JP3510255B2 - 自動車の摩擦ライニングを支持するライニングホルダ板 - Google Patents

自動車の摩擦ライニングを支持するライニングホルダ板

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車用の摩擦ディスクに適する摩擦ライ
ニングを支持するライニングホルダ板に関するもので、
中心部分および摩擦ライニングを受けるのに適合した径
方向羽根に分割された周辺部分を有し、上記の各羽根
は、引続き上記中心部分に脚片で接続され、かつ全体的
に上記中心部分の中間面と平行な少なくともひとつの支
え面ゾーンを有し、上記摩擦ライニングの少なくともひ
とつと接触して固定する。摩擦ディスクの、ライニング
は、周辺部分に延びている。
しかし摩擦ディスクには、機能的に不快な振動がつき
ものであり、いわゆる軋みを生じる。この軋みは、パー
キング操作時の低トルクでも、また路上での速度変化時
の高いトルクでも生じる。
しかし支え面ゾーンには、望ましい程の広さがないの
で、付着現象をもたらし、摩擦ライニングは、同一の羽
根のふたつの支承面間にある凹みの内部に向ってたわ
む。
従って、最大負荷では、少なくとも軋みの部分的原因
となる可撓性の不足を招く。
更に、特にクラッチ押板との接触が問題となる。
実際に、クラッチではクラッチを入れるたびに、摩擦
ライニングは、押板と反応板間で、次第に締め付けられ
る。
摩擦によりで生じる熱は、例えば米国特許第2,902,13
0号に記述されているように、必ず押板の円錐状化を招
き、僅かではあるが、反応板についても同様である。
その結果、摩擦ライニングがこれらクラッチ板の両方
の圧力を受けるゾーンは、摩擦ライニングの不等摩耗、
およびその効率低下(伝わるより低いトルク)、更に
は、その軋みを伴って、次第に軸方向にずれる。
これらの欠点の緩和および問題解決のため、ヨーロッ
パ特許公開第0 579 554号公報において、中心支え面ゾ
ーン、および上記中心ゾーンの両側のふたつの周辺支え
面ゾーンを有する三脚タイプの羽根が提案されている。
中心ゾーンは、周辺支え面ゾーンおよび中心部分に対
して、軸方向に変位する。
ある例では、羽根が周囲で一連の舌部と交互になって
いる。
三脚羽根は、その中心ゾーンで摩擦ライニングの一方
を固定する役をなし、この場合、クラッチ押板に連結す
る羽根であり、これに対して舌は、摩擦ライニングの他
方を固定し、この場合は、クラッチの反応板に連結する
羽根である。
この構成により、舌は、反応板の円錐化運動に十分追
随できる弾性を有し、三脚羽根は、押板の円錐化運動に
追随し、かつ大きな接触面とともに大きな円周長さを有
する。
その上、付着および軋みの現象が抑制され、羽根のよ
り高速な回転が可能となる。
摩擦ライニングを漸進的かつ弾力的に押板と反応板間
に設置すれば、分割して押板に連結された摩擦ライニン
グは、周辺支え面ゾーンを介して、他方の摩擦ライニン
グに反応を起こすので、良好に保持される。
これは、場合により分割され舌で支持された他方の摩
擦ライニングと同じではない。従って、ライニングのゾ
ーンは、舌と比較し、小さくないライニングの摩耗より
も摩耗が少ない。
本発明の目的はこれら欠点の緩和にある。
発明によれば、上述タイプのライニングホルダディス
クは、舌部の少なくとも幾つかは、連結部により羽根の
中心ゾーン方向へ向かって軸方向に変位させられた少な
くともひとつの支え面ゾーンを有することを特徴とす
る。
本発明により、摩擦ライニングの破砕に際し、舌部に
連結した摩擦ライニングには、新しい支え面ゾーンによ
る反作用を受けて安定ゾーンを形成し、他方の摩擦ライ
ニングに対する支承に好適である。
付着現象も減少し、舌部ライニングの摩耗はより良く
配分される。
更に、羽根に関連するライニングの摩耗現象は、舌部
の支え面ゾーンが補助支承となるので減少する。他方ラ
イニングの摩耗はより一定となる。
補助支え面ゾーンは、舌部の自由端、すなわち舌部の
外周辺に設けてもよい。
変化例として、補助支え面ゾーンを、径方向の切抜き
を利用し、より内方に設けることができる。この場合、
ゾーンは内部または外部に向く。
もちろん、一方を舌の自由端に、他方をより内側に、
とふたつの補助支え面ゾーンを設けることも可能であ
る。
変化例として、舌部は三脚羽根式で、ふたつの補助周
辺支え面ゾーンを有していてもよい。この構成では、本
発明による補助支承があるため、少なくとも一部の三脚
羽根への接着による摩擦ライニングの固定を利用でき
る。
特にその場合、関係する摩擦ライニングのみを、上記
羽根の全中心ゾーンに接着して固定する。
このようにして、ライニングホルダディスクの慣性も
抑制でき、ディクスは、より高い回転速度でも回転可能
となる。
リベット締めの場合のように、予測される過大な厚さ
とならないので、関係する摩擦ライニングは、正確に有
効厚さを有する。更にリベット加工の穴がないので、摩
擦ディスクの抵抗が増大し、破損のきっかけが減少す
る。
ヨーロッパ特許公開第0 579 554号公報に記述されて
いるように、湾曲部に影響する切抜きのおかげで、三脚
羽根の中心ゾーンを、径方向内側に延長できることはい
うまでもなく、これによりライニングの支え面および固
定ゾーンをも拡大できる。
他方のライニングを、リベット締めで径方向の舌部に
固定できるが、もちろん、摩擦ディスクの慣性削減のた
め、接着により他方の摩擦ライニングを上記舌部に固定
してもよい。
一方のライニングを三脚羽根にリベットで固定し、ま
た他方のライニングを上記舌部に接着して固定すれば、
逆のことも可能である。あらゆる組合せが考えられる。
希望ならば、上述した三脚羽根の中心ゾーンの少なく
とも幾つかを延長して、摩擦ライニングを2列のリベッ
トで固定できるが、その一方は、ヨーロッパ特許公開第
0 579 554号公報に記述するように、上記延長を利用し
て導入する。同様に、2列のリベットを舌部のレベルに
設けてもよい。
また安定性向上のため、補助支え面ゾーンを三脚羽根
に、また周辺ゾーンに、或いは特に関係するライニング
を接着してある場合には、リベット穴がないので、その
中心ゾーンに設けることができ、これが、補助支え面ゾ
ーンの設置を助け、かつ接着を一層強固にして、剥がれ
現象を抑制する。
また別の特徴として、舌部は、周囲が狭まり、補助支
え面ゾーンを支える自由端を有し、従って、舌部の補助
支え面ゾーンに優れた柔軟性を付与できるので、三脚羽
根の支え面ゾーンを周囲に拡大する可能性が出る。
更に別の特徴として、舌部を、その外周方向に先細の
形態をなしているので、ライニングホルダディスクの中
心部分を伴う固定ゾーンが増大し、従って、上述ディス
クの堅牢性が高まる。また、舌部の補助支え面ゾーンの
堅さも減らせる。
以下、添付図を参照して、本発明を説明する。
図1は、本発明に係るライニングホルダディスクを備
える摩擦ディスクの軸方向断面を示す。
図2は、支え面ゾーンに線影を施したライニングホル
ダディスクの部分正面図を示す。
図3は、図2の線3−3における拡大断面図である。
図4は、図2の線4−4における拡大断面図である。
図5〜図10、図12は、別の実施例についての図4と類
似の図である。
図11は、図10の線11−11における断面図である。
図13は、図12の線13−13における断面図である。
これらの図は、自動車用の摩擦ディスクの構成に適し
たライニングホルダディスクを示す。
このディスクは、中心部分16および引続いて円周状
に、ここでは規則的にライニングホルダディスクの中心
部分16の面上で、一連の径方向舌部671と交互に、径方
向羽根672に分割された周辺部分を備えている。
ヨーロッパ特許公開第0 579 554号に記載されている
ように、各径方向羽根は、湾曲部480により中心部分16
に接続され、かつ中心支え面ゾーン423およびふたつの
周辺支え面ゾーン422を有する。
中心ゾーン423は、中心部分および周辺支え面ゾーン
に対し、上記中心部分の面上で軸方向に変位している。
面積の大きい中心支え面ゾーン423は、摩擦ライニン
グ132を固定するのに対し、径方向舌部671は、別の摩擦
ライニング131を固定する役割をもつ。そのため、径方
向舌部671および羽根672の中心支え面ゾーン423には、
同じ円周上に配分された穴19があり、上記ライニング13
1、132を、ライニングホルダディスクにリベット47を介
して固定する(図1)。
変化例として、穴19を、矯正部を形成するため、同一
円周上に配分しないこともある。
また変化例として、接着することも可能であり、これ
により下記のように穴を無くして、羽根の抵抗を緩和で
きる。
より正確に言うと、ライニングホルダディスクは、そ
のライニング131、132と共に、ここでは、円周方向作用
の弾性装置5および軸方向作用の摩擦手段20とは反対
に、相互可動に装着したふたつの同軸部分を有する摩擦
ディスクの一部をなしている。
このディスクは例えば、ヨーロッパ特許公開第0 579
554号公報、ならびに米国特許第5,014,842号に記載され
ている。
ここでは、一方の部分がふたつの案内ワッシャ1、2
およびライニングホルダディスクを有するのに対して、
他方の同軸部分は接合固定(図示せず)により、または
この場合は、米国特許第5,014,842号の図3に示す遊び
かみ合い手段を介して、ハブ3と回転連動するカバー4
を備える。
このように、この手段は、ハブ3の外周辺およびカバ
ー4の内周辺に形成した台形の歯を有し、上記歯が遊び
かみ合う。
低剛性のばね(図示せず)の各端部を、ハブ3および
カバー4のノッチに取り付けたカップで支承し、カップ
間を弾性連結する。
これらの構造を逆にすることも可能であり、その場合
のライニングホルダディスクは、ハブ3に対して回転可
動なカバー4と連動するが、案内ワッシャはハブ3と連
動する。
同様にライニングホルダディスクは、自体がハブ3と
連動するカバー4と連動でき、その際の摩擦ディスクは
剛性タイプである。
ここでライニングホルダディスクは、その中心部分16
により案内ワッシャ1に連結され、カバー4に形成した
開口7をゆとりをもって貫く小円柱の助けで、案内ワッ
シャに連動する。
小円形8は、相互にカバー4の両側に配したワッシャ
1、2を連動させる。
弾性装置5はこの場合、それ自体は公知の方式で、案
内ワッシャ1、2およびカバー4に形成した相対する窓
に対で装着したコイルばねで構成されている。
摩擦手段20は、カバー4とワッシャ1間に軸方向に間
挿した摩擦ワッシャ、ならびにワッシャ2の開口内にか
み込ませた軸方向止め具の助けで案内ワッシャ2に回転
止めした作用ワッシャを備えている。
ばねをワッシャ2に当接させ、作用ワッシャをカバー
4に接触させる。
ライニングホルダディスクは、中心部分16に背中合わ
せで装着されたふたつのリング状摩擦ライニング131、1
32を備えている。
この摩擦ライニングは、有機タイプで円周方向に連続
し、かつKEVLARなどのグラスファイバで強化してある。
クラッチにおいて、ライニング131、132は、自動車エ
ンジンのクランク軸の回転に連動するクラッチの押板お
よび反応板(図示せず)間に通常は締めつけられるが、
ハブ3は、そのみぞ付き中ぐりのおかげで、変速機の駆
動軸と回転連結する。
クラッチ操作の際にクラッチを切るには、摩擦ライニ
ング131、132を緩めるので、クラッチが切れた位置で、
摩擦ライニングは上記押板および作用板との接触がなく
なる。
クラッチを再び入れれば、ライニング131、132は次第
に上記板間で弾性的に締め付けられる。
この漸進的締め付けの大部分は、三脚羽根672による
が、特にその柔軟な支え面の周辺ゾーン422による。
この羽根672は、それぞれ3つの平坦な支え面ゾーン4
22、423をもつ三脚形態をなしている。
中心平面ゾーン423は、押板に連接する摩擦ライニン
グ132と接触し、上記ライニング132を固定する役割があ
る。このゾーン423は、ライニングホルダディスクの外
周辺方向に狭まっている。従って、その内周辺では広く
なっている。
ゾーン422は中心ゾーン423の両側で、羽根672の外周
辺に延びている。このゾーンは、全体が三角形状をな
し、羽根672の径方向対称軸に対して対称的な傾斜部421
により、ゾーン423と接続されている。この傾斜部421
は、従って上記の径方向軸に対して斜めに延び、ゾーン
422、423間で軸方向変位が可能になる。
ゾーン422および423は、相互に平行を保ちながら軸方
向に変位する。より正確にいえば、ゾーン422はクラッ
チの反応板に連接する摩擦ライニング131と接触する。
その場合、ゾーンは、中心部分16の面上に延びる。
中心ゾーン423は、接線方向を向く湾曲部480、または
この場合、羽根の径方向対称軸に垂直な長手方向の湾曲
部により、中心部分16に連結されている。湾曲部480
は、上記の羽根対称軸に対して対称的に延び、羽根の脚
部を形成して、中心部分16に対しゾーン423の軸方向変
位を許容する。
このように、ライニング431、132の破砕に際し、ゾー
ン422は軸方向に変形する。湾曲部480は、幅が広いので
極めて頑丈であり、ゾーン423は、湾曲部480を囲むふた
つの内部ゾーンを有することが分かる。ステッキ状のス
リット24が、羽根672を径方向舌部671から分離してい
る。このスリットは、ライニングホルダディスクの外周
辺に開口し、湾曲部480との連結用にC型の閉じた内端
部を有する。
羽根672は、大きな面積をもち、45゜の角度、羽根672
の対称軸と径方向舌部671の対称軸、従って両穴19間の
角度22゜30′で相互に分離されている。従って羽根672
は、規則的にふたつの径方向舌部671に枠どりされ、穴1
9は円形に規則正しく配分される。
このため径方向舌部671は、円周面積は小さいが、柔
軟かつ径方向に長い。
発明による上述タイプのライニングホルダディスク
は、少なくとも若干の上記径方向舌部671が、連結部621
の利用により、三脚羽根の中心ゾーン423方向に軸方向
変位する少なくともひとつの補助支え面ゾーン622を有
することを特徴とする。
従って、ライニング131、132の破砕時に、上記補助支
え面ゾーン622は、ライニング132と接触して反作用を生
み出す。この補助支え面ゾーン622は、従って径方向定
位の連結部621のおかげで、中心ゾーン423の面上に延び
る安定ゾーンを構成する。
変化例として補助支え面ゾーン622は、ゾーン423に対
し僅かに後退していてもよい。これにより、ライニング
131はしっかり平坦に保たれる。
図1〜図4において、補助支え面ゾーンは、径方向舌
部671の自由端、すなわち舌部の外周辺に作られてい
る。径方向舌部671は先細りの形態をなし、中心部16を
有するその根元ゾーンは、上記補助支え面ゾーン622で
構成するその外周辺より幅が広く、外周辺は、羽根672
の円周と同じ円周上に位置している。
このように、径方向舌部671は、地続きに支え面、お
よび穴19によるライニング131固定用の主要部分623、連
結部621、ならびに補助支え面ゾーン622を有する。連結
部621の高さは、補助支え面ゾーン622の高さを上回る。
従って径方向定位の径方向舌部671は、たわみ易くかつ
柔軟である。その先細り形が、連結部621及び補助支え
面ゾーン622に可撓性を与える。
径方向舌部671の自由端である補助支え面ゾーン622及
び連結部621は、円周方向に狭まり、これが、ディスク
の外周辺に両ゾーン422間で延びる補助支え面ゾーン622
に一層の可撓性を与え、同様に、周辺支え面ゾーン422
の拡大を可能にする。
こうして、外周辺に大きな支え面ゾーンを備え、摩擦
ライニング131、132が面上で平行を保つので、付着およ
びがたつき現象を抑制したライニングホルダディスクが
得られる。ライニングホルダディスク、従って摩擦板と
共に圧力板および反応板の円錐化運動に完全に従いなが
ら、高速回転が可能となる。ライニングの摩耗も更に良
好に分散される。
湾曲部480および連結部621は、明らかにライニングホ
ルダディスクに優れた安定性を与えるので、摩擦ライニ
ングと圧力・反応板との良好な接触が可能となり、従っ
て摩擦ライニングの摩耗が減少する。
ここでは補助支え面ゾーン622は周辺支え面422より低
く、連結部621および補助支え面ゾーン622の高さは、全
体に傾斜ゾーン422の高さと等しい。実際に補助支え面
ゾーン622が安定ゾーンを構成するような補助支点およ
び柔軟性を求める。
変化例として、連結部621の長さの増減で、簡単に補
助支え面ゾーン622の剛性を修正できるので、舌部の外
周辺は、羽根672の外周辺の円周より小さいか、または
大きい直径の円周上に延び得る。
特に、固定穴19の規定的配分、および径方向舌部671
ならびに羽根672の対称軸上の位置に起因する摩擦ディ
スクのすぐれた平衡、およびその摩擦ライニングの良好
な平面性が顕著である。
同様に、切断工具の径方向変位が可能であるため、製
造が容易であり、従って高さの異なる羽根、および舌部
を伴うディスクの製造が可能となる点も注目される。
クラッチを入れた状態(ライニング131、132は締め付
けられる)では、両ライニング131、132間にスペースが
存在するので、羽根672は、上記ライニングに押板およ
び反応板の形態への適応を許容するほど、完全に圧しつ
ぶれていない。
もちろん本発明は、上述の実施例に限定されない。特
に、三脚羽根が上述したヨーロッパ特許公開第0 579 55
4号公報に記載するような別形態をとることも可能であ
る。
図5に示す三脚羽根971は、その外周辺で狭く、羽根
の径方向対称軸に対して傾斜した傾斜部921、および上
記対称軸に垂直な湾曲部924のおかげで中心部分16に比
較し、軸方向に変位した中心支え面ゾーン922を有す
る。
中心ゾーン922は、湾曲部924に影響を及ぼすU型の中
心切り抜き926を利用して、中心で径方向内部へ延長さ
れる。この延長部は全体が脚付き舌925の形態をなして
狭まった中心ゾーン922に食い込みゾーンを伴い、切抜
き926の垂直端部が円形穴に開口する。
従って脚925は、組付け体の軸方向に向き、丸めた自
由端を有する。
周辺支え面ゾーン923は、全体が中心部分16の平面上
にあり、中心ゾーン922に対して丸く突き出ているの
で、羽根971は全体にT型をなしている。
この形態を利用して、舌部972、973をその中間ゾーン
で、径方向に丸く拡大する。従って舌部972、973は、そ
の自由端より、また中心部分16との連結ゾーンより中央
が径方向に幅広い。
ここで、径方向舌部972および973は外形が異なる。舌
部は、円周方向に羽根971と交互に、かつ規則的に並ん
でいる。舌部972の自由端は円周方向に狭まり、また補
助支え面ゾーン622と類似の形態で連結部941により舌部
の主要部分に連結され、かつ良好な柔軟性を保つため、
ゾーン942のレベルで一定の幅をもち、羽根971の中心支
え面ゾーン922の方向に軸方向変位した補助支え面ゾー
ン942を有する。この連結部941の基部は幅が広い。
補助ゾーン942は羽根971のゾーン922の面上にある。
もちろん上記ゾーン942は、ゾーン922に対して僅かに後
退してもよい。
舌部973の自由端に、連結部931で舌部973の主要ゾー
ンに連結されたゾーン932がある。
中心ゾーン922の面上にある連結部931およびゾーン93
2は台型をなし、連結部941および931は可変幅で、その
高さは、図2の連結部621より低い。
同様に、舌部にふたつの遊びがあるため、ゾーン942
およびゾーン932間に軸方向ずれをもたせることが可能
であり、従ってクラッチを入れた場合のライニングは良
好に保たれる。
ここで中心部分16には、案内ワッシャ1、または場合
によりカバー4に中心部分16を固定するための通し穴11
9がある。
切抜き926は、羽根971の漸次締め付けを改善する2分
割の湾曲部924に中心で影響を及ぼすことが分かるが、
切抜きにもかかわらず、湾曲部924の機械的耐性は良好
である。
羽根971の径方向舌部972、973を分離するスリット324
は、上記舌部の中央拡大によりねじれ形態をなしてい
る。
ライニング131および132は、舌部972、973の主要部分
および羽根971の中心ゾーン922に、接着により直接に固
定されているが、延長部925がこの接着に幸いする。
このような全体配列により、ライニング131、132の厚
さを削減できる。
従って、図1〜図4の実施例のように、リベット47用
に厚さを予め増す必要がないので、上記ライニング13
1、132は、正に要求通りの厚さを有する。
このように、摩擦ディスクの慣性が減少するので、ク
ラッチを切る際に、ハブ3を固定した駆動軸上にある変
速機のギヤ制御には好都合である。
更に羽根および舌部は、リベットを通す穴がないので
硬くなる。
従ってこれを利用して、例えば舌部972に、ゾーン922
の方向に軸方向変位した補助支え面ゾーン944を創るこ
とができる。これは、中心部分16の面上で、上記ゾーン
944を舌部972で主要部分に連結する連結部945のおかげ
である。
この補助ゾーンの形成は、切抜き926とは逆に、外側
へ径方向に向く全体がV型の切抜き946を利用して行な
ったものである。
このようにして、舌部972の径方向対称軸に対して対
称的に外側へ径方向に向く舌部または脚部944、945が形
成される。
言うまでもなく、補助支え面ゾーン925の形成によ
り、ライニング132をリベットで固定するのに用いる補
助穴の形成も可能になる。
図6において、各舌部1072および各三脚羽根1071に
は、ライニング131、132の固定具を通すふたつの穴19が
ある。
この穴19は、径方向舌部1072および羽根1071の径方向
対称軸上に径方向に一線に並んでいる。
穴19のひとつは、羽根1071の湾曲部1024に中心で関係
するU型の切抜き1026により画された中心ゾーンの延長
ゾーン1025を利用して設けられる。
舌状または脚状の延長部1025は羽根1071の中心支え面
ゾーン1022の面上にあり、ゾーン1022は、羽根1071の径
方向対称軸に対して傾斜する湾曲部1024および傾斜部10
21のおかげで、中心ゾーン16に対し軸方向に変位する。
傾斜部1021は、傾斜部1021と平行な周辺支え面ゾーン
1023に連結されている。
ゾーン1023は、全体として、ゾーン16の面上にある。
舌部1072は、その主要部分が中心ゾーン16の面上にあ
る点のみを除き、羽根1071に似た形態をもっている。
径方向舌部1072は、従ってその外周辺に、全体が羽根
1072の中心ゾーン1022の面上にあるふたつの補助周辺支
え面ゾーン1122を有する。
このゾーン1122は、上記舌部の主要ゾーンで舌部1072
の径方向対称軸に対して傾斜した傾斜部1121により連結
する。
羽根1071は、その外周辺に膨らみがあり、舌部1072
は、その外周辺で円く拡大している。
もちろん、舌部および三脚羽根は相互に異なってもよ
いが、例えば穴229により、ワッシャ1またはカバー4
に付加される。
図7において、三脚羽根772は、図6で説明したよう
に、羽根772と似た形態をなす径方向舌部771と円く交互
に並んでいる。
舌部771の内周辺316には、例えばワッシャ1への固定
具であるリベットなどを通すふたつの穴229がある。
ここで舌部771の中心部分には、補助支え面ゾーン112
5がある。
このゾーン1125は、羽根772の中心ゾーンの面上にあ
り、舌部771の主要部分1128の湾曲部1124により連結さ
れている。
これはすべて、全体がV型の切抜き1126のおかげで行
われる。
先細りの支え面ゾーン1125を伴う湾曲部1124は、図5
の実施例とは逆に、全体が組付け体の軸方向に向いた舌
部または脚部を形成している。
舌部772は、固定具を通し得る穴229を利用してワッシ
ャに固定するため、湾曲部1124を越え、組付け体の軸方
向に径方向に延長されている。
もちろん図8に示すように、舌部771および羽根772
を、その基部で一緒に形成してもよい。
この場合、各羽根771は、全体がリング状扇形の素材
バンド116と連続する。
バンド116は、羽根771を舌部772に結び付け、リベッ
トによりワッシャ1またはカバー4に固定するための3
個の固定穴229を有する。
図7および図8に示す羽根772および舌部771は、その
中心ゾーンに、全体が組付け体の軸へ向いたV型の脚部
1025、1124、1125があるので、相互に類似している。
脚部1025は、上述のように、舌部771の中央支え面ゾ
ーンに関係する。
もちろん図9のように、中心部分をその各円周端に耳
を伴うバンド226に分割できる。耳には穴229があり、舌
部で、引続く羽根772と重なり合う。
バンド226はこの場合、穴229を利用して、リベットで
ワッシャ1に固定される。
図10および図11に示す傾斜部1321、湾曲部1325および
ふたつの周辺支え面ゾーン1322、1324を有する羽根1371
の中心ゾーン1322は、径方向舌部1372、1373の主要部分
の面上に延びるふたつの補助支え面ゾーン1327を支持で
きる。
このゾーン1327は湾曲部1325を取巻き、湾曲部1326に
より、中心ゾーン1322に連結される。
従って、組付け体の軸方向を向き、かつ湾曲部1325の
両側に延びるふたつの舌部が、脚部1326、1327に形成さ
れる。
舌部1372および1373は相互に異なり、図2の径方向舌
部671の形態に似た舌部1373は、その外周辺で先細とな
っているので、三脚羽根1371は非対称的となり、周辺支
え面ゾーン1324は、舌部1732と隣接する別の周辺支え面
ゾーンより支え面が大きい。
もちろん、図12および図13に示すように、上記羽根の
周辺支え面ゾーンを利用して、羽根1471に補助支え面ゾ
ーン1425を形成してもよい。
支え面ゾーン1425は、中心ゾーン1422の面上に延び
る。詳説すれば、中心ゾーン1422は傾斜部1421により舌
部1472の主要部分の面上で周辺支え面ゾーン1423に連結
されている。
このゾーン1423は、羽根1471の径方向対称軸に対して
傾斜する傾斜部1424により、補助支え面1424に連結され
ている。このゾーン1425は舌部1472の補助支え面ゾーン
622の面上にある。
この舌部1472も、図7〜図9の場合と同様に、湾曲部
1426で径方向舌部671の主要部分に連結された補助支え
面ゾーン1427を有する。
これはすべて、全体がV型の切抜き1428を利用して形
成される。従ってゾーン1427は、中心ゾーン1422の面上
にある。
こうした補助ゾーンのおかげで、摩耗抑制に好ましい
摩擦ライニングの良好な安定性が得られる。
図7〜図9において、摩擦ライニング131、132を、接
着により舌部および羽根771、772に固定できることはい
うまでもない。
摩擦ライニング131、132は分割可能である。変化例と
して、各ライニングに、上述したヨーロッパ特許公開第
0 579 554号公報に記載するように、摩擦ブロックの固
定用の透かし入り連続支持スプロケットを設けてもよ
い。
湾曲部480は、それだけで羽根の基部を構成しなくて
もよく、基部の先端が、湾曲部をディスクの中心部分に
連結する。
図2に点線で示すように、連結部621および補助支え
面ゾーン622は、必ずしも対称をなさず、非対称の舌部
を、別の舌部と交互にすることもできる。
もちろん場合により、径方向舌部の外周辺に形成され
る支え面ゾーンが無くてもよい。例えば図5において、
連結部941およびゾーン942を除去し、ゾーン944および
切抜き946をそのまま残してもよい。
図12では、補助支え面ゾーン622および連結部621を除
去し、ゾーン1427は残せる。また逆に、径方向に向き補
助支え面ゾーンを支持する連結部を画するふたつの切抜
きを形成してもよい。
また各種の組合せも可能である。
図7〜図9において、3つの補助支え面ゾーン、すな
わち部分1125および舌部771のふたつの補助支え面ゾー
ンは、三角形状に適切に配分されるが、これは、ライニ
ング131、132の安定および摩耗削減に好都合である。
もちろん、周辺支え面ゾーンを中心ゾーンに連結する
傾斜部は、羽根の径方向対称軸に対し対称でなくてもよ
く、従って中心ゾーンも同様である。
補助支え面ゾーンは、必ずしも舌部の径方向対称軸上
に配する必要はない。僅かなずれがあってもよい。
例えば羽根772の脚部1025を、図7の脚部1125、1124
に替えて、舌部771方向に変位した補助支えゾーンを形
成できることは言うまでもない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 091,060 (32)優先日 平成5年7月14日(1993.7.14) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 93401832.6 (32)優先日 平成5年7月15日(1993.7.15) (33)優先権主張国 欧州特許機構(EP) (31)優先権主張番号 93/13341 (32)優先日 平成5年11月9日(1993.11.9) (33)優先権主張国 フランス(FR) (72)発明者 ブラール、ミシェル フランス国 92130 イッシイ・レ・ム リノー パサージュ ドゥ ランデュス トリ 1 (56)参考文献 特開 昭49−87943(JP,A) 特開 昭51−65255(JP,A) 特開 昭61−10119(JP,A) 特開 平2−256925(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 13/64

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車用の摩擦ディスクの構成に適し、中
    心部分(16)および中心部分(16)の面上に一連の径方
    向舌部(671)と、円周状に交互に並ぶ径方向羽根(67
    2)に分割された周辺部分を備え、羽根(672)が、傾斜
    部(421)を利用して、中心支え面ゾーン(423)および
    上記ゾーン(423)の両側にふたつの周辺支え面ゾーン
    (422)を有し、上記周辺ゾーン(422)が上記中心ゾー
    ン(423)に対して軸方向に変位するランニングホルダ
    ディスクであって、上記径方向舌部(671)の少なくと
    も幾つかは、連結部(621)により羽根(672)の中心ゾ
    ーン方向へ向かって軸方向に変位させられた少なくとも
    ひとつの支え面ゾーン(622)を有していることを特徴
    とするライニングホルダディスク。
  2. 【請求項2】支え面ゾーン(622)は、径方向舌部(67
    1)の自由端に形成されていることを特徴とする、請求
    項1に記載のライニングホルダディスク。
  3. 【請求項3】上記径方向舌部(671)が、円周状に狭ま
    る自由端である支え面ゾーン(622)及び連結部(621)
    を有することを特徴とする、請求項2に記載のライニン
    グホルダディスク。
  4. 【請求項4】舌部が、その外周辺方向に先細り形態をな
    し、ライニングホルダディスクの中心部分(16)を伴う
    基部ゾーンが拡大していることを特徴とする、請求項2
    に記載のライニングホルダディスク。
  5. 【請求項5】径方向舌部(671)が、ステッキ型のスリ
    ット(24)により羽根(672)から分離していることを
    特徴とする、請求項4に記載のライニングホルダディス
    ク。
  6. 【請求項6】上記支え面ゾーン(622)は、上記周辺ゾ
    ーン(422)の高さより、またその連結部(621)の高さ
    より低いことを特徴とする、請求項2に記載のライニン
    グホルダディスク。
  7. 【請求項7】上記支え面ゾーン(944、1125、1427)
    は、切抜き(46、126、1428)を利用して、上記舌部の
    主要部分に形成されていることを特徴とする、請求項1
    に記載のライニングホルダディスク。
  8. 【請求項8】上記切抜きが、上記補助支え面ゾーンによ
    り、また舌部の主要部分に連結する湾曲部とにより形成
    される脚部を画していることを特徴とする、請求項7に
    記載のライニングホルダディスク。
  9. 【請求項9】上記舌部も、その自由端に連結部(621)
    のおかげで羽根の支え面ゾーン方向に軸方向変位した支
    え面ゾーン(622)を有することを特徴とする、請求項
    7に記載のライニングホルダディスク。
  10. 【請求項10】舌部(1072)は、舌部の径方向対称軸に
    対して傾斜するふたつの傾斜部(1121)により、舌部
    (1072)の主要部分に連結されたふたつの補助支え面ゾ
    ーン(1121)をその外周辺に有することを特徴とする、
    請求項1に記載のライニングホルダディスク。
  11. 【請求項11】摩擦ライニングが、径方向羽根および舌
    部に接着されていることを特徴とする、請求項1に記載
    のライニングホルダディスク。
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