JPH06501961A - 免疫調節活性を有するシユードペンタペプチド - Google Patents

免疫調節活性を有するシユードペンタペプチド

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JPH06501961A
JPH06501961A JP5504226A JP50422692A JPH06501961A JP H06501961 A JPH06501961 A JP H06501961A JP 5504226 A JP5504226 A JP 5504226A JP 50422692 A JP50422692 A JP 50422692A JP H06501961 A JPH06501961 A JP H06501961A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 免疫調節活性を有するシニードベンタベブチド技術分野 本発明は、免疫調節活性を有する合成シェードペンタペプチド、薬学的組成物、 および関節炎のような免疫性疾患の治療におけるそれらの使用に関する。より詳 細には、本発明は、血清中で増大した安定性を示すように設計された改良シニー ドペンタペプチドに関する。
背景技術 「サイモポイエチン」と命名された49個のアミノ酸からなるペプチドを胸腺組 織から単離することは、1975年に報告された。(汎用薬としてのサイモポイ エチンは、しばしば、「サイペンチン」と呼ばれる。これら用語は、本明細書に おいて、互換的に用いられている。)インビトロにおいて、サイモポイエチンは 、胸腺前駆細胞の胸腺細胞への分化、並びに後期B細胞分化、補体レセプターの 誘導、およびリンパ細胞転写を増大させる。インビボにおけるその効果は、胸腺 前駆細胞の誘導、T細胞依存性抗体応答の増大、およびマウスにおける自己免疫 溶血性貧血の兆候進行の遅延を含む。
1979年までに、サイモポイエチンのアミノ酸32〜36に該当する合成ペン タペプチドが全長ペプチドの生物学的活性を有することが示された。 ゴールド シュタイン(Gold+l5in、 G、 )らは、ペンタペプチドArg−L ys −As p−Va 1−Ty rがこれら生物学的効果を示すことを実証 した(Sc i ence (1979)204 : 1309〜1310)。
免疫動態を含め該ペンタペプチドのインビボにおける活性に関するさらなる研究 がディ・べり(Di PHri。
丁、 )らによって報告された(J、Immuno、Pha rmacol、( 1980)2:567〜572)。
サイモポイエチンホルモンおよび対応するペンタペプチドサイモベンチンに関す る初期の研究が、それらの免疫調節活性に焦点が向けられる一方で、これら物質 が慢性関節リウマチに対して明らかな効果を有することが臨床において観察され た。例えば、マレーズ(Mxlaise、 M、G、 )らLanCet(19 85)832〜836参照。このペンタペプチドによる治療結果は非常に有望な ものであるが、その血漿中半減期がわずか30秒であるという大きな欠点を有し ている。それ故、少なくとも10分間に渡る輸注が要求されるうえ、繰り返し投 与が必要とされる。しかしながら、その治療はうまくいっている。すなわち、マ レーズらの研究における患者は、−週間に数日程度の継続的輸注が必要とされて いるにもかかわらず、その治療を継続して受けることを強く望んだのである。
類似の結果がピピノ(Pipino、F、)らによって報告されたドは、継続輸 注以外の形態での投与が可能なように充分に安定化されたならば、より適用しや すく広範な用途を見いだせる、毒性がなく、簡便な薬剤であることが明らかにな ってきた。
ペンタペプチドの構造的要件に関する研究、および必要とされる活性を有したま まのペプチドでどのようなアミノ酸配列中の修飾が行えるかについての研究も行 なわれている。本出願人の知りえているそのような研究の最も初期のものは、ヘ ブナ−(Heavnu、 G、 A、)らによるArch、Biochem、B iophys、(1985)242:248〜255であり、この研究は、ヒト T細胞における細胞内c GMP上昇を誘導する能力、およびT細胞レセプター に対して放射標識サイモポイエチンと競合する能力によって29の類似体の活性 を評価している。その結果から、1位のアルギニン残基は、それをD−異性体と 置き換えた場合にはわずかな活性しか得られないが、活性にとって必須のもので あることが示されてる。3位のアスパラギン酸についても同じことが言え、D− 異性体で置き換えた場合には、活性はゼロではないが減少してしまうが、活性に とって必須である。
具体的には、3位のアスパラギン酸残基をグルタミル残基で置き換えることによ りレセプター競合活性およびcGMP刺激活性の双方が消失した。サイモポイエ チンに類似した49アミノ酸ペプチド(アスパラギン酸残基のグルタミン酸によ る置換によって34位のみが異なる)であるサイスブレニンがウシ牌臓から単離 されたということは興味深い。配列Ar g−Ly s −G 1 u−Va  1−Ty rを有する、対応するペンタペプチドであるスブレニンは、その生物 学的活性が他の点では異なるものの、TおよびB前駆細胞を誘導する類似の能力 を示す(オードヒ+ (Audh7s、丁、)ら、Proc、Na t 1.A cad、Sc i、USA (1984)81 : 2847〜2849)。本 発明者らの知るところでは、慢性関節リウマチに対する効果に関してのスブレニ ンの臨床実験は行なわれていない。
上記へブナ−の研究は、サイモベンチンの構造の2.4および5位において、活 性に不利益な影響を及ぼすことなくいくつかの置換を行なうことができることを 示している。例えば、2位のLysは、プロリン残基により首尾よ(置き換える ことができ、またD−Lysまたはα−アミノイソ酪酸(Aib)によりそれほ ど首尾よくではないが置き換えることができた。4位のValは、そのD−異性 体、Alaまたはサルコシンにより置き換えることができた。5位のTyr残基 は、欠失またはAlaによる置き換えができなかったが、これをVa 1SPh e、D−Tyr、3−ニトロ−Tyr。
3−クロロ−Tyr(Lかし、3−ヒドロキシ−Tyrではない)、Hisおよ びTrpで置き換えることにより種々の活性を有する類似体が得られた。
これら結果の相対的な単純性は、分解に対する増大した安定性を有する生物学的 に活性な類似体合成の試みについての同研究グループによる1986年の報告に とってかわられた。
半減期の短さの問題が認識されていたので、血漿中でより長い半減期を有する類 似体を設計する試みがなされた。この研究の報告であるヘブナーG、A、らは、 いくつかのN末端アセチル化類似体およびC末端アミド化類似体の活性について 報告した(Peptides (1986)7:1015〜1019)。先の雑 文は、2位においてプロリン、AibおよびD−Lysにより置換できたことを 示していたが、それらのペプチドのN末端をアセチル化すると、Aib2類似体 および天然のサイモペンチンは活性を失う結果となった。他方、Pro2類似体 は、完全な活性を保持していた。同様に、恐らく、サイモベンチンベブチドその もののC末端をアミド化すると、活性が失われたであろうが、Pr02およびA tb2類似体の場合には保持されたであろう。しかしながら、サイモベンチンそ のものは、N末端アセチル化およびC末端アミド化の組合せにより、活性な分子 を得ることができた。
Aib2類似体の場合にそのような結果は得られなかった。
該雑文で報告された類似体は、一般に、サイモベンチンそのものに比べて血清中 で増大した半減期を有していた。
分子レベルでのスブレニンおよびサイモベンチンベブチドの生物学的特異性につ いての比較が、最近、ヘブナーG、 A。
らによって報告された(Regulatory Peptid e s (19 90ン27 : 257〜262)、2つの異なるヒトT細胞群:CEMおよび MOLT−4におけるcGMPの上昇がアッセイ系として用いられた。ヒトサイ スブレニンはMOLT−4群に対してのみであるのに対し、サイモベンチンは、 両タイプのT細胞群に対して、cGMPを刺激させることができた。該アッセイ では、種々の形のヒトサイスブレニン類似体(これは、ウシサイスプレニン全長 ペプチドの34位(ペンタペプチドの3位)のGluをAhaで置換したもの) が使用された。配列Ac−Arg−Lys−Ala−Val−Tyr−NF2を 有するヒト「スブレノペンチン」(スブレニン)は、CEM細胞上のレセプター に対しては不活性であったが、MOLT−4細胞に対しては活性であった。
このパターンは、C末端Tyrを欠失したテトラペプチドまたはそのPro2類 似体を用いた場合にも同様であった。サイモペンチンのPro2類似体中のTy rをフェニルアラニンで置換すると活性パターンが逆転した。
上記研究は、分子レベルでの特異性に変動が起こり得るかもしれないか、3位に おいてはAspSGluまたはAlaが、また1位においてはArgである必要 性を除き、一般に、全般的な免疫調節活性を保持したままで、ペンタペプチドの 配列にわずかな修飾を行なうことができることを示している。
また、ある種のサイモベンチン類似体は、特許出願の主題となっている。197 9年4月12日および1980年3月13日付は米国優先権に基づく特願昭55 −46990号は、特にArg−D−Ala−Asp−Va 1−Tyr −N F2を含む上位概念種のペンタペプチドを開示し、クレームしている。1989 年8月7日付は公開のスローンーケ・ツタリング社の特開昭61−050998 号は、種々の残基の側鎖を修飾したペンタペプチドの誘導体を開示し、クレーム して0る。1988年9月21日に公開されたヨー口・ノック出願公開No、2 82891は、ペンタペプチドの「レトロインノく一ソ(ul+oiovu+o ) J類似体およびトリペプチドフラグメントを開示し、クレームしている。こ れらの類似体において、いくつかのペプチド結合は逆転している。
しかしながら、許容できる血漿中半減期を有し、毒性がなく薬剤としての有効性 を保持している、サイモベンチン活性を有する薬剤を設計する要望がなおも残っ ている。本発明は、サイモベンチンまたはその活性類似体のペプチド結合の1ま たはそれ以上が同配性(目osfsric)非ペプチド結合によって置き換えら れた類似体に関する。
発明の開示 本発明は、免疫系の調節、および関節炎のような免疫性疾患の治療において有効 な、プロテアーゼ耐性のシュードペプチドを提供する。それらは、自己免疫疾患 および感染症のような疾病の治療および抑制に有用である。これら化合物は、サ イモベンチンの本質的な特性を保持しているが、該ペンタペプチドを構成するア ミノ酸残基の間に少なくとも1つの非ペプチド結合を含有する。
すなわち、第1の側面において、本発明は、式:(式中、A A lは、Lまた はD形のアルギニン残基であり、A A 2は、LまたはD形の、塩基性アミノ 酸残基、中性/非芳香族アミノ酸残基もしくはプロリン残基、またはそのN−ア ルキル化(1−6C)体であり、 八A3は、場合により残りのカルボキシル基がアルキル基(1−6C)でエステ ル化されていてもよいLまたはD形のアスパラギン酸残基もしくはグルタミン酸 残基、またはアラニン残基であり、 AA4は、LまたはD形の中性/非芳香族アミノ酸残基であり、 AA5は、芳香族部分の1またはそれ以上の水素がNO2またはハロゲンで置換 されていてもよいしまたはD形の中性/芳香族アミノ酸残基またはLもしくはD 形の中性/非極性/大/非芳香族アミノ酸残基、またはそのN−アルキル化(1 −6C)体であり、 Rは、アシル基(1−6C) 、アリールスルホニル基、アルキルスルホニル基 、アリールアルキルスルホニル基またはアルコキシカルボニル基であり、 Rは、−0H−−N R2R3または−OR4であって、RおよびR3は、各々 独立して、水素またはアルキル基(1−6C)であり、°R4はアルキル基(1 −6C)であり、■〜IVの番号を付した結合の少なくとも1つは、−COらな る群から選ばれる修飾ペプチド結合であり、残りの結合は−CONH−または− cON CCH3)−である)で示されるシュードペプチド、および薬学的に許 容され得るその塩に関する。
第2の側面において、本発明は、式: (式中、A A lは、LまたはD形のアルギニン残基であり、A A 2は、 LまたはD形の塩基性アミノ酸残基、中性/非芳香族アミノ酸残基もしくはプロ リン残基、またはそのN−アルキル化(1−6C)体であり、 A A 3は、場合により残りのカルボキシル基がアルキル基(1−6C)でエ ステル化されていてもよいしまたはD形のアスパラギン酸残基であり、 AA4は、LまたはD形の中性/非芳香族アミノ酸残基であり、 AA は、芳香族部分の1またはそれ以上の水素がN O2またはハロゲンで置 換されていてもよいLまたはD形の中性/芳香族アミノ酸残基またはLもしくは D形のバリン残基、またはそのN−アルキル化(1−6C)体であり、Rは、ア シル基(1−6C)、アリールスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリール アルキルスルホニル基またはアルコキシカルボニル基であり、 Rは、−OH,−NR2R3または−OR4であって、RおよびR3は、各々独 立して、水素またはアルキル基(1−6C)であり、R4はアルキル基(1−6 C)であり、I〜IVの番号を付した結合の少なくとも1つは、−COCH−1 −CH(OH)CH2−および−CH2NH−からなる群から選ばれる修飾ペプ チド結合であり、残りの結合は−CONH−または−CON (CH3)−であ る)で示されるシュードペプチド、および薬学的に許容され得るその塩に関する 。
第3の側面において、本発明は、式: %式% C式中、AA、は、LまたはD形のアルギニン残基であり、AA2は、Lまたは D形の塩基性アミノ酸残基、中性/非芳香族アミノ酸残基もしくはプロリン残基 、またはそのN−アルキル化(1−6C)体であり、 AA3は、場合により残りのカルボキシル基がアルキル基C176C)でエステ ル化されていてもよいLまたはD形のアスパラギン酸残基であり、 A A 4は、LまたはD形のアラニン残基もしくはバリン残基であり、 A A sは、芳香族部分の1またはそれ以上の水素がN O2またはハロゲン で置換されていてもよいしまたはD形の中性/芳香族アミノ酸残基またはLもし くはD形のバリン残基、またはそのN−アルキル化(1−6C)体であり、Rは 、アシル基(1−6C)、了り−ルスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリ ールアルキルスルホニル基またはアルコキシカルボニル基であり、 Rは、−OH,−NR2R3または一0R4であって、RおよびR3は、各々独 立して、水素またはアルキル基(1−6C)であり、R4はアルキル基(1−6 C)であり、■〜IVの番号を付した結合の少なくとも1つは、−c。
CHっ−、−CH(OH)CH2−および−CH2NH−からなる群から選ばれ る修飾ペプチド結合であり、残りの結合は−CONH−または−CON (CH 3)−である)で示されるシュードペプチド、および薬学的に許容され得るその 塩に関する。
第4の側面において、本発明は、式: %式% (式中、AA、は、LまたはD形のアルギニン残基であり、AA2は、Lまたは D形の塩基性アミノ酸残基、中性/非芳香族アミノ酸残基もしくはプロリン残基 、またはそのN−アルキル化(1−6C)体であり、 AA3は、場合により残りのカルボキシル基がアルキル基(1−6C)でエステ ル化されていてもよいLまたはD形のアスパラギン酸残基であり、 AA4は、LまたはD形のアラニン残基もしくはバリン残基であり、 AA は、芳香族部分の1またはそれ以上の水素がNO2またはハロゲンで置換 されていてもよいLまたはD形のフェニルアラニン残基もしくはチロシン残基ま たはLもしくはD形のバリン残基、またはそのN−アルキル化(1−6C)体で あり、 Rは、アシル基(1−6C)、アリールスルホニル基、アルキルスルホニル基、 アリールアルキルスルホニル基またはアルコキシカルボニル基であり、 (1−6C)であり、R4はアルキル基(1−6C) であり■〜IVの番号を 付した結合の少なくとも1つは、−c。
CH2−1−CH(OH)CH2−および−CHz NH−からなる群から選ば れる修飾ペプチド結合であり、残りの結合+;t −CON H−また(1−C ON (CH3)−であル)テ示されるシュードペプチド、および薬学的に許容 され得るその塩に関する。
第5の側面において、本発明は、式; C式中、A A +は、LまたはD形のアルギニン残基であり、A A 2は、 LまたはD形のりシン残基、アラニン残基、α−アミノイソ酪酸残基、ロイシン 残基、ノルロイシン残基もしくはプロリン残基、またはそのN−アルキル化(1 −6C)(1−6C)でエステル化されていてもよいLまたはD形のアスパラギ ン酸残基であり、 AA4は、LまたはD形のアラニン残基もしくはバリン残基であり、 A A 5は、芳香族部分の1またはそれ以上の水素がNO2またはハロゲンで 置換されていてもよいLまたはD形のフェニルアラニン残基もしくはチロシン残 基またはLもしくはD形のバリン残基、またはそのN−アルキル化(1−6C) 体であり、 Rは、アシル基(1−6C) 、アリールスルホニル基、アルキルスルホニル基 、アリールアルキルスルホニル基またはアルコキシカルボニル基であり、 R1は、−OH,−NR2R3または一0R4であッテ、R2およびR3は、各 々独立して、水素またはアルキル基(1−6C)であり、R4はアルキル基(1 −6C)であり、■〜Ivの番号を付した結合の少なくとも1つは、−〇〇CH 2−1−CH(OH)CH2−および−CH2NH−からなる群から選ばれる修 飾ペプチド結合であり、残りの結合は−CONH〜または−CON (CH3) −である)で示されるシュードペプチド、および薬学的に許容され得るその塩に 関する。
第6の側面において、本発明は、式: (式中、AA、は、LまたはD形のアルギニン残基であり、AA2は、Lまたは D形のりシン残基、アラニン残基、α−アミノイソ酪酸残基、ロイシン残基、ノ ルロイシン残基もしくはプロリン残基、またはそのN−アルキル化(1−6C) (1−6C)でエステル化されていてもよいLまたはD形のアスパラギン酸残基 であり、 AA4は、LまたはD形のアラニン残基もしくはバリン残基であり、 Rは、アシル基(1−6C)、アリールスルホニル基、アルキルスルホニル基、 アリールアルキルスルホニル基またはアルコキシカルボニル基であり、 で置換されていてもよい4−ヒドロキシ−ベンジル基およびイソプロピル基から 選ばれるものであるか、またはそのN−アルキル化(1〜6)体であり、 J−111の番号を付した結合は、それぞれ独立して、−CONH−または−c ON (CH3)−である)で示されるシュードペプチド、および薬学的に許容 され得るその塩に関する。
本発明は、また、本発明の化合物を有効成分として含有する薬学的組成物に関し 、これら組成物は、免疫調節を達成するため、または関節炎の治療のために有用 である。他の側面においては、本発明は、本発明の化合物および組成物を用いて 、患者において免疫調節を達成させる、または関節炎のような免疫性疾患を治療 する方法に関する。
図面の簡単な説明 図1は、アミノ酸の分類を図式的に概説する図である。
発明を実施するだめの形態 本発明の化合物は、5つのアミノ酸残基を有するンユードペプチドであって、そ れらの残基を結合する少なくとも1つのペプチド結合が、上に述べた群の中から 選ばれる同配性結合によって置換されているものである。すなわち、本発明の化 合物のアミノ酸残基を結合している通常のC0NI(結合を置き換えることによ って機能上の同配体(口osltrりを得られるように修飾されている。そのよ うにして得られる化合物は、プロテアーゼによる分解に対する増大した安定性を 有し、式− することによって定義されている。これらに定義において、族アミノ酸残基であ り、A A sは、中性/芳香族アミノ酸または中性/非極性/大/非芳香族ア ミノ酸、またはそれらの誘導体もしくは置換体である。これらの分類は、以下の ように説明されるニ アミノ酸残基は、一般に、以下の4つの大きなサブクラスに下位分類することが できる: 酸性・ この残基は、生理的pHにおいて、Hイオンの欠落により負の電荷を有 するため、生理的pHにおける水性溶媒中にペプチドが存在する場合には、該ペ プチド中の本残基は、水溶液に引き付けられることにより、ペプチドの立体配座 中の表面位置をとる。
塩基性: この残基は、生理的pHにおいて、Hとの会合により正の電荷を有す るため、生理的pHにおける水性媒溶媒中にペプチドが存在する場合には、該ペ プチド中の本残基は、水溶液に引き付けられることにより、ペプチドの立体配座 中の表面位置をとる。
中性/非極性: この残基は、生理的pHにおいて、荷電しておらず、水性媒体 中にペプチドが存在する場合には、該ペプチド中の本残基は水溶液に反撥され、 ペプチドの立体配座中の内側の位置をとる。これら残基は、本明細書において、 「疎水性」とも表示されている。
中性/極性: この残基は、生理的pHにおいて、荷電していないが、水性媒体 中にペプチドが存在する場合には、該ペプチド中の本残基は、水溶液に引き付け られ、ペプチドの立体配座中の外側の位置をとる。
もちろん、個々の残基分子の統計的集計では、いくつかの分子は荷電しており、 いくつかは荷電していないであろうし、また大かれ少なかれ水性溶媒に引き付け られ、または反撥されるであろう。「荷電」の定義を合わせるために、個々の分 子の有意の百分率(少なくとも約25%)が生理的pHにおいて荷電している。
極性または非極性としての分類に要求される引き付けまたは反撥の程度は、任意 的なものであり、それ故、本発明により具体的に企図されたアミノ酸は、それぞ れに明確に分類されている。具体的に命名されていないほとんどのアミノ酸は、 既知の挙動に基づいて分類することができる。
アミノ酸残基は、さらに、当該残基の側鎖置換基に関する自明の分類である、環 状または非環状、および芳香族または非芳香族と下位分類でき、また小または大 と下位分類できる。
カルボキシル基の炭素を含めて全体で4個以下の炭素しか含んでいないならば、 該アミノ酸残基は小とみなされる。小残基は、もちろん、常に非芳香族である。
天然に存在する蛋白アミノ酸についての上記分類法に従う下位分類は以下の通り である。
酸性: アスパラギン酸およびグルタミン酸;塩基性/非環状: アルギニン、 リシン;塩基性/環状: ヒスチジン; 中性/極性/小: グリシン、セリン、システィン;中性/極性/大/非芳香族 : トレオニン、アスパラギン、グルタミン 中性/極性/大/芳香族: チロシン;中性/非極性/小: アラニン; 中性/非極性/大/非芳香族: バリン、イソロイシン、ロイシン、メチオニン ; 中性/非極性/大/芳香族: フェニルアラニン、およびトリプトファン。
遺伝子によりコードされるアミノ酸であるプロリンは、学術的には、中性/非極 性/大/環状および非芳香族の群に入るものであるが、ペプチド鎖の二次立体配 座におけるその既知の効果の故に例外的にここに定義された群には含まれない。
ある種の普通に遭遇する遺伝子コードによりコードされていないアミノ酸、例え ば、ベーターアラニン(ベーターAla)、3−アミノプロピオン酸、および4 −アミノ酪酸等のオメガ−アミノ酸、アルファーアミノイソ酪酸(Aib)、サ ルコシン(Sar)、オルニチン(Orn)、シトルリン(Cit)、t−ブチ ルアラニン(t−BuA)、t−ブチルグリシン(t−BuG)、N−メチルイ ソロイシン(N−Melle)、フェニルグリシン(Phg)、シクロへキシル アラニン(Cha)、ノルロイシン(Nle)、システィン酸(Cya)および メチオニンスルホキシド(MSO)も含まれる。これらもまた、個々のカテゴリ ーに都合よく分類することができる。
上記定義に基づいて、 Sar、ベーターAlaおよびAibは、中性/非極性/小であり; t−BuASt−BuG、N−Me I 1 e、Nl eおよびChaは、中 性/非極性/大/非芳香族であり;Ornは、塩基性/非環状であり; Cyaは、酸性であり; 大/非芳香族であり:並びに Phgは、中性/非極性/大/芳香族である。
上に分類したアミノ酸に加えて、それらの誘導体も含まれる。例えば、2−アミ ノ−3−(3−ニトロ−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸、2−アミノ− 3−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸、2−アミノ−3 −(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸、2−アミノ−3−( 3−ブロモ−4−とドσ牛ジフェニル)プロピオン酸、2−アミノ−3−(3− ヨード−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸等である。
種々のオメガ−アミノ酸は、サイズに従って、中性/非極性/小(ベーターal a、すなわち、3−アミノプロピオン酸、4−アミノ酪酸)もしくは大(その地 金て)のように分類される。
遺伝子中にコードされるアミノ酸の他のアミノ酸による置換も本発明の範囲内の ペプチド化合物に含まれ得、この一般的な分類法により分類され得る。
AA2についての好ましい態様は、既知のサイモベンチンのリシル残基、また、 プロリン残基、ノルロイシン残基、ロイシン残基、アラニン残基、α−アミノイ ソ酪酸残基およびそのN−アルキル化体を含む。
A A 3の好ましい態様は、場合により残りのカルボキシル基がアルキル基( 1〜6C)でエステル化されていてもよいアスパラギン酸残基である。
A A 4の好ましい態様は、サイモベンチンのバリン残基、並びにアラニン残 基、イソロイシン残基およびロイシン残基を含む。
A A sの好ましい態様は、芳香族部分の水素原子がN O2基またはハロゲ ンで置換されていてもよいフェニルアラニン残基および(サイモベンチンで見ら れる)チロシン残基、バリン残基およびそれらのN−アルキル化体を含む。
式(1)の化合物のN末端におけるα−アミノ基は、また、アシル化、アリール スルホニル化、アルキルスルホニル化、アリールアルキルスルホニル化またはア ルコキシカルボニル化されていてもよい。アシル化基は、ホルミル、アセチル、 ペンタニル、イソブチリル等の対応する1〜6Cアシル基である。アリールスル ホニル化基は、ベンゼンスルホニル、0−トルエン−スルホニル、m−トルエン −スルホニル、p−トルエン−スルホニル、キシレンスルホニル、ビフェニルス ルホニル、ナフタレンスルホニル等である。アルキルスルホニル化基は、メチル スルホニル、エチルスルホニル、ブチルスルホニル、ブチルスルホニル、ペンチ ルスルホニル、ヘキシルスルホニル等である。アリールアルキルスルホニル化基 は、ベンジルスルホニル、フェニルエチルスルホニル、フェニルプロピルスルホ ニル、フェニルブチルスルホニル、フェニルペンチルスルホニル、フェニルへキ シルスルホニル等である。アルコキシカルボニル化基は、エトキンカルボニル、 ブトキンカルボニル、i−ペントキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル等 である。
式(1)の化合物のC末端において、カルボキシル基は、非誘導体の形態であっ てもよいし、アミド化またはエステル化されていてもよい。非誘導体の形態にお いて、カルボキシル基は、遊離の酸または塩、好ましくは薬学的に許容され得る 塩として存在し得る。
C末端でカルボニル炭素へ共有結合しているアミド基の窒素原子は、NH2、− NHR,またはNRR’ (ここで、RおよびR′は1〜6Cの直鎖または分枝 鎖アルキルであり、該アルキルは、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、 ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソペンチル等の1〜6C直鎖または分枝鎖の飽 和炭化水素残基である)である。該アミド基の代表例は、とりわけ、−NH2、 −NHCH3、−N(CH3) 2、−NHCH2CH3、−NHCH2CH( CH3)2、および−NHCH2CH(CH3)CH2CH3である。エステル 化体は、メチルエステル、エチルエステル、プロピルエステル、ブチルエステル 、ペンチルエステル、ヘキシルエステル等である。
本発明のペプチド結合の置換結合は、−COCH2−1−CH(OH)CH−お よび−CH2NH−からなる群から選ばれる。該修飾結合の好ましい態様は、− COCH2−および−CH(OH)CH2−を含む。特に好ましいものは、−C OCH2−である。
1を越える結合の置換を行ない得るが、本発明の化合物の好ましい態様は、その ような2つのペプチドだけが置換されているものであり、最も好ましくは、1つ のペプチド結合力置換されており、また全ての態様において、該修飾された結合 以外の残りの結合は−CONH−または−CON (CH3)−である。
ヘブナーグループの雑文に指摘されているように、種々の組合せの置換が活性の 点で相対的に予期できない結果をもたらす。既に確立されているもの以外の厳格 なガイドラインを打ち立てることは困難である。しかしながら、害られるシュー ドペンタペプチドの有効性は、容易に確かめることができ、従って免疫系を調節 する活性を示すペプチドのみが本発明の部分をなすのである。
アッセイシステム 本発明の種々のシュードペプチドの有効性は、インビトロのモデルンステムを用 いて実験的に確認することができる。
標識されたサイモベンチンまたはサイモポイエチンによるT細胞レセプターに対 する競合は、シュードペプチドが標的細胞に結合する能力を確認するための1つ の好都合な方法である。これに代えてまたはこれに加えて、シュードペプチドが 標的とされたT細胞中でサイクリックGMP産生を刺激する能力も確認すること ができる。これらの確認試験は、上に掲げたへブナ−、G、A、らのArch、 Biochem。
Biophys、(1985)242:248〜255の方法に従って行なうこ とができる。
これらのアッセイについては、CEM細胞は、アメリカン・タイプ・カルチャー ・コレクション(口・ツクビル、MD)から入手され、20%血清含有PRMI −1640中でフラスコ当たり2×105細胞の濃度でフラスコ内で継代培養し 、3×106細胞/ m Lで凍結保存する。cGMPアツセイについては、C EM細胞の最終濃度を、RPMI培地中1×10/mLに調整した。平衡に達し た後、試験に供される化合物を加えて2分間培養する。氷冷TCAの添加により 反応を停止させ、試料を3回凍結−解凍し、TCAをエーテル抽出により除去す る。凍結乾燥後、試料をアセテート緩衝液中に再懸濁させ、RIAによりcGM Pレベルを測定する。
典型的な競合的サイモベンチン結合アッセイは、37C1/ミリモルの活性を有 するトリチウム標識サイモベンチンを使用する。CEM細胞を結合緩衝液0.1 mLあたり5X106細胞の最終濃度に調整する。サイモベンチンまたはサイモ ベンチン類似体の希釈物を10−6ないし10’Mの濃度範囲で該CEM細胞群 中に加える。次に、放射標識した3H−サイモペンチン(548,OOOcpm )を加え、試験管を25℃で30分間インキュベートする。次に、細胞を水冷結 合緩衝液1mLで希釈し、遠心により2回洗浄し、再懸濁させる。放射活性をシ ンチレーション計数により測定する。
胸腺前駆細胞群の”rhy −1胸腺細胞マーカーの発現を促す該試料化合物の 能力を測定する交互のアッセイにより、確証的な結果が入手できる。このアッセ イを実施するために、胸腺前駆細胞をヌードマウスから単離した膵臓より調製す る。
膵臓細胞の調製に際し、全膵臓をB a l b/C,n u/nuマウスから 得、細切し、RPMI−1640中に回収する。胸腺細胞は、フィコール−ハイ バーク(FiColl−HypzquC)を用いて遠心により集め、RPMI− 1640中に1×106細胞/mLの濃度で再懸濁させる。
膵臓細胞を種々の濃度の試験化合物とともに37℃で4゜5時間インモニベート し、0.1%のアジドを含有するPBS中で洗浄し、ついでFITC標識抗体に より4℃で30分間処理する。次に、これら細胞を熱により不活性化したウン胎 児血清中で遠心することにより洗浄し、セルソーターによる蛍光活性分析に付し 、Thy+−1を含有する細胞の数を決定する。
体液性応答は、EL I SAにより測定する。ELI SAは、ウシタイプI Iコラーゲンの10μg / m L溶液100μlを用いて、イミュロンII マイクロタイターウェルを4℃−晩コートするアッセイにより行なう。ついで、 これらプレートを、洗浄剤トゥイーン20を0.05%の濃度で含有する緩衝食 塩水で洗浄する。緩衝食塩水中の2%ウシ血清アルブミン溶液を添加することに より、非特異的結合部位がブロックされる。ついで、これらプレートを洗浄し、 マウス血清希釈液を各ウェルに添加する。抗体結合の認識は、ペルオキシダーゼ 結合ヤギ抗マウスIgG抗体を用いて行なう。酵素依存性発色は、自動EL I  SA計測器を用い、490nmでの吸光度を読みとることによって定量化され る。
好ましい態様 本発明のシュードペプチドを記述するために使用される命名法は、N末端アミノ 基がペプチド中の各アミノ酸の左に、カルボキシ基が右にあると仮定するところ の慣行に従っている。本発明の選択された具体的な態様を表わす式において、ア ミノ末端基およびカルボキシ末端基は、しばしば具体的に示されてはいないが、 他の指摘がない限り、生理的pHにおいてそれらが取る形態にあると理解される ものである。すなわち、具体例または一般式において具体的に示されてないな+ いが、生理的pHにおいてはN末端はH2であり、C末端は一〇−であると理解 されるものである。本明細書中に示されたペプチドにおいて、各コードされた残 基は、適切な場合には、以下の常用のリストに従い、アミノ酸の慣用名に対応さ せて、−文字または三文字表示によって表わされる:アルギニン RArg アスパラギン N Asn アスパラギン酸 D Asp システィン CCys グルタミン Q Gin グルタミン酸 E Glu グリシン G Gly ヒスチジン HHis メチオニン M M e t フェニルアラニン F Phe トリプトファン W T r p チロシン Y Tyr バリン V Val 遺伝子によりコードされていないアミノ酸は、先に述べたように省略されている 。
本明細書に示されている具体的なペプチドは、Dまたは上付きの刻印(十)によ り別段示されていない限り、光学異性体を有するL形のアミノ酸残基が意図され ている。本発明のペプチドの残基は、通常、自然のL形光学異性体の形態にある が、1または2、好ましくは1のアミノ酸がD形光学異性体によって置き換えら れていてもよい。
アミノ酸残基の側鎖上の遊離官能基は、また、例えばそれらの活性に悪影響を及 ぼすことなく当該化合物の溶解性を変更することができる、アミド化、アシル化 あるいはその他の置換によって修飾されていてもよい。
アミノ酸配列を直接示す式において、(k)の挿入は、−〇〇NH−の代替とし ての結合−COCH2−を示し、(CHOH)は、−CONH−(7)代替とし テ(7)−CH(OH) CH2−を示し、Rは、−CONH−の代替としての −CH2NH−を示す。N末端におけるアシル化は、N−Ac−によって示され 、C末端におけるアミド化は、−CONH2によって示されている。この表示法 を用いて、本発明の化合物の好ましい態様を表1に示す。
表1 ’=、 Arg−Lys−Asp−Val(k)Pbe2、 xrg−Lys− Asp−Val(klTyr3人rg−Pro−Asp−ValfklPhe4 、 Arg−Nle−Asp−Val(k)Pbe5、 入rg−Lys−As p−Ala+klPhe6、 入rg−Lys−Asp−Val[klVa17 、 Arg−Aib−Asp−ValLklPhe8、 Arg−Lys−人5 p−Vaユ(k)Phe−CONH29、N−Ac−Arg−I、ys−Asp −val(k)Phelo、 N−Ac−Arg−Lys−人5p−Val(k lPhe−CONd211、 Arg−Lys−Asp−Val(CHOH)P be12、 Arg−N−MeLys−人5p−VallklPhe13、 λ rg−Nle−人5p−人1afklPhe14、 入rg−Nle−xsp− val(k)Tyr15、 入rg−Nle−人5p−ValTk)Phe−C ON)!216、 入rg−Nle−人5p−Val(CHOHIPheL7.  Arg−N−MeNle=Asp−ValFk)Pbe18、 Arg−Le u−Asp−Val(k)Pbe19、 N−八c−Arg−Pro−Asp− Val(k)Pbe20、 N−Ac−人rg−Nle−Asp−Val(kl Phe21、 入rg−Lys’−人5p−Val(klPhe22、 N−B enzoyl−Arg−Nle−Asp−Val(kl:’he23、 N−T osyl−Arg−Nle−人5p−VaiCk)Pbe24、 N−MeOC O−Arg−Nle−人5p−Val(k)Pbe25、 入rg−Nle−人 5P−VallklVa126、 入rg−N−MeLeu−Asp−Val( klPhe27、 Arg(k)Lys−Asp−Val−Phe2g、 Ar g[k)Nle−λ5p−Val−Phe29、 Arg(k)Nle−Asp −Val(k)Pbe30、 N−Ac−Arg(klNle−Asp−Val −Pbe31、N−AC−Arg(JNle−Asp−Val−Pbe−CON ?(232、 ArglklNle−人5p−Val−Phe−CONH233 ,ArglklNle−Asp−Ala−Pheコ4゜ ArgfklNle− Asp−Val−Va135、 Arg(k)Nle−Asp−Val(k)V a116、 Arg(CHOH)Nle−Asp−Val−Phe37、 入r g(CHoHlzys−Asp−Val−Phe3B、 Arg(k)Lys− 人5p−VaニーN−MePhe39、 Argfk)Nle−Asp−Val −N−MePhe40、 Arg(k)Nle−人5p−Val’−Phe41 、Arg−Lys−AspfklVal−Phe42、 Arg−Nle−As p(k)Val−Phe43、 Arg−Pro−Aspfk)Val−Phe 44、 Arq−M’o−Asp(k)Val−Phe45、 Arg(k)N le−人5pfk)Val−Phe<6. N−Ac−Arg−Lys−人5p fk)Val−Phe4フ、 N−Ac−Arg−Pro−Aspfk)Val −Phe48、 ト入c−Arg−Pro−人5o(klVal−Phe−CO NH249、Arg−Pro−人5p(klVal−Phe−CONH250、 Arg−Lys−Asp(k)Ala−Ph=51、 Arg−Lys−Asp (klVal−’コロゝyr52、Arg−Lys−Asp(klVal−Ph e−C0MM253、 Arg−Lys−Asp(klVal−D−Tyr54 、 Arq−NMeLys−人5p(klVal−Phe55、 Arg−Nl e−Aspfk)Val−?yr56、 ArgfR)Lys−Asp−Val −Phe57、 Arg(RILys−Asp−Val(klPhe5B、 N −^c−Arg(RILys−Asp−Valfk)Phe59、 N−人(− Arg(RILYS−人sp+klVal−Phe60、 Arg−Ala−A sp−Val(klPhe61、 Arg−Nle−八sp(OMe)−Val (klPhe(OMe162、 入rg−NMeNle−人5p−Val(k) Va163、 入rg−r、ys−人sp(OMe)(k)Val−Phe(O Me)本発明の種々のシュードペプチドの特徴を具体的に反映する表示法は、所 望により、THPと略されるサイモベンチンに対してそれらの修飾を示す方法を 用いることができる。ヒト中のサイモペンチンは、アミノ酸位置1〜5において 式Arg−Lys−Asp−Va 1−Tyrの配列を有するペンタペプチドで ある。シュードペンタペプチドは、この配列の修飾として表示される。このよう にして、例えば、P2−THPは、2位のLysがプロリンによって置き換えら れているシュードペンタペプチドを示す。−文字法アミノ酸コードが使用されて いる場合には、D鏡像異性体は、上付きの十字印を用いて表示される。このよう にして、D+3−THPは、3位のAspがそのD鏡像異性体によって置き換え られている形態を表わす。
N末端アシル化は、式に対する接頭語として表示されている。このようにして、 例えばAc−P2−THPは、2位のアミノ酸がプロリンであるアセチル化すイ モベンチンを表わC末端アミド化は、接尾語として表示されている。このように して、A −THP−NHCH3は、4位のアミノ酸がアラニンであり、5位の チロシンがメチルアミンでアミド化されている類似体を指す。N−MeN I  e2F5−THPは、2位のアミノ酸がメチル基でアルキル化されたノルロイシ ンであり、5位のアミノ酸がフェニルアラニンである類似体を指す。D (OM e)F5 (OMeン−THPは、3位のアスパラギン酸がメチル基でエステル 化され、5位のアミノ酸もまたメチル基でエステル化されたフェニルアラニンで ある類似体を指す。
本発明の全てのンユードペプチドは通常のペプチド結合の代替結合である少なく とも1つの結合を含んでいるので、これを名称の前のローマ数字で表示する。す なわち、括弧内のローマ数字は置換された結合の位置を示す。−COCH2−が 置換の好ましい態様であるので、他に指摘がなければ、これが、指摘された位置 における置換結合である。しかじなから、置換の異なる態様が意図されているな らば、下記表2中の化合物6に示したように、該異なる置換は、名称表示の後の 括弧内に示されている。この用法は、基本構造:における置換された結合の位置 および変更を示すために用いられる。
この表示法を用いた本発明の代表的な化合物を表2に示す。
表2 (閃 F’THP (CHOHCH217−f IVI N1e2A’F”−T HP8、(閉 N1e2F5−’I’)IP (chohcg2127、 (エ エ巧 )任 32.(工V) N1e2D3(OMe)F5(OMe)−THP’33、Cエ エI) D3(OMe)F5(01づe)−THP魚惑 本発明のシュードペプチドのペプチド結合部分は、例えば固相ペプチド合成法の ような当該分野でよく知られている手法により化学的に合成することができる。
合成は、α−7ミノ保護アミノ酸を用いて、ペプチドのカルボキシ末端から開始 される。他の保護基も適切であるが、t−ブチルオキシカルボニル(Boc)保 護基を全てのアミノ基に対して使用することができる。例えば、Boa−Asp −OH,Boc−Va 1−OH% BoC−Phe−OHSBoc−Arg  −OH,Boc−Nl e−OHまたはBoC−Tyr−OH(すなわち、選択 されたカルボキシ末端アミノ酸)は、クロロメチル化ポリスチレンレジン(r! sin )支持体にエステル化できる。ポリスチレンレジン支持体は、好ましく は、スチレンと、ある種の有機溶媒に対して完全に不溶性であるポリスチレン重 合体を誘導するための架橋剤としての0.5ないし2%のジビニルベンゼンとの 共重合体である。スチュワード (Slsva+1 ) らの5olid−Ph ase Peptide 5ynthesis (1969)%W、H,7!J −マン社、サンフランシスコおよびメリフィールド(Merrilisld)、 J、Am、Chem、Soc、(1963)85:2149〜2154参照。こ れらの、および他のペプチド合成の方法は、米国特許第3.862.925号、 第3.842.067号、第3.972.859号およびtJ4,105.60 2号にも例示されている。
この合成は、手動により、または製造者により供給された指示マニュアル中に指 示に従い例えばアプライド・バイオシステムダ430AペプチドOシンセサイザ ー(フォスター市、カリフォルニア)もしくはバイオサーチ・SAMII自動ペ プチドシンセサイザー(バイオサーチ社、サン・ラフアニル、カリフォルニア) を用い、自動により行うことができる。
アミド化された形態の本発明化合物を生成するに当り、本類似体化合物は、例え ばBoc−AA −pMBHA−レジ! ンまたはDoc−AA −BHA−レジン(ここで、AA。
! は、以下にさらに詳述するようにN末端化合物の選択されたカルボキシ末端アミ ノ酸である)を用いて直接合成することができる。あるいは、これらの形態は、 当該分野でよく知られた手段を用いたペプチドの合成に続いて化学的または酵素 的にアミド化でき、または標準的な液相ペプチド合成プロトコールにより調製で きる。
本発明のシュードペプチドにおいて、ペンタペプチド内の少なくとも1つのアミ ド結合(−CONH−)は、当該分野で既知の方法ニヨリ、−CH2NH−1− CoCH2−および−CH(OH)CH2−のような同配体である他の結合に置 換されていなければならない。次の文献は、これら代替結合基を含むペプチド類 似体の調製法を記述している:Vega Data [1983年3月、第1巻 、第3号、スパトラ(Spxtolx ) 、 A、F、 、rペプチド骨格の 修飾」(総説)]、 B、ウニインシュタイン(Linslsin )編[マーセルデツカ−(Muc tl Dtkker ) 、ニューヨーク、1983年、267頁、スパトラ、 A、F、、rアミノ酸ペプチド及び蛋白の化学及び生化学] (総説)〕、 Trends Pharm、 Sci、11980年、463−468頁、モー リー(Morle7) 、J、S、(総説)〕、Int、 J、 Pept、  Prot、 Res、[1979年、第14巻、177〜185頁、(−CH2 NH−・c H2CH2−) ハドノン(Hudson) 、 D、等]、J、 Med、Chem、[1980年、第23巻、1392〜1398頁、(−CO CH2−)アルムキスト(AIIaqui+I) 、 R,G、等]、Tetr ahedron Lett、[1982年、第23巻、2533頁、(−COC H2−) 、ジェニングスーホワイト(lsnnings−Whits) 、C ,等]、ヨーロッパ特許出願EP 45665号(1982年)およびケミカル ・アブストラクト(CA)(1982年第97巻、39405 [(−CH(O H)CH2−)、スツエルケ(Stelkυ、 M、 ] 、およびTetra hedron Lett、[1983年、第24巻、4401〜4404頁、( −CH(OH)CH2−)ホラディ(Bollxdxr) 、 M、 W、等] 。
特に好ましいものは、−COCH2−および−CH(OH)CH2−である。
以下の実施例は、本発明の種々のシュードペプチドを合成するための方法をさら に例示している。本開示に従い、本類似体化合物を合成する過程で構築された中 間体は、それ自体新規で有用な化合物であり、本発明の範囲内のものである。
投与および用途 本発明の化合物は、免疫調節剤であり、哺乳動物における関節炎のような免疫性 疾患の治療に有用である。
すなわち、これらの化合物およびそれらを含有する組成物は、先天性免疫不全( 例えば、ディ・ジョージ症候群);後天性免疫不全(例えば、熱傷後、術後また は放射線照射後損傷およびAIDS);自己免疫疾患(例えば、全身性エリテマ トーデス、慢性関節リウマチ);アレルギー性疾患(例えば、アトピー性皮膚炎 );炎症;真菌、マイコプラズマまたはウィルスによる急性、慢性または再発性 感染(例えば、ヘルペス、癩);サルコイド−シスおよび乾欝のような種々の免 疫系状態の治療における治療剤として有用である。
本発明は、また、単独で上記治療効果を供することができる、本発明の化合物( その非毒性塩、アミドおよびエステルを含む)の有効量を含有する組成物を提供 する。この組成物は、生理学的に許容され得る液体、ゲルまたは固体希釈剤、補 助剤および賦形剤とともに提供することができる。
これら化合物および組成物は、家畜に対するような獣医学的使用において、また 他の治療剤と同様の方法によるヒトにおける臨床的使用において、哺乳動物に投 与できる。一般に、治療効果に必要とされる用量は、約0.01ないし50,0 00μg/kgであり、通常、0.1ないし10,000μg/kg動物体重で ある。あるいは、この範囲内の用量は、所望の治療効果が得られるまでの長期に 渡る継続的輸注によって投与できる。
代表的には、上記組成物は、液剤または懸濁剤のいずれかとしての注射剤として 調製され、注射剤調製に先立って液体中に溶解または懸濁させ液剤または懸濁剤 とするに好適な固形状態で調製することもできる。製剤は、乳剤とすることもで きる。有効成分は、しばしば、生理学的に許容でき、有効成分と適合性を有する 希釈剤または賦形剤と混合される。好適な希釈剤および賦形剤は、例えば、水、 食塩水、デキストロース、グリセロール等、またはそれらの組合せである。加え て、所望により、これら組成物は、湿潤剤または乳化剤、安定化剤またはpH緩 衝剤等の少量の補助剤を含有していてもよい。
本組成物は、通常、例えば皮下注射または静脈内注射により、非経口的に投与さ れる。他の形態の投与に好適な別の製剤は、全開および鼻内エーロゾルであり、 ある場合には経口製剤であり得る。全開については、例えばポリアルキレングリ コールまたはトリク・ノセリドのような伝統的な結合剤および賦形剤を含有して いてもよく、該全開は、0.5ないし10%、好ましくは工ないし2%の範囲内 で有効成分を含をする混合物として調製できる。経口製剤は、例えば薬学的等級 のマンニトール、ラクトース、スターチ、ステアリン酸マグネシウム、ナトリウ ムサッカリン、セルロース、炭酸マグネシウム等のような通常使用されている賦 形剤を含む。これら組成物は、溶液、懸濁液、錠剤、ビル、カプセル、徐放性製 剤、または粉末の形態を取り、工ないし95%、好ましくは工ないし10%の有 効成分を含有する。
本ペプチド化合物は、中性または塩の形態として組成物中に配合できる。薬学的 に許容され得る非毒性塩は、例えば塩酸またはリン酸のような無機酸、または酢 酸、シュウ酸、酒石酸、マンデル酸のような有機酸と(遊離アミノ基とにより) 形成される酸付加塩を含む。遊離カルボキシル基とともに形成される塩は、例え ば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、水酸化カルシウム 、または水酸化第二鉄のような無機塩基、およびイソプロピルアミン、トリメチ ルアミン、2−エチルアミノエタノール、ヒスチジン、プロ力イン等の有機塩基 から誘導できる。
本発明の化合物は、単独でまたは混合物として、および/またはスジレニン類の 調節剤のようなそれらの効果を改質する薬剤とともに投与することができる。
本発明の化合物は、また、標皿化試薬、通常、抗体を用いた免疫アッセイに使用 する抗血清を調製するためにも用いることができる。好都合には、本ポリペプチ ドは、必要ならばジアルデヒド、カルボンイミドまたは市販の結合剤を用(為で 、抗原性付与担体に結合できる。これら化合物および免疫学的試薬は、当該分野 でよく知られた手段により、発色団、フルオレセインやローダミンのような発蛍 光団、 I、 S、14Cまたは3Hのような放射性同位体また(ま磁化粒子等 の種々の標識試薬で標識できる。
これらの標識化化合物および試薬、またはそれらを認識し、それらに特異的に結 合し得る標;化試薬は、例え1f診断用試薬として有用である。生物学的検体か ら誘導された試料Cヨ、本発明の化合物に対する抗原決定基を有する物質の存在 または量についての検定に供せられる。さら1こ、モノクローナル抗体を当該分 野で既知の方法により調製すること力(てき、該抗体は、例えば免疫学的に関連 する化合物のインビボでの過剰産生を中和するといった治療的有用性を有して( 入る。
以下の実施例は、本発明を例示するためのものであり、本発明を制限するもので はない。使用した表示法1こお0て、式(1)の化合物の配列を書き下した場合 、r (k) J +よ、COCH2結合を表わす。
実施例1ないし3.5ないし13、および15なl、XL21は、それぞれ、ペ プチド結合IVS IまたはI I Itこ−CO例4は、ペプチド結合IVに −CH0HCH2−結合を有する式(1)の化合物の合成を示す。実施例22( よ、ペプチド3および15ないし22に示したよ引こ行われる。
この発明の化合物は、また、標準的な液相ペプチド合成プロトコールにより合成 できる。実施例14(よ、標準的な液相ペプチド合成プロトコールによる、ペプ チド結合IVに−C施例23および24は、標準的な液相ペプチド合成プロトコ ールによるペプチド結合IIIに−COCH2−結合を有する式(1)の化合物 の合成を示す。これらアプローチCヨ、それぞれ反応スキーム14.23および 24に示される。
これら実施例に示した手順は、反応条件等をより具体的1こ記述するものである 。反応スキーム1〜241こ示した工程を実施するための一般的方法は、当業者 1こよく知られてIvAるものである。
Arg−Lys−Asp−Val(klPhefIV]F5−醋P スキーム 3 Boa−Val(k)Phe−○H Boa−Val(k):’he−0−レジン入r q −N l e −A、S  p −’J a l(k l ? i”l e+!Vl+Ile r −7@ p スキーム 4 (>rq−HI3−;、5p−Val(k)Phalスキーム 5 Boa−Val(klPhe−OH Boc−Val[k)Phe−0−レジン;、、c−Arg−pro−Aso− vallklPn=スキーム 6 Boc−Val(klPhe−0−1/ジ、VX−IArg−D−Lys−声+ 5o−Val(klPhe(週K“2F5−T:(−) スキーム 7 人r9−人1a−Asp−Val(klPhe(工VIA2FjT′、IP 符表千6−501961 (16) Arg(klNle−Asp−VaL−Phe(IINle’%5−THP スキーム 9 23人rg[klNle−OBヒ λr9fklNle−人5p−Val−Phe−tJH2スキーム 10 23人rg(k)Nle−OBt 入rg(klNle−人5p−D−1/al−Phe(山1e2X/”y5−7 Hp スキーム 11 スキーム 11 (続き) Arg−Lys−Asp(k 1Val−Pheスキーム 12 Boc−Asp(klVal−0)(XI工≦Arg−?r o−2,sp [ k )Val−P!1e−N:(2Arg−Lys−Asp(klVal−Ty rスキーム 14 11 TsOH Arg−Lys−Asp−ValllPh=スキーム 15 スキーム 15(!l!き) IIHOBヒ、DCC ヨoc−t/al(klPh=−レジンA、rgイ=I=Nle−Asp−1/ alfklP?+eアニソール 精製 (工VIN−r−ieNle2F5−THPスキーム 16 E2C12 スキーム 16(続き) 入rg−Niづe−Nle−Asp−Val(kl’/alfIV)N−MeN l=2V’rr(Pスキーム 17 Δ工z−6 スキーム 17(続き) Arg−Lys−八5p(klAla−P?+e(H1l入’F’T?4P スキーム 18 スキーム 18(続き) XVIrニー9’ K’、’III−LO’スキーム 18(続き) W工IニーIQ+ (工II IN−MeK2F5−THPスキーム 19 亙X」 凰にユ 1)レジン洗浄 BoC−Arg(Tsl−Nle−人5pfOBzll−Valfklval− レジン41 Boc−Arg(Tsl−OBしArg−Nle−Asp−Val (klva121 H’LC精製 fIVIN1e2v5−耐P スキーム 20 (IVINle2F5−THP (次)Nle2D3fOMe)F”fOMel −藷!’(実施例3) スキーム 21 fH工IF”−THP (工II 103(Of−1e IF5IαL14s  l −T’:4p(実施例11) スキーム 22 スキーム 22(続き) 、xrg+IIfcG12NHILys−Asp−val−Pheスキーム 2 3 スキーム 24 実施例において、ペプチド化学において通常用いられる以下の略号が使用されて いる。
TMS−CI クロロトリメチルシランTrt−CI )リフェニルメチルクロ ライド−OB t (、−ベンゾトリアゾールDCCジシクロへキシルカルボジ イミドTHF テトラヒドロフラン Boc tert−プチルオ牛ジカルボニルτsOHp−トルエンスルホン酸( トシル)−OBzl ベンジルオキシ基 IpOHインプロパノ−ル ーCIZ クロロベンジルオキシカルボニル基−cHex シクロヘキシル基 TEA )ジメチルアミノ (Boc) Oジーtert−ブチルジカーボネート A C20無水酢酸 DMF N、N−ジメチルポルムアミドDIEA ジイソプロピルエチルアミン 2 ベンジルオキシカルボニル基 IBCF インブチルクロロホルメートNMM N−メチルモルホリン TFA )リフルオロ酢酸 DME ジメトキシエタン M B HA p−メチルベンズヒドリルアミンレl ジン BOP ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホ ニウムへキサフルオロホスフェート DCU ンシクロヘキシル尿素 HO5u N−ヒトミキシスクシンイミドHF フッ化水素(酸) Ru 02 二酸化ルテニウム C,s HCO3セシウムジカーボネートE t 3 S r H)リエチルシ ランBF3 三フッ化ホウ素 B H3水素化ホウX:(ボラン) LiAIH水素化リチウムアルミニウムN a B H3CN シアノボロ水素 化ナトリウム以下の追加の略号も使用されている。
RT 保持時間 TLC薄層クロマトグラフィー HPLC高性能液体クロマトグラフィー実施例 N−トリチル−L−バリン−メルカプトピリジンエステルクロロホルム/アセト ニトリル(5/1)500mL中のL−バーリン(ジグ? (Sigma )  ) 25. 0g (0,21モル)およびクロロトリメチルシラン(アルドリ ッチ(Aldrich ) )27.1mL (23,2g、0.21mol) をアルゴン下、還流下で2時間撹拌した。ついで、この混合物を0℃に冷却し、 トリエチルアミン59.3mL (43,0g50.43mo 1)で滴下処理 し、ついで、クロロホルム20OmL中のトリフェニルメチルクロライド59. 4g ((L 21モル)溶液で滴下処理した。この混合物を室温で1.5時間 撹拌し、ついで5%クエン酸750mLとジエチルエーテル750mLとの間で 分配した。有機層を1モル濃度の水酸化ナトリウム(2X500mL)で洗浄し た後、水C500rnL)で洗浄した。水洗液を併せ、0℃に冷却し、氷酢酸で 中和した(pH−6〜7)。この混合物をエーテルで抽出した(3×500mL )。有機抽出物を併せ、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮した。その白色泡状生 成物(27,3g)を酢酸エチル300mLに溶解し、2−メルカプトピリジン 8.5g(76,4mmo 1)で処理した。この溶液を0℃に冷却し、ジシク ロへキシルカルボジイミド15.75g (76,4mmol)で処理した。こ の溶液を0℃で3時間撹拌した後、室温で16時間撹拌した。この混合物をろ過 し、ろ液を濃縮した。残渣をヘキサン/酢酸エチル(10/1)から結晶化させ ることにより、白色結晶生成物N−)リチルーし一バリンーメルカプトピリジノ エステル(I−1)18.4gをバリンからの収率20%で得た。
分析 C29H28NO5・ 0.1水和物に対する一計算値:C,76,65 :H,6,26;N、6. 16 実測値:C,76,30;H,6,36゜N、6. 14 3−ブロモメチル−4−フェニル−1−ブテン(1−2)テトラヒドロフラン中 0. 2モル濃度のベンジルマグネシウムクロライド(アルドリッチ、0 、  15 m o 1に相当)75mLおよび沃化第一銅2.86gをアルゴン下、 0℃で15分間撹拌した後、室温で25分間撹拌した。この混合物を、無水ジエ チルエーテル150mL中の1,4−ジブロモ−2−ブテン21.4g (0, 1mol)の−60℃の溶液に加えた。この混合物を一60℃で30分間撹拌し た後、室温で16時間撹拌した。この混合物を50%飽和塩化アンモニウム/氷 400mLに注ぎ、エーテルで抽出した。有機層を乾燥(硫酸ナトリウム)、濃 縮し、黄色油状物(21,2g)を得た。NMRは、生成物3−ブロモメチル− 4−フェニル−1−ブテン(1−2)が70%、ジベンジルが30%存在するこ とを示した。
6−ドリチルアミノー7−メチルー3−ベンジル−1−オクテン−5−オン(1 −4> 乾燥テトラヒドロフラン150mL中のマグネシウム4゜4gをエチレンジブロ マイド0.1mLおよび触媒量の沃素で処理した。乾燥テトラヒドロフラン7O mL中の3−ブロモメチル−4−フェニル−1−ブテン(1−2)(純度70% で28g519.6g (87mmo I)に相当)溶液10mLを加えた。こ の混合物をアルゴン下50〜60℃に加熱した。反応開始後、50〜60℃の反 応温度を維持しながら、残りのハロゲン化物を加えた。この混合物を穏やかに還 流させながら2時間撹拌し、ついで室温に冷却してグリニヤール化合物(4−フ ェニル−ブテン−1−イル−3−メチルマグネシウムブロマイド)(I−3)を 得た。N−トリチル−L−バリンメルカプトピリジンエステル(I−1) 28 g (62mmol)を全て一度に加えた。この混合物を50〜60℃で2時間 撹拌した。この混合物を0℃に冷却し、飽和塩化アンモニウムに注ぎ、エーテル で抽出した。有機層を乾燥(硫酸マグネシウム)、濃縮した。シリカゲル上のフ ラッシュクロマトグラフィー(ヘキサ290.5%酢酸エチル)によりジアステ レオマーを分離した。異性体Aが初めに溶出シ、次に異性体Bが溶出した。両異 性体についての全収量は、1異性体A 質量分光は、予期した486 (MH)を示した。
分析 C35H37N Oに対する 計算値: C,86,20:H,7,65;N、2. 87 実測値IC,86,18,H,7,67;N、2. 85 0.112 Cd、 :lHl、 1.03 (cl、 3H1,2,08+m 、 2B1.2.LO−2,65(m、 41(13,16fm、 IHI 3 .26 (rn、 LHI 4.70 fdd、 IHI。
4.84 (ad、 LHI、 5.42 frn、 11(]、 6.97− 7.56 (m、 20M+ CH&N(異性体A) 異性体B O,B4 fd、 3H1,1,10(d、3HI、 2.00 (m、 2H )、 2.20−2.65 Tm、 4H13,05+m、 1B1.1:10  (m、 IHI 4.76 (t、 IHI 4.90(dd、 IHI 5 .42 Lm、 1816.97−7.54 +m、 20)El。
5−N−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−6−メチル−2−ベンジル −4−オキソ−へブタン酸(I−7)アセトニトリル50mL中の6−ドリチル アミノー7−メチルー3−ベンジル−1−オクテン−5−オン(I−4、βジア ステレオマー)1 06g (2,17mmo l)およびp−)ルエンスルホ ン酸(2,39mmoL 1.1eq)を室温で1時間撹拌した。濃縮すること により白色残渣を得た。ヘキサン/エーテル(3/2.50mL)を用い粉砕し 、白色固体生成物6−アミツーツーメチル−3−ベンジル−1−オクテン−5− オンp−トルエンスルホン酸塩(I−5)0.8g(理論値の88%)を得た。
ジクロロメタン50mL中の6−アミツーツーメチル−3−ベンジル−1−オク テン−5−オントシレート(I−5)0.8g (1,9mmo +)およびジ ーtert−ブチルジカーボネート0.84g (3,8mmo I)(7)溶 液をジクロロメタン2mL中のトリエチルアミン0.21g (2,1mm01 )で10分間かけて滴下処理した。この溶液を室温で16時間撹拌した。この溶 液を0,5N塩酸、水、1M炭酸ナトリウム、水の順で洗浄した。有機層を乾燥 (硫酸ナトリウム)、濃縮した。シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー (50%へキサン/ジクロロメタン)により、無色ンロソブ状N−tert−ブ チルオキシカルボニル−6−アミノ−7−メチル−3−ベンジル−1−オクテン −5−オン(r−6)0.4gを理論値の61%で得た。
アセトン10mL中のN−tert−ブチルオキシカルボニル−6−アミノ−7 −メチル−3−ベンジル−1−オクテン−5−オン(■−6,0,78mmo  1)0.27gを0℃に冷却し、水5mL中のメタ過ヨウ素酸ナトリウム0.  9g (4,2mmoりおよびRuO−xH2O(59,27%Ru)10.5 mgの0℃溶液で処理した。この混合物を室温で1時間撹拌し、ついでセライト (Ctlils)を通じてろ過した。セライトパッドをアセトンで洗浄した。ろ 液および洗液を併せ、塩化ナトリウムで飽和させた。この二相混合物をクロロホ ルムで抽出した(エマルジョンのろ過が必要であった)。有機相を10%亜硫酸 水素ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮して5−N−ter t−ブチルオキシカルボニルアミノ−6−メチル−2−ベンジル−4−オキソ− へブタン酸(1−7) 0. 18g (理論値の64%)を淡褐色泡状固体と して得た。質量分光は、予期した364 (M+1)を示している。
分析 C2oH2oNO5・015水和物に対する計算値:C,65,60:H ,8,06。
N、3.82 実測値二C,65,61、H,7,95゜N、3. 74 5−N−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−6−メチル−2−ベンジル −4−オキソ−へブタン酸の異性体Aのメリフィールドクロロメチルレジンへの 結合(I−8異性体A) ケトメチレンサブユニッ)I−7の異性体A (0,500g、1.38mmo  1)をMeOHと水の混合物(50mL9・1)に溶解した。固体炭酸水素セ シウム(0,268g、1.38mmo ])をこの混合物に加え、溶液を室温 で1時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、得られた残渣をトルエンにより3回 (各50mL)蒸留させて残水を除去し、ついで高真空下に一装置いた。このケ トメチレンセシウム塩をDMF(50mL)に溶解し、メリフィールドクロロメ チルレジン(2,Olg、0.75meq/gレジン)を溶液に加えた。この結 合物をアルゴン雰囲気下、50”Cで48時間撹拌した。反応混合物を室温に冷 却し、ろ過し、レジンをメタノール、メチレンクロライドおよびインプロパツー ルで完全に洗浄した。レジンをジエチルエーテルですすぎ、真空下で24時間乾 燥した。これにより所望の誘導化レジンl−8(異性体A)(2,29g、0. 437meq/gレジン)を得た。未反応のケトメチレンサブユニット(0,1 10g。
0.302mmol)を洗液から回収した。
5−N−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−6−メチル−2−ベンジル −4−オキソ−へブタン酸の異性体Bのメリフィールドクロロメチルレジンへの 結合(I−8異性体且ム 前述と同様にして、ケトメチレンサブユニットI−7の異性体B (1,60g 、4.41mmo I)を炭酸水素セシウム(0,857g、4.42mmo  1)で処理した。メリフィールドクロロメチルレジン(9,02g、0.75m eq/gレジン)への結合により、所望の誘導化レジンl−8(異性体B)(1 0,2g、0.349meq/gレジン)を得た。
N’ −(N’−ブチルオキシカルボニル−N″−2−クロロベンジルオキシカ ルボニル−し−リシル)−L−アスパラギン酸β−シクロヘキシルエステル(1 −9>N −ブチルオキシカルボニル−N −2−クロロベンジルオキシカルボ ニル−し−リジン(2,08g、5.0mmof)およびN−ヒトミキシスクシ ンイミド(0,634g、5.5mol)をメチレンクロライド(25mL)に 溶解し、0℃に冷却した(氷−水浴)。メチレンクロライド中のDCC(L、2 56g、6.0mmo 1)を5分間カケテ滴下シた。この反応混合物を0℃で 3時間撹拌し、ついで4℃で一晩放置した。この物質をろ過し、ろ液を固体とな るまで蒸発に供した。N −Bocアスパラギン酸β−シクロヘキシルエステル (2,21g、7.0mmol)をメチレンクロライド(40mL)中50%T FAと1時間反応させ、その混合物を固体となるまで蒸発に供することによって 調製したア゛ スパラギン酸β−シクロヘキシルエステルのトリフルオロ酢酸塩 を50%水性THFに溶解し、N−メチルモルホリンでpHを8に調整した。こ のスクシニミジルエステルをTHF(10mL)に溶解し、上記アスパラギン酸 溶液に加えた。
N−メチルモルホリンを用いてpHを8に調整し、反応混合物を一晩撹拌した。
減圧下でTHFを除去し、粗製物をジエチルエーテル(200mL)と5%炭酸 水素ナトリウム(200mL)との間で分配させた。炭酸水素塩層を注意深くp H3まで酸性化し、酢酸エチルで3回抽出した(各100mL)。併せた有機層 を硫酸ナトリウム上で乾燥し、ろ過し、泡状固体となるまで蒸発に供した。この 物質をシリカゲルおヨヒフィルターパッドクロマトグラフィーを用いて精製した 。
溶出は、0.25%の酢酸を含有する酢酸エチル中0〜10%段階勾配のエタノ ールを用いて行った。純粋画分を集め、泡状固体となるまで蒸発に供してN ( ! −(N (7−ブチルオキシカルボニル−N −2−クロロベンジルオキシ カルボニル−L−リシル)−L−アスパラギン酸β−シクロヘキシルエステル( 1−9)2.33g (76%)を得た。
Rr O、2B (E OA c中5%EtOH,0,25%Ac0H) ’H−Fr=・m LCDC13) a l−2−195(m、 19H1,2 −81Lm。
2H1,3,18fm、 2H1,4,18+m、 LHI、 4.75 (m 、 3H1,5,20Is。
2HI、 5.42 (m、 Li(+、 7.35 fm、 4H1;分析  C29H42N309C1に対する計算値:C,56,90;H,6,92;N 、6. 86 実測値:C,57,00;H,7,20;N、6. 84 5−N−(L−アルギニル−し−リシル−L−アスパルチル)−アミノ−6−メ チル−2−ベンジル−4−オキソ−へブタン酸((IV)F’−THP、異性体 A)の固相合成アルムキストら(1988)の一般的手法に従い、Boc−Ly s (CIZ)Asp (cHeX)(1−9)(1,22g、2.0mmo  I)およびHOBt水和物(0,310g、2.03mmol)をメチレンクロ ライド(5mL) で希釈したDMF(5mLンに溶解し、水浴中でO’Cに冷 却した。メチレンクロライド(10mL)中ノDCC(0,446g、2.16 mmol)を5分間かけて滴下した。この反応混合物をメチレンクロライド中で 15分間撹拌した後、40%TFA/10%アニソール150%CH2c12で 30分間処理してBoc基を除去した。ジペプチドの活性化中、ケトメチレン誘 導化メリフィールドレジン(I−Ba) (2゜29g、0.437meq/g レジン)をメチレンクロライド9ヰ0 で30分間)してBoc基を除去した。このペプチド−レジンをメチレンクロラ イドおよびイソプロパツールで交互に洗浄して残存TFAを洗いだした。活性化 ジペプチド溶液(上記1−9からR製)をろ過し、ジイソプロピルエチルアミン (0.35mL,2.0mmol)とともニヘフチトーレシンに沈木た。この反 応混合物を室温で振盪した。反応は、5時間後に完結したと決定された(負のカ イザー(Lissr)試験)。ペプチド−レジンをメチレンクロライド(3×) 、イソプロパツール(2×)およびメチレンクロライド(3×)で順次洗浄した 。ペプチド−レジンをメチレンクロライド9ヰ0 0分間)することによってBoc基を除去し、レジンを洗浄してTFAを除去し た。I−9に関し上に記載したと同じ手法に従い、HOBt水和物(0.316 g,2.06mm。
1)およびDCC (0.448g,2.17mmo l)を用いてNa−Bo c−Ng−トシル−アルギニン(0,857g、2.0mmo 1)をそのHO Btエステルに転化させた。
この活性化エステルをジイソプロピルエチルアミン(0,350mL、2.0m mo 1)とともにレジンに添加し、反応容器を一晩振盪した。反応の完結を確 認しく負のカイザー試験)、ペプチド−レジンをメチレンクロライド(3X)、 インプロパツール(2X)、メチレンクロライド(2×)およびメタノール(2 ×)で順次洗浄した。このペプチド−レジンを=晩真空下に置いて乾燥ペプチド −レジン3.04gを得た。Boc基を上述のように除去し、レジンをメチレン クロライド(3X)、インプロパツール(2X)、メチレンクロライド(2×) およびメタノール(2×)で順次洗浄した。
このペプチド−レジンを真空下で3時間乾燥し、ついで無水HF (30mL) 中のアニソール(3mL)によりO”Cで90分間処理した。HF/アニソール を真空下で除去し、レジンを無水ジエチルエーテルで洗浄した。0. 5%TF Aを含有する水中10%アセトニトリルを用いて粗製N−(L−アルギニル−し −リシル−し−アスパルチル)−5−アミノ−6−メチル−2−ベンジル−4− オキソ−へブタン酸((IV)F5−THP、異性体A)をレジンから抽出した (4回の25mL抽出)。この物質を部分的に蒸発に供してアセトニトリルを除 去し、ついで冷凍し、凍結乾燥した。0,1%TFAを含有する水中5〜25% 勾配のアセトニトリルを用いた直線的HPLCにより生成物を精製した。純粋画 分(水中20%アセトニトリル10.1%TFAにより1mL/分で溶出サセル ハイダ−iり(V7dxC)218TP5415カラムにおいてに’−3,35 mL)を集め、アセトニトリルを蒸発除去し、冷凍し、凍結乾燥した。収量30 8.3mg(31%)。
FAB−MS : 663m/e (M+H)分析 C3,H5oN808−3 CF3Co2Hに対する計算値・C,44,23、H,5,31;N、11.1 5.F、17.02 、実測値:C,44,04,H,5,17゜N、11.06.F、16.77 5−N−(L−アルギニル−し−リシル−L−アスパルチル)−アミノ−6−メ チル−2−ベンジル−4−オキソ−へブタン酸((IV)F5−THP、異性体 B)の固相合成(IV)F5−THP (異性体A)を合成するために用いたも のと同じ手法を用い、I−9(1,84g、3. Qmmol)およびHOBt 水和物(0,460g、3.0mm。
1)をDCC(0,680g、3.30mmo 1)を用いて結合し、得られた 活性化エステルをジイソプロピルエチルアミン(0,525mL、玉 Ommo l)とともに脱保護ケトメチレン誘導化メリフィールドレジン1−8のTFA塩 (4,10g、0.349meq/gレジン)に加えた。反応は4時間後に完結 したと決定された(負のカイザー試験)。
Boc基の除去に続いて、ペプチド−レジンを洗浄し、ジイソプロピルエチルア ミン(0,525mL、3.0mmo 1)の存在下にアミノ酸誘導体(0,8 57g、2.Ommol)をHOBt水和物(0,316g、2.06mmo  1)およびDCC(0,448g、2.17mmo 1)と反応させることによ って調製したNa−Bo C−Ng−)シル−アルギニンのHOBtエステルと 2.5時間反応させた。このペプチド−レジンを洗浄し、真空下で一晩放置して 乾燥ペプチド−レジン4.98gを得た。異性体Aに用いた方法と同様にしてレ ジンからペプチドの離脱および回収を行った。0.1%TFAを含有する水中5 〜25%勾配のアセトニトリルを用いた直線的HPLCにより生成物を精製した 。純粋画分(水中20%アセトニトリル10.1%TFAにより1mL/分で溶 出させるバイダック2187P5415カラムにおいてに’ =4.43mL) を集め、アセトニトリルを蒸発除去し、冷凍し、凍結乾燥した。収量 320. 0mg (21%)。
FAB−MS : 663m/e (M+H)分析 C31H5oN808・  3.5CF3COOH−H2Cに対する 計算値:(,42,26,H,5,18゜N、10.38;F、18.47゜ 実測値:C,42,36,H,5,17゜N、10.60;F、18.00゜ 実施例 2 ((IV)N1 e’ A’ F’−THP)の調製N−トリチル−し−アラニ ン(II−2)りaaホルム(640mL)とアセトニトリル(160mL)の 混合物中のし一アラニン(40,0g、0.45mmo1)およびクロロトリメ チルシラン(48,8g、0.45mmo l)をアルゴン下、還流下で2時間 撹拌した。この混合物を0℃に冷却し、トリエチルアミン(90,9g、0.9 0mmo 1)で滴下処理し、ついでクロロホルム(400mL)中のトリフェ ニルメチルクロライド(125,45g10.45mmo+)の溶液で滴下処理 した。この混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、メタノール(450mL)を 加えることによって急冷した。泡状固体となるまで蒸発に供した後、固体を水冷 5%クエン酸(1000mL)とジエチルエーテル(1500mL)の間で分配 させ、有機層をIN NaOHで抽出した(2X1000mL)、併せた水層を 酢酸で中和し、酢酸エチルで抽出した(3X500mL)。
有機抽出物を併せ、MgSO4上で乾燥し、蒸発に供して133.8g (90 %)のll−2を得た。
”H拓G (CDCl3161.21 (d 73Hl 、3−32 + m  、IH] 。
6.45 (bs、LHI、7.00−7.36 (m、15H1゜N−トリチ ル−L−アラニン−2−メルカプトピリジンエステル(II−3) 酢酸エチル(160mL)中のI I−2(14,2g、42.8mmol)と 2−メルカプトピリジン(4−75g。
42.8mmol)の溶液にDCC(9,1g、44.1mmo 1)を加え、 得られた混合物を室温で4日間撹拌した。
DCUをろ別し、ろ液を蒸発に供して淡黄色固体を得た。この物質を結晶化させ て4.18g (23%)の11−3を得た。
1H−印1cDc131 o 0−98 fd、 3H1,2,36(d、 L 吐3.56 fm、 IHI、 7.00−7.60 (m、 18H1,8, 40(m、 1ifl。
THF (50mL)中のハロゲン化物11−4 (2,2g。
9.86mmo 1)およびMgターニング(lureing ) (500m L)を用いて、先に記載(I−3、実施例1)したようにしてグリニヤール化合 物11−5を調製した。この反応はヨウ素の結晶を用いて開始し、2時間還流さ せた。室温に冷却後、THF (50mL)中のI I−3(4,18g、9゜ 86mmol)の溶液を15分間かけて滴下した。得られた混合物を65℃で2 時間撹拌した後、室温で一晩撹拌した。
この溶液をジエチルエーテル(400mL)と飽和NH4Cl (400mL) の間で分配させた。有機層を飽和ブライン(b+iu )で洗浄し、MgSO4 上で乾燥し、蒸発に供して淡黄色シロップを得た。この物質を、フラッシュクロ マトグラフィーによりヘキサン中2.5%酢酸エチルで溶出させて1.98g  (43,8%)のll−6を無色シロップとして得た。
lHNMR(cDcl:+] 6 L、ls (m、コ1り、1.50 (m、 IM)。
2.00 (m、 LHI、 2.22 (m、 LHI、 2.46 Lm、  2F!+、 3.21 (m、 2!(l。
4.60−4.88 +rn、 2H1,5,28−5,72(m、 IHl、  6.95−7.52 (m、 20H1゜6−jert−ブチルオキシカルボ ニルアミノ−3−ベンジル−1−へブテン−5−オン(II−7)化合物I I −6(1,88g、3.98mmo 1)をアセトニトリル(50mL)に溶解 し、p−)ルエンスルホン酸−水和物(832mg、3.98mmo 1)で処 理し、得られた溶液を室温で2時間撹拌した。溶媒を除去し、生成物をCH2C l2 (50mL)に懸濁させた。コノ溶液L シー tert−プチルジカー ボネー) (1,76g、7.96mmo1)およびトリエチルアミン(0,4 4g、7.96mmo1)を加え、この反応混合物を室温で一晩撹拌した。この 溶液を0.5N HCI、水、1M炭酸ナトリウムおよび水で洗浄した。有機層 をNa2SO4上で乾燥し、ついで油状物となるまで蒸発に供した。溶出剤とし てメチレンクロライドを用いたシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーに より0.98g (77,6%)のll−7を無色油状物として得た。
90M’HzIHNMRfcDc131 6 1.36 [d、3H1,1,5 2(s。
(m、 IH)、 4.90−5.42 +m、 3HI、 5.62−6.0 2 (m、 IHI、 7.32 (m。
5−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−4−オキソ−2−ベンジル−へ 牛サン酸(II−8)水(20mL)中メタ過ヨウ素酸ナトリウム(4,86g 。
22、.6mmo 1)を含有する溶液のアリコート(xliquol )(4 mL)を用いてRuO2・xH2O(6,4mg、59゜3%Ru)を溶解した 。メタ過ヨウ素酸塩溶液の第2のアリコー) (4mL)をアセトン(30mL )中の化合物rI−7(900mg、2.84mmo 1)(7)溶液ニ加工、 得うした混合物を室温で撹拌した。この混合物に上記ルテニウム−メタ過ヨウ素 酸塩溶液を5分間かけて滴下した。ついで残りの過ヨウ素酸塩溶液を10分間か けて滴下し、この反応混合物を室温で3時間撹拌した。この混合物をセライトの パッドを通してろ過し、パッドをアセトンで洗浄した(2H30mL)。真空下 でアセトンを除去し、得られた水溶液を水(80mL)で希釈し、NaC1で飽 和させた。この水性物質を発に供した。クロロホルム中4%M e OHを用い たシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーにより603mg (63,3 %)のll−8を油状物として得た。
R,0,32(CHCI3中5%MeOH)”HNMRfcDc13) 6 L 、20−1.60 (m、 12HI、 2.65 [m。
E+、 2.90 (m、 2H1,3,27Tm、 2H1,4,28(m、  LHI、 5.02 Ibs。
LHI、 1.33 +m、 5M+、 9.L21bs、 IHI。
5−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−4−オキソ−2−ベンジル−ヘ キサン酸のメリフィールドクロロメチルレジンへの結合(II−9) 先に記載した手法(I−8、実施例1)を用いて、11−8 (570mg、1 .70mmo 1)および炭酸水素セシウム(330mgS1.70mmo l )を無水メタノール(50mL)中で一晩混合した。この混合物を蒸発に供し、 得られた固体をDMF (50mL)に溶解した。メリフィールドクロロホルム レジン(3,40g、3.4mmo 1@1meq/gレジン)を加え、この懸 濁物をアルゴン下、50℃で48時間撹拌した。DMFのTLCは、ケトメチレ ンの残存を示さなかった。レジンをメチレンクロライドおよびイソプロパツール で多数回洗浄し、ついで乾燥し、3.90g (99%理論値)のll−9を得 た。
N“−tert−ブチルオキシカルボニル−し−ノルロイシル−L−アスパラギ ン酸β−ベンジルエステル(II−10)先に記載したジペプチド調製(1−9 、実施例1)と同様の手法により、Boc−L−ノルロイシンスクシンイミド( 3,90g511.8mmo 1)をアスパラギン酸β−ベンジルエステル(2 ,68g、12mmol)と反応させて3.30g (66%)(7)I l− 10を得た。
分析 C22H3207N2に対する 計算値:C:、60.53;I(,7,39;N、6. 35 実測値:C,60,78;H,7,41;N、6. 35 N−(L−アルギニル−L−ノルロイシル−L−アスパルチル)−5−アミノ− 2−ベンジル−4−オキソ−へ牛サン酸、異性体AおよびB ((IV)Nl  e’ A’ F’−THP)の固相合成 先に記載した手法((IV)F5−THP、異性体A:実施例1)を用い、I  l−10(1,10g、2.55mm。
1) 、DCC(578mg、2.80mmo 1)およびHOB t (39 0mg、2.55mmo 1) を併eて活性化1ステルを調製した。レジ:/ I I −9(3,90g51. 70mmo+)からBoa基を除去した後、 活性化エステルおよびジイソプロピルエチルアミン(0,46mL、2.55m m01)をこのレジンに加え、この反応混合物を一晩振盪した。
結合完結の判定(カイザー試験)後、Boa基を除去した。
Na−Boa−Ng−トシル−L−アルギニン(1,45g、3.40mmo  ]) 、DCCC773mg、3.75mm。
1)およびHOB t (520mg、3.4mmo +)を併せ、得られた活 性化エステルをジイソプロピルエチルアミン(0゜61mL、3.4mmo 1 )とともにレジンに加えた。4時間振盪させた後、結合が完結した(カイザー試 験)。レジンを洗浄し、乾燥した。収量4.68g、このレジンの一部(2,5 g)をTFAで、ついでHFで処理してレジンがらペプチドを離脱させ、粗製ペ プチド380mgを得た。この生成物を0.1%TFAを含有する水中10〜3 0%勾配のアセトニトリルを用いた直線的HPLCにより部分的に精製して、他 の不純物を比較約合まない2つの異性体の混合物を得た。−24%アセトニトリ ルのアインクラティック条件で直−締約HPLCを用いてこれら異性体を分離し た。各異性体毎に純粋画分を集め、それぞれアセトニトリルを蒸発除去し、凍結 乾燥し、(I V)N1 e2A’ F5−THPの異性体A(25%アセトニ トリルでに’−1,25)46mg (純度98%)、および(IV)Nle2 A’ F5−THP)の異性体B(25%アセトニトリルでに’−1,52)2 5mg(純度96%、異性体A4%)を得た。
異性体A FABS−MS m/e 620 (M+H)分析 C29H4508N7・2 CF3COOH−H2Oに対する 計算値:C,45,78:H,5,70;N、11.32;F、13.16 実測値IC,45,60;H,5,56;N、11.13:F、10.60 分析 CHON ・2CF3COOH・2H20に対する 計算値: C,44,84、H,5,81;N、11. 09 実測値:C,45,09,H,5,91;N、10. 78 ((IV)Nl e’ F’−THP)の調製施例1)に従い、Nct−ter t−ブチルオキシカルボニル−L−ノルロイシル−し−アスパラギン酸β−ベン ジルエステル(III−4,1,30g、3.Ommo I)、DCC(660 mg、3.20mmo 1)およびHOBt (460rag、3.Ommo  l)を併せて活性化エステルを調製した。
レジンlll−2(異性体A、3.25g、1.5mmo l)からBoa基を 除去した後、活性化エステルおよびジイソプロピルエチルアミン(0,52mL 、玉 Ommol)をこのレジンに加え、この反応混合物を一晩振盪した。結合 完結の判定後、Boa基を除去した。Na−Boc−Ng−1シル−L−アルギ ニン(1,90g、玉 Ommo 1) 、DCC(670mg、3.25mm olンおよびHOBt(462mgs 3.Ommo 1)を併せ、得られた活 性化エステルをジイソプロピルエチルアミン(0,53mL、3.0mm01) とともにレジンに加えた。−晩振盪させた後、結合は不完全であった。Nct− Boc−Ng−’pシルーL−アルギニン(1,86g、3.Ommo 1)  、DCC(670mg。
3.25mmol)およびHOBt (465mg、3.Ommo ])を併せ 、得られた物質を一晩レジンと結合させた。
結合は、この第2の処理後に完結したと判定された。Boa基を除去し、レジン を洗浄し、乾燥して、3.76gの生成物を得た。HFにより残りのレジン(2 ,78g)からペプチドを離脱させ、粗製ペプチド580mgを得た。この生成 物を0.1%TFAを含有する水中15〜35%勾配のアセトニトリルを用いた 直線的HPLCによりN7製したg純粋画分(30%アセトニトリルでに’−1 ,67)を集め、アセトニトリルを蒸発除去し、冷凍し、凍結乾燥して、(IV )N I e2F5−THPの異性体A38mg (純度100%)を得た。不 純画分は、さらなる精製のために凍結乾燥し、保存した。
FABS−MS m/e 648 (M+H) 357(M−291+H“) 1H印fD20160.74 (d、 3H1,O,B3Iセ23別、 O,a 6fd、 3H]、1.27 +m、4HI、1.61 fm、2H1,1,7 0On、2H1,189Iq、2H1,2,244m、IHI、2.76 fm 、2H1,2,85(m、2H1,2,94Im、21G、107 (m、IH I、3.19 It、2H1,4,01Iセ、IF!]、4.29It、 2H 1,4,35cd、 IHI、4.70 (dd、 IHI、 7.20−7− 37 +m、51113CN?(R(D20) o 16−32.19−04. 2N−77、2コ、50゜27.20.2g、14.29.37.30.95. 35.47.37.20.40.50.4L、SO。
tF2.02.50.12.52.60.54.09.63.65.127.0 2.12B、Bl。
分析 C31H4908N7・ 2.30F3cooHに対する計算値:(,4 6,98;H,5,687N、10.78;F、14.41 実測値: C,47,01;H,5,86;N、10.78;F、14. 18 N−(L−アルギニル−L−ノルロイシル−L−アスパルチル)−5〜アミノ− 6−メチル−2−ベンジル−4−オキソ先に記載した手法((IV)F5−TH Pの異性体A、実施例1)に従い、N at e r t−ブチルオキシカルボ ニル−し−ノルロイシル−L−アスパラギン酸β−ベンジルエステル(III− 4,1,30g、3.0mmo1ン、Dec(660mg、3.20mmol) およびHOBt (460mg、3.0mmo 1)を併せて活性化エステルを 調製した。
レジンlll−2(異性体B、3.20g、1.5mmo 1)からBoC基を 除去した後、活性化エステルおよびジイソプロピルエチルアミン(0,52mL 、3.0mmo 1)をこのレジンに加え、この反応混合物を一晩振盪した。結 合完結の判定後、BoC基を除去した。Nct−Boc−Ng−トシル−L−ア ルギニン(1,90g、3.0mmo 1) 、DCC(670mg、3.25 mmo1)およびHOBt (462mg、3.0mmo 1)を併せ、得られ た活性化エステルをジイソプロピルエチルアミン(0,53mL、3.0mmo 1)とともにレジンに加えた。−晩振盪させた後、結合は不完全であった。N  −BoC−Ng−)シル−し一アルギニン(1,86g、3.0mmo 1)  、DCC(670mg。
3.25mmol)およびHOBt (465mg、3.0mm01)を併せ、 得られた物質を一晩レジンと結合させた。
結合は、この第2の処理後に完結したと判定された。BoC基を除去し、レジン を洗浄し、乾燥して3.95gの生成物を得た。HFによりレジンからペプチド を離脱させ、粗製ペプチド824mgを得た。この生成物を0.1%TFAを含 有する水中15〜29%勾配のアセトニトリルを用いた直線的HPLCにより精 製した。純粋画分(26%アセトニトリルでk”−2,89)を集め、アセトニ トリルを蒸発除去し、冷凍し、凍結乾燥して(IV)N1 e2F5−THPの 異性体8167mg (純度100%)および145mg (純度95%)を得 た。
FABS−MS m/e 648(M+H+)、357(M−291十H+) IHNMRfD20160.76 (d、 3T(l、 0.82 ft、 3 H1,0,83fd、 3H)、 12B (m、 4H)、 1.63 (m 、 28)、 1.70(m、 2H1,1,89(m、 2H1,2,17f m、 IHI、 2.71 fm、 1B1.2.75 fm、 IFII、  2.80(m、 IHI、 2.85 (m、 2H1,2,934m、 IH I、 3.06 (m、 IHI、 3.19ft、2:!l、4.01 (セ 、IHI、4.23 (d、IHI、4.29 Iヒ、1i(l、4.701d d、 1!(+、 7.20−7.36 fm、 5H)。
−13CF・正fD201616.4B、 18.8B、 21.78.215 0゜27.22.2E1.16.29.23. 30.96.35j9.31. 04. 40.52.40.85゜42.07. 50.09. 52.50.  54.11. 64.26. 127.03. 128.84゜129.17 . lコ8.29. 156.82. 169.3s、171.98. 171 1.51. L7:]、81゜L7B、84,210.59゜ 分析 C31H4908N7・2.25CF3Co2Hに対する計算値:C,4 7,15;H,5,69;N、10.84:F、14. 18 実測値:C,47,03;H,5,55;N、10.46;F、13. 96 実施例 4 Arg−Nl e−Asp−Va 1 (CHOH)Phe((I V)N1  e’ F’ −THP (CHOHCHz )の調製N−(L−アルギニル−L −ノルロイシル−L−アスパルチル)−5−アミノ−6−メチル−4−ヒドロキ シ−2−ベンジル−ヘプタン酸ラクトン((IV)Nl e’ F’ −THP −ラクトン、異性体A) メタノール(1,0mL)中の化合物(IV)Nle2’ F5−THPの異性 体A (78mg、90μmol)をTHF (5,0mL、1.0mmo 1 )中の0.2M水素化ホウ素リチウムで滴下処理した。反応を分析用HPLCで 追跡した。20分後、反応は完結したと判定され、この物質をメタノールを用い て2回(各25mL)蒸発に供した。HPLC分析は、この物質が開環ヒドロキ シ−酸対ラクトンの比が19:1で存在することを示した。この物質を、試験反 応で同様に調製した(IV)NI e2F5−THP (CHOH)の粗製異性 体A (10,5mg、12.Oμmol)と併せ、この併せた物質を0.1% TFAを含有する水中15〜26%勾配のアセトニトリルを用いたHPLCによ り精製した。
直線的HPLCの酸性条件下で、(IV)Nle2F5−THP (CHOH) の異性体へとそのラクトンとの間の平衡は、ラクトン側に傾く。0.1%TFA を含有する水中15〜26%勾配のアセトニトリルを用いた第2のHPLC精製 を行って(IV)N1 e2F5−THP (CHOH)の異性体Aの2つの形 を分離した。第1の精製の場合と同様、Bv)N1 e2F5−THP (CH OH)の異性体Aの純粋画分はすぐにラクトン化し始めた。これらの画分を集め 、アセトニトリルを蒸発除去し、凍結乾燥してCIV)Nle2F5−THP  (CHOH)の異性体A(26%アセトニトリルを用いたに’ −1,37)と (IV)N1 e2F5−THP−ラクトンの異性偉人の混合物26mgを得た 。純粋ラクトンを含有する画分を集め、アセトニトリルを蒸発除去し、凍結乾燥 して(IV)Nl e2F5−THP−ラクトンの異性体A(26%アセトニト リルを用いたに−3,90)54mg(純度100%)を得た。
(IV)Nl e2F5−THP−ラクトンの異性体AFABS−MS m/e  632 (M+H)ジル−ヘプタン酸((IV)N1 e2F’ −THP  CCHOHCH,) 、異性体A) (IV)Nl e2F5−THP−ラクトンの異性体A(8゜8mg、10μm ol)を水(2mL)に溶解し、IN NaOH(40u 1,40μmo l )を加えてpH9f)g整した。ラクトン環のけん化を分析用HPLCで追跡し 、30分以内に完結したと決定された。pHが8に低下するまで二酸化炭素(ガ ス)を溶液中に吹き込んだ。この物質を冷凍し、凍結乾燥して、(IV)N1  e2F5−TIP (CHOHCH2)の異性体へを得た。
実施例 5 Ac−Arg−Pro−Asp−Va 1 (k)Phe((IV)Ac−P’  F5−THP)のga+++1−−一一騨−−―■■―−――−■−−−−― ―−−一11.12N−(N’−アセチル−L−アルギニル−L、−プロリル− し一アスパルチル)−5−アミノ−6−メチル−2−ベンジル−4−オキソ−へ ブタン酸((IV)Ac−P’ F’ −THP、異性体A)の固相合成 N”、−tert−ブチルオキシカルボニル−L−プロリル:」ヨーZ1ヱS乏 コシー醇J二、さ2≦L±1ジ乞二Aづ仁ユ」ユ。手法は、先に記載したジベブ チー調製(l−9、実施例1)と同様。
Boc−L−プロリンスクシンイミド(1,56g ; 5mmo1)をアスパ ラギン酸β−ベンジルエステル(1,33g。
6mmo 1)と反応させて1.20g (57%)のv−3を得た。
分析 C2IH28N207に対する 計算値+(:、60.05;H,6,61゜N、6.87゜ 実測値:C,59,97:H,6,66;N、6.66゜ 先に記載した手法(CIV)F5−TIPの異性体A、実施例1)に従い、V− 3(1,26g、3.0mmo 1)、DCC(650mg、3.15mmo  1)およびHOB t(460mg、3.0mmo +)を併せて活性化エステ ルを調製した。レジンV−2(異性体A、3.50g、1.5mmo 1)から Boc基を除去した後、活性化エステルおよびジイソプロピルエチルアミン(0 ,52mL、3.0mm。
1)をこのレジンに加え、この反応混合物を一晩振盪した。
結合完結の判定(カイザー試験)後、Boc基を除去した。
N′r−Boc−Ng−)シルーL−アルギニン(1,90g、3.0mmo  1) 、DCC(670mg、3.25mmo 1)およびHOBt (462 mg、3.0mmo 1)を併せ、得られた活性化エステルをジイソプロピルエ チルアミン(0゜53mL、3.0mmo 1)とともにレジンニ加えた。−晩 振盪させた後、結合は不完全であった(正のカイザー試験)。
Na−Boc−Ng−トンルーム−アルギニン(1,86g、3.0mmo 1 ) 、DCC(670mg、3.25mmo 1)およびHOBt (465m g、3.0mmo 1)を併せ、得られた物質を再びレジンと一晩結合させた。
結合は、この第2の処理後に完結したと判定された。Boc基を除去し、レジン を洗浄し、乾燥して3.98gの生成物を得た。このレジンの一部(994mg )をメチレンクロライド中の5%ジイソプロピルエチルアミンで中和し、メチレ ンクロライドで洗浄した(3X)、このレジンをメチレンクロライド(8mL) 中の無水酢酸(2mL)およびピリジン(0,25mL)で2時間処理した。レ ジンを洗浄し、乾燥して960mgの生成物を得た。無水HF中の10%アニソ ールで0℃にて90分レジンを処理することによってペプチドを開裂させた。
真空下でHFを蒸発させ、ペプチドを0. 5%トリフルオロ酢酸を含有する水 中の10%アセトニトリルで抽出した。凍結乾燥により粗製物231mgを得た 。この生成物を0,1%TFAを含有する水中14〜20%勾配のアセトニトリ ルを用いた直線的HPLCにより精製した。純粋画分(28%アセトニトリルで に’−0,77)を集め、アセトニトリルを蒸発除去し、冷凍し、凍結乾燥して 、(IV)Ac−P2F −THPの異性体A62mg (純度98%)、75 mg(純度90%)を得た。
FABS−MS m/e 674 (M十H)分析 C32H47N709−1 .25CF3COOHに対する計算値・C,50,76;H,5,96;N、1 2. 01 、F、 8. 73゜実、@J価値:C,49,79:H,5,9 6;N、11.95.F、8.48゜ 実施例 6 Arg−D−Lys−Asp−Va l (k)Phe((I V)K+2F5 −THP)の調製N−(L−アルギニル−D−リシル−L−アスパルチル)5− アミノ−6−メチル−2−ベンジル−4−オキソーヘブ久Z跨」!堡庄Δユユエ ヱと入”F’−THP)の固相合成N” −(N” −Bo c −N’ −2 −CI Z−D−IJ シ/l、)−一一一 −1ゝ1121−一一一−−―− −−−−−−11.工、2゜−L−7スパラギン酸β−ベンジルエステル(Vl −2)〜 N′r−Boc−NE−2−CIZ−D−’)シン(1,66g;4、Ommo l)およびN−ヒドロキシスクシンイミド(0゜49g ;4.2mmo 1) をメチレンクロライド(30mL)に溶解し、0℃に冷却した(水浴)。DCC (0,87g ;4、2mmo 1)を加え、この反応混合物をO’Cで2時間 撹拌した後、20’Cで一晩撹拌した。この物質をろ過し、蒸発に供し、ついで 最小量のアセトニトリルに溶解した。このスクシンイミドエステルをアセトニト リル/水混合溶媒系(9:1.30mL)中のL−アスパラギン酸β−ベンジル エステル(0,98g ;4.4mmo 1)およびN−メチルモルホリン(0 ,48mL H4,4mmo I)の溶液に加えた。反応を一晩進行させた。減 圧下でアセトニトリルを除去し、得られた物質を水(50mL)で希釈した。こ の水性物質を希HCIで酸性化し、酢酸エチルで抽出した(3X50mL)。
併せた有機層を飽和ブラインで洗浄しく2X100mL)、MgSO4上で乾燥 し、蒸発に供して1.85g (78%)のVl−2を得た。R,0,33(C H2C12中6%MeOH,0,3%Ac0H) IHMMRfcDclコl 6 1.42 (s、9H)、1.55 fm、6 H1,:1.03 (m。
2HI、3.16 (m、2H几 4.23 Im、IHI、4.92 4m  1)+1.5.02 (s。
2H1,5,20(s、2)+1.5.25 fbs、IHI、1.30 (m 、5H]−先に記載した手法((IV)F5−THPの異性体A、実施例1)に 従い、Vl −2(620mg、1.Ommol)、DCC(220mg、1. 05mmol)およびHOB t(161mg、1.05mmo 1)を併せて 活性化エステルを調製した。レジンVI−1(異性体A、1.20g、0゜5m mol)からBoc基を除去した後、活性化エステルおよびN−メチルモルホリ ン(0,12mL、1.05mm。
l)をこのレジンに加え、この反応混合物を一晩季一盪した。
結合完結の判定(カイザー試験)後、Boc基を除去した。
Na−Bo c−Ng−)シルーL−アルギニン(642mg。
1、 5 mm o 1 ) 、D CC(330m gs 1. 6 mm  o 1 )およびHOBt (230mg、1.5mmol)を併せ、得られた 活性化エステルをジイソプロピルエチルアミン(0゜27mL、1.5mmo  1)とともにレジンL加えた。4時間振盪させた後、結合は完結した(カイザー 試験)。Boc基を除去し、レジンを洗浄し、乾燥して1.35gの生成物を得 た。HFによりレジンからペプチドを離脱させ、粗製ペプチド149mgを得た 。この生成物を0.1%TFAを含有スる水中10〜21%勾配のアセトニトリ ルを用いた直線的HPLCにより精製した。生成物を含む画分を併せ、凍結乾燥 した。10〜21%勾配のアセトニトリルを用いた第2の直線的HPLC精製に より、純粋生成物を得た。画分(21%アセトニトリルでに’−1,35>を集 め、アセトニトリルを蒸発除去し、冷凍し、凍結乾燥して(IV)K”F5−T HP)の異性体A39mg (純度100%)を得た。不純画分をさらなる精製 のために凍結乾燥し、保存した。
FABS−MS m/e 663 (M+H+)IHNMRLD201 6 0 −76 (d、 3’(l 、 0−86 (d、 3H1、L−37(m、  2H)、 1.62 Irn、 4Hl、 1−74 Im、 2HL 2.2 4 Im、 IHI。
2.66−2.79 (m、 2H)、 2.80−2.87 (m、 2H1 ,2,90−3,02(m、 4H1゜コ、04 、J−m、1H)、3.19  (t、1′H1,4,00(e、IJ()、4.23 1t、IN)。
4.36 (dd、 LM)、 4.70 fdd、 l)!)、 7.18− 7j7 (m、 5H1−13CN’K”l tI)201617.40.19 .87.23.02.24.73゜27、コ5. 2B、9コ、30.24.  31.26. 36.93. 3B、10. 40.0B、41j0゜42.6 7、 o、os、 sl、37.53.83.55.21.64.62. +2 7.a7.127.94゜129.73.129.95.130.11.157 .76、170.54. L73.09.174.42゜175.24.1[] 0.09.21129゜分析 CHON ・2.85CF C0OH・2H20 に対する 、計算値:C,4B、05.H,5,61;N、10.94.F、15.88 実測値:C,42,45,H,5,19;N、11.08.F、15.41 実施例 7 Arg−Ala−Asp−Va 1 (k)Phe((IV)A’ F5−TH P)(7)調製N−(L−アルギニル−L−アラニル−L−アスパルチル)−5 −アミノ−6−メチル−2−ベンジル−4−オキソ−へブタン酸(異性体A、( IV)A’ F5−THP)の固相合成 N’ −(N’−Boc−L−アラニル)−L−アスパラギン酸β−ベンジルエ ステルVII−2゜N−Boc−L−アラニン(5,67g ; 30mmo  1)およびN−ヒドロキシスクシンイミド(3,62g;31゜5mmol)を THF (15mL)に溶解し、得られた溶液を0℃に冷却した(水浴)。激し く撹拌しなからTHF (lOmL)中のDCC(6,80g ; 33.Om mo 1)を滴下した。この反応混合物を0℃で2時間撹拌した後、室温で一晩 撹拌した。析出したDCUをろ別し、ろ液を蒸発に供して油状ガムを得た。
エーテルとともに粉砕し、スクシンイミドエステル6.59g (72,3%) を得た。このスクシンイミドエステル(6゜06g ; 20.Ommo 1) を50%水性DMF (40mL)中のL−アスパラギン酸β−ベンジルエステ ル(4,46g;20、Ommol)およびトリエチルアミン(2,80mL  H20、Ommo 1)の溶液に加え、室温で一晩撹拌した。この反応混合物を 氷上に注ぎ、LM HCIでpHを2に調整した。この水性懸濁物を酢酸エチル で抽出した(3X100mL)。併せた有機抽出物を0.1〜I MCIで洗浄 しく1×150mL)、MgSO4上で乾燥し、油状物となるまで蒸発に供し、 ヘキサン/エーテルとともに粉砕して2.13g (274%) (7)V I  I −2ヲ得り。
lHNKR(■C1〕l 6 1j2 (d、3El、1.:19 (s、9H 1,2,96+m、 281.4.14 (m、 IHI、 4.aO(m、  IHI、 5.08 [s、 2B+、 5.79(s、 281.7.15  Fd、 IH3,7,29(s、 5H1゜先に記載した手法((IV)F5− THPの異性体A、実施例1)に従い、VI I−2(394mg、1.Omm o 1)、DCC(227mg、1.1mmo 1)およびHOB t(153 mg、1.Ommo 1)を併せて活性化エステルを調製した。レジンVII− 1(異性体A、1.20g、0゜5mmol)からBoc基を除去した後、活性 化エステルおよびジイソプロピルエチルアミン(0,18mL、1.0mm01 )をこのレジンに加え、この反応混合物を6時間振盪した。結合完結の判定(カ イザー試験)後、Boc基を除去した。Na−Boc−Ng−トシル−L−アル ギニン(429mg、1.0mmo 1) 、DCC(227mg、1.1mm o 1)およびHOBt (153mg、1.0mmol)を併せ、得られた活 性化エステルをジイソプロピルエチルアミン(0,18mL、1.0mmol) とともにレジンニ加えた。3時間振盪させた後、結合は完結した(カイザー試験 )。
Boc基を除去し、レジンを洗浄し、乾燥して1.39gの生成物を得た。HF によりレジンからペプチドを離脱させ、粗製ペプチド176mgを得た。この生 成物を0,1%TFAを含有する水中15〜28%勾配のアセトニトリルを用い た直線的HPLCにより部分的に精製した。生成物を含む画分を併せ、凍結乾燥 した。15〜28%勾配のアセトニトリルを用いた第2の直線的HPLC精製に より純粋生成物を得た。画分(25%アセトニトリルでに’−0.69)を集め 、アセトニトリルを蒸発除去し、冷凍し、凍結乾燥して(IV)A2F5−TH P)の異性体A39mg (純度100%)を得た。不純画分をさらなる精製の ために凍結乾燥し、保存した。
FABS−MS m/e 606 (M+H)IHHFD、、0160.75  fd、 3H)、 0.86 fd、 3H1,117(d、 3H1,1,6 4(m、 2H1,1,90im、 2i’、I、 2.234m、 LHI、  2.71−2.84 fm、 4H1,2,92fm、 ll(+、 2.9 6 cm、 IHI、 3.08 fm、 IHI。
3、i9 ft、2H)、4.00 (t、l)り、4.36 Lm、2H1, 4,67fdd、12()。
CN×R(D20) 6 11−25− 17−54− N9.8B、 24. 38゜2g、98. 30.18. 36.59. 38.12. 4142.  42.46. 4コ、01. 50.5?。
分析 028H430BN7・2CF3Co2H・2H20に対する 計算値:C,44,18,H,5,67゜N、11. 27.F、13. 10 実測値:C,44,02,H,5,36゜N、11. 03.F、11. 78 実施例 8 ((I)N1 e’ F’−THP)の調製N’ N’ N”’ −N3−L  Arg CH2Cl (VI□−一一一一−2−一一一一一□ ll−1)工程1:H2O−水浴で冷却された、THF (5QmL)中のN3 −L−Arg (10,0g、17.4mmo1)の溶液に、NEt (1,9 4g、19.0mmol)を加え、ついでイソブチル/クロロホルメート(2, 59g19.0mmol)を一度に加えた。20分以内にNEt3・HCIをろ 過により除去し、THF (15mL)で洗浄した。エーテル性CHN (Et 20中25mm01未満)を加えた。初めに0℃であった反応混合物を室温まで 加温し、63時間撹拌した。0℃での最初の1.5時間以内に多量の析出物が生 成したが、これは室温で再溶解した。この反応混合物を白色固体となるまで回転 蒸発に供し、CHCl3/HO開で分配させ、飽和N a HCO3で洗浄した 。有機層N Z L Arg CHN2 (5,93g、57%)を得た。mp 123〜124℃; [a] D 15.2 (C=1、O,DMF)、 翰N IG6 (CDCI318.06.8.02.7.98 Is、 1sH,C6H5CH 2−1,5,93(s、 !H。
酸感受性ハロケトンに関するアブリン(Aplin )らの文献方法に従い、上 記ジアゾケトン(9,85g、16.4mmo1)を無水LiC1(35g、0 .83mol)を含有する80%水性AcOH(250mL)に0℃で溶解した 。この混合物を周囲温度まで一晩温めた。激しく撹拌しなから3容量未満のN2 0および75mL未満のEtOAcを添加し白色固体を析出させ、これをろ過に より集め、デシケータ−で−晩乾燥した。THF−E t20−PEからの再結 晶によりvI T I−1(6,18g、62%)を得た。mp132〜134 ℃; [α]D−17.2° (C=1.0、DMF)分析 C31H33CI  N407に対する計算値:C,61,13,H,5,46;N、9.20 : C1,5,82゜ 実測値:C,61,19,H,5,28;N、8.79;C1,5,23 tert−ブチル−2−tert−ブチルオキシカルボニル−2−ブチル−4− オキソ−5(S)−5−ペンンルオキシカルボニルーアミノ−8−ジベンジルオ キシ力ルポニルーグアニジノオクタノエー)(VIII−2)鉱油中50%のN aH(135mg、2.8mmol)のDME (25mL)懸濁液に、ジーt ert−ブチルマロネート(603mg、2.8mmo I)を加え、得られた 溶液を透明になるまでアルゴン下で撹拌した。N3 Arg CH2Cl (1 ,53mg、2.5mmol)および沃化ナトリウム(380mg、2.54m mo 1)をDME中に懸濁させ、15〜20分間撹拌した。本撹拌中にほとん どの物質は溶解し、NaC1が析出した。このマロネート溶液を注射器によりヨ ードメチルケトン溶液に移した。TLCにより、反応が1時間後に完結したこと が示された。この反応混合物を注射器により鉱油中50%NaH(150mg、 3.13mmol)を含有するフラスコに移した。移し代えた後、1 ゛−ヨー ドブタ:/ (3,45g、18.8mmol)を混合物に加えた。TLCによ り、3時間後に反応が完結したことが示された。反応混合物を数滴のAcOHに より急冷し、DMEを真空下で除去した。粗製物をCH2C12(100mL) に溶解し、0.1N HCl (2H50mL)および飽和Nact (250 mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、演発に供した。油状残渣をフラッシュ クロマトグラフィー(40X300mm)に供し、ヘキサン(500mL) 、 E tOAc−ヘキサン(1;9.100100OおよびEtOAc−へ−1− サン(1: 3.100100Oで溶出させた。対象の画分を集め、濃縮して1 .442g (68%)のVI I I−2を得た。
Rro、58 (E t OA c/ヘキサン;3゜5:6.5)IHドKCI  (CDCIコ) 6 0.[15IL、 ’3H−ca3)、1−L5 (m −4H1,1,43(s、 18M、 Co2当J、 1.45−1.98 ( m、 6H)、 3.05 +=、。
2H1coc旦21. :]、91 (m、2+4. 入rg 6 C旦21.  4.26 (m、IF!、入rq α(0!1. 5.02 II−、2H, 入rCH21、5,11IS 、 2H、ArCf121 、 S 、20 1 !−。
ZHr Ar Cと2ン、5.74 +d、1H,kc3)、7.30 (s、 5H,Arpl、7.36 (s。
10M、ArHl、9.31 (bd、2M、Fil;13C閉 (CDC13 1o 13.7B、22.83. 26.62. 27.70゜コ2.52.  42.22. 44.12. 5G、コ1. 59.6L、66.92. 61 3.93. 81j9゜126.89.127.71. L27.l!9.12 8.30.128.79.134.59.136.31゜136.80. 15 5.72. L60.43. L63.7]、169.7コ、L69.64.  205.94゜N 2−ブチル−4−オキソ−5(S)−5−ペンジルオキシカ 緊 ルボニルーアミノー8−ジベンジルオキシ力ルポニルーグア1 ニジノオク 9)ニー) (VI ll−3)〕 化合物VI I I−2(1,44g、1 .7mmo 1)をTFA (20mL)で45分間処理し、ついで粘稠なガム とな) るまで蒸発に供した。残存物質をヘプタンを用いて2回蒸発に供した。
この二酸にピリジン(20mL)を加え、反応フラスコを100℃に予め平衡化 した油浴に浸漬し、反応混合物を30分間加熱した。減圧下でピリジンを除去し 、残渣をジアステレオマーをCHC13(500mL) 、CHC13−MeO H(98: 2.500 m L ) 、CHC13M e 0H(96:4. 100100O,およびCHC13−M e 0H(94:6.100100O で溶出させるフラッシュクロマトグラフィーにより分離した。2つの異性体につ いての両分を集め、蒸発に供してVlll−3の異性体A286mgおよびVI II−3の異性体8314mgを得た。
異性体A R0,62(Me 0H−CHC13; 1 : 9) ;(s、2F、、入r cH2L s、131a、 2)!、 入rC!i21. s、2s (s、2 H,λrcM21 。
5.74 1d、IH,Np)、1.36 (m、15H,入r旦1. 9jL  (bs、2H,NHI。
異性体B RO,57(Me 0H−CHC13; 1 : 9) ;L 円fcDc13 160.89 ft、3H1C馬1.1.05−1.90イ町 ユOH)、2. 46 frn、IL Cf1CO2i(1,2,90+m、2H,COC!12 CRI。
3.90 fm、2L 入rq 6 C旦21. 4.24 fm、IH,Mq  a C!]、5.08 Is。
2M、入rc旦、、l、5.13 (s、2FI、入xc品21. 5.23  (s、2)!、ArC旦21゜5.89 fd、 E、 卵)、 7.35 f m、 1s)I、 Arpl、 9.32 (bs、 2H,近1゜13C−N MRは、2つの異性体の混合物のケトン炭素に対し208ppmにおいて弱い吸 収を示した。
Arg (k)Nle−Asp−Val−Phe((I)N1 e2F’−TI P、異性体AおよびB)メチレンクロライド(5mL)中の化合物Vlll−3 (異性体A、286mg、0.41mmo 1)およびDMF(2mL)中のH OBt (69mg、0.45mmo りを併せ、0℃で撹拌した。DCC(1 04mg、0.5mm。
1)を5分間かけて滴下した。この溶液を0℃で10分間撹拌した後、室温で1 5分間撹拌した。これとは別に、標準の固相ペプチド合成により調製したBoc −L−Asp (OBz 1) −L−Va 1−L−Pheレジン(0,52 meq/g[理論]の0.80g、0.42mmo 1)からBoc基を除去し た。この反応混合物をメチレンクロライド中で15分間撹拌し、ついで40%T FA/10%アニソール150分析 C3lH4908N7弓、5 CF2CO OH−3/4H20に対する 計算値: C,48,54;H,6,36;N、11.66、F、10.17 実測値:C,48,16;H,5,87;N、11.38.F、10.37 異性体B FABS−MS m/e 648 (M+H” )’ 90 Ml(z IHN MRCCD30D] 60.921m、9HI −1201−85(m、9HI 、L、B5−2.23 (rn、3!()、2−55−3.30 1m、8H1 ,7,22(m。
分析 C31H4908N7・ 2.1CF3COOHに対する計算値:C,4 7,65;H,5,82;N、11. 05.F、13. 50 実測値: C,48,05、H,5,69;N、10. 61 、F、14.  03Arg (k)Nle−Asp−Val−Phe((I)N l e2F’ −THP、異性体CおよびD)メチレンクロライド(5mL)中の化合物VII I−3(異性体B、314mg、0.46mmo 1)およびDMF(2mL) 中のHOBt (75mg、0.5mmo +)を併せ、0℃で撹拌した。DC C(113mg、0.55mm。
1)を5分間かけて滴下した。この溶液を0℃で10分間撹拌した後、室温で1 5分間撹拌した。これとは別に、メチレンクロライド中の40%TFA/10% アニソールで5分、ついで30分処理することによって、標準の固相ペプチド合 成により調製したBoc−L−Agp (OBz 1)−L−Val−L−Ph eレジン(0,52meq/g r理論〕の0゜90g、0.47mmo 1) がらBoc基を除去した。コルジンをメチレンクロライドとイソプロピルアルコ ールで多数回洗浄し、10%DIEAで中和し、メチレンクロライドで洗浄した 。Vll−3の異性体Bの活性化エステルをろ過してレジン反応容器に入れ、反 応容器を一晩振盪した。無水HF中の10%アニンールとともに0〜5℃で90 分間撹拌することによってレジンからペプチドを開裂させた。HFの蒸発後、レ ジンを無水ジエチルエーテル(250mL)で洗浄し、ペプチドを0.5%TF Aを含有する水中の20%アセトニトリルで抽出した(8X25mL)。ペプチ ドを含有する抽出物を併せ、凍結乾燥して粗製物212mgを得た。
この粗製物を0. 1%TFAを含有する水中の90分間の直線勾配置0〜40 %のアセトニトリルを用いて精製した。画分を集め、凍結乾燥して(1)Nl  e2F5−THPの異性体C(24%アセトニトリル中に’−2.74)14. 2mg(純度100%)および35.4mg (純度98%)、並びに(I)N 1 e2F5−THPの異性体D (23%7−1?トニトリル中に’ −1− 4)34.7mg (純度100%)および15.8mg (純度90%)を得 た。
(m−193+H+)、356 (m−292+H)分析 C31H4908N 7・2CF3CO2H−H2Cに対する 計算値:C,47,01;H,5,98;N、10.97.F、12.75 実測値:C,47,01;H,5,90゜N、10.97;F、12.23 異性体D FABS−MS m/e 648 (M十H+)分析 CHON ・ ]、’1 CF3COOH−H20に対する 計算値+C,47,36,H,6,05:N、11.12.F、12.28 実測値: C,46,82:H,5,84:N、11.52;F、12.14 ((r)N1 e’ F’ THP−NHz )の調製B、実施例8)に従って 、化合物lX−1異性体A(VIll−3の異性体A、実施例8)(365,5 mg、0.53mmo 1) 、HOBt (82,0mg、o、54mmo  1)、BOP (236,5mg、0.54mmo 1) 、およびN−メチル モルホリン(87,5μm、0.80mmo 1)をDMF中で室温で30分間 同温した。標準の固相ペプチド合成により調製したTFA−Asp (OBz  I)−L−Va I −L−Phe−MBHAレジン(1,30g、0.56m m。
1@0.43meq/g)を10%ジイソプロピルエチルアミンで中和しく2X )、レジンをメチレンクロライドで洗浄しく3×)、活性化ケトメチレンを添加 した。反応容器を一晩振盪した。カイザー試験は、結合が完結していないことを 示した。カイザー試験を定期的に実施しながら、反応を7日間行った。カイザー 試験は負を示さなかったが、レジンを洗浄し、乾燥し、1.58gの生成物を得 た。HFによりレジンからペプチドを離脱させて粗製ペプチド393mgを得た 。
この生成物を0.1%TFAを含有する水中の10〜30%勾配のアセトニトリ ルを用いた直線的HPLCにより部分的に精製して(1)N 1 e2F5 T HP NH2の異性体A(24%アセトニトリルでに’ =1.33)55mg  (純度98%)を得た。17〜30%勾配のアセトニトリルを用いた、異性体 Bの第2の直線的I(PLC精製により純粋な生成物を得た。画分(28%アセ トニトリルでに’ =1.33)を集め、アセトニトリルを蒸発除去し、冷凍し 、凍結乾燥して(I ) N l e F T HP −N H2の異性体87 0mg(純度100%)を得た。
異性体A IHNI(R(D201 6 0.83 (cl、311. 0.83 (t、 3H1,0,96(d、 3M+、 1−241m、−4H1,1,48(m、  3H)、 1.67 (m、 LHI、 1.93(m、l)!+、2.06  +m、2H1,2,73(dd、l111. 2.80 (re、2)!+、 2.90Fdd、 IHI、 2.99 (dd、 1M+、 3.05 (a d、 IHl、 3.13 (dd、 l)!+。
3.20 (t、2H1,4,03(4,IHI、4jl +(ld、LHI、 4.55 ((ld、1!()。
4.74 (dd、 IHI、 7.21−7.37 !m、 5H1゜13C 船(D201614.13.1g、61. L9.3G、 22.84゜24. 34.27.41.29.38.31.02.32.53.36.91.31. 8G、 41.46゜41.62.’ 42.40.50.89.55.70. 59.12.60.57.128.19. C29,75゜130.10. 1 37.34. 157.79. 173.21. 173゜86. 175.3 2. C76,56゜178.72.207.57゜ 分析 C31H5oO7N8−]、]75CF3COOH−2H2に対する 計算値:C,46,97,H,6,37;N、12.70;F、11.31 実測値:C,46,78;H,5,72;N、12.23:F、9.98 異性体B ゛ FABS−MS m/e 647(M十H+)1i(日(D2o160−16  +6,3H’J、 0−79 (d、3H1,0,82(t、 3H1,1,2 1fm、 4M+、 149 Lm、 3H1,166(m、 IHI、 1. 9s(dd、 LHI、 2.04 (m、 IH)、 2.68−2.861 nn、 4M1.2.96 fdd、 1)+1゜3.03 fdd、 IHI 、 3.17 (cid、 IHl、 123 (t、 2H)、 4.o3  td、 IHI。
4.29 fdd、 IHI、 4.59 (d、 IHI、 4.651f、  IHl、 7.24−7.:16 Fm。
5H)。
13CNMRTD201 6 13.98. 18.06. 19.13. 2 17L24.20. 2フ、09. 29.31. 30.9’3. 12.6 3. 36.33. 31.69. 41.20゜41.2B、41.96.  50.84. 55.3B、58J8. 60.28. 127.94. 12 9.47゜C29,SS、 129.95. 137.29. ls7.60. 113.OB、C73,6L、 175.16゜176.32.178.211 . 206.513゜分析 C28H4308N7・1.65cF3COOH・  2.5H2゜に対する 計算値: C,47,30、H,6,44。
N、12.87;F、10.80 実測値:C,47,23;H,5,85;N、12.69.F、10.76 実施例 11 0Ar (k)Nl e−Asp−D−Va 1−Phe((1)Nl e’  V’t’Fラ −THP) の調製N“−(2−ブチル−4−オキソ−5(S) −アミノ−8−グアニドオクタノイル−L−アスパルチル−D−バリル−L−フ ェニルアラニン((1)N1 e’ Vt’F’−THP)の固相合成 先に記載した手法((1)F5−THPの異性体AおよびB1実施例8)に従っ て、化合物X−1異性体A(Vlll−3の異性体A1実施例8)(731mg 、1.06mm。
1) 、HOBt (164,0mg、1.07mmo 1) 5BOF (4 73mg、1.07mmo 1) 、およびN−メチルモルホリン(175μl 、1.59mmol)をDMF (15mL)中で室温で30分間同温した。メ リフィールドphe−レジンを用いた標準の固相ペプチド合成により調製したT FA−Asp (OBz 1)−D−Va 1−L−Phe−0−レジン(1, Log、0.61mmo 1 [理論]0.55meq/g)を10%ジイソプ ロピルエチルアミンで中和しく2X)、レジンをメチレンクロライドで洗浄しく 3X)、活性化ケトメチレンを添加した。反応容器を一晩振盪した。
カイザー試験は、結合が完結していないことを示した。カイザー試験を定期的に 実施しながら、反応を7日間行った。カイザー試験は負を示さなかつたが、レジ ンを洗浄し、乾燥し、1.31gの生成物を得た。IFによりレジンからペプチ ドを離脱させて粗製ペプチド387mgを得た。この生成物を0、 1%TFA を含有する水中の10〜30%勾配のアセトニトリルを用いた直線的HPLCに より部分的に精製した。
異性体Aは、Asp−Va 1−Phe副生成物とともに溶出した。17〜30 %勾配のアセトニトリルを用いた、異性体Bの第2の直線的HPLC精製により 純粋な生成物を得た。
画分(27%アセトニトリルでに’−2,13)を集め、アセトニトリルを蒸発 除去し、冷凍し、凍結乾燥して(I) N1 e2V+4F5−TIPの異性体 837mg (純度97%)を得た。
異性体B FABS−MS m/e 648 (M十H+)”HNMR(D20160.6 1 (d、 3H)、 0.69 (d、 3H1,0,80(t、 ])II 、 121 (m、 4H1,1,49(m、 3N+、 1.65 (m、  IHI、 1B2−C95fm、 2M1.2.05 (m、 IHl、 2. 71 (dd、 lH)、 2.771dd、 IHl。
2.82 (m、 IHl、 2J6 (dd、 IHI、 2.93 (dd 、 1N)、 3.04 ldd。
IHl、 3.21 (t、 2H1,3,25(dd、 1)!+、 4.1 5 irn、 lJ(+、 4.28fdd、 111.4.62−4.69  (m、 2H)、 7.22−7.35 (rn、 5H)。
13CNKR(D201 6 17.53. 19.41. 22.90. 2 4.37゜27.26,29.47. 31.82. 32.73. コロ、7 7、 3B、03. 41.36. 41.44゜42.03.5139.55 .50.59.05.59.49.12B、06.129.73゜130.12 . 137.79. 157.76、 173.02. 173.24. 17 5.07. 176.49゜1711.63.206.82゜ 分析 CHON −1,5CF3COOH−2,5H20に対する 計算値:(,47,27,H,6,49゜実測値:C,47,25,H,5,9 5;N、11.30;F、9.54 実施例 11 Arg−Lys−Asp (k)Va 1−Phe((III)Fラ −THP ) の調製N’−トリチルーL−アスパラギン酸β−シクロへキシルエステル( XI−3) N −Boc−β−シクロヘキシル−し−アスパラギン酸β−シクロヘキシルエ ステル(XI−1,23,7g、75゜1mmol)をCH2Cl2−TFA  (1: 1.200mL)に溶解し、得られた溶液を室温で45分間撹拌した。
減圧下で溶媒を除去し、得られた油状物をE t 20 (100m L)で希 釈し、ヘプタン(100mL)で析出させた。上清を移しとり、残存溶媒を真空 除去してXl−2を白色固体として得た。−この塩をCH2C12(300m  L)に懸濁させ、トリエチルアミン(10,5mL、75mmo 1)およびト リメチルシリルクロライド(33,4mL、262mmol)を加え、得られた 混合物を還流下で30分間熱した。反応混合物を室温まで冷却し、さらにトリエ チルアミン(36,8mL、262mmo 1)を加え、この反応混合物を45 分間還流させた。ついで、反応容器を0℃まで冷却し、CH2Cl 2 (80 m L )中のMeOH(4,5mL、112.5mmo 1)を10分間かけ て滴下した。この反応混合物をさらに10分間撹拌し、ついで室温まで加温した 。CH2CI 2中のトリチルクロライ下(21・、Qg、75mmo 1)を 加え、反応混合物を3時間撹拌した。MeOH(50mL)を反応混合物に加え 、室温で30分間撹拌した。 この反応混合物を真空下で粘稠黄色油状物となる まで濃縮し、これをEt20に溶解し、IN NaOHで抽出した(4X250 mL)。併せた水層を0℃まで冷却し、固体クエン酸で中和した。この生成物を 水層からEt20で抽出した(5X200m L ) o抽出物を飽和NaC1 で洗浄しく2X200mL)、MgSO4上で乾燥し、淡黄色泡状となるまで蒸 発に供して28.8g (84%)のXl−3を得た。
MS m/ e 413 CM−C02)IHNMR[■C13) 61.15 −1.90 +m、 11E、 cHex 式4〆Asp 8 CHI、2.5 6 (dd、LM、入sp 8 Cf1l、3.58 (m、LH,Asp a Cal、4.70 fm、LH,0(Jjl、7.15−7.57 4m、15 H,入r)11゜2−メルカプトピリジン(6,90g、62.0mmol)を EtOAcに溶解した。この溶液にアルゴンを吹き込んでチオールの酸化を減少 させた。この混合物を0℃に冷却し、EtOAc (50mL)中のDCC(1 3,7g、66mmo1)を10分間かけて滴下した。この反応混合物を0℃に 2時間保ち、ついで室温で2日間撹拌した。この反応混合物を冷却し、ついで尿 素副生成物をろ別した。溶媒を減圧下で除去して濃黄色油状物を得た。この生成 物をEtOAc−ヘキサン(1,5:8. 5.100100Oで溶出させるフ ラッシュクロマトグラフィー(40X300mm)を用いて精製した。対象の画 分を集め、オフホワイト色の固体となるまで蒸発に供して27.54g (83 %)のXl−4を得た。
RfO−47(E t OA c−ヘキサン、1:4)1HNMR+CDC13 ) 6 1.13 fdd、IJ(、入sp B C1j)。
1.1s−1,85fm、10H,cHexl、2.45 (dd、LH,入s p B Cal、3.42(d、LH,ド31. 178 (rn、LM、入s p a CH1,4,61(m、IH,0CRI。
7.10−7.8:l (m、18H,入rH1,8,63frn、IH,入r H1゜シクロヘキシル 3S−3〜トリチルアミノ−4−オキソ−6−イツプロ ピルーオクトー7−エノエート(XI−6)E t 20 (30m L )中 のMgターニング(4,83g。
0.2モル)の懸濁物をEt20(30mL)中の1.2−ジブロモエタン(1 1,8g、63mmo 1)の滴下により活性化することによってグリニヤール 化合物を調製した。この添加は、一定速度の還流を維持する速度で行った。反応 混合物を還流下に保ちながら、E t 20 (30m L )中の4−メチル −3−ブロモメチル−1−ペンテン(11,2g、63mmol)の溶液を3時 間かけて滴下した。反応混合物をさらに1時間還流させ、ついで室温まで冷却し た。THF(50mL)中のXI −4(11,06g、20mmol)の溶液 に、−10℃(水−メタノール)で、グリニヤール化合物(XI−5)を注射器 により少しずつ添加した。TLCの追跡により、全てのグリニヤール化合物を添 加する前に反応が完結したと判定された。反応混合物を飽和NH4NH4C1( 200とE t 20 (200m L )の混合物に注いだ。
有機層を飽和炭酸水素塩(3X200mL)および飽和NaCI (2X200 mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、黄色油状物となるまで蒸発に供した。
反応生成物をEtOAC−ヘキサン(1: 9)で溶出させるフラッシュカラム (40X300mm)で精製して9.62g (89%)のXl−6を得た。
Rfo、78 (E t OA c−ヘキサン、1:4)”HN?’lR(CD Cl2) 60.77 (m、 6H,CH3)、 1.1−1.9fIn、1 2H,cHex and’C)l(Jjl、 1.95−2.62 +rn、4 M、入5p β C旦2=、tdcocH2)、 3.541m、 28. A sp a C:3 h−*tζq+、 4.72 [m、 LM。
QC旦]、 4.75−5.02 +m、 2H,C=C得1.5.22−5. 67 Fm、 IH。
30.74.31.49.3B、31.42.06.42.2B、 44.06 .59.07.59.45゜71.31.13.05. li5.63.115 .71.126.46. L27.81.128.90゜11B、81.119 .09.146.24.170.56.209.40゜シクロヘキシル 3S− 3−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−4−オキソ−6−イツブロビル ーオクトー7−エノエート (X I −7) CHCN (50mL)中のp−TsOH−H2O(4゜382g、23mmo  1)の溶液をCH3CN (100m L )中ノトリチルオLzフィンX  I −6(11,8g、 21. 9mmol)の溶液に加えた。30分間撹拌 後、トシレート塩をろ別し、CH2Cl2 (100mL)に懸濁させ、トリエ チルアミン(4,56g、44.5mmo 1)と(B o c ) 20 ( 9,72g、44.5mmol)で処理し、ついで室温で3時間撹拌した。反応 混合物を追加のCH2Cl2 (10OmL)で希釈し、水冷0.1N MCI  (2X100mL。
、氷冷飽和N a HCO3(2X 100 m L )および飽和NaC1( 2X100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、蒸発に供した。粗製物をE tOAc−ヘキサン(1,5:8゜5)で溶出させるフラッシュクロマトグラフ ィー(40X 300mm)に供した。、生成物画分を集めて6.80g (7 9%)のXl−7を得た。
R(0,38(E t OA c−ヘキサン、1. 5:8. 5)IHNMR IcDcI3) 60.86 +2d、 6H,(:!(31,1,1−1,9 (m、i2H,cHex Plit’ CHC亘1. 1.2−1.9 (rn  i夕s’−s aセ 1.4g、21)!。
Boc、 cHex 1trcic旦1.260 im、 2H,COCM21 .2.76 (m、 2M。
13C欲rcDc131618.82.20.23.23.64.25.26゜ 2[1,30,31,44,35,7g、 35.99.41.35.41.6 2.44.98.56.04゜56.25. 73.5コ、8O−Of、L12 .oo、138Jl、155.33. L70.8B。
シクロヘキシル B5−3−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−4−オ キソ−6−カルボキシーツ−メチルオフ液を滴下しながら、アセトン(40mL )中のオレフィンXl−7(1,15g、2.9mmol) の溶液を撹拌しな が) ら0℃に冷却した。添加終了後、反応混合物を室温まで加温し、2時間撹 拌した。この混合物をセライトを通してろ過し、パッドをアセトンで洗浄した。
併せたろ液をNaC1で飽和させ、ついでEtOAcで抽出した(2X100m L) 。有機抽出物を併せ、10%亜硫酸水素ナトリウム(2×50mL )  、H20(I X 50 m L )で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、泡状 物となるまで蒸発に供して830mg (69%)のXl−8を得た。
’HNMR(CDCI3760.96 (m、 6B、 %)、 1.12−2 .23Cm、 20M、 e!(ex、 Bee z、zti’c!!1cH3 121,2,35−115(m、 5M、 Aspll CH2,COC旦2C HCO21,4,45+m、 LH,Asp a CHI、 4.74 in、  LM。
29.65.3139.35.91.36.97.45.85.56.0g、  73.59.30.20゜155.33. 170.45. 170.93.  178.90. 206.90. 207.23゜N1−カルボベンジルオキシ −L−リシン t−ブチルエステル(XIo −2) N −カルボベンジルオキシ−し−リジン(5,60g。
20mmo 1)を1,4−ジオキサン(25mL)とイソブチレン(50mL )の混合物に懸濁させた。濃H2S O4(2mL)を注意深く反応混合物に加 え、ジュワー(Dsv直r )濃縮器(ドライアイス/アセトン)を用いてイン ブチレンを蒸発させないようにして、反応を室温で進行させた。4時間後、ジュ ワー濃縮器を取り外し、過剰のインブチレンを蒸発させた。反応混合物を水冷I N NaOH(200mL)に注ぎ、ジエチルエーテルで抽出した(3X100 mL)。併せた有機層を炭酸水素ナトリウム(2x100mL)および飽和ブラ イン(2X100mL)で洗浄し、乾燥しくMg504)、XI’−2を油状物 となるまで蒸発に供し、これを直接用いた。収量3.72g (55,3%)。
INMR6146(m、lコ)!1. 3.19 (m、3M+、4.85 ( bs。
IHI、5.09 1g、2H]、7.4コ (s、5HI 。
Na、Na pa″)リカルボベンジルオキシーL−アルギン(5,76g、1 0mmo 1)をTHF (40mL)に溶解し、氷−メタノール浴で一10℃ に冷却した。N−メチルモルホリン(1,05mL、llmmol)およびイン ブチルクロロホルメート(1,55mL、12mmo 1)を順次加えた。−1 0℃で15分間撹拌した後、THF (10mL)中のXI’ −2(3,72 g、llmmol)の溶液を反応混合物に加えた。この反応混合物をさらに2時 間撹拌し、ついでこれを50%飽和ブライン溶液(200mL)に注ぎ、固体ガ ムを析出させた。この水性物質を移しとり、ガムをメチレンクロライド(200 mL)に溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム(100mL)および飽和ブライン( 2X100mL)で洗浄し、乾燥し、蒸発に供して白色固体を得た。この物質を THF−ジエチルエーテルから結晶化させてXI’ −3を得た。収量7.67 g (85,7%)DIHNKI2イCDCl5) 61.15−1.95 ( s and m、 15iH1,3,071m。
281、191 cm、 2H1,4,37(rn、 2H+、 4.95 ( m、 6)!1.5.09 Is。
6H1,5,22is、 2H1,6,07(bcl、 1)11.6.78  (d、 IHI。
7.15−7.45 (m、 20H1,9j5 (bs、 2H1゜ジペプチ ドXI’ −3(1,22g、1゜35mmol)をメチレンクロライド中の5 0%TFAにより室温で30分間処理した。溶媒を真空除去し、淡黄色ガムを得 た。このガムをTHFとともに粉砕した後、ジエチルエーテルを加えて白色固体 を得た。この物質をTHF−ジエチルエーテルから2回結晶化させてXI’−4 を得た。収量1. 02g (90%)。
F’−THP、異性体AおよびB) N−B o c−L−7二二ルアラニンレジン(0,67m eq/gレジンの 373mg、0.25mmo 1)をメチレンクロライド中の40%TFA/I Q%アニソールで5分間、ついで30分間処理してN末端Boc基を除去した。
レジンからBoc基を除去する間に、ケトメチレンジペプチドXl−8(208 mg、0.50mmo l)、BOP (222mgs 0.50mmo 1)  、およびHOBt (76,9mg。
0.50mmo 1)をD M F (2m L )中に溶解した。コノ混合物 をN−メチルモルホリン(0,9mL、0.82mmo1)で処理し、得られた 溶液を30分間撹拌した。Phe−レジンをメチレンクロライドおよびイソプロ ピルアルコールで多数回洗浄し、メチレンクロライド中の5%ジイソプロピルエ チルアミンで中和し、メチレンクロライドで再び洗浄した。上で得たXl−8の 活性化エステル溶液をレジンに加え、反応を一晩進行させた。カイザー試験は、 結合が不完全であることを示唆した。さらなるケトメチレンサブユニットXl− 8(3℃2mg、0.75mmol)をBOP (333mg、0.75mmo  1) 、HOBt (115mg、0゜75mmo 1)およびN−メチルモ ルホリン(1,40mL。
1.50mmo l)とともに用いて第2の結合を行った。活性化ケトメチレン ジペプチドをレジンと一晩反応させた後、カイザー試験は、結合がなお不完全で あることを示唆した。
それ故、レジンをメチレンクロライド中の無水酢酸(1mL)およびピリジン( 0,1mL)で30分間処理した。次に、メチレンクロライド中の40%TFA /10%アニソールでBoc基を除去した。Na、Na、N”−)リカルボベン ジルオキシーL−アルギニル−N −カルボベンジルオキシ−L−リシン XI ’ −4(840mg、1.Ommo I)およびHOBt (153,3mg 、1.0mmol)を別のフラスコ中のD M F (2m L )に溶解し、 0℃に冷却した。メチレンクロライド(5mL)中のジシクロへキシルカルボジ イミド(228,2mg、1.1mmo I)を加え、反応混合物を0℃で15 分間撹拌した後、室温で30分間撹拌した。
ペプチド−レジンをメチレンクロライドおよびイソプロピルアルコールで交互に 洗浄して残存TFAを除去した。上記別フラスコ中でa製した活性化ジペプチド をこのペプチド−レジンに加えた後、ジイソプロピルエチルアミン(175μ1 11、Ommo 1)を加えた。ついで、反応容器を一晩振盪した。結合の完結 を確認しく負のカイザー試験)、ペプチド−レジンをメチレンクロライドで洗浄 した。無水HF中10%アニソールとともに0〜5℃で1時間撹拌することによ りレジンからペプチドを開裂させた。HFの蒸発後、レジンをジエチルエーテル およびクロロホルムで洗浄し、ついでペプチドを0.5%TFAが存在する水中 の20%アセトニトリルで溶出させた。抽出物を冷凍し、凍結乾燥して粗製(I  I I)F5−THP128mgを得た。0.1%TFAを含有する水中0〜 30%直線勾配のアセトニトリルを用いたHPLCにより異性体を分離した。分 離した異性体をさらに精製した:異性体Aは0. 1%TFAを含有する水中1 8%アセトニトリルを用いたアイソクラティック条件下でクロマトグラフィーに 供し、異性体Bは0.1%TFAを含有する水中22%アセトニトリルを用いた アイソクラティック条件下でクロマトグラフィーに供した。これにより、(I  I I)F5−THPの異性体A25.4mg (純度〉99%)および(I  I I)F5−THPの異性体820.5mg (純度〉90%)を回FABS  m/e 66B lX(NMRfD、、ol 6 o、so (ci、 6H1、L−4L Im −38171,50−1,70(m、 4H1,1,ハ(m、 2H1,1,8 7cm、 2B1.2.48 frn。
IHI、 、2.59 (dd、 IHI、 2.66 fdd、 181.2 .81 fm、 2H1,2,93(m、2H1,2,98(cod、1B1, 3.14 fc!d、IHI、3.15 (m、2H1゜4.00 (t、 I HI、 4.32 (cici、 1)!1.4.44 (dd、 181.4 .59 (dd。
”CN’)IR(D、、01618.28.1B、83.21.31.22.6 3゜25、.5B、27.29. 29.54. 2り、67、 33.5B、 35.97. 37.51. 38.31゜コ9.61. 46.62. 51 .66、 52.83. 53.3?、55.0B、12g、21. 127J 3゜128.41. L35.B9. ls5.91. L69.91.168 .56.172.30.173.82゜174.53.、175.117.20 7.60゜分析 C31H5oO8N8− 2.5CF3COOH−2H20に 対する 計算値: C,4B、 94 、H,5,80;N、11.39.F、14.4 9 実測値:(,44,27,H,5,46;N、10.74.F、13.95 異性体B IHNKR(D20) d O,55(d、 3H)、 0.61 (d、 3 H)、 0.8(m、IH)、1.39 (m、2Hl、1.57 (m、2) f)、1.61 (m、2H)、1.87(m、 2)!1.2.48 (m、  IH)、 2.591cld、 1M)、 2.77 (m、 1H)、 2 .80(m、 LM)、 2.86 (m、 1)I)、 2.511 fm、  3H)、 3.14 (t、 2HL 1.20(dd、IJ(ン、3.99  (t、ユH)、4jl Idd、114ン、4.5B Idd、IHI4.6 コ (dcl、1!(+、7.20−7.コ3 1m、5HL13CNMRfD 20) 6 17.61. 1B、フ0. 2122. 22.65゜25、S L、27.2B、29.42. 29.61. コ4.06. 36.27.  36.72. 3B、31゜39.59.46.35.51.70.52.91 .53.66、54.61.126.22゜127.78. 127.90.  128.33. 136.11. L55.93. 1611.53. 172 ・17、Arg−Pro−Asp (k)Va 1−Phe−NH7((I I  I)P’ F’ −THP−NH2)の調製N’、N’、N=−トリベンジル オキシカルボニル−し−アルギニル−L−プロリン t−ブチルエステル(XI I’−THF (40mL)中のトリベンジルオキシカルボニルアルギニン(2 ,88g、5.0mmol)を−10℃に冷却しく氷−メタノール)、N−メチ ルモルホリン(0,53mLs 5.5mmo 1)およびイソブチルクロロホ ルメート(0,78mL、6.Ommo I)を順次加えた。−10℃で20分 間撹拌した後、T HF (10m L )中のプロリンt−ブチルエステル( 2,31g)の溶液を反応混合物に加え、ついでN−メチルモルホリン(0,5 2m1,5.5mm。
1)を加えた。室温で2時間撹拌した後、反応混合物を油状物となるまで蒸発に 供した。この粗製物をメチレンクロライド(100mL)に溶解し、5%クエン 酸(2H100mL)と飽和ブライン(2H100mLンで洗浄し、M g S  O4上で乾燥し、泡状物となるまで蒸発に供した。ヘキサン中20%、30% および40%の段階勾配の酢酸エチル(各500mL)を用いたフラッシニクロ マトグラフィーにより精製して3.20g (87,7%)のXII’−3を得 た。
FABS−MS m/e 730 (M十H+)N’tjrR(CDCI])  61.42 Is、 9H)、 15−2.25 +m、 8H)。
3.521q、 2H3,3,98Irn、 2H)、 4.32 +m、 2 B1.5.065 (s、 2H1゜5.12 (s、 2M1.5.22 ( s、 2H1,5,56+4. IHI、 1.23−1.45 (m。
15M1.9.30 (bs、 2)+1゜分析 C39H4709N5に対す る 計算値:C,64,18,H,6,49゜N、9. 60 実測値:C,64,20,H,6,50;N、9. 67 N’、N’、N“−トリベンジルオキシカルボニル−L−アルギニル−L−プロ リン(XI I’ −4)化合物XI I’ −3(1,06mg、1.45m mo 1)をトリフルオロ酢酸−メチレンクロライド(50mL、比1:1)に 溶解し、反応混合物を室温で30分間撹拌した。この物質を油状物となるまで蒸 発に供した。残渣をメチレンクロライド(100mL)に溶解し、水(50mL )および飽和ブライン(2H50mL)で洗浄し、M g S 04中を通し、 蒸発に供して869mg (92,6%)のXll’−4を得た。
FABS−MS m/e 674 (M+H”)NMR[CDCl2) 61. 50−2.05 (m、 8HI、 3.52 (L 2HI。
3.87 (J+、 2H1,4,50(m、 2H)、 5.04 (s、  2H)、 5.13 (s、 2HI。
5.15 (s、 2HI、 5.901d、 l!り、 7.20−7.45  (m、 1511)、 9.201bs、 2H1゜ 分析 C35H39o9N5に対する 計算値:C,62,28;H,!5.83;N、10.40 実測値:C,62,28:H,5,90;N、10.41 [2−イソプロピル−4−オキソ−5(S)−(L−アルギニル−L−プロピル )−アミノ−6−カルポキシーヘキサノイル〕−フェニルアラニン(異性体A、 (I I I) P2 F5−THP−NH2)の固相合成 先に報告した一般的方法(異性体AおよびB、(III)F5−THP、実施f lJ 11 ) ニ従つ。化合物X 11−1 (Xl−8、実施例11)(6 68mg、1.62mmo l)#よびN−ヒドロキシスクシンイミドをCH2 Cl2に溶解し、0℃に冷却した(水浴) 。DCC(351mg、1.70m mol)を加え、反応混合物を0℃で2時間撹拌し、ついで−晩冷蔵した。DC Uをろ過し、ついで蒸発に供してスクシンイミドエステルを得た。標準のプロト コールを用いてBOc−Phe−MBHAレジン(2,5g、1.3mmol@ 0.5meq/g)からBOc基を除去し、レジンを中和し、洗浄した。スクシ ンイミドをCH2C12(10m L)に溶解し、触媒量のHOBt (5mg )とともにレジンに加えた。
カイザー試験を用いて定期的にモニターしながら反応を7日間進行させた。つい で、CH2CI 2 (10mL)中の無水酢酸(1mL)およびピリジン(0 ,2mL)を用いてレジンをキャップした。常法によりBocを除去し、レジン をTFA塩として得た。これとは別に、Z3−L−Arg−L−Pro (Xl l’−4,1,05g、 1.56mmo I)およびHOBt (250mg 、1.64mmo 1)をCH2Cl、70mmo 1)を加えた。レジンを5 %DIEAで中和しく2X)、上記活性化ジペプチドを添加する直前にCH2反 応完結の決定(負のカイザー試験)後、レジンを洗浄し、乾燥して2.81gの 生成物を得た。HFによりレジンからペプチドを離脱させて粗製ペプチド352 mgを得た。この生成物を0. 1%TFAを含有する水中の10〜25%勾配 のアセトニトリルを用いた直線的HPLCによって部分的に精製した。なお不純 の画分を生成物を含有する5つのプールにグループ分けした。0.1%TFAを 含有する水中の22%アセトニトリルを用いたアイソクラティック系においてさ らに直線的HPLC精製を行った。異性体Aを含有する画分(22%アセトニト リルでに’−2,00)を集め、アセトニトリルを蒸発除去し、冷凍し、凍結乾 燥して、(r r x)P F −THP−NH2の異性体A42mg (純度 98%)を得た。異性体Bは不安定であるようであり、分析HPLCにおいて多 重ピークを示した。
’H19(D20) 6 Q−43,0−58(d、 3dB N−45(m。
17?+、 1.68 (m、 2H)、 1.91 (m、 3M)、 2. 00 (m、 2H)、 2.33 Do。
idd、 LHI、 4.59 (ad、 LHI、 4.63 (t、 LH I、 7.22−7.34 +m。
CN?a fD201620.03.20.21.24.0B、 25.75゜ 27.95.30.43.30.90.35.49.37.71.39.79. 41.45.48・56゜4a、99.52.17.55−72.56.L5. 61.48.128.09.129.1!2゜13(+、03. lコア、96 . L57.Bl、169.05. 174.45. 175.59. 177 .511゜1711.34,210.94゜ 分析 C3oH4507N8− 1.8CF3COOH−2,5H20に対する 計算値:C,45,51、H,5,90゜N、12.64;F、11.58 実測値: C,45,62;H,5,47。
N、12.55.F、11.30 〔2−イソプロピル−4−オキソ−5(S)−(L−アルギニル−L−リシル) −アミノ−6−カルポキシーヘキサノイル]−チロシン(異性体AおよびB、C I I I)THP)の固相合成 先に述べた方法((I I I)F5−THP、異性体AおよびB、実施例11 )を用いて、化合物XI I !−1(566mg、1.38mmo 1) 、 HOBt (217mg、1.41mmo 1) 、BOP (617mg、  1゜40mmol)およびN−メチルモルホリン(467μm、4.27mmo l)をCH2Cl2 (10mL)中で併せ、室温で30分間撹拌した。これと は別に、通常の方法によりBoa−L−Tyr(Z)−0−レジン(2,59g 、1.50mmo 1@0゜58meq/g)からBoa基を除去し、レジンを CH2Cl2で洗浄しく3×)、CH2Cl2中の10%DIEAで中和しく2 X)、CH2Cl2で洗浄した(3X)。活性化ケトメチレンをレジンに加え、 7日間振盪した。ケトメチレンに対して過剰当量のレジンが存在していたので、 カイザー試験は無効であった。未反応アミンをCH2Cl2 (9mL)中の無 水酢酸(1,0mL)およびピリジン(0,1mL)を用いてキャップした。常 法によりBocを除去し、レジンをTFA塩として得た。これとは別に、Z 3 − L −A r g −N’−Z−L−Lys (XI’−4、実施例11. 1,26g、1.50mmol)およびHOBt (230mg、1゜50mm ol)をCH2CI 2に溶解し、0℃に冷却し、しかる後DCC(340mg 、、1,65mmo lンを加えた。
レジンを5%DIEAで中和しく2X)、上記活性化ジペプチドを添加する直前 にC)I 2 C12で洗浄した(3×)。ついで、容器を一晩振盪した。反応 完結の決定(負のカイザー試験)後、レジンを洗浄し、乾燥してペプチド−レジ ン3゜43gを得た。HFによりレジンからペプチドを離脱させて粗製ペプチド 588mgを得た。この生成物を分離し、0゜1%TFAを含有する水中0〜1 7%勾配のアセトニトリルを用いた直線的HPLCによって部分的に精製した。
0.1%TFAを含有する水中3〜12%勾配のアセトニトリルを用いたHPL Cにより異性体Aをさらに精製した。異性体Aを含有する両分(13%アセトニ トリルでに’−0,88)を集め、アセトニトリルを蒸発除去し、冷凍し、凍結 乾燥して(I I I)THPの異性体A92mg (純度99%)を得た。0 .1%TFAを含有する水中7〜17%勾配のアセトニトリルを用いたHPLC により異性体Bをさらに精製した。
異性体Bを含有する画分(16%アセトニトリルでに’ −1゜12)を集め、 アセトニトリルを蒸発除去し、冷凍し、凍結乾燥して(I I I)−THPの 異性体831mg (純度98%)を得た。
IH徳ID20160.818 (d、 3HI、 0.82 fd、 3H1 ゜1.42 (m、 2i(+、 L、52−IJ2 fm、 781.1.8 9 (q、 2H1,2,49Lm、1H)、2.60 +dd、IH)、2. 67 1dd、LM)、2.78−2.97 (m。
5H1,3,07(dd、l)!1 3.11 (m、2H1,4,0] 1セ 、IHI、4.34+dd、 LHI、 4.47 fad、 IH)、 4. 54 (dd、 IH)、 6.80 (m、 211゜7.12 im、2H +− 1]CNKRfD20) 620−12.20−63,23−3−0,24−4 4/21.3B、29.10. 31.3G、コ1.47. コ5.39. 3 6.9B、39.3G、40.12゜41.12.4141.4B、52.53 .4J 54.64.55.35.56.9:]、 116.33゜129、< 9. 0154. 155.31. 157.71. 170j6. 174. 09. 175.69゜176.48.177.6i1.209.38分析 C HON ・ 2.6CF3COOH・ 3H20に対する 計算値: C,42,24;H,5,74。
N、10.89.F、14.41 実測値:C,41,90,H,5,31;N、10.83.F、14.21 異性体B FABS−MS m/e 679(M+H”)IHNMRfD20160.56  (d、 IH)、 0.641d、 IHI。
0.79−0.92 (m、IHI、141 (m、2Hし 1.53−1.7 1 (rn、5M)、1578fm、 2i(+、 1.90 fq、 2B1 .2.52 fm、 LHI、 2.62 fdcl、 1B+、 2.791 dd、IHI、2.81−2.87 (m、2H1,2,89(dci、1)( l、2.96 (e。
2H1,3,1114m、381. 4.02 (仁、IHI、4.34 [t 、1B+、4.57、 CNMR(D201621.96.2:1.1B、 2 5.73.27.17゜30.03.31+11.33.99.34.13.3 8.66、40.07.41.04.42.84゜44、LL、 50.82. 56.23.51.43.5B、32.59.20.119.14゜02.64 .134.20.157.95.160.45.173.05.176.68. 178.54゜179.73.180.18.212.11゜分析 C31H5 009Na ’ 2.4CF 3 COOH” 3)i20に対する 計算値:(,42,72:H,5,85;N、11.13;F、13.60 実測値+ C,42,40:H,5,24;N、10.68:F、13.15 実施例 14 Arg−Lys−Asp−Vat (k)Phe((IV)F’−THP)17 )液相合成まず標準方法により脱保護ジペプチドZ A r g (N O2) −Lys (Z)(XIV−3)を良好な収率で調製した。ついで、N−ヒドロ キシスクシンイミドおよびDCCを用いてこのジペプチドをアスパラギン酸のベ ンズヒドリルエステル(X I V−4) (上記のように調製)と縮合させて 84%の収率でXIV−5を得た。ついで10%アニソールを含有するトリフル オロ酢酸を用いてベンズヒドリルエステルXIV−5を開裂させて83%の収率 でX I V−6を得た。ついで化合物XIV−6をそのスクシネート活性エス テルに転化し、TsQH−Va 1 (k)−CH(Bz 1)CH−CH2と 縮合させて87%の収率でX I V−7を得た。ついでxrv−の最終工程は 、酸性条件下での水素化分解による全ての保護基の除去を要し、20%の収率で (IV)F5−THPを得た。
さらに、実施例1〜14に関して上に説明したものと同様の方法により以下の化 合物を調製した。
Arg−Pro−Asp−Val (k)Phe (異性体Aお1.71 fm 、 281.1.89 (m、 181. B94 (m、2H1,2,02( m、 2)!1゜2.26 (m、 IHI、 2j2 (m、 LHI、 2 .76 +m、 1B1.2.B21m、 2H)。
2、B8 (m、1H+、2.94 (m、2H1,3,LO(m、IHI、3 .22 tt、2ii+。
3.60 (m、IHI、173 +m、IJ)、4.37 Tm、2)11, 4.50 (cld、LHI。
4.67 (cld、 IHI、 7.22−7.38 (m、 5H+。
1〕Cド阿RfD2o1 o 16j3.19−(J’L、 23−15.24 ,75゜2)、01. 2り、35. 29.5コ、 コ5.47. 37.1 9. 40.54. 41.57. 42.03゜4B、06. 50.33. 51.46.60.50. 63.63. 127.02. 12B、81゜1 29.0B、13B、25. ls6.8フ、161i1.Ll、172.17 . 173.37. 17]、98゜分析 CHON ・2CF Co H−B 20に対する 計算値:C,46,52,H,5,85;N、11.15.F、、13.00 実測値:C,46,28;H,5,14;N、10.91.F、12.14 (m−291+H+) fm、 1M1.2.29 +rn、 1M+、 2.691m、 IHI、  2.781rn、 2H1,2,84+rn、 1H1,2,90(m、 LH I、 3.04 (ra、 1M+、 3.18 (t、 2H)、 3.57 ’CNMR(D201 6 16.17. IB、B3. 23.LS、24. 74゜26.99.29.21.29.52.35.3B、 31.03.40 .52.40.94.42.11゜4B、05. 50.33. SL、4S、 60.49. 64.19. 127.02. 128.83゜129.16.  131!、2り、156J3. 161+、11. 172.24. 173 .コ8.1)3J6゜分析 CHON ・2CF Co H−B20に対する 計算値:C,46、OO,H,5,67;N、11.04.F、12.84 実測値:C,45,96,H,5,27゜N、10.84.F、12.38 2.69−2.85 (r+1.4H1,2,85−3,22Fm、 2H1, 3,08(m、 LHI、 3.19(セ、2H1,4,011J LHI、  446 fm、 LHI、 4.39 +m、 IHI、 4.7024.39 .25.30.29.07.30.27.36.51.3B、12.40.8B 、 4L、41゜42.44.4100.51.11.53.40.53.49 .64.59. B27.9]。
L29j2. 1コ0.10. B9.i4. LS7.74. 170.24 . 172.92. 174.75゜B74.98.179.98.211.0 0 。
計算値:C,46,75,H,6,22;N、11.03;F、11.55 実測値: C,46,45、H,5,76;N、10.89.F、11.48 分析 C33H51o9N7・CF3CO2H−B20に対す計算値:C,51 ,15,H,6,32;N、11.93;F、6.93 実測値:C,51,20;H,6,50;N、11.92.F、7.14 1HNM 1D20160.83 +(1,6Hlバ、87 fm、 3H1, L、]2im、4H1,1,6] (r+、2H1,1,76fm、3H1,1 ,90fi、2H1,2,51+m、IHI、2.63 (m、[1,2,66 fad、IF几 2.8コ f(id、zH)。
2.86 (da、IHI、3.02 fdel、181. 3.17 fm、 IHI、3.19 fm。
2H)、4.03 ft、IHI、4.]2 Iセ、IHI、4.48 fad 、IF、L 4.65fdd、 IHI、 7.26−7.39 (m、 5H 3゜13CN?(RfD201612.25.1B、24.1B、80.20. 84.22.60. 26.コ0. 27.24. 29.49. 29.92 . コ3.29. 3S、B2. 31.52゜39.60. 46.56.  51.65. 52.98. Sコ、05. 53.14. 54.81. 1 26.21゜127.8]、 128.37. l]s、7s、 155.92 .168.4L、 172.68.173.48゜174.14.175.86 .207.6Q。
分析 C31H4908N7・ 1.8cF3COOH−1/2H20に対する 計算値: C,48,21;H,6,07;N、11.38:F、11.91 実測値: C,48,01、H,5,76。
N、11.22;F、11.78 異性体B FABS−MS m/e 648 (M+H+)、3571H同+D20160 .70 fd、 3M1.0.75 (d、 3H1,0,95fm、 3H1 ,1,19Im、 4H1,1,69(m、 3H+、 1.81 +m、 2 H)、 1.96Lm、 2H)、 2.55 cm、 IH)、 2.76  (dd、 IHI、 2.78−140(tlする m、 4H)、 3.20  (t、 2H1,3,26(dd、 IHI、 4.01(セ、IHI、4. 30 fdd、LHI、4.61 (m、11(1,7,12−7,23Im、 5H1゜13CNMRID201 o 12.29 、17−64 、18−7 2 、20−85 。
22.65. 26.34. 272B、29.40. 29.8B、3コ、9 2. 36.21. 36.69゜39.60.46.36.51.70.53 .27.51.37.54.50.126.21゜127.89.128.34 .136.04.155.92.168.47.172.66、113.Bo。
174.67、175.61.207.79゜分析 C31H4908N7・  1.6CF3COOH−1/2H20に対する 計算値:C,48,90;H,6゜21:N、11.69;F、10.87 実測値:C,48,63;H,5,89;N、11.92.F、10.85 分析 C3oH4508N7・2CF3CO2Hに対する計算値: C,47, 50、H,5,51;N、11.40.F、13.26 実測値:C,47,82;H,5,33;N、11.52:F、13.33 実施例 15 Arg−NMeNle−Asp−Val (k)Phe((IV)N−MeNI e2F’−THP)の調製N’、N’、N″−トリベンジルオキシカルボニル− L−アルギニル−N’−メチル−L−ノルロイシンtert−ブチルエステル( XV−3)。ジオキサン(40mL)中の濃硫酸(1,5mL)の混合物に化合 物XV−1(2,45g:10、、Ommo ])を加え、アルゴンのパージ( purge )下で15分間撹拌した。ジュワー濃縮器を用いてこの反応混合物 にイソブチレン(30mL)を濃縮して入れた。この反応混合物を5時間撹拌し 、氷冷IN NaOH(200mL)に注ぎ、ジエチルエーテルを用いて抽出し た(3H100mL)。併セタエーテル抽出物を飽和N a HC03(100 mL)および飽和NaC1(2H100mL)で洗浄し、Mg−トリベンジルオ キシカルボニル−L−アルギニン(2,88g ; 5.Ommo 1)を−1 0℃に冷却し、トリエチルアミン(0,68mL ; 5、Qmmol)および イソブチルクooホルメート(0,78mL ; 6.Ommo りを順次加え た。20分間撹拌した後、メチレンクロライド(20mL)中のXV−2の溶液 をこの反応混合物に加え、ついでトリエチルアミン(0,68mL : 5.O mmo ])を加えた。この反応混合物を室温まで戻し、4時間撹拌した。この 物質を油状物となるまで蒸発に供し、ヘキサン中の10.2oおよび30%の段 階勾配の酢酸エチル(各500mL)を用いたフラッシュクロマトグラフィーに 供して2. 56g (33゜7%)のXV−3を得た。
DCI −MS m/e 760(M十H)90 商Z IH巳(CDC131 60−90Im−1!(+ 。
1.0L−1,95(m、l0HI、1.39 (s、9H1,2,フ3 Is 、0.6PIl、2.83Is、 2.481.4.00 FITI、 2H1 ,4,62fm、 El、 5.08 +5.2H1゜5.12 、+s、 2 H1,5,20Is、 2Hl、 5.58 Id、 IHI、 7.23−7 .45 Im。
LSHI、9.コ3 (s、2H1゜ 分析 C41H53N509に対する 計算値: C,64,80;H,7,03;N、9. 22 実測値:C,64,71:H,6,86;N、9. 1O N’、N’、N” −トリベンジルオキシカルボニル−L−アルギニル−N′− メチル−L−ノルロイシン(XV−4)トリフルオロ酢酸(10mL)およびメ チレンクロライド(10mL)の混合物に化合物XV−3(1,14g; 1゜ 5mmo l)を溶解し、40分間撹拌した。この物質を油状物となるまで濃縮 し、メチレンクロライド(50mL)中に希釈し、水(4H50mL)および飽 和NaC1(50mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、蒸発に供して940 mg(89%)のXV−4を得た。
D CI −MS m/ e 552 (M−Z−N20)so 馳lH陀LC DC13) 60.8B (ff+、3H1−分析 C37H45N509に対 する 計算値:C,63,14:H,6,45;N、9.95 ・実測値: C,63,41;H,6,30。
N、9. 74 N’、N’、N”−トリベンジルオキシカルボニル−L−アルギニル−N1−メ チル−L−ノルロイシル−L−アスパラギン酸β−シクロへキシル−α−ブチル エステル(XV−6)メチレンクロライド(10mL)中の化合物XV−4(9 10mg ; 1.30mmo 1)およびDMF(1mL)中のHOBt ( 213mg、1.40mmol)を併せ、−10℃に冷却した。メチレンクロラ イド(5mL)中のDCC(310mg ; 1.50mmo 1)を5分間か けて滴下した。
この反応混合物を一10℃で20分間撹拌した後、室温で20分間撹拌した。こ の反応混合物にメチレンクロライド(10mL)中のアスパラギン酸β−シクロ へキシル−α−tert−ブチルエステル(XV−5)(433mg ; 1. 60mmo+)をN−メチルモルホリン(0,18mL ; 1.60mmo+ )とともに加え、−晩撹拌した。この反応混合物を油状物となるまで蒸発に供し 、へ牛サン中の10,20および30%の段階勾配の酢酸エチル(各500mL )を用いたフラッシュクロマトグラフィーに供した。生成物画分を集め、蒸発に 供Lr1.04g (8596)(7)XV−6を得た。
DCI−MS m/e 957(M+H+)901Gi! 1M m +CDC l3160.88 (m、 3HI、 1.0−2.0fm、 20H1,14 7(s、 9H1,2,65−2,90(m、 SHI、 3.91 (m、  2H1゜4.4−4−.81m、 3N)、 5.08 (s、 2H)、 5 .12 (s、 2M1.5.20 (s。
2幻、 5.60 (d、 IHI、 6.73 (d、 IHI、 7.20 −7.48 (m、 L5Hね分析 C3lH68N6012に対する計算値: C,64,00;H,7,16゜’ N、 8.78 実測値:C,64,41;H,7,07;N、 8.87 N”、N’、N”−トリベンジルオキシカルボニル−L−アルギニル−N″−メ チル−L−ノルロイシル−L−アスパラギン酸β−シクロヘキシルエステル(X V−7)メチレンクロライド(10mL)とトリフルオロ酢酸(10mL)の混 合物に化合物XV−6(960mg ; 1.00mmol)を溶解し、室温で 60分間撹拌した。この物質を油状物となるまで濃縮し、メチレンクロライド( 50mL)中に希釈し、中性となるまで水で洗浄しく4H50mL)、M g  S OJ上で乾燥し、蒸発に供して840mg (93%)のxv−7を得た。
901’1l(z ’HNl’RfcDcl、160.87 !m、 3H1, 1,0−2,0(m、 20M+、 2.70−2.90 (m、 5H1,1 ,96Irn、 2H)、 4.50−4.85 fm。
3!(l 、巨、、り8 fs、2H1,5,14(s、2H1,5,20(s 、2H1,5,70(a。
IHl、 5.95 fd、 ill、 7.23−7.45 fm、 15H 1,9,35(bs、 2H1−ソー2−イソプロピル−ヘプタン酸(異性体A )の固相合成実施例1においてArg−Lys−Asp−Va ] (k)Ph e ((IV)F5−THP)の合成に関して先に記載した手法を用い、メチレ ンクロライド中に40%TFAおよび10%アニソールを含有するカクテルで5 分間処理しついで新たなカクテルで30分間第2の処理をすることによってBo c−Va 1 (k)Phe−レジン(0,50g:0.25rneq)からB oc基を除去した。Boc基の除去後、レジンをメチレンクロライドとイソプロ パツールで交互に4回洗浄し、最後にメチレンクロライドで洗浄した(3x)。
これとは別に、トリペプチドXV−7(675mg ; 0.75mmo 1) およびHOBt (122mg:0.80mmol)をDMF(1mL)に溶解 し、メチレンクロライド(10mL)で希釈し、0°Cに冷却した(水浴)、D CC(186mg ; 0.90mmo 1)を加え、得られた混合物を0℃で 25分間撹拌した後、室温で30分間撹拌した。この溶液をジイソプロピルエチ ルアミン(140μm : 0.80mmo 1)とともに上記レジンに加え、 得られた混合物を一晩振盪した。
カイザー試験を用いて、結合は完結したと判定された。このレジンをメチレンク ロライドおよびイソプロパツールで洗浄し、ついで乾燥し、0.66、の生成物 を得た。
このペプチド−レジンをHF (10mL)中の10%アニソールにて0℃で9 0分間処理し、ついでHFアニソール混合物を真空蒸留することによって、側鎖 保護基の離脱を伴って、レジンからペプチドを離脱させた。このレジンをエーテ ルで洗浄し、ペプチドを0. 5%TFAを含有する水中の15%アセトニトリ ルで抽出した。抽出物の凍結乾燥により粗製ペプチドArg−NMeN1e−A sp−Va 1 (k)Phe ((IV)N−MeNl e2F5−THP) 92mgを得た。この生成物を0.1%TFAが存在する水中の10〜30%直 線勾配のアセトニトリルを用いたHPLCにより精製した。純粋化合物を含有す る両分を集め、アセトニトリルHP)の異性体A(純度98%、0.1%TFA を含有する水中の27%アセトニトリルでに’ =1.58)21mgを得た。
FABS−MS m/e 662 (M十H+)分析 CHNo ・2CF3C O2Hに対する32 51 7 B 計算値: C,48,60、H,6,00。
N、11.02 実測値: C,48,70;H,5,89;N、10. 63 4001+l1)lz IH−NMR(D20160−76 Im、IFII  、0−B6 (m−6HI、1.22 (m、2H1,1,11(m、2H1, 1,64(m、2H1,1,80fm。
IFII、L、BB (rn、3Hr、2.26 (m、IHI、2.69−2 .95 (m、7H1,102f2s、]I(l、3.12 fm、1.2H1 ,122(m、0.8H1,4,33(m、 IHI。
4.52 fm、1M1. 4.58 fm、4H1,4,87fm、0.6H 1,4,92fm。
0.4H1,7,20−7,:18 fm、5H1、(rlrxiomenl  )法によりグリニヤール化合物XVI−2を調製した。エーテル(20mL)中 のマグネシウムターニング(1,10g ;45.6mmo 1)に1.2−ジ ブロモエタン(2,70g;14.4mmol)を還流を維持する速度で加えた 。得られた混合物をさらに1時間還流させた後、エーテル(10mL)中の3− ブロモメチル−4−メチル−1−ペンテン(XVI−1)(2,50g;14. 1mm。
1)を30分間かけて滴下した。還流を1時間続け、混合物を室温に冷却した。
注射器によりXVI−2をTHF (30mL)中のXVI−3(3,18g  ; 7. 5mmo ])の冷却溶液(0℃)に移した。反応を室温で一晩進行 させた。この物質をジエチルエーテル(300mL)と飽和NH4NH4C1( 300の間で分配させた。有機層を飽和NaC1で洗浄しく 2 ×200 m  L ) 、M g S O4上で乾燥し、ろ過し、蒸発に供した。この物質を 四塩化炭素およびメチレンクロライドを溶出剤(0%、25%、50%、75% 、100%メチレンクロライド)とする段階勾配を用いたフィルター−パッドク ロマトグラフィーにより精製した。生成物画分を併せ、蒸発に供して1.26g  (38,3%)のXV I −4を透明シロップとして得た。
DCI−MS m/e 440 (M+H+)90 化IFI NMl’L ( CDCI3160.65−1.05 (m、 9i(1゜1.14 [dd、  3H)、 1.23−1.68 (m、 2!(l、 L、80−2.45 c m、 3H)。
3.1B Ia’d、 l)!+、 3.43 (da、 IHI、 4.77 −5−12 +m、 2H)。
5.20−5.’72 (m、 11(1,7,1B−7,65(m、 L5H 1゜22.5 聞z CN?Q f CDC1:l l 617−46.18− 28 。
1B、82.19.L4.19.25.19.98.20.2B、 20.77 、30.14.11.22゜31.44.32.3543.20.43.19. 44.2B、 65.52.70.72.70.82゜115.19. LLS 、95. L26.30.127.65.128.90.129.17. L1 2.65゜139.25. L46.67、2i0.43.211.08゜分析  C31H37N O・ 0.2CHC13に対する計算値:C,80,90、 H,8,09;N、3.02 実II値: C,80,84、H,7,86。
N、3. 03 7−メチル−5−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ−3−イソプロピル −1−オクテン−5、t ン(XV I −5)化合物XVI −4(1,20 g ;2.73mmo 1)をアセトニトリル(15mL)に溶解し、p−トル エンスルホン酸−水和物(860mg ;4.5mmo 1)で処理したO得ら れた溶液を2時間撹拌した。トシル塩が析出しなかったので、この混合物を油状 物となるまで真空下で濃縮した。これをメチレンクロライド(20mL)に溶解 し、ジーtert−プチルジカーボネート(1,30g ; 6.Ommo 1 )で、ついてトリエチルアミン(0,84mL ; 6.Ommo 1)で処理 した。この反応混合物を一晩撹拌し、ついで黄色油状物となるまで蒸発に供した 。四塩化炭素およびメチレンクロライドの段階勾配(0%、25%、50%、7 5%・ 100%メチレンクロライド)を用いたフィルター−ノぐラドクロマト グラフィーを用いて589g (72%)のXVI−5を透明シロップとして得 た。
DCI −MS m/e 298 (M+H)90 KAz IHNMIRfc Dclコl 6 0−63−L−001m、 12Fll 。
1.23−i、59 (m、 2H)、 1−40 Is、 9Hj、 2.0 8 (m、 LHI、 2.47 (!Tl。
2H1,4,’h6 (rh、 IH)、 4.78−5.L5 (m、 3k B、 5.32−5.IB fn、 L!(122,5+(’、z CIJT9  tcDc131 6 16.49. 16.5s。
L!!、55. L8.87.19.90.20.OL、 20,211.28 .24.29.81.30.01゜3L22.31.33.43.14.43. 58.44.8B、 45.26.63.67、64.43゜79.49. i i6.22.138.60.1111.81.155.82.208.48.2 01+、86゜分析 C17H31NO3に対する 計算値IC,68,65;H,10,51。
N、4.71 実測値:C,68,38;H,10,58;N、4.69 水(10mL)中メタ過ヨウ素酸ナトリウム(2,80g。
1B、Ommol)を含有する溶液のアリコート(3mL)を用いてRuO−x HO(3mg、59.3%Ru)を溶解した。上記メタ過ヨウ素酸塩溶液の第2 のアリコート(3mL)をアセトン(20mL)中の化合物XVI−5(486 mg、1.63mmo +)の溶液に加え、得られた混合物を室温で撹拌した。
この反応混合物に上記ルテニウム−メタ過ヨウ素酸塩溶液を5分間かけて滴下し た。残りの過ヨウ素酸塩溶液を10分間かけて滴下し、この反応混合物を−晩撹 拌した。この反応混合物にイソプロピルアルコール(3mL)を加え、その混合 物を1時間撹拌した。この反応混合物をセライトを通してろ過し、セライトをア セトンで洗浄した。真空下でアセトンを部分的に除去し、残渣を飽和NacI  (100mL)に懸濁させ、メチレンクロライドで抽出した(3X75mL)、 併せた抽出物を飽和NaC1(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、 蒸発に供した4メチレンクロライド中の3%メタノールを用いたフィルター一パ ・1ドクロマトグラフイーにより458g (89%)のXVl−6を油状淡紫 色固体として得た。
DCI −MS m/e 316 (M十H+)90 KH21HN?41R( CDCI3160.5O−0−9B Im−12)!l。
lj4 Is、 9H1,2,02fm、 2H1,2,45(m、 IHI、  2.72 Tm、 2B+。
4.20 fm、 l)!1.5.16 (J IHI、 8.72 (bs、  181゜22.5 rcdz Ckn伝fcDc131616.22.16. 70゜19.30.19.6]、 19.79’、 20.06.28.L4. 29.60.29.92.38.16゜3B、97.45.47.45.91. 63.51.64.11,79.65..156.04゜計算値:C,60,9 3,H,9,27;N、4.44 実測値IC,60,39,H,9,33;N、 4.46 ローメチル−5(S)−tert−プチルオ牛ジカルボニルアミノ−4−オキソ −2−イソプロピル−ヘプタン酸のメリフィールドクロロメチルレジンへの結合 (XVI−7>実施例1においてArg−Lys−Asp−Va 1 (k)+  Phe (IV)F5−THP)の合成に関し先に記載した手法を用いて、ケ トメチレンサブユニットBoc−Vat (k)Va 1−OH(XVI−6, 425mg : 1.35mmo 1)および炭酸水素セシウム(281mg、 1.45mmol)を無水メタノール(25mL)中で一晩混合した。この混合 物を蒸発に供し、得られた固体をDMF (25mL)に溶解した。メリフィー ルドクロロメチルレジン(2,62g;2゜62mmo l@1meq/gレジ ン)を加え、この懸濁物をアルゴン下、50℃で48時間撹拌した。DMFを用 いたTLCにより、ケトメチレンXVI−6の残存は示されなかった。レジンを メチレンクロライド、メタノールおよびイソプロパツールで多数回洗浄し、つい で乾燥し、2. 89g (約0.47meq/g)のXV I −7を得た。
キラー2−インプロピル−へブタン酸(異性体Aおよび異性体B)の固相合成 実施例1においてArg−Lys−Asp−Va 1 (k)Phe ((IV )F5−THP)の合成に関して先に記載した手法を用い、メチレンクロライド 中に40%TFAおよび10%アニソールを含有するカクテルで5分間処理し、 ついで新たなカクテルで30分間第2の処理をすることによってレジンXVI  −7(1,0g;0.33meq)からBoc基を除去した。Boc基の除去後 、レジンをメチレンクロライドとイソプロパツールで交互に3回洗浄し、最後に メチレンクロライドで洗浄した(3回)。これとは別に、トリペプチドXVI− 8(実施例15のXV−7)(333mg ; 0゜37mmol)およびHO Bt (57mg;0.37mm。
りをDMF(2mL)に溶解し、メチレンクロライド(4mL)で希釈し、0℃ に冷却した(水浴)。メチレンクロライド(2mL)中のDCC(84mg ;  0.41mmo 1)を加え、得られた混合物を0°Cで10分間撹拌した後 、室温で20分間撹拌した。この溶液をジイソプロピルエチルアミン(65μl  ;0.37mmol)とともに上記レジンに加え、得られた混合物を一晩振盪 した。トリペプチドXVI−8(110mg;0.12mmol)、HOBt  (19mg;0.12mmo 1)及びDCC(28mg;0.14mm。
l)を併せ、追加の活性化XVI−9を生成した。この溶液をレジンに加え、そ の反応混合物を2日間振盪した。ペプチド−レジンをメチレンクロライド(2回 )、イソプロパツール(2回)および最後にメチレンクロライド(2回)で洗浄 し、1.317gの生成物を得た。このペプチド−レジンをHF (12mL) 中の10%アニソールにて0℃で1時間間処理し、ついでHF/アニソール混合 物を真空留去することによって、側鎖保護基の同時除去を伴ってレジンからペプ チドを離脱させた。このレジンをエーテルで洗浄し、ペプチドを50%酢酸(5 0mL)で抽出した。抽出物を凍結乾燥し、粗製ペプチドArg−NMeN1e −Asp−Val (k)Va 1 ((IV)N−MeNl e2V5−TH P)255mgを得た。この生成物を0. 1%TFAが存在する水中の16〜 27%直線勾配のアセトニトリルを用いたHPLCにより精製した。純粋化合物 を含有する画分を集め、アセトニド−THP)の異性体A(純度98%、0.  1%TFAを含有する水中の25%アセトニトリルでに’−0.63)54゜6 mg、およびArg−NMeNl e−Asp−Va I (k)Va 1 ( (IV)N−MeNl e2F5−THP)の異性体B(純度95%、0.1% TFAを含有する水中の25%アセトニトリルでに’−1,52)41.1mg を得た。
3P!1.0.91 Im、 9H1,1,20(m、 2H1,1,31(m 、 2H)、 1.661rn。
2H1,1,70−1,97fm、 SHI、 2.60 fm、 1)11. 2.80 (m、 2H1゜2.86 Im、 18)、 3.00 (m、  IH)、 3.02 Is、 2B)、 3.05 Is、 1)!l。
3.23 (m、 2H1,4,42(d、 0.3)11.4.45 (d、  0.7)!1.4.56 ft。
0jH1,4,60ft、 0.7H1,4,74fdd、 1M1.4.93  (dd、 IHI。
28.64.30.39.30.14.32.16.36.56.41.00. 41.04.47・59゜47.66、 51.39. 51.り9. 58. 6Fi、64.74. l57.86. 171.11゜171.76、173 .42. 17:1.50.175.01. l75.07. 180・66・ 400 m1g−NMR(D2Ql 6 o、so (d、3)り、0−88  (”−3H+、 0.91 +m、9)!1.1.25 (m、 2H1,13 2fm、 2)!1.1.67 (m。
2HI、 1.80 fm、IHI、 192 fm、4H1,2,34fm、  IHI、2.62 Iro。
IHI、2.76 (del、IH)、2.79 fdd、IHI、2.85  (m、IJ(+、コ・03(m、 181. ]−06(s、:lHl、3.2 3 (t、 2)f)、4.49 +a、IHI、 4.56IF−、IHI、 4.13 Idd、 LHI、4.91 fdc!、1HI。
1001−訛 CN?−口(D、、01614jL 17.42.20.17゜ 20.24.20.6L、22.86.24.53. 28.25. 2B、4 5. 28.74. 30゜51゜30、BS、 32.67、37.L4.4 1.62. 47.66、 47.72.51.72.5L85゜59.41.  64.74. 171.17. 173.33. l13.53. 175・ 77、 180・62・実施例 17 Arg−Lys−Asp (k)Ala−Pheエントレインメント法によりグ リニヤール化合物XVII−2を調製した。エーテル(20mL)中のマグネシ ウムターニング(1,30g ; 54.Ommo 1)に1,2−ノブロモエ タン(3,4g :18.Ommo 1)を還流を維持する速度で加えた。得ら れた混合物をさらに1時間還流させた後、エーテル(1 0mL)中の1−ブロモ−2−メチル−3−ブテン(XVII−1; 2.70 g ; 18.Qmmo I)を30分間かけて滴下した。還流を1時間続け、 混合物を室温に冷却した。注射器により、グリニヤール化合物をTHF (30 mL)中のXVI I −3(3,30g ;6.Ommol)の冷却(0℃) 溶液に移した。0℃で2時間撹拌した後、反応混合物を飽和NH4Clとジエチ ルエーテル(各400mL)の二層混合物中に注いだ。有機層を飽和NaC1で 洗浄しく2X200m L ) 、M g S 04上で乾燥し、ろ過し、蒸発 に供して粗製物を得た。この物質をヘキサン中15%酢酸エチルを溶出剤として 用いたフラッシュクロマトグラフィーにより精製して2.68g (88%)の XVII−4を淡黄色シロップとして得た。
DCI−MS m/e 510(M+H+)90 I’JIz IHELCDC 13160J2 (m、3HL 1.:to−2,i。
fm、IIHI、2.支5−2.72 fm、4H1,3,60fd、 LHI 、1.65 (m、IHI。
5.70−6.05 (m、 3Ffl、 4.63 (m、 IKI、 7. 18−7.65 (rn、 15H+。
22.5旧2 C當(CDC1〕l 614−0)、 L9−14゜19jQ、  22.56.23.5B、 25.26.3149.31.9]、 39.0 3.43.41゜46.23. 59.01. 59.12. 71.26.  7コ、05. 112.43. l12.6s。
126.46.126.84.127.27.127.82.128.84.1 29.60.142.93゜144.1!:l、 146.13.170.51 .209.46゜分析 C34H39NO3・0.15CHC13に対する計算 値:C,77,74;H,7,48;N、2.65 実測値:C,77,74,H7,50;N、2. 70 シクロヘキシル 3−tert−プチルオキシカルボニルア化合物XVI I− 4(2,24g ;4.4mmo 1)をジエチルエーテル(30mL)に溶解 し、p−トルエンスルホン酸−水和物(860mg;4.5mrno+)で処理 した。
得られた溶液を3時間撹拌した。析出した塩をろ過し、白色固体をメチレンクロ ライド(40mL)に懸濁させた。この反応混合物にジーtert−ブチルジカ ーボネート(1,95g ; 8.8mmo 1)を加え、ついでトリエチルア ミン(1,22mL:8.8mmoI)を加えた。コノ反応混合物を4時間撹拌 し、ついで黄色油状物となるまで蒸発に供した。四塩化炭素およびメチレンクロ ライドの段階勾配(0%、25%、50%、75%、100%メチレンクロライ ド)を用いたフィルター−パッドクロマトグラフィーを用いて1゜36g(84 %)のXVII−5を透明ンロ・ンプとして得た。
DCI −MS m/e 368 (M+H)901−訛IH票+cpc1〕l  o OJL td23H1−1,02−L、8] (m、 IIHI、 13 4 (s、9i(1,2,51+m、 2H1,2,7L fm。
2H1,4,30(m、 1)(1,4,63Fm、 1)il、 4.70− 4.98 +m、 2H1゜5.48−5.84 (m、281゜ 22.5 K−1z CNK”t fcDc131619.52.23.53. 25.L6゜2B、19. ’31.33.32.58.35.83.45.1 1.45.47.56.04.13.31゜79.93. il2.97.14 2.61.155.D、 l70.61,207.07゜分析 C2oH33N ○5に対する 計算値・C,65,37,H,9,05;N、3.81 実測値:(,65,45,H,9,25;N、3.89 1−〇−シクロへキシル−3−tert−ブチルオキシカル水(20mL)中メ タ過ヨウ素酸ナトリウム(5,85g。
27.2mmo 1)を含有する溶液のアリコート(5mL)を用いてRuo  −xH2O(6mg、59.3%Ru)を溶解した。上記メタ過ヨウ素酸塩溶液 の第2のアリコート(5mL)をアセトン(40mL)中のXVI I−5(1 ゜24g ; 3.4mmo ])の溶液に加え、得られた混合物を室温で撹拌 した。このルテニウム−メタ過ヨウ素酸塩溶液を10分間かけて滴下した。残り の過ヨウ素酸塩溶液を10分間かけて滴下し、この反応混合物を4時間撹拌した 。この反応混合物にイソプロピルアルコール(5mL)を加え、反応混合物をさ らに3時間撹拌した。この反応混合物をセライトを通してろ過し、セライトをア セトンで洗浄した。真空下でアセトンを部分的に除去し、残渣を飽和NaC1( 100mL)に懸濁させ、メチレンクロライドで抽出した(3X100mL)  。併せた抽出物を飽和NaCl (100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥 し、蒸発に供しテ1. 30g (100%)のXVII−6を固体として得た 。
DCI −MS m/e 386(M+H)90 tcr4z IHIfMIR LCDClコl 6 1−18 [(1,3H)、 1.220−1−93I、 10M)、1.401s、9H)、2.53−3.181m、5H)。
4.42 fm、 IHI、 4.70 (m、 IHI、 5.68 (d、  IHI、 10.28 (bs、IHI。
22.5旧zCm伝+CDCl31616.70.23.4B、 25.10゜ 211、OB、 31.2B、 34jl、 15.78.41.84.55. 82.73.4B、 80.09゜15549、 i70.45.170.78 . ’J、80.53.206.21.206.4g。
分析 Cl9H31NO7に対する 計算値:C,59,20;H,s、11;N、3. 63 実測値:C,59,39;H,8,16;N、3. 75 ル]−L−フェニルアラニン(異性体Aおよび異性体B)の固相合成 N−Boc−L−フェニルアラニン−レジン(1,62g:1.08mmo 1 @0.67meq/g)をメチレンクロライド中に40%TFAおよび10%ア ニソールを含むカクテルで5分間処理し、ついでカクテルの第2の部分で30分 間処理した。レジンからBoc基を除去する間に、ケトメチレンXVI I−6 (387mg ; 1.Ommo 1) 、it水素化DMF(1mL)中のH OB t (158mg : 1.0mm。
l)およびDCC(227mg : 1.1mmo 1)をメチレンクロライド 中で併せ、0℃で20分間、ついで室温で20分間撹拌した。レジンをメチレン クロライドおよびイソプロパツールで交互に洗浄しく3×)、メチレンクロライ ド中10%DIEAで中和しく2X)%メチレンクロライドで洗浄した(3X) 。XVII−6の活性化エステルをレジンに加え、反応容器を4日間振盪した。
このレジンを無水酢酸(2mL)およびピリジン(0,5mL)で1時間処理し た。結合は完結したと判定された(カイザー試験)。上記のようにレジンからB oc基を除去した。これとは別に、ジペプチドα δ ω N 、 N 、 N −23−L−Arg−N −Z−L−tys−OH(実施 例11のXI’−4)(1,13g;1.4mmo+)およびHOBt (21 0mg ; 1.4mmo 1)をDMF (10mL)に溶解し、反応混合物 にDCC(310mg ; 1.49mmo 1)を加えながら、0℃で撹拌し た。
この反応混合物を0℃で15分間撹拌した後、室温で30分間撹拌した。活性化 ジペプチドXVII−8の添加直前に、レジンをメチレンクロライド中5%DI EA洗液で中和しく2X)、ついでメチレンクロライド洗浄(3×)した。−晩 にわたる結合反応後、反応は完結したと判定された(カイザー試験)。レジンを DMF (2X) 、メチレンクロライド(2x)およびイソプロピルアルコー ル(2×)で洗浄し、真空下で乾燥してペプチド−レジン(XVI l−9)2 .41gを得た。このペプチド−レジン(1,21g:0.5mmo 1)をH F (12mL)中の10%アニソールにて0℃で1時間間処理し、ついでHF /アニソール混合物を真空留去することによって、側鎖保護基の離脱を伴って、 レジンからペプチドを離脱させた。このレジンをエーテルで洗浄し、0.5%T FAを含有する水中の10%アセトニトリルで抽P)396mgを得た(78% 理論)。O11%TFAが存在する水中の0〜20%直線勾配のアセトニトリル を用いたHPLCにより異性体を分離した。対象の画分を集め、アセの異性体A (純度99%、17%アセトニトリルでに’ −0゜77)64mg、およびA rg−Lys−Asp (k)Ata−Phe ((I I I)A’ F5− THP)の異性体B(純度95%、17%アセトニトリルでに’ =1.58) 79m1.5a−176(7+、 4Hl、 ’=、82 (m、 2H1,1 93(m、 27(+、 2.59 !cld。
1M1.2.70 fad、 IHI、 2.76 (dd、 1M+、 2. 81 (m、2H1,2,91fad、IHI、2.99 ft、2H)、3. 04 +dd、1)11. :1.21 It、2H)、3.23fdd、IH )、4.07 ft、IHI、4.37 (セ、LH+、4.54 Tc1d、 1M+、4.64(da、IM)、7.28−7.42 Im、5HL13Cづ C−区 (D201 d 17.76、 2コ、Q7. 24.41. 27. 34゜29.08. :11.37.35.42.16.29.37.69.4 0.10.41.3El、 43.05゜5144、54.62.55.25.  56.66、128.02.129.63.130.23゜07.73.15 7.69.170j4.174.09.175.4B、 176j0.179. 01゜分析 C29H46N808・3CF3CO2Hφ 0.5H20に対す る ゛ 計算値:C,42,64;H,5,11;N、11.36;F、17.34 実測値: C,42,55;H,4,74。
N、11.37;F、17.33 117.7B、 IS7.7L、 170.31.174.03.175.46 .176.15.178.89゜分析 C29H46N808・3CF3Co2 H・0j3N−AC−Pheに対する 計算値:C,44,39;H,5,14゜N、11.16.F、16.36 実測値:C,44,36;H,5,08゜N、10.82;F、16.36 ((I I I)N−MeK’ F’−THP)の調製グリエコ(Grisco )およびバーサス(B!hsss)の手法(J。
Org、Chem、1987,52.5746)に従(1、水(25mL)中の NE−(2−クロロベンジルオキシカルボニル)−L−リジンメチルエステル塩 酸塩(XVIII−1’ )(14,59g ;40.Ommo 1)に37% ホルムアルデヒド(玉 6mL ;45.Ommo +)を加えた。シクロベン タジxン(XV I I I−2’ )(15mL ; 183゜0mmol) を聖人させながら、この溶液を撹拌した。得られた二層混合物を激しく2時間撹 拌した。水性物質を水(5OmL)で希釈し、ヘキサンで抽出しく2X50mL ) 、ついで固体炭酸水素ナトリウムで中和し、メチレンクロライドで抽出した (2X100mL)。有機抽出物を飽和NaClで洗浄しく 2 X 100  m L ) 、M g S OJ上で乾燥し、ろ過し、蒸発に供して粗製物を得 た。メチレンクロライド中2%メタノールを溶出剤として用いたシリカ上での精 製により、14、 7g (90%) <7)XVI I I −3°オヨびX VIII−4°を黄色油状物として得た。これを直接使用した。
メチル N’−tert−ブチルオキシカルボニル−N’−メチル−N’ −( 2−クロロベンジルオキシカルボニル)−L−シラン(XVI I I−6’  )化合物XV I I I −3’ オヨびXV[I−4’ (8,00g ;  19.7mmo l)をトリフルオロ酢酸とクロロホルムの混合物(1;1混 合物200mL)に溶解した。トリエチルシラン(10,0mL H62,Om mo l)を加え、反応混合物をアルゴン下、室温で18時間撹拌した。この物 質を油状残渣となるまで濃縮し、ついでO,IN HCI (100mL)に入 れ、ヘキサンで洗浄した(2X50mL)。
水性層を固体炭酸水素ナトリウムで中和し、メチレンクロライドで抽出した(3 X100mL)。有機抽出部分を飽和Na HCO3(100m L )および 飽和NaC1(2X100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、蒸発に供し て4゜3gの粗製アミンXVI I 1−5’ を得た。このアミンをメチレン クロライド(50mL)に溶解し、ジtert−ブチルジカーボネート(4,8 0g ; 22.Ommo l)で処理した。4時間撹拌後、反応混合物を油状 物となるまで蒸発に供し、四塩化炭素およびメチレンクロライドの段階勾配を溶 出剤(0%、25%、50%、75%、100%メチレンクロライド)として用 いたフィルター−パッドクロマトグラフィーに供した。生成物画分を併せ、蒸発 に供して4.69g(54%)のXVIII−6’ を透明シロップとして得た 。
DCI−MS m/e 443 (M+H” )90 MIHz IH−Y+G  (CDCIコl 6 1.10−2.15 Tm、6H1,1,40Is、  9H1,2,79(s、 IHI、 3.22 (m、 2H)、 3.68  Is、 3HI、 4.32fm、 0.5H1,4,76(m、 O,SHl 、 5.00 (m、 IHI、 5.20 (s、 2H1゜分析 C21H 31N206 C1に対する計算値:C,56,94,H,7,05;N、6. 32;C1,s、o。
実測値: C,56,66、H,7,04;N、6.21 、CI、7.54 N’−tert−プチルオキシ力ルボニルーN’−メチル−化合物XVI I  I−6’ (4,42g ; 10.Ommo l)をメタノール(100mL )に溶解し、0℃に冷却した(水浴)。この混合物に、IN NaOHの溶液( 15mL ; 15mmol)を加えた。この反応混合物を0℃で2時間撹拌し た後、室温で一晩撹拌した。この反応混合物を油状物となるまで濃縮し、水冷0 .1N HC1(100mL)とメチレンクロライド(100mL)の混合物で 処理した。水性層を追加のメチレンクロライドで抽出しく2X100mL)、併 せた有機抽出物を飽和NaC] (100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥 し、蒸発に供して4.26g (92,2%)のXVIII−7’ を透明油状 物として得た。
トリメチルンリル化DCI −MS m/e 451 (M+H+) 901XZ LH−メツfcDc1316 LIO−195+m−6H)、1. <。
Is、 9H1,2,79(s、 3HI、 3.24 (m、 281.4. 35 Lm、 0.5H1,4,76(m、 0.5i(1,5,05(m、  IHl、 5.22 Is、 2H1,7,15−7,45Im、 4)IL分 析 C20H29N 206CIに対する計算値、 C,56,00;H,6, 82;N、6.53;C1,s、27 実測値・C154,55;H,6,33:N、6.26;C1,s、30 ジオキサン(35mL)中の濃硫酸(1,5mL)の混合物に化合物XVIII −7’ (4,OOg;8.9mmol)を加え、アルゴンのパージ下で10分 間撹拌した。ジュワー濃縮器を用いてこの反応混合物にイソブチレン(30mL )を濃縮して入れた。この反応混合物を6時間撹拌し、ついでIN NaOH( 250mL)に注いだ。この水性混合物をジエチルエーテルを用いて抽出した( 3X100mL)。併せたエーテル抽出物を飽和N a HC03(100m  L)および飽和NaC1(2X100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、 蒸発に供して2.05gのXVIII−8”を得た。N“、Nδ N e −) 、リベンジルオキシ力ルボニルーL−アルギニン(2,90g ; 5.Omm o 1)およびインブチルクロロホルメート(0,78mLH6,0mmol) を順次加えた。20分間撹拌後、メチレンクロライド(25mL)中のXVII I−8°の溶液をこの反応混合物に加え、ついでN−メチルモルホリン(0,5 3mL H5,0mm。
l)を加えた。この反応混合物を室温まで戻し、5時間撹拌した。この物質を油 状物となるまで蒸発に供し、ヘキサン中の20,30および40%の段階勾配の 酢酸エチル(各500mL)を用いたフラッシニクロマトグラフィーに供して2 ゜89g (30%) のXVI I I−9’を得た。
90 MHz 114−NMRlCDC13) 6110−2.15 Im、  lol+。
l コ8 (s、9M1. 2.87 (s、3Ml、3.19 (m、281 . 171 Tm、IHI。
コ、94 D++、IHl、4.35 im、0.5H1,4,72(m、1. 5H1,4,95−5,40(m、 7H)、 5.B41m、 IH)、 7 .15−7.491m、 19H]、 9.381’os、 2H1゜分析 C 49H51N6011C1に対する計算値:C,62,38,H,6,32;N 、8.91 ;ct、3.76 実測値:C,62,12:H,6,11;N、8.92.CI、NA N’、N’、N”−)リベンジルオキシカルボニルーし一アルギニルーN’−メ チルーN″−(2−クロロベンジルオキシカルボニル) −L−リシン(XVI  I l−10’ )トリフルオロ酢酸(10mL)とメチレンクロライド(1 0mL)の混合物に化合物XVI I I−9’ (1,42g ;1.50m mo 1)を溶解し、40分間撹拌した。この物質を油状物となるまで濃縮し、 メチレンクロライド(50mL)中に希釈し、水(4X 50mL)および飽和 NaC1(50mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、蒸発に供して1゜16 g (87%) のXVI I l−10°を得た。
+m、 IHI、 7.15−7.491m、 1911.9.45 (bs、  ])!1゜分析 C45H43N6011Ct、に対する計算値: C,60 ,91、H,5,79。
N、9.47.CI、4.00 実測値: C,60,93、H,5,84。
N、9.70.CI、NA ンーヘキサノイル]−フェニルアラニン(異性体A)の固相実施例17において 先に記載した一般的な方法に従う。化合物XVI I I−1(実施例11にお けるXIXl−8)(413,1,00mmo +)およびN−ヒドロキシスク シンイミド(121mg ; 1.05mmo 1)をメチレンクロライド(2 0mL)に溶解し、0℃に冷却した(水浴)。DCC(226mg ; 1.1 0mmo 1)を加え、反応混合物を0℃で3時間撹拌し、ついで−晩冷凍した 。DCUをろ別し、ろ液を蒸発に供してスクシンイミドエステルXVIII−2 を得た。メチレンクロライド中に40%TFAおよび10%アニソールを含有す るカクテルで5分間処理しついで新たなカクテルで30分間第2の処理をするこ とによって、メリフィールドBoc−Phe−Q−レジン(2,25g;1.  5mmol)からBoc基を離脱させた。レジンをメチレンクロライドで洗浄し く3×)、メチレンクロライド中の5%DIEAで中和しく2X)、メチレンク ロライドで再び洗浄した〔3×〕。化合物XVIII−2をメチレンクロライド (10mL)に溶解し、触媒量のHOBt (15g)とともにレジンに加えた 。NMRにより上清を定期的にモニターしながら、反応を10日間進行させ、化 合物XVIII−3を得た。メチレンクロライド(10mL)中の無水酢酸(1 mLンおよびピリジン(0,2mL)を用いてレジンをギヤ。ノブした。上記の ようにBoc基を除去し、レジンをメチレンクロライドとイソプロパツールで交 互に3回、ついでメチレンクロライドで洗浄しく3X)、レジンをTFA塩とし て得た。
コレトハ別に、ジペプチドXVI I l−10° (1,06mg ; 1. 20mmo 1)およびHOBt (190mg;1゜25mmol)をDMF  (1mL)に溶解し、メチレンクロライド(10mL)で希釈し、0℃に冷却 した(水浴)。DCC(270mg ; 1.30mmo 1)を加え、得られ た混合物を0℃で20分間撹拌した後、室温で30分間撹拌した。
レジンをメチレンクロライド中の5%DIEAで中和しく2×)、ついでメチレ ンクロライドで洗浄しく3X)、上記活性化ジペプチドをただちにレジンに加え た。容器を一晩振盪した。反応完結の判定(カイザー試験)後、このレジンをメ チレンクロライド(2X)、イソプロパツール(2×)およびエーテル(1×) で洗浄し、ついで乾燥して3.35gの化合物XVJII−4を得た。このペプ チド−レジンをHF(30mL)中の10%アニソールにて0℃で90分間処理 し、ついでHF/アニソール混合物を真空蒸留することによって、側鎖保護基の 同時除去を伴ってレジンからペプチドを開裂させた。このレジンをエーテルで洗 浄し、ペプチドを0゜5%TFAを含有する水中の15%アセトニトリルで抽出 し、凍結乾燥して粗製ペプチドArg−NMeLys−Asp(k)Val−P he ((I I I)N−MeK2F5−THP)329mgを得た。分析H PLCにより、この物質が4つの主要成分からなることが示された。この粗製混 合物を0゜1%TFAを含有する水中10%アセトニトリルに溶解し、5つの部 分に分けた。各部分を、0. 1%TFAを含有する水中の10〜30%勾配の アセトニトリルを用いた直線的HPLCにより部分的に精製した。画分をArg −NMeLys−As p (k) Va I−Phe ((I I I) N −MeK2F5−THP)の異性体Aに相当する生成物を含有する6つのプール に集めた。0.1%TFAを含有する水中の17%アセトニトリルのアイソクラ ティック直線システムを溶出剤として用い、集めたそれぞれの両分に対しさらな る直線的HPLCを行った。この処理により高純度の4つの画分を得、これを、 0. 1%TFAを含有する水中の12〜25%勾配のアセトニトリルに供した 。純粋画分を集め、アセトニトリルを蒸発除去し、冷凍し、凍結乾燥してArg −NMeLys−As p (k) Va 1−Phe ((I I I) N −MeK2F5−THP)の異性体A(0,1%TFAを含有する水中17%ア セトニトリルでに’ =1.76)23mgを得た。
FABS−MS m/e 677 (M+H)400 K−!z 1:1−NT /RfD203 6 0.86 fd、6H1,1,17fn。
281、1.62−2.00 (m、 9)!1. 2.55 (w、 IH) 、2.701m、IHI、2.B](m、 2H1,3,04(m、 5H1, 116(m、 1!(+、 3.21 cm、 2J(l、 4.56+m、3 H1,5,03+m、 IH)、7.26−7.42 4m、5H1゜r 実施 例 19 Arg−Nle−Asp−Va l (k)Va 1) ((IV)Nle’  V’−THP)の調製≦ リ 6−メチル−5(S)−tert−ブチルオキシカルボニル[アミノ−4− オキソ−2−イソプロピル−ヘプタン酸のメリフィールドクロロメチルレジンへ の結合(XIX−2)先に記載した手法(実施例1のArg−Lys−Asp− Va l (k)Phe ((IV)F5−THP)を用いて、ケトメチレンサ ブユニットXlX−1(425mg、1.35mmoりおよび炭酸水素セシウム (281mg、1.45mmol)を無水メタノール(25mL)中で一晩混合 した。
この混合物を蒸発に供し、得られた固体をDMF (25mL)に溶解した。メ リフィールドクロロメチルレジン(2,62g;2.62mmol@1meQ/ gレジン)を加え、この懸濁物をアルゴン下、50℃で48時間撹拌した。DM FのTLCは、ケトメチレンXrX−1の残存を示さなかった。
レジンをメチレンクロライド、メタノールおよびイソプロパツールで多数回洗浄 し、ついで乾燥して2.89gC約0゜47meq/g)のX I X−2を得 た。
6−メチル−5〜(S)−(L−アルギニル−L−ノルロイシル−L−アスパル チル)−アミノ−4−オキソ−2−イソプロピル−ヘプタン酸(異性体Aおよび 異性体B)の固相合実施例1においてArg−Lys−Asp−Va l (k )Phe ((IV)F5−THP)の合成に関して先に記載した手法を用い、 メチレンクロライド中に40%TFAおよび10%アニソールを含有するカクテ ルで5分間処理し、ついて新たなカクテルで30分間第2の処理をすることによ って、レジ:/XlX−2(1,43g;0.67meq)からB。
C基を除去した。Boc基の除去後、レジンをメチレンクロライドとイソプロパ ツールで交互に数回、最後にメチレンクロライドで洗浄した。これとは別に、D MF(2mL)中のジペプチドBoc−Nle−Asp (OBzl)−〇H( 実施例3のI I I−l−4)(455; 1.Ommo +)、DCC(2 26mg ; 1.1mmo 1)およびHOBt (153mg : 1.O mmo lンをメチレンクロライド(8mL)に加え、0℃で15分間撹拌した 後、室温で20分間撹拌して活性化エステルXlX−3を調製した。この活性化 エステルをジイソプロピルエチルアミン(175μm;1.0mm0りとともに 上記レジンに加え、得られた混合物を一晩振盪した。X I X−4の完全な反 応および生成を確保するために、第2の結合を行った。結合完結の判定(カイザ ー試験)後、上記のようにBoc基を除去した。DMF(2mL)中のN”−B oc−N”−トシル−L−アルギニン(574mg ; 1.3mmo +)  、DCC(304mg ; 1.5mm。
1)およびHOBt (205mg ; 1.3mmo 1)をメチレンクロラ イド(8mL)に加え、0℃で15分間撹拌した後、室温で20分間撹拌した。
得られた活性化エステルXlX−5をジイソプロピルエチルアミン(DIEA) (235μl ; 1.3mmo l)とともに上記レジンに加え、反応混合物 を4時間振盪した。X I X−6の完全な反応および生成を確保するために、 第2の結合を行った。上記のようにB。
C基を除去し、レジンを洗浄し、乾燥して1.75gの生成物を得た。このペプ チド−レジンをIF (12mL) 中の10%アニソールにて0℃で1時間間 処理し、ついでHF/アニソール混合物を真空蒸留することによって、側鎖保護 基の同時除去を伴ってレジンからペプチドを離脱させた。このレジンをエーテル で洗浄し、ペプチドを50%酢酸で抽出した。
抽出物を凍結乾燥して粗製ペプチドArg−Nle−Asp−Va 1 (k) Val ((IV)N−Nl e2V5−THP)346mg (理論の86% )を得た。0.1%TFAが存在する水中の16〜30%直線勾配のアセトニト リルを用いたHPLCにより異性体を分離した。異性体を含有する両分をV5− THP)の異性体A(純度99%、26%アセトニトリルでに’ =0.86) 72mg、およびArg−Nle−Asp−Va 1 (k)Va 1 ((I V)Nle2V5−THPンの異性体B(純度99%、26%アセトニトリルで に′=1.55)68mgを得た。
1H−に(020+ 60.77 (d、3HL 0,83 fm23HL0. 86−0.92 (rn、9H+、 1.28 (m、4B+、1.63 Cm 、2H1,1,71(m。
2H1,1,891m、 3B+、2.31 1t+、1)!1. 2.59  (m、IHI、2.72−2.80fm、2H1,2,87fcid、1M1, 3.00 (dd、IHI、:C19It、2H1,4,01(t、E)、4  コO(t、13(L 4.44 Cd、IHI。
13C−立(D20)614.07,17.19,19,36720.ol。
20.39. 22.66、 24.39. 2g、12. 29.06. 3 0.30. 30.63. コ1.84゜36.79. 40.81. 41. 41. 47.49. 5L、2B、53.50. 54.97. 64.50 ゜157.76、 170.26. 173.15. 174.46. 175 .コ3. 1B0.SL、211.81゜分析 C27H49N708・2CF 3CO2Hに対する計算値IC,44,9B:H,6,21;N、11.84; F、13. 77 実測値:C,44,63;H,6,25;N、11. 75;F、13. 68 異性体B FABS−MS m/e 600 (M+H” )IH−N+イR(D20 6  0.82−0.98 (m、15H1,l コO(m、4H]、1.66 f m、 2H1,1,74[rh、 2B+、 1.92 +m、 3B+、 2 .27でJ IHI。
2.63 +m、IHI、2.75 (dd、lHI、2.80 (dd、il l、2.90−2.99(m、2B+、1.22 ft、2B+、4.04 ( セ、IHI、4.32 Iセ、IHI、4.331コC−KG fD2o1 4  14j4.1B−08,20−08−2FL7゜20.60,22.91.2 4.67、2B、40.29.33.30.<4.30.88.32.09゜1 6.91.40j2.4169.47.94.51.49.5178.55.2 6.65.67゜:5BI13. 170.55. 173.45. 174. 70. 175.45. C80,6B、212.8B。
分析 CHNo ・2.2CF3Co2H−N20に対する 計算値: C,4B、 44 、H,6,17。
N、11.28.F、14.10 実測値: C,4B、21 、H,5,86。
N、10.91 、F、13. 90 実施例 20 (OMe)−THP)の調製 化合物Arg−Nle−Asp−Val (k)Phe ;(IV)Nl e2 F5−THP (実施例3)(36mg;41μmol)をメタノール(15m L)に溶解した。三ツ・ノ化ホウ素エーテレート(48μm、390μmol) を加え、反応混合物を1時間加熱還流させた。この反応混合物を冷却し、油状物 となるまで濃縮し、水で希釈し、凍結乾燥した。
生成物を0.05%TFAが存在する水中の10〜40%直線勾配のアセトニト リルを用いて精製した。純粋化合物を含有する画分を集め、アセトニトリルを蒸 発除去し、凍結乾燥してArg−Nle−Asp (OMe)−Val (k) Phe (OMe)((IV)N1 e D (OMe)F5 (OMe)−T IP)の異性体A(純度98%、0. 1%TFAを含有する水中の36%アセ トニトリルでに’ −1,08) 25.3mg (70%)を得た。
FABS−Ms m/e 676 (M+H” )400 +’:iZ IH− 岳(Cn3cDl 60JO(6,381,0,91(t。
’:a、 0.921e、 3H1,1,39(m、 4Hね168(ra、  2i()、 177(m、 2!(l、 L、92 (*、 2H1,2,23 (m、 IHI、 2.62 (cid、 LHI、 2.71idcl、 L Hi、 2.78fa+l:、 l:1.l、 2.86 +d(:、 IHI 、 2.94 frn、 4H1゜3.0B (rh、二M+、 3.23 I t、 2)11.158 Is、 38)、 3.67 Is、 :IHI。
コ94IbJIHI、4.34(m、22ミ)、4.77(m、1M1,7.1 3−7.28[m。
分析 C33H53N708・3CF3CO2Hに対する計算値+ C,46, 01;H,5,54;N、9.63 実測値・C,46,30,H,5,64。
N、9. 27 Arg−Lys−Asp (OMe) (k)Va 1−Pheニル−L−リシ ル)−アミノ−6−メチルオキシカルボニル−ヘキサノイル〕フェニルアラニン メチルエステル(異性体A)を与えるArg−Lys−Asp (k)Va 1 −Phe ;(I I I)F’ −THP (実施例11)のエステル化化合 物Arg−Lys−Asp (k)−Phe ; (I I I)F5−THP  (実施例11)(56mg ; 56μmo 1)をメタノール(20mL) に溶解した。三フッ化ホウ素エーテレート(80μm、650μmol)を加え 、反応混合物を1時間加熱還流させた。この反応混合物を冷却し、約10mLま で濃縮し、水(100mL)で希釈した。生成物を0゜05%TFAが存在する 水中の10〜20%直線勾配のアセトニトリルを用いて精製した。純粋化合物を 含有する画分を集め、アセトニトリルを蒸発除去し、凍結乾燥してArg−Ly s−Asp (OMe)(k)Va 1−Phe (OMe)((I I r) D3 (OMe)F5 (OMe)−THP)の異性体A(純度98%、0.1 %TFAを含有する水中の20%アセトニトリルでに’ =3.17)28.2 mg (49%)1H−N?(RfcD30D) 60.8g (d、 3E) 、 0.90 fd、 3)+3゜1.s] (m、 2M1.1.71 (b m、 4H1,1,82Cm、 2H1,192(bm、工j(I。
2.02 (hm、 LM)、 2.60 (m、 2H1,2,66(dd、  LHI、 2.86 (m、 LHI。
2.90 fc+d、 IH)、 2.95 It、 2H1,2,99(dd 、 lxl、 3.07 fad。
LHI、 3.22 (m、 2HI、 3.62 (s、 3H1,3,65 (s、 3H)、 4.09 (m。
1)+1.4.38 (m、 IGII、 4.56 fdd、 IHI、 4 .61 +del、 IHI。
分析 C33H54N808−3CF3Co2H−2,5H20に対する 計算値: C,43,45、H,5,80;N、10.39 実測値: C,43,34、H,5,71。
N、10.77 実施例 22 Arg (R)Lys−Asp−Va I−Phe (N)F’フエーレンッ( Frhrtnz )およびカストo (Cxslro)の手L (198B)+ :従い、Na、Na、No−トリーベンジルオキシカルボニルーし一アルギニン (2,58g;4.48mmo+)’iミーメチレンクロライド溶解し、室温で 撹拌した。
このアミノ酸溶液にトリエチルアミン(0,625mL ;4゜5mmol)お よびBOP (2,04g ;4.6mmo 1)を順次加えた。この混合物を 5分間撹拌した後、N、O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(0,498g ;5.12mmol)およびトリエチルアミン(0,720g;5.18mmo l)を加え、得られた反応混合物を室温で2時間撹) れ飢00′l帥2′仲> ’yo94 )’ (200”口で希釈し、冷IN HC1で3回(各70mL ) 、冷飽和炭酸水素ナトリウムで3回(各70mL)および飽和塩化ナトリウ ムで2回(各70mL)順次洗浄した。有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥し、 蒸発に供して粗製生成物(2,71g;98%)を白色固体として得た。この生 成物を酢酸エチル−ヘキサン(1,0L;4:6)で溶出させるフラッシュク0 7トグラフイー(EMサイエンシスEM 5cienct)のキーゼルゲル(K ieulgsl ) 60の30mmX200mmベッド、230〜400メツ シュASTMシリカゲル)に供した。純粋画分を集め、蒸発に供して2.18g  (79%)のXX11−2を得た。
Rr =0.40 (E t 0Ac−ヘキサン、1:1);IH−N’l’l RfcDc1316 L、6S (m、 4H1,112(s、 3H)。
3.63 (s、3H)、3.93 (m、2Hl、4.70 (m、IHL  5.07 (s、2HL5.121s、 2+41.5.21 (s、 2)f l、 5.47 (6,IHI、 7.434s、 15H1゜MS (DCI −NH3) m/e 620 (M十H+)、486m/e (M+H−Z) 分析 C32H37N508に対する 計算値IC,62,20;H,6,02;N、11. 30 実測値: C,62,05;H,6,01;N、11. 31 N −1−リーベンジルオキシカルボニルーし一アルギニン(11,5g ;  20.Ommo 1)をメチレンクロライドとTHFの混合物(150mL ; 4 : 1)l:溶解L、ソノフラスコを一15℃で5分間撹拌した。この反応 容器にN−メチルモルホリン(2,31mL;21.Ommol)およびイソブ チルクロロホルメート(2,72mL;21.Omm。
l)を順次加え、得られた混合物を一15℃で15分間撹拌したメチレンクロラ イド(25mL)中のN、O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(2,15g ;22.Ommol)およびN−メチルモルホリン(2,42mL H22,0 mm01)を反応容器に滴下し、反応混合物を一15℃で5分間、ついで室温で 4時間撹拌した。この反応混合物を水冷0. 25N HCIで3回(各100 −mL)、氷冷水で1回(100mL) 、水冷飽和炭酸水素ナトリウムで2回 (各100mL)および飽和塩化ナトリウムで2回(各100mL)順次洗浄し た。有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥し、蒸発に供して11.8g (94, 8%)のXXll−2を白色固体として得た。これは、TLCにより、純度〉9 8%であった。
’H−NMR(CDC+3):方法人で得られた生成物について記載したスペク トルと同一。
ゲールらの手法(1988)を使用して、オーバーヘッド撹拌器および滴下漏斗 を備えた三首丸底フラスコ中で水素化アルミニウムリチウム95%(0,146 g ; 3.66mmof)をTHF (50mL)に懸濁させた。この物質を アルゴン下で急速に30分間撹拌し、得られた微細懸濁物を一50℃に冷却しく ドライアイス−イソプロパツール)、15分間撹拌した。浴温度を一50℃に保 ちながら、この反応混合物にTHF (10mL)中のXXI I −2(2, Olg;3゜24mmo りを5分かけて滴下した。このアミノ酸の添加直後に 、ゼラチン状の析出物が生成した。このアルギニン誘導体の最後の添加の2分以 内に水素ガスの発生が停止した。
上記冷浴を取り外し、反応混合物を5分間撹拌したが、さらなる水素発生の形跡 はなかった。この反応混合物を再び一50℃に冷却し、硫酸水素カリウム(0, 890g:6.54mmo+)の水溶液(10mL)を注意深く3分かけて反応 混合物に添加した。最初の2mLの添加中に水素が激しく発生し、次に止んだ。
この反応混合物を高速度で20分間撹拌してゼラチン状生成物を破砕した。反応 容器に酢酸エチル(30mL)を注ぎ、この物質を分離漏斗に移した。容器を酢 酸エチル(100mL)ですすぎ、併せた有機溶液を水冷IN MCIで3回( 各100mL)、氷冷水で1回(100mL) 、水冷飽和炭酸水素ナトリウム で2回(各100mL)および飽和塩化ナトリウムで2回顧次洗浄した。有機層 を硫酸マグネシウムのフィルターパッドを通して乾燥し、蒸発に供して1.96 gのXXll−3を固体として得た。この粗製物質は、TLCにより、純度〉8 5%であった。(酢酸エチル−へ牛サン(1: 1)におけるR、は、アルデヒ ドに対し0.68;出発物質に対し0.40;少量の不純物に対し0.15)。
114−KG IcDcI316 L、67 fm、 4H1,1901m、  2H1,4,08gm、 IHI、 5.05 +ITI、 4H1,5,18 (s、 2Hl、 s、ss (bd、 1)+1.7.3゜frn、 15M )、 9.26 (bs、 2H1,9,45(s、 1HI。
13cm師uCDC131624,39,25,2L 43−95,59.67 ゜65.19.66.92.68.9B、 126J9.127.54.127 .87.12B、O]。
12B、36.128.47.1211.79.128.90. l:14.5 3.134.64. L36.21゜136.70.140.93.155.6 6、155.82.160.48.16157.199.81゜MS(DCI− NH3) m/e 561(M+H)、427 (M+H−Cbz) N’ −[2−5−ベンジルオキシカルボニルアミノ−5−(ジ−ベンジルオキ シカルボニル)−グアニド−ペンチル]N′−ベンジルオキシカルボニル−し− リシン(XXIT−土と 粗製XXI I−3(1,96g ;<3.2mmo 1)をDMF (10m L)に溶解し、ついでメタノール(40mL)で希釈した。NE−ベンジルオキ シカルボニル−し−リジン(1,99g ; 7.1mmo 1)をこのフラス コニ加え、ついで酢酸(0,50mL)を加えた。過剰のシアノボロ水素化ナト リウム(0,632g ; 10.Ommo 1)を少しずつ3分かけて加えた 。この反応混合物をアルゴン下、室温で一晩撹拌した。未反応のN−ベンジルオ キシカルボニル−L−リシンをろ別し、ろ液を蒸発に供してメタノールを除去し た。残った液体に無水ジエチルエーテルを加え、微細白色粉末を析出させた。こ の混合物を15分間撹拌し、ろ過した。
この固体物質を最小量のメチレンクロライドに溶解し、ジエチルエーテルで再析 出させた。これにより1. 32g (50%)のXXll−4を回収した。
FABS−MS m/e 825 (M+H+)90 friz IH−kNR (CDCI3161.05−1.95 (bm、 10HI。
2.75−3.25 (brn、481. 3.3−4.2 Tbm、 SHE 、4.9−5.2 [m、8H1゜5J (bs、 IHI、 1.33 (m 、 20H1,9,25(bs、 2HLム」」ム」」土工リュ5し」二影ビ」 工しユ土N−Boc−L−Asp (OBzl)−L−Val −Phe−レジ ン(0,52meq/g (理論)の960mg。
Na−Boc−L−Va 1−OHおよびNa−Boc−Asp(OBzl)− OHのN −Boc−L−Phe−0−メリフィールドレジンへの標準の固相結 合により調製;0.5mmol)をメチレンクロライド中の40%TFA/10 %アニソールで5分間、ついで30分間処理した。このレジンをメチレンクロラ イドおよびイソプロピルアルコ−1しで洗浄しく各3回)、10%ジイソプロピ ルエチルアミン(D I RA)で中和し、メチレンクロライドで洗浄した(3 回)。メチレンクロライド(5mL)中の化合物XXI I−4(1゜24g  ; 150mmo 1) 、DMF (2mL)中のHOBt(230mg ;  1.50mmol)およびメチレンクロライド(5mL)中のDCC(340 mg ; 1.65mmo 1)を順次レジン反応容器に加え、この容器を一晩 振盪した。レノンのカイザー試験は、反応が完結したことを示した。無水HF中 の10%アニソールとともに0〜5℃で90分間撹拌することによりレジンから ペプチドを開裂させた。HFの蒸発後、レジンを無水ジエチルエーテル(250 mL)で洗浄し、ペプチドを065%TFAを含有する水中の20%アセトニト リルで抽出した(6X25mL)。ペプチドを含有する抽出物を併せ、凍結乾燥 して粗製生成物340gを1尋た。
この粗製物を0.1%TFAを含有する水中の0〜30%直線勾配アセトニトリ ルを用いて90分間精製した。画分(17%アセトニトリルでに’−1,0;純 度100%)を集め、凍結乾燥して212mgのArg (R)Lys−Asp −Va I P h e ((I) F THP (CH2NH)を単一異性体 として得た。
FABS−MS m/e 650 (M+H)90馳IH−隠[CD30DI  +5 o、91+aa、 6H1; L、2−2.2[m、 ILHI、 2. 70−3.051m、 5M1.3.05−3.35 Tm、 611.3.5 2 Tm。
LM)、 1.82 (m、 IHl、 4.25 (m、 IHI、 4.7 2 Tm、 IH)、 7.32 (S。
分析 C30H51N907 ’ 4 CF 3 C02Hに対する計算値:C ,41,27,H,5,01。
N、11.40;F、20.62 実測値:C,41,08;H,4,89;N、11.55.F、18.68 実施例 23 芭二越二エニ臼ヱ互二七」土ムヨL咀ムニロユ」−ブトキシカルボニルアミノ− 6−シクロヘキシル−オキシカルボニル−ヘキサノイル]−’L−フェニルアラ ニン ベンジルエステル(XXI I I−2の異性体Aおよび異性体B)フェ ニルアラニンベンジルエステルトシレート塩(8,55g ; 20.Ommo  1)をメチレンクロライド(100mL)に懸濁させ、IN NaOH(10 0mL)で処理した。
それらの層を分離し、メチレンクロライド層を飽和NaC1で洗浄しく2 X  100 m L ) 、M g S O4上で乾燥し、約10mLまで濃縮した 。これとは別に、化合物XXlll−1(実施例11におけるXl−8)(4, 65g;11.25mmol)をメチレンクロライドに溶解し、−10℃に冷却 した(MeOH−水浴) 。DCC(2,72g ; 13.2mm01)およ び上記フェニルアラニンベンジルエステル溶液を順次加えた。この反応混合物を 一10℃に6時間保ち、ついで室温で一晩撹拌した。反応混合物をろ過し、油状 物となるまで蒸発に供し、ヘキサン中10.20.30および40%酢酸エチル の段階勾配(各500mL)を用いたフラッシュクロマトグラフィー(30X3 00mmベッド)に供した。
この方法により、速く溶出するXXlll−2の異性体B(上層)と表示される ジアステレオマー(R,0,38;ヘキサン中30%EtOAc)Q、96g、 遅く溶出するXXlll−2の異性体A(下層> (R,0,34;ヘキサン中 30%EtOAc)0.86g、およびこれら2つの生成物の混合物2.58g を回収した。
XXlll−2の異性体B DCI −MS 651 m/e (M+H+)90 MH2IH−?fMRf cDc1316 Q、82 fd、 6H1,1,0−2,0(m、 20Hl 、 2.48 fm、 LM)、 2.62 (rn、 IHI、 2.82  fm、 2H1,3,OBlm、 3!(+、 4.50 (m、 LHI、  4.70 (m、)Ml、 4.86 (q、 IHI、 5.14+m、 2 H1,5,62fd、 IHl、 6.26 (d、 LHI、 7.20 ( m、 5H1,7,29分析 C37H5oN208に対する 計算値: C,68,28、H,7,74;N、4− 30 実測値:C,68,50;C,7,58;DCI −MS 651 m/e ( M+H+)9’ MAz 1)1−NKRI CDCl3 ) 60.80 I  a 、6i(l 71 、OS−2−00(m、 20HI、 2.451r n、 IHI、 2.6 +m、 IHI、 2.1B (m、2M+、 3. 0Hlm、 3Hl、 4.50 (m、 1)l)、 4.80 fm、 2 H1,5,12Cm、 2)11.5.71分析 C37H5oN208に対す る 計算値:C,68,28;H,7,74゜N、4. 30 実測値:C,67,86;C,7,63゜N、4.09 ル]−フェニルアラニン(異性体A)の液相合成化合物XXlll−2の異性体 A (400mg ;0.61mmol)をHCIで飽和させた酢酸エチル(5 0mL)により処理し、得られた混合物を90分間撹拌した。この物質を泡状物 となるまで濃縮し、エーテルを用いて再蒸発に供しく3回)、高真空下に一装置 いた。ジペプチドXXll−5(実施例11におけるXI’−4)(587mg  : 0.70mmo+)およびHOBt (115mg;0.75mmol) をDMF (1mL)に溶解し、メチレンクロライド(10mL)で希釈し、0 ℃に冷却した(水浴)。メチレンクロライド(2mL)中のDCC(165mg  ;0.80mmo l)を反応混合物に加え、その溶液を0℃で30分間撹拌 した後、室温で45分間撹拌した。化合物XXlll−4の異性体Aをメチレン クロライド(10mL)に溶解し、上記活性化エステル溶液に加えた。ジイソプ ロピルエチルアミン(110μl ; 0.62mmo 1)を1時間かけて徐 々に加え、この反応混合物を一晩撹拌した。この物質を、メチレンクロライド( 500mL) 、メチレンクロライド中の20%酢酸エチル(1000mL)  、メチレンクロライド中の30%酢酸エチル(500mL)およびメチレンクロ ライド中の35%酢酸エチル(500mL)からなる段階勾配を用いたシリカフ ラッシュカラム(30X300mm)で精製した。生成物画分を集め、蒸発に供 してXXlll−7の異性体A(純度〉95%)536mg (64%)、およ びXXlll−7の異性体AとXXlll−7の異性体Bの混合物(異性体比9 :1)200mg (24%)を得た。
300 +GIZ 1i(−め正(CDCl3160.82 fd、 6H1゜ C15−C55fbm、 IIHI、 1.62−186 (bm、 10HI 、 2.42 Im、 IHI。
2.56 (m、 IHI、 2.7:l (m、2!(+、2.97 tm、  IHl、 104 (m、 4H1゜1.92 (m、 2H1,4,29( m、2H1,4,68(m、 2i()、 4.87 (r:+、 181゜5 .06 (rr+、 aHl、 S、18+m、 iHl、 5.21 Is、  2H1,6,05(d、、 0.5H1゜6.12 +a、 0.5H1,6 ,81[d、 0.5H1,7,08[m、 1.5H1,7,15−7,38 分析 C76H9oN8016に対する計算値: C,66、55、H,6,6 1。
N、8. 17 実測値:C,66、41、H,6,68;N、8.48 Arg−Lys−Asp (k)Va 1−Phe ((I I I)F5−T HP)の異性体A 化合物XXlll−70’)異性体A (200mg;0.15mmol)をI F (5mL)中の10%アニソールにより0℃で1時間処理した後、HF/ア ニソール混合物を真空除去、した。残渣をエーテルで洗浄し、ペプチドを0.5 %TFAを含有する水(100mL)に溶解し、冷凍し、凍結乾燥した。直線的 HPLC(0,1%TFAを含有する水中10〜THP)の異性体A107mg  (73%)を得た。この回収した物質は、固相方法を用いて調製した物質と同 一であった。
[2−イソプロピル−4−オキソ−5(S)−(L−アルキニルーL−リシル) −アミノ−6−カルポキシーヘキサノイJL!]−フェニルアラニン(異性体B )の液相合成化合物XXlll−2の異性体B (242mg;0.37mmo l)をHCIで飽和させた酢酸エチル(50mL)により処理し、得られた混合 物を30分間撹拌した。この物質を名状物となるまで濃縮し、エーテルを用いて 再蒸発に供しく2回)、高真空下に一装置いた。ジペプチドXXlll−5(実 施例11におけるXI’−4)(335mg;0.40mmol)およびHOB t (63mg;0.41mmol;をD M F (0、5m L )に溶解 し、メチレンクロライド(10mL)で希釈し、−10℃に冷却した(メタノー ル−水浴)、DCC(93mg ; 0.45mmo 1)を反応混合物に加え 、その溶液を一10℃で20分間撹拌した後、室温で30分間撹拌した。化合物 XXlll−4の異性体Bをメチレンクロライド(10mL)に溶解し、上記活 性化エステル溶液に加えた。ジイソプロピルエチルアミン(78μm;0.45 mmo +)を30分時間かけて徐々に加え、この反応混合物を一晩撹拌した。
この物質を、メチレンクロライド(200mL) 、メチレンクロライド中の2 5%酢酸エチル(100mL) 、メチレンクロライド中の50%酢酸エチル( 200mL)からなる段階勾配を用いたシリカゲルフィルターパッド(ベッド容 積60mL)で精製した。生成物画分を集め、蒸発に供してXXI I I−7 の異性体B(純度〉95%)320mg (63%〕を得た。
−XXlll−7の異性体B FABS−MS m/e 1370 (M )6.131d、 0.51!3. 6.91 (d、 0.5H1,7,0lrn、 IHI、 7.05 (d。
0.5H1,7,18−7,38(m、31M+、9.32(bd、2M)。
) 分析 C76H9oN8016に対する計算値:C,66,55;H,6, 61;) N、8.17 実測値:C,66,40;H,6,68;N、8. 28 Arg−Lys−Asp (k)Va 1−Phe ((I I I)F’−T HP)の異性体B 化合物XX I I I −7(7)異性体B (100mg ;0.07mm ol)をHF (5mL)中の10%アニソールにより0℃で1時間処理した後 、HF/アニソール混合物を真空除去した。残渣をエーテルで洗浄し、ペプチド を0. 5%TFAを含有する水(50mL)に溶解し、冷凍し、凍結乾燥して Arg−Lys−Asp (k)Va 1−Phe ((I I I)F5−T HP)evx性体B(HpLct=よる純yx96%)62mg (73%)を 得た。この回収した物質は、固相方法を用いて調製した物質と同一であった。
実施例 24 ジペプチドXXIV−3(実施例18におけるXVII110’ )(303m g;0.34mmol)およびHOBt(61mg ; 0.40mmo 1) をDMF (0,5mL)に溶解し、メチレンクロライド(10mL)で希釈し 、−i。
℃に冷却した(メタノール−氷浴)。メチレンクロライド(5mL)中のDCC C83mg ;0.40mmo 1)を反応混合物に加え、その溶液を一10℃ で20分間撹拌した後、室温で30分間撹拌した。化合物XXIV−2の異性体 A(実施例23におけるXXlll−4の異性体A)(202mg ; 0.3 4mmo l)をメチレンクロライド(10mL)に溶解し、上記活性化エステ ル溶液に加えた。ジイソプロピルエチルアミン(60μl ; 0.34mmo  1)を1度に加え、この反応混合物を一晩撹拌した。この物質を、メチレンク ロライド(150mL) 、ヘキサン中の20%酢酸エチル(150mL)、ヘ キサン中の30%酢酸エチル(150mL)、ヘキサン中の40%酢酸エチル( 150mL)およびヘキサン中の50%酢酸エチル(150mL)からなる段階 勾配を用いてシリカフラッシュパッド(ベッド容[60mL)で部分的に精製し た。生成物画分を集め、蒸発に供してXXIV−5の異性体A(純度〉90%) 346mg (71%)を得た。この物質(300mg : 0.22mmo  1)をHF(5mL)中の10%アニソールにより0℃で1時間処理した後、H F/アニソール混合物を真空除去した。残渣をエーテルで洗浄し、ペプチドを0 . 1%TFAを含有する水中の10%アセトニトリル(100mL)に溶解し 、冷凍し、凍結乾燥してArg−NMeLys−Asp (k)Va 1−Ph e ((I I I)N−MeK2F5−THP)の粗製異性体A228mgを 得た。直線的HPLC(0,1%TFAを含有する水中10〜20%勾配のアセ トニトリル)を用いた精製により、Arg−NMeLys−Asp (k)Va l −Phe ((I I I)N−MeK2F5−THP)の異性体A(純度 99%)88mg (40%)、およびArg−NMeLys−ASI)(k) Va 1−Phe ((I I I)N−MeK2F5−THP)の異性体A( 純度90%)62mgを得Arg−NMeLys−Asp (k)Va 1−P he ((1分析 C32H52N808・3CF3C02H−N20に対する 計算値: C,44,01;H,5,54;N、10.80 実測値: C,43,82;H,5,49;N、10.55 上述のインビトロでのCEM細胞結合アッセイにより、全体的競合活性について 、真正THPに対して相対的にサイモペンチン類似体をランク付けした。このア ッセイは、非放射標識THPまたは非標識類似体とトリチウム標識THPとが結 合において競合する能力に基づいている。競合物質の不存在下では、一定量の結 合放射活性が、暴露および温度の設定時間の関数として観察される。非放射標識 競合物の結合により、その濃度およびサイモペンチンレセブターに対する相対的 親和性に比例して、放射活性の量が減少する。
類似体は、CEM細胞へ結合した残存放射活性の平均値に基づき最高から最低ま での順序でランク付けている。CEM細胞の濃度は、常に一定にした。データは 、添加した競合物質のモル濃度が10 および10−4における測定の平均を示 している。競合物質の不存在下での放射標識THPの結合の平均総合カウントは 、3078cpm (N=47)であり、真正THPは、結合を1150cpm  (N=75)まで減少させた。以下の結果が得られた。
(III+TIP (異性体A) 653(III)F5−TiIP (異性体 A) 844fill)F5−TBP (異性体B) 1091(III)N1 t2F5−TBP (異性体A) 1232(N’) Nlξ2 F5−丁UP  (異性体A) 1254(IIIINIs2F5−TIIP (異性体B)  1447(IV) N1t2F5−THP (異a体B) 1453flV)  F5−THP (X柱体B) 1673(IV) Nl!2A4F’ −丁HP  (X柱体A) 1676(III)P2F5−丁11F (異性体B) 16 86(1)Nle2V” F5−TBP (異性体B) 1713flV) N 1c2A’ F5−TBP (異性体B) 1715(IV) F5−TIIP  (異性体A) 1735(IV) 人2F5−TIIP (異性体A) 17 80(III)TIIP (異性体B) 1781(IV) P2F5−TII P (異性体A) 1843flV) L2F5−THP (異性体A) 18 51(1) F5−THP (C112N111 (異性体A) 1905(I V) P2F5−丁HP (異性体B) 1999(IVI flic2V5− TEP (X柱体A) 1600(IVI N1e2V5−THP (異性体B ) 1713実施例 26 競合的結合アッセイ 標準量の H−サイモベンチン(3H−THP)の結合を阻害する能力について 、実施例15.17.18.19および22のサイモベンチン類似体を3種の濃 度(10’M、10 M、および10’M)で試験した。
以下の結果が得られた。
表4 THP類似体と3H−THPとの CEM細胞への結合における競合 +III)A F −TBP 10’M 1544 50(異性体A) 10’ M 2800 910−5M 3085 (1111人 F −丁HP 10−3M 2219 28(異性体B) 10 ’M 2994 310’M 3136 − (IVINIs V −TEP 10’M 1109 64(異性体A) 10 ’M 2091 3210’M 2926 5 (IVI NIC2V5−THP 10−3M 1076 65(異性体B)  10’M 2351 2410’M 2826 8 (Iv)N−MeNls2f5−10−3M 1944 37丁HF (異性体 A) 10−’M 2768 1110’M 2892 7 (lit)LMrK2 F5−丁BP10’M 2558 17(異性体A)  10−4M 3082 −0−4Mにおける各類似体の平均活性により競合的結 合の代表的指標が与えられる。各類似体およびTHPに対する値を以(異性体A ) (II11人’ F5−THP 2606(異性体B) (IV) N1e2V5−TIIP 1600(異性体A) (IV) N1e2V5−TITP 1713(異性体B) (IV) N−MsNIs2F5−TIP 2356(異性体A) (I II) N−MeK2F5−THP 2820(異性体A) (+)F5−TIIP 2000 真正THP 1049本 *この値は、表3中の1150に匹敵する。
実施例 27 CEM細胞におけるサイクリックGMPアッセイCEM細胞は、アメリカン・タ イプψカルチャー・コレクション(ロックビル、MD)から入手した。これらの 細胞を20%血清含有PRMI−1640中でフラスコ当たり2×105細胞の 濃度でフラスコ内で継代培養し、cGMP放出アッセイに使用するために3×1 06細胞/ m Lでバイアル中に凍結保存した。このcGMPアッセイについ ては、RPMl培地中の最終濃度を1×107/mLに調整した。平衡に達した 後、試験に供される化合物を加えて2分間培養した。
氷冷TCAの添加により反応を停止させた。試料を30凍結−解凍し、TCAを エーテル抽出により除去した。凍結乾燥後、試料をアセテート緩衝液中に再懸濁 させ、RIAによりc G M Pレベルを測定した。
サイモベンチンおよびサイモペンチン類似体に応答するOEM細胞中の細胞内サ イクリックGMPレベルは、類似体(1)Nl e2F5−THP (異性体A )および(I)Nle2F5−THP (異性体B)についての結合アッセイを 裏付けるものであった(表5)。10’Mの濃度での類似体<1)Nle2F5 −TIP (異性体B)は、対照細胞(p−O,OS、マン−ウィツトニー(M su+−WhHn!7) )と比べcGMPを2倍増加させ、一方、類似体(I )Nl e2F5−THP (異性体A)の添加においても対照細胞に匹敵すべ きレベルが示された。
表5 CEM細胞における細胞内cGMP放出に対するサイモベンチンおよびサイモペ ンチン類似体の効果放出cGMP pmols/ 試料 N 10’細胞、平均±S、 D。
真正THP (10’M) 6 1゜8±1.0(1)旧e2F5−TiIP  (異性体A) 2 3. 1±0.3(1)Nl<2F5−TIIP (真性体 B)3 6.9±3.8実施f128 ’rhy”−1抗原の誘導 n u / n uマウスから得た膵臓細胞群におけるThy+−1抗原の誘導 について研究した。’rhy+−1抗原の誘導の量を蛍光細胞ソーティング(s oNiB )により分析した。
Thy −1抗原の誘導の分析は、胸腺前駆細胞源としてnu/nuマウスの膵 臓細胞を用いて行った。膵臓細胞を1×107細胞/ m Lの濃度で懸濁させ 、フィコール//\イパーク分離を用いて分画した。単離した膵臓細胞を最終濃 度1×106細胞/mLに調整し、37℃で4.5時間TI(Pまたは類似体( IV)Nl e2F5−THP (異性体A)と接触させた。ついで、細胞を0 .1%のアジドを含有するホスフェート緩衝食塩水中で洗浄し、FITC標識抗 体により4℃で30分間処理した。次に、これら細胞を熱により不活性化したウ シ胎児血清中で遠心することにより洗浄し、蛍光活性化セルソーターによる分析 のために固定した。
THPおよび(IV)Nl e2F5−TIP (異性体A)の双方は、10’ Mの濃度で、Thy −1を示す細胞の割合を増加させた。THPまたは(IV )N1 e2F5−THP(異性体A)のいずれかの存在下で、Thy−i陽性 細胞は、未処理対照の25%に対し、それぞれ38%および46%へ増加した。
TIPおよびaa体(IV)Nle2F5−THP (異性体A)との接触処理 後の”rhy −1陽性細胞の細胞分布について得られた代表的なプロファイル を表6にThy−1抗原の誘導 試料 Th7−1陽性細胞(%) 未処理 25% 真正THP (10−3M) 28% (IV) N152F5−THP (異性体A) 46%実施例 29 HPLC分析によるサイモペンチン類似体の血清中安定性の測定 試験化合物をヘパリン処理したヒト血漿およびEDTA−処理したマウス血漿と ともに37℃で、0ないし10分間の特定の可変時間培養することによりTHP 類似体の血清中半減期を分析した。最終濃度が10%v / vになるようにト リフルオロ酢酸(TFA)を添加することにより血清培養を停止させた。この混 合物を0℃に1時間保ち、遠心(10,000XG 15分間)により蛋白を除 去した。上滑を集め、−20℃で保存した後HPLC分析に供した。
TFAの存在下、アイソクラティック勾配の水中アセトニトリルを用いて溶出を 行った。出発物質と代謝物との間の時間依存性変換の指標としてのピーク溶出時 間を用いてTHP。
THP類似体および分解生成物の同定を行った。
この結果から、THP競合結合アッセイで良好な結果を与えた化合物は、血清中 半減期が最大に延長したことが示された。これらの結果を表7に示す。
表7 真正THP 0.5 +、! Arg−L7s−^5p4al(k)Phe (異性体A) 4.92.c^r g−Pro−Asp−4xl(k)Phe (異性体A) 17.0 6.0^ rg−Nle−Asp−Vat(k)Phc(異性体A) 21.1 1.9N −AC−^rg−Nlz−Asp4xl(k)Phc(異性体A) >32.0  5.1^rg−Lys−Asp−4al(k)Phs (異性体A) 5.8  2.7Art(k)Nle−Asp−Vxl−Phs −12,5Arg−N le−Asp4al(k)Pht(異性体A) 20.0 2.5Arg−NM cNle−Asp−val fk)Phe(異性体A、) >32.0 >32 .OArg−Nlr−^5p−VxI(k)VxI (異性体A) 1.2 2 .4Arg−Nlr−Asp4xl(k)Yxl (異性体B) 2.6 2. 4Arg−NMcNlt−Asp−4al(k)Val (異性体A) >32 .0 >32.OArg−NMeNIe−Asp4al (k)Vat (異性 体B) >32.0 >32.OArg−NMcL7s−人5p(k)Val− Phe (異性体A) >32.0 >32.0^rg (R)L7s−^5p −Vat−Phc>32.013.8図 1 酸性 +Glu IEI、 Asp IDI、システィン酸(CY(11Ser  tsl ASn (NI Leu !LI Trp (WICys IcI  Gin (QI Ice (IIMet (M) Cif Sor t8uA Phg MSOべ−9−AIOtBtJG 7セチルLYS Aib N−Met11eha 国際調査報告 Dr丁1.ID 02/+11+11f。
■ 1 、 、 I □ ! ・ 、 1 ] ; フロントページの続き (81)指定−EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、 SE)、  CA、JP、 KR(72)発明者 ハイベルト、チャールズアメリカ合衆国、 カリフォルニア州 95136 、サン・ホセ、チャーチル・パーク・ドライブ 555 (72)発明者 スミス、アール・レーンアメリカ合衆国、カリフォルニア州 94306−2618.パロ・アルド、イリマ・ウェイ 947 (72)発明者 内1)逸部 神奈川県横浜市緑区梅が丘6番地2 日本たばこ産業株式会社医薬研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式 I II III IV R−AA1−−AA2−−AA3−−AA4−−AA5−R1(式中、AA1は 、LまたはD形のアルギニン残基であり、AA2は、LまたはD形の、塩基性ア ミノ酸残基、中性/非芳香族アミノ酸残基もしくはプロリン残基、またはそのN −アルキル化(1−6C)体であり、 AA3は、場合により残りのカルボキシル基がアルキル基(1−6C)でエステ ル化されていてもよいLまたはD形のアスパラギン酸残基もしくはグルタミン酸 残基、またはアラニン残基であり、 AA4は、LまたはD形の中性/非芳香族アミノ酸残基であり、 AA5は、芳香族部分の1またはそれ以上の水素がNO2またはハロゲンで置換 されていてもよいLまたはD形の中性/芳香族アミノ酸残基またはLもしくはD 形の中性/非極性/大/非芳香族アミノ酸残基、またはそのN−アルキル化(1 −6C)体であり、 Rは、アシル基(1−6C)、アリールスルホニル基、アルキルスルホニル基、 アリールアルキルスルホニル基またはアルコキシカルボニル基であり、 R1は、−OH、−NR2R3または−OR4であって、R2およびR3は、各 々独立して、水素またはアルキル基(1−6C)であり、R4はアルキル基(1 −6C)であり、I〜IVの番号を付した結合の少なくとも1つは、−COCH 2−、−CH(OH)CH2−および−CH2NH−からなる群から選ばれる修 飾ペプチド結合であり、残りの結合は−CONH−または−CON(CH3)− である)で示されるシュードペプチドまたは薬学的に許容され得るその塩。
  2. 2.式 I II III IV R−AA1−−AA2−−AA3−−AA4−−AA5−R1(式中、AA1は 、LまたはD形のアルギニン残基であり、AA2は、LまたはD形の塩基性アミ ノ酸残基、中性/非芳香族アミノ酸残基もしくはプロリン残基、またはそのN− アルキル化(1−6C)体であり、 AA3は、場合により残りのカルボキシル基がアルキル基(1−6C)でエステ ル化されていてもよいLまたはD形のアスパラギン酸残基であり、 AA4は、LまたはD形の中性/非芳香族アミノ酸残基であり、 AA5は、芳香族部分の1またはそれ以上の水素がNO2またはハロゲンで置換 されていてもよいLまたはD形の中性/芳香族アミノ酸残基またはLもしくはD 形のバリン残基、またはそのN−アルキル化(1−6C)体であり、Rは、アシ ル基(1−6C)、アリールスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールア ルキルスルホニル基またはアルコキシカルボニル基であり、 R1は、−OH、−NR2R3または−OR4であって、R2およびR3は、各 々独立して、水素またはアルキル基(1−6C)であり、R4はアルキル基(1 −6C)であり、I〜IVの番号を付した結合の少なくとも1つは、−COCH 2−、−CH(OH)CH2−および−CH2NH−からなる群から選ばれる修 飾ペプチド結合であり、残りの結合は−CONH−または−CON(CH3)− である)で示されるシュードペプチドまたは桑学的に許容され得るその塩。
  3. 3.式 I II III IV R−AA1−−AA2−−AA3−−AA4−−AA5−R1(式中、AA1は 、LまたはD形のアルギニン残基であり、AA2は、LまたはD形の塩基性アミ ノ酸残基、中性/非芳香族アミノ酸残基もしくはプロリン残基、またはそのN− アルキル化(1−6C)体であり、 AA3は、場合により残りのカルボキシル基がアルキル基(1−6C)でエステ ル化されていてもよいLまたはD形のアスパラギン酸残基であり、 AA4は、LまたはD形のアラニン残基もしくはバリン残基であり、 AA5は、芳香族部分の1またはそれ以上の水素がNO2またはハロゲンで置換 されていてもよいLまたはD形の中性/芳香族アミノ酸残基またはLもしくはD 形のバリン残基、またはそのN−アルキル化(1−6C)体であり、Rは、アシ ル基(1−6C)、アリールスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールア ルキルスルホニル基またはアルコキシカルボニル基であり、 R1は、−OH、−NR2R3または−OR4であって、R2およびR3は、各 々独立して、水素またはアルキル基(1−6C)であり、R4はアルキル基(1 −6C)であり、I〜IVの番号を付した結合の少なくとも1つは、−COCH 2−、−CH(OH)CH2−および−CH2NH−からなる群から選ばれる修 飾ペプチド結合であり、残りの結合は−CONH−または−CON(CH3)− である)で示されるシュードペプチドまたは薬学的に許容され得るその塩。
  4. 4.式 I II III IV R−AA1−−AA2−−AA3−−AA4−−AA5−R1(式中、AA1は 、LまたはD形のアルギニン残基であり、AA2は、LまたはD形の塩基性アミ ノ酸残基、中性/非芳香族アミノ酸残基もしくはプロリン残基、またはそのN− アルキル化(1−6C)体であり、 AA3は、場合により残りのカルボキシル基がアルキル基(1−6C)でエステ ル化されていてもよいLまたはD形のアスパラギン酸残基であり、 AA4は、LまたはD形のアラニン残基もしくはバリン残基であり、 AA5は、芳香族部分の1またはそれ以上の水素がNO2またはハロゲンで置換 されていてもよいLまたはD形のフェニルアラニン残基もしくはチロシン残基ま たはLもしくはD形のバリン残基、またはそのN−アルキル化(1−6C)体で あり、 Rは、アシル基(1−6C)、アリールスルホニル基、アルキルスルホニル基、 アリールアルキルスルホニル基またはアルコキシカルボニル基であり、 R1は、−OH、−NR2R3または−OR4であって、R2およびR3は、各 々独立して、水素またはアルキル基(1−6C)であり、R4はアルキル基(1 −6C)であり、I〜IVの番号を付した結合の少なくとも1つは、−COCH 2−、−CH(OH)CH2−および−CH2NH−からなる群から選ばれる修 飾ペプチド結合であり、残りの結合は−CONH−または−CON(CH3)− である)で示されるシュードペプチドまたは薬学的に許容され得るその塩。
  5. 5.式 I II III IV R−AA1−−AA2−−AA3−−AA4−−AA5−R1(式中、AA1は 、LまたはD形のアルギニン残基であり、AA2は、LまたはD形のリシン残基 、アラニン残基、α−アミノイソ酪酸残基、ロイシン残基、ノルロイシン残基も しくはプロリン残基、またはそのN−アルキル化(1−6C)体であり、 AA3は、場合により残りのカルボキシル基がアルキル基(1−6C)でエステ ル化されていてもよいLまたはD形のアスパラギン酸残基であり、 AA4は、LまたはD形のアラニン残基もしくはバリン残基であり、 AA5は、芳香族部分の1またはそれ以上の水素がNO2またはハロゲンで置換 されていてもよいLまたはD形のフェニルアラニン残基もしくはチロシン残基ま たはLもしくはD形のバリン残基、またはそのN−アルキル化(1−6C)体で あり、 Rは、アシル基(1−6C)、アリールスルホニル基、アルキルスルホニル基、 アリールアルキルスルホニル基またはアルコキシカルボニル基であり、 R1は、−OH、−NR2R3または−OR4であって、R2およびR3は、各 々独立して、水素またはアルキル基(1−6C)であり、R4はアルキル基(1 −6C)であり、I〜IVの番号を付した結合の少なくとも1つは、−COCH 2−、−CH(OH)CH2−および−CH2NH−からなる群から選ばれる修 飾ペプチド結合であり、残りの結合は−CONH−または−CON(CH3)− である)で示されるシュードペプチドまたは桑学的に許容され得るその塩。
  6. 6.修飾結合による置換が結合I〜IVのうちの1箇所のみである請求項1ない し5のいずれか1項記載のシュードペプチド。
  7. 7.Rがアセチル基である請求項1ないし5のいずれか1項記載のシュードペプ チド。
  8. 8.R1がNH2またはOHである請求項1ないし5のいずれか1項記載のシュ ードペプチド。
  9. 9.【配列があります】および 【配列があります】からなる群から選 ばれる請求項1ないし5のいずれか1項記載のシュードペプチド。
  10. 10.式 I II III ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、AA1は、Lま たはD形のアルギニン残基であり、AA2は、LまたはD形のリシン残基、アラ ニン残基、α−アミノイソ酪酸残基、ロイシン残基、ノルロイシン残基もしくは プロリン残基、またはそのN−アルキル化(1−6C)体であり、 AA3は、場合により残りのカルボキシル基がアルキル基(1−6C)でエステ ル化されていてもよいLまたはD形のアスパラギン酸残基であり、 AA4は、LまたはD形のアラニン残基もしくはバリン残基であり、 Rは、アシル基(1−6C)、アリールアルキルスルホニル基、アリールスルホ ニル基、アルキルスルホニル基またはアルコキシカルボニル基であり、 R5は、場合によりNO2またはハロゲンで置換されていてもよいベンジル基、 場合によりNO2またはハロゲンで置換されていてもよい4−ヒドロキシ−ベン ジル基およびイソプロピル基から選ばれるものであるか、またはそのN−アルキ ル化(1〜6)体であり、 I〜IIIの番号を付した結合は、それぞれ独立して、−CONH−または−C ON(CH3)−である)で示されるシュードペプチド、または桑学的に許容さ れ得るその塩。
  11. 11.請求項1ないし5のいずれか1項または請求項10記載のシュードペプチ ドの有効量と薬学的に許容され得る賦形剤とを包含する薬学的組成物。
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