JPH06503709A - Igfbp―4をコードする遺伝物質 - Google Patents

Igfbp―4をコードする遺伝物質

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JPH06503709A
JPH06503709A JP3515138A JP51513891A JPH06503709A JP H06503709 A JPH06503709 A JP H06503709A JP 3515138 A JP3515138 A JP 3515138A JP 51513891 A JP51513891 A JP 51513891A JP H06503709 A JPH06503709 A JP H06503709A
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キーファー,マイケル シー.
マシアーツ,フランク
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カイロン コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 8、前記微生物が酵母である、請求項7に記載の微生物。
9、前記細胞株がCHO細胞株である、請求項7に記載の微生物。
10、!GFBP−4またはその断片を産生ずる方法であって、請求項1に記載 のDNA分子を含有する組換え宿主を、該IGFBP−4または断片が該宿主に より発現される条件下で増殖させる工程、および次に発現させたIGFBP−4 または断片を単離する工程を含む方法。
11、前記宿主が微生物である、請求項10に記載の方法。
12、前記宿主が真核細胞である、請求項10に記載の方法。
13、前記宿主が非ヒトトランスノエニノク動物である、請求項10に記載の方 法。
明細書 IGFBP−4をコードする遺伝物質 本願は、1990年8月28日に出願された米国特許第071574.613号 (代理人参照番号: CHIR−007100US)の分割出願である。
癒! 灸囲旦豆1 本発明は天然に存在するタンパク質の遺伝子工学、および対応する組換えタンパ ク質、遺伝子、および遺伝子セグメントに関する。より特定すれば、インシュリ ン様の成長因子結合タンパク質由来のこのようなタンパク質および遺伝子エレメ ント、タンパク質および遺伝子エレメントを用いる方法および組成物、ならびに 診断に青用である遺伝子セグメントに関する。
1五 インシュリン様成長因子(IGFs)は、ブロインンニリンと構造が相同の低分 子量のポリペプチドホルモンである。2種類の異なるIGFs、すなわちIGF −IとIGF−■が知られており、組織培養中の広範囲の細胞に対して、インビ トロで細胞分裂促進作用を宵する。どちらのIGFsも、インビトロで種々の組 織の成長を刺激し、特に、これらはコラーゲンの合成を誘導する。IGF−1は 、軟骨形成時および骨形成時に成長ホルモンの成長促進作用を媒介するので個体 の正常な成長に必須のものである。ピグミーおよびトイブードル犬にはIGF− Iが不足しているが、成長ホルモンの面清中1度は正常であることから、上記の ことが実証されている。IGF−nは、胎児の発育と神経の成長に重要な役割を 演じていると考えられている。
これらの因子は、骨格組織に対する主な作用に加えて、他の組織に対しての成長 刺激機能も示す。創傷の繊維芽細胞は、創傷の治癒に通常必要な構造タンパク質 であるコラーゲンを増殖および合成するために、繊維芽細胞を刺激するのに有効 なIGFsを産生ずることが知られている。創傷組織の血管新生も誘発される。
ざらにIGFsは、造血を誘発する、エリトロポイエチン様活性を宵しているこ とも見出されている。
また最近の研究は、ある種の癌細胞、例えば乳癌および腎臓癌の細胞が産生ずる [GFsは、癌細胞の増殖、および癌組織の増殖を維持するのに必要な血管組繊 と繊維組織の増殖を自己刺激することを実証している。
これに加えて、両[GFsは、特に、グルコースの輸送と代謝を刺激する、イン シュリンと類似の代謝活性スペクトルを示す。IGFsとインシュリンの生物学 的作用は、これらが特定のレセプターに結合することによって媒介される。特に 、両IGFsは、インシュリンより約100倍低い親和性でインシュリンのレセ プターと結合する性能をもっている。
両IGFsは血中濃度がインシュリンより約100倍高い。低血糖症は、血液中 に存在してIGFsと複合体を形成し得る輸送タンパク質を含む調節機構で防止 される。このようにしてIGFsは、インシュリン様活性を宵しない複合体の形 態で血液中を循環する。IGFと輸送タンパク質(以降IGF結合タンパク質ま たはIGFBPsと呼ぶ)の結合によって、IGFsが細胞表面のレセプターに 結合することが阻害される。IGF結合タンパク質の他の機能として、IGFs の短い半減期を延ばすことも実証されている。
IGFsは遊離の形態で血液中に存在していると迅速にタンパク分解されるから である。
上記のことから、IGFsは、インビトロで、a)成長ホルモン不足の動物とヒ トの成長、b)赤血球生成および軟骨形成のような組織の再生、C)創傷の治癒 、およびd)肝臓もしくは腎臓のような各種の器官の機能を、刺激するのに有用 であり得る。
その軟骨形成刺激活性のために、IGFsは、例えば骨粗しよう症の治療の際、 骨を形成させるため使用するのに特に適している。上記の治療に用いるIGFs は、少なくとも1つのIGF結合タンパク質とともに患者に投与するのが有利で ある。IGF単独の投与よりも、上記の組合せの投与の方が、低血糖症および注 射部位に起こり得る細胞分裂促進作用の防止、ならびにIGFの半減期の延長を 含む有益な作用を宵する。さらに、結合タンパク質はIGF−1のエリトロボイ エチン様作用を高めるのにも有用であることが見出された。またその結合タンパ ク質は、IGFsに特定の組織を標的づけるのにも有用であり得る。
また結合タンパク質は、それだけを、すなわちIGFなしで投与すると、ある種 の癌細胞、例えば、乳癌もしくは腎臓癌の細胞のようなホルモン産生癌細胞が遊 離IGFsを分泌する場合のように、IGFsが過剰に産生される場合に起こる ような、IGFsの副作用を阻害するのに治療上有用であり得る。IGF結合タ ンパク質による治療によって、糖尿病性の増殖性網膜症の二仄作用としての失明 も防止することができる。実際に、IGFsが、糖尿病性網膜症において、内皮 および繊維芽細胞の増殖を刺激する因子の1つであることが見出されている。
IGFBPsの他の治療用途は、IGF結合タンパク質が不足していル患者の過 剰の成長の制御である。なぜなら、高レベルのIGFが異常に低いレベルの結合 タンパク質と組み合わされると、過剰成長の原因となるようであるからである。
近年、大きさおよび他の特性が異なる、IGF結合タンパク質の3つの主な種が 、げっ歯動物およびヒトの血清中に検出された。
最初に発見された結合タンパク質は、現在IGFBP−3と呼ばれているが、い くつかのサブユニットで構成された、約150Kdの糖タンパク質である。その 生成は、2番目に発見された比較的小さなIGF結合タンパク質と異なり、成長 ホルモン依存性である。
二番目に発見された結合タンパク質は、現在IGFBP−1と呼ばれているが、 ヒトとラット中に存在し、分子量が約30〜40Kdである。ヒl−IGFBP −1は、次のような各種の起源からすでに精製されている。すなわちその起源に は、羊水(Povoa、G、ら、Eur、J、Biochem、 144巻、1 99頁、1984年:したがって羊水結合タンパク質とも呼ばれる)、胎盤(K oistenen、 R,ら、End。
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ウェスタンプロット法及び[1”5] −1GFによる親和性標識によって、血 清中に存在する2つの主なIGF結合タンパク質の形態に加えて、いくつかの他 のIGF結合タンパク質が、異なるヒト組織抽出物と細胞培養培地中で同定され ている。これらのタンパク質の分子量は、15〜150にdの範囲にあり、これ らのタンパク質のいくつかは、より大きなIGF結合タンパク質のタンパク質分 解反応によって生成するようである。特にヒト血清から精製された53KdのI GF結合タンパク貫は、150−KdのIGFBP−1のサブユニットとして表 される( Baxter、 R,C,Biochem、 Biophys、 R es、 Cam、 、 139 (3)巻、1256頁、1966年)。
また他の、ICF結合タンパク質の形態がラットBRL−3A細胞ノ馴化培地に も見出されたが、その分子量は約33〜36Kdである。
ラノl−BRL−3A結合タンパク質のアミン末端タンパク分解列の一部が決定 されている(MOttOlla、 Cら、Biol、 Chem、 、 261 巻、11180頁、1986年; Lyons、R,M、、Sm1th G、L 、、Mo1.Ce11.Endocrinol、 45巻、263頁、1986 年)。ラットとヒトの末端配列が示す33%の相同度は、それぞれの結合タンパ ク質を同等物とみなすことができるほど充分に高くない。
加えて、現在IGFBP−2と呼ばれ、BRL−3A結合タンパク質に関連して いるIGFBPも見出されており、そのアミノ酸配列は充分に確認されている。
IGFBP−2のアミノ酸配列は、その前に知られれている結合タンパク質のア ミノ酸配列とは、はっきりと異なっている。
いくつかの異なるIGF結合タンパク質が存在しているということは、これらの タンパク質が異なる機能を持っていることを示している。現在知られている結合 タンパク質を用いて、疾患の状態を診断し、IGFsの生物学的活性を種々の異 なる方法で変えることができるので、異なる生物学的特性を有する別のIGF結 合タンパク質を発見することには重大な興味がもたれている。
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151.207−2λ4゜ (レヌ゛F° るF −) 光旦しと【約 従って、本発明の目的は、遺伝子工学的手法によりIGF−結合タンパク質を産 生ずる手段を提供することであって、この結合タンパク質は、IGFBP−1、 IGFBP−2およびIGFBP−3とは異なる生物学的特性を有する。
本発明の他の目的は、新規なIGF結合結合タンパク一層容易に入手できるよう に、そのIGF結合結合タンパク−現することができる組換えDNA分子を用い て、該結合タンパク質を提供することである。
本発明の上記の目的と他の目的は、図1に示すアミノ酸配列と少なくとも85% 相同のアミノ酸配列を宵するインシュリン様成長因子結合タンパク質、および該 アミノ酸配列の少なくとも10の連続アミノ酸からなるそのフラグメントからな る群から選択される結合タンパク質をコードする遺伝情報を提供することによっ て達成することができ、ここで、前記、精製された結合タンパク質は該タンパク 質に特異的な抗体またはインシュリン様成長因子に結合し得る。新規なインシュ リン様成長因子結合タンパク質およびその断片をコードする核酸配列を有する組 換えDNA分子もまた、タンパク質および新規な結合タンパク質を認識する抗体 を発現し得る組換え微生物および細胞株と共に、本発明の一部である。
の なf 日 図1は、ヒトIGFBP−4をコードするクローンのアミノ酸およびヌクレオチ ド配列を示す略図である。矢印は推定のセリンペプチダーゼ切断部位を示す。
図2は、本発明のヒト結合タンパク質であるヒトIGFBP−4のアミノ酸配列 を、さきに述べた3種のヒト結合タンパク質の公知の配列および別の新規なヒト 結合タンパク質、IGFBP−5と比較する構成図である。相同の領域がこれら の配列中にみとめられる。これらの相同領域は特に重要である。なぜなら、類縁 分子を見つけることに成功する確率が高いDNAプローブを得ることができる領 域を示しているからである。このような相同領域を2つ括弧で示しであるが、他 の相同領域も存在している。
、な 態 の1日 IGFBP−4をフードする遺伝配列およびそれから生じるフラグメントからな る新規の組成物が、遺伝配列を用いて生産される組換えタンパク質、およびこれ ら組成物の使用法とともに、提供される。IGFBP−4cDNAは、最初、2 段階の手順を用いて、ヒト骨肉a/λZAP cDNAライブラリーから単離さ れた。第1に、BF2のアミノ酸7〜22をコードするcDNAの小さなフラグ メントを、ポリメラーゼ連鎖反応、ゲルによる精製および配列決定によって骨肉 111cDNAから増幅した。第2に、完全にマツチするオリゴヌクレオチドを PCRCラプライマー間P4ヌクレオチド配列に基づいて合成し、cDNAクロ ーンを単離するためのプローブとして使用した。アガロースゲル電気泳動法でD NA挿入フラグメントの大きさが最大を示す、BP4cDNAクローンの配列を 決定した。BF2のヌクレオチドとコードされるアミノ酸配列を図1に示す。
ヌクレオチドとアミノ酸の標準の略語が、本明細書中のこれらの図および他の部 分に用いられる。
遺伝子工学とタンパク質化学の技術分野に用いられる多数の用語が、以下に定義 する意味で本願に用いられる。
Maniatisらの前記文献の320〜323頁に記載のハイブリダイゼーシ ョン条件下で互いにハイブリダイズできる場合、2つの核酸フラグメントは”相 同”である。しかし、下記の洗浄条件、すなわち2XSCC10,1%SDS、 室温にて2回、30分間ずつ;次いで、2xSCC,0,1%SDS、 50℃ で1回、30分間;次いで2xscc、室温で2回、10分間ずつ、を用いるこ とによって、せいぜい約25〜30%の塩基対のミスマ・ノチを含む相同な配列 を同定することができる。より好ましくは、相同な核酸ストランドは、15〜2 5%の塩基対のミスマツチを含み、さらに好ましくは、塩基対のミスマツチが5 〜15%である。これらの相同度は、当該分野で公知であるように、遺伝子ライ ブラリー(または遺伝物質の他の起#)からクローンを同定する、一層厳密な洗 浄条件を用いることによって選択することができる。
DNAフラグメントは、IGFBP−4分子全体のコーディング配列の領域と同 じかまたは実質的に同じ塩基対配列をもって0る場合、IGFBP−4をコード するDIIA配列“由来”である。
“実質的に同じ”という用語は、生物学的活性について用いた場合、その活性は 同じタイプであるが、活性度が異なることを意味する。アミノ酸配列に用いた場 合、 “実質的に同じ”という用語は、当該分子が類似の生物学的特性を有し、 好ましくはアミノ酸配列の相同性が少なくとも85%であることを意味する。さ らに好ましくは、アミノ酸配列は少なくとも90%同一である。′実質的に同じ ”という用語は他のところで使う場合は、その通常の英語の意味をもっている。
タンパク質は、IGFBP−4分子の領域と同じかまたは実質的に同じアミノ酸 配列をもっている場合、IGFBP−4分子“由来”である。
グリコジル化されたIGFBP−4とグリコフル化されていないIGFBP−4 、またはそのポリペプチド誘導体は、IGFBP−4に対して特異的なモノクロ ーナルもしくはポリクローナルの抗体を製造するのに用い得る。これらのIGF BPのポリペプチド誘導体とは、天然のIGFBP−4とは長さが異なり、かつ 天然起源から得られたIGFBP−4に見られるのと同じ主要配列で、IGFB P−4由来の5以上のアミノ酸配列を有するポリペプチドを意味する。IGFB P−4と実質的に同じアミノ酸配列を含有しているが、抗体およびIGF分子、 特に+GF−1およびとりわけIGF−11のようなIGFBP−4特異的分子 と相互に作用する、IGFBP−4ポリペプチド誘導体の性質に実質的に影響し ない、小さなアミノ酸置換部分を有するポリペプチド分子は、IGFBP−4の 定義に含まれる。誘導体には、グリコジル化された形態、他のIGF−BP分子 との凝集接合体、および非類縁の化学的部分との共有結合接合体が含まれる。共 有結合誘導体は、IGF−BPのアミノ酸連鎖中、またはN末端もしくはC末端 の残基中に見られる基に、当該技術分野で公知の手段によって官能基を連結させ ることによって製造される。
N−グリカナーゼによる実験は、IGFBP−4がグリコジル化されないことを 示唆している;すなわち、ゲル上の結合タンパク質の移動度はN−グリカナーゼ による消化後も変わらない。しかし、コードされたタンパク質はN−糖鎖形成部 位を含むため、このタンパク質は適切な環境下では糖鎖が形成され得る。従って 、天然の分子は、分子中に埋没しこのためグリカナーゼに接近し得ない糖を含み 得る。これは、IGFBP−3分子上の糖鎖の場合であると考えられる。BP− 4分子が糖鎖形成し得る徴候はその分子量により得られる。(cDNAからの)  IGFBP−4の予想される分子量は、ゲル移動度から得られる分子量より少 ない。
しかし、実験により糖分子を検出することはできなかった。
IGFBP−4特異的分子には、天然産のIGFBP−4アミノ酸配列を含有す るIGFBP−4ポリペプチドに対して特異的な抗体のようなポリペプチドが含 まれる。“特異的結合ポリペプチド”という用語は、IGFBP−4およびその 誘導体と結合し、かつ標的ポリペプチド、すなわちIGFBP−4および+GF BP−4のポリペプチド誘導体に対して、結合性を試験される他のポリペプチド に対してより、測定可能な程度に高い結合親和性を有するポリペプチドを意味す る。10倍高い親和性が好ましく、100倍高い親和性かさらに好ましい。抗体 に対する結合親和性は単結合の場合である(すなわち抗体分子の一価結合である )。また抗体による特異的結合は、結合か、その分子の抗体の通常の結合部位( 可変領域におけるアームの末端)で起こることを意味する。
上記のように、IGFBP−4の天然のアミノ酸配列かられずかにアミノ酸配列 か変化したものは、+GFBP−4という用語に含まれると考えられる。特に保 存的アミノ酸置換が考えられる。保存的置換は、アミノ酸の側鎖に関連するファ ミリー内で起こる置換である。遺伝子でコードされるアミノ酸は一般に次の4つ のファミリーに分類される。すなわち(1)酸性=アスパラギン酸、グルタミン 酸;(2〉塩基性=リシン、アルギニン、ヒスチジン; (3)非極性=アラニ ン、バリン、ロイシン、インロイシン、プロリン、フェニルアラニン、メチオニ ン、トリプトファン;および(4)非荷電極性=グリシン、アスパラギン、グル タミン、ンスチン、セリン、トレオニン、チロシンである。フェニルアラニン、 トリプトファンおよびチロシンは、まとめて芳香族アミノ酸として分類されると きがある。例えば、次のような孤立した置換すなわち、ロイシンのインロイノン またはバリンによる置換、アスパラギン酸のグルタミン酸による置換、トレオン のセリンによる置換、または同様の、構造的に関連したアミノ酸によるアミノ酸 の置換は、特にその置換が、IGFBP−4もしくはその誘導体と+GF分子と の相互作用に関与している結合部位におけるアミノ酸を含んでいな(A場合、生 成した分子の結合特性に大きな影響を与えない。アミノ酸が変化することによっ て機能ペプチドが生成するか否かは、IGFBP−4ポリペプチド誘導体の特異 的結合特性をアッセイすることによって、容易に決定することができる。結合ア ッセイについては以下に詳細に述べる。
IGFBP−4に対して特異的な抗体は、精製[GFBP−4もしくはIGFB P−4のポリペプチド誘導体を、それ自体もしくは通常のアジュバントとともに 用いて、ウサギのような適切なを椎動物の宿主を免疫化することによって製造さ れる。通常2回以上の免疫化が行われ、血液もしくは膵臓を、最後の注射をして から数日後に回収する。ポリクローナル抗血清については、その免疫グロブリン は、アフィニティーカラム中のゲルもしくはビーズのような固体の表面に結合さ せたIGF13P−4を用いるアフィニティー精製法を含む各種の標準の方法に よって、沈降させ、単離し精製することができる。モノクローナル抗体について は、スブレノサイト(splenocytes)が通常、ハイブリドーマが生成 する選択された条件下で、骨髄細胞株のような不朽化リンパ球と融合される。次 にそのハイブリドーマを限界希釈条件下でクローン化して、それらの上澄み液を 、所望の特異性を有する抗体についてスクリーニングし得る。抗体の製造法は、 文献でよく知られており、刊行物のAntibodies:ALaborato r Manual (1988年)、Harlow及びLane′tA集、Co ldSpring Harbor Laboratories Press、お よび米国特許第4,381、292号、同第4.451.570号および同第4 .618.577号に例示されている。
IGFBP−4は、血液および成分、例えば血清と血漿、およびIGFBP−4 またはそのポリペプチド誘導体を産生ずるように遺伝子を改変した細胞から、I GFBP−4に対して特異的なモノクローナル抗体を用いるアフィニティークロ マトグラフィーによって容易に精製し得る。抗体アフィニティークロマトグラフ ィーの使用に加えて、各種の他の広く知られているタンパク質精製法(単独もし くは組み合わせで)、例えば免疫沈降法、ゲル濾過法、イオン交換クロマトグラ フィー、等電点クロマトグラフィー、等電点電気泳動法、選択的沈降法、電気泳 動法などでIGFBP−4とそのポリペプチド誘導体を精製することができる。
精製処理中に単離された画分は、IGFBP−4またはIGFBP−4のポリペ プチド誘導体の存在について、IGFBP−4−特異的抗体を用いるイムノアッ セイまた+GFBP−4−特異的バイオアソセイによって分析することができる 。詳細な実施例を以下に記載する。
IGFBP−4をコードするヌクレオチド配列を単離するには、IGFBP−4 をコードする細胞からゲノムライブラリーを作るか、またはIGFBP−4を発 現する細胞から単離されたRNAからcDNAライブラリーを作る必要がある。
イントロン/エクソンの境界を決定する試みから起こる可能性がある問題を回避 するために、cDNAライブラリーを作ってIGFBP−4をコードするヌクレ オチド配列を単離する方が一般に好ましい。遺伝子ライブラリーは、真核宿主細 胞または原核宿主細胞のいずれについても作ることができる。プラスミド、コス ミド、ファージ、YACなどのような広く入手可能なりローニングベクターは、 IGFBP−4をコードするヌクレオチド配列またはその一部を単離するのに適 切な遺伝子ライブラリーを作るのに使用し得る。
IGFBP−4のヌクレオチド配列の存在について遺伝子ライブラリーをスクリ ーニングする有用な方法には、精製IGFBP−4または精!f! IGFBP −4の精製内部フラグメントからのN末端アミノ酸配列の情報に基ついて、オリ ゴヌクレオチドのプローブを作ることが含まれている。標準のトリブレット遺伝 子コードを用いることによって、アミノ酸配列がN末端分析法で決定されたIG FBP−4の部分に一致するように、約17以上の塩基対の長さのオリゴヌクレ オチド配列を通常のインビトロ合成法で作り得る。得られた核酸配列は、次に、 放射性核種、酵素、ビオチン、蛍光剤などで標識されて、遺伝子ライブラリーを スクリーニングするのに用いるプローブとして使用し得る。
IGFBP−4をコードする核酸配列を単離するのに重要な他の方法としては、 IGFBP−4に特異的なポリクローナルもしくはモノクローナルの抗体によっ て、IGFBP−4もしくはそのフラグメントの発現について遺伝子ライブラリ ーをスクリーニングする方法がある。特に好ましい方法では、精製IGFBP− 4の部分アミノ酸配列または公知の類縁分子由来の配列に基づいた縮重プライマ ーと、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を用いて、プライマー間の遺伝子セグメ ントを増幅する。次にその遺伝子は、上記の増幅された遺伝子セグメントに基づ いた特異的なノ\イブリダイゼーシ3ンブローブを用いて単離し得、次いでタン 、<り質の適切な発現について分析される。この好ましい方法の詳細な説明は、 後記の実施例で述べる。
IGFBP−4をフードするヌクレオチド配列は、IGFBP−4遺伝子ライブ ラリーの単離物から回収された組換えDNA分子から得られ得る。IGFBP− 4をフードするヌクレオチド配列は、これらの組換え分子の非ベクターヌクレオ チド配列の配列を決定することによって得られ得る。ヌクレオチド配列の情報は 、例えばマキシム・ギルバート配列決定法、ノブオキシヌクレオチド配列決定法 などのような広く用いられている、DNA配列決定のプロトコルを使用して得ら れ得る。適切なヌクレオチド配列決定プロトコルの例は、BergerおよびK immel著、Methodsin Enz molo 52 Guide t o Mo1ecular C1onin Techniues (1987)  、Academic Pressに見い出し得る。cDNAライブラリーとゲノ ムライブラリーの両者からの単離物を含むいくつかの組換えDNA単離物からの ヌクレオチド配列情報は、IGFBP−4の全アミノ酸コーディング配列、なら びにIGFBP−4遺伝子内のイントロンのヌクレオチド配列、上流のヌクレオ チド配列、および下流のヌクレオチド配列を得るために、組み合わせ得る。
IGFBP−4特異的遺伝子ライブラリー単難物の配列を決定することによって 得られたヌクレオチド配列は、IGFBP−4の遺伝子の重要な領域を同定する ために分析される。これらの重要な領域には、オープンリーディングフレーム、 イントロン、プロモーター配列、終止配列などが含まれる。ヌクレオチド配列の 情報の分析は好ましくはコンピュータで行われる。重要な領域のヌクレオチド配 列を分析するのに適切なソフトウェアは市販されており、例えばDNA5IS  (登録商標、LKB社)がある。ヌクレオチド配列の分析の正確さを改善するた めに、IGFBP−4ヌクレオチド配列の情報を分析するとき、精製IGFBP −4のN末端の配列決定から得られるアミノ酸配列情報を用いることも重要であ る。
IGFBP−4をコードする単離されたヌクレオチド配列は、組換えDNA法ま たはインビトロポリペプチド合成法によって精製!GFBP−4もしくはそのフ ラグメントを製造するのに使用し得る。
“精製された”および“単離された”という用語は、ポリペプチドもしくはヌク レオチドの配列に用いる場合、その指定された分子は、同じタイプの他の生体高 分子が実質的に存在しない状態で存在していることを意味する。“精製された” という用語は、本願で用いる場合、同じタイプの生体高分子が、好ましくは少な くとも95重量%、より好ましくは少なくとも99重量%、および最も好ましく は少なくとも99.8重量%存在することを意味するくしかじ、水、緩衝剤など の低分子、特に分子量が1000より小さい分子は存在していてもよい)。
天然起源からIGFBP−4を単離する場合に比べて、組換えDNA法によって IGFBP−4を製造する場合の大きな利点は、天然起源から結合タンパク質を 単離するのに必要な出発原料の量より少ない量の出発原料を用いて同量のIGF BP−4を製造することができるということである。また、IGFBP−4を組 換え法で製造すると、IGFBP−4を天然に産生ずる細胞内に通常存在するい くつかの分子なしで、+GFBP−4を単離することができる。組換え非ヒト宿 主で産生される唯一のヒトタンパク質が組換えIGFBPであるから、実際に、 ヒトタンパク質の汚染物の痕跡も全く含有しないIGFBP組成物が容易に製造 し得る。天然起源由来で混入する可能性があるウィルス性物質も回避し得る。ま た組換えDNA法は、前記の変異体のような、天然では見られないIGFBP− 4ポリペプチド誘導体を製造するのに使用し得ることも明らかである。
IGFBP−4およびIGFBP−4のポリペプチド誘導体は、類縁分子をコー ドするDNA配列をベクター中に機能的に挿入すると、組換え法によって発現さ せ得る。6機能的に挿入する”という用語は、当該技術分野の熟練者であれば十 分に理解できるように、適正なリーディングフレーム中に適切な配向で挿入する ことを意味する。完全なIGFBP−4リーデイングフレームを有する遺伝子構 造を作るとき、好ましい出発物質は、ゲノムライブラリー単難物よりもむしろ、 IGFBP−4をコードするcDNAライブラリー単難物である。典型的には、 IGFBP−4遺伝子は、プロモーターの下流に挿入され、停止コドンが続くが 、所望により、ハイブリ、ドのタンパク質として産生され、次いで切断が行われ 得る。一般に、IGFBP−4およびIGFBP−4ポリペプチド誘導体の製造 収率を改善する宿主細胞特異的配列が用いられ、かつ適切な制御配列、例えばエ ンバンサー配列、ポリアデニル化配列およびリポゾーム結合部位が発現ヘクター に付加される。
、 適切なコープイン配列が単離されると、種々の異なる発現系で発現させるこ とができる。
lユ星亘且里上 哺乳類のプロモーターは、哺乳類RNAポリメラーゼを結合し得、コーディング 配列(例えば構造遺伝子)のmRNAへの下流(3°)転写を開始するDNA配 列である。プロモーターは、転写開始領域を有し、この領域は通常、コーディン グ配列の5°末端の近くに位置しており、そしてTATAボックスが転写開始部 位の上流25〜30塩基対(bp)の位置に通常位置している。このTATAボ ックスは、RNAポリメラーゼ■に、正しい部位でRNA合成を開始させると考 えられている。哺乳類プロモーターはまた、上流プロモーターエレメントを有し 、このエレメントは一般にTATAボックスの上流100〜200bpの範囲内 に位置している。上流プロモーターエレメントは、転写が開始される速度を決定 し、両方の配向で作動することができる(MolecularClonin :  A Laborator Manual、策2版中の5aIIlbrookら 、(1989) Expression of C1oned Genes i n Maa+malian Ce1ls″)。
哺乳類ウィルス遺伝子は、しばしば高度に発現され、そして宿主域が広い。それ 故に、哺乳類ウィルス遺伝子をコードする配列は、特に有用なプロモーター配列 を提供する。その例としては、SV40初期プロモーター、マウス乳癌ウィルス LTRプロモーター、アデノウィルスの主要後期プロモーター(AdMLP)、 および単純ヘルペスウィルスプロモーターがある。さらに、非ウィルス遺伝子も また、例えば不ズミ科動物のメタロチオネイン遺伝子由来の配列も有用なプロモ ーター配列を提供する。発現は、構成的かもしくは制御され(誘導性)、プロモ ーターによって、ホルモン感受性細胞中で、グルココルチコイドで誘導し得る。
先に述べたプロモーターエレメントと組合わせてエンハンサ−エレメント(エン ハンサ−)が存在すると、一般に発現のレベルが増大する。工/ハンサーは、同 種のまたは異種のプロモーターに連結され、合成が通常のRNA開始部位で始ま ると、1000倍まで転写を刺激し得る制御DNA配列である。また、エンハン サ−は、転写開始部位から上流または下流に、通常の配回もしくはフリップされ た(flipped)配回、またはプロモーターから1000ヌクレオチドを超 える距離で位置して活性である[Maniatisら(1987)、5cien ce 236: 1237; Albertら(1989L Mo1ecula r Biolo of the Ce11.第2版]。ウィルスから誘導される エンハンサ−エレメントは特に有用である。
なぜならば、それらは一般に宿主域が広いからである。その例としては、S’/ 40初期遺伝子エンハンサ−[Dijkemaら(1985)、EMBOJ、  4: 761] およびラウス肉腫ウィルス(Rous 5arc。
1+HVirus>の長い末端繰り返しくLTR)由来のエンハンサー/プロモ ーター:Gormanら(1982b)、Proc、 Natl、 Acad、 Sci、79豆: 5777]およびヒトサイトメガロウィルス由来のエンハン サ−/プロモーター(Boshart ら、薊旦ユ旦屈、521頁1985年) がある。さらに、いくつかのエンハンサーは、制御可能であり、ホルモンまたは 金属イオンのようなインデューサーが存在する場合にのみ活性になる[5ass one−CorsiおよびBorel 1i(1986)、Trends Ge net、 2 : 215頁; Maniatisら(1987)、5cien ce 236: 1237]。
DNA分子は、哺乳類の細胞中で、細胞内発現し得る。プロモーター配列は、D NA分子に直接結合され、この場合、組換えタンパク質のN末端における第1の アミノ酸は常にメチオニンであり、これはATG出発コドンによってコードされ ている。所望によりこのN末端は、臭化ンアンとともにインビトロでインキュベ ートすることによってタンパク質から切取ることができる。
あるいは、哺乳類細胞中で外来タンパク質を分泌するリーダー配列フラグメント からなる、融合タンパク質をフードするキメラDNA分子を作ることによって、 細胞から増殖培地中に外来タンパク質を分泌し得る。好ましくはリーダーフラグ メントと外来遺伝子の間にコードされるプロセッシング部位があり、この部位は インビボまたはインビトロで切断し得る。
リーダー配列フラグメントは一般に、細胞からタンパク質を分泌させる、疎水性 アミノ酸からなるシグナルペプチドをコードする。アデノウィルスの三分節リー ダーは、外来タンノくり質を哺乳類細胞内で分泌するリーダー配列の例である。
一般に、哺乳類細胞によって認識される転写終止配列とポリアデニル化配列は、 翻訳停止コドンに対して3゛側に位置する制御領域であり、したがってプロモー ターエレメントとともにコーディング配列の両端に隣接している。成熟mRNA の3゛末端は、部位特異的な転写後の切断とポリアデニル化によって形成される [Birnstielら(1985)、Ce11.41+ 349: 1; B 、DHamesとり、M、Glover trail −In Transcr i tion and s 1ci1”中のProudfootおよびWhit elaw(198g)”Termination and 3’end pro cessing of eukaryotic RNA+; Proudfoo t(1989)、 Trends Biochem、 Sci、 14: 10 5]。これらの配列は、DNAによってコードされるポリペプチドに翻訳し得る mRNAを転写させる。転写ターミネータ−/ポリアデニル化シグナルの例とし ては、SV40由来のシグナルを含有する。 [Mo1ecular CIQL LL!LK: Aユaborator 5lanual中の Sambrook ら(1989) −Expression or cloned genes  in cultured mammalian cells”]。
ある遺伝子は、イントロン(介在配列とも呼ばれている)が存在するとより効率 的に発現し得る。しかしい(つかのcDNAは、スプラインングングナル(スプ ライスドナーおよびアクセプタ一部位とも呼ばれる)を欠いているベクターから 効率的に発現されている[例えばGothingとSambrook(1981 )、 Nature 293: 620]。イントロンは、スプライスドナーと アクセプタ一部位を含有するコーディング配列内にある介在非コーディング配列 である。この配列は、一時転写産物のポリアデニル化の後、”スプライ/フグと 呼ばれる工程で切除され [Nevins (1983)、 Annu、 Re v、 Biochem、52: 441: Green (1986)、Ann u、Rev、Genet、20: 671: Padgettら(1986)、 Annu、 Rev、 Biochem、、 55: 1119; B、D、H amesおよびり、 M、 G 1o er [集In Transcri t ion and s 1icin中のKrainerおよびManfaeis  (1988)の°RNA 5pliciB、−]。
一般に、上ご己のエレメントは、プロモーター、ポリアデニル化シグナルおよび 転写終止配列を包含し、発現構築体に組み合わされる。エンハンサ−1機能的ス プライスドナーとアクセプタ一部位を有するイントロン、およびリーダー配列も また、所望されるなら発現構築体に包含され得る。発現構築物は、哺乳類細胞ま たは細菌のような宿主内に安定に保持し得る染色体外エレメント(例えばプラス ミド)のようなレプリコン内に保持されている場合が多い。哺乳類の複製系とし ては、動物ウィルス由来の複製系を包含し、′fj1製するためにトランスに作 用する因子が必要である。例えば、SV40 [Gluzman(1981)、  Ce1l 23: 175] またはポリオーマウィルスのようナハポバウィ ルス類の復製系を包含するプラスミドは、適切なウィルスT抗原の存在下で極端 に高いコピー数で複製する。
[、類レプリコンの別の例として、ウシパピローマウィルスとEBウィルス(E pstein−Barr virus)由来のレプリコンがある。さらにレプリ コンは、2つの複製系を持ち得る。したがってこの場合、例えば発現のためには 哺乳類の細胞で保持させ得、そしてクローン化および増幅のためには原核宿主に 保持し得る。このような補乳類−細菌シャトルベクターの例としては、 pMT 2 [Kaufn+anら(19119)、Mo1. Ce11. Biol、 9+946] およびpHEBO[Shimizuら(1986)、Mo1.  Ce11. Biol6: 1074コ がある。
(以下余白) バキュロウィルス n バ牛ユロウイルスプロモーターは、バキニロウイルスRNAポリメラーゼを結合 し、コーディング配列(例えば、構造遺伝子)のmRNAへの下流(3)転写を 開始し得るすべてのDNA配列である。プロモーターは、コーディング配列の5 ゛末端に近接して通常配置される転写開始領域を有し得る。この転写開始領域は 、通常、RNAポリメラーゼ結合部位および転写開始部位ヲ含ム。バキ二口ウイ ルスプロモーターはまた、エンハンサ−と呼ばれる第ニドメインも有し得る。こ のエンハンサ−は、もし存在する場合には、通常、構造遺伝子から離れた場所に ある。発現は、制御されるかまたは構成性であり得る。
感染サイクルの後期において豊富に転写される遺伝子をコードする配列は、特に 有用なプロモーター配列を提供する。
その例としては、ポリヘトリン由来の配列[Fr1esenら、(1986)  The Mo1ecular Biolo of Baculoviruses  (Waiter Doerfler編)の+The Regulation  of Baculovirus Gene Expression−:ヨーロノ パ特許公開第127.839号および第155.476号]、およびplQ [ Vlakら、(1988) J、 Gen、 Virol、 59ニア65]遺 伝子が挙げられる。
DNA分子は、細胞内で発現され鼻る。プロモーター配列は、DNA分子と直接 連結され得る。その場合、組換えタンパク質のN末端の第一アミノ酸は、常に、 ATG開始コドンによってコードされるメチオニンである。所望されるなら、N 末端のメチオニンは、臭化シアンと共にインビトロでインキュベーションするこ とによって、タンパク質から開裂され得る。
融合タンパク質は、直接発現の代替物を提供する。内因性酵母タンパク質または 他の安定なタンパク質のN末端部分をコードするDNA配列は、異種のコーディ ング配列の5゛末端に融合される。発現すると、この構築物は、2つのアミノ酸 配列の融合を提供し得る。例えば、ポリヘトリン遺伝子のN末端は、外来の遺伝 子の5゛末端で連結され、酵母中で発現され得る。2つのアミノ酸配列の結合部 のDNA配列は、開裂可能な部位をコードし得るか、またはコードし得ない。L uckowら、(1988) Bi。
ム2エニ匝■」:47を参照のこと。
あるいは、外来タンパク質はまた、キメラDNA分子を生成することによって細 胞から分泌され得る。このキメラDNA分子は、昆虫において外来タンパク質の 分泌を促すリーダー配列フラグメントを含む融合タンパク質をコードする。リー ダー配列フラグメントは、通常、細胞からのタンパク質の分泌を誘導する疎水性 アミノ酸を含むシグナルペプチドをコードする。
適切なシグナル配列をコードするDNAは、バキュロウィルスポリヘトリン遺伝 子のような、昆虫またはバキュロウィルスの分泌されるタンパク質の遺伝子由来 であり得る[Carbonellら、(1988) Gene 73:409] 。あるいは、ヒトαインターフェロン[Maedaら、(1985) Natu re 315:592]、ヒトガストリン放出ペプチド[Lebacq−Ver heydenら、(1988) Mo1ec、 Ce11. B匹上8:31Z 9]、 ヒ トIL−2[Sm1thら、 (1985) Proc、Natl 、AcadSci、 USA 82:8404]、マウスIL−3CMiyaj imaら、(1987) Ge七二58:273]、およびヒトグルコセレブロ ンターゼ[Martinう、(1988) DNA 7:99]のような非バキ ュロウィルス起源のリーダーはまた、昆虫において分泌を促す。
通常、昆虫によって認識される転写終止配列は、翻訳終止コドンの3°に位置す る制御配列であるため、プロモーターと共にコーディング配列の側面に位置する 。これらの配列は、DNAによってコードされるポリペプチドに翻訳され得るm RNAの転写を方向づける。例としては、ポリヘトリン遺伝子由来の転写終止配 列が挙げられる[MiIlerら、(1988) Ann、 Rev、 Mic robiol、 42:177]。
外来の遺伝子をバキュロウィルスゲノムに挿入する前に、プロモーター、リーダ ー(所望されるなら)、目的のコーディング配列、および転写終止配列を含む上 記成分は、通常、組合されて中間置換体構築物となる。中間置換体構築物は、し ばしば、バクテリアのような宿主中に安定して維持され得る染色体外エレメント (例えば、プラスミド)のようなレプリコンにおいて維持される。レプリコンは 複製系を有し得るため、クローニングおよび増幅のために原核宿主中に維持され 得る。構築物のプロモーターおよび転写終止配列は、通常、二重交叉組換えによ って外来遺伝子をバキュロウィルスゲノムに取り込むための、バキュロウィルス ゲノムの2.5kbセクンコンを含み、バキュロウィルス発現ベクターを生成し 得るEMillerら、(1989) 肛匹11■」: 91 ]。バキュロウ ィルス発現ヘベクタは、通常、感染性組換えバキュロウィルスにパッケージされ る。
バキュロウィルス発現ベクターを使用する際には、抗生物質抵抗性遺伝子のよう な選択可能なマーカーは、一般的には、使用されない。選択は、通常、閉塞体( occlusion body)を肉眼で観察することによってなされる。選択 可能なマーカーの使用に関する例は、本明細書の至るところに記載されている。
組換えバキュロウィルス発現ベクターが、いくつかの昆虫細胞に感染させるため に開発されている。例えば、特に、口出、およびTricho 1usiani  [P、C,T、 WO891046599; Carbonelfら、 (1 985) J、Virol、56:153: S+njthら、 (1983>  Mo1. Ce11. Biol、3:2156: Wright (198 6) Nature 321ニア18: 一般に、Fraserら、(1989 ) In Vitro Ce11. Dev、 Biol、 25+225を参 照のことコのような組換えパ牛ユ口ウイルスが、開発されている。
外因性DNAを昆虫宿主に導入する方法は、当該技術分野において公知であり、 一般に、宿主昆虫細胞をDNAでトランスフェクトするか、または昆虫細胞もし くは生きた昆虫、通常、幼虫をウィルスに感染させることを含む。トランスフェ クンコン手法は、本来哺乳類細胞のために開発されたリン酸カル/ウム手法[G rahamら、(1973) Virology 52:456コに基づく。
[)NA I−ランスフエタン3ンおよびウィルス感染手法は、通常、形質転換 される昆虫種によって変わる。例えば、赳造又1吐[Carstens ら、( 1980) Virolo 101:311コ 、He1iothis (vi rescens) [P、C,T、公開第WO38102030号]、5pod optera [Kang(1988) Advances in Virus  Re5earch、35巻の−BaculovirusVectors fo r Expression of Foreign Genes−]を参照のこ と0バクテリア n バクテリアプロモーターは、バクテリアRNAポリメラーゼを結合し、コーディ ング配列(例えば、構造遺伝子)のmRNAへの下流(3°)転写を開始し得る すべてのDNA配列である。プロモーターは、コーディング配列の5°末端に近 接して通常配置される転写開始領域を有し得る。この転写開始領域は、通常、R NAポリメラーゼ結合部位および転写開始部位を含む。バクテリアプロモーター はまた、オペレーターと呼ばれる第ニドメインも含み、このオペレーターは、R NA合成が開始する隣接のRNAポリメラーゼ結合部位に重なり得る。オペレー ターは、リプレッサータンパク質がオペレーターに結合し得、それによって特定 的遺伝子の転写を阻害する遺伝子として、負の調節された(誘導可能な)転写を 可能にする。構成的な発現は、オペレーターのような負の調節エレメントの非存 在下で発生し得る。さらに、正の調節は、遺伝子アクティベータータンパク質結 合配列によって成し遂げられ得る。この遺伝子アクティベータータンパク質配列 は、存在する場合には、通常、RNAポリメラーゼ結合配列に近接して(5゛) に位置する。遺伝子アクティベータータンパク質の例としては、Escheri chia刈ユ(旦、 coli)においてlacオペロノの転写開始を助ける、 カタボライト活性化タンパク質(CAP)が挙げられる[ Ra1baudら、 (1984) Annu、 Rev、 Genet、18:173]。従って、 制御される発現は、ポジティブまたはネガティブであり、それによって転写を向 上または減少させる得る。
代謝経路酵素をコードする配列は、特に有用なプロモーター配列を提供する。そ の例としては、ガラクトース、ラクトース(lac) [Changら、(19 77) Nature 198:1056]、およびマルトースのような糖代謝 酵素由来のプロモーター配列が挙げられる。別の例としては、トリプトファン< tsi)のような生合成酵素由来のプロモーター配列が挙げられるC Goed delら、(1980) Nuc、Ac1ds Res、8:4057; Ye lvertonら、 (1981) Nucl、 Ac1ds Res、 9ニ ア31;米国特許第4.738.921号;ヨーロッパ特許公開第36.776 号および第121.775号]。γ−ラクタマーゼ(bla)プロモーター系[ Weissmann (1981)、Interferon 3 (1、Gre sser編)の−The cloningof 1nterferon and  other m1stakes、 ”]、ババクテリオファージλPL [S himajakeら、(198]) Nature 292:128]およびT 5[米国特許第4.689.406号コブロモーター系もまた、有用なプロモー ター配列を提供する。
さらに、天然にない合成プロモーターはまた、バクテリアプロモータとして機能 する。例えば、1つのバクテリアまたはバクテリオファージプロモーターの転写 活性化配列は、池のバクテリアまたはバクテリオファージプロモーターのオペロ ン配列と結合し得、合成ハイブリッドプロモーターを生成する[米国特許第4. 551.433号コ。例えば、雲プロモーターは、mプロモーター配列、および 主リプレッサーによって制御されるエオペロン配列の両方を含むハイブリッドm −i匹プロモーターである[Amannら、(1983) Gene 25:1 67; daBoerら、(1983) Proc、Natl、Acad、Sc i、80:21]。さらに、バクテリアプロモーターは、バクテリアRNAポリ メラーゼを結合し、転写を開始する能力を有する非バクテリア起源の天然に存在 するプロモーターを含み得る。非バクテリア起源の天然に存在するプロモーター はまた、適合性のあるRNAポリメラーゼと連結し得、原核生物のいくつかの遺 伝子を高度なレベルで発現する。バクテリオファージT7 RNAポリメラーゼ /プロモーター系は、連結したプロモーター系の例である[5tudierら、  (1986) J、Mo1. Biol、189:113; Taborら、  (1985) Proe Natl、 Acad、Sci 82:1074] 。さらに、ハイブリッドプロモーターはまた、バクテリオファージプロモーター および旦、 coliオペレーター領域を含み得るCヨーロッパ特許公開第26 7.851号]。
機能するプロモーター配列に加えて、効率的なリポソーム結合部位はまた、原核 生物における外来遺伝子の発現に有用である。旦、岨且において、リポソーム結 合部位は、ンヤイングルガルノ(SD)配列と呼ばれ、開始コドン(ATG)お よび開始コドンの3−11ヌクレオチド上流にある長さ3−9のヌクレオチドの 配列を含む(’5hineら、(1975) Nature 254:34]。
SD配列は、SD配列およびE、 coli 16s rRNAの3°末端との 開の塩基の対合によって、mRNAのリポソームへの結合を促進すると考えられ ているJSteitzら、<1979) Biolo 1cal Re ula tion and Develo ment: Gene EX ressio n (R,F、 Goldberger編)の+Genetic signal s and nucleotide 5equences in messen ger RNA”コ。弱いリポソーム結合部位て真核遺伝子および原核遺伝子を 発現すること[Sambrookら、(1989) Mo1ecutar C1 onin : A Laborator Manualの+Expressio n of cloned genes in Escherichia col i、−i。
DNA分子は、細胞内で発現され得る。プロモーター配列は、DNA分子に直接 連結され得、この場合、N末端の第一アミノ酸は、常に、ATG開始コドンによ ってコードされるメチオニンである。所望されるなら、N末端のメチオニンは、 臭化ンアンと共にインビトロでインキュベートすることによって、またはバクテ リアメチオニンN末端ペプチダーゼと共にインビボもしくはインビトロでインキ ュベートすることによってタンパク質から開裂され得る(ヨーロッパ特許公開第 219.237号)。
融合タンパク質は、直接発現の代替物を提供する。通常、内因性バクテリアタン パク貫、または池の安定なタンパク質のN末端部分をコードするDNA配列が、 異種コーディング配列の5°末端に融合される。発現されると、この構築物は、 2つのアミノ酸配列の融合物を提供し得る。例えば、バクテリオファージλ細胞 遺伝子は、外来遺伝子の5゛末端に連結され、バクテリア内で発現され得る。得 られた融合タンパク質は、好マシくは、外来遺伝子からバクテリオファージタン パク質を開裂するためにプロセノンング酵素(因子Xa)の部位を保持する[N agaiら、(1984) Nature 309:810]。融合タンパク質 はまた、1acZ [Jiaら、(19117) Gene 60:197]  、uIE CA11enら、 (1987) J、Biotechnol、5: 93: Makoffら、 (1989) J、Gen、 Microbiol 、 135:11]、および匝虹[ヨーロッパ公開第324、647号]遺伝子 由来の配列を用いて形成され得る。2つのアミノ酸配列の連結部のDNA配列は 、開裂可能な部位をコードし得るか、またはコードし得ない。他の例としては、 ユビキチン(ubiquitin)融合タンパク質が挙げられる。このような融 合タンパク質は、好適には外来タンパク質からユビキチンを開裂するために、ブ ロセ、/ング酵素(例えば、ユビキチン特異的プロセノンングプロテアーゼ)の 部位を保持するユピキチン領域を有する。この方法によって、天然の外来タンパ ク質が、単離され得る [Millerら、(1989) 肛虹ヱ旺虹11■7 :698]。
あるいは、外来タンパク質はまた、キメラDNA分子を[することによって細胞 から分泌され得る。このキメラDNA分子は、バクテリア中で外来タンパク質を 分泌する/グナルペプチド配列フラグメントを含む融合タンパク質をコードする [米国特許第4.336.336号]。/グナル配列フラグメントは、通常、細 胞からタンパク質の分泌を誘導する疎水性アミノ酸を含むシグナルペプチドをコ ードする。タンパク質は、増殖培地くグラム陽性バクテリア)または細胞の内膜 と外膜との間に位置するペリプラズム空間(グラム陰性バクテリア)に分泌され る。/グナルペプチドフラグメントと外来遺伝子との間にコードされる、インビ ボまたはイノビトロで開裂され得るプロセノ/ノグ部位が存在するのが好ましい 。
適切な/グナル配列をコードするDNAは、旦 coli外膜タ外膜タンパクモ 遺伝子J2A) [Masuiら、(1983> EX erimental  Mani ulation of Gene EX ression; Ghr ayebら、 (1984) EMBOJ、 3:2437]およびE、 co liアルカリ性ホスファターゼシグナル配列(劇) [Ok aら、(1985 ) Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 82ニア212]のよう な、分泌されたバクテリアタンパク質の遺伝子由来であり得る。さらなる例とし て、様々なりacillus株からのαアミラーゼ遺伝子の/グナル配列は、旦 、 5ubtilisがらノ異種タンパク質を分泌するために使用され得ル[P a1vaう、(1982) Proc、 Natl、 Acad、 Sci、  USA 79:5582: ヨーロッパ特許公開筒244.042号]。
通常、バクテリアによって認識される転写終止配列は、翻訳終止フドンの3゛に 位置するため、プロモーターと共にコーディング配列の側面に位置する制御領域 である。これらの配列は、DNAによってコードされるポリペプチドへ翻訳され 得るmRNAの転写を方向づける。転写終止配列は、しばしば、転写の終止を助 けるステムループ(stem 1oop)構造を形成し得る約50個のヌクレオ チドのDNA配列を含む。例としては、旦 匹りにおける当遺伝子および池の生 合成遺伝子のような強力なプロモーターを有する遺伝子由来の転写終止配列が挙 げられる。
通常、プロモーター、シグナル配列(所望されるなら)、目的のコーディング配 列および転写終止配列を含む上記の成分は、組合されて発現構築物となる。発現 構築物は、しばしば、バクテリアのような宿主において安定して維持され得る染 色体外エレメント(例えば、プラスミド)のようなレプリコンにおいて維持され る。レプリコンは、複製系を有するため、発現またはクローニングおよび増幅の ために、原核宿主中に維持される。さらに、レプリコンは、コピー数の多いまた は少ないプラスミドであり得る。コピー数の多いプラスミドは、一般に、約5か ら約200の範囲のコピー数を持ち、典型的には約10から約150の範囲のコ ピー数を持つ。コピー数の多いプラスミドを含む宿主は、好ましくは少なくとも 約10個、さらに好ましくは少なくとも20個のプラスミドを含み得る。
ベクターおよび外来タンパク質の宿主に対する影響により、コピー数の多いまた はコピー数の少ないベクターが選択され得る。
あるいは、発現構築物は、組込みベクターを用いてバクテリアゲノムに組込まれ 得る。組込みベクターは、通常、ベクターを組込めるバクテリア染色体に相同な 少なくとも1つの配列を含む。組込みは、ベクター中の相同なりNAと、バクテ リア染色体との組換えから生じるようである。例えば、様々なhcillus株 からのDNAで構築された組込みベクターは、BacilluΣ染色体に組込ま れる(ヨーロッパ特許公開筒127.328号)。
組込みベクターはまた、バクテリオファージまたはトランスポゾノ配列を含み得 る。
通常、染色体外および組込まれる発現構築物は、形質転換されたバクテリア株を 選択できるように、選択可能マーカーを含み得る。選択可能マーカーは、バクテ リア宿主中で発現サレ、バクテリアをアンピンリン、クロラムフェニコール、エ リスロマイシン、カナマイシン(不オマインン)およびテトラサイクリンのよう な薬物に対して耐性とする遺伝子を含み得る [Davlesら、(197g>  Annu、Rev、’(icrobiol、32:469]。
選択可能マーカーはまた、ヒスチジン、トリプトファン、およびロインン生合成 経路における遺伝子のような生合成遺伝子を含み得る。
あるいは、上記の成分のい(つかは、形質転換ベクターニおいて組合され得る。
上記のように、形質転換ベクターは、通常、レプリコンにおいて維持されるか、 または組込みベクターに形成される選択可能マーカーを含む。
染色体外レプリコンまたは組込みベクターである、発現および形質転換ベクター は、多くのバクテリアに形質転換されるために開発されている。例えば、発現ベ クターが、特に、以下のバクテリアで開発されている: Bacillus 5 ubtilis [Pa1vaら、 (1982) Proc、’1at1.  Acad、Sci、USA 79:5582; ヨーロッパ特許公開東36,2 59号および第63.953号、P、C,T、 N084104541コ 、  Escherichia coli rshimatakeら、(1981)  Nature 292:128: Amannら、 (1985) Gene  40:183; 5tudierら、 (1986) J、 Mo1.Biol 、 189:113; ヨーロッパ特許公開筒36.776号、第136.82 9号および第136.907号:英国特許出願第8418273号]、5tre  tococcus cremoris [Powellら、 <1988)  A 1. EnvironMicrobiol、54:655] ; 5tre  tococcus 1ividans [Powellら、(1988) A  1. Environ、 Microbiol、 S4:655]、録」担旦 団井s l1vidans C米国特許第4.745.056号1゜外因性DN Aをバクテリア宿主に導入する方法は、当該技術分野において公知であり、通常 、CaCl2で処理したバクテリアまたは二価のカチオンおよびDMSOのよう な他の物質で処理したバクテリアの形質転換を含む。D+IAはまた、エレクト ロボレー/コンによって、バクテリア細胞に導入され得る。形質転換手法は、通 常、形質転換されるバクテリア種に応じて変化する。例えば、 1Masson ら、(19g9) FEMS Microbiol、Lett、60:273;  Pa1vaら、 (1982) Proc、Natl、Acad、Sci、U SA 79:5582: ヨーロッパ特許公開筒36.259号および第63. 953号;p、cT、Wo 114104541、Bacillus] 、 [ Millerら、 (1988) Proc、−Natl、Acad、Sci、 85:856; Wangら、 (1990) J、Bacteriol。
172:949、(:aml□bacter]、 [Cohenら、 (197 3) Proc、Natl、Acad、Sci、69:2110; Dower ら、 (19H) Nucleic Ac1ds Re5−16:6127;  Kushner (1978) Genetic En 1neerin :  Proceedin s of the Internaitonal S m  osium on Genetic En 1nee■■(H,W、 Boy erおよびS、 N1cosiaW)の−An improved metha d for transforma口on or Escherichia c oli with ColEl−derived plasllids”; M andeLら、 (1970) J、Mat、Biol、53:159; Ta keto(198B) Biochim、Bio h s、Aeta 949: 318: Escherichia] 、 [Chassyら、 (198?)  FEMS Microbiol、Lett、44:173 Lactobac illusコ ; [Fiedlerら、(1988) Anal、 Bioc hem170:38、 Pseudomonasl ; 口Augusttnら 、 (1990) FEMS Microbiol、Lett、66:203.  Sta h 1ococcus]、 [Baranyら、 (1980) J 、Bacteriol、144:598; I(arlander (198? > ト工]已旦■匹cal Genetics (J、 Ferrettiおよ びR,Curtfss編111)の+Transformatfon of 5 tre tococcus 1actis by electroporatt on” ; Perryら、 (1981) 1nfec、1mmun、32: 1295; Powellら、 (1988) A 1. Environ、M icrobiol、54:655: Somkutiら、 (198吐ffi系 酵母プロモーターは、酵母RNAポリメラーゼを結合し得、コーディング配列( 例えば、構造遺伝子)のmRNAへの下流(3゛)転写を開始するすべてのDN A配列である。プロモーターは、コーディング配列の5′末端に近接して通常位 置する転写開始領域を有し得る。この転写開始領域は、通常、RNAポリメラー ゼ結合部位(rTATAボックスJ)および転写開始部位を含む。
酵母プロモーターはまた、上流アクティベーター配列(UAS)と呼ばれる第ニ ドメインを有し、もし存在するなら、この第ニドメインは、通常、構造遺伝子か ら離れて位置する。UASは、制御された(誘導可能な)発現を可能にする。構 成的発現は、UASの非存在下で生じる。制限された発現は、ポジティブまたは ネガティブであり得、転写を向上または減少させる。
酵母は、活性な代謝経路を有する発酵微生物であるため、代謝経路における酵素 をフードする配列は、特に有用なプロモーター配列を提供する。その例としては 、アルコールデヒドロゲナーゼ ノラーゼ、グルコキナーゼ、グルコース−6−ホスフニートイ゛ツメラーゼ、グ リセルアルデヒド−3−ホスフェート−デヒドロゲナーゼ( GAPまたはGA PDH)、ヘキソキナーゼ、ホスホフルクトキナーゼ、3−ホスホグリセレート ムターゼ、およびピルビン酸キナーゼ(PyK) (ヨー口y )<特許公開第 329203号)力(挙げられる。酸性ホスファターゼをコードする酵母二遺伝 子はまた、有用なプロモーター配列を提供する[ Myanoharaら、(1 983) Proc. Natl. Acad. Sci. USA 80:1 1。
さらに、天然には存在しない合成プロモーターはまた、酵母プロモーターとして も機能する。例えば、1つの酵母プロモーターのtlAs配列は、他の酵母プロ モーターの転写活性化領域と結合し得、合成ノ・イブリッドプロモーターを形成 する。このようなハイブリッドプロモーターの例としては、GAP転写活性化領 域に結合したADH制御配列が挙げられる(米国特許東4、 876、 197 号および第4. 880. 734号)。ノ\イブリントプロモーターのその池 の例としては、什…、U貝、−、また(よ租競遺伝子のいずれかの制御配列から なり、GAPまたはPyKのような解糖系酵素遺伝子の転写活性化領域と組み合 わせられたプロモーターが挙げられる(ヨーロノノ〈特許公開第164556号 )。
さらに、酵母プロモータは、酵母RNAポリメラーゼを結合し、転写を開始する 能力を有する非酵母起源の天然iこ存在するプロモーターを含み得る。このよう なプロモーターの例としては、特に、 [Cohenら、(1980) Pr立 虹−ロエL二4cad. Sci. USA二+7:1078: Heniko ffら、 (1981)Nature 283:835; Hollenber gら、(1981) Curr. To ics Microbiot. Im munol. 96:119; )I。
1 1enbergら、 (1979) Plasmids of M−土り土 −上nvironmental−and Commercial In ort ance (KIN> TimmisおよびA. Puhlerm)の−The  Expression of Bacterial Antibiotic  Resistance Genes i the Yeast Sacchar omyces cerevisiae−:!I!ercerau−Puigal onら、 (1980) Gene 11:163; Panthierら、  (19110) Curr。
Genet. 2:109:]を包含する。
DNA分子は、酵母中で細胞内で発現され得る。プロモーター配列はDNA分子 に直接連結され得る。この場合、組換えタン、<り實のN末瑞第−アミノ酸は、 常に、ATG開始コドンによってコードされるメチオニンである。所望されるな ら、N末端のメチオニンは、臭化ンアンと共にインビトロでインキュベートする ことによって、タン、fり質から開裂され得る。
融合タンパク質は、直接発現の代替物を提供する。通常、内因性酵母タンパク質 または池の適切なタン/くり貫のN末)寓部分をニードするDNA配列は、異種 コーディング配y+1の5°末ン嵩1こ融合される。発現すると、この構築物( よ、2つのアミノ酸配り1jの融合物を提供し得る。例えば、酵母またはヒトス ーツくーオキシドジスムターゼ( SOD)遺伝子は、外来の遺伝子の5゛末端 で連結され得、酵母中で発現する。2つのアミノ酸配列の結合部の[>HA配列 は、開裂可能な部位をコードし得るか、またはコードし得ない。例えば、ヨーロ ッパ特許公開第196056号を参照のこと。他の例としては、ユビキチン融合 タン/fり質が挙げられる。このような融合タンパク質は、外来タン/(り質か らユビキチンを開裂するために、好ましくはプロセッシング酵素(例えば、ユビ キチン特異的プロセノンングブロテアーゼ)の部位を保持するユビキチン領域を 用いて形成される。
従って、この方法によって、天然の外来タンt4り質は、単離され得る(198 9年8月7日付けで提出された米国特許出願第359、 599号と同一出願人 のP.C.τ. No 1181024066、この開示は、本願では参考のた めに援用している)。この系は、IGFBP−4を生産するための現在好ましい 系である。
あるいは、外来タンパク質はまた、キメラDNA分子を形成することによって細 胞から増殖培地に分泌され得る。このキメラDNA分子は、酵母中で外来タンパ ク質の分泌を提供するリーダー配列フラグメントを含む融合タンノ<り質をコー ドする。
好ましくは、インビボまたはインビトロにおいて開裂され得る、リーダーフラグ メントと外来遺伝子との間でコードされるプロセッシング部位がある。リーダー 配列フラグメントは、通常、細胞からタンパク質の分泌を誘導する疎水性アミノ 酸を含むシグナルペプチドをコードする。
適切なシグナル配列をコードするDNAは、酵母インベルターゼ遺伝子(ヨーロ ッパ公開第12873号、 J、P、O,公開第62.096゜086号)およ びA因子遺伝子(米国特許第4.588.684号)のような分泌される酵母タ ンパク質の遺伝子由来であり得る。あるいは、インターフェロンリーダーのよう な、酵母中での分泌を提供する非酵母起源のリーダーが存在する(ヨーロア7で 特許公開第60057号)。
好ましいクラスの分泌リーダーは、「プレ”pre”」シグナル配列と「プロ” pro”」領域の両方を含む、酵母α因子遺伝子のフラグメントを用いるリーダ ーである。使用され得るα因子フラグメントのタイプには、全長プレープロα因 子リーダー(約83個のアミノ酸残基)および一部欠けたα因子リーダー(通常 約25から約50個のアミノ酸残基)が含まれる(米国特許第4.546.08 3号および第4.870.008号; E O、、t<特許公開第324274 号)。分泌を促すアルファ因子リーダーフラグメントを使用するさらなるリーダ ーには、第一の酵母のプレ配列、第二の酵母のプロ領域で形成される7%イブリ ッドα因子リーダーが含マレル(例えば、P、C,T、 Wo 8910246 3を参照のこと)通常、酵母によって認識される転写終止配列は、翻訳終止コド ンの3°に位置する制御領域であり、プロモーターと共にコーディング配列の側 面に位置する。これらの配列は、DNAによってフードされるポリペプチドに翻 訳され得る+aRNAの転写を方向づける。転写終止配列および解糖系酵素をコ ードする配列のような、他の酵母で認識される終止配列の例。
通常、プロモーター、リーダー(所望されるなら)、目的のコーディング配列お よび転写終止配列を含む上記の成分は、組合されて発現構築物となる。発現構築 物は、しばしば、酵母またはバクテリアのような宿主において安定して維持され 得る染色体外エレメント(例えば、プラスミド)のようなレプリコンにおいて維 持される。レプリコンは、2つの復製系を有するため、例えば、発現のための酵 母中で、ならびにクローニングおよび増幅のための原核宿主中に維持される。こ のような酵母−バクチリアシャトルベクターの例としては、YEp24が含まれ る[B□tstetnら、(1979) Gene i:17−24コ、pci /1 [Brakeら、 (1984) Proc、Natl、Acad、Sc i USA 8 :4642−4646]、およびYRI317 [Stinc hcombら、<1982) J、 Mo1. Biol。
158:157]。さらに、レプリコンは、コピー数の多いまたは少ないプラス ミドであり得る。コピー数の多いプラスミドは、一般に、約5から約200の範 囲のコピー数を有し、典型的には約10から約150の範囲である。コピー数の 多いプラスミドを含む宿主は、好ましくは少なくとも約10個、さらに好ましく は少なくとも20個のプラスミドを含み得る。ベクターおよび外来タンパク質の 宿主に対する影響に応じて、コピー数の多いまたはコピー数の少ないベクターが 選択され得る。例えば、Brakeら、上記を参照のこと。
あるいは、発現構築物は、組込みベクターを用いて酵母ゲノムに組込まれる。組 込みベクターは、通常、ベクターを組込む酵母染色体に相同な少なくとも1つの 配列を含み、好ましくは、発現構築物の両側にある2つの相同な配列を含む。組 込みは、ベクター中の相同なりNAと、酵母染色体との組換えから生じるよって ある[0rr−Weaverら、(1983) Methods in Enz mol、 101:228−245]。組込みベクターは、ベクターに含まれる のに適切な相同配列を選択することによって、酵母中の特定の遺伝子座に方向つ けられ得る。0rr−Weaverら、上記を参照のこと。1つまたはそれ以上 の発現構築物が組込み得、生産された組換えタンパク質のレベルに影響し得る[ Rineら、(1983) Proc、 Natl、 Acad、 Sci、  USA 80:6750]。ベクターに含まれる染色体配列は、ベクター中の単 一セグメントとして存在し、ベクター全体を組込むか、または染色体中の隣接す るセグメントに相同で、ベクター中の発現構築物の両側(こ存在、する2つのセ グメントとして存在し、発現構築物のみを安定して組込み得る。
通常、染色体外構築物および組込み発現構築物は、形質転換された酵母株を選択 できるように、選択可能マーカーを含み得る。選択可能マーカーは、ADH2、 )II34、LEU2、凹およびAlO2のような、酵母宿主中で発現され得る 生合成遺伝子、および酵母細胞中に、ツニカマインンおよびG418耐性を供与 するG418耐性遺伝子をそれぞれ含み得る。さらに、適切な選択可能マーカー はまた、酵母に、金属のような毒性化合物の存在下で増殖する能力を与える。例 えば、CUPIの存在により、酵母は、銅イオンの存在下で増殖する[Butt ら、(19g?) Microbiol Rev、Sl:351]。
あるいは、上記の成分のい(つかは、組合されて形質転換ベクターになり得る。
上記のように、形質転換ベクターは、通常、レプリコンに保持されるか、または 組込みベクターに組込まれる選択可能マーカーを含む。
細胞外レプリコンまたは組込みベクターである、発現および形質転換ベクターが 、多くの酵母の形質転換のために開発されている。例えば、発現ベクターは、特 に以下の酵母について開発されている: Candida albicans  [Kurtzら、(1986)Mo1. Ce11. Biol、6:142]  、Candida maltosa [Kunzeら、91985) J、  Ba5ic Microbiol、 2S:141]、Hansenula 凹 且1圧的M [Gleesonら、 (1986) J、Gen、Microb iol、132:3459; Roggenkampら、 (1986) Mo 1. Gen、Genet、202+3021 、uIL但L」囮D」IL口s [Dasら、 (1984) J、Bacteriol、158:1155]  。
Klu verom ces 1actis [De Louvencourt ら、<1983) J、Bactチ11L−七ハニア37; Van Den  Bergら、 (1990) 氾Aムrechno土幻ホi:135] 、Pi chia LLL上1erimondiユ[Kunzeら、 (1985) J 、Ba5ic Microbiol、25:141]、Pichia 凹1臘L 」[Creggら5(1985) Mo1. Ce11. Biol、 5:3 376;米国特許第4.837.148号および第4.929.555号]、S accharom ces cerevisiae [Hinnenら、(19 7g) Proc、Natl、Acad、Set、USA 75: 1929;  Itoら、 (1983) J、 Bacteriol 153:163]、 Schizosaccharom ces 匹皇巨[BeachおよびNurs e (1981) Nature 300ニア06]、およびYarrowia  Lllは工ica [Davidowら、(1985) Curr、Gene t、10:380471 Ga111ardinら、 (1985) Curr 、Genet、10:49]。
外因性DNAを酵母宿主に導入する方法は、当該技術分野において公知であり、 通常、スフェロプラストまたはアルカリカチオンで処理した無傷の酵母細胞の形 質転換を含む。形質転換手法は、通常、形質転換される酵母種に応じて変わる。
例えば、 [Kurtzら、(1986) Mo1. Ce11. Biol、 6:142; Kunzeら、91985) J、 Ba5ic Microb iol、 25+141; Candida] ; [Glees。
nら、91986) J、Gen、Microbiol、132:3459HR oggenkampら、(1986) Mo1. Gen、Genet、202 :302; Hansenula] ; 口Dasら、(1984) J、Ba cteriol、158:1165; De Louvencourtら、 ( 19113) J、Bacteriol、154:1165; Van den  Bergら、(1990) BUiLX虹上厄江如ヒi:135; Klu  verom ces] ; [Creggら、(1985) M。
1、Ce11. Biol、5:3376; Kunzeら、 (1985)  J、Ba5ic Micr。
二25:141;米国特許第4.837.148号および第4.929.555 号;Pichia] : [Hinnenら、 (1978) Proc、Na tl、Acad、Sci、USA 75;1929; ltoら、(1983)  J、Bacter’o1. 153:1635accharyコ ; [Be achおよびNurse (1981) Nature 300ニア06; S chizosaccharom ces] ; [Davidowら、 (19 85) Curr、Genet。
10:39: Ga111ardinら、(1985) Curr、Genet 、10:49+ Yarrov艮10 を いた珍 本発明の抗原および遺伝子物質を含む組成物は、診断ア。
セイにおいて使用され得る。得られる生物学的に有用な情報のうちの1つに、過 剰な結合タンパク質のレベルがあり、これは、膿瘍の存在による。そのため、I GFまたはIGFBP結合タンパク質のうちの1つの産生が増加している(なぜ なら、結合タンパク質は、過剰なIGFの存在下で生産されるから)。さらに、 多数の公知の疾患は、IGFの濃度と関連し得る。例えば、い(つかのタイプの オステオポローシスは、IGFレベルと関連している。さらに、結合タンパク質 は、組換えによって生産されたIGF類の同定、生産および精製に使用され得る 。[GFBP−4の存在を検出する方法には、血液試料、髄液、または腫瘍もし くは骨組織のような生物学試料を分析することが含まれる。
通常、本発明の結合タンパク質のような分析物を検出する方法は、免疫アッセイ に基づいている。このような技術は公知であり、ここで詳細を述べる必要はない 。例としては、異種および同種免疫アッセイ技術が含まれる。この技術は両方と も、結合タンパク質とそれに対応する特異的抗体との間に免疫複合体を形成する ことに基づいている。IGFBP−4の異種アッセイでは、通常、固体表面に結 合した特異的モノクローナル抗体またはポリクローナル抗体を使用する。サンド ウィッチアッセイは、次第にポピユラーとなってきている。固相の非存在下の溶 液中で行われる同種アッセイもまた、使用され得る。これは、例えば、遊離抗体 を酵素−抗原結合体に結合することによってもたらされる酵素活性の相違を決定 することによる。多数の適切なアッセイは、米国特許第3,817,837号、 第4.005.360号、および第3.996.345号に記載されている。
上記のアッセイにおける固体表面試薬は、タンパク質物質を、高分子ビーズ、デ ィノブスティノク、またはフィルター物質のような固体支持体物質に付着させる 公知の技術によって調製される。これらの付着方法は、一般に、タンパク質を支 持体に非特異的に吸着させること、またはタンパク質を、通常、遊離アミン基を 解して、活性カルボキシル基、ヒドロキシル基またはアルデヒド基のような固体 支持体上の化学的に反応性の基に共有結合させることを含む。
同種アッセイとして知られている第二の診断影響において、分析物に結合する抗 体は、培地中で直接検出され得る反応培地にいくつかの変化をもたらす。これま で提案された公知の一般的なタイプの同種アッセイは、以下のものを含む:(a )スピン標識されたリポータ−であって、抗原に結合する抗体が、リポートされ た可動性の変化(スピン分割ピークが広がること)によって検出される、リポー タ−;(b)結合が蛍光効力の変化によって検出される、蛍光リポータ−;(C )抗体結合が、酵素/基質相互反応に影響を与える、酵素リポータ−;および( d)結合によりリポソームが溶解し、カプセル化されたリポータ−が放出される 、リポソーム結合リポータ−6本発明のタンパク質抗原に対するこれらの方法の 適用は、同種アッセイ試薬を調製するための従来の方法に従う。
l旦王グユニブを しての袷 の「 本発明の遺伝子物質は、それ自身、天然の物質中に存在する遺伝子物質に対する プローブとして多くのアッセイに使用され得る。分析物は、(通常)少なくとも 約16個の連続ヌクレオチド、通常は30から200のヌクレオチド、最高は上 記に示す配列(cDNA配列)の実質的に全長の配列を含むプローブにハイブリ ダイズするヌクレオチド配列であり得る。分析物はRNAもしくはcDNAであ り得る。試料は、典型的には前の章に記載の通りである。陽性の結果は一般的に は、明細書に記載の配列の少なくとも12個の連続ヌクレオチドの配列と少なく とも約70%相同である配列、通常は、配列中の少なくとも約60の連続ヌクレ オチドと少なくとも約80%相同である配列を含む遺伝子物質を同定することと して特徴づけられる。そして実質的には、全長配列に相同である配列を含み得る 。分析物を検出するために、分析物がプローブにハイブリダイズする場合には、 そのプローブは検出標識を含有し得る。特に、結合タンパク質を検出するのに有 用であるプローブは、これらのタンハク質の保存領域、特に、BP4+7)7  ミ/酸181−191 (PNCD)およびアミノ酸212−215 (CWC V)からの保存領域に基づく。これらのアミノ酸は、関連のIOF結合タンパク 質のすべてに高度に保存されている。IGFBP−1のみが異なり、191位の DがNである。
襟的核酸の増幅のための1つの方法である、ハイブリダイゼー/gンアノセイに よる後の分析のための方法は、ポリメラーゼチェーン リアク/gンすなわちP CR法として知られている。PCR法は、疑わしい試料中で本発明のIGFBP −4を検出するだめに適用され得る。この中で、互いに間隔を隔てた、明細書に おける前述の遺伝子配列に基づくオリゴヌクレオチドブライマーを用いる。この プライマーは、2本鎖DNA分子のそれぞれのストランドに相捕的であり、典型 的には約50から450 ntもしくはそれを越えて(通常は2000 ntを 越えない)離れテイル。この方法には、特定のオリゴヌクレオチドブライマーの 調製および次に標的DNAの変性の繰り返しサイクル、プライマー結合、および DNAポリメラーゼによる伸長によって、プライマー間の間隔に基づく予測され る長さのDNAフラグメントを得ること、が含まれる。1つのプライマーから生 成された伸長産物は、もう一方のプライマーのさらなる標的配列として作用する 。標的配列の増幅の程度は、実施されるサイクル数により制御され、簡単な式2 nにより理論的に算出される。
(ここで、nはサイクル数である。)1サイクルあたりの平均効率が、約65% から85%の範囲である場合には、25サイクルで、標的配列の03から4.8  X 1,000.000コピーが産生される。PCR法は、5aikiら、5 cience (1985) 230:1350−1354: 5aikiら、 Nature (1986) 324:163−166;および5charfら 、5cience (1986) 233:1076−1078を含む多くの文 献に記載されている。さらに、米国特許第4.683.194号、第4.683 .195号および第4.683゜202号を参照のこと。
本発明は、IGFBP−4をコードするDNAフラグメントの選択的増幅に基づ く、IGFBP−4を測定するための特異的な診断法を含む。この方法は、図1 に示す配列から選択されたDNAの2本鎖フラグメントのそれぞれのストランド の非相同領域由来の一対の1本鎖プライマーを使用する。本発明の1局面をなす これらの「ブライマーフラグメント」は、上記のよにIGFBP−4フラグメン トから調製される。この方法では、上記に検討したように、米国特許第4.68 3.202号に開示されているとおり、選択された核酸配列を増幅するための方 法に従う。
モノクローナル IGFBP−4に対する抗体および抗イデイオタイプ抗体のインビボ使用、なら びに診断への使用の両方には、モノクローナル抗体の使用が好ましい。モノクロ ーナル抗ウイルス粒子抗体あるいは抗イデイオタイプ抗体は、以下のように産生 され得る。免疫された動物から膵臓あるいは白血球を取り出し、当業者に公知の 方法により、不死化するかあるいは使用して、ハイブリドーマを調製する。ヒト −ヒトハイブリドーマを産生ずるために、ヒト白血球ドナーを選択する。エプス タイン・バールウィルス(EB’/)が、ヒト白血球の不死化に使用され得るか 、あるいはヒト融合パートナ−がヒト−ヒトハイブリドーマを産生ずるために使 用され得る。ペプチドによるインビトロ−次免疫もまた、ヒトモノクローナル抗 体の生成に使用され得る。不死化細胞により分泌された抗体は、所望の特異性を 有する抗体を分泌するクローンを決定するためにスクリーニングされる。
IGFBP−4の 畳・ に文・ るアッセイイン/ニリン様成長因子に結合す る性質は、本発明のタンパク質の生物学的性質の1つである。これらのタンパク 質は、好都合にIGF−1を使用した結合アッセイ[Rinderknecht 、 E、およびHumbel、 R,E、、 J、 Biol、 Chem、( 1978) 2532769]あるいは、IGF−1fを使用した、好ましくは 、標識化、例えばヨウ素化形態での+0F−11を使用した結合アッセイ[Ri nderknecht、 E、およびHumbal、 R,E、、 FEBS  (1978) 89:283]で試験され得る。
例えば、このようなアッセイは、都合よく、本発明のタンパク質のゲル電気泳動 (5DS−PAGE)を実施し、後にゲルのウェスタンプlニア/トを実施し、 次に[+251コIGF−1もしくはIIの存在下にそのプロットをインキユベ ートして、そのプロットを洗浄して遊離のIGF−1もしくは−++を除き、そ のプロットの放射活性を検出することを含み得る。
匹りヱユ亙 本発明のIGF−BP類はもとは、ヒトIGF−BP類を意味し、哺乳動物、例 えば、ネズミ、ブタ、ウマもしくはウシのIGF−BP類が、必要とされる程度 に相同性を有する限りIGF−BP類の定義内に含まれる。
本発明のIGF−BP類には、組織抽出物あるいは馴化培養培地からの精製物、 ならびに組み換え法により得られるものが含まれる。
(以下余白) IGF叶ユ匡ソ1遁 本発明の結合タンパク質の治療上の応用には、単独治療剤としての使用、IGF との組み合わせによる使用が含まれ、後者が好ましい。
IGFとの組み合わせによる使用の場合は、本発明の結合タンパク質は、上記の 表示のような使用、おもに、成長誘導剤、組織再生剤、もしくは傷冶癒剤として の使用に適している。
従って、本発明は以下の(1)、(11)、(iii)あるいは(iv)を提供 する。
(i)被験体の成長、組織あるいは器官の再生、もしくは傷治癒を促進するため の、遊離あるいは固定化されたIGFとの組み合わせでの、本発明の結合タンパ ク質の使用;あるいは、 (ii)被験体の成長、被験体の組織あるいは器官の再生、もしくは傷治癒を促 進する方法であって、このような治療を必要とする患者に、治療上有効な量のI GFとともに、本発明の結合タンパク質の治療上有効な量を投与することを包含 する、方法;あるいは (iii>被験体の成長、組繊あるいは器官の再生、もしくは傷治癒を促進する 薬学的組成物であって、本発明の結合タンパク質を、IGFおよび薬学的に受容 可能なキャリアあるいは希釈剤とともに含有する、組成物;あるいは(iv)  a合もしくは付随投与についての説明書とともに、本発明の結合タンパク質とI GFとを使用まで分離した形態で含有する、パッケイジ。
1GFに関連して、本発明の結合タンパク質は軟骨形成あるいは造血機能を媒介 する特に興味深いものである。このことは、以下のAからCの試験によって示さ れ得る。
A) IGFは、例えば、胎児ラット頭蓋冠中のコラーゲンおよび非コラーゲン タンパク質への[3旧−プロリンの取り込みの増加によって示されるように、骨 の形成を増大させる。IGFが、本発明の結合タンパク質の存在下に使用される と、相乗効果を生じる。ラット頭蓋冠の組織培養物は、21日齢の胎児ラットか ら前頭および後頭部の骨を解剖し、来状縫合にそって分割して、Kreamらの 方法(Endocrinology (1985) Lu:296)に従って培 養することにより調製する。結合タンパク質あるいはIGFを、培養物1mlあ たり10から200 ngの用量範囲で添加する。それらを組み合わせて添加す る場合には、モル比は1: lである。培養は、24から48時間行われる。コ ラゲナーゼ消化タンパク質および非コラーゲンタンパク質への〔3旧プロリンの 取り込みを定量するために、骨をホモジネートしたものを、Diegelman  R,およびPeterkofsky (Dev、 Biol、 (1972) 28:443)の方法、およびkreaIIlら、 (Endocrinolo gy (1985)116:296)の変法に従って、細菌性コラゲナーゼで消 化する。
B) IGFは、骨からの[45]Caの放出が減少することによって示される ように、骨吸収を減少させる。IGFが本発明の結合タンパク質の存在下に使用 されると相乗効果が生じる。この試験は、Ra1szの原理(J、 Cl1n、 Invest、(1965) 44:103)に従って行われる。妊娠ラットに 、妊娠18日回心[45]Caを皮下注射する。IGFを、単独であるいは本発 明の結合タンパク質の存在下で、1匹あたり10 ngから200 ngの投与 量で注射する。
結合タンパク質は、IGFに対するモル比が1: 1になるように加える。19 日回心、その動物を殺し、胎児を取り出す。とぅ骨および尺骨の鉱質強化幹を解 剖で取り出し、培養に移す。
骨移植物からの[45]Caの放出に基づいて、吸収を定量する。
C〉本発明のIGF−結合タンパク質および池のIGF−結合タンパク質は、l 0F−1のエリトロポエチン様効果を増す。このことは、特に以下のものをFa gg、 B、 Roitsch、 C,A、 Ce1l、 Physiol、( 1986) Lu1lに記載のCFU−Eアッセイで試験することにより確かめ られ得る。つまり、例えば、10ng/+lのIGF−[。
IGF単独ならびに、図1の成熟[GF結合タンパク質との組み合わせ、例えば 、図1の成熟IGF結合タンパク質を発現するCHO細胞株培養物由来の上清の 50μmとの組み合わせを調べる。IGF結合結合タンパ単質単独られた結果は 、コントロールと有意な差はないが、一方、IGF−1単独と比較して組み合わ せの相乗効果はみられる。
さらに、本発明の結合タンパク質と組み合わせたIGFの分裂促進活性は、以下 のように試験され得る。CCL 39細胞(チャイニースハムスター肺線維芽細 胞)への[3H]メチルチミジンの取り込みを、Ploue’tら、Ce11.  Miol、(1984) 30:105の記載に従って測定する。このアッセ イでは、細胞株CCI 39を、10%胎児ウンm清、0.1%ベニ/リン、0 .4%ストレプチマイ/ンおよび065%ファンギゾンを含有するMEM培養培 地(Gibco) 0.5mI中に、ウェルあたり40.000細抱を播種する 。5%CO2雰囲気下で、37℃でのインキュベーションを72時間を行った後 、細胞を、胎児ウソ自涜を含まないMEM培地で洗浄し、20時間この培地中で 培養した。この段階で、細胞培養を集密的にし、IGFあるいは結合タンパク質 、もしくはその両方ともを、培養培地に10 ngから200 ngの用量範囲 で各々を混入させる。両方ともを加える場合のモル比は、1: 1であるべきで ある。この試験試料を37°Cで24時間インキュベートし、次に10μl P BS中の1μCi[3旧メチルチミジンとともに加える。4時間インキ二ヘート した後、メチルチミジンの取り込みを、細胞をPBSで洗浄して停止する。細胞 を0.5mlト’Jクロロ酢酸(5%)で30分間固定し、水で洗浄して、最後 に0.5ml NaOH0,1Mで、2時間37°Cに保って溶解し、溶解物の 0.5mlを/ンチレーションフラスコに移し、そしてβ−放射活性を測定する ために3mlのシンチレーション液と混合する。結合タンパク質は、IGFのマ イトジェン活性を高める。しかし、結合タンパク質が単独で使用された場合に測 定される放射活性レベルは、実質的にコントロール試料のレベルと相違がない。
さらに詳細には、本発明の結合タンパク質は、ICFとの組み合わせによって以 下のことに有用である。a)下垂体機能減退症、Laronタイプ小人症、骨粗 しよう症、貧血、特に合併症をともなう慢性腎不全症、および肝不全あるいは腎 不全を治療するために、ならびにb>m瘍および火傷のような傷、あるいは事故 により生じた傷もしくは手術の結果による傷の治癒を促進するために、有用であ る。
本発明の結合タンパク質に関連する使用のために、IGFは、Rinderkn echt、 E、およびHumbel、 R,E、、 J、 Biol、 Ch em、(1978) 253:2769に記載のIGF−1、Rinderkn echt、 E、およびHumbel、 R,E、、 FEBS (1978)  89:283に記載のICF−11、およびインシュリン様成長因子活性を有 する、IGF−1ならびにIGF−11の誘導体およびフラグメントから選択さ れるのが好ましい。IGF−11が最も好ましい。
IGFに関連する使用のために、本発明の結合タンパク質は、図1に示すプレI GF−BPもしくはIGF−BPと、85%から100%相同性があるタンパク 質が好ましい。
IGFに関連しない場合は、本発明の結合タンパク質は、遊離IGFsaの過剰 産生による任意の生理学的異常、例えば、乳癌もしくは腎臓癌のようなIGF産 生癌、糖尿病性増殖網膜症、もしくは、遊離IGFの直情レベルが高い異常成長 の高身長光に、さらに治療上の応用を有する。
従って、本発明はさらに、以下の(i)、(i i)、(iii)あるいは(i v)を提供する。
(1)人体などの哺乳動物による、遊離IGFの過剰産生の結果による生理学的 異常、例えば、IGF産生癌、糖尿病性網膜症もしくは高身長被験体の異常成長 を治療するための、本発明の結合タンパク質の使用;あるいは(i i)遊離I GFの過剰産生の結果による生理学的異常、例えば、IGF産生産生菌尿病性網 膜症もしくは被験体の異常成長を冶療するための方法であって、本発明の結合タ ンパク質の治療上有効な量を、このような治療を必要とする被験体に投与するこ とを包含する、方法;あるいは(iii)a離IGFの過剰産生の結果による生 理学的異常、例えば、IGF産生産生菌尿病性網膜症もしくは被験体の異常成長 を冶療するための方法であって、本発明の結合タンパク質を薬学的に受容可能な キャリアあるいは希釈剤とともに含有する、組成物;あるいは (jv)生物学的試験を行うことにより示されるような、IGFBP−4の異な る結合能に基づく、特定の器官あるいは組織にIGFを送達する方法。
図1に示すプレー+GF−BPもしくはIGF−BPの変異形態のフラグメント は、人体における遊離IGFの過剰産生の結果による生理学的異常を冶療するた めに、特に価値のあるものである。
本発明の結合タンパク質は、単独もしくはIGFと組み合わせて、ペプチドに適 した任意の都合のよい経路で、すなわち、特に腸の経路には、例えば、錠剤ある いはカプセルの形態で、そして、皮下あるいは静脈内経路では、例えば、注入用 注射剤の形態で投与され得る。さらに、それは局所に使用され得て、例えば、傷 治癒Hのような使用には、軟膏あるいは懸濁液の形態で使用され得る。
上記に示されだすへての適切な投与量は、例えば、冶療されるべき障害の性質な らびに重篤さ、および投与形態に依存して変化する。例えば、骨粗しよう症ある いは貧血の治療では、本発明の結合タンパク質の毎日の投与量は、約0.1μg /kg体重から40μg /kg体重、好ましくは、約0.5 μg/kg体重 から約20μg/kg体重の範囲で、満足な結果が得られ得る。例えばヒトのよ うな比較的大きな哺乳動物では、示されたように毎日の投与量は、例えば1日に 一度とすると、約5μgが好都合に腸に投与される。傷冶癒には、傷面積cm2 あたりに対して、本発明のタンパク質の0.1から10μgが毎日の投与量とし て、例えばヒトのような比較的大きな哺乳動物において、適切に示される。これ は1日に一度、好都合に投与される。IGFと組み合わせて使用される場合には 、結合タンパク質とIGFのモル比は、好ましくは0.1+1から5;1であり 、より好ましくは0.5:1から2=1であり、最も好ましくは1:1である。
本発明の薬学的組成物は、従来の手法で生産され得る。
本発明の結合タンパク質の他の使用には、組み換え技術によるIGF分子の生産 においての種々の使用が含まれる。本発明の結合タンパク質は、天然(活性)フ ンホメーション(この反対は不活性型)である酵母産生IGFを検出するために 使用さし得る。さらに、本発明のタンパク質は、IGFの生産においてのキャリ ア(おそらくは同時発現されたタンパク質の形態)として使用され得る。結合タ ンパク質がインビボにおいてIGFを固定化するので、インビトロにおいても同 様に固定化することが予測される。結合タンパク質はまた、固相表面に結合させ て(アフィニティークロマトグラフィーなど)酵母で産生されたIGFを精製す るために使用され得る。
本発明は、特定の実施態様、方法、構成、および使用を蓼考として記載している が、本発明から逸脱することなく、種々の変形ならびに改変がなされ得ることは 、当業者にとって明白である。
実1」ロー セファロース−IGF−1アフィニティーカラム60mgの組み換えヒトIGF  l (Ciba−Geigy AG、 Ba5e1. 5w1tzerlan d)を、0.5 M NaClを含有する20m1の0. I M NaHCO 3、pH8,3に溶解し、CNBr活性化セファロース 4g (4gの乾燥ゲ ル)にN販売元(Pharmacia Fine Chemicals、 Up psala、 Sweden)のプロトコルに従ってカップリングした。そのゲ ルを、1.5X 15 cmのガラスカラム(ゲルベト容積は15m1)中で、 500 rrrlの0.05Mリン酸ナトリウム緩衝液10.5 M NaC1 、pH6,5で平衡化した。
゛ IGFBP の 1 この方法は、MartinおよびBaxter(18,19)の変法に従って行 った。実施例中の括弧内の参考文献は、本明細書の関連文献の章に番号をつけて 挙げている参考文献をさす。過日採取した、クエン酸塩添加ヒト血漿のILを、 トロンビン−カルシウム50 U(I ll1l)と室温で2時間攪拌し、チー ズクロス(cheesecloth)で濾過し、酸性化した。解離させたIGF をSP−セフアゾ!クス C−25で取り出した。次にpHを65に調整し、沈 澱を20.000 rpmで30分間遠心分離して除去した。上清を、上記のよ うに34m1/分の流速でセファロース−IGFアフィニティーカラムにポンプ で送り、そのカラムを、500 mlの0.05 Mリン酸ナトリウム緩衝液1 0.5 M NaC1,pH6,5で洗浄した。結合タンパク質(すなわち、I GFBP)を0.5M酢酸40m1で溶出し、2Lの0.1M酢酸アンモニウム を外液として3回透析し、そして凍結乾燥した。a結乾燥物(40mg)を20 %(v/v)アセトニトリルを含有する、4 mlの0゜IMへブタフルオロブ チリック酸に溶解し、不溶物を10. oooで10分間遠心分離して除去した 。透明の上清をNucleosil C+8カラム(Macherey−Nag el、 D ren。
FRG)のI(PLC(各2mlで2回)にかけた(19)。溶出画分を5pe ed−Vae (Savant Instruments、 I(icksvi lle、IJY)で乾燥し、1 mlの0.01M酢酸中に取り出し、再度乾燥 した。得られた物質を、リガンドプロット分析(下記を参照のこと)および銀染 色用に、250μl H2Oに溶解した(20)。
+251−IGFリガンドプロット Ho5sen Ioppら(21)の方法を少し改変して使用した(6.19) 。
HPLC溶出画分の5μlを、非還元条件下で15%SDSポリアクリルアミド スラブゲルで電気泳動にかけた。l ’C−1識の分子量マーカー(Rainb ow Marker、 Amersham、UK)を還元した。ゲルをニトロセ ルロース膜にトランスプロットし、記載のように処理した(21)。膜を、ンー ルされたブラステイノクバノグ内で、室温で6時間、3 x 106cp11” 5I−vA識IGFI+とインキュベートした(22)。数回洗浄の後、空気乾 燥した膜を〜70’Cで12−48時間、Kodak X−OMATICカセッ ト (Eastman、Rochester、 NY)中でX線フィルム(Ko dak、 X−OMAT、 AR)に曝した。
全てのバンドが12J−IGF +で検出されるわけではないので、”I−IG F I+をスクリーソング用のトレーサーとして選択した(下記を参照のこと) 。
ポリビニリデンジフルオライド [mmobi l ion でのエレクトロプ ロ、ティング 10から30μgのHPLC精製IGFBPを、上記のように(ポリアクリルア ミドスラブゲル 15 x 15 K O,15am)還元条件下で電気泳動に かけ、Matsudaira (23)の記載のように、Immobil。
n膜(Millipore Corp、、 Bedford、 MA)にエレク トロブロノティンクシた( 0.8Aで2時間)。膜を0.1%クマシー ブル ーR−250ノ50%メタノール溶液で5秒間染色し、50%メタノール/10 %酢酸中で、室温で5分間脱色し、そして十分に)120ですすいだ。
膜を空気乾燥し、タンパク質のバンドを切り出し、−20″Cで保存した。
アミノ酸分析は、Applied Biosystems Model 470 Aタンパク質シークエンサー(Foster C1ty、 CA)を使用して、 自動エドマン分解(25)により実施した。
、 およびRNAの ヒト骨肉腫組繊を、Dr、 Marshall Urist、 UCLAから得 た。
全RNAをグアニノウムチオシア不−ト法(27)により単離した。
0sterizerを使用して組織をホモジナイズした。ポリ (A) ”RN Aをオリゴ(dT)セルロースによる単分画(29)により精製した。
オリゴヌクレオチドム オリゴヌクレオチドアダプター、プローブ、ならびに配列決定用およびPCR用 ブラプライマーApplied Biosystems (Foster C1 ty、 CA)モデル380A合成機を用いて、ホスホルアミダイト法により合 成し、ポリアクリルアミドゲル電気泳動により精製し、そして5EP−PAK  Cpsカートリッジ(Waters; Milford、 MA)で脱塩した。
14−marオリゴヌクレオチド(5°CCTGTAGATCTCCG 3°) および18−marオリゴヌクレオチド(S’ AATTCGGAGATCTA CAGG 3°)を合成し、λZAPに構築されたヒト骨肉腫cDNAライブラ リーに対するEcoR1アダプターとして使用した。この14−marをリン酸 化(30) L、直ちに、95°Cで15分間加熱して、ポリヌクレオチドキナ ーゼを不活性化した。アダプターは、さらに内部BgIIIを含有し、cDNA ライブラリーの構築について記載されている下記の章でさらに詳細に記載する。
BF2に対する2つのPCRプライマーは: (1)64種の27−marの混 合物[5°AGATCTGAATTCGCA(A/G)GGXGTXCA(A/ G)GC3°]からなる「センス」プライマー、および(2)64p1の28− mar混合物[5°AGATCTGAATTCG(A/G)TC(C/T)TC (C/T)TC(C/T)TCXAC3°]からなる「アンチセンス」プライマ ーであり、ここでXは4種の全部のデオキシヌクレオチドである。Eco R1 部位は、プライマー中に含まれていて、M13ンークエノスヘクターにサブクロ ーニングされる。BP4プローブは、23−mar [5’ GCGGGTTG TCCAGGGGGCTGCGT 3°コ である。
旺Iこす■皿1皿 PCR反応をPCRキットの販売元(Perkin/E1mer/Cetus) の指示に従って、上記のPCRプライマー(オリゴヌクレオチド合成の章を参照 のこと)を使用して、最終a度8μMで行った。鋳型cDNAを、2.5μgの ヒト骨肉腫(Ost2)ポリ(A) + RNAから合成した。・cDNAの合 成条件は、第一ストランドcDNA合成(cDNAライブラリーの構築を参照の こと)について下記に示す条件と同じであった。cDNAをBiogel A− 15mで分画し、エタノール沈降により回収し、そして100μlの滅菌水に再 度懸濁させた。25から5μmのcDNA鋳型を各PCR反応に使用した。Pe rkin/E1mer/Cetus DNAサーモサイクラ−で、PCRを35 サイクル実施した。最初の10サイクルは、94℃、1分間の変性工程;45’ C,1分間のア二一リング工程;および45℃、1分間の伸長工程からなる。次 の25サイクルは、94℃、1分間の変性工程;55℃、1分間のア二一リング 工程;および72℃、1分間の伸長工程からなる。最終サイクルでの最後の伸長 工程は、7分間であった。試料を、フェノール/クロロホルム/IAA(1・1 004)で1回抽出し、クロロホルム/IAA(24・1)で1回抽出し、エタ ノール沈降で回収し、EcoRIで消化し、そして7%アクリルアミド、I X  TBEゲルでの電気泳動(3o)により分画した。4O−70b、 9間のD NAの移動部分をゲルから切り出し、Eluti p−dカラムに通過させて精 製し、Eco−R1切断したm13 molgに連結し、そしてD)!5αF° にDNA配列分析のために導入した。
cDNAライブラリーの 2 第一ストランドcDNAを、記載(33)のように、ヒト骨肉腫(Ost3)ポ リ(A) ” RNAから合成したが、しかし、下記の改変を行って実施した= 10μgのポリ(A) ’ RNAを20μlの5mMトリス−塩酸(pH7, 5)中で、65°Cで3分間加熱し、直ちに、氷上に1分間置き、次に、50m Mトリス−塩酸(42°CでpH8,3)、8 mM MgCl+:、30 m M KCI、10 mMジチオトレイトール、各2111MのdATP、 dG TP、 dTTPおよび[α−3;)コdCTP (300cpm/pmol) 、60 U RNasin、ならびに2.5μgオリゴ(dT) +2−Ill を含有するヨウに(室温で)調整した。60μUのクローン化モロニー不ズミ白 血病ウィルス逆転写酵素を、cDNA合成を開始させるために加え(合計反応体 積は40μm)、そして反応を42℃で60分間続けた。第二cDNAストラン ドを合成し、記載(34)のようにEcoR1アダプター(オリゴヌクレオチド 合成の章を参照のこと)に連結した。dscDNAをリン酸化(30) L、次 に、O,5MNaCl/25 mM EDTAに調整して、75℃で15分間加 熱してポリヌクレオチドキナーゼを不活性化した。dscDNAを、Bioge l A−15mでのクロマトグラフィーにより、連結されていないアダプターか ら分離して、エタノール沈降により回収した。dscDNAを、販売元の記載に 従って、EcoRl−切断した λZAP (Stratagene)に連結し たが、反応媒質中に15%ポリエチレングリコール(PEG) 8000 (S igma)を含むように前述(35)を改変して実施した。連結されたDNAを 遠心分1ti (12,000x g)により回収し、クロロホルムで洗浄し、 乾燥させて、4μlのH2Oに再懸濁させ、販売元の指示に従って、インビトロ パッケージング抽出物(Stratagene)とインキュベートした。2.3  X 107の個別の組み換えクローンのライブラリーを得た。組み換えファー ジをE、 coli BH3(Stratagene)で増殖させた。
cDNAライブラリーのスクリーニング0st3 cDNAライブラリー由来の 約300,000個の組み換えファージをLiQLLBB4に植え< so、  oooファージ/直径137 +imプレート)、37°Cで5−6時間増殖さ せた。ファージをニトロセルロースフィルター(Millipore、 HAT F 137)に移し、処理(36)し、そしてBP4プローブでスクリーニング した。BP4プローブは、T4ポリヌクレオチドキナーゼおよび[γ−321) ]ATPで標議しく28)、比活性を1−2 X 109cps/μgとした。
フィルターを、5 X SSC(I SSCIIo、15 M塩化ナトリウム1 0.015Mクエン酸ナトリウム、pH7) 40%ホルムアミド%5Xデンハ ート溶液(lxデンハート溶液= 0.02駕ポリビニルピロリドン/Q、02 %フィコール10.02%ウシ血清アルブミン)、10%デキストラン硫酸、5 0a+Mリン酸ナトリウム、pH6,8,1mMピロリン酸ナトリウム、0.1 %NaDodSOa、および50 μg/al変性サケ精子すNA中で、37° Cで1−2時間、プレハイブリダイズさせた。1mプローブを濃度が106cp Il/Illになるように加え、ノ蔦イブリダイゼーションを、おだやかに振盪 させながら37℃で一夜続けた。フィルターを、60℃、2 x 5CC10, 1%NaDodSO4中で洗浄し、DuPant Lightning Plu s増感スクリーンを用いて、−80℃ で−夜、Kodak XAR−2フイル ムに曝した。二重のシグナルを与えるプラーク部分を取り出し、再度植え付け、 再度スクリーニングし、純粋なプラークが得られるまで繰り返した。
プラスミドの サブクローニングおよび l8P4 cDNA挿入断片を含有す るBluescript 5K(−)を、販売元(Stratagene)が記 載しているM13レスキュー/切り出しのプロトコルにより、λZAPから放出 させた。プラスミドDNAを、アルカリ溶解法(30)で単離した。挿入断片を 、BluescriptSK(−)ベクターからBgl I+消化により切り出 し、アガロースゲル電気泳動により分画した。挿入断片をゲルから切り出し、1 0mM)リス−塩酸pl’l 7.5.1■M EDTA(TE)中でおだやか に振盪しながら12時間にわたっておだやかに抽出し、販売元(Schleic her and 5chuell)の記載のようにelutip−Dにより精製 して、M13シークエンスベクター(37)にサブクローニングした。DNA配 列決定を、M13プライマーおよび特異的な内部プライマーを用いて、チェイン ターミネーシコン法−(38)により行った。不明瞭な領域は、7−ジアザ−2 −ブオキシグアニジンートリホスフエート(39)およびンークエナーゼ(US  Biochemteals)を使用して分析した。
li玉1五葛!丘 図1に示す遺伝子配列は、アメリカンタイプ力ルチャーコレクンヨン(Amer ican Type Cu1ture Co11ection) lこ寄託され ている。これらは、以下のように同定されている。
Im L 鴫コツ 人り賀ML 不才11躬私t)7シー凶2く1稲h)TIGχ 二 1象η−IじトLCzF已P了ミ1り蜜作M’l ” *tl’<FIG、 2 B 国際調査報告 □、□−4Kゴ/US91/%138 フロントページの続き (81)指定回 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、 ES、 FR,GB、 GR,IT、 LU、 NL、 SE)、CA 、JP

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.インシュリン様成長因子結合タンパク質4(IGFBP−4)をコードする 核酸配列、または少なくとも10個のヌクレオチドを含むそのサブ配列、を有す る組換えDNA分子。
  2. 2.前記配列が図1のIGFBP−4に示すものである、請求項1に記載の組換 えDNA分子。
  3. 3.ヒトDNA配列を含む、請求項1に記載の組換えDNA分子。
  4. 4.前記配列がゲノム配列である、請求項1に記載の組換えDNA分子。
  5. 5.前記配列がcDNA配列である、請求項1に記載の組換えDNA分子。
  6. 6.前記分子がpBsBP4.1に含有される、請求項1に記載の組換えDNA 分子。
  7. 7.請求項1に記載のDNA分子を含有する組換え微生物または細胞株。
  8. 8.前記微生物が酵母である、請求項7に記載の微生物。
  9. 9.前記細胞株がCHO細胞株である、請求項7に記載の微生物。
  10. 10.IGFBP−4またはその断片を産生する方法であって、請求項1に記載 のDNA分子を含有する組換え宿主を、該IGFBP−4または断片が該宿主に より発現される条件下で増殖させる工程、および次に発現させたIGFBP−4 または断片を単離する工程を含む方法。
  11. 11.前記宿主が微生物である、請求項10に記載の方法。
  12. 12.前記宿主が真核細胞である、請求項10に記載の方法。
  13. 13.前記宿主が非ヒトトランスジェニック動物である、請求項10に記載の方 法。
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