JPH0646785Y2 - 自転車用荷かご - Google Patents

自転車用荷かご

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JPH0646785Y2
JPH0646785Y2 JP548190U JP548190U JPH0646785Y2 JP H0646785 Y2 JPH0646785 Y2 JP H0646785Y2 JP 548190 U JP548190 U JP 548190U JP 548190 U JP548190 U JP 548190U JP H0646785 Y2 JPH0646785 Y2 JP H0646785Y2
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JP
Japan
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bicycle
bowden cable
engaging portion
bowden
basket
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Expired - Lifetime
Application number
JP548190U
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JPH0396984U (ja
Inventor
景雨 木村
Original Assignee
大阪グリップ化工株式会社
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Publication date
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  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、合成樹脂によって一体成形された自転車用荷
かごに関するものである。
(従来の技術) 本願出願人は、この種自転車用荷かご21として、第11図
に例示するように、胴部22が上端開口23に向って拡がる
テーパー状とされると共に、網状とされ、胴部22の後面
及び底部24に、自転車20への取付部25,26が設けられ、
胴部22の上端後部に、後方に突出するボーデンケーブル
27,28を係止する係合部29が設けられ、合成樹脂により
一体的に成形されたものをすでに提案している(実願昭
63−139829号参照)。そして、この荷かご21は、自転車
20のフレーム前部30と、前車輪車軸31に金具32,33によ
り前記取付部25,26に取付けられ、前記係合部29に前輪
及び後輪用ブレーキのボーデンケーブル27,28が係合さ
れている。
(考案が解決しようとする課題) この自転車用荷かご21は、上述のように、前記係合部29
にボーデンケーブル27,28が係合されるが、該係合部29
は略水平状に固定的に設けられており、自転車20への取
付角度を一定にするのは難しく、ボーデンケーブル27,2
8の係合部29に対する関係角度もまちまちで、ブレーキ
レバー34操作の際に、前記ボーデンケーブル27,28が係
合部29に対して上下に円滑に動かないという問題があ
る。
本考案は、上述のような実状に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、ボーデンケーブル係合部
が、ボーデンケーブルに対して最適な角度に調整でき、
ボーデンケーブルの動きを円滑にすることができるよう
になっている自転車用荷かごを提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本考案では、上記目的を達成するために、次の技術的手
段を講じた。
すなわち、本考案は、合成樹脂製の自転車用荷かごであ
って、上端が開口され、胴部4の後面及び底部13に自転
車への取付部9,15が設けられ、前記胴部4の上端後部
に、後方に突出するボーデンケーブル係合部12が設けら
れ、前記ボーデンケーブル係合部12は、前記胴部4に薄
肉ヒンジ部17を介して上下方向に屈曲自在に設けられて
いることを特徴としている。
(作用) 本考案によれば、ボーデンケーブル係合部12にボーデン
ケーブル27,28を係合させ、前記係合部12を上下方向に
屈曲してボーデンケーブル27,28の軸線に対して略直角
にすると、ブレーキレバー34の操作の際、ボーデンケー
ブル27,28が円滑に上下動する。
また、荷かごの運搬又は保管の際、ボーデンケーブル係
合部12を下方に屈曲して胴部4後面に沿わせておくと、
該係合部12の突設量だけ嵩を小さくできる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図〜第7図において、自転車用荷かご1は、合成樹
脂材により一体的に成形されたかご本体2に装飾体3を
装着して構成されている。
かご本体2は、胴部4が上端開口5に向って拡がるテー
パー状とされ、その下半部が柵状又は網目状とされたす
かし部6とされ、該すかし部6の後面中央はすかし部と
されず取付強度が確保されている。そして、胴部4の上
半部は、周囲が実質的に壁状とされた周壁部7とされ、
該周壁部7とこれに続く前記すかし部6の境界には、外
方に向って突出する装飾体係止部8が形成されている。
また、胴部4の後面周方向中央には、自転車20への取付
部9が前記周壁部7に位置して設けられ、内面側に2条
の上下方向に延びる補強リブ10が設けられている。この
取付部9には、上下方向に長い2条のかご取付長孔9aが
形成されている。
さらに、かご本体2の上端開口5外周には、外側方から
下方に向って延びるフランジ部11が形成され、このフラ
ンジ部11の後側中央部にはボーデンケーブル係合部12が
突設されている。
そして、かご本体2の底部13には、左右に網目状部14が
形成され、中央前寄りに前後方向に長い長孔からなる自
転車20への取付部15が設けられている。
前記装飾体3は、合成皮革等の合成樹脂シート、フイル
ム、布、金属箔等からなり、種々の色調に彩色された
り、多彩な模様、図柄等や材料の地肌を生かすなどして
装飾効果あるものとするのが好ましい。そして、該装飾
体3は、かご本体2の周壁部7の外形寸法と略同一のテ
ーパー状の筒状体とされ、第7図に示すように、かご本
体2の前記かご取付長孔9aに対応する位置に、複数の取
付孔が穿設されている。
また、装飾体3は、かご本体2の胴部4下方から上端に
向って引き上げ、周壁部7に外嵌され、該装飾体3の上
端縁をフランジ部11の下端縁よりも上方に位置させて隠
れるようにし、下端縁を前記係止部8上に係止されてか
ご本体2に装着される。この際、装飾体3の上端縁は、
フランジ部11の内側上方に位置し隠れるので納まりがよ
く、外観がよいうえ、フランジ部11により保護されるた
め上端縁にものが引掛って捲くれたり破れることがな
く、しかも下端縁は係止部8に係止されているので、下
方にずれたり脱落したりせず、また、装飾体3と係止部
8が面一状或いは係止部8の方が突出していれば下端が
捲くれることがない。
前記ボーデンケーブル係合部12は、第4図〜第6図に示
しているように、フランジ部11の外側下端縁に、左右方
向に延びる薄肉のヒンジ部17と、該ヒンジ部17の端部に
形成された厚肉耳部18と、該厚肉耳部18の左右両端部後
方に突設された平面からみて略C形のケーブル挿通自在
なケーブル保持片19とからなり、前記ヒンジ部17が上下
方向に屈曲可能とされている(第6図に2点鎖線で示し
ている)。
上記実施例において、荷かご1を自転車20に取付ける場
合は、底部13の取付部15及び胴部4の取付部9並びに装
飾体3の取付孔16にボルト等(図示省略)をそれぞれ挿
通し、自転車20に取付けられている取付金具(自転車20
に備えられている)に螺着すればよい。このとき、装飾
体3は、かご本体2と荷かご取付金具の間で挟持され、
前記係止部8により係止されていることと相まって、脱
落の恐れは全くない。
そこで、ボーデンケーブル27,28を、左右のケーブル保
持片19内に押し込んで係合状態とし、ボーデンケーブル
係合部12のヒンジ部17を上下方向に屈曲させて、前記保
持片19をボーデンケーブル27,28の各軸線と略直角状に
なるように調整すると、保持片19の略中央にボーデンケ
ーブル27,28が位置する。したがって、ブレーキレバー3
4を操作すると、ボーデンケーブル27,28は、係合部12特
に保持片19に接触しないか又は軽く接して上下方向に円
滑に動き、ブレーキレバー操作に支障をきたしたり、ボ
ーデンケーブル27,28が損傷することなく、ブレーキ操
作が容易である。
第8図〜第10図は、かご本体2の胴部4のすかし部6と
周壁部7の配列及び数を変えた他の実施例を示してお
り、装飾体3の係止部8が胴部4の周面から突出しない
ように、周壁部7を縮径して、装飾体3がすかし部6と
略面一か又はすかし部6よりも窪むようになっている。
なお、これらの実施例においても、装飾体係止部8をす
かし部6より突出した前記実施例のようにすることがで
きる。
また、装飾体3は、外嵌はもとより、接着剤による貼
着、材料の有する弾力性によって、さらには熱膨張収縮
を利用して装着することができる。
本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、例え
ば、ボーデンケーブル係合部12は、左右分割形とするこ
とができ、さらに保持片19を3個形成して変速機操作ケ
ーブルを係合できるようにしてもよく、装飾体3のない
荷かごにも採用できる。
(考案の効果) 本考案は、上述のように、合成樹脂製の自転車用荷かご
であって、上端が開口され、胴部4の後面及び底部13に
自転車への取付部9,15が設けられ、前記胴部4の上端後
部に、後方に突出するボーデンケーブル係合部12が設け
られ、前記ボーデンケーブル係合部12は、前記胴部4に
薄肉ヒンジ部17を介して上下方向に屈曲自在に設けられ
ていることを特徴とするものであるから、ボーデンケー
ブル係合部12を、ボーデンケーブル27,28に対して最適
な角度に調整でき、ボーデンケーブル27,28の動きを円
滑にしてブレーキ操作を容易にすることができ、また、
運送、保管時にはボーデンケーブル係合部12を屈曲して
胴部4後面に沿わせることによって、該係合部12突出量
分の嵩を小さくでき、運送量の増大、保管面積の縮小等
を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本考案の実施例を示すもので、第1図
は全体平面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3
図は正面斜視図、第4図はボーデンケーブル係合部の拡
大平面図、第5図は第1図のB−B線断面図、第6図は
第5図のC部拡大図、第7図は装飾体の正面斜視図、第
8図〜第10図はその他の実施例概略正面図、第11図は従
来例を示す側面図である。 1……荷かご、4……胴部、9,15……取付部、12……ボ
ーデンケーブル係合部、13……底部、17……ヒンジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製の自転車用荷かごであって、上
    端が開口され、胴部(4)の後面及び底部(13)に自転
    車への取付部(9)(15)が設けられ、前記胴部(4)
    の上端後部に、後方に突出するボーデンケーブル係合部
    (12)が設けられ、前記ボーデンケーブル係合部(12)
    は、前記胴部(4)に薄肉ヒンジ部(17)を介して上下
    方向に屈曲自在に設けられていることを特徴とする自転
    車用荷かご。
JP548190U 1990-01-24 1990-01-24 自転車用荷かご Expired - Lifetime JPH0646785Y2 (ja)

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JP548190U JPH0646785Y2 (ja) 1990-01-24 1990-01-24 自転車用荷かご

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JPH0396984U JPH0396984U (ja) 1991-10-04
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