JPH08500888A - 特に自動車用摩擦ライニングを支持するライニング支えディスク - Google Patents

特に自動車用摩擦ライニングを支持するライニング支えディスク

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JPH08500888A JP7501437A JP50143795A JPH08500888A JP H08500888 A JPH08500888 A JP H08500888A JP 7501437 A JP7501437 A JP 7501437A JP 50143795 A JP50143795 A JP 50143795A JP H08500888 A JPH08500888 A JP H08500888A
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Abstract

(57)【要約】 ライニングホルダディスクは、中心部分16および中心ゾーン722、922、1022と縦方向の層724、924、1024を伴う、少なくとも一連の三脚タイプ径方向の羽根771、971、1071、1471に分割された周辺部分を有する。少なくとも、一部の三脚羽根771、971、1071、1471の中心部分は、縦方向の層724、924、1024にかかる切抜き726、926、1026があるため、中心725、925、1025で径方向の内側に延長される。

Description

【発明の詳細な説明】特に自動車用摩擦ライニングを支持するライニング支えディスク 本発明は、中心部分および摩擦ライニングの受容に適した径方向羽根に分割さ れた周辺部分を有し、上記の各羽根は、脚部で上記中心部分に連結され、かつ少 なくとも1つの上記摩擦ライニングとの接触および摩擦ライニング固定のため、 少なくとも1つの全体的に平行な支え面ゾーンを有する、特に自動車用の摩擦デ ィスクの構成に適した、摩擦ライニングを支持するライニングホルダディスクに 関する。摩擦ディスクにおいて、このライニングは、周辺部分の両側に延びる。 摩擦ディスクには、機能的に普通がたつきを意味する不快な振動がつきもので ある。このがたつきは、パーキング操作時の低トルクでも、また路上での速度変 更時の高トルクでも、また傾斜スタート時にも起こり得る。 しかし支え面ゾーンは、十分に面積が大きくないので、付着現象をもたらし、 摩擦ライニングは、同じ羽根の2つの支承支え面間にある空洞の内部へたわむ。 その結果、最大負荷で、がたつき部分に最小限必要な可撓性が不足する。 更に、特にクラッチの圧力板との接触が問題となる。 事実クラッチにおいて、クラッチが入るたびに、摩擦ライニングは圧力板およ び反応板間に次第に締め付けられる。 摩擦で生じる発熱は、例えば米国特許第2,902,130号明細書に記述されている ように、圧力板を不可避的に円錐化させる。程度こそ小さいが、反応板について も同様である。 従って、それに従い、摩擦ライニングが圧力・反応板の双方の圧力を受けるゾ ーンは、次第に組付け体の軸方向に変位し、その結果、摩擦ライニングの不等摩 耗、および効率の低下、更にがたつきが起こる。 これらの欠点を緩和して問題を解決するため、ヨーロッパ特許公開第0 579 55 4号明細書には、中心支え面ゾーン、および中心ゾーンの両側の2つの周辺支え 面ゾーンを有し、周辺支え面ゾーンおよび中心部分に対して軸方面に変位する第 1シリーズの三脚タイプの羽根を形成することが提案されている。 実施例においては、これらの羽根は、円周上に一連の舌部と交互に並んでいる 。 別の実施例ではこれらの羽根は、円周上に第1シリーズのイメージをもつ第2 シリーズの三脚タイプの羽根と交互に並んでいる。 三脚羽根は、その中心ゾーンにより、摩擦ライニングの一方を固定する役割を するが、この場合、クラッチの圧力板に連接されるのに対し、舌部または第2シ リーズの三脚羽根は、他方の摩擦ライニングを固定し、この場合、クラッチの反 応板に連接される。 この構成により、舌部または第2シリーズの三脚羽根は、反応板の円錐化運動 に十分追随し得る弾性を有するが、第1シリーズの三脚羽根は、圧力板の円錐化 運動に追随し、かつ大きな接触面を有する。 更に、付着およびがたつき現象が減少し、羽根も一層高い回転速度で回転でき るので、遠心力を受けた羽根脚部のたわみ応力は小さくなる。 この文書において、摩擦ライニングの固定は、同一円周上に打ち込んだ1列の リベットで行なわれている。従って、第1シリーズの三脚羽根の中心ゾーンには 、固定用リベットを通す穴があけられる。 舌部または第2シリーズの三脚羽根の中心ゾーンについても同様である。 大型(大直径)の摩擦ディスクには、また摩擦ライニングが薄く、かつライニ ングホルダディスクにリベットでとめた箔片に接着してある場合には、直径の異 なる円周上に打った少なくとも2列のリベットが必要である。 固定具を通す穴をあけることは、三脚羽根の中心ゾーンで問題がある。摩擦ラ イニングをしっかり固定するため、リベットの通過穴間には、かなりの径方向の 距離をとり、従って中心ゾーンの寸法を大きくする必要があるからである。 同様に、ライニングを中心ゾーンに接着する際は、摩擦ライニングを内部的に 支えるため、中心ゾーンの径方向の寸法を大きくして、接着の耐久性を高めるの が望ましい。 本発明は、これらの要望に応え、単純かつ経済的に、中心ゾーンの径方向の寸 法を拡大し得る、新しい三脚羽根を得るのを目的としている。 三脚羽根の中心ゾーンは、本発明によれば、三脚羽根の径方向の対称軸と直交 する縦方向層の形態をなす少なくとも1つの傾斜ゾーンを有する脚部により、ラ イニングホルダディスクの中心部分に連結され、少なくとも若干の三脚羽根の中 心ゾーンは上記縦方向の層に関係するスラッシュにより、径方向の内方へ延長さ れる。 本発明によると、あらゆる場合におけるライニングの支承面積が増大し、従っ て、遠心力に対するライニングホルダディスクの保持力が高まる。同一平面上に 、三脚羽根の中心ゾーンで径方向に隔たった少なくとも2つの通過穴を設けるこ とができる。 また本発明によると、摩擦ライニングの固定具を通す補足の穴を延長すれば十 分である。この延長は、破断が始まるのを減少させる。 関係する摩擦ライニング(場合により分割される)は、少なくとも2シリーズ のリベット、または他の相互に径方向に離れた固定具により固定できる。 摩擦ライニングの良好な固定が、このようにして行なわれ、従ってこのライニ ングは、一層の高速回転が可能となる。 同様に、摩擦ライニングを、中心ゾーンへ接着により直接に固定してもよい。 延長部を利用して、上記ライニングを局所的に一層高く固定することにより、 接着の安定性がよくなる。更に延長部が柔軟なため、剥離の危険性も小さくなる 。 もちろん、従来様式の穴を残して、接着およびリベット締めでライニングを固 定してもよい。 しかし、摩擦ライニングの厚さを有効値に削減できるので、接着のみの方式は 明らかに有利である。事実、リベット締めの場合のように、余分な厚みを予め見 込む必要がない。従って摩擦ディスクの慣性が低下する。中心ゾーンの抵抗力は リベット穴が不要となるので増大する。そのため摩擦ディスクの一層高速な回転 が可能となる。 本発明に係る構成は、ディスク製造工具を大きく変更することを要しないので 、経済的である。 簡単な工具でスリットを形成し、2列の通過穴を用意すれば十分である。その 上、本発明における延長部は、縦方向層の機械抵抗を損じることなく、ライニン グの支え面ゾーンを拡大する。 別の特徴として、支承部間の間隔を可能な限り小さくして、関係する摩擦ライ ニングに最大の支承を与えるため、羽根の数をふやすことができる。 その結果、羽根の円周方向の幅が狭くなり、中心部分の面上に中心ゾーン、お よび中心ゾーンの両側に2つの周辺支え面ゾーンを伴う三脚羽根で、全体が中心 部分の面上にある上述の舌部を形成できる。 このように、摩擦ライニングの弾性破壊時に舌部に連接する摩擦ライニングは 、他方の摩擦ライニングに支承される新しい周辺支え面ゾーンがあるため、反作 用を受ける。 従って付着現象が減り、舌部に連接した摩擦ライニングの摩耗がより良く配分 される。更に、第1シリーズの羽根に連接する摩擦ライニングの摩耗現象は、舌 部の周辺支え面ゾーンが補助支承を形成するので減少する。他方の摩擦ライニン グの摩耗は、一層規則的である。 上述舌部を、第2シリーズの三脚羽根で代替可能なのはいうまでもない。 変化例として、少なくとも若干の上記舌部は、連結層があるため、第1シリー ズの三脚羽根の中心ゾーンに向けて軸方向変位した、少なくとも1つの補助支え 面ゾーンを有するものとすることがある。 補助ゾーンは、舌部の自由端に、またはスリットがあるため、舌部に位置して もよい。また様々な組合せも可能である。 上述のように、付着現象は減少し、舌部に関係する摩擦ライニングの摩耗も、 補助支え面ゾーンのおかげで一層分散される。 特徴のあるスリットは、三脚羽根の中心ゾーンに局部的に作用して、延長部の レベルで破損の端緒を減少させる。 図を参照して以下に実施例を説明する。 図1は、本発明に係るライニングホルダディスクを備える摩擦ディスクの軸方 向断面図である。 図2は、支え面ゾーンに線影を施した上記ライニングホルダディスクの部分正 面である。 図3〜図10は、別の実施例における図2に類似する図である。 図11は、図10の線11−11における断面図である。 これらの図は、自動車用摩擦ディスクの構成に適したライニングホルダディス クを示す。 このディスク(図1および図2)は、中心部分16およびライニングホルダデ ィスクの中心部分16の面上に一連の径方向舌部772と、円周方向に(ここで は規則的に)交互に並ぶ径方向羽根771に分割された周辺部分を有する。羽根 771および舌部772は、中心部分16に連続している。 ヨーロッパ特許公開第0 579 554号明細書に記述されてるように、各羽根は、 縦方向脚部724で中心部分16と連結され、中心支え面ゾーン722およびそ の外周辺に、2つの周辺支え面ゾーン723を有する。 面積の大きな中心ゾーン722は、中心部分16および周辺支え面ゾーン72 3に対して軸方向に変位している。 中心ゾーン722は、1つの摩擦ライニング132の固定に役立つのに対し、 舌部772は、別の摩擦ライニング131を固定する。 上記ライニング131、132をリベット47(図1)を介してライニングホ ルダディスクに固定するため、舌部772および羽根771の中心ゾーン722 には、穴19をあけてある。 穴19は、本発明の特徴に従って、直径が異なる2つの円周上に配分されてい る。変化例として、若干の穴を、補正部形成のため、上記円周上に配分しないこ ともある。また他の変化例として、接着も可能であり、それにより、穴をなくし て、後述のように羽根の抵抗を改善できる。 ライニングホルダディスクは、中心部分16の両側で背中合わせに装着した2 つの環状摩擦ライニング131、132を備えている。 この摩擦ライニングは、円周状に連続し、かつグラスファイバ、KEVLAR その他で強化した有機タイプである。 クラッチにおいて、ライニング131、132は、通常、自動車内燃機関のク ランク軸と回転連動するクラッチの圧力板と反応板(図示せず)間に締め付けら れるが、ハブ3は、そのみぞ付き中ぐりの故に、変速機の駆動軸ともに回転する 。 クラッチ操作に際し、クラッチを切るには、摩擦ライニング131、132を 、クラッチが切れた位置で、上記の圧力板および反応板と接触しないように緩め る。 再びクラッチを入れる際、ライニング131、132は弾力的に漸次上記の両 板間に締め付けられる。 この漸次締め付けは、大部分が三脚羽根771、特にその周辺支え面ゾーン7 23および脚部724によるものである。 羽根771は、3つの平坦支え面ゾーン、または支承ゾーン723、722を もつ三脚形態をなしている。 中心平面ゾーン722は、圧力板に連接する摩擦ライニング132と接触し、 上記ライニング132を固定している。このゾーン722は、ライニングホルダ ディスクの外周縁方向に狭まっている。従って、その内周辺で広くなっている。 詳説すれば、ライニングホルダディスクは、ライニング131、132と共に 、ここでは円周方向作用の弾性部5および軸方向作用の摩擦手段20に逆らって 、相互可動に装着した2つの同軸部分を有する摩擦ディスクに関連している。 このようなディスクは、例えばヨーロッパ特許公開第0 579 554号明細書なら びに米国特許第5 014 842号明細書に記載されている。 ここで、一方の部分は、2つの案内ワッシャ1、2およびライニングホルダデ ィスクを有するが、他方の同軸部分は、締め付け(図示せず)により、または特 に米国特許第5,014,842号明細書の図3に示す遊びかみ合い手段を介して、ハブ 3と回転連動するカバー4を有する。 この手段は、ハブ3の外周辺、およびカバー4の内周辺に形成した台形の歯車 を備え、上記歯がかみ合う。 低剛性のスプリング(図示せず)が、ハブ3およびカバー4のノッチ内に取付 けたカップに各端部で支承され、上記部材間を弾性連結している。 この構成は逆にもできる。その場合のライニングホルダディスクは、ハブ3に 対し回転可動なカバー4に連動し、案内ワッシャはハブ3と連動する。 同様に、ライニングホルダディスクは、それ自体がハブ3に連動するカバー4 に連動してもよい。その場合の摩擦ディスクは、ヨーロッパ特許公開0 579 554 号明細書に記載するような剛性タイプとなる。 ここでライニングホルダディスクは、その中心部分16により案内ワッシャ1 に連接され、カバー4に形成した開口7を通る小円柱により、案内ワッシャと連 動する。 この小円柱8は、カバー4の両側に配したワッシャ1、2を、その間で連動さ せる。 弾性手段は、この場合、それ自体公知の方式で、案内ワッシャ1、2およびカ バー4に向い合わせに形成した窓内にペアで装着したコイルスプリングで構成さ れる。 摩擦手段20は、カバー4およびワッシャ1間に軸方向に介挿した摩擦ワッシ ャ、ならびに上記ワッシャ2の開口内にかみ込む軸方向脚部により、案内ワッシ ャ2に回転止めした作用ワッシャを有する。 ワッシャ2に支承されたスプリングは、上記作用ワッシャにカバー4との接触 を促がす。 ゾーン723は、中心ゾーン722の両側の羽根771の外周辺に延び、全体 が三角形の形態をなして、羽根771の径方向対称軸に対し、傾斜層721によ りゾーン722に連結される。この層721は軸方向に傾斜し、上記の径方向軸 に対して対称的に延びている。 ゾーン723および722も、層721により相互に平行して軸方向に変位し ている。従って、ゾーン723は、クラッチの反応板に連接する摩擦ライニング 131との接触に適し、中心部分の平面上に延びている。 中心ゾーン722は、正接方位層724、またはこの場合羽根の径方向対称軸 に直角な縦層により、中心部分16に連結されている。軸方向に傾斜したこの層 724は、羽根の脚部を形成し、中心部分16に対しゾーン722の軸方向変位 を許容する。ここで層724は、上記径方向軸に対し対称的に延びている。 従って、ライニング131、132の破砕に際して、ゾーン723は軸方向に 変形する。層724は、幅が広いので極めて頑丈である。垂直なスリット224 は、羽根771を舌部772から分離し、ライニングホルダディスクの外周辺に 開口して、円形に形成された内端部を有し、層724および中心部分16に接続 されている。 軽く曲がった羽根771は、ヨーロッパ特許公開第0 579 554号明細書のもの に比較して狭い円周状の広がりを有し、従って舌部772は、本発明の特徴によ り、羽根771の幅に近い円周幅をもつ。各ライニング用の支承面は、そのため 可能な限り近接している。 これは、支承間の距離を極力短くして、摩擦ライニング131、132に最大 の支承を保つためである。 このようにして羽根の数が増加する。摩擦ディスクは寸法が大きいので、摩擦 ライニング131、132の固定には、例えば少なくとも2列の固定具47、上 述のリベット、ねじまたはボルトなどを使用する。従って、少なくとも若干の羽 根771に、上記固定具を通す少なくとも2つの穴19をあけることが問題とな る。 変化例として、1列のみのリベットと接着の併用、または接着のみも可能であ る。いずれの場合にも、摩擦ディスクは、遠心力効果に対する優れた耐性がなけ ればならない。 そこで、本発明による上述タイプのライニングホルダディスクは、少なくとも 若干の三脚羽根771の中心ゾーン772が、縦層724に作用する切抜き72 6のおかげで、中心725で径方向内側に延長されていることを特徴としている 。 図1および図2において、上記延長部725に固定具47、ここではリベット 47を通す補足の穴19をあけてある。ライニング132の支承面は、従って拡 大され、ライニング132の固定が一層頑丈になる。 図2に示すように、別の通し穴19が、中心ゾーン722および羽根771の 外周辺に設けられている。 このように、同一平面上に位置するライニング132の固定用穴19は、大き な間隔で径方向に分離され、ここでは、羽根771の対称軸上に径方向に設けら れている。 特徴として舌部772は、羽根771の形をなし、従って、中心部分16の平 面上に中心ゾーン823、および上記中心ゾーン823の両側に周辺支え面ゾー ン822を有する。 軸方向に斜めで径方向に傾いた層821が、各ゾーン822を中心ゾーン82 3の周辺部分に連結している。ゾーン822は、羽根771の中心ゾーン722 方向に軸方向に変位しているが、羽根の面上に、または軸方向に僅かに後退して いてもよい。 同一面上の2つの通し穴19は、中心ゾーン823内に、舌部772の径方向 対称軸上に径方向に並べて、羽根771の穴19と同じ円周上に設けられる。 しかし、若干の舌部772については、ハブ3のフランジにそれ自体が、リべ ット付けされたカバー4に中心部分16をリベットで固定するため(図1)、こ の穴は通し穴119と一線に並べられる。 もちろん、図2に点線で示す変化例のように、舌部772は、中心ゾーンをラ イニングホルダディスクの中心部分16に連結する縦層を伴って、羽根771に 似た形態のやや湾曲した第2シリーズの三脚羽根で代替してもよい。 ここで、本発明に係る切抜き726は、底部を丸めたV型をなし、Vの先端は 、摩擦ディスクの軸方向(中心部分16の軸方向)に向いている。従って、延長 部725は丸めたV型をなし、以下に示す他の図のように、全体が径方向に内側 に向く補助支承脚部を構成する。 この切抜きは、層724、ならびに局部的に、中心ゾーン722および中心部 分16の一部に作用を及ぼす。従って層724は2分され、上述の順次締付けが 改善される。 層724は、本発明に係る切抜きにもかかわらず、良好な機械的耐性を有する 。 延長部725は、中心ゾーン722に広口の固定ゾーンをもっている。 この固定ゾーンのおかげで、破損のおそれが減少する。 切抜きの径方向対称軸726は、羽根771の径方向対称軸と一緒になる。 特に固定穴の規則的配分、および舌部772と羽根771の対称軸上のその位 置の故に、摩擦ディスクの良好な平衡性、およびその摩擦ライニングのすぐれた 平面性が得られる。 また、高さの異なる羽根、および舌部を伴うディスクの製造が可能な切抜き工 具が径方向に変位し得るので、製造が簡易である。 クラッチが入った状態(ライニング131、132が締め付けられている)で は、2つのライニング131、132の間にスペースが存在する。その結果、羽 根771は完全には破砕されることなく、上記ライニングが圧力板および反応板 の形態に適応するのを許容する。 三脚羽根が、上述ヨーロッパ特許公開第0 579 554号明細書に記述されている ような別の形態をとれることはいうまでもない。 従って図3に示す三脚羽根971は、その外周辺で狭まり、かつ羽根の径方向 対称軸に対し、また上記対称軸に直角な縦層924に対しても傾斜する層921 を利用して中心部分16に対し軸方向に変位した中心支え面ゾーン922を有す る。 図2に示すように、中心ゾーン922は、縦層924に作用するU型の中心切 抜き926によって、中心で径方向内側に延長されている。この延長部は、狭ま る中心ゾーン922に固定ゾーンを伴う舌部または脚部925の形態をなし、切 抜き926の垂直端部は、切抜き926による作用を受けるゾーン922に設け た円形穴内に開口している。 従って脚部925は、組付け体の軸方向を向き、丸めた自由端を有する。 周辺支え面ゾーン923は、全体に部分16の平面上にある。このゾーン92 3は、中心ゾーン922に対して円周方向に突出するので、羽根971は全体に T型をなしている。 この形態を利用して、円周方向に舌部972、973をその中間ゾーンで径方 向に拡大する。そのため、舌部972、973は、その自由端および部分16を 伴うその連結ゾーンにおけるより径方向に幅が広い。 径方向舌部972および973は配置が異なる。これらの舌部は、円周方向に 羽根971と規則的に代わり合う。舌部972の自由端は、円周方向に狭まり、 良好な可撓性確保のため、ゾーン942のレベルで一定の幅を有し、軸方向に羽 根971の中心支え面ゾーン922の方向に変位して、連結層941により舌部 の重要部分に連結された補助支え面ゾーン942を有する。この層941の底部 は広がっている。 補助ゾーン942は、羽根971のゾーン922面上にある。もちろん、上記 ゾーン942は、ゾーン922に対して僅かに後退していてもよい。 舌部973は、その自由端に層931により舌部973の主要ゾーンに連結さ れたゾーン932を有する。 中心ゾーン922の面上にある層931、およびゾーン932は台型をなして いる。 従って、舌部の2つの遊びによって、ゾーン942およびゾーン932間で軸 方向変位が可能となり、クラッチを入れた場合に、ライニングをしっかり維持で きる。 中心部分16には、案内ワッシャ1または場合によりカバー4に中心部分16 を固定するために、通し穴119を設ける。 切抜き926は、中心で層924にかかるので、層は2分割され、従って羽根 971の締付けが改善される。層924は、切抜きにもかかわらず、機械的耐久 性がすぐれている。 径方向舌部972、973を羽根971から分離するスリット324は、上記 舌部の中心拡幅により曲がりくねっている。 ここでライニング131および132は、舌部972、973および舌部97 2、973の主要部分に、また羽根971の中心ゾーン922に接着により、直 接に固定される。柔軟な延長部925は接着に好都合である。 こうしたすべての構成のおかげで、ライニング131、132の厚さを削減で きる。 このように、上記ライニング131、132は、図1および図2の実施例のよ うに、リベット47用の余剰厚さを予め考慮する必要がないので、要求通りの厚 さしかない。 従って、摩擦ディスクの慣性は減少し、クラッチを切る場合に、ハブ3を装着 した駆動軸上に変速機があるギヤの配置に有利である。 更に羽根および舌部には、リベット用穴がないので硬くなっている。 そのため、例えばゾーン922に向けて軸方向に変位した補助支え面ゾーン9 44を舌部972に創ることができる。これは、上記ゾーン944を部分16の 面上の舌部972で、主要部分に連結する層945により可能となる。 この補助ゾーンの形成は、切抜き926とは逆に、径方向外側に向く全体がV 型の切抜き946により実現される。 こうして、径方向外側に向く舌部、または脚部944、945が形成され、舌 部972の径方向対称軸に対して対称的に延びる。 もちろん、補助支え面ゾーン925の形成により、図2のように、ライニング 132のリベット固定用補助穴の形成も可能になる。 図4において、各舌部1072および各三脚羽根1071にはライニング13 1、132の固定具を通す2つの穴19がある。 この穴19は、径方向舌部1072および羽根1071の径方向対称軸上で径 方向に並んでいる。 穴19の一方は、羽根1071の縦層1024に中心でくい込むU型切抜き1 026が画する中心ゾーンの延長部1025に形成される。 舌部または脚部の形態をなす延長部1025は、羽根1071の中心支え面ゾ ーン1022の面上にあり、ゾーン1022は、層1024および羽根1071 の径方向対称軸に対して傾斜する層1021により、中心ゾーン16に対し軸方 向に変位している。 層1021は、全体的に層1021に平行な周辺支え面1023に連結されて いる。 ゾーン1023は、全体としてゾーン16の面上にある。 舌部1072は、羽根1071と似た形態をなしており、その主要部分が中心 ゾーン16の面上にある点だけが異なっている。 従って径方向舌部1072は、その外周辺に全体として羽根1071の中心ゾ ーン1022の面上にある2つの補助周辺支え面ゾーン1122を有する。 このゾーン1122は、上記舌部の主要ゾーンに舌部1072の径方向対称軸 に対して傾斜する層1121により連結されている。 羽根1071は、その外周辺に膨張部を有し、舌部1072は、その外周辺で 円周方向に広がっている。 舌部および三脚羽根が、例えば穴229により、ワッシャ1またはカバー4に 接続されて、相互に異なり得ることはいうまでもない。 図5における三脚羽根772は、図2で説明したように、羽根772に似た形 態をなす径方向舌部771と円周方向に代わり合う。 また、舌部771の内周辺316には、例えばワッシャ1に固定するリベット などを通す2つの穴229がある。 舌部771は、その中心部分に、補助支え面ゾーン1125を有する。 このゾーン1125は、羽根772の中心ゾーンの面上にあり、舌部771の 主要部分1128の層1124により連結されている。 これらは、すべて全体的にV型の切抜き1126により実現される。 層1124は、先細の支え面1125と共に、図3の実施方式とは逆に、全体 的に組付け体の軸に向いた舌部または脚部を形成する。 舌部772は、固定具を通し得る穴229を利用してワッシャに固定するため 組付け体の軸に向けて、その縦層を越え径方向に延長している。 もちろん、図6において、舌部771および羽根772は、その底部で一体に 形成してもよい。 その場合、各羽根771は、全体的に環状扇形の素材バンド116と一体に連 続する。 バンド116は、羽根771を舌部772に連結し、ワッシャ1またはカバー 4に固定する(ここではリベットにより)ための3つの固定穴229を有する。 図5および図6において、羽根772および舌部771は形態が似ている。そ れぞれの中心ゾーンに、組付け体の軸方向に向く全体がV型の脚部1025、1 124、1125があるからである。 脚部1025は、上述のように舌部772の縦層にくい込む。ライニング13 1、132は、接着およびリベット止め(穴19を利用して)により固定可能で あり、脚部1025は接着に役立つ。 もちろん、図7において、中心部分をその各円周方向端に耳をもつバンド22 6に分割してもよい。耳部には穴229があり、舌部から羽根772へと順次に 重なり合う。 バンド226は、ここでは穴229を利用してリベットでワッシャ1に固定さ れる。 いうまでもなく、(図8)羽根771および舌部772は、図5〜図7に示す ように、舌部771用の穴19を設けた円周とは直径が異なる(より小さい)円 周上に、羽根772用の穴19を、図2の場合のように設けてもよい。穴119 は舌部に設けられる。 また図5〜図7と同様に、ライニングは、もちろん接着またはリベット固定で もよく、接着が第2シリーズのリベットに代わる。舌部771は、脚部1025 を伴う三脚羽根で構成できる。 図9において、ライニングホルダディスクは、それぞれ、三脚タイプの羽根を 備えた2つの接着された支持ディスクを有する。この羽根は、図6のものと類似 する形態をもち、従って、それぞれ穴229を利用して、関係する支持ディスク に固定される。 支持ディスクは、接着され、図1の小円柱8を利用して、相互に固定し、案内 ワッシャ1も同時に行なう。 このように、三脚羽根771および舌部772が、スリット524、224で 分離されて交互に並ぶ。三脚羽根は、背中合わせに装着され、摩擦ライニング1 31、132は、接着により三脚羽根771の中心ゾーンに固定される。 一方の摩擦ライニングは、接着により一方の三脚羽根シリーズの中心支え面に 固定され、他方のライニングは、接着により他方の三脚羽根シリーズの中心ゾー ンに固定される。 2つの支持ディスク間の軸方向隔たりを限定する軸方向作用の定方向性連結手 段501、502を、両ディスク間に介在させてある。 上記の隔離手段は、三脚羽根771の中心支え面ゾーンの一定レベルに装着さ れる。 従ってここでは、図2に示すものと類似した三脚羽根771、および連結手段 を備えた三脚羽根が、規則的に交互に並ぶ。 連結手段は、フック501、502を有し、フックには、関係する支持ディス クの中心支え面ゾーンと平行に縦方向に延びる脚部501、502がある。 脚部501、502は、層510により、中心支え面ゾーンに連結される。こ の脚部は、中心支え面ゾーンに設けた細長い穴型の切抜き500を利用して形成 される。 このため、一方のディスクが支承するフックは、他方のディスクが支承する関 連止め具の面で止まる。他方のディスクは、脚部501の形をした脚部502を 支承する。 従って、三脚羽根の径方向対称軸の側から大部分が延びるフック501、50 2、510が形成され、脚部501、502のみが、他方ディスクの連結脚部と 係わるため、上述軸の両側に延びる。 このように、脚部501、502は、三脚羽根の中心ゾーンに固定したものと 相対する摩擦ライニングに向けて軸方向に変位した中心支え面ゾーンと平行に延 びる。 また一方のディスクは、中心支え面ゾーンの縁部分から、上記中心支え面ゾー ンの他方縁部に向けて延びる少なくとも1つの脚部501、502を備えている 。他方ディスクについては、この逆である。 従って、差込みタイプの組付けが可能である。例えば、一方のディスクの脚部 501を、他方ディスクの開口500に挿入し、次に円周方向に回して、他方デ ィスクの連結脚部502と結合する。 もちろん、切抜き500はそれに応じた寸法とする。 こうして、羽根771および舌部772を伴う2つのディスクおよびライニン グ131、132を有する部分集合体を容易に形成しうる。軸方向の間隔は、脚 部501、502により限定される。 この部分集合体を、小円柱8を使用して、案内ワッシャ1、2に装着する。 脚部501、502は、クラッチが切れた際に、相互にからみ合うので、三脚 羽根間の軸方向間隔が限定される。 脚部501、502は、クラッチが切れる際には、全体として、三脚羽根の周 辺支え面ゾーンと同じ面上にあり、羽根自体は、全体的にディスクと同じ面上に ある。 摩擦ライニング131、132は、大きな支え面ゾーンに接着される。 もちろん、(図10および図11)上記羽根の周辺支え面ゾーンを利用して、 三脚羽根1471に補助周辺支え面ゾーン1425を形成してもよい。 支え面ゾーン1425は、中心ゾーン1422の面上に延びている。詳説すれ ば、中心ゾーン1422は、舌部1472の主要部分の平面上で、傾斜層142 1により周辺支え面ゾーン1423に連結されている。 このゾーン1423は、羽根1471の径方向対称軸に対して傾斜する層14 24により、補助支え面ゾーン1425に連結されている。ゾーン1425は、 舌部1472を有する補助ゾーン622の面上にある。ゾーン622は、舌部1 472の自由端に形成され、全体として長方形をなし、図3に示す層941およ び931に類する層621により舌部1472の主要部分に連結されている。 この舌部1472も、図5〜図8と同様に、層1124により舌部671の主 要部分に連結した補助支え面ゾーン1125を有する。 これはすべて、全体としてV型の切抜き1426を利用して形成される。従っ て、ゾーン1125は、中心ゾーン1422の面上にある。 安定ゾーンを形成するこれら補助ゾーンにより、摩耗の削減に有利な摩擦ライ ニングのすぐれた安定が得られる。このライニングは良好に維持される。 もちろん、もっぱら接着により、摩擦ライニング131、132を舌部および 羽根771、772に固定できる。 本発明が、上記した実施例に限定されないのはいうまでもない。 摩擦ライニング131、132は分割してもよい。変化例として各ライニング に、ヨーロッパ特許公開第0 579 554号明細書に記述されているように、摩擦ブ ロックの固定用に連続した穴あきの支持輪を設けてもよい。 正接層は、それのみで羽根の足場とならなくてもよく、足場の一端で、層をデ ィスクの中心部分に連結する。 もちろん、径方向舌部の外周辺に形成される支え面ゾーンを削除できる。例え ば図において、層941およびゾーン942を省略して、ゾーン944および切 抜き946を残してもよい。 同様に、径方向に逆に向いて補助支え面ゾーンを支える連結層を画する2つの 切抜きを形成してもよい。 また、各種の組合せも可能である。 図5〜図8で明らかなように、3つの補助支え面ゾーン、すなわち、部分11 25および舌部771の2つの周辺支え面ゾーンは、ライニング131、132 の安定、および摩耗減少に極めて有利なように、適当に三角形状に配置される。 もちろん、周辺支え面ゾーンを中心ゾーンに連結する傾斜層は、羽根の径方向 対称軸に対して対称でなくてもよい。従って、中心ゾーンの場合と同様である。 補助支え面ゾーンは、必ず舌部の径方向対称軸上に配するとは限らない。僅か にずれてもよい。 一般に、図3〜図8および図10、図11で示すように、舌部には、少なくと も1つの補助支え面ゾーンがある。 従って、ライニング131、132の破砕に際し、ゾーン932、822、1 122は、ライニング132と接触して反作用を生じる。その結果、上記ゾーン は、上述層931、821、1131のおかげで、中心ゾーン722の面上に延 びる安定ゾーンを構成する。 変化例として、これらゾーンが、中心ゾーンに対し僅かに後退していてもよい 。従って、ライニング131は全く平面のままである。 摩擦ライニング131、132が平行面上に保たれるので、付着およびがたつ き現象を抑制する大きな支え面ゾーンを外周辺に有するライニングホルダディス クが得られる。従って、ライニングホルダディスクおよび摩擦ディスクは、圧力 板および反応板の円錐化運動にぴったり追随しながら、高速で回転することがで きる。ライニングの摩耗もムラが少なくなる。 層724、924、1024、931、921、821、1121、1021 は、ライニングホルダディスクを安定させるので、摩擦ライニングと圧力および 反応板との良好な接触が可能となり、従って摩擦ライニングの摩耗が減少する。 特に、固定穴19の規則的配分、および舌部および三脚羽根の対称軸のその位 置に基因する摩擦ディスクのすぐれた平衡、およびその摩擦ライニングの良好な 平坦性が認められる。 ここで、クラッチが入った状態(ライニング131、132が締めつけられる )では、両ライニング131、132間にスペースが存在するため、羽根は全く 押しつぶされず、上記ライニングが圧力板および反応板の形態に適応できる。 図10および図11において、中心支え面ゾーン1422はその内周辺に縦層 1024の両側に配した2つの脚部を有する。この脚部は、脚部1025に関連 したゾーン1422の支え面ゾーンの拡大を可能にする。 従って、摩擦ライニング132を、上記ゾーン1422に接着できる。 あらゆる場合に、全体として本発明に係る可撓性ある脚部725、925、1 025の形態をなす延長部は、接着による関係摩擦ライニングの固定を可能にす る。 その際には、上記の可撓性脚部に接着剤を塗布する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 93 401832.6 (32)優先日 1993年7月15日 (33)優先権主張国 欧州特許機構(EP) (31)優先権主張番号 93/13341 (32)優先日 1993年11月9日 (33)優先権主張国 フランス(FR) (31)優先権主張番号 PCT/FR94/00297 (32)優先日 1994年3月18日 (33)優先権主張国 世界知的所有権機関(WO) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,BR,CA,CN,C Z,HU,JP,KR,PL,RO,RU,SK,UA ,US (72)発明者 ブラール、ミシェル フランス国 92130 イッシイ・レ・ムリ ノー パサージュ ドゥ ランデュストリ 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも中心部分(16)、および少なくとも一連の三脚タイプの径方 向羽根に分割された周辺部分(771)(971)(1071)(1471)を 備え、上記羽根は層(721)(921)(1121)(1421)を利用して 、中心支え面ゾーン(722)(922)(1022)(1422)および上記 中心ゾーンの両側に2つの周辺支え面ゾーン(723)(923)(1023) (1423)を有し、上記周辺ゾーンは、上記中心ゾーンに対して軸方向に変位 し、また上記中心支え面ゾーンは、上記羽根の径方向対称軸と直交する縦層(7 24)(924)(1024)の形態の傾斜ゾーンを備えた足部によりライニン グホルダディスクの中心部分(16)に連結されている、特に自動車用の摩擦デ ィスクの構成に適したライニングホルダディスクであって、 少なくとも若干の三脚羽根(771)(971)(1071)(1471)の 中心ゾーン(722)(922)(1022)(1422)が、縦層(724) (924)(1024)にかかる切抜き(726)(926)(1026)を利 用して、中心で径方向に内側に延長(725)(925)(1025)されてい ることを特徴とするライニングホルダディスク。 2.上記延長部(725)(925)(1025)が、全体として径方向に延 びる脚部の形態をなしていることを特徴とする、請求項1に記載のライニングホ ルダディスク。 3.切抜き(726)(926)(1026)が、局部的に上記中心ゾーン( 722)(922)(1022)(1422)にかかっていることを特徴とする 請求項1に記載のライニングホルダディスク。 4.切抜き(726)が、全体として底部を丸めたV型をなし、Vの先端が、 中心部分(16)の軸方向を向いていることを特徴とする請求項3に記載のライ ニングホルダディスク。 5.切抜き(926)(1026)がU型をなし、U型の底部は、中心部分( 16)の軸方向に向くことを特徴とする請求項3に記載のライニングホルダディ スク。 6.延長部(925)が、上記中心ゾーンで狭まる定着ゾーンを伴うU型の形 態を有することを特徴とする請求項5に記載のライニングホルダディスク。 7.切抜き(726)(926)(1026)の径方向対称軸が、三脚羽根( 771)(971)(1071)(1471)の径方向対称軸と1つになってい ることを特徴とする請求項1に記載のライニングホルダディスク。 8.三脚羽根(771)(1071)は、円周方向に上記羽根の形をなす舌部 (772)(1072)と交互に並び、その結果、上記舌部は中心部分(16) の平面上に中心ゾーン(823)(1023)、および上記中心ゾーン(823 )(1023)の両側に2つの周辺支え面ゾーン(822)(1122)を有す ることを特徴とする、請求項1に記載のライニングホルダディスク。 9.上記三脚羽根は、連結層(931)(941)(621)を利用して、軸 方向に関連する三脚羽根(971)(1471)の上記中心ゾーンに向けて変位 した支え面ゾーン(932)(942)(944)(1125)を有する舌部( 972)(973)(1472)と円周方向に交互に並んでいることを特徴とす る、請求項1に記載のライニングホルダディスク。 10.上記延長部(725)(925)(1025)には、固定具を通す補助 穴(19)を設け、三脚羽根(771)(1071)の上記中心支え面ゾーンが 、固定具(47)を通すため少なくとも1つの穴(19)を備える請求項1に記 載のライニングホルダディスク。 11.上記延長部(725)(925)(1025)に接着剤を塗布してある ことを特徴とする請求項1に記載のライニングホルダディスク。
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