JP3427384B2 - 自動車用摩擦ディスク - Google Patents

自動車用摩擦ディスク

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JP3427384B2
JP3427384B2 JP50143795A JP50143795A JP3427384B2 JP 3427384 B2 JP3427384 B2 JP 3427384B2 JP 50143795 A JP50143795 A JP 50143795A JP 50143795 A JP50143795 A JP 50143795A JP 3427384 B2 JP3427384 B2 JP 3427384B2
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    • F16D13/60Clutching elements
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、中心部分および摩擦ライニングの受容に適
した径方向羽根に分割された周辺部分を有し、上記の各
羽根は、脚部で上記中心部分に連結され、かつ少なくと
も1つの上記摩擦ライニングとの接触および摩擦ライニ
ング固定のため、少なくとも1つの平行な支持部を有
し、摩擦ライニングを支持する自動車用摩擦ディスクに
関する。摩擦ディスクにおいて、このライニングは、周
辺部分の両側に延びる。
摩擦ディスクには、機能的に普通がたつきを意味する
不快な振動がつきものである。このがたつきは、パーキ
ング操作時の低トルクでも、また路上での速度変更時の
高トルクでも、また傾斜スタート時にも起こり得る。
しかし支持部は、十分に面積が大きくないので、付着
現象をもたらし、摩擦ライニングは、同じ羽根の2つの
支承支え面間にある空洞の内部へたわむ。
その結果、最大負荷で、がたつき部分に最小限必要な
可撓性が不足する。
更に、特にクラッチの圧力板との接触が問題となる。
事実クラッチにおいて、クラッチが入るたびに、摩擦
ライニングは圧力板および反応板間に次第に締め付けら
れる。
摩擦で生じる発熱は、例えば米国特許第2,902,130号
に記述されているように、圧力板を不可避的に円錐化さ
せる。程度こそ小さいが、反応板についても同様であ
る。
従って、それに従い、摩擦ライニングが圧力・反応板
の双方の圧力を受ける部分は、次第に組付け体の軸方向
に変位し、その結果、摩擦ライニングの不均一な摩耗、
および効率の低下、更にがたつきが起こる。
これらの欠点を緩和して問題を解決するため、ヨーロ
ッパ特許公開第0 579 554号には、中央支持部、および
中心部分の両側の2つの周辺支持部を有し、周辺支持部
および中心部分に対して軸方向に変位する第1組の三脚
羽根を形成することが提案されている。
実施例においては、これらの羽根は、円周上に一連の
舌部と交互に並んでいる。
別の実施例ではこれらの羽根において、円周上に第1
組の三脚羽根と、これと類似する、第2組の三脚羽根と
交互に並んでいる。
三脚羽根は、その中心部分により、摩擦ライニングの
一方を固定する役割をするが、この場合、クラッチの圧
力板に連接されるのに対し、舌部または第2組の三脚羽
根は、他方の摩擦ライニングを固定し、この場合、クラ
ッチの反応板に連接される。
この構成により、舌部または第2組の三脚羽根は、反
応板の円錐化運動に十分追随し得る弾性を有するが、第
1組の三脚羽根は、圧力板の円錐化運動に追随し、かつ
大きな接触面を有する。
更に、付着およびがたつき現象が減少し、羽根も一層
高い回転速度で回転できるので、遠心力を受けた羽根脚
部のたわみ応力は小さくなる。
この文書において、摩擦ライニングの固定は、同一円
周上に打ち込んだ1列のリベットで行なわれている。従
って、第1組の三脚羽根の中心部分には、固定用リベッ
トを通す穴があけられる。
舌部または第2組の三脚羽根の中心部分についても同
様である。
大型(大直径)の摩擦ディスクには、また摩擦ライニ
ングが薄く、かつライニングホルダディスクにリベット
でとめた箔片に接着してある場合には、直径の異なる円
周上に打った少なくとも2列のリベットが必要である。
固定具を通す穴をあけることは、三脚羽根の中心部分
で問題がある。摩擦ライニングをしっかり固定するた
め、リベットの通過穴間には、かなりの径方向の距離を
とり、従って中心部分の寸法を大きくする必要があるか
らである。
同様に、ライニングを中心部分に接着する際は、摩擦
ライニングを内部的に支えるため、中心部分径方向の寸
法を大きくして、接着の耐久性を高めるのが望ましい。
本発明は、これらの要望に応え、単純かつ経済的に、
中心部分の径方向の寸法を拡大し得る、新規な三脚羽根
を得ることを目的としている。
三脚羽根の中心部分は、本発明によれば、三脚羽根の
径方向の対称軸と直交する縦方向層の形態をなす少なく
とも1つの傾斜部を有する脚部により、ライニングホル
ダディスクの中心部分に連結され、少なくとも若干の三
脚羽根の中心部分は上記縦方向の層に関係するスラッシ
ュにより、径方向の内方へ延長される。
本発明によると、あらゆる場合におけるライニングの
支承面積が増大し、従って、遠心力に対するライニング
ホルダディスクの保持力が高まる。同一平面上に、三脚
羽根の中心部分で径方向に隔たった少なくとも2つの通
過穴を設けることができる。
また本発明によると、摩擦ライニングの固定具を通す
補足の穴を延長すれば十分である。この延長は、破断が
始まるのを減少させる。
関係する摩擦ライニング(場合により分割される)
は、少なくとも2組のリベット、または他の相互に径方
向に離れた固定具により固定できる。
摩擦ライニングの良好な固定が、このようにして行な
われ、従ってこのライニングは、一層の高速回転が可能
となる。
同様に、摩擦ライニングを、中心部分へ接着により直
接に固定してもよい。
延長部を利用して、上記ライニングを局所的に一層高
く固定することにより、接着の安定性がよくなる。更に
延長部が柔軟なため、剥離の危険性も小さくなる。
もちろん、従来様式の穴を残して、接着およびリベッ
ト締めでライニングを固定してもよい。
しかし、摩擦ライニングの厚さを有効値に削減できる
ので、接着のみの方式は明らかに有利である。事実、リ
ベット締めの場合のように、余分な厚みを予め見込む必
要がない。従って摩擦ディスクの慣性が低下する。中心
部分の抵抗力はリベット穴が不要となるので増大する。
そのため摩擦ディスクの一層高速な回転が可能となる。
本発明に係る構成は、ディスク製造工具を大きく変更
することを要しないので、経済的である。
簡単な工具でスリットを形成し、2列の通過穴を用意
すれば十分である。その上、本発明における延長部は、
縦方向層の機械抵抗を損じることなく、ライニングの支
持部を拡大する。
別の特徴として、支承部間の間隔を可能な限り小さく
して、関係する摩擦ライニングに最大の支承を与えるた
め、羽根の数をふやすことができる。
その結果、羽根の円周方向の幅が狭くなり、中心部分
の面上に中心部分、および中心部分の両側に2つの周辺
支持部を伴う三脚羽根で、全体が中心部分の面上にある
上述の舌部を形成できる。
このように、摩擦ライニングの弾性破壊時に舌部に連
接する摩擦ライニングは、他方の摩擦ライニングに支承
される新しい周辺支持部があるため、反作用を受ける。
従って付着現象が減り、舌部に連接した摩擦ライニン
グの摩耗がより良く配分される。更に、第1の羽根に連
接する摩擦ライニングの摩耗現象は、舌部の周辺支持部
が補助支承を形成するので減少する。他方の摩擦ライニ
ングの摩耗は、一層規則的である。
上述舌部を、第2の三脚羽根で代替可能なのはいうま
でもない。
変形例として、少なくとも若干の上記舌部は、連結層
があるため、第1の三脚羽根の中心部分に向けて軸方向
変位した、少なくとも1つの補助支持部を有するものと
することがある。
補助支持部は、舌部の自由端に、またはスリットがあ
るため、舌部に位置してもよい。また様々な組合せも可
能である。
上述のように、付着現象は減少し、舌部に関係する摩
擦ライニングの摩耗も、補助支持部のおかげで一層分散
される。
特徴のあるスリットは、三脚羽根の中心部分に局部的
に作用して、延長部のレベルで破損の端緒を減少させ
る。
図を参照して以下に実施例を説明する。
図1は、本発明に係るライニングホルダディスクを備
える摩擦ディスクの軸方向断面図である。
図2は、支持部に線影を施した上記ライニングホルダ
ディスクの部分正面図である。
図3〜図10は、別の実施例における図2に類似する図
である。
図11は、図10の線11−11における断面図である。
これらの図は、自動車用摩擦ディスクに好適なライニ
ングホルダディスクを示す。
このディスク(図1および図2)は、中心部分16およ
びライニングホルダディスクの中心部分16の面上に一連
の径方向舌部772と、円周方向に交互に並ぶ径方向羽根7
71に分割された周辺部分を有する。羽根771および舌部7
72は、中心部分16に連続している。
ヨーロッパ特許公開第0 579 554号公報に記述されて
いるように、各羽根は、脚部724で中心部分16と連結さ
れ、中央支持部722およびその外周辺に、2つの周辺支
持部723を有する。
面積の大きな中心支持部722は、中心部分16および周
辺支持部723に対して軸方向に変位している。
中央支持部722は、1つの摩擦ライニング132を固定
し、舌部772は、もう1つの摩擦ライニング131を固定す
る。
これらのライニング131、132をリベット47(図1)を
介してライニングホルダディスクに固定するため、舌部
772および羽根771の中央支持部722には、穴19をあけて
ある。
穴19は、本発明の特徴に従って、直径が異なる2つの
円周上に配置されている。変形例では、穴を、上記円周
上に配置しないこともある。別の変形例では、接着剤を
使用することにより、穴を不要とし、羽根の強度を改良
している。
ライニングホルダディスクは、中心部分16の両側で背
中合わせに装着した2個の環状摩擦ライニング131、132
を備えている。
この実施例において、摩擦ライニングは、円周方向に
連続し、KEVLAR等のガラス繊維により強化されている。
クラッチにおいて、ライニング131、132は、通常、自
動車の内燃機関のクランク軸とともに回転するクラッチ
の圧力板と反応板(図示せず)間に締め付けられる。ハ
ブ3は、孔を介して、変速機の入力軸に連結され、とも
に回転するようになっている。
クラッチ操作に際し、クラッチを切るには、摩擦ライ
ニング131、132を、クラッチを切った位置で、上記の圧
力板および反応板と接触しないように緩める。
再びクラッチを入れる際、ライニング131、132は弾力
的に徐々に上記の両板間に締め付けられる。
このような締め付け作用は、大部分が三脚羽根771、
特にその周辺支持部723および脚部724によるものであ
る。
羽根771は、3つの支持部723、722をそれぞれ備える
もつ三脚形態をなしている。
支持部722は、圧力板に接する摩擦ライニング132と接
触し、このライニング132を固定する。この支持部722
は、ライニングホルダディスクの外周縁方向に狭まって
いる。従って、その内周辺で広くなっている。
詳説すれば、、ライニング131、132を備えるライニン
グホルダディスクは、円周方向に作用する弾性手段5お
よび軸方向に作用する摩擦手段20に対して、一方が他方
に対し、可動なように装着した2つの同軸部分を有する
クラッチ摩擦ホイールの一部である。
このようなディスクは、例えばヨーロッパ特許公開第
0 579 554号公報ならびに米国特許第5,014,842号明細書
に記載されている。
ここで、一方の部分は、2つの案内リング1、2およ
びライニングホルダディスクを有するが、他方の同軸部
分は、締め付け(図示せず)により、または特に米国特
許明細書5,014,842号の図3に示す連結手段により、ハ
ブ3とともに回転するように、ハブ3に連結したダンパ
プレート4を有する。
これらの手段は、ハブ3の外周縁、およびダンパプレ
ート4の内周縁に、それぞれ形成された台形の歯を備
え、これらの歯がかみ合うようになっている。
低剛性のスプリング(図示せず)が、ハブ3およびタ
ンパプレート4のノッチ内に取付けたカップに各端部で
支承され、各部材間を弾性的に連結している。
この構成は逆にもできる。その場合のライニングホル
ダディスクは、ハブ3に対し回転可能なダンパプレート
4に連動し、案内リングはハブ3と連動する。
同様に、ライニングホルダディスクは、ダンパプレー
ト4に取り付けられているとよい。ダンパプレート4は
ハブ3に取り付けられている。その場合の摩擦ディスク
は、ヨーロッパ特許公開第0 579 554号公報に記載する
ような剛性タイプとなる。
この実施例において、ライニングホルダディスクは、
その中心部分16により案内リング1と当接し、ダンパレ
ート4に形成した開口7を通るスペーサ8により、案内
リングに取り付けられている。
このスペーサ8は、ダンパプレート4の両側に設けた
案内リング1、2を、互いに連結する。
弾性手段5は、1対のコイルスプリングよりなり、公
知の方法で、案内リング1、2の間およびダンパプレー
ト4に取り付けられている。
摩擦手段20は、ダンパプレート4とリング1間に軸方
向に介挿した摩擦リング、ならびにリング2の開口内の
軸方向脚部により、案内リング2とともに回転可能に取
り付けたスラストリングよりなっている。
スプリング5は案内リング2を支持し、スラストリン
グをダンパプレート4と接触させる。
周縁部723は、支持部722で両側の羽根771の外周辺に
延び、全体が三角形の形状をなしている。羽根771の径
方向対称軸に対し傾斜する傾斜部721を介して、周縁部7
23は、支持部722に連結されている。この傾斜部721は軸
方向に傾斜し、上記の径方向軸に対して対称となってい
る。
周縁部723と支持部722は、傾斜部721により軸方向に
互いに平行になっている。従って、周縁部723は、クラ
ッチの反応板の摩擦ライニング131と接触するととも
に、中心部分16と同一平面に配置されている。
支持部722は、傾斜部724を介して、中心部分16に連結
されている。この傾斜部724は、羽根の半径方向の対称
軸に対し、直角をなしている。傾斜部724は、羽根の脚
部を形成し、中心部分16に対し支持部722を軸方向に変
位させている。傾斜部724は、上記径方向軸に対し対称
となっている。
従って、ライニング131、132を圧縮すると、周縁部72
3は軸方向に変形する。傾斜部724は、幅が広いので極め
て頑丈である。垂直方向のスリット224は、羽根771を舌
部772から分離し、ライニングホルダディスクの外周縁
で開口して、円形の内端部において、傾斜部724および
中心部分16に囲まれている。
軽く曲がった羽根771は、ヨーロッパ特許公開第0 579
554号公報のものに比較して狭い円周状の広がりを有
し、従って舌部772は、本発明の特徴により、羽根771の
幅に近い円周幅をもつ。各ライニングの接触面は、その
ため可能な限り近接している。
これは、接触面同士の距離を最小にして、摩擦ライニ
ング131、132の接触面に最大に保つためである。
このようにして羽根の数が増加する。この実施例で
は、摩擦ディスクは寸法が大きいので、摩擦ライニング
131、132の固定には、例えば少なくとも2列の固定具4
7、上述のリベット、ねじまたはボルトなどを使用す
る。従って、少なくともいくつかの羽根771に、上記固
定具を通す少なくとも2つの穴19をあけることが問題と
なる。
変形例では、1列のリベットと接着の併用、または接
着のみも可能である。いずれの場合にも、摩擦ディスク
は、遠心力に対する優れた耐性がなければならない。
そこで、本発明による前述のライニングホルダディス
クは、少なくともいくつかの三脚羽根771の支持部722
が、傾斜部724に形成された切抜き726により、延長部72
5で径方向内側に延長されていることを特徴としてい
る。
図1および図2において、延長部725には、固定部材4
7、この実施例ではリベット47を通す穴19をあけてあ
る。ライニング132の接触面は、増大して、ライニング1
32の固定が一層頑丈になる。
図2に示すように、もう一つの穴19が、支持部722お
よび羽根771の外周辺に設けられている。
このように、同一平面上に位置するライニング132の
固定用穴19は、径方向に離隔され、この実施例では、羽
根771の対称軸上に径方向に設けられている。
舌部772は、羽根771の形状をなし、従って、この実施
例では、中心部分16の平面上に支持部823、およびこの
両側に周縁部822を有する。
軸方向と径方向に傾斜した傾斜部821が、周縁部822を
支持部823に連結している。周縁部822は、羽根771の支
持部722方向に軸方向に変位しているが、羽根と同一面
上か、軸方向に僅かに後退していてもよい。
同一面上の2つの通し穴19は、支持部823で、舌部772
の径方向対称軸上に径方向の軸上で、羽根771の穴19と
同一の円周上に設けられる。
しかし、いくつかの舌部772については、ハブ3のフ
ランジにそれ自体が、リベット付けされたダンパプレー
ト4に中心部分16をリベットで固定するため(図1)、
この穴は通し穴119と同一直線上に並べられる。
図2に点線で示す変形例のように、舌部772は、ライ
ニングホルダディスクの中心部分16に連結する傾斜部を
有する、羽根771に似た形状のやや湾曲した第2の三脚
羽根で代替してもよい。
ここで、本発明による切抜き726は、底部を丸めたV
型をなし、Vの先端は、摩擦ディスクの中心軸(中心部
分16の軸)に向いている。従って、延長部725は、先端
において丸味を帯びたV字型をなし、図に示すように、
全体が径方向に内側に向く補助支承脚部を構成する。
この切抜きは、傾斜部724、また局部的に、支持部722
および中心部分16の一部に作用を及ぼす。従って傾斜部
724は2分され、上述の順次締付けが改善される。
傾斜部724は、本発明に係る切抜きにもかかわらず、
良好な機械的耐性を有する。
延長部725は、中心部分722に広口の固定部分をもって
いる。
この固定部分のおかげで、破損のおそれが減少する。
切抜き726の径方向対称軸は、羽根771の径方向の対称
軸と一致する。
等間隔に設けた穴19と、舌部772と羽根771の対称軸上
の位置により、摩擦ディスクの良好な平衡性、およびそ
の摩擦ライニングの好適な平面性が得られる。
プレス工具の半径方向の配置により、製造方法を容易
にすることが可能であり、そこで、ディスクを、異なる
高さの羽根と舌部により作ることが出きる。
クラッチが入った状態、即ちライニング131、132が締
め付けられている状態では、2つのライニング131、132
の間にスペースが存在する。その結果、羽根771は完全
に締め付けられることはなく、そこでライニングを圧力
板および反応板の形状に適合させる。
三脚羽根が、上述ヨーロッパ特許公開第0 579 554号
に記載されているような別の形態をとれることはいうま
でもない。
従って図3に示す三脚羽根971は、その外周辺で狭ま
り、かつ羽根の径方向対称軸に対し、また上記対称軸に
直角な傾斜部924に対しても傾斜部921を利用して中心部
分16に対し軸方向に変位した中央支持部922を有する。
図3に示すように、中央支持部922は、傾斜部924に形
成されたU字型の切抜き926によって、径方向内側に延
びて、延長部を形成している。切抜き926の端部には、
円形穴が設けられている。
延長部925は、中心軸に向く、丸い遊端を有してい
る。
周縁部923は、中心部分16の平面上にある。周縁部923
は、支持部922に対して円周方向に突出しているので、
羽根971は全体にT字型をなしている。
舌部972、973は、その中間部で広がっている点におい
て利点がある。そのため、舌部972、973は、その遊端お
よび中心部分16と、連結部分よりも幅が広くなってい
る。
この実施例において、舌部972、973は異なる形状であ
り、舌部は、円周方向に羽根971と交互に設けられてい
る。舌部972の遊端は、円周方向に狭まり、良好な可撓
性確保のため、支持部942で同一の幅を有し、傾斜部941
と連結されている。羽根971の中央支持部922の傾斜部94
1は底部において広がっている。
この実施例において、支持部942は、羽根971の中央支
持部922と同一面内にある。もちろん、支持部942は、中
央支持部922に対して僅かに後退していてもよい。
舌部973は、その遊端に傾斜部931を介して舌部973の
主要部に連結された支持部932を有する。
中央支持部922の面上にある傾斜部931と支持部932
は、台形をなしている。
従って、二組の舌部によって、支持部942および支持
部932間で軸方向の変位が可能となり、クラッチを入れ
た場合に、ライニングをしっかり維持できる。
中心部分16には、案内リング1またはダンパプレート
4に中心部分16を固定するために、通し穴119を設けら
れている。
切抜き926は、傾斜部924の中央に設けられているの
で、傾斜部924は2分割され、従って羽根971の締付けが
改善される。傾斜部924は、切抜きにもかかわらず、機
械的強度がすぐれている。
舌部972、973を羽根971から分離するスリット324は、
舌部の中央が広がっていりことにより、曲がりくねって
いる。
この実施例において、ライニング131、132は、舌部97
2、973の主要部分と、羽根971の中央支持部922に接着に
より、直接に固定される。柔軟な延長部925は接着に好
都合である。
このようなすべての構成により、ライニング131、132
の厚さを減少することが出来る。
このように、上記ライニング131、132は、図1および
図2の実施例のように、リベット47用の厚さを予め考慮
する必要がないので、要求通りの厚さになる。
従って、摩擦ディスクの慣性は減少し、クラッチを切
る場合に、ハブ3を装着した駆動軸上に変速機のギヤの
配置に有利である。
更に羽根および舌部には、リベット用の穴がないので
硬くなっている。
そのため、例えば中央支持部922に向けて軸方向に変
位した支持部944を舌部972に創ることができる。これ
は、上記支持部944を部分16の面上の舌部972で、主要部
分に連結する補助支持部945により可能となる。
この補助支持部の形成は、切抜き926とは反対に、径
方向外側に向く全体がV型の切抜き946により実現され
る。
こうして、径方向外側に向く、補助支持部944、945が
形成され、舌部972の径方向対称軸に対して対称的に延
びる。
もちろん、補助支持部925の形成により、図2のよう
に、ライニング132のリベト固定用補助穴の形成も可能
になる。
図4において、各舌部1072および各三脚羽根1071には
ライニング131、132の固定具を通す2つの穴19がある。
この穴19は、径方向舌部1072および羽根1071の径方向
対称軸上に設けられている。
穴19の一方は、羽根1071の傾斜部1024に中心でくい込
むU型切抜き1026が画する中心部分の延長部1025に形成
される。
延長部1025は、羽根1071の中央支持部1022と同一面内
にあり、支持部1022は、傾斜部1024および羽根1071の径
方向対称軸に対して傾斜する傾斜部1021により、中心部
分16に対し軸方向に変位している。
傾斜部1021は、これと周縁部1023に連結されている。
周縁部1023は、中心部分16と同一面にある。
舌部1072は、羽根1071と似た形状であり、その主要部
分が中心部分16と同一面にある点だけが異なっている。
従って舌部1072は、その外周縁に羽根1071の支持部10
22と同一面にある2つの補助縁支持部1122を有してい
る。
この周縁支持部1122は、舌部の主要部に、舌部1072の
径方向対称軸に対して傾斜する傾斜部1121を介して連結
されている。
この実施例において、羽根1071は、縁部において広が
っており、舌部1072も、その外周縁で円周方向に広がっ
ている。
舌部と三脚羽根が、例えば穴119により、ワッシャ1
またはダンパプレート4に接続されて、互いに分離しう
ろことはいうまでもない。
図5における三脚羽根772は、図2で説明したよう
に、羽根772に似た形状をなす径方向舌部771と円周方向
に互い違いに設けられている。
また、舌部771の内周部316には、例えばワッシャ1に
固定するリベットなどを通する2つの穴229がある。
舌部771は、その中心部に、補助支持部1125を有して
いる。
この補助支持部1125は、羽根772の中心部と同一面に
あり、舌部771の主要部分1128の曲げ部1124により連結
されている。
これらは、すべてV字型の切抜き1126により実現され
る。
曲げ部1124は、テーパ支持部1125と共に、図3の実施
例とは逆に、中心軸に向いた舌部を形成する。
舌部772は、半径方向に中心軸に向け延び、固定具を
通す穴229によりリング1に固定される。
もちろん、図6において、舌部771および羽根772は、
その基部で一体に形成してもよい。
その場合、各羽根771は、扇形の素材バンド116と一体
に連結されている。
バンド116は、羽根771を舌部772に連結し、ワッシャ
1またはダンパプレート4に固定する(ここではリベッ
トにより)ための3つの固定穴229を有する。
図5および図6において、羽根772および舌部771は互
いに鏡像の関係がある。それぞれの中心部に、中心軸に
向くV字型の延長部1025、1124、1125があるからであ
る。
脚部1025は、上述のように舌部772の長手方向に形成
される。ライニング131、132は、接着およびリベット止
め(穴19を利用して)により固定可能であり、延長部10
25は接着に役立つ。
もちろん、図7において、中心部分をその各周縁部に
耳部をもつバンド226に分割してもよい。耳部には穴229
があり、舌部と羽根772の間が重なり合うようになって
いる。
バンド226は、ここでは穴229を利用してリベットでワ
ッシャ1に固定される。
いうまでもなく、図8のように、羽根771および舌部7
72は、図5〜図7に示すように、舌部771用の穴19を設
けた円周とは直径が異なる、より小さい円周上に、羽根
772用の穴19を、図2の場合のように設けてもよい。穴1
19は舌部に設けられる。
また図5〜図7の同様に、ライニングは、接着又はリ
ベット及びその両方により固定するとよい。舌部771
は、延長部1025を備える三脚羽根よりなっていてもよ
い。
図9において、ライニングホルダディスクは、それぞ
れ、三脚タイプの羽根を備えた2つの接着された支持デ
ィスクを有する。この羽根は、図6のものと類似する形
状で、それぞれ穴229により、適当な支持ディスクに固
定される。
支持ディスクは、図1のスペーサ8により、互いに固
定され、案内リング1も同時に固定される。
このように、三脚羽根771および舌部772が、スリット
524、224で分離されて交互に並ぶ。三脚羽根は、背中合
わせに装着され、摩擦ライニング131、132は、接着によ
り三脚羽根771の中心部に固定される。
一方の摩擦ライニングは、接着により一方の三脚羽根
の中央支持部に固定され、他方のライニングは、接着に
より他方の三脚羽根の中心部に固定される。
2つの支持ディスク間の軸方向の間隔を定めるべく、
1つの軸方向のみに作用する連結手段501、502を、両デ
ィスク間に介在させてある。
このような離隔手段は、三角羽根771の中央支持面に
装着される。
従ってこの実施例では、図2に示すものと類似した三
脚羽根771、および連結手段を備えた三脚羽根が、規則
的に交互に並ぶ。
連結手段は、フック501、502よりなっている。フック
501,502は、好適な支持ディスクの中央支持部と平行に
長手方向に延びる脚部501、502よりなっている。
脚部501、502は、曲げ部510により、中央支持部501,5
02に連結される。この脚部は、中央支持部に設けた細長
い穴型の切抜き500を利用して形成される。
このため、一方のディスクが支承するフックは、他方
のディスクが支持面と接触する。他方のディスクは、脚
部501の形をした脚部502を支承する。
従って、三脚羽根の径方向対称軸の側から大部分が延
びるフック501、502、510が形成され、脚部501、502の
みが、この軸の両側に形成され、他のディスクのと協働
するようになっている。
このように、脚部501、520は、三脚羽根の中心部分に
固定したものと相対する摩擦ライニングに向けて軸方向
に変位した中央支持部と平行に延びる。
また一方のディスクは、中央支持部の一端から、上記
中央支持部の他端に向けて延びる少なくとも1つの脚部
501、502を備えている。他方ディスクについては、この
逆である。
従って、差込みタイプの組付けが可能である。例え
ば、一方のディスクの脚部501を、他方ディスクの開口5
00に挿入し、次に円周方向に回して、他方ディスクの連
結脚部502と結合する。
もちろん、切抜き500はそれに応じた寸法とする。
こうして、羽根771および舌部772を備える2つのディ
スクおよびライニング131、132を有する部分集合体を容
易に形成しうる。軸方向の間隔は、脚部501、502により
決められる。
この部分集合体を、スペーサ8により、案内リング
1、2に装着する。
脚部501、502は、クラッチを切った際に、相互に係合
するので、三脚羽根間の軸方向間隔が定められる。
脚部501、502は、クラッチが切った際には、三脚羽根
の周縁支持部と同一面にあり、羽根自体は、ディスクと
同一面にある。
摩擦ライニング131、132は、大きな支持面で接着され
る。
図10および図11のように、三脚羽根1471に補助周縁部
1425を形成してもよい。
周縁部1425は、中央支持部1422と同一面に延びてい
る。詳しく言えば、周縁部1422は、舌部1472の主要部分
と同一平面で、傾斜部1421により傾斜部1423に連結され
ている。
この傾斜部1423は、羽根1471の径方向対称軸に対して
傾斜する傾斜部1424により、周縁部1425に連結されてい
る。周縁部1425は、舌部1472の周縁部622の同一面内に
ある。補助部622は、舌部1472の自由端に形成され、長
方形をなし、図3に示す部分941、931に類似する部分62
1を介して舌部1472の主要部分に連結されている。
この舌部1472も、図5〜図8に示すように、部分1124
により舌部671の主要部分に連結した補助支持部1125を
有する。
これはすべて、全体としてV型の切抜き1426を利用し
て形成される。従って、補助支持部1125は、中心部分14
22の面上にある。
これら補助支持部1125により、摩耗の消減に有利な摩
擦ライニングのすぐれた安定が得られる。このライニン
グは良好に維持される。
もちろん、もっぱら接着により、摩擦ライニング13
1、132を舌部および羽根771、772に固定できる。
本発明が、上記した実施例に限定されないのはいうま
でもない。
摩擦ライニング131、132は分割してもよい。変形例と
して各ライニングに、ヨーロッパ特許公開第0 579 554
号公報に記述されているように、摩擦ブロックの固定用
に連続した穴あきの支持輪を設けてもよい。
正接層は、それのみで羽根の足場とならなくてもよ
く、足場の一端で、層をディスクの中心部分に連結す
る。
もちろん、径方向舌部の外周辺に形成される支持部を
省略できる。例えば図5において、部分941、942を省略
して、部分944および切抜き946を残してもよい。
同様に、径方向に逆に向いて補助支持部を支える連結
部を画する2つの切抜きを形成してもよい。
また、各種の組合せも可能である。
図5〜図8で明らかなように、3つの補助支持部、す
なわち、部分1125および舌部771の2つの周辺支持部
は、ライニング131、132の安定、および摩耗減少に極め
て有利なように、適当に三角形状に配置される。
もちろん、周辺支持部を中心部分に連結する傾斜部
は、羽根の径方向対称軸に対して対称でなくてもよい。
従って、中心部分の場合と同様である。
補助支持部は、必ず舌部の径方向対称軸上に配置する
ことは必ずしも必要でない。僅かにずれてもよい。
一般に、図3〜図8および図10、図11で示すように、
舌部には、少なくとも1つの補助支持部がある。
従って、ライニング131、132の破砕に際し、周縁部93
2、822、1122は、ライニング132と接触して反作用を生
じる。その結果、周縁部は、部分931、821、1131のおか
げで、中心部分722の面上に延びる安定部分を構成す
る。
変形例として、これら部分が、中心部分に対し僅かに
後退していてもよい。従って、ライニング131は全く平
面のままである。
摩擦ライニング131、132が平行面上に保たれるので、
付着およびがたつき現象を抑制する大きな支持部を外周
辺に有するライニングホルダディスクが得られる。従っ
て、ライニングホルダディスクおよび摩擦ディスクは、
圧力板および反応板の円錐化運動にぴったり追随しなが
ら、高速で回転することができる。ライニングの摩耗も
ムラが少なくなる。
部分724、924、1024、931、921、821、1121、1021
は、ライニングホルダディスクを安定させるので、摩擦
ライニングと圧力および反応板との良好な接触が可能と
なり、従って摩擦ライニングの摩耗が減少する。
特に、固定穴19の規則的配置、および舌部および三脚
羽根の対称軸のその位置に基因する摩擦ディスクのすぐ
れた平衡、およびその摩擦ライニングの良好な平坦性が
認められる。
ここで、クラッチが入った状態(ライニング131、132
が締めつけられる)では、両ライニング131、132間にス
ペーサが存在するため、羽根は全く押しつぶされず、上
記ライニングが圧力板および反応板の形態に適応でき
る。
図10および図11において、中央支持部1422はその内周
辺に傾斜部1024の両側に配した2つの脚部を有する。こ
の脚部は、脚部1025に関連した中心部分1422の支持部の
拡大を可能にする。
従って、摩擦ライニング132を、中心部分1422に接着
できる。
あらゆる場合に、全体として本発明に係る可撓性ある
脚部725、925、1025の形状をなす延長部は、接着による
摩擦ライニングの固定を可能にする。
その際には、可撓性脚部に接着剤を塗布する。
フロントページの続き (31)優先権主張番号 93 401832.6 (32)優先日 平成5年7月15日(1993.7.15) (33)優先権主張国 欧州特許機構(EP) (31)優先権主張番号 93/13341 (32)優先日 平成5年11月9日(1993.11.9) (33)優先権主張国 フランス(FR) (31)優先権主張番号 PCT/FR94/00297 (32)優先日 平成6年3月18日(1994.3.18) (33)優先権主張国 世界知的所有権機関(WO) (72)発明者 ブラール、ミシェル フランス国 92130 イッシイ・レ・ム リノー パサージュ ドゥ ランデュス トリ 1 (56)参考文献 特開 平2−256925(JP,A) 特開 昭56−6927(JP,A) 実開 昭57−10530(JP,U) 実開 昭48−109345(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 13/64

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1個の中心部分(16)と、少な
    くとも1組の半径方向の羽根(771)(971)(1071)
    (1471)に分割された周縁部を備え、前記羽根が、傾斜
    部(721)(921)(1121)(1421)と、中央支持部(72
    2)(922)(1022)(1422)と、これら中央支持部の両
    側の2個の周縁部(723)(923)(1023)(1423)とを
    備え、前記周縁部が前記中央支持部に対し、軸方向に互
    い違いになっており、前記中央支持部が、脚部を介し
    て、少なくとも1個の中心部分(16)に結合され、この
    脚部が、前記羽根の半径方向の対称軸に対して、直角方
    向に延びる傾斜部(724)(924)(1024)を備える、自
    動車用の摩擦ディスクにおいて、 少なくとも、いくつかの三脚羽根(771)(971)(107
    1)(1471)の中央支持部(722)(922)(1022)(142
    2)が、傾斜部(724)(924)(1024)の切り抜き(72
    6)(926)(1026)により形成された、半径方向に延び
    る延長部(725)(925)(1025)を有していることを特
    徴とする摩擦ディスク。
  2. 【請求項2】延長部(725)(925)(1025)が、半径方
    向に延びる脚部の形状である請求項1記載の摩擦ディス
    ク。
  3. 【請求項3】切抜き(726)(926)(1026)が、中央支
    持部(722)(922)(1022)(1422)に部分的にかかっ
    ている請求項1記載の摩擦ディスク。
  4. 【請求項4】切抜き(726)(926)(1026)が、丸味を
    帯びたV字状であり、その先端が中心部分の軸の方向に
    向いている請求項3記載の摩擦ディスク。
  5. 【請求項5】切抜き(926)(1026)がU字状であり、
    その先端が、中心部分(16)の軸の方向に向いている請
    求項3記載の摩擦ディスク。
  6. 【請求項6】延長部(925)が、U字状であり、狭い幅
    の部分が、中心部分(16)の軸の方向に向いている請求
    項5記載の摩擦ディスク。
  7. 【請求項7】切抜き(726)(926)(1026)の、半径方
    向の対称軸が、三脚羽根(771)(971)(1071)(147
    1)の半径方向の対称軸と一致している請求項1記載の
    摩擦ディスク。
  8. 【請求項8】三脚羽根(771)(1071)が、舌部(972)
    (973)(1472)と円周方向に互い違いに配置され、各
    舌部が、中心部分と同一平面の中央部(823)(1023)
    と、これら中央部(823)(1023)の両側の2個の周縁
    部(822)(1122)とを有している請求項1記載の摩擦
    ディスク。
  9. 【請求項9】三脚羽根が、円周方向に舌部(972)(97
    3)(1472)を有し、これらの舌部が、それぞれ、三脚
    羽根(971)(1471)の中心部分の軸に向いて、傾斜部
    (931)(941)(621)と支持部(932)(942)(944)
    (1125)を有している請求項1記載の摩擦ディスク。
  10. 【請求項10】三脚羽根(771)(1071)の中央支持部
    が、固定部材のための少なくとも1つの孔(19)を有
    し、延長部(725)(925)(1025)が、固定部材のため
    の別の孔(19)を有している請求項1記載の摩擦ディス
    ク。
  11. 【請求項11】延長部(725)(925)(1025)が、接着
    剤で被覆されている請求項1記載の摩擦ディスク。
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WO08/091,060 1994-03-18
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