JPH0650354A - 自動車クラッチ用のクラッチ摩擦板 - Google Patents

自動車クラッチ用のクラッチ摩擦板

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JPH0650354A
JPH0650354A JP5146649A JP14664993A JPH0650354A JP H0650354 A JPH0650354 A JP H0650354A JP 5146649 A JP5146649 A JP 5146649A JP 14664993 A JP14664993 A JP 14664993A JP H0650354 A JPH0650354 A JP H0650354A
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friction plate
ear
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ティリオンドゥブリエル ジャック
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ダルビエ アンドレ
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    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/60Clutching elements
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/60Clutching elements
    • F16D13/64Clutch-plates; Clutch-lamellae
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車クラッチの摩擦板における摩擦片を支
持する弾性部分を、本体と一体に構成して、1工程のプ
レス加工により簡易に製作できるようにする。 【構成】 支持板26,126の耳板27の両面に摩擦
片24を装着し、1対の摩擦片の間に、波型断面のフィ
ン30を設けた弾性部材を配置し、一方の摩擦片を弾性
部材に固着し、他方の摩擦片を、弾性部材に対してクラ
ッチの円周方向を軸として搖動可能に装着する。クラッ
チが作動する際、各摩擦片24は、フィン30の弾性に
より被動板及び圧板に摺接する位置に偏位でき、また、
被動板が摩擦熱により円錐状に変形したときにも、それ
に従動することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車クラッチ用の摩
擦板に関し、ほぼ円環状をなす支持板と、支持板の両面
に背中合わせに取付けられ、放射状に分割された平らな
摩擦片とで構成したクラッチ摩擦板に関する。
【0002】
【従来の技術】1991年12月23日出願のフランス
国特許出願第91 5999号の明細書には、内周の冠
状内周部からスロットつきの耳板を放射状に突設し、各
耳板に、背中合わせに配置されて、耳板の両面に作用す
るようにした、2枚の摩擦片からなる摩擦層を装着した
支持板が開示されている。
【0003】耳板のスロットには、2枚の摩擦片の間に
それぞれ位置する弾性手段を取付けてある。これらの弾
性手段は、弾性変形可能な金属部材からなり、2枚の摩
擦片の間に緊締されるようにしてある。
【0004】摩擦片の一方は、2本の段差つきピンによ
って、耳板に固着してあり、他方の摩擦片は、段差つき
ピンにゆるく取付けて、遊動できるようにしてある。こ
のように、遊動可能に取付けたことにより、クラッチの
圧力板が、摩擦片との摩擦により加熱されて、円錐状に
変形することができるようになっている。
【0005】これにより、摩擦片は均等にに摩耗して、
クラッチの圧板と被動板とからの圧力を受ける摩擦層に
沿う部分で、回転軸の軸線方向の偏位が生じないように
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記先願の手段では、
弾性部材は、耳板に装着されて、耳板とは別個の部材と
なっている。しかし、これらの弾性部材は、支持板と一
体的に構成するのが望ましいと考えられる。
【0007】本発明は、この要求に応えた自動車クラッ
チ用のクラッチ摩擦板を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、次のとおりに構成されている。
【0009】自動車用のクラッチ摩擦板であって、内側
部から径方向に突出するスロットつき耳板を有する支持
板と、各耳板の両面に背中合わせに配置された、それぞ
れ1組の摩擦片とからなる複数組の摩擦片と、組合わさ
れた摩擦片の間に挿入され、耳板のスロット内に配置さ
れた弾性部材とを備え、各組の1つの摩擦片を、2本の
段差つきピンにより、対応するスロットつき耳板に固着
し、同じ組の他の摩擦片を、2本の段差つきピンに、隙
間を設けて移動可能に装着したクラッチ摩擦板におい
て、前記弾性部材を、支持板の内周部から突設され、各
組の摩擦片の1個に当接する波型支持部と、同じ組の他
の摩擦片に当接する円周方向の先端部を有し、外端部の
中の1つの外端部を、支持板の内周部から一体的に突設
した波型フィンで構成したことを特徴とする自動車クラ
ッチ用のクラッチ摩擦板。
【0010】各端部を、支持板の内周部から一体的に突
設して、対応する波型フィンの脚部を形成し、対応する
外端部を、対応する中央部に連設された接線方向の傾斜
部に連設して、可動とすることが望ましい。
【0011】各中央部を、縦線部が円周方向の自由端を
構成するH字状に形成し、かつH字の水平部分を、互い
に逆方向に傾斜した平行な傾斜部を介して、対応する外
端部に連結することが望ましい。
【0012】各中央部におけるH字状の水平部分を、各
耳板に段差つきピンを取付けるための透孔を通るピッチ
円に沿わせてあることが望ましい。
【0013】中央部の先端を、2つの部分で構成し、他
の部分から半径方向内向きに延びる部分を、テーパー状
に形成することが望ましい。
【0014】各中央部の先端が、対応する外端部を囲む
ことが望ましい。
【0015】各耳板に、1組の段差つきピンを固着する
ための1組の透孔を対称的に設け、2個の透孔の中心を
通る線を、中央部の水平部分の対称軸とすることが望ま
しい。
【0016】透孔を、耳板の外周縁部に設けることが望
ましい。
【0017】
【作用】本発明のクラッチ摩擦板では、弾性部材を、簡
単かつ安価に構成することができ、かつ圧力板が円錐状
に変形したときに、摩擦片を、それに適合するように移
動させることができる。
【0018】これに関連して、波型フィンの端部は、可
撓性の中央部を形成して、支持板と一体的に構成され、
摩擦片へ、遊動可能に装着される。また、波型フィン
は、クラッチの結合作動に際して、好適に移動すること
ができる。
【0019】中央部は、あらゆる条件の下で組み合わさ
れた摩擦片に対して、良好に面接触することができ、所
要の材料を使用して支持板を形成することにより、最良
の結果が得られる。従来の手段では、耳板にスロットを
形成する際に、材料のムダが生じたが、本発明では、こ
のムダになっていた材料で、材料面の方向に動く波型フ
ィンが形成される。
【0020】この波型フィンは、波型支持部を形成し、
各フィンの中央部を、好ましくはH字状としてある。こ
の形状により、摩擦片を、特に1対のピンを結ぶ線と交
差する方向に、可動的に支持することができる。
【0021】この線は、中央部における対称軸であるこ
とが望ましく、この構成により、摩擦片により良好な可
動性を与えることができる。
【0022】その他の本発明の特徴と利点は、以下に記
載する図示の実施例に基づく説明により、よく理解しう
ると思う。
【0023】
【実施例】図1は、本発明の自動車のクラッチ摩擦板の
の一実施例の立面図、図2は、図1の2−2線における
断面図である。
【0024】図1及び図2に示したクラッチ摩擦板は、
ハブ(10)と、スプライン継手によりハブ(10)に結合され
て、それと一体的に回転する放射状板つまりハブ板(12)
とを備えている。
【0025】別の構成として、ハブ板をハブに固着して
もよい。
【0026】この自動車のクラッチ摩擦板のハブ(10)
は、ギヤボックスの入力軸に装着されて、スプライン継
手を介して回転する。
【0027】ハブ(10)に、円周方向に作用する弾性部材
(14)を取付け、これを、ハブ板(12)の両面に配置され、
スペーサ(18)により互いに固着された2個のガイドリン
グ(16)で形成したダンパーの部材としてある。
【0028】スペーサ(18)は、ハブ板(12)に設けたスロ
ット(20)を貫通している。
【0029】この実施例では、弾性部材(14)を、ガイド
リング(16)とハブ板(12)とにそれぞれ設けた窓孔に嵌着
されたコイルスプリングとしてある。
【0030】スペーサ(18)は、ほぼ環状をなし、かつ環
状の支持板(26)を有する摩擦円板(22)における、支持板
(26)の両面に、摩擦片(24)を固着する役目もしている。
【0031】摩擦板(24)は、クラッチの従動板(100)と
圧力板(101)(図6参照)との間に挟着されるようになっ
ており、従動板(100)と圧力板(101)は、自動車のエンジ
ンのクランク軸に固着されて、クランク軸とともに回転
する。
【0032】図3は、平らな金属板(F)をプレスによる
打ち抜き加工により、一体の部材として作られた環状支
持板(26)の1例を示す図である。この支持板(26)は、ハ
ブ板(12)及びガイドリング(16)よりも薄い。
【0033】支持板(26)は、ほぼ環状をなし、冠状内周
部(28)と、冠状内周部(28)に弾性変形可能に一体的とし
て設けた4個のフィン(30)を備えている。
【0034】これらのフィン(30)は、冠状内周部(28)か
ら外方に放射状に延び、支持板(26)の外周縁に、円周方
向に等間隔をなして配置されている。
【0035】またフィン(30)は、同じく冠状内周部(28)
から外方に放射状に延び、かつ円周方向に等間隔に配置
された4個の放射状の耳板(27)上に形成されている。
【0036】耳板(27)には、プレス加工によってスロッ
ト(50)を設けてある。
【0037】冠状内周部(28)には、4個の透孔(32)を同
一円周上に所定間隔で穿設してある。これらの透孔(32)
は、摩擦円板(22)(図1参照)を取付ける孔である。
【0038】この取付けのために、図5に示すように、
スペーサ(18)に透孔(32)に嵌合する縮径部(19)を設けて
ある。
【0039】図3に示すように、各取付孔(32)に、1つ
の舌片(29)を設けてある。これらの舌片(29)は、冠状内
周部(28)の内周縁に内向きに突出し、円弧状を呈してい
る。
【0040】この実施例においては、フィン(30)は、波
型支持体(別の表現では前進型支持体)を構成するよう
にしてある。各フィン(30)は、端部(1)(1')(図7参
照)において、クラッチ摩擦片(24)の1つと係合し、外
端部(1)(1')から軸線方向に偏位した中央部(2)を通じ
て、同じ組の他の1つの摩擦片と係合するようにしてあ
る。
【0041】この実施例では、摩擦片(24)は、分割され
て、互いに組み合わされ、スロットつき耳板(27)に取付
けられている。摩擦片(24)は、支持板(26)の両面に作用
するように、背中合わせに配置されている。
【0042】この実施例では、各摩擦片は、金属製の支
持部材(23)に、摩擦材(25)をろう付け又は適宜の接着剤
によって固着して構成してある(図1及び図5参照)。
かくして、摩擦片(24)は、1つの耳板(27)の両側に配設
されている。
【0043】摩擦片は、段差つきリベット又は段差つき
ピン(21)により、支持板(26)に固着されている。段差つ
きピン(21)は、支持板(26)の耳板(27)の外周縁に近い円
周上に対称的に設けた透孔(34)(図7参照)に挿通されて
いる。
【0044】各耳板におけるフィン(30)及びスロット(5
0)の両側に、1対の透孔(30)を設けてある。
【0045】図1及び耳板の拡大部分図である図7に示
すように、フィン(30)は、耳板(27)の中央部を切り抜い
て、1対の摩擦片(24)の摩擦材(25)の間に延びている。
摩擦片(24)の支持部材(23)は、フィン(30)の上に円周方
向に重ねられて、対応する耳板の透孔(34)に挿通した段
差つきピン(21)により、互いに固着されている。
【0046】より詳しく説明すると、段差つきピン(21)
は、従動板(100)と対向する摩擦片(24)を、支持部材(2
3)を介してフィン(30)に固着しており、一方、他方の摩
擦片(24)、すなわち圧力板(101)と対向する摩擦片は、
段差つきピン(21)にゆるく嵌合して、その支持部材を遊
動可能に取付けている。
【0047】各ピン(21)の頭部(121)には、段差部を設
けてあり、対応する支持部材(23)、及び関連する摩擦片
の軸線方向の移動を制限する受止部としてある。
【0048】各部(1)(1')及び(2)は、互いに軸線方向
に偏位して、接線方向の平行な折り目を形成する傾斜部
(3)(3')を介して、互いに接合されている。
【0049】図3及び図8に示すように、中央部(2)
は、ほぼH字形をなし、外端部(1)(1')は、H字の水平
部分の両側に延びる2つの端部(1)(1')に分割されて、
傾斜部(3)(3')を介して連設されている。
【0050】傾斜部(3)と(3')とは、逆方向に傾斜して
いる。
【0051】これらの傾斜部は、装置の軸線を中心とす
る半径(R1)及び(R2)の同心円弧の接線方向に延び
て、これらの傾斜した接合部は、摩擦片(24)の長さ方向
と平行をなしている。
【0052】中央部(2)自体も同様で、水平部分は、摩
擦片(24)の長さ方向と平行をなし、垂直部分は、中央部
(2)の外縁部を形成して、水平部分からほぼ直角をなし
ている。
【0053】外端部(1)及び(1')は、中央部(2)から軸
線方向に偏位して、冠状内周部(28)と同一面にある。
【0054】この構成により、圧力板(101)が変形した
とき、すなわち、摩擦熱により円錐形になったときに、
摩擦片(24)は、その支持部材(23)と段差つきピン(21)と
の隙間の効果によって、圧力板(101)の変形に従動する
ことができる。
【0055】圧力板(101)は、図2の点線で示す長方形
の部分(6)を拡大した図6に、符号(102)で示した隔板
に従動するようになっている。
【0056】摩擦片(24)は、2個の段差つきピン(21)
(の大径部)に、軸線方向に移動可能に装着されており、
各摩擦片(24)と組み合わされた2個の支持部材(23)の軸
線方向の最大間隔は、これらのピンの頭部(121)の厚さ
により定まることになる。
【0057】摩擦片(24)は、2本のピン(21)及び透孔(3
4)の中心を通る線と交差する方向に枢動することができ
る。また、摩擦片(24)は、圧力板(101)と従動板(100)と
の間に把持されるクラッチの作動に際して、軸線方向に
前方へ適切に移動できるようになっている。
【0058】この線は、透孔(34)の中心を通り、かつ、
フィン(30)の中央部(図7参照)の水平部分の対称軸にな
っている。
【0059】この構成により、中央部(2)を、耳板(27)
の外縁近くに設けた透孔(34)を通る線を軸として、傾動
させることができる。
【0060】同じ組の外側の摩擦片(24)は、支持部材(2
3)を介して、対応する耳板(27)に隙間なく、直接に固着
してある。耳板(27)の弾力により、この摩擦片(24)は、
従動板が熱により変形したときに、それに従動すること
ができる(従動板の移動量は、圧力板(101)の移動量よ
りも小さい)。
【0061】支持部材(23)には、前述の手段に準じて、
段差つきピン(21)を取付けるための透孔を設けてあるこ
とは云うまでもない。
【0062】図3に示すように、支持板(26)を一枚物と
して製作するために必要な最小面積の材料は、一辺の長
さ(C)が、支持板(26)の外径寸法に等しい正方形の平ら
な金属板(F)である。
【0063】製作に際しては、ラムとダイとを備えるプ
レス機を用いる打ち抜き作業により、通常の手段によ
り、図3の斜線部分を打ち抜いて、プレスされた板部材
を得る。
【0064】(この実施例では)プレス加工により、フィ
ン(30)を部材と一体的に形成し、(符号(D)で示す円板
状の)中心部分を、切り取るか、又は除去するととも
に、外周縁に4個の隅部(A)を形成して、1枚物の支持
板(26)が製作される。
【0065】図7に示すように、各フィン(30)は、スロ
ット(50)の中央部に突入し、その外端部(1)に形成した
脚により、支持板の中心部分に連設されている。
【0066】中央部分の先端部(すなわち、前記のH字
状部分の垂直部)は、外内2つの部分(51)と(52)とから
なっている。外側部(51)から内方に延びる内側部(52)の
縁端は、スロット(50)の端縁と平行なテーパー状にして
ある。
【0067】各耳板(27)におけるスロットの端縁は、そ
れぞれ2個の腕(53)を形成している。
【0068】H字状のフィン(30)の外側部(51)は、内側
部(52)よりも広幅で、ほぼ横断方向に延びている。
【0069】各耳板(27)は、ほぼフオーク状をなし、そ
の中央にフィン(30)を配置してある。
【0070】半径方向の端縁は、中央部(2)の外周縁
を、同じ領域の水平部分と、後述する傾斜部(3)及び
(3')とに連設している。
【0071】かくして、中央部(2)の先端は、それらの
間に、外端部(1')と、もう1つの外端部(1)とを囲み、
中央部(2)の先端の高さを、外端部(1')の外周縁と、も
う1つの外端部(1)の外周縁とを分離する間隔よりも、
僅かに大きくしてある。
【0072】2つの傾斜部(3)及び(3')は、耳板(27)に
摩擦片(24)を固着する透孔(34)の中心を通る円周線の外
側に延びる中央部(2)の水平部分に、平行に延びてい
る。
【0073】これにより水平部分は、アンカー領域を構
成している。中央部(2)が摩擦片(24)に当接するように
なっていることは、理解されよう。
【0074】図4は、2個の部材で構成した支持板(12
6)の実施例を示す立面図である。この支持板は、2個の
同一形状の部材(36)を用いて、支持板(126)の内側冠状
部(28)を、1つの部材として形成してある。
【0075】図4に示すように、2枚構成の支持板(12
6)の内縁と外縁の形状及び寸法は、図1に示した1枚物
の支持板と実質的に同一である。部材(36)は、ハブ板(1
2)及びガイドリング(16)(図1参照)より薄肉にしてあ
る。
【0076】各部材(36)は、直径方向に対向して設けて
あり、端部(38)及び(40)は、円板状に形成されて、部材
(36)を一体に組み立てたとき、互いに組み合わされるよ
うにしてある。
【0077】また、各部材(36)には、スペーサ(18)の縮
径部(19)に装着するための、3個の取付孔(32)(32')を
設けてある。
【0078】図5は、図4の5−5線における部分断面
図で、2個の取付孔(32')は、それぞれ、直径方向に対
向する端部(38)(40)に設けてある。
【0079】端部(40)は、傾斜した連設領域(39)を介し
て、部材(36)の主体部から軸線方向に偏位させてある。
図5に示すように、2個の部材(36)の一方における端部
(40)は、他方の部材における対応する端部(38)に重なっ
ている。
【0080】かくして、2組の取付孔(32')は、スペー
サ(18)などにより、2個の部材(36)を一体に組み立てる
ための組立孔を構成している。
【0081】4個の放射状のフィンは、同一形状をな
し、円形支持板(126)の周縁に所定の間隔で配置されて
いる。
【0082】ただし、1個の部材(36)についてみれば、
2つのフィン(30a)と(30b)との、半環状の冠状内周部(2
8)の周縁に沿った位置は、一定間隔ではない。これにつ
いては、図示のように、放射状フィン(30a)と端部(38)
との円周方向の間隔が、放射状フィン(30b)と端部(40)
との円周方向の間隔よりも小さい。
【0083】しかしながら、2個のフィン(30a)及び(30
b)の中心線(Pa)及び(Pb)が、円板の中心で直角に交差
するように配置してあるため、2個の部材を、一体の円
板として組み立てたときには、放射状フィンが、互いに
一定の間隔に離間して位置するようになっている。
【0084】フィン(30a)及び(30b)は、図1におけるフ
ィン(30)と同一形状をなしている。
【0085】上述した2個の同一形状の部材(36)で構成
した支持板(126)は、平らな金属板(F)を、プレス機で
打ち抜いて製作する際に、材料を15%以上節約するこ
とができる。
【0086】このために、部材(36)は、帯状の金属板に
平行な2列に配置される。各部材は、互いに頭と脚と対
向させて列設し、各列を、別個の軸線上にずらせて配列
する。
【0087】これにより、第1列の部材は、それぞれの
端部(38)と(40)とが接近した状態で、組み立て用の取付
孔(32')の列を、帯状の金属板(F)の長さ方向に平行に
配置される。
【0088】第2列の部材は、第1列と対称的に対向し
て、金属板の長さ方向と平行に配置される。
【0089】このようにしてプレス加工された1組の円
形支持板(126)を構成する部材(36)は、互いに同一形状
に形成されて、後続の自動組立工程において、きわめて
容易に組み立てることができる。
【0090】上述の説明及び図面から理解されるよう
に、波型のフィンは、支持板(26)又は(126)の冠状内周
部(28)から突出して、波形の支持部を形成している。フ
ィンの可撓性のある中央部の周縁先端部は、摩擦片及び
他の摩擦片に当接している。外端部(1)は、支持板の内
側部から一体的に突出し、より可撓性のある他の外端部
(1')は、傾斜部(3')で連設されて、可動的となってお
り、中央部(2)の先端が、組み合わされた摩擦片の動き
に従動するようにしてある。
【0091】傾斜部(3')は、中央部(2)に連設されてい
る。
【0092】本発明は、上述した実施例のみに限定され
るものではないことは、云うまでもない。
【0093】たとえば、支持板(126)を、より多数の部
材で構成することもできる。すなわち、各支持(126)
を、3個又はそれ以上の部材で構成してもよい。
【0094】これは、支持板の直径の寸法に基づいて決
められる。たとえば、6個の耳板を備える支持板であれ
ば、それぞれ、2組の取付点(32')と1つの中央取付点
とを備える3個の部材で構成することができる。
【0095】伝達すべきトルクの大きさによっては、支
持板にガイドリングを直接に設けてあってもよい。
【0096】支持板にハブ板(12)を固着して、ハブ(10)
に対して回転可能とし、ガイドリング(16)を、ハブ(10)
に固着してもよい。
【0097】クラッチ摩擦円板を、弾性部材(14)のない
剛質構造として、支持板をハブ板(12)に固着し、かつハ
ブ板(12)を、ハブ(10)に固着してもよい。
【0098】
【発明の効果】
(a) 自動車クラッチの圧力板(101)と従動板(100)との
間に設けたクラッチ摩擦板における摩擦片(24)に当接す
るフィン(30)を、摩擦板の本体である支持板(26)(126)
と一体的に形成したことにより、素材のムダをなくし、
かつ、支持板全体を単一のプレス工程により、簡易に製
作することができる。
【0099】(b) 摩擦片(24)に当接する部材を、クラ
ッチの軸線方向に偏位可能な、波型断面のフィン(30)と
したことにより、従動板(100)が摩擦熱によって円錐状
に変形した場合などにも、良好な作動状態を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用のクラツチ摩擦板の一実施例
の立面図である。
【図2】図1の2−2線における断面図である。
【図3】クラッチ摩擦板の支持板を示す立面図である。
【図4】2個の部材で構成したクラッチ摩擦板の支持板
を示す立面図である。
【図5】図4の5−5線における部分断面図である。
【図6】図2に点線で示す長方形領域(6)の拡大部分図
である。
【図7】本発明の波型フィンを有する耳板を示す拡大部
分図である。
【図8】図7の8−8線における断面図である。
【符号の説明】
(1)(1')外端部 (2)中央部 (3)(3')傾斜部 (10)ハブ (12)ハブ板 (14)弾性部材 (16)ガイドリング (18)スペーサ (19)縮径部 (20)スロット (21)段差つきピン (22)摩擦円板 (23)支持部材 (24)摩擦片 (26)支持板 (27)耳板 (28)内周部 (29)舌片 (30)フィン (32)(32')取付孔 (34)透孔 (36)部材 (38)(40)端部 (39)連設領域 (50)スロット (51)外側部 (52)内側部 (53)腕 (100)従動板 (101)圧力板 (102)隔板 (121)頭部 (126)支持板 (A)隅部 (C)辺の長さ (F)金属板素材 (Pa)(Pb)中心線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側部(28)から径方向に突出するスロッ
    トつき耳板(27)を有する支持板(26)(126)と、各耳板(2
    7)の両面に背中合わせに配置された、1組の摩擦片(24)
    とからなる複数組の摩擦片(24)と、組合わされた摩擦片
    (24)の間に挿入され、耳板(27)のスロット(50)内に配置
    された弾性部材(30)とを備え、各組の1つの摩擦片(24)
    を、2本の段差つきピン(21)により、対応するスロット
    つき耳板(27)に固着し、同じ組の他の摩擦片(24)を、2
    本の段差つきピン(21)に、隙間を設けて移動可能に装着
    したクラッチ摩擦板において、 前記弾性部材(30)を、支持板(26)(126)の内周(28)から
    突設され、各組の摩擦片(24)の1個に当接する波型支持
    部と、同じ組の他の摩擦片に当接する円周方向の先端部
    を有し、外端部(1)(1')の中の1つの外端部(1)を、支
    持板(26)(126)の内周部(28)から一体的に突設した波型
    フィン(30)で構成したことを特徴とする自動車クラッチ
    用のクラッチ摩擦板。
  2. 【請求項2】 各端部(1)を、支持板の内周部(28)から
    一体的に突設して、対応する波型フィン(30)の脚部を形
    成し、対応する外端部(1')を、対応する中央部(2)に連
    設された接線方向の傾斜部(3')に連設して、可動として
    あることを特徴とする請求項1に記載の自動車クラッチ
    用のクラッチ摩擦板。
  3. 【請求項3】 各中央部(2)を、縦線部が円周方向の自
    由端を構成するH字状に形成し、かつH字の水平部分
    を、互いに逆方向に傾斜した平行な傾斜部(3)(3')を介
    して、対応する外端部(1)(1')に連結したことを特徴と
    する請求項1に記載の自動車クラッチ用のクラッチ摩擦
    板。
  4. 【請求項4】 各中央部(2)におけるH字状の水平部分
    を、各耳板(27)に段差つきピン(21)を取付けるための透
    孔(34)を通るピッチ円に沿わせてあることを特徴とする
    請求項3に記載の自動車クラッチ用のクラッチ摩擦板。
  5. 【請求項5】 中央部(2)の自由端を、外内2つの部分
    (51)(52)で構成し、他の部分から半径方向の内向きに延
    びる部分を、テーパー状に形成したことを特徴とする請
    求項3に記載の自動車クラッチ用のクラッチ摩擦板。
  6. 【請求項6】 各中央部の先端が、対応する外端部(1)
    (1')を囲んでいることを特徴とす請求項5に記載の自動
    車クラッチ用のクラッチ摩擦板。
  7. 【請求項7】 各耳板(27)に、1組の段差つきピン(21)
    を固着するための1組の透孔(34)を対称的に設け、2個
    の透孔(34)の中心を通る線を、中央部(2)の水平部分の
    対称軸としたことを特徴とする請求項3に記載の自動車
    クラッチ用のクラッチ摩擦板。
  8. 【請求項8】 透孔(34)を、耳板(27)の外周縁部に設け
    たことを特徴とする請求項7に記載の自動車クラツチ用
    のクラッチ摩擦板。
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