配列の5゛末端に近 接して通常配置される転写間・始領域を有し得る。この転写開始領域は、通常、 RNAポリメラーゼ結合部位および転写開始部位を含む。/<クチリアプロモー ターはまた、オペレーターと呼ばれる第ニドメインも含み、このオペレーターは 、RNA合成が開始する隣接のRNAポリメラーゼ結合部位に重なり得る。オペ レーターは、リプレッサータンパク質がオペレーターに結合し得、それによって 特定的遺伝子の転写を阻害する遺伝子として、負の調節された(誘導可能な)転 写を可能にする。構成的な発現は、オペレーターのような負の調節要素の非存在 下で発生し得る。
さらに、正の調節は、遺伝子アクテイベータータンノくり質結合配列によって成 し遂げられ得る。この遺伝子アクティベータータンパク質配列は、存在する場合 には、通常、RNAポリメラーゼ結合配°列に近接して(5°)に位置する。遺 伝子アクティベータータンパク質の例としては、Escherich ia坦ユ (acoli) f: オイてlacオペロンの転写開始を助ける、カタボライ ト活性化タンパク質(CAP)が挙げられる[Ra1baudら、(1984)  Annu、 Rev、 Genet、 18:173] o従って、制御され る発現は、ポジティブまたはネガティブであり、それによって転写を同上または 減少させる得る。
代謝経路酵素をコードする配列は、特に有用なプロモーター配列を提供する。そ の例としては、ガラクトース、ラクトース(1ac) [Changら、(19 77) Nature 198:1056コ、およびマルトースのような糖代謝 酵素由来のプロモーター配列カダ挙げられる。別の例としては、トリプトファン (!ff)のような。
生合成酵素由来のプロモーター配列が挙げられる[Goeddelら、(198 0) Nuc、Ac1ds Res、8:4057: Yelverjonら、 (1981) Nucl、 Ac1ds Res、 9ニア31:米国特許第4 .738.921号;ヨー口、 / z+特許公開第36.776号および第1 21.775号〕。γ−ラクタマーセ(当)プロモーター系[Weissman n (1981)、Interferon 3 (1、Gresserm)の+ The cloning of 1nterferon and other  m1stakes、 ”コ、バクテリオファージλ PL [Shimatak eら、(1981) Nature 292:128] およびT5[米国特許 第4.689.406号]プロモーター系もまた、有用なプロモーター配列を提 供する。
さらに、天然にない合成プロモーターはまた、l(クチリアプロモータとして機 能する。例えば、1つの)(クチリアまたはバクテリオファージプロモーターの 転写活性化配列は、他のバクテリアまたはバクテリオファー7プロモーターのオ ペロン配列と結合し得、合成/・イブリIドプロモーターを生成する[米国特許 第4.551.433号]。例えば、エプロモーターは、ニプロモーター配列、 およびエリプレノサーによって制御されるlacオペロン配列の両方を含む/% イブリ/ド■ニー上acプロモーターである[Amannら、(1983) G ene 25:167: deBoerら、(1983) Proc、Natl 、Acad、Sci、80:21]。さらに、バクテリアプロモーターは、ノ\ クチリアRNAポリメラーゼを結合し、転写を開始する能力を宵する非ノ・クチ リア起源の天然に存在するプロモーターを含み得る。非、sHクチリア起源の天 然に存在するプロモーターはまた、適合性のあるRNAボリメラーセと連結し得 、原核生物のいくつかの遺伝子を高度なしへルで発現する。バクテリオファージ T7 RNAポリメラーゼ/プロモーター系は、連結したプロモーター系の例で ある[5tudierら、(1986) J、Mo1. Biol、189:1 13: Taborら、(1985) Proe Natl、 Acad、Sc i、82:1074] o さらに、/%イブリ、ドブ口モーターはまた、バク テリオファージプロモーターおよびE、 eoliオペレーター領域を含み得る [ヨーo ’yバ特許公開第267.851号]。
機能するプロモーター配列に加えて、効率的なリポソーム結合部位はまた、原核 生物における外来遺伝子の発現に有用である。E−、coliにおいて、リポソ ーム結合部位は、ンヤインダルガルノ(SD)配列と呼ばれ、開始コドン(AT G)および開始コドンの3−11ヌクレオチド上流にある長さ3−9のヌクレオ チドの配列を含む[5hineら、(1975) Nature 254:34 コ。
SD配列は、SD配列およびE、 coli 16s rRNAの3°末端との 間の塩基の対合によって、mRNAのリポソームへの結合を促進すると考えられ ている[5teitzら、(1979) Biolo 1cal Re ula tion and Develo ment: Gene EX ressio n (R,F、 Goldbergerm)の−Genetic signal s and nucleotide 5equences in messen ger RNA、“]。弱いリポソーム結合部位で真核遺伝子および原核遺伝子 を発現すること[Sambrookら、(1989) Mo1ecuロニC1( 皿亘又二工上独立ロ工圧りヱ肛工+Iの“Expression of alo ned genes in Escherichia coli、−] 。
’ DNA分子は、細胞内で発現され得る。プロモーター配列は、DNA分子に 直接連結され得、この場合、N末端の第一アミノ酸は、常に、ATG開始コドン によってコードされるメチオニンである。所望されるなら、N末端のメチオニン は、臭化シアンと共にインビトロでインキュベートすることによって、またはバ クテリアメチオニンN末端ベブチターセと共にインビボもしくはインビトロでイ ンキユベートすることによってタンパク質から開裂され得る(ヨーロッパ特許公 開第219.237号)。
融合タンパク質は、直接発現の代替物を提供する。通常、内因性バクテリアタン パク質、または池の安定なタンパク質のN末端部分をコードするDNA配列か、 異種コーディング配列の5゛末端に融合される。発現されると、この構築物は、 2つのアミノ酸配列の融合物を提供し得る。例えば、バクテリオファージλ細胞 遺伝子は、外来遺伝子の5′末端に連結され、バクテリア内で発現され得る。得 られた融合タンパク質は、好ましくは、外来遺伝子からバグテリオファージタン パク質を開裂するためにプロセッシング酵素(因子Xa)の部位を保持する[N agaiら、<1984) Nature 309:810コ。融合タンパク質 はまた、1acZ [Jiaら、(198?) Gene 60:197] 、 LIE [A11enら、(1987) J、Biotechnol、5:93 : Makoffら、(1989) J、Gen、 %1icrobio1.  135:11] 、および二[ヨーロ、バ公開策324、647号]遺伝子由来 の配列を用いて形成され得る。2つのアミノ酸配列の連結部のDNA配列は、開 裂可能な部位をコードし得るか、またはコードし得ない。池の例としては、ユビ 牛チン(ubiquitin)融合タンパク質か挙げられる。このような融合タ ンパク質は、好適には外来タンパク質からユビキチンを開裂するために、プロセ ッシング酵素(例えば、ユビキチン特異的プロセノリングブロテアーセ)の部位 を保持するユビキチン領域を有する。この方法によって、天然の外来タンパク質 が、単離され得る[Mi l lerら、(1989) Bio Techno lo二Z:698]。
あるいは、外来タンパク質はまた、キメラDNA分子を形成することによって細 胞から分泌され得る。このキメラDNA分子は、バクテリア中で外来タンパク質 を分泌するシグナルペプチド配列フラグメントを含む融合タンパク質をフードす る[米国特許第4.336.336号]。シグナル配列フラグメントは、通常、 細胞からタンパク質の分泌を誘導する疎水性アミノ酸を含む/グナルベブナドを コードする。タンパク質は、増殖培地(グラム陽性バクテリア)または細胞の内 膜と外膜との間に位置するペリプラズム空間(グラム陰性バクテリア)に分泌さ れる。シグナルペプチドフラグメントと外来遺伝子との間にコードされる、イン ビボまたはインビトロで開裂され得るプロセッシング部位が存在するのが好まし い。
適切なシグナル配列をコードするDNAは、旦、ヨ外膜タンパク質遺伝子(OJ !A) [Masuiら、(1983) Ex erimental Mani  ulation of Gene Ex ression: Ghrayeb ら、(1984) EMBOL」・2437]およびE−、coliアルカリ性 ホスファターゼシグナル配列(ヒ) [Okaら、(1985) Proc、  Natl、 Acad、 Sci、 8iニア2L2]のような、分泌されたバ クテリアタンパク質の遺伝子由来であり得る。さらなる例として、様々なりac illus株からのαアミラーゼ遺伝子のシグナル配列は、F4.5ubtil isからの異種タンパク質を分泌するために使用され得る[Pa1vaら、(1 982) Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 USA 79:5 582: ヨーロッパ特許公開第244.042号〕。
通常、・・クチリアによって認識される転写終止配列は、翻訳終止コドンの3° に位置するため、プロモーターと共にコーディング配列の側面に位置する制御領 域である。これらの配列は、DNAによってフードされるポリペプチドへ翻訳さ れ得るmRNAの転写を方向つける。転写終止配列は、しばしば、転写の終止を 助けるステムループ(stem 1oop)構造を形成し得る約50個のヌクレ オチドのDNA配列を含む。例としては、旦 並りにおける迫遺伝子および他の 生合成遺伝子のような強力なプロモーターを有する遺伝子由来の転写終止配列が 挙げられる。
通常、プロモーター、/グナル配列(所望されるなら)、目的のコーディング配 列および転写終止配列を含む上記の成分は、組合されて発現構築物となる。発現 構築物は、しばしば、バクテリアのような宿主において安定して維持され得る染 色体外要素く例えば、プラスミド)のようなレプリコンにおいて維持される。レ プリコンは、復製系を有するため、発現またはクローニングおよび増幅のために 、原核宿生中に維持される。さらに、レプリコンは、コピー数の多いまたは少ナ イフラスミドであり得る。コピー数の多いプラスミドは、一般に、約5から約2 00の範囲のコピー数を持ち、典型的には約10から約150の範囲のコピー数 を持つ。コピー数の多いプラスミドを含む宿主は、好ましくは少なくとも約10 個、さらに好ましくは少なくとも20個のプラスミドを含み得る。ベクターおよ び外来タンパク質の宿主に対する影響により、コピー数の多いまたはコピー数の 少ないベクターが選択され得る。
あるいは、発現構築物は、組込みベクターを用いてバクテリアゲノムに組込まれ 得る。組込みベクターは、通常、ベクターを組込めるバクテリア染色体に相同な 少なくとも1つの配列を含む。組込みは、ベクター中の相同なりNAと、バクテ リア染色体との組換えから生じるようである。例えば、様々なheillus株 からのDNAで構築された組込みベクターは、BacilluΣ染色体に組込ま れる(ヨーロッパ特許公開第127.328号)。
組込みベクターはまた、バクテリオファージまたはトランスポゾン配列を含み得 る。
通常、染色体外および組込まれる発現構築物は、形質転換されたバクテリア株を 選択できるように、選択可能マーカーを含み得る。選択可能マーカーは、バクテ リア宿主中で発現され、バクテリアをアンビンリン、クロラムフェニコール、エ リスロマイシン、カナマイノン(不オマインン)およびテトラサイクリンのよう な薬物に対して耐性とする遺伝子を含み得るC Daviesら、(1978)  Annu、Rev、Microbiol、32:469コ。
選択可能マーカーはまた、ヒスチジン、トリプトファン、およびロイ7ン生合成 経路における遺伝子のような生合成遺伝子を含み得る。
あるいは、上記の成分のいくつかは、形質転換ベクターにおいて組合され得る。
上記のように、形質転換ベクターは、通常、レプリコンにおいて維持されるか、 または組込みベクターに形成される選択可能マーカーを含む。
染色体外レプリコンまたは組込みベクターである、発現および形質転換ベクター は、多くのバクテリアに形質転換されるために開発されている。例えば、発現ベ クターが、特に、以下のバクテリアで開発されている: Bacillus 5 ubtilis [Pa1vaら、(19g2) Proc、Natl、Aca d、Sci、USA 79:5582; ヨーロ/パ特許公開第36.259号 および第63.953号:P、C,T、 WO84104541] 、Esch erichia co±−[Sh imatakeら、(1981) Natu re 292:128; +h+annら、(1985) Gene 40:1 83; 5tudierら、(1986) J、 Mo1.Biol、 189 :113; ヨー0 ツバ特許公開第36.776号、東136,829号およ び第136,907号;英国特許出願第84113273号]、5tre to coccus cremoris [Powellら、(1988) A 1.  Environ、Microbiol、54:555) : 5tre to coccus 1ividans [Powellら、(19118) A 1 . Environ、 Microbiol、 54:655] 、 5tre  tom ce@ l1vidans [米国特許第4.745.056号]。
外因性1)?lAをバクテリア宿主に導入する方法は、当該技術分野において公 知であり、通常、CaCl2て処理したバクテリアまたは二価のカチオンおよび DMSOのような他の物質で処理したバクテリアの形質転換を含む。DNAはま た、エレクトoボレーシコンによって、バクテリア細胞に導入され得る。形質転 換手法は、通常、形質転換されるバクテリア種に応じて変化する。例えば、 [ Massonら、(1989) FEMS Microbiol、Lett、6 0:273HPa1vaら、(1982) Proc、Natl、Acad、S ci、USA 79:5582:ヨーロノハ特許公開第36.259号および第 63.953号;P、C、T、Wo 84104541、Bacillus]、  [Millerら、(1988) Proc。
Natl、Acad、Sci、85:856: Wangら、(1990) J 、Bacteriol。
172:949、Cam 1obacterl s ECohenら、(19) 3) Proc、Na口、Acad、Sci、69:2110; Dowerら 、(1988) Nucleic Ac1ds Re52−上i:6127;  Kushner (1978) Genetic En 1neerin :  Proceedin s of the fnternaitonaj S m  osium on Genetic En 1nee」(H,W、 Boye rおよびS、 Nlcosia編)の−An improved method  for transformation of Escheriehia c oli with Co1El−derived plasmids−; Ma ndelら、(1970) J、Mo1. Biol、53:159: Tak eto(1988) Biochim、 Bio h s、 Acta 949 :3t8; Escherichia]、 [Chassyら、(19g?)  FEMS Microbiol、Lett、44:173 Lactobaci llus] ; [Fiedlerら、(1988) Anal、Btoche m−口重:38、Pseudomonas] ; [Augustinら、(1 990) FEMS Microbiol、 Lett、 66:203. S ta h 1ococcusコ 、 [Baranyら、 (1980) J、  Bacteriol、 144:698; )Iarlander (198 7) 江二匹匹姐cat Genetics (J、 Ferrettiおよび R,CurtissJlglll)の”Transformation of  5tre tococcus 1actis by electroporat ion−; Perryら、(1981) 1nfec、1mmun、32:1 295; Powellら、(1988) A 1. Environ、Mic robiol、54:fi55; Somkutiら、(1987) Proc 、4th Evr、Con 、Biotechnolo l:412. 鈷工J 匹=λ匹旦]を参照のこと。
晟朋二JLL11玉 酵母プロモーターは、酵母RNAポリメラーゼを結合し得、コーディング配列( 例えば、構造遺伝子)のmRNAへの下流(3゛)転写を開始するすべてのDN A配列である。プロモーターは、コーディング配列の5°末端に近接して通常位 置する転写開始領域を有し得る。この転写開始領域は、通常、RNAポリメラー ゼ結合部位(rTATAボ、クス」)および転写開始部位を含む。
酵母プロモーターはまた、上流アクティヘーター配列(UAS)と呼ばれる第ニ ドメインを有し、もし存在するなら、この第ニドメインは、通常、構造遺伝子か ら離れて位置する。UASは、制御された(誘導可能な)発現を可能にする。構 成的発現は、UASの非存在下で生じる。制限された発現は、ポジティブまたは ネガティブであり得、転写を同上または減少させる。
酵母は、活性な代謝経路を有する発酵微生物であるため、代謝経路における酵素 をフードする配列は、特に有用なプロモーター配列を提供する。その例としては 、アルコールデヒドロケナーゼ(AD++) (ヨーロッパ特許公開系2840 44号)、エノラーゼ、グルフキナーゼ、グルツース−6−ホスフェートイソメ ラーゼ、グリセルアルデヒド−3−ホスフェートーデヒドロゲナーゼ(GAPま たはGAPDH> 、へ牛ソ牛ナーセ、ホスホフルクトキナーゼ、3−ホスホグ リセレートムターセ、およびピルビン酸キナーゼ(PyK) (ヨーロッパ特許 公開第329203号)が挙げられる。酸性ホスファターゼをコードする酵母P H05遺伝子はまた、有用なプロモーター配列を提供するCMyanohara ら、(1983) Proc、Natl、Acad、Sci、USA 80:l ]。
さらに、天然には存在しない合成プロモーターはまた、酵母プロモーターとして も機能する。例えば、1つの酵母プロモーターのUAS配列は、他の酵母プロモ ーターの転写活性化領域と結合し得、合成ハイブリッドプロモーターを形成する 。このようなハイブリッドプロモーターの例としては、GAP転写活性化領域に 結合したADH制御配列が挙げられる(米国特許第4、876、197号および 第4.880.734号)。ハイブリッドプロモーターのその他の例としては、 匡、鉦旦、GALIOlまたは胆並遺伝子のいずれかの制御配列からなり、GA PまたはPyKのような解糖系酵素遺伝子の転写活性化領域と組み合わせられた プロモーターが挙げられる(ヨーロッパ特許公開第164556号)。
さらに、酵母プロモータは、酵母RNAポリメラーゼを結合し、転写を開始する 能力を有する非酵母起源の天然に存在するプロモーターを含み得る。このような プロモーターの例としては、特に、 CCohenら、(1980) Proc 、Natl、 Acad、Sci、USA工:1078; Hen1koffら 、(1981)Nature 283:835; Hollenbergら、( 1981)如」二」」二鉛」紅虹廊工ヨーユだ囮二ニー96:119; H。
11enbergら、(1979) Plasmids of Medical 、Enviror+mentaland Commercial 1m ort ance (K、N、 Timm1sおよびA、 Puhlerm)の−The  Expression of Bacterial Antibio【ic  Re5istance Genes i the Y、east Saccha romyces cerevisiae−;Mercerau−Puigalo nら、(1980) Gene 11:163: Panthierら、(19 80) Curr。
Genet、 i:109:コを包含する。
DNA分子は、酵母中で細胞内で発現され得る。プロモーター配列はDNA分子 に直接連結され得る。この場合、組換えタンパク質のN末端第一アミノ酸は、常 に、ATG開始コドンによってコードされるメチオニンである。所望されるなら 、N末端のメチオニンi;!、fi化ノンアン共にインビトロでインキュベート することによって、タンパク質から開裂され得る。
融合タンパク質は、直接発現の代替物を提供する。通常、内因性酵母タンパク質 または池の適切なタンパク質のN末端部分をフードするDNA配列は、異種コー ディング配列の5°末端に融合される。発現すると、この構築物は、2つのアミ ノ酸配列の融合物を提供し得る。例えば、酵母またはヒトスーパーオキシドジス ムターゼ(5OD)遺伝子は、外来の遺伝子の5°末端で連結され得、酵母中で 発現する。2つのアミノ酸配列の結合部のDNA配列は、開裂可能な部位をコー ドし得るか、またはコードし得ない。例えば、ヨーロッパ特許公開第19605 6号を参照のこと。他の例としては、ユビキチン融合タンパク質が挙げられる。
このような融合タンパク質は、外来タンパク質からユビキチンを開裂するために 、好ましくはブロセ、7ング酵素(例えば、ユビキチン特異的プロセノ/ングプ ロテアーゼ)の部位を保持するユビキチン領域を用いて形成される。
従って、この方法によって、天然の外来タンパク質は、単離され得る(1989 年8月7日付けで提出された米国特許出願第359、599号と同一出願人のP 、C,T、 Wo 881024065、この開示は、本願では参考のために援 用している)。この系は、IGFBP−5を生産するための現在好ましい系であ る。
あるいは、外来タンパク質はまた、キメラDNA分子を形成することによって細 胞から増殖培地に分泌され得る。このキメラDNA分子は、酵母中で外来タンパ ク質の分泌を提供するリーダー配列フラグメントを含む融合タンパク質をコード する。
好ましくは、インビボまたはインビトロにおいて開裂され得る、リーダーフラグ メントと外来遺伝子との間でコードされるプロセッシング部位がある。リーダー 配列フラグメントは、通常、細胞からタンパク質の分泌を誘導する疎水性アミノ 酸を含むシグナルペプチドをコードする。
適切なシグナル配列をコードするDNAは、酵母インベルターゼ遺伝子(J Q  ツバ公開第12873号、J、P、O,公開第62.096゜085号)およ びA因子遺伝子(米国特許第4.588.684号)のような分泌される酵母タ ンパク質の遺伝子由来であり得る。あるいは、インターフェロンリーダーのよう な、酵母中での分泌を提供する非酵母起源のリーダーが存在する(ヨーロ7バ特 許公開第60057号)。
好ましいクラスの分泌リーダーは、「ブレーpre”」シグナル配列と「プロ” pro−J領域の両方を含む、酵母α因子遺伝子のフラグメントを用いるリーダ ーである。使用され得るα因子フラグメントのタイプには、全長ブレープロα因 子リーダー(約83個のアミノ酸残基)および一部欠けたα因子リーダー(通常 約25から約50個のアミノ酸残基)か含まれる(米国特許第4.546.08 3号および第4.870.008号;ヨーロッパ特許公開第324274号)。
分泌を促すアルファ因子リーダーフラグメントを使用するさらなるリーダーには 、第一の酵母のブレー列、第二の酵母のプロ領域で形成されるハイブリッドα因 子リーダーが含まれる(例えば、P、C,T、 Wo 89102463を参照 のこと)通常、酵母によって認識される転写終止配列は、翻訳終止コドンの3° に位置する制御領域であり、プロモーターと共にコーディング配列の側面に位置 する。これらの配列は、DNAによってコードされるポリペプチドに翻訳され得 るmRNAの転写を方向づける。転写終止配列および解糖系酵素をコードする配 列のような、他の酵母で認識される終止配列の例。
通常、プロモーター、リーダー(所望されるなら)、目的のコーディング配列お よび転写終止配列を含む上記の成分は、組合されて発現構築物となる。発現構築 物は、しばしば、酵母またはバクテリアのような宿主において安定して維持され 得る染色体外要素(例えば、プラスミド)のようなレプリコンにおいて維持され る。レプリコンは、2つの複製系を有するため、例えば、発現のための酵母中で 、ならびにクローニングおよび増幅のための原核宿主中に維持される。このよう な酵母−バクテリアンヤトルヘクターの例としては、YEp24が含まれる I Botsteinら、(1979) Gene i:17−24] 、pci/ I EBrakeら、(1984) Proc、Natl、Acad、Sci  USA 81:4642−4646] 、およびYRp17 [Stinchc ombら、(191112) J、14o1. Biol、158:157〕。
さらに、レプリコンは、コピー数の多いまたは少ないプラスミドであり得る。コ ピー数の多いプラスミドは、一般に、約5から約200の範囲のコピー数を有し 、典型的には約10から約150の範囲である。コピー数の多いプラスミドを含 む宿主は、好ましくは少なくとも約10個、さらに好ましくは少な(とも20個 のプラスミドを含み得る。ベクターおよび外来タンパク質の宿主に対する影響に 応じて、コピー数の多いまたはコピー数の少ないベクターが選択され得る。例え ば、Brakeら、上記を参照のこと。
あるいは、発現構築物は、組込みベクターを用いて酵母ゲノムに組込まれる。組 込みベクターは、通常、ベクターを組込む酵母染色体に相同な少なくとも1つの 配列を含み、好ましくは、発現構築物の両側にある2つの相同な配列を含む。組 込みは、ベクター中の相同なりNAと、酵母染色体との組換えから生じるようで ある[0rr−Weaverら、<1983) Methods in Enz vmol、 lot:22g−245] 。組込みベクターは、ベクターに含ま れるのに適切な相同配列を選択することによって、酵母中の特定の遺伝子座に方 向づけられ得る。0rr−Weaverら、上記を参照のこと。1つまたはそれ 以上の発現構築物が組込み得、生産された組換えタンパク質のレベルに影響し得 る[R4neら、(1983) Proc、 Natl、 Acad、 Sci 、 USA 80:6750]。ベクターに含まれる染色体配列は、ベクター中 の単一セグメントとして存在し、ベクター全体を組込むか、または染色体中の隣 接するセグメントに相同で、ベクター中の発現構築物の前側に存在する2つのセ グメントとして存在し、発現構築物のみを安定して組込み得る。
通常、染色体外構築物および組込み発現構築物は、形質転換された酵母株を選択 できるように、選択可能マーカーを含み得る。選択可能マーカーは、ADH2、 口、匡販、11およびAlO2のような、酵母宿主中で発現され得る生合成遺伝 子、および酵母細胞中に、ツニカマインンおよび0418耐性を供与するG41 8耐性遺伝子をそれぞれ含み得る。さらに、適切な選択可能マーカーはまた、酵 母に、金属のような毒性化合物の存在下で増殖する能力を与える。例えば、二の 存在により、酵母は、銅イオンの存在下で増殖する[3uttら、(1987)  Microbiol Rev、’51:351]。
あるいは、上記の成分のいくつかは、組合されて形質転換ベクターになり得る。
上記のように、形質転換ベクターは、通常、レプリコンに保持されるか、または 組込みベクターに組込まれる選択可能マーカーを含む。
細胞外レプリコンまたは組込みベクターである、発現および形質転換ベクターが 、多くの酵母の形質転換のために開発されている。例えば、発現ベクターは、特 に以下の酵母について開発されている: Candida albicans  [Kurtzら、<1986)Mo1. Ce11. B’o1. 6:142 ] 、Candida maltosa [Kunzeら、91985) J、  Ba5ic Microbiol、 25:141E 、Hansenula  凹旦二皿吐L [Gleesonら、(1986) J、Gen、M’cro bio1. t32:3459; Roggenkampら、(1986) M at、Gen、Genet、202:302] 、1ユだ二二二凹 LL11工 上is[Dasら、(1984) J、 Bacteriol、 158:11 65コ 、Klu verom ces 1actis [De Louven courtら、(1983) J、Bacteriol、154ニア37; V an Den Bergら、(1990) Bio Technolo「i:1 35] 、Pichia L!!工11erimondiユ[Kunzeら、( 1985) J、Ba5ic Microbiol、25°141] 、Pic hia ト工匹L」[Creggら、(1985) Mo1. Ce11. B iol、 5:3376;米国特許第4.837.148号および東4.929 .555号] 、Saccharom ces cerevisiae [Hi nnenら、(197g) Proc、Natl、Acad、Sci、USA  75: 1929; Itoら、(1983) J、 Bacteriol 1 53+163コ 、 Schizosaccharom ces 29」すλ旦 [BeachおよびNurse (1981) Nature 300ニア06 ] 、およびyarrowia ■z江■±![Davidowら、<1985 ) Curr、Genet、lo:380471 Ga111ardinら、( 1985) Curr、Genet、10:49]。
外因性DNAを酵母宿主に導入する方法は、当該技術分野において公知であり、 通常、スフェロプラストまたはアルカリカチオンで処理した無傷の酵母細胞の形 質転換を含む。形質転換手法は、通常、形質転換される酵母種に応じて変わる。
例えば、 [Kurtzら、(1986) Mo1. Ce11. Biol、 6:142: Kunzeら、91985) J、 Ba5ic Mierob iol、 25:14b Candida] ; [Glees。
nら、91986) J、Gen、Microbioi 132:3459;  Roggenkampら、(1986) Mo1. Gen、Genet、20 2:302; Hansenula] ; [Dasら、(1984) J、B acteriol、158:1165; De Louvencourtら、< 1983) J、Bacteriol、154:1165; Van den  Bergら、(1990) Lツユechnol旦U jj:、135; Kl u verom ces] : [Creggら、(1985) M。
1、Ce11. Biol、5:3376: Kunzeら、(1985) J 、Ba5ic Microb−L■:141:米国特許第4.837.148号 および第4.929.555号;Piehia] ; [Hinnenら、(1 978) Proc、Nat 、cad、Sci、USA 75;1929;  ltoら、(1983) J、Bacteriol、153:1635acch ar規匹旦] ; [BeachおよびNurse (+981) Natur e 300ニア05: Schizosaccharomvces3 ; ID avidowら、(1985) Curr、Genet穴]j」[じ二1]鈴り ま 本発明の抗原および遺伝子物質を含む組成物は、診断ア。
セイにおいて使用され得る。得られる生物学的に有用な情報のうちの1つに、過 剰な結合タンパク質のレベルがあり、これは、腫瘍の存在による。そのため、I CFまたはIGFBP結合タンパク質のうちの1つの産生が増加している(なぜ なら、結合タンパク質は、過剰なIGFの存在下で生産されるから)。さらに、 多数の公知の疾5缶は、IGFの濃度と関連し得る。例えば、いくつかのタイプ のオステオポローシスは、IGFレベルと関連している。さらに、結合タンパク 質は、組換えによって生産されたICF類の同定、生産および精製に使用され得 る。IGFBP−5の存在を検出する方法には、血液試料、髄液、または膿瘍も しくは骨組織のような生物学試料を分析することが含まれる。
通常、本発明の結合タンパク質のような分析物を検出する方法は、免疫アッセイ に基ついている。このような技術は公知であり、ここで詳細を述へる必要はない 。例としては、異種および同種免疫アッセイ技術が含まれる。この技術は両方と も、結合タンパク質とそれに対応する特異的抗体との間に免疫複合体を形成する ことに基づいている。IGFBP−5の異種アッセイでは、通常、固体表面に結 合した特異的モノクローナル抗体またはポリクローナル抗体を使用する。サンド ライ。
チアノセイは、次第にボピニラーとなってきている。固相の非存在下の溶液中で 行われる同種アッセイもまた、使用され得る。これは、例えば、遊離抗体を酵素 −抗原結合体に結合することによってもたらされる酵素活性の相違を決定するこ とによる。多数の適切なアッセイは、米国特許第3.817.837号、第4. 006.360号、および第3.996.345号に記載されている。
上記のアッセイにおける固体表面試薬は、タンパク質物質を、高分子ビーズ、デ ィノプスティノク、またはフィルター物質のような固体支持体物質に付着させる 公知の技術によって調製される。これらの付着方法は、一般に、タンパク質を支 持体に非特異的に吸着させること、またはタンパク質を、通常、il!l子離ン 基を解して、活性カルボ牛シル基、ヒドロキシル基またはアルデヒド基のような 固体支持体上の化学的に反応性の基に共有結合させることを含む。
同種アッセイとして知られている第二の診断形態において、分析物に結合する抗 体は、培地中で直接検出され得る反応培地にいくつかの変化をもたらす。これま で提案された公知の一般的なタイプの同種アッセイは、以下のものを含む:(a )スピン標識されたリポータ−であって、抗原に結合する抗体が、リポートされ た可動性の変化(スピン分割ピークが広がること)によって検出される、リボ− ター:(b)結合か蛍光効力の変化によって検出される、蛍光リポータ−;(C )抗体結合が、酵素/基質相互反応に影響を与える、酵素リポータ−;および( d)結合によりリポソームが溶解し、カプセル化されたリポータ−が放出される 、リボノーム結合すポーター0本発明のタンパク質抗原に対するこれらの方法の 適用は、同種アッセイ試薬を調製するための従来の方法に従う。
(以下余白) 伝 プローブを 用しての診断 の応 本発明の遺伝子物質は、それ自身、天然の物質中に存在する遺伝子物質に対する プローブとして多くのアッセイに使用され得る。分析物は、(通常)少なくとも 約16個の連続ヌクレオチド、通常は30から200のヌクレオチド、最高は上 記に示す配列(cDNA配列)の実質的に全長の配列を含むプローブにハイブリ ダイズするヌクレオチド配列であり得る。分析物はRNAもしくはcDNAであ り得る。試料は、典型的には前の章に記載の通りである。陽性の結果は一般的に は、明細書に記載の配列の少なくとも12個の連続ヌクレオチドの配列と少な( とも約70%相同である配列、通常は、配列中の少なくとも約60の連続ヌクレ オチドと少なくとも約80%相同である配列を含む遺伝子物質を同定することと して特徴づけられる。そして実質的には、全長配列に相同である配列を含み得る 。分析物を検出するために、分析物がプローブにハイブリダイズする場合には、 そのプローブは検出標識を含有し得る。特に、結合タンパク質を検出するのに有 用であるプローブは、これらのタンパク質の保存領域、特に、図2の括弧内に示 すBF2のアミノ酸PNCDおよびアミノ酸cwcvからの保′#領域に基つく 。これらのアミノ酸は、関連のIGF結合タンパク質のすへてに高度に保存され ている。IGFBP−1のみが異なり、191位のDがNである。
標的核酸の増幅のための1つの方法である、ハイブリダイゼ−7コンアノセイに よる後の分析のための方法は、ポリメラーゼチェーン リアクンヨンすなわちP CR法として知られている。PCR法は、疑わしい試料中で本発明のIGFBP −5を検出するために適用され得る。この中で、互いに間隔を隔てた、明細書に おける前述の遺伝子配列に基つくオリコヌクレオチドプライマーを用いる。この プライマーは、2本蹟DNA分子のそれぞれのストランドに相補的であり、典型 的には約50から450 ntもしくはそれを越えて(通常は2000 ntを 越えない)離れている。この方法には、特定のオリコヌクレオチドプライマーの 調製および次に標的DNAの変性の繰り返しサイクル、プライマー結合、および DNAポリメラーゼによる伸長によって、プライマー間の間隔に基つく予測され る長さのDNAフラグメントを得ること、が含まれる。1つのプライマーから生 成された伸長産物は、もう一方のプライマーのさらなる標的配列として作用する 。標的配列の増幅の程度は、実施されるサイクル数により制御され、簡単な式2 nにより理論的に夏出される。
(ここで、nはサイクル数である。)lサイクルあたりの平均効率が、約65% から85%の範囲である場合には、25サイクルで、標的配列の03から4.8  X 1.000,000コピーが産生される。PCR法は、5aikiら、5 cience (1985) 230:1350−1354: 5aik+ら、 Nature (1985) 324:163−166+および5charfら 、5cience (198B> 233:1076−1078を含む多くの文 献に記載されている。さらに、米国特許第4.683.194号、第4.683 .195号および第4,683゜202号を参照のこと。
本発明は、IGFBP−5をコードするDNAフラグメントの選択的増幅に基つ く、IGFBP−5を測定するための特異的な診断法を倉む。この方法は、図1 に示す配列から選択されたDNAの2本鎖フラグメントのそれぞれのストランド の非相同領域由来の一対の1本鎖プライマーを使用する。本発明の18面をなす これらの「ブライマーフラグメント」は、上記のよにIGFBP−57ラグメン トから調製される。この方法では、上記に検討したように、米国特許第4.68 3.202号に開示されているとおり、選択された核酸配列を増幅するための方 法に従う。
i△ム三二二二五盗 IGFBP−5に対する抗体および抗イデイオタイプ抗体のインビボ使用、ナラ ひに診断への使用の両方には、モノクローナル抗体の使用が好ましい。モノクロ ーナル抗ウイルス粒子抗体あるいは抗イデイオタイプ抗体は、以下のように産生 され得る。免疫された動物から牌臓あるいは白血球を取り出し、当業者に公知の 方法により、不死化するかあるいは使用して、ハイブリドーマを調製する。ヒト −ヒトハイブリドーマを産生ずるために、ヒト白血球ドナーを選択する。エプス タイン・バールウィルス(EBV)が、ヒト白血球の不死化に使用され得るか、 あるいはヒト融合パートナ−がヒト−ヒトハイブリドーマを産生ずるために使用 され得る。ペプチドによるインビトロ−次IEもまた、ヒトモノクローナル抗体 の生成に使用すれ得る。不死化細胞により分泌された抗体は、所望の特異性を有 する抗体を分泌するクローンを決定するためにスクリーニングされる。
IGFBP−5の 8・ に交・するア/セイイン/ユソン様成長因子に結合す る性質は、本発明のタンパク質の生物学的性質の1つである。これらのタンパク 質は、好都合にIGF−1を使用した結合アッセイ[Rinderknecht 、 E、およびHumbel、 R,E、、 J、 Biol、 Chew、( 1978) 2532759]あるいは、IGF−11を使用した、好ましくは 、襟識化、例えばヨウ素化形態でのIGF−11を使用した結合アッセイ[Ri nderknecht、 E、およびHumbel、 R,E、、 FEBS  (1978) 89:283]で試験され得る。
例えば、このようなアッセイは、都合よく、本発明のタンパク質のゲル電気泳動 (5DS−PAGE)を実施し、後にゲルのウェスタッフロノドを実施し、次に C1251] [CF−fもしくは[+の存在下にその)゛ロットをインキニヘ ートして、そのフ′ロットを洗浄して遊離のIGF−1もしくは−IIを除き、 そのプロットの放射活性を検出することを含み得る。
匹」旦笠豆 本発明のIGF−BP類はもとは、ヒトl0F−BP類を意味し、哺乳動物、例 えば、ネズミ、ブタ、ウマもしくはウソのl0F−BP類が、必要とされる程度 に相同性を有する限りIGF−BP類の定義内に含まれる。
本発明のfGF−BP類には、組織抽出物あるいは馴化培養培地からの精製物、 ならひに組み換え法により得られるものが含まれる。
匹旦旺5己ソ引盈 本発明の結合タンパク質の治療上の応用には、単独治療剤としての使用、IGF との組み合わせによる使用か含まれ、後者が好ましい。
IGFとの組み合わせによる使用の場合は、本発明の結合タンパク質は、上記の 表示のような使用、おもに、成長誘導剤、組繊再生剤、もしくは傷冶疹剤として の使用に適している。
従って、本発明は以下の(1)、(ii)、(iii)あるいは(iv)を提供 する。
(i)被験体の成長、組織あるいは器官の再生、もしくは傷治癒を促進するため の、ii離あるいは固定化されたIGFとの組み合わせでの、本発明の結合タン パク質の使用;あるいは、 (百)、VL験体の成長、被験体の組織あるいは器官の再生、もしくは傷治癒を 促進する方法であって、このような治療を必要とする患者に、治療上有効な量の IGFとともに、本発明の結合タンパク質の治療上有効な量を投与することを包 含する、方法;あるいは (iii)被験体の成長、組織あるいは器官の再生、もしくは傷治癒を促進する 薬学的組成物であって、本発明の結合タンパク質を、ICFおよび薬学的に受容 可能な牛ヤソアあるいは希釈剤とともに含有する、組成物:あるいは(iV)混 合もしくは付随投与についての説明書とともに、本発明の結合タンパク質とIC Fとを使用まで分離した形態で含有する、バノケイン。
IGFに関連して、本発明の結合タンパク質は軟骨形成あるいは造血機能を媒介 する特に興味深いものである。このことは、以下のAからCの試験によって示さ れ得る。
A) IGFは、例えば、胎児う、ト頭蓋冠中のコラーゲンおよび非コラーゲン タンパク質への[3H]−プロリンの取り込みの増加によって示されるように、 骨の形成を増大させる。IGFか、本発明の結合タンパク質の存在下に使用され ると、相乗効果を生じる。う、ト頭M冠の組織培養物は、21日齢の胎児う、ト から何頭および後頭部の骨を解剖し、来状縫合にそって分割して、Kreamら の方法(Endocrinology (1985) 116:296)に従っ て培養することにより調製する。結合タンパク質あるいはIGFを、培養物1m lあたり10から200 ngの用量範囲で添加する。それらを組み合わせて添 加する場合には、モル比は1:1である。培養は、24から48時間行われる。
コラゲナーゼ消化タンパク質および非コラ−ケンタンパク質への[3H〕プロリ ンの取り込みを定量するために、骨をホモジネートしたものをSDiegelm an RおよびPeterkofsky (Dev、 Biol、(1972) 28:443)の方法、およびkreamら、(EndocrInorogy  (1985)116:296)の変法に従って、細菌性コラゲナーゼで消化する 。
B) IGFは、骨からの[45]Caの放出か減少することによって示される ように、骨吸収を減少させる。IGFが本発明の結合タンパク質の存在下に使用 されると相乗効果が生じる。この試験は、Ra1szの原理(J、 Cl1n、 Invest、(1965) 44:103)に従って行われる。妊娠ラットに 、妊娠18日目に[45]Caを皮下注射する。ICFを、単独であるいは本発 明の結合タンパク質の存在下で、1匹あたり10 ngから2(10ngの投与 Iで注射する。
結合タンパク質は、ICFに対するモル比が1:1になるように加える。19日 目に、その動物を殺し、胎児を取り出す。とぅ骨および尺骨の鉱質強化幹を解剖 で取り出し、培養に移す。
骨移植物からの[45]Caの放出に基づいて、吸収を定量する。
C〉本発明のIGF−結合タンパク質および他のIGF−結合タンパク質は、I GF−1のエリトクボエチン様効果を増す。このことは、特に以下のものをFa gg、 B、 Roitsch、 C,A、 Ce11. Physiol、( 1986) 126:lに記載のCFU−Eアッセイで試験することにより確か められ得る。つまり、例えば、10ng/mlのIGF−1、ICF単独ならび に、図1もしくは2の成熟IGF結合結合タンパ上質組み合わせ、例えば、図1 の成熟IGF結合結合タンパ上質現するC)10細胞株培養物白来の上清の50 μlとの組み合わせを調べる。IGF結合結合タンパ単質単独られた結果は、コ ントロールと有意な差はないが、一方、ICF−1単独と比較して組み合わせの 相乗効果はみられる。
さらに、本発明の結合タンパク質と組み合わせたIGFの分裂促進活性は、以下 のように試験され得る。CCL 39細胞(チャイニースハムスター肺線維芽細 胞)への[3H1メチルチミジンの取り込みを、Plouetら、Ce11.  Miol、(1984> 30:105の記載に従って測定する。このアッセイ では、細胞株CCI 39を、10%胎児ウン血清、0.1%ベニノリン、0. 4%ストレブチマイシンおよび0.5%ファンギゾンを含有するMEM培養培地 (Gibco) 0.51111中に、ウェルあたり40.000細胞を播種す る。5%co2雰囲気下で、37℃でのイン牛ユベー7−1ンを72時間を行っ た後、細胞を、胎児ウシ血清を含まないMEM培地で洗浄し、20時間この培地 中で培養した。この段階で、細胞培養を集密的にし、IGFあるいは結合タンパ ク質、もしくはその両方ともを、培養培地に10 ngから2001gの用量範 囲で各々を混入させる。両方ともを加える場合のモル比は、■=1であるべきで ある。この試験試料を37°Cで24時間インキュベートし、次に10μI P BS中の1μC1[3旧メチルチミジンとともに加える。4時間インキコベート した後、メチルチミジノの取り込みを、細胞をPBSで洗浄して停止する。細胞 を0.5mlト’Jクロロ酢酸(5%)で30分間固定し、水で洗浄して、最後 に0.Sml NaOH0,IMで、2時間37℃に保って溶解し、溶解物のO ,Smlをシンチレーシコンフラスコに移し、モしてβ−放射活性を測定するた めに3mlのシンチレーシせン液と混合する。結合タンパク質は、IGFのマイ トジェン活性を高める。しかし、結合タンパク質が単独で使用された場合に測定 される放射活性レベルは、実質的にコントロール試料のレベルと相違がない。
さらに詳細には、本発明の結合タンパク質は、IGFとの組み合わせによって以 下のことに有用である。a)下垂体機能減退症、Laronタイプ小人症、骨粗 しよう症、貧血、特に合併症をともなう慢性腎不全症、および肝不全あるいは腎 不全を治療するために、ならびにb)fi!および火傷のような傷、あるいは事 故により生じた傷もしくは手術の結果による傷の治癒を促進するために、有用で ある。
本発明の結合タンパク質に関連する使用のために、IGFは、Rinderkn echt、 E、およびHumbel、 R,E、、 J、 Biol、 Ch ew、 (1978> 253:2769に記載のIGF−1,Rinderk nechj、 E、およびHua+be1、 R,E、、 FEBS (197 8) 89:2831こS己載のIGF−11,およびインシュリン様成長°因 子活性を有する、IGF−1ならびにIGF−11の誘導体およびフラグメント から選択されるのが好ましい。IGF−11が最も好ましい。
IGFに関連する使用のために、本発明の結合タンパク質は、図1に示すブレI GF−BPもしくはIGF−BPと、85%から100%相同性があるタンパク 質が好ましい。
IGFに関連しない場合は、本発明の結合タンパク質は、遊離IGFsaの過剰 産生による任意の生理学的異常、例えば、乳癌もしくは腎臓癌のようなICF産 生癌、糖尿病性増殖網膜症、もしくは、遊離1GFの血清レベルが高い異常成長 の高身長児に、さらに治療上の応用を有する。
従って、本発明はさらに、以下の(i)、(11)、(iii)あるいは(iv )を提供する。
(i)人体などの哺乳動物による、遊離IGFの過剰産生の結果による生理学的 異常、例えば、IGF産生癌、糖尿病性網膜症もしくは高身長被験体の異常成長 を治療するための、本発明の結合タンパク質の使用;あるいは(百)遊離IGF の過剰産生の結果による生理学的異常、例えば、IGF産生癌、糖尿病性網膜症 もしくは被験体の異常成長を治療するための方法であって、本発明の結合タンパ ク質の治療上有効な量を、このような治療を必要とする被験体に投与することを 包含する、方法;ある(\(i(iii)遊離IGFの過剰産生の結果による生 理学的異常、例えば、IGF産生癌、糖尿病性網膜症もしくは被験体の異常成長 を治療するための方法であって、本発明の結合タン、N+り質を薬学的に受容可 能なキャリアあるし1は希釈剤ととも(こ含宵する、組成物;あるいは (1v)生物学的試験を行うことにより示されるような、IGFBP−5の異な る結合能に基つく、特定の器官ある(X(よ組織;こIGFを送達する方法。
図1に示すプレーIGF−BPもしくはl CF−BPの変異形態のフラグメン トは、人体における遊離IGFの過剰産生の結果(こよる生理学的異常を治療す るために、特に価値のあるものである。
本発明の結合タン/ぐり質は、単独もしくはIGFと組み合わせて、ペプチドに 適した任意の都合のよ−1経路で、すなわち、特に腸の経路には、例えば、錠剤 あるLNtよりブセルの形態で、そして、皮下あるいは静脈内経路では、例え( f、注入用注射剤の5呼で投与され得る。さら(こ、それ(よ局所(こ使用され マ尋て、例えば、傷治癒剤のような使用には、軟膏ある−)(よ51間液の形管 で使用され得る。
上記に示されたすべての適切な投与量は、例え(ズ、治療されるへき障害の性質 ならびに重篤さ、および投与汗三態1こ依存して変化する。例えば、骨粗しよう 症ある1、Nま貧血の治療では、本発明の結合夕/〕望り賞の毎日の投与量(ま 、約01μg/kg体重から40μg/’kg体重、好ましくは、約05μg  、” k g体重から約20μg/kg体重の範囲で、満足な結果が得られ得る 。例えばヒトのような比較的大きな哺乳動物では、示されたように毎Bの投与量 は、例えば1日に一度とすると、約5μgが好都合に腸に投与される。傷冶痔に は、傷面積cm2あたりに対して、本発明のタンパク質の01から10μgか毎 日の投与量として、例えばヒトのような比較的大きな哺乳動物において、適切に 示される。これは1日に一度、好都合に投与される。IGFと組み合わせて使用 される場合には、結合タンパク質とIGFのモル比は、好ましくは0.1:1か ら5=1であり、より好ましくは0.5:lから2:1であり、最も好ましくは 1:1である。
本発明の薬学的組成物は、従来の手法で生産され得る。
本発明の結合タンパク質の他の使用には、組み換え技術によるIGF分子の生産 においての種々の使用が含まれる。本発明の結合タンパク質は、天然(活性)コ ンホメーシヨン(この反対は不活性型)である酵母産生IGFを検出するために 使用され得る。さらに、本発明のタンパク質は、ICFの生産においてのキャリ ア(おそらくは同時発現されたタンパク質の形態)として使用され得る。結合タ ンパク質がインビボにおいてIGFを固定化するので、インビトロにおいても同 様に固定化することか予測される。結合タンパク質はまた、固相表面に結合させ て(アフィニティークロマトグラフィーなど)酵母で産生されたIGFを精製す るために使用され得る。
本発明は、特定の実施態様、方法、構成、および使用を参考として記載している か、本発明から逸脱することなく、種々の変形ならびに改変がなされ得ることは 、当業者にとって明白である。
亥1!しよ セファロース−IGF−1アフィニティ一カラム60a+gの組み換えヒトIG F I (Ciba−Geigy AG、 Ba5e1.5w1tzerlan d)を、0.5 M NaC1を含有する20m1の0. I M NaHCO 3、pH8,3に溶解し、CNBr活性化セファロース48 (4gの乾燥ゲル )に、販売元(Pharmacia Fine Chemicals、 Upp sala、 Sweden)のプロトコルに従って力、ブリングした。そのゲル を、1.5X 15 amのガラスカラム(ゲルベト容積は15m1)中で、5 00 mlの0.05Mリン酸ナトリウム緩衝液10.5 M NaCl5pH 6,5で平衡化した。
7IGFBP順の 製 この方法は、Mar t i nおよびBaxter(18,19)の変法に従 って行った。実施例中の括弧内の参考文献は、本明細書の関連文献の章に番号を つけて挙げている参考文献をさす。過日採取した、クエン酸塩添加ヒト血漿のI Lを、トロンビンーカルシウム50 U(l ml)と室温で2時間攪拌し、チ ーズクロス(cheesecloth)で濾過し、酸性化した。解離させたIG FをSP−セフアゾ7クス C−25で取り出した。次にpHを65に調整し、 沈澱を20.000 rpmで30分間遠心分離して除去した。上清を、上記の ように34m1/分の流速でセファロース−IGFアフィニティーカラムにポン プで送り、そのカラムを、500 mlの0.05 Mリン酸ナトリウム緩衝液 /′0.5 M NaC1,pH6,5で洗浄した。結合タンパク質(すなわち 、IGFBP)を0.5M酢酸40 mlで溶出し、2Lの0.1M酢酸アンモ ニウムを外液として3回透析し、そして凍結乾燥した。凍結乾燥物(40mg) を20%(v/v)アセトニトリルを含有する、4mlのO,1Mへブタフルオ ロブチリック酸に溶解し、不溶物を10.000で10分間遠心分離して除去し た。透明の上清をNucleosil C1Bカラム(Macherey−Na gel、 D ren。
FRG)のHPLC(各2mlで2回)にかけた(19)0溶出画分を5pee d−Vac (Savant Instruments、 )Iicksvil le、 NY)で乾燥し、l mlの0.01M酢酸中に取り出し、再度乾燥し た。得られた物質を、リガンドブロフト分析(下記を参照のこと)および銀染色 用に、250μl H2Oに溶解したく20)。
125I−IGFリガンドプロット 析Has sen 1oppら(21)の 方法を少し改変して使用した(6.19)。
HPLC溶出画分の5μlを、非還元条件下で15%SDSポリアクリルアミド スラブゲルで電気泳動にかけた。14C−標識の分子量マーカー(Rainbo w Marker、 Amersham、 UK)を還元したOゲルをニトロセ ルロース膜にトランスプロットし、記載のように処理した(21)。膜を、シー ルされたプラステイノクバ/グ内で、室温で6時間、3 x 10’ cpm  125I−標識IGFIIとインキユベートした(22)。数回洗浄の後、空気 乾燥した膜を一70°Cで12−48時間、Kodak X−OMATICカセ ット(Eastman、 Rochester、 NY)中でX線フィルム(K odak、 X−OMAT、 AR)に曝した。
全てのバンドが”1−IGF +で検出されるわけではないので、12’I−I GF I+をスクリーンング用のトレーサーとして選択した(結果を参照のこと )。
ポリビニリデンンフルオライド(Immobi l 1on) でのエレクトロ ブロッティング lOから30μgのHPLC精11GFBPを、上記のように(ポリアクリルア ミドスラブケル 15 X 15 X 0.15 cm)還元条件下で電気泳動 にかけ、Matsudaira (23)の記載のように、[mmobil。
n膜(Millipore Corp、、 Bedford、 MA)にエレク トロブa ノティングした(0.8Aで2時間)。膜を0.1%クマノーフルー R−250の50%メタノール溶液で5秒間染色し、50%メタノール/10% 酢酸中で、室温で5分間脱色し、そして十分にH2Oですすいだ。
膜を空気乾燥し、タンパク質のバンドを切り出し、−20°Cで保存した。
アミノ酸分析は、Applied Biosystems Model 470 Aタンパク質ンークエンサー(Foster C1ty、CA)を使用して、目 動エドマン分解(25)により実施した。
組織およびRNAの単離 ヒト骨肉腫組織を、Dr、 Marshall Urist、 UCLAから得 た。
全RNAをグアニノウムチオシア不−ト法(27)により単離した。
0sterizerを使用して組織をホモジナイズし、ポリ(A) ”RNAヲ オリコ(dT)セルロースによる単分画(29)により精製シオリコヌクレオチ ドアダプター、プローブ、ならびに配列決定用およびPCR用ブラプライマーA pplied Biosystems (Foster C4ty、 CA)モ デル380A合成機を用いて、ホスホルアミダイト法により合成し、ポリアクリ ルアミドゲル電気泳動により精製し、そして5EP−PAK C,8カートリッ ジ(Waters: Milford、 MA)で脱塩した。
14−marオリゴヌクレオチド(5’ CCTGTAGATCTCCG 3° )および18−marオリコヌクレオチド(5’ AATTCGGAGATCT ACAGG 3°)を合成し、λZAPに構築されたヒト骨肉腫cDNAライブ ラリーに対するEcoR1アタブターとして使用した。この14−marをリン 酸化(30) L、直ちに、95℃で15分間加熱して、ポリヌクレオチドキナ ーゼを不活性化した。アダプターは、さらに内部Bgl I+を含有し、c D NAライブラリーの構築について記載されている下記の章でさらに詳細に記載す る。
BF2に対する2つのPCRプライマーは; (1)48種の26−marの混 合物[5°AGATCTGAATTCGA(C/T)GA(A/G)GCXAT (A/T/C)CA 3’lからなる「センス」プライマー、および(2)64 種の26−mar混合物[5’ AGATCTGAATTCGC(T/C)A( G/A)(T/C)TTXGC(T/C)TC3’コからなる「アンチセンス」 プライマーであり、ここでXは4種の全部のデオキシヌクレオチドである。Ec o R1部位は、プライマー中に含まれていて、M13シークエンスベクターに サブクローニングされる。 RP5ブローフ゛は、20−mer (5°TCG GAGCAGGGCGGGCAGTG 3゛)および7−mer (5’ CA CTGCC3’)のプライマーからなる。
針Σ【刀二2工せ1嗅 PCR反応をPCRキットの販売元(Perkin/E1mer/Cetus) の指示に従って、上記のPCRプライマー(オリゴヌクレオチド合成の章を参照 のこと)を使用して、最終濃度8μMで行った。鋳型cDNAを、2.5μgの ヒト骨肉腫(OsL2)ポリ(A) ” RNAから合成した。cDNAの合成 条件は、第一ストランドcDNA合成(cDNAライブラリーの構築を参照のこ と)について下記に示す条件と同じであった。cDNAをBiogel A−1 5mで分画し、エタノール沈降により回収し、そして100μmの滅菌水に再度 !U!!濁させた。2.5から5μIのcDNA鋳型を各PCR反応に使用した 。Perkin/E1mer/Cetus DNAサーモサイクラ−て、PCR を35サイクル実施した。最初の10サイクルは、94°C,1分間の変性工程 ;40°C11分間のアニーリング工程;および40°C,1分間の伸長工程か らなる。次の25サイクルは、94℃、1分間の変性工程;55℃、1分間のア ニーリング工程;および72℃、1分間の伸長工程からなる。最終サイクルでの 最後の伸長工程は、7分間であった。試料を、フェノール5/クロロホルム/I AA (1:l:0.04)で1回抽出し、クロロホルム/′IAA (24:  l)で1回抽出し、エタノール沈降で回収し、EcoRIで消化し、そして7 %アクリルアミド、1 x TBEゲルでの電気泳動(30)により分画した。
4O−70b、 p間のDNAの移動部分をゲルから切り出し、Elutip− dカラムに通過させて精製し、Eco−Rl切断したm13 mo18に連結し 、そしてDH5αF°にD)JA配列分析のために導入した。
cDNAライブラリーの 築 第−ストランドcDNAを、記載(33)のように、ヒト骨肉腫(Ost3)ポ ’) (A) ” RNAから合成したか、しかし、下記の改変を行って実施し た:10μgのポリ(A) ” RNAを20μmの5a+Mトリスー塩酸(p H7,5)中で、65°Cで3分間加熱し、直ちに、水上に1分間置き、次に、 50mMトリス−塩酸(42°CでpH8,3)、8 mM MgCl2.30  mM KCI、lomM/チオトレイトール、各2 mMのdATP、 dG TP、 dTTPおよび[a −32]dCTP (300cpm/pmol) 、60 U RNasin、ならびに2.5ugオリゴ(dT) +2−18を 含有するヨウに(室温で)調整した。601Jのクローン化モロニー不ズミ白血 病ウィルス逆転写酵素を、cDNA合成を開始させるために加え(合計反応体積 は40μm)、そして反応を42℃で60分間続けた。第二cDNAストランド を合成し、記載(34)のようにEcoR1アダプター(オリゴヌクレオチド合 成の章を参照のこと)に連結した。dscDNAをリン酸化(30) L、、次 に、0.5 M NaC1/25 mM EDTAに調整して、75℃で15分 間加熱してポリヌクレオチドキナーゼを不活性化した。dscDNAを、Bio gel A−15mでのクロマトグラフィーにより、連結されていないアダプタ ーから分離して1.エタノール沈降により回収した。dscDNAを、販売元の 記載に従って、EcoRl−切断したλZAP (Stratagene)に連 結したが、反応媒質中に15%ポリエチレングリコール(PEG) 8000  (Sigma)を含むように前述(35)を改変して実施した。連結されたDN Aを遠心分離(12,000X g)により回収し、クロロホルムで洗浄し、乾 燥させて、4μmのH2Oに再懸濁させ、販売元の指示に従って、インビトロパ ッケージング抽出物(Stratagene)とインキxへ−1−した。2.3  x 10”の個別の組み換えクローンのライブラリーを得た。組み換えファー ジをE、 coli BB4 (Strajagene)で増殖させた。
cDNAライブラリーのスクリーニング0st3 cDNAライブラリー由来の 約300.000個の組み換えファー/をE、 coli BB4に植え(50 ,000フアー//直径137 mmプレート)、37℃で5−6時間増Mさせ fこ。ファー/をニトロセルロースフィルター(Millipore、 )IA TF 137)に移し、処理(36)し、そしてBF2あるいはBP5プローブ てスクリーニングした。
BP4プローブは、T4ボリヌクレオチドキナーゼおよび[γ−32り]ATP で標識しく28)、比活性を12 x 1108cp/μgとした。BP5プロ ーブを、FeinbergおよびVogelstein (42)に従って標識 した。フィルターを、5 X 5SC(I SSC= 0.15 M塩化ナトリ ウム10.015Mクエン酸ナトリウム、pH7) 40%ホルムアミド、5X デンハート溶液(lx テ′ンノ・−ト溶ン夜=0.02%ポリビニルピロリド ン10.02%フィコール10.02%2%ランアルブミン)、10%デキスト ラン硫酸、50 mMリン酸ナトリウム、pH6,8,1mMピロリン酸ナトリ ウム、0.1%NaDodSO,、および50μg/ml変性サケ精子DNA中 で、37°Cてl−2時間、プレハイブリダイズさせた。標識プローブをa度か 10’ cpm/mlになるように加え、ハイブリタイセーンヨンを、おだやか に振盪させながら37℃で一夜続けた。フィルターを、65°C12x 5CC 10,1%NaDodso、中で洗浄し、DuPont Lightning  Plus増感スクリーンを用いて、−80°Cで一夜、Kodak XAR−2 フイルムに曝した。二重の/グナルを与えるプラーク部分を取り出し、再度植え 付け、再度スクリーニングし、純粋なプラークか得られるまで繰り返した。
BF2 cDNA挿入断片を含有するBluescript 5K(−)を、販 売元(Stratagene)が記載しているM13レスキュー/切り出しのプ ロトコルにより、λZAPから放出させた。プラスミドDNAを、アルカリ溶解 法(30)で単離した。挿入断片を、BluescriptSK(−)ベクター からBgl IH!!i化により切り出し、アガロースゲル電気泳動により分画 した。挿入断片をゲルから切り出し、10mMトリス−塩酸pH7,5、l m M EDTA(TE)中でおだやかに振盪しながら12時間にわたっておだやか に抽出し、販売元(Schleicher and 5chuell)の記載の ようにelutip−Dにより精製して、M13シークエンスヘクター(37) にサフ゛クローニングした。DNA配列決定を、M13プライマーおよび特異的 な内部プライマーを用いて、チェインターミ不−ンヨン法(38)により行った 。不明瞭な領域は、7−ジアザ−2−ブオキシグアニジンートリホスフエート( 39)および7−クエナーゼ(US Biochea+1cals)を使用して 分析した。
li五1五旦皇丘 図1に示す遺伝子配列は、アメリカンタイプ力ルチャーコレク/ヨン(Amer ican Type Cu1ture Co11ection)に寄託されてい る。これらは、以下のように同定されている。
−Q 曙Q −〇 ” Q −Oao < −1じ−C,l +j(J l−I C:) −Q le k−−Q (5←<o <o <o ロロ >o <ロ  〉口FIG、 1G 2二〇 CTCAGCGTCCCyτGCτACTCCτGTGCTCτGGAGGCT C;CAGAGCTGACCCAGAGTGGAGτ0GGGGATGAGGG GCT?CCTGGC;TCCTG)τC00τ人ccO:人TττGTGGT CACAGCC人TC,人AGTCACCCGGATcAACCTATCCττ CCAGTGCCTC;、:TCにτGτAGCτCTGCCτCCCTCTC CATATCτO0τ′:CCC:TACACCTCCC?C0’ニーCACA C:τOここτACτ0000τGGGCA?CT’TC’:GGbτ TGACTGS)TGGAAGGAGACττAGGAAC0τACCλGττ にGCCλTCATGTCττ:τ0:τCττττ?07τττττττλ人 CAAAACCCτGτ人G人τ0τCCGAATτ0蛭鉄鉢与lハJ −27 938,61 8\゛りのタノf\°フ111−乍1万ドぜケN Z5’17も ’Tf−Wl  Cr LaJiu−ロー −の騙e> (45ψa:1((+> l I l  cccrtxc−x +(<%c/1国際調査報告 フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号// C12N 1/2 1 7236−4B(C12N 1/21 C12R1:91) (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、 ES、 FR,GB、 GR,IT、 LU、 NL、 SE)、 C A、JP I (72)発明者 ツァフ、ユルゲン ヨハン レオボルドスイス国 チューリッ ヒ、シーエイチー8084 、ギルハルデンシュトラーセ 36(72)発明者  ボーン、ウォルター ハンススイス国 チューリッヒ、シーエイチー8008  、ツォリカーシュトラーセ 253

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.図1のアミノ酸配列と少なくとも85%相同であるアミノ酸配列を有する、 インシュリン様成長因子結合タンパク質であって、該タンパク質に特異的な抗体 もしくはインシュリン様成長因子に結合し得る、タンパク質;および、該配列の 少なくとも10個の連続したアミノ酸を含むそのフラグメントであって、該タン パク質に特異的な抗体もしくはインシュリン様成長因子に結合し得る、フラグメ ント;からなる群より選択される、精製された結合タンパク質。
  2. 2.前記タンパク質が、図1のアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の結合タン パク質。
  3. 3.前記タンパク質が、前記フラグメントの1つを含む、請求項1に記載の結合 タンパク質。
  4. 4.請求項1に記載の精製されたタンパク質からなるヒトタンパク質を含む、組 成物。
  5. 5.組み換えIGFBP−5。
  6. 6.IGFBP−5を認識する、抗体、抗体フラグメントもしくはその誘導体。
JP3516662A 1990-08-28 1991-08-28 新規インシュリン様成長因子結合タンパク質igfbp―5 Pending JPH06503949A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US57461390A 1990-08-28 1990-08-28
US574,613 1990-08-28
US57739190A 1990-08-31 1990-08-31
US577,391 1990-08-31
PCT/US1991/006141 WO1992003471A1 (en) 1990-08-28 1991-08-28 New insulin-like growth factor binding protein igfbp-5

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06503949A true JPH06503949A (ja) 1994-05-12

Family

ID=27076437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3516662A Pending JPH06503949A (ja) 1990-08-28 1991-08-28 新規インシュリン様成長因子結合タンパク質igfbp―5

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP0546110B1 (ja)
JP (1) JPH06503949A (ja)
AT (1) ATE208816T1 (ja)
CA (1) CA2090702A1 (ja)
DE (1) DE69132814T2 (ja)
IE (1) IE913034A1 (ja)
PT (1) PT98805B (ja)
WO (1) WO1992003471A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007122975A1 (ja) 2006-04-20 2007-11-01 Kringle Pharma Inc. Hgf前駆体蛋白質改変体及びその活性型蛋白質

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5969124A (en) * 1992-06-26 1999-10-19 Case Western Reserve University Nucleotide sequence of L1CAM
EP0668879B1 (en) 1992-11-04 2003-06-25 Chiron Corporation Truncated insulin-like growth factor binding proteins having mitogenic activity
CA2154078A1 (en) * 1993-01-29 1994-08-04 George N. Cox Wound healing composition
US5847099A (en) * 1994-10-19 1998-12-08 Genetics Institute, Inc. TNF receptor death domain ligand proteins
US5712381A (en) 1994-10-19 1998-01-27 Genetics Institute, Inc. MADD, a TNF receptor death domain ligand protein
US5852173A (en) * 1994-10-19 1998-12-22 Genetics Institute, Inc. TNF receptor death ligand proteins and inhibitors of ligand binding
US5849501A (en) * 1994-10-19 1998-12-15 Genetics Institute, Inc. TNF receptor death domain ligand proteins and method to identify inhibitors of ligand binding
NZ278504A (en) * 1994-12-09 1999-10-28 Human Genome Sciences Inc Human vascular ibp-like growth factor polypeptide (vigf)
EP1486565B1 (en) 1995-10-11 2007-11-21 Novartis Vaccines and Diagnostics, Inc. Combination of PDGF, KGF, IGF, and IGFBP for wound healing
EP1151101A4 (en) * 1998-12-18 2002-10-09 Human Genome Sciences Inc PROSTACYCLINE STIMULANT FACTOR-2
EP1867719A3 (en) * 1999-06-02 2008-03-19 Genentech, Inc. Methods and compositions for inhibiting neoplastic cell growth
US7491816B2 (en) 1999-07-19 2009-02-17 The University Of British Columbia Antisense therapy for hormone-regulated tumors
HU228465B1 (en) 1999-07-19 2013-03-28 Univ British Columbia Antisense therapy for hormone-regulated tumors
US20020142963A1 (en) * 2000-10-24 2002-10-03 Andress Dennis L. Methods for increasing bone formation and enhancing bone accretion
AUPR633101A0 (en) * 2001-07-13 2001-08-02 University Of Sydney, The Method
US6750019B2 (en) 2001-10-09 2004-06-15 Isis Pharmaceuticals, Inc. Antisense modulation of insulin-like growth factor binding protein 5 expression
ATE516364T1 (de) 2001-10-09 2011-07-15 Isis Pharmaceuticals Inc Antisense-modulation der expression des insulinähnlicher-wachstumsfaktor-bindungsprotei s 5
ES2307942T3 (es) 2002-01-17 2008-12-01 The University Of British Columbia Oligonucleotidos antisentido biespecificos que inhiben igfbp-2 e igfbp-5 y metodos de uso.
US7538195B2 (en) 2002-06-14 2009-05-26 Immunogen Inc. Anti-IGF-I receptor antibody
EP1667731B1 (en) 2003-10-01 2013-05-22 The University Of British Columbia Bispecific oligonucleotide for the treatment of cns malignancies
EP1670822A2 (en) 2003-10-03 2006-06-21 Genentech, Inc. Igf binding proteins

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK131988A (da) * 1988-03-11 1989-09-12 Erasmus University Igf-bindingsprotein, dna-struktur, der koder for igf-bindingsproteinet og vektor indeholdende denne dna-struktur

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007122975A1 (ja) 2006-04-20 2007-11-01 Kringle Pharma Inc. Hgf前駆体蛋白質改変体及びその活性型蛋白質

Also Published As

Publication number Publication date
EP0546110A1 (en) 1993-06-16
PT98805B (pt) 1999-01-29
EP0546110A4 (en) 1994-08-17
DE69132814T2 (de) 2002-06-13
DE69132814D1 (de) 2002-01-03
CA2090702A1 (en) 1992-03-01
PT98805A (pt) 1992-08-31
WO1992003471A1 (en) 1992-03-05
ATE208816T1 (de) 2001-11-15
EP0546110B1 (en) 2001-11-14
IE913034A1 (en) 1992-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06503949A (ja) 新規インシュリン様成長因子結合タンパク質igfbp―5
JP2003521893A (ja) 線維芽細胞増殖因子様ポリペプチド
JP2001502178A (ja) 繊維芽細胞増殖因子同族体
JP2001517075A (ja) 組換え血管内皮細胞増殖因子d(vegf―d)
JPH10510718A (ja) 血管内皮増殖因子−b
KR20010023325A (ko) 함지방세포-특이적 단백질 상동체
JP2007291114A (ja) 膵島新生に関与するingapタンパク質
JPH04503352A (ja) 組換えdna分子、宿主、方法及びヒトソマトメジン担体タンパク質様ポリペプチド
EP0546074B1 (en) Genetic material encoding igfbp-5
CA2438334C (en) Ocular tear growth factor-like protein
JPH06503709A (ja) Igfbp―4をコードする遺伝物質
JPH06503711A (ja) 新規インシュリン様成長因子結合タンパク質(igfbp―4)
TW201506036A (zh) Vegf-c及ccbe1之治療用途
JP2002530078A (ja) 哺乳動物のコンドロモジュリン様タンパク質
JP2001503255A (ja) 胎盤から誘導された前立腺の成長因子
CZ20021094A3 (cs) Pouľití polypeptidu kódovaného genem PRV-1 nebo jeho fragmentu pro výrobu léku působícího jako růstový faktor
CN100415299C (zh) 胚泡着床相关因子及其用途
JP3184182B2 (ja) 泥鰌成長ホルモン発現ベクター
JP2003052388A (ja) 結腸特異的遺伝子およびタンパク質
JP2003500054A (ja) 分泌型アルファヘリックスタンパク質−32
MXPA00005472A (en) Human thyroid protein zsig45 and dna encoding same

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031216