JPH0650311Y2 - 幼児用三輪車におけるカゴの取付構造 - Google Patents

幼児用三輪車におけるカゴの取付構造

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JPH0650311Y2
JPH0650311Y2 JP11566490U JP11566490U JPH0650311Y2 JP H0650311 Y2 JPH0650311 Y2 JP H0650311Y2 JP 11566490 U JP11566490 U JP 11566490U JP 11566490 U JP11566490 U JP 11566490U JP H0650311 Y2 JPH0650311 Y2 JP H0650311Y2
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JP
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basket
step plate
mounting structure
hooking
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JP11566490U
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明 小林
Original Assignee
株式会社プラスワン
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は幼児用三輪車におけるステップ板に対するカゴ
の取付構造の改良に関する。
(従来の技術) 幼児用三輪車におけるステップ板に対するカゴの取付け
は、ステップ板とカゴの底部とに渉ってボルトを貫挿通
し、そのボルトにナットを螺合締着して固定するという
手段が採用されていたが、ステップ板にボルトを挿通す
る穴を開穿するため、工程数が増え、ボルト・ナットの
締着に手数を要するといったことで第5図に示すような
取付構造が提案されている。
その取付構造は、合成樹脂製のカゴ8の下面における前
縁に掛合爪9を垂下突設し、後縁には略L字形の係合片
10を前記掛合爪と対向させて突設し、他方、車体フレー
ム側に架設されるステップ板11の後縁には係合片10の水
平部10′が嵌入係合する切欠き12が設けられている。
そして、カゴ8の取付けは、先づカゴの下面に突設した
係合片10の水平部10′をステップ板11の切欠き12に差し
込み、その係合片10と切欠き12の係合部分を回動の中心
としてカゴを下向きに回動して掛合爪をステップの前縁
下面に引っ掛け、定着するものである。
(考案が解決しようとする課題) 上記したカゴの取付構造にあってはカゴが左右に移動す
るのを係合片との切欠きで止めているが、ステップ板に
切欠きを形成することはボルト・ナット止めと同様、工
程数が増えると共に、切欠きが施されることによりステ
ップ板自体の強度を低下させることになる。又、カゴの
取付手順も係合片を差し込んでからカゴを回動するとい
う二動作が必要となり、カゴのセットにも手数を要する
ものである。
本考案は上述した如き従来の技術の有する問題点に鑑み
てなされたもので、その目的とする処は、カゴの取付け
がワンタッチで出来、且つカゴの左右方向への移動を阻
止する手段がステップ板に後加工を施さないで出来る取
付構造を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案におけるカゴの取付
構造は、合成樹脂製のカゴ体の下面前後部に、下端に引
掛部を有した掛合爪を相対向させて垂下突設すると共
に、その掛合爪における引掛部の外周面は下向きの傾斜
面とし、他方掛合爪が掛着されるステップ板の前後縁に
は前記掛合爪が左右方向へ移動するのを防止する当り部
を突出形成したことを特徴とする。
上記カゴ体の下面に突設される掛合爪は前縁側が2本、
後縁側が2本の合計4本が効果的である。
(作用) 上記手段によれば、カゴ体をステップ板の上方より下方
に押し下げればカゴ体の下面に突設された掛合爪はその
傾斜面がステップ板の前後縁と当接して外側へ押し拡げ
られ、その状態で下方に移動し、掛合爪の引掛部がステ
ップ板の下面に掛着してカゴ体が取付けられる。
そして、その掛合爪はステップ板に設けられた当り部と
当接して左右方向への水平移動が阻止される。
(考案の効果) 本本案の幼児用三輪車におけるカゴの取付構造は以上の
如き構成としたものであるから、カゴの取付けはステッ
プ板の上方より押し下げるだけのワンタッチで行なうこ
とが出来る。
又、ステップ板上に取付けられたカゴは掛合爪がステッ
プ板の当り部に当接して左右方向への移動が阻止される
が、その左右方向への動きを止める当り部はステップ板
の前後縁に外方へ突出させて形成されているため、従来
の切欠き構造と比較してステップ板への後加工がなく、
しかも切欠きが無いためステップ板の強度を低下させる
といったこともなく、実用性に富むものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、1
は合成樹脂材で今日周知の形状に成形されたカゴ体、2
は上記カゴ体1が取付けられるステップ板で、そのステ
ップ板2は幼児用三輪車の車体フレーム3の後部に水平
に架設固定される。
カゴ体1はその下面の前後部に左右に間隔をおいて、下
端に引掛部5を有した掛合爪4が一体に突出形成され、
その引掛部5の外周面は円弧によって下向きの傾斜面6
が形成されている。
上記カゴ体1が取付けられるステップ板2は金属平板を
プレス加工して平面略長楕円形に形成されると共に、そ
の前後縁間の幅はカゴ体1に形成した前後の掛合爪4,4
間の間隔と略同じか、稍々幅狭くしてある。そして、前
後縁の中央部にはカゴ体1側の左右の掛合爪4,4間の間
隔より稍々狭い幅部分を外方に突出させて、突出角部に
当り部7が形成されている。
従って、カゴ体1の掛合爪4はステップ板2の当り部7
の外側位置に掛着され、それによってカゴ体1がステッ
プ板上を左右方向に移動しようとする動きが阻止され
る。
又、上記の当り部7を形成する中央部分の膨出はステッ
プ板2自体の曲り、変形等を補強するリブとしても働く
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は平面図、第2図
は第1図の(2)−(2)線に沿える断面図、第3図は
カゴとステップ板との分離状態を示す拡大断面図、第4
図は斜視図、第5図は従来構造の断面図である。 図中、 1:カゴ体、2:ステップ板 4:掛合爪、5:引掛部 6:傾斜面、7:当り部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】幼児用三輪車のステップに対するカゴの取
    付構造であって、合成樹脂製のカゴ体の下面前後部に下
    端に引掛部を有した掛合爪を相対向させて垂下突設する
    と共に、その掛合爪における引掛部の外周面は傾斜面と
    し、他方掛合爪が掛着されるステップ板の前後縁には前
    記掛合爪が左右方向へ移動するのを防止する当り部を突
    出形成したカゴの取付構造。
JP11566490U 1990-11-02 1990-11-02 幼児用三輪車におけるカゴの取付構造 Expired - Lifetime JPH0650311Y2 (ja)

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JPH0471392U JPH0471392U (ja) 1992-06-24
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JP2002362455A (ja) * 2001-06-07 2002-12-18 Ogk Co Ltd 自転車用荷カゴ装置及び荷カゴ付き自転車
DE102004057128A1 (de) * 2004-11-26 2006-06-01 Bayerische Motoren Werke Ag Zubehörteil und Motorrad zum Anbringen des Zubehörteils

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