JPH06503397A - 内燃機関の電気燃料ポンプ用の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 背景技術 本発明は請求項１の前半部に記載したような形式の内燃機関の電気燃料ポンプ用 の制御装置から出発する。ドイツ連邦共和国特許第１５２６５０４号によって公 知の内燃機関における燃料ポンプの制御のためのスイッチ装置においては、内燃 機関の最低回転数以下において燃料ポンプへの電流供給が遮断される。ここに開 示されている発明は、点火が行われている場合に内燃機関の回転数は、内燃機関 が外部の作用特に事故によって減速する場合にだけ最低値以下になるという考え から導き出されたものである。この場合安全性の理由から、タンクから内燃機関 への燃料の搬送を中断するのである。更に、ドイツ連邦共和国特許出願公開第２ ０６５９２８号及び第２２４９２５３号によって、前述したのと同じ理由から、 内燃機関が停止している場合に内燃機関への燃料供給を中断する解決策が公知に なっている。この場合内燃機関の停止状態は、吸気管内の空気の流れを適当に測 定することによって検出され、吸気管内の空気量測定フラップが休止位置にある 場合に、スイッチが相応して操作され、このスイッチ操作に関連して電気的に駆 動される燃料ポンプへの電流供給も中断される。もちろん、始動の場合には適当 な手段を講じて、特に始動の始めにこの安全機能が働かないようにしなければな らない。

ところで、内燃機関における電気燃料ポンプの安全遮断の公知の解決策では、こ の安全遮断の誤った応動をもたらす可能性があることが判明した。

したがって本発明の課題は、確実な遮断構想を開発し、提供することである。こ の課題は請求項１の特徴によって解決された。

発明の効果 請求項１のよる内燃機関の電気燃料ポンプ用の制御装置によって、燃料ポンプ遮 断装置の高度の確実性が生せしめられ、しかも、比較的に簡単に実現可能である 。

図面 本発明の１実施例は図面に示されており、以下において詳細に説明する。

実施例の説明 この実施例は、内燃機関の電気燃料ポンプ用の制御装置に関するものである。こ の場合詳細に図示していない燃料ポンプの電気モータは符号１０で示されている 。この電気モータはその供給電圧Ｕ　Ｒａ　ＩＬをスイッチ１１を介して供給導 線１２から供給される。

符号１３は第１の回転数のための第１のセンサを示し、符号１４は第２の回転数 のための第２のセンサを示す。具体的にはセンサ１３は内燃機関のクランク軸に 所属し、センサ１４はカム軸に所属している。両方のセンサ１３及び１４は出力 側でブロック１５に接続されており、このブロック内では両方のセンサ１３及び １４の信号のためのそれぞれ１つの限界値問い合わせ素子１６ａ及び１６ｂ並び に限界値問い合わせ素子の出力信号のためのアンドゲート１７がシンボル状に示 されている。このアンドゲート１７自体は電流供給導線１２と燃料ポンプの電気 モータ１０との間のスイッチ１１を制御する。ブロック１５は更に供給電圧接続 部１９を介して電流供給導線１２と接続されているところで本発明の根本思想は 、燃料ポンプの電気モータ１０に対して直列のスイッチ１１を回転数に関連して 、センサ１３の信号並びにセンサ１４の信号が最低限の値を有している場合にだ け開くことである。これによって、両方のセンサの一方１３又は１４が故障して も自動車がまだ走行可能な状態にとどまることが保証される。

この場合、ブロック１５内に示されたアンドゲート１７は、その前方に接続され ている限界値問い合わせ素子と相まって、センサ１３及び１４の両方の信号の自 体周知の確実性の問い合わせを行い、両方の信号が確実であって両方の回転数値 が選択可能な下方の値以下である場合にだけ、スイッチ１１を開く。

両方のセンサ１３及び１４を内燃機関の異なる軸に所属させ、換言すればセンサ １３を例えばクランク軸に、またセンサ１４を例えばカム軸に所−属させるのが 特によいことが判明した。もちろん両方のセンサ１３及び１４の両方の出力信号 の確実性の問い合わせは、クランク軸回転数及びカム軸回転数の異なった絶対値 若しくは相互関連を考慮しなければならない。

もちろん、始動過程の始めにおいても燃料ポンプが燃料を搬送し得るように、配 慮しなければならない。

このために、少なくとも始動過程の期間中、確実性の問い合わせを無効にする手 段が設けられている。

回転数が少ない場合に燃料ポンプを遮断するほかに、本発明による制御装置は内 燃機関のための過回転数防止装置としても使用することができる。その場合には 、安全限度の回転数を超えたときに燃料ポンプへの電流の供給が中断される。こ の場合においても、センサ１３及び１４の両方の値の確実性問い合わせが、安全 限度の回転数超過を示したときに、制御装置が応動することができる。

国際調査報告 フロントページの続き （７２）発明者　フレートゲン、　ディートマルドイツ連邦共和国　Ｄ　−７１ ４３ファイヒンゲン／エンツ　タネンヴエーク　１１

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．内燃機関の軸の回転数のためのセンサ（１３）と測定された回転数に関連す るポンプ遮断信号を供給する論理手段とを有している形式の内燃機関の電気燃料 ポンプ用の制御装置において、回転数の別のセンサ（１４）の信号が論理手段（ １６・１７）に供給され、両方の回転数信号があらかじめ定められた範囲から外 れた場合にだけ遮断が行われるようにしたことを特徴とする内燃機関の電気燃料 ポンプ用の制御装置。
2. ２．クランク軸及びカム軸の回転数が両方のセンサ（１３・１４）によって測定 されるようにしたことを特徴とする請求項１記載の制御装置。
3. ３．論理手段（１６・１７）に所属してスイッチ手段（１１）が設けられており 、このスイッチ手段によって、両方の回転数があらかじめ定められた範囲を外れ た場合若しくは最低の回転数値以下に又は最高の回転数値以上になった場合に、 電気ポンプヘの電流の供給が中断されるようにしたことを特徴とする請求項１又 は請求項２記載の制御装置。
4. ４．少なくとも始動過程の期間中確実性の問い合わせを無効にする手段が設けら れていることを特徴とする請求項１から請求項３までのいずれか１項に記載の制 御装置。