JPH05215148A - 特に炭素−炭素の構造用摩擦ディスクを有するクラッチ - Google Patents
特に炭素−炭素の構造用摩擦ディスクを有するクラッチInfo
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- JPH05215148A JPH05215148A JP4296490A JP29649092A JPH05215148A JP H05215148 A JPH05215148 A JP H05215148A JP 4296490 A JP4296490 A JP 4296490A JP 29649092 A JP29649092 A JP 29649092A JP H05215148 A JPH05215148 A JP H05215148A
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/22—Friction clutches with axially-movable clutching members
- F16D13/38—Friction clutches with axially-movable clutching members with flat clutching surfaces, e.g. discs
- F16D13/46—Friction clutches with axially-movable clutching members with flat clutching surfaces, e.g. discs in which two axially-movable members, of which one is attached to the driving side and the other to the driven side, are pressed from one side towards an axially-located member
- F16D13/48—Friction clutches with axially-movable clutching members with flat clutching surfaces, e.g. discs in which two axially-movable members, of which one is attached to the driving side and the other to the driven side, are pressed from one side towards an axially-located member with means for increasing the effective force between the actuating sleeve or equivalent member and the pressure member
- F16D13/50—Friction clutches with axially-movable clutching members with flat clutching surfaces, e.g. discs in which two axially-movable members, of which one is attached to the driving side and the other to the driven side, are pressed from one side towards an axially-located member with means for increasing the effective force between the actuating sleeve or equivalent member and the pressure member in which the clutching pressure is produced by springs only
- F16D13/505—Devices located between the flywheel and the driven disc, and biassing the driven disc away from the flywheel towards the disengaged position
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D13/38—Friction clutches with axially-movable clutching members with flat clutching surfaces, e.g. discs
- F16D13/385—Friction clutches with axially-movable clutching members with flat clutching surfaces, e.g. discs double clutches, i.e. comprising two friction disc mounted on one driven shaft
-
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- F16D13/38—Friction clutches with axially-movable clutching members with flat clutching surfaces, e.g. discs
- F16D13/52—Clutches with multiple lamellae ; Clutches in which three or more axially moveable members are fixed alternately to the shafts to be coupled and are pressed from one side towards an axially-located member
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 特に炭素−炭素の構造用摩擦ディスクを有す
るクラッチを提供する。 【構成】 クラッチは、エンジンはずみ車12と、はずみ
車との間に第1の非作用接触面を形成する第1の駆動デ
ィスク2と、少なくとも1つの被動ディスク3と、第2
の駆動ディスク6と、第2の駆動ディスクとの間に第2
の非作用接触面を形成する圧迫プレート7と、カバー8
とを含む。またカバーは、圧迫プレート7を押し付ける
働きをすることが可能なメカニズムを含み、且つ駆動デ
ィスク2、5、6各々の半径方向の切り込みの中に収容
される柱9を備えて、はずみ車に固定される。クラッチ
は「漸進性装置」という装置20を有するが、この漸進性
装置は、少なくとも1つの非作用接触面の中に挿入さ
れ、且つその接触面の駆動ディスクを隣接被動ディスク
3に向けて突合せ機構21に突き当たるまで押しやる。
るクラッチを提供する。 【構成】 クラッチは、エンジンはずみ車12と、はずみ
車との間に第1の非作用接触面を形成する第1の駆動デ
ィスク2と、少なくとも1つの被動ディスク3と、第2
の駆動ディスク6と、第2の駆動ディスクとの間に第2
の非作用接触面を形成する圧迫プレート7と、カバー8
とを含む。またカバーは、圧迫プレート7を押し付ける
働きをすることが可能なメカニズムを含み、且つ駆動デ
ィスク2、5、6各々の半径方向の切り込みの中に収容
される柱9を備えて、はずみ車に固定される。クラッチ
は「漸進性装置」という装置20を有するが、この漸進性
装置は、少なくとも1つの非作用接触面の中に挿入さ
れ、且つその接触面の駆動ディスクを隣接被動ディスク
3に向けて突合せ機構21に突き当たるまで押しやる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に炭素−炭素の構造
用摩擦ディスクを有するクラッチに係わり、このクラッ
チは、 − エンジンはずみ車と、 − 前記はずみ車との間に第1の非作用接触面を形成す
る第1の駆動ディスクと、 − 出力シャフトに連結された少なくとも1つの被動デ
ィスク(1つの駆動ディスクが被動ディスク各対の間に
挿入される)と、 − 第2の駆動ディスクと、 − 前記第2の駆動ディスクとの間で第2の非作用接触
面を形成する圧迫プレートと、 − 前記圧迫プレートを押し付ける働きをすることが可
能なメカニズムを含み、前記駆動ディスク各々の半径方
向の切り込みの中に収容される柱を備え、且つ前記はず
み車に固定させられるカバーとを含む。
用摩擦ディスクを有するクラッチに係わり、このクラッ
チは、 − エンジンはずみ車と、 − 前記はずみ車との間に第1の非作用接触面を形成す
る第1の駆動ディスクと、 − 出力シャフトに連結された少なくとも1つの被動デ
ィスク(1つの駆動ディスクが被動ディスク各対の間に
挿入される)と、 − 第2の駆動ディスクと、 − 前記第2の駆動ディスクとの間で第2の非作用接触
面を形成する圧迫プレートと、 − 前記圧迫プレートを押し付ける働きをすることが可
能なメカニズムを含み、前記駆動ディスク各々の半径方
向の切り込みの中に収容される柱を備え、且つ前記はず
み車に固定させられるカバーとを含む。
【0002】
【従来の技術】現在では競争用自動車に主として使用さ
れるこのタイプの炭素−炭素摩擦クラッチは、従来のク
ラッチに比べて数多くの利点を有し、特に大きな外力に
対する非常に優れた抵抗と、大きな外力下での磨滅の少
なさと、質量と慣性の小ささという利点を有する。
れるこのタイプの炭素−炭素摩擦クラッチは、従来のク
ラッチに比べて数多くの利点を有し、特に大きな外力に
対する非常に優れた抵抗と、大きな外力下での磨滅の少
なさと、質量と慣性の小ささという利点を有する。
【0003】しかしこうしたクラッチは、急激な作動を
引き起こす、ディスク押し付けの漸進性の欠如という問
題をもたらし、このことは特に一般向け自動車には全く
不適切である。
引き起こす、ディスク押し付けの漸進性の欠如という問
題をもたらし、このことは特に一般向け自動車には全く
不適切である。
【0004】非構造用の有機クラッチライニングを伴っ
た金属ディスクを備える従来のクラッチは、1つの鋳鉄
製のはずみ車と、少なくとも1つの被動ディスクと、同
様に鋳鉄製の1つの作用圧迫プレートを有し、その摩擦
接触面は鋳鉄/有機材料である。被動ディスクは、支持
−ライニング中央ディスクを備えた1つの金属ディスク
と、2つの有機ライニングリングとで構成される。この
中央ディスクは例えば波形のような軸方向の変形を有
し、この変形は、その弾性によって、圧迫と漸進性的ク
ラッチ合わせとに必要な漸進的行程を可能にする。従っ
て単一ディスククラッチは、リベット締め又はその同等
物によって連結された幾つかの環状部品を含むそうした
被動ディスクを有する。
た金属ディスクを備える従来のクラッチは、1つの鋳鉄
製のはずみ車と、少なくとも1つの被動ディスクと、同
様に鋳鉄製の1つの作用圧迫プレートを有し、その摩擦
接触面は鋳鉄/有機材料である。被動ディスクは、支持
−ライニング中央ディスクを備えた1つの金属ディスク
と、2つの有機ライニングリングとで構成される。この
中央ディスクは例えば波形のような軸方向の変形を有
し、この変形は、その弾性によって、圧迫と漸進性的ク
ラッチ合わせとに必要な漸進的行程を可能にする。従っ
て単一ディスククラッチは、リベット締め又はその同等
物によって連結された幾つかの環状部品を含むそうした
被動ディスクを有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特に
炭素−炭素に関する、単一部品の形に作られたその構造
用ディスクに特有の利点と、従来のディスクを大きく上
回る前記ディスクの特有の能力とに加えて信頼性が高く
且つ単純であると同時に、限られた数の構成要素しか含
まない「漸進性機構」と呼ばれる機構を有する、構造用
ディスクによるクラッチを提案することである。
炭素−炭素に関する、単一部品の形に作られたその構造
用ディスクに特有の利点と、従来のディスクを大きく上
回る前記ディスクの特有の能力とに加えて信頼性が高く
且つ単純であると同時に、限られた数の構成要素しか含
まない「漸進性機構」と呼ばれる機構を有する、構造用
ディスクによるクラッチを提案することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題の解決のため
に、本発明によるクラッチは、「漸進性装置」と呼ばれ
る装置(un dispositif dit de progressivite)を有し、
この漸進性装置は、少なくとも1つの非作用接触面の中
に挿入され、且つその接触面の駆動ディスクを隣接被動
ディスクに向けて突合せ機構に突き当たるまで押しや
る。
に、本発明によるクラッチは、「漸進性装置」と呼ばれ
る装置(un dispositif dit de progressivite)を有し、
この漸進性装置は、少なくとも1つの非作用接触面の中
に挿入され、且つその接触面の駆動ディスクを隣接被動
ディスクに向けて突合せ機構に突き当たるまで押しや
る。
【0007】従ってこのことは、ディスクの漸進性の押
し付けと、従って急激でないクラッチ合わせとを実現す
る。この漸進性行程は突合せ機構の位置によって制御さ
れる。
し付けと、従って急激でないクラッチ合わせとを実現す
る。この漸進性行程は突合せ機構の位置によって制御さ
れる。
【0008】本発明の第1の実施例によって、その漸進
性装置は、駆動ディスクと共に接触面を形成する部品の
中に作られた円形溝内に収容された波形の金属リングか
ら構成されている。
性装置は、駆動ディスクと共に接触面を形成する部品の
中に作られた円形溝内に収容された波形の金属リングか
ら構成されている。
【0009】この構造は遠心力に対して特に抵抗性が高
いという利点を有する。実際にこのリングは、遠心力の
作用に起因する応力に自動的に抵抗する。これに加えて
はずみ車及び/又は圧迫プレートの上の円形溝は、この
抵抗性を僅かしか低下させない。最後にこの漸進性装置
は単一の部品の形で実現される。
いという利点を有する。実際にこのリングは、遠心力の
作用に起因する応力に自動的に抵抗する。これに加えて
はずみ車及び/又は圧迫プレートの上の円形溝は、この
抵抗性を僅かしか低下させない。最後にこの漸進性装置
は単一の部品の形で実現される。
【0010】本発明の第2の実施例によって、この漸進
性装置は、柱の端面に接して配置された少なくとも1つ
の半径方向の弾性金属薄板によって構成され、前記薄板
の湾曲した作用端部が、駆動ディスク上を押さえ付け、
且つその駆動ディスクと共に接触面を形成する部品の中
に作られた半径方向の溝の中に収容される。
性装置は、柱の端面に接して配置された少なくとも1つ
の半径方向の弾性金属薄板によって構成され、前記薄板
の湾曲した作用端部が、駆動ディスク上を押さえ付け、
且つその駆動ディスクと共に接触面を形成する部品の中
に作られた半径方向の溝の中に収容される。
【0011】これらの薄板は、そのクラッチの柱全部に
装着されてもよく、又はそれらの柱の一部だけに装着さ
れてもよい。従ってこの漸進性機構の剛性は、装着する
漸進性薄板の数によって調節され得る。
装着されてもよく、又はそれらの柱の一部だけに装着さ
れてもよい。従ってこの漸進性機構の剛性は、装着する
漸進性薄板の数によって調節され得る。
【0012】好ましくはこの薄板は、柱端部と、駆動デ
ィスクと共に接触面を形成する部品との間に位置した、
穴を含む部分を有し、この穴ははずみ車上にカバーを固
定させる手段を収容する。
ィスクと共に接触面を形成する部品との間に位置した、
穴を含む部分を有し、この穴ははずみ車上にカバーを固
定させる手段を収容する。
【0013】突合せ機構に関しては、この機構は、柱上
に設置された少なくとも1つの肩で構成されることが好
ましく、これらの肩の上に駆動ディスクの切り込みの縁
部が突き当たる。
に設置された少なくとも1つの肩で構成されることが好
ましく、これらの肩の上に駆動ディスクの切り込みの縁
部が突き当たる。
【0014】本発明の特徴によって、「押し付け装置」
と呼ばれる装置(un dispositif ditde plaquage) が漸
進性装置に組み合わされ、この押し付け装置は、その隣
接部品に対して他方の非作用接触面の駆動ディスクを押
し付けるための手段を有する。
と呼ばれる装置(un dispositif ditde plaquage) が漸
進性装置に組み合わされ、この押し付け装置は、その隣
接部品に対して他方の非作用接触面の駆動ディスクを押
し付けるための手段を有する。
【0015】それによってクラッチの働きが更に改善さ
れる。クラッチ切り位置では、駆動ディスクと被動ディ
スクの作用接触面に遊びが均一に分布させられる。一方
の非作用接触面の遊び、即ち漸進性行程は、突合せ機構
の位置決めによって規定される。他方の非作用接触面の
遊びはゼロである。圧迫又はクラッチ合わせは、「はず
み車−第1の駆動ディスク」接触面と「圧迫プレート−
第2の駆動ディスク」接触面の領域における寄生的相互
作用なしに完全に均一な仕方で生じる。
れる。クラッチ切り位置では、駆動ディスクと被動ディ
スクの作用接触面に遊びが均一に分布させられる。一方
の非作用接触面の遊び、即ち漸進性行程は、突合せ機構
の位置決めによって規定される。他方の非作用接触面の
遊びはゼロである。圧迫又はクラッチ合わせは、「はず
み車−第1の駆動ディスク」接触面と「圧迫プレート−
第2の駆動ディスク」接触面の領域における寄生的相互
作用なしに完全に均一な仕方で生じる。
【0016】好ましくは押し付け装置は、その接触面の
駆動ディスクと最も近い駆動ディスクとの間に配置され
た少なくとも1つの金属弾性薄板を有し、その薄板の折
り曲げられた作用端部が、その接触面のディスクを隣接
部品に対し押し付ける。
駆動ディスクと最も近い駆動ディスクとの間に配置され
た少なくとも1つの金属弾性薄板を有し、その薄板の折
り曲げられた作用端部が、その接触面のディスクを隣接
部品に対し押し付ける。
【0017】本発明の1つの実施例では、押し付け装置
が、柱の側面に接して配置された2つの薄板を有する。
が、柱の側面に接して配置された2つの薄板を有する。
【0018】本発明の別の実施例では、前記柱が、その
接触面の部品の側に穴を有するU字形であり、その駆動
ディスクが柱の分枝を収容する2つの切り込みを有し、
その薄板が前記オリフィスの中に配置され、且つこれら
の切り込みの間に駆動ディスクを押し込む。
接触面の部品の側に穴を有するU字形であり、その駆動
ディスクが柱の分枝を収容する2つの切り込みを有し、
その薄板が前記オリフィスの中に配置され、且つこれら
の切り込みの間に駆動ディスクを押し込む。
【0019】アセンブリを単純化するために、漸進性装
置と押し付け装置とが単一の部品であってもよい。
置と押し付け装置とが単一の部品であってもよい。
【0020】
【実施例】本発明は、好ましい実施例を表す添付図面を
参照して、以下でより詳細に説明される。
参照して、以下でより詳細に説明される。
【0021】図1は、(有機クラッチライニングを備え
た従来のクラッチに類似した)3ディスククラッチと呼
ばれる既知のクラッチの幾つかの部品を示す。図示され
てはいないが図1の下部部分内に位置するエンジンはず
み車(volant moteur) の上に、第1の駆動ディスクと呼
ばれる駆動ディスク2と、ハブ4によって出力軸に連結
された3つの被動ディスク3と、被動ディスク3の各対
の間に挿入された駆動ディスク5と、第2の駆動ディス
クと呼ばれる駆動ディスク6と、圧迫プレート7と、カ
バー8とが配置されている。このカバー8は、プレート
7を押し付ける働きをすることが可能なメカニズムを有
し、且つ駆動ディスク2、5、6の半径方向切り込み10
の中に収容される柱9を備え、各々の柱9の穴11の中に
収容され且つ前記はずみ車内にねじ留めされるねじによ
って前記はずみ車に固定されている。柱9はカバー8の
一部分であってもよく、又はねじ等によってカバー8上
に固定させられていてもよい。
た従来のクラッチに類似した)3ディスククラッチと呼
ばれる既知のクラッチの幾つかの部品を示す。図示され
てはいないが図1の下部部分内に位置するエンジンはず
み車(volant moteur) の上に、第1の駆動ディスクと呼
ばれる駆動ディスク2と、ハブ4によって出力軸に連結
された3つの被動ディスク3と、被動ディスク3の各対
の間に挿入された駆動ディスク5と、第2の駆動ディス
クと呼ばれる駆動ディスク6と、圧迫プレート7と、カ
バー8とが配置されている。このカバー8は、プレート
7を押し付ける働きをすることが可能なメカニズムを有
し、且つ駆動ディスク2、5、6の半径方向切り込み10
の中に収容される柱9を備え、各々の柱9の穴11の中に
収容され且つ前記はずみ車内にねじ留めされるねじによ
って前記はずみ車に固定されている。柱9はカバー8の
一部分であってもよく、又はねじ等によってカバー8上
に固定させられていてもよい。
【0022】本発明の第1の実施例が、図2、図3、図
4に示される。図2では、図面をより明瞭にするため
に、駆動ディスク2、5、6と柱9だけが示される。
4に示される。図2では、図面をより明瞭にするため
に、駆動ディスク2、5、6と柱9だけが示される。
【0023】漸進性装置と呼ばれる装置20は弾性金属薄
板で構成され、この薄板の作用端部23は湾曲させられ
て、第1の駆動ディスク2の上を押さえ付け、他方でこ
の薄板の固定端部は柱9のはずみ車側の端部上に位置さ
せられ、カバー8をはずみ車12と連結するねじ14を受け
取るオリフィスを有する。この端部においては、2つの
突合せ肩21を形成するために柱9の幅が狭まり、他方で
第1の駆動ディスク2の切り込み10も、肩21に対して当
接することが可能であるように、その他のディスク5、
6の切り込みの幅よりも小さい幅を有する。はずみ車12
の内側面に作られた半径方向の溝22が、この薄板20に組
み合わされて前記溝22の中に薄板20が収容される。
板で構成され、この薄板の作用端部23は湾曲させられ
て、第1の駆動ディスク2の上を押さえ付け、他方でこ
の薄板の固定端部は柱9のはずみ車側の端部上に位置さ
せられ、カバー8をはずみ車12と連結するねじ14を受け
取るオリフィスを有する。この端部においては、2つの
突合せ肩21を形成するために柱9の幅が狭まり、他方で
第1の駆動ディスク2の切り込み10も、肩21に対して当
接することが可能であるように、その他のディスク5、
6の切り込みの幅よりも小さい幅を有する。はずみ車12
の内側面に作られた半径方向の溝22が、この薄板20に組
み合わされて前記溝22の中に薄板20が収容される。
【0024】押し付け装置と呼ばれる装置30が、柱9の
各々の側に配置された2つの弾性金属薄板31で構成され
ている。これらの薄板の各々の固定端部が、第2の駆動
ディスク6とそれに最も近い駆動ディスク5との間で、
柱9の側面上にリベット締めによって接続され、他方で
はこれらの薄板の作用端部が、プレート7に第2のディ
スク6を押し付けるように、その固定端部に対して約90
°曲げられている。
各々の側に配置された2つの弾性金属薄板31で構成され
ている。これらの薄板の各々の固定端部が、第2の駆動
ディスク6とそれに最も近い駆動ディスク5との間で、
柱9の側面上にリベット締めによって接続され、他方で
はこれらの薄板の作用端部が、プレート7に第2のディ
スク6を押し付けるように、その固定端部に対して約90
°曲げられている。
【0025】クラッチ切り位置(図3)、即ち脱係合で
は、駆動ディスク2、5、6と被動ディスク3との接触
面間に遊びが均一に分布する。第1のディスク2が薄板
20によって肩21に押し付けられるが故に、漸進性行程d
と呼ばれる「はずみ車12−第1のディスク2」接触面に
おける遊びは、肩21の位置決めによって規定される。第
2のディスク6が薄板30によってプレート7に押し付け
られているが故に、「プレート7−第2のディスク6」
接触面の遊びはゼロである。
は、駆動ディスク2、5、6と被動ディスク3との接触
面間に遊びが均一に分布する。第1のディスク2が薄板
20によって肩21に押し付けられるが故に、漸進性行程d
と呼ばれる「はずみ車12−第1のディスク2」接触面に
おける遊びは、肩21の位置決めによって規定される。第
2のディスク6が薄板30によってプレート7に押し付け
られているが故に、「プレート7−第2のディスク6」
接触面の遊びはゼロである。
【0026】クラッチ合わせ位置(図4)、即ち係合で
は、薄板20の作用端部が溝22内に押し込まれて引っ込
み、全ての接触面の遊びを排除することを可能にする。
は、薄板20の作用端部が溝22内に押し込まれて引っ込
み、全ての接触面の遊びを排除することを可能にする。
【0027】それによって装置20の故に、ディスクの漸
進的な圧迫と、従って急激ではないクラッチ合わせが得
られる。この漸進性行程は、突合せ手段21の位置によっ
て調節される。
進的な圧迫と、従って急激ではないクラッチ合わせが得
られる。この漸進性行程は、突合せ手段21の位置によっ
て調節される。
【0028】装置30の故に、遊びの配分は作用接触面に
おいて最大であり、これはクラッチ切り時でのより良好
な解放に結果する。更に圧迫又はクラッチ合わせは、
「はずみ車−第1の駆動ディスク」接触面と「圧迫プレ
ート−第2の駆動ディスク」接触面との領域における寄
生的な相互作用なしに完全に均一な仕方で行われる。
おいて最大であり、これはクラッチ切り時でのより良好
な解放に結果する。更に圧迫又はクラッチ合わせは、
「はずみ車−第1の駆動ディスク」接触面と「圧迫プレ
ート−第2の駆動ディスク」接触面との領域における寄
生的な相互作用なしに完全に均一な仕方で行われる。
【0029】本発明の第2の実施例が図5と図6に示さ
れる。
れる。
【0030】押し付け装置30は同一である。
【0031】漸進性装置20は、はずみ車12内に配置され
た円形の溝22の中に収容され、従ってはずみ車と第1の
ディスク2との間に位置した(好ましくは金属製の)波
形リングである。このリングは必要に応じて、ディスク
2又ははずみ車12の上にリベット締めによって保持され
ることが可能である。
た円形の溝22の中に収容され、従ってはずみ車と第1の
ディスク2との間に位置した(好ましくは金属製の)波
形リングである。このリングは必要に応じて、ディスク
2又ははずみ車12の上にリベット締めによって保持され
ることが可能である。
【0032】クラッチ切り位置(図6)では、このリン
グは、ディスク2の圧力による漸進性行程d を確実なも
のとし、クラッチ合わせ位置では、このリングが溝22内
に引っ込んでいる。
グは、ディスク2の圧力による漸進性行程d を確実なも
のとし、クラッチ合わせ位置では、このリングが溝22内
に引っ込んでいる。
【0033】本発明の第3の実施例が図7に示されてい
る。
る。
【0034】漸進性装置20は第1の実施例のそれと同一
である。
である。
【0035】押し付け装置30は、この実施例では板曲げ
による単一部品によって形成され、2つの弾性薄板31
が、柱9の側面に接して配置された薄板31の平らな部分
と共にU字形を形成する中央薄板32によって接続されて
いる。この中央薄板32は、柱9の内側面に接して配置さ
れ、リベット締めによってそれに固定されている。
による単一部品によって形成され、2つの弾性薄板31
が、柱9の側面に接して配置された薄板31の平らな部分
と共にU字形を形成する中央薄板32によって接続されて
いる。この中央薄板32は、柱9の内側面に接して配置さ
れ、リベット締めによってそれに固定されている。
【0036】図8から図11に示される実施例は、漸進性
/押し付け装置を単一の部品の形で示している。
/押し付け装置を単一の部品の形で示している。
【0037】図8によれば、これらの装置は弾性薄板の
タイプである。漸進性装置は半径方向に配置された薄板
23から構成され、押し付け装置は中央薄板32によって接
続された2つの薄板31を有する。この中央薄板32は、柱
9の端面に接して位置させられるように、直角に折られ
た垂直固定薄板33によって延長され、この柱9の端面に
おいて、柱9をはずみ車12上に固着するねじ14を受け取
るオリフィス11がこの薄板33に備えられている。薄板23
は、ディスク2と柱9との間に入り込むように直角に折
り曲げられた非作用端部を有し、この薄板23は、ディス
ク2と柱9との間において単一の部品を形成するように
薄板33に溶接されている。
タイプである。漸進性装置は半径方向に配置された薄板
23から構成され、押し付け装置は中央薄板32によって接
続された2つの薄板31を有する。この中央薄板32は、柱
9の端面に接して位置させられるように、直角に折られ
た垂直固定薄板33によって延長され、この柱9の端面に
おいて、柱9をはずみ車12上に固着するねじ14を受け取
るオリフィス11がこの薄板33に備えられている。薄板23
は、ディスク2と柱9との間に入り込むように直角に折
り曲げられた非作用端部を有し、この薄板23は、ディス
ク2と柱9との間において単一の部品を形成するように
薄板33に溶接されている。
【0038】図8は、単一の被動ディスクを有して「単
一ディスク」クラッチと呼ばれるクラッチを示す。図9
は、2つの被動ディスクを有すると共に同一の薄板機構
を有するクラッチを示し、この薄板機構は、薄板33の長
さの調節によって全てのマルチディスククラッチに適合
させられる。
一ディスク」クラッチと呼ばれるクラッチを示す。図9
は、2つの被動ディスクを有すると共に同一の薄板機構
を有するクラッチを示し、この薄板機構は、薄板33の長
さの調節によって全てのマルチディスククラッチに適合
させられる。
【0039】図10と図11に示される実施例は、柱9と第
2の駆動ディスク6との特定の構造を必要とする。
2の駆動ディスク6との特定の構造を必要とする。
【0040】柱9はこの上に固定されたカバー8とは別
個の部品である。柱9はU字形であり、カバー側にオリ
フィス9′を有する。
個の部品である。柱9はU字形であり、カバー側にオリ
フィス9′を有する。
【0041】第2の駆動ディスク6は、従来の単一切り
込みの代わりにU字形の柱9の分枝を受け取る、より小
さな寸法の2つの切り込み6′を有する。ねじ14を受け
るオリフィスは、これら2つの切り込み6′の間に備え
られる。
込みの代わりにU字形の柱9の分枝を受け取る、より小
さな寸法の2つの切り込み6′を有する。ねじ14を受け
るオリフィスは、これら2つの切り込み6′の間に備え
られる。
【0042】漸進性/押し付け装置は、折り曲げられた
単一の薄板で作られる。この薄板は、上記のような弾性
薄板の漸進性のための半径方向の第1の部分23と、柱9
の外側面に接して配置された直角な第2の部分40と、切
り込み6′間に位置し且つねじ14の通過のためのオリフ
ィスを備えるその部分の一部分によって第2の駆動ディ
スク6を押す折り曲げ弾性薄板を形成する、押し付けの
ための第3の部分31とを有する。
単一の薄板で作られる。この薄板は、上記のような弾性
薄板の漸進性のための半径方向の第1の部分23と、柱9
の外側面に接して配置された直角な第2の部分40と、切
り込み6′間に位置し且つねじ14の通過のためのオリフ
ィスを備えるその部分の一部分によって第2の駆動ディ
スク6を押す折り曲げ弾性薄板を形成する、押し付けの
ための第3の部分31とを有する。
【0043】任意のマルチディスククラッチへのこの実
施例の適合化は、薄板の部分40の長さを調節することに
よって行われる。
施例の適合化は、薄板の部分40の長さを調節することに
よって行われる。
【0044】上記の漸進性/押し付け装置は、クラッチ
の柱9の全部又はその一部に取り付けられてよい。従っ
て漸進性装置の剛性が、装着する漸進性薄板の数によっ
て調節されることが可能である。押し付け薄板に関して
は、この薄板は、プレートと第2のディスクとの間の遊
びを完全に排除するのに適したものでなければならな
い。
の柱9の全部又はその一部に取り付けられてよい。従っ
て漸進性装置の剛性が、装着する漸進性薄板の数によっ
て調節されることが可能である。押し付け薄板に関して
は、この薄板は、プレートと第2のディスクとの間の遊
びを完全に排除するのに適したものでなければならな
い。
【0045】上記のシステムは漸進性装置と押し付け装
置の組み合わせ全般を含むが、これらの装置が各々にそ
れ自体の固有の機能を有し、その一方だけ又は他方だけ
がクラッチに取り付けられることも可能である。
置の組み合わせ全般を含むが、これらの装置が各々にそ
れ自体の固有の機能を有し、その一方だけ又は他方だけ
がクラッチに取り付けられることも可能である。
【0046】更に上記の実施例では、漸進性装置が「は
ずみ車−第1の駆動ディスク」接触面内に装着され、押
し付け装置が「プレート−第2の駆動ディスク」接触面
内に装着されるけれども、この好ましい配置は逆にされ
ることが可能である。
ずみ車−第1の駆動ディスク」接触面内に装着され、押
し付け装置が「プレート−第2の駆動ディスク」接触面
内に装着されるけれども、この好ましい配置は逆にされ
ることが可能である。
【0047】従って図2〜図7に示される押し付け装置
30は、駆動ディスク6とプレート7との間に、及び/又
は駆動ディスク2とはずみ車12との間に取り付けられ得
る(後者の場合には、図示されるような漸進性装置20が
省略されなければならない)。
30は、駆動ディスク6とプレート7との間に、及び/又
は駆動ディスク2とはずみ車12との間に取り付けられ得
る(後者の場合には、図示されるような漸進性装置20が
省略されなければならない)。
【0048】これは、これらの図に示される漸進性装置
20についても同じである。この装置20がプレート7の側
面に装着されると、その装置20に関連した溝22を有する
のはプレート7の方である。図2、図3、図4、図7の
場合には、柱9がカバー8から分離され、カバー側の柱
9の端部に接して存在する薄板20の固定部分の挿入によ
って、柱9が前記カバー上に固定される。
20についても同じである。この装置20がプレート7の側
面に装着されると、その装置20に関連した溝22を有する
のはプレート7の方である。図2、図3、図4、図7の
場合には、柱9がカバー8から分離され、カバー側の柱
9の端部に接して存在する薄板20の固定部分の挿入によ
って、柱9が前記カバー上に固定される。
【0049】図8〜図11に示される実施例でも、それら
の個々の部品の位置が同一の仕方で逆にされ得る。逆の
配置の場合には、柱9がそのU字形を維持するが同様に
逆にされ、2つの小さな切り込みを有するは第1の駆動
ディスク2の方である。
の個々の部品の位置が同一の仕方で逆にされ得る。逆の
配置の場合には、柱9がそのU字形を維持するが同様に
逆にされ、2つの小さな切り込みを有するは第1の駆動
ディスク2の方である。
【0050】図10と図11の実施例では、薄板23も省略さ
れることが可能であり、従ってこの配置は、柱9に固定
された押し付け装置30だけしか含まない。
れることが可能であり、従ってこの配置は、柱9に固定
された押し付け装置30だけしか含まない。
【図1】構造用ディスクを有するマルチディスククラッ
チの部分的な分解斜視図である。
チの部分的な分解斜視図である。
【図2】本発明によるクラッチの第1の実施例の部分的
な斜視図である。
な斜視図である。
【図3】クラッチ切り位置におけるそうしたクラッチの
断面図である。
断面図である。
【図4】クラッチ合わせ位置におけるそうしたクラッチ
の断面図である。
の断面図である。
【図5】本発明によるクラッチの第2の実施例の部分的
な斜視図である。
な斜視図である。
【図6】クラッチ切り位置におけるそうしたクラッチの
断面図である。
断面図である。
【図7】本発明によるクラッチの第3の実施例の部分的
な斜視図である。
な斜視図である。
【図8】本発明による単一被動ディスククラッチに関す
る第4の実施例の部分的な斜視図である。
る第4の実施例の部分的な斜視図である。
【図9】本発明による2被動ディスククラッチに関する
図8と同じ実施例の部分的な斜視図である。
図8と同じ実施例の部分的な斜視図である。
【図10】本発明によるクラッチの第5の実施例の部分
的な斜視図である。
的な斜視図である。
【図11】クラッチ切り位置におけるそうしたクラッチ
の断面図である。
の断面図である。
2 第1の駆動ディスク 3 被動ディスク 4 ハブ 5 駆動ディスク 6 第2の駆動ディスク 7 圧迫プレート 8 カバー 9 柱 10 半径方向切り込み 11 穴 12 はずみ車 14 ねじ 20 漸進性装置(薄板) 21 突合せ肩 22 半径方向溝 30 押し付け装置
Claims (10)
- 【請求項1】 特に炭素−炭素の構造用摩擦ディスクを
有するクラッチであって、エンジンはずみ車と、前記は
ずみ車との間に第1の非作用接触面を形成する第1の駆
動ディスクと、1つの駆動ディスクがその被動ディスク
各対の間に挿入されていて、且つ出力シャフトに連結さ
れた少なくとも1つの被動ディスクと、第2の駆動ディ
スクと、前記第2の駆動ディスクとの間に第2の非作用
接触面を形成する圧迫プレートと、カバーとを含み、ま
た前記カバーが、前記圧迫プレートを押し付ける働きを
することが可能なメカニズムを含み、且つ前記駆動ディ
スク各々の半径方向の切り込みの中に収容される柱を備
えて、前記はずみ車に固定させられ、更に前記クラッチ
が「漸進性装置」と呼ばれる装置を有し、前記漸進性装
置が、少なくとも1つの非作用接触面の中に挿入され、
且つその接触面の駆動ディスクを隣接被動ディスクに向
けて突合せ機構に突き当たるまで押しやることを特徴と
するクラッチ。 - 【請求項2】 前記漸進性装置が、前記駆動ディスクと
共に接触面を形成する部品の中に作られた円形溝内に収
容された波形リングから構成されていることを特徴とす
る請求項1に記載のクラッチ。 - 【請求項3】 前記漸進性装置が、前記柱の端面に接し
て配置された少なくとも1つの半径方向の弾性金属薄板
によって形成され、前記薄板の湾曲した作用端部が、前
記駆動ディスク上を押さえ付け、且つそれらの駆動ディ
スクと共に接触面を形成する部品の中に作られた円形溝
内に収容されることを特徴とする請求項1に記載のクラ
ッチ。 - 【請求項4】 前記薄板がオリフィスを有する部分を含
み、且つ前記柱の端部と前記駆動ディスクと共に接触面
を形成する部品との間に位置し、前記穴が、前記はずみ
車上に前記カバーを固定させる手段を受け取ることを特
徴とする請求項3に記載のクラッチ。 - 【請求項5】 突合せ機構が、前記柱上に作られた少な
くとも1つの肩で構成され、前記肩の上に前記駆動ディ
スクの切り込みの縁部が突き当たることを特徴とする請
求項1から4のいずれか一項に記載のクラッチ。 - 【請求項6】 押し付け装置と呼ばれる装置が、前記漸
進性装置に組み合わされ、前記押し付け装置が、隣接部
品に対して他方の非作用接触面の前記駆動ディスクを押
し付けるための手段を有することを特徴とする請求項1
から5のいずれか一項に記載のクラッチ。 - 【請求項7】 前記押し付け装置が、前記接触面の前記
駆動ディスクとそのディスクに最も近い別の駆動ディス
クとの間に位置した少なくとも1つの金属弾性薄板を有
し、前記薄板の折り曲げられた作用端部が、前記接触面
の前記駆動ディスクを隣接部品に対して押し付けること
を特徴とする請求項6に記載のクラッチ。 - 【請求項8】 前記押し付け装置が、前記柱の2つの側
面に接して配置された2つの薄板を含むことを特徴とす
る請求項7に記載のクラッチ。 - 【請求項9】 前記柱が、前記接触面の部品の側にオリ
フィスを有するU字形であり、前記駆動ディスクが前記
柱の分枝を受け取る2つの切り込みを有し、前記薄板
が、前記オリフィスの中に配置され、且つ前記2つの切
り込みの間において前記駆動ディスクを押さえ付けるこ
とを特徴とする請求項7に記載のクラッチ。 - 【請求項10】 前記漸進性装置と前記押し付け装置が
単一の部品の形であることを特徴とする請求項6から9
のいずれか一項に記載のクラッチ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9112430 | 1991-10-09 | ||
FR9112430A FR2682439A1 (fr) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | Embrayage a disques structuraux en particulier en carbone-carbone. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05215148A true JPH05215148A (ja) | 1993-08-24 |
JP2615326B2 JP2615326B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=9417742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4296490A Expired - Lifetime JP2615326B2 (ja) | 1991-10-09 | 1992-10-08 | 炭素−炭素構造用ディスクを有するクラッチ |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5284232A (ja) |
EP (1) | EP0537088B1 (ja) |
JP (1) | JP2615326B2 (ja) |
AT (1) | ATE132589T1 (ja) |
DE (1) | DE69207328T2 (ja) |
ES (1) | ES2081595T3 (ja) |
FR (1) | FR2682439A1 (ja) |
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JP2012515308A (ja) * | 2009-01-19 | 2012-07-05 | シェフラー テクノロジーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | クラッチ装置 |
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