JPH06501699A - 改良シャンプー組成物 - Google Patents

改良シャンプー組成物

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JPH06501699A
JPH06501699A JP3517919A JP51791991A JPH06501699A JP H06501699 A JPH06501699 A JP H06501699A JP 3517919 A JP3517919 A JP 3517919A JP 51791991 A JP51791991 A JP 51791991A JP H06501699 A JPH06501699 A JP H06501699A
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デイビッド ブロック,アール
ララビー,アントワネット ルイーズ
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ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 改良シャンプー組成物 技術分野 本発明は様々な“効能”成分を含むシャンプーであって、このようなシャンプー での使用に理想的に適することが見出されたポリヒドロキシ脂肪酸アミドタイプ 界面活性剤を含む改良シャンプー組成物に関する。
発明の背景 許容されるシャンプー組成物は髪及び頭皮を清潔にし、特に目刺激に関してユー ザーにとり安全であるべきである。しかしながら、現代のシャンプーユーザーは 単純な清潔性及び安全性以上のものを洗髪がら期待するようになってきた。豊富 でクリーミーな泡立ちが確保されるような界面活性剤の適正な選択に注意が払わ れてきた。増粘剤、着色剤、パールエツセンス剤及び芳香剤はシャンプーが化粧 品の側面をもっと多く有するように加えられた。最初の実際に有効な“効能”シ ャンプーは約20年前に導入され、そのときピリジンチオン抗ふけシャンプーが 開発された。1980年代には真に有効なシャンプー+コンディショナー製品を 市場に導入した。本当のところ、ミックスされたシャンプー−コンディショナー −抗ふけ製品はかなり最近になりやっと商品化された。
洗髪は世界中で実施され、清潔で衛生的な外観で扱いやすい髪に関するユーザー の望みは普遍的であるため、シャンプー処方業者及び製造業者が特に効能シャン プー用に新しいコンディショニング剤、改良抗ふけ剤、更に良いスタイリング剤 等のような新成分の発見及び開発にかなりの資源を向けてきたことは意外ではな い。特許文献、化粧品ジャーナル及び処方集はこのような新剤の報告で充実して いる。
本発明は最新系統のリサーチからシャンプー、特に効能シャンプーの処方への新 展開を表す。簡単に言えば、本発明は既知種類の界面活性剤ポリヒドロキシ脂肪 酸アミドがシャンプーで望まれるような豊富な泡立ち性を示すばかりでなく、目 に望ましいマイルド性も示し、様々な効能剤の効果を強調させることができると いう発見に基づいている。
背景技術 様々なポリヒドロキシ脂肪酸アミドが当業界で記載されてきた。例えばN−アシ ル、N−メチルグルカミン類はJJ、Goodby、M、A、Marcus、E 、Chin及びP、L、Finn in+The Thera+otropic  Llqujd−Crystalline Propertles of’So me Straight Chain Carbohydrate Amphi phlles” (一部直鎖炭水化物両親媒性化合物の熱互変性液晶性質)。
Liquld Crystals、1988.Volume 3.No、11. pp 1569−1581とA、Mul Ier−Fahrnow、 V、Za bel 、 M、5tei fa及びR,)111genfeldin ”Mo 1ecular and Crystal 5tructure or a N ontonlcDetergent:Nonanoyl−N−methylgl ucamide−(ノニオン系洗浄剤二ノナノイル−N−メチルグルカミドの分 子及び結晶構造)、J、Chem、Soc、Chem、Com5un、、198 B、pp 1573−1574により開示されている。N−アルキルポリヒドロ キシアミド界面活性剤の使用は生化学、例えば生体膜の解離での使用に関して最 近実質的な関心が集まっている。
例えば、ジャーナル論文 +N−D−Gluco−N−g+etyl−alkanamide Compo unds、a NewClass of Non−1onic Deterge nts For MembraneBiochemlstry” (膜生化学に 関するノニオン系洗浄剤の新規種類N−D−グルコーN−メチルアルカンアミド 化合物)、Bioche*、J、(1982)、Vol、207.pp 363 −386.by J、E、に。
H1ldreth参照。
洗浄組成物におけるN−アルキルグルカミン類の使用も議論されてきた。E、R ,1111sonに1960年12月20日付で発行された米国特許第2,96 5.576号及びトーマス・ヘドレー社(Thosas Hedley & C o、、Ltd、)に譲渡された1959年2月18日付公開の英国特許第809 .060号明細書は低温起泡増強剤として加えられるアニオン系界面活性剤及び N−メチルグルカミドを含めたあるアミド系界面活性剤を含有した洗浄組成物に 関する。これらの化合物は炭素原子10〜14を有する高級直鎖脂肪酸のN−ア シル基を含む。これらの組成物はアルカリ金属ホスフェート、アルカリ金属シリ ケート、サルフェート及びカーボネートのような補助物質も含有してよい。更に 、組成物に望ましい性質を付与するケイ光色素、漂白剤、香料等のような追加成 分も組成物中に含有させてよいことが通常水されている。
A、M、5chvartzに1955年3月8日付で発行された米国特許第2, 703,798号明細書はN−アルキルグルカミンと脂肪酸の脂肪族エステルと の縮合反応生成物を含有した水性洗浄組成物に関する。この反応の生成物は更に 精製せずに水性洗浄組成物で使用しうると言われている。A、M、Schwar tzに1955年9月13日付で発行された米国特許第2,717,894号明 細書で開示されたようにアシル化グルカミンの硫酸エステルを製造することも知 られている。
J、)llldrethにより1983年12月22日付で公開されたPCT国 際出願第83104412号明細書は化粧品、薬物、シャンプー、ローション及 び眼軟膏で界面活性剤として、薬剤用に乳化剤及び分散剤として、膜、全細胞又 は他の組織サンプルを溶解させるため及びリポソームの製造に関して生化学上に おける用途を含めた様々な目的にとり有用である言われるポリヒドロキシル脂肪 族基を有した両親媒性化合物に関する。この開示には式%式%() の化合物が含まれているが、その場合にRは水素又は有機基、R゛は少くとも3 つの炭素原子の脂肪族炭化水素基、R′はアルドースの残基である。
H,Kelkenbergらに1988年10月12日付で公開された欧州特許 出願第0 285 768号明細書は水性洗剤系において増粘剤としてN−ポリ ヒドロキシアルキル脂肪酸アミドの使用に関する。式RIC(0)N (X)R CRはC−C(好ましくはC−C)アルキル、Rは水素、C−C(好ましくはC −C)アルキル又はアルキレンオキシド、Xは炭素原子4〜7を有するポリヒド ロキシアルキルである〕のアミド類、例えばN−メチル、ココナツ脂肪酸グルカ ミドが含まれる。そのアミド類の増粘性質はパラフィンスルホネートを含有した 液体界面活性剤系で特に有用であると示されているが、水性界面活性剤系はアル キルアリールスルホネート、オレフィンスルホネート、スルホコハク酸半エステ ル塩及び脂肪アルコールエーテルスルホネートのような他のアニオン系界面活性 剤と脂肪アルコールポリグリコールエーテル、アルキルフェノールポリグリコー ルエーテル、脂肪酸ポリグリコールエステル、ポリプロピレンオキシド−ポリエ チレンオキシド混合ポリマー等のようなノニオン系界面活性剤を含有することが できる。
パラフィンスルホネート/N−メチルココナツ脂肪酸グルカミド/ノニオン系界 面活性剤シャンプー処方物が例示される。増粘特性に加えて、N−ポリヒドロキ シアルキル脂肪酸アミドは優れた皮膚許容特性を有すると言われている。
Boettnerらに1961年5月2日付で発行された米国特許第2,982 ,737号明細書は尿素、ラウリル硫酸ナトリウムアニオン系界面活性剤とN− メチル、N−ソルビチルラウラミド及びN−メチル、N−ソルビチルミリスチン 酸アミドから選択されるN−アルキルグル力ミドノニオン系界面活性剤を含有し た洗剤環に関する。
他のグルカミド界面活性剤は例えば1973年12月20日付で公開されたHJ 、EckertらのDT第2.226゜872号明細書で開示され、それは1H 以上の界面活性剤とポリマーホスフェート、金属イオン封鎖剤及び洗浄アルカリ から選択されるビルダー塩を含み、式RI C(0)N (R2)CH2(CH OH)。CH20H〔RはC−Cアルキル、RはC−Cアルキル、nは3又は4 である〕のN−アシルポリヒドロキシアルキルアミンの添加により改善された洗 浄組成物に関する。N−アシルポリヒドロキシアルキルアミンは汚れ懸濁化剤と して加えられる。
H,W、Eckertらに1972年4月4日付で発行された米国特許第3,6 54,166号明細書はアニオン系、双極性及びノニオン系界面活性剤の群から 選択される少くとも1種の界面活性剤と繊維柔軟剤として式RIN(Z)C(0 ) R[Rはc −c アルキル、R2はC7−02、アルキル、R1及びR2 は合計で炭素原子が23〜39、Zは−CH2(CHO町m CH20H(mは 3又は4である)のポリヒドロキシアルキルである〕のN−アシル、N−アルキ ルポリヒドロキシアルキル化合物を含む洗浄組成物に関する。
H,Mol lerらに1977年5月3日付で発行された米国特許第4,02 1,539号明細書は式RIN (R)CH(CHOH) mR2(R1はH1 低級アルキル、ヒドロキシ低級アルキル、アミノアルキル又はヘテロ環式アミノ アルキルであり、RはR1と同様であるが、但し双方ともHではな’−’ ;  R2はCH2oH又はC00H−?’ある〕の化合物を含めたN−ポリヒドロキ シアルキルアミン類を含有した皮膚処理化粧組成物に関する。
コマーシャル・ツルベンツ社(Commercial 5olventsCor porat ton)に譲渡された1963年4月26日付のフランス特許第1 .360.018号明細書は式RC(0)N (R工)OCRは少くとも7つの 炭素原子を存するカルボン酸官能基、R1は水素又は低級アルキル基、Gは少く とも炭素原子5つのグリシドール基である〕のアミド類の添加で重合に対して安 定化されたホルムアルデヒドの溶液に関する。
A、)leinsの1968年2月29日付ドイツ特許第1゜261.861号 明細書は式N (R)(R)(R2)〔Rはグルカミンの糖残基、RはC−Cア ルキル基、RはC−Cアシル基である〕の湿潤及び分散剤として有用なグルカミ ン誘導体に関する。
アトラス・パウダー社(Atlas Povder CoBany)に譲渡され た1956年2月15日付の英国特許第745.036号明細書は化学中間体、 乳化剤、湿潤及び分散剤、洗浄剤、繊維柔軟剤等として有用であると言われるヘ テロ環式アミド及びそのカルボン酸エステルに関する。その化合物は式N (R ) (R) C(0) R2”c’表サす、その場合にRは無水ヘキサンベント ール又はそのカルボン酸エステルの残基、R1は一価炭化水素基、−C<O>R 2は炭素原子2〜25を有するカルボン酸のアシル残基である。
D、T、Hookerに1967年4月4日付で発行された米国特許第3.31 2.627号明細書はアニオン系界面活性剤及びアルカリ性ビルダー物質を実質 上含有せず、ある脂肪酸のリチウム石鹸、あるプロピレンオキシド−エチレンジ アミン−エチレンオキシド縮合物、プロピレンオキシド−プロピレングリコール −エチレンオキシド縮合物及び重合エチレングリコールから選択されるノニオン 系界面活性剤を含有し、しかも式RC(0)NR□2〜約6の置換ヒドロキシル 基を有する〕のポリヒドロキシアミドを含むノニオン系泡立ち成分も含有する固 体化粧棒について開示している。実質上同様の開示はり、T。
Hookerに1967年4月4日付で発行された米国特許第3.312,62 6号明細書でみられる。
発明の要旨 本発明は: (a)ヘアコンディショニング剤; (b)抗ふけ剤; (c)へアスクイリング剤; (d)抗シラミ剤;及び (e)剤a−dの混合物 からなる群より選択される成分を含むシャンプー組成物に関し、上記組成物は場 合により1種以上の補助界面活性剤(特に、アニオン系界面活性剤)、任意増粘 剤及び液体キャリアを含み、上記組成物は少くとも約1重量%のポリヒドロキシ 脂肪酸アミド界面活性剤を含む。
ここで叶ましい組成物は上記ポリヒドロキシ脂肪酸アミF界cm活性剤が式RC (0)NRICH(CH0H) CM 0H(Rはc −Cフルキル、R1はメ チルである)である場合である。
本発明による好ましいコンディショニング組成物はへアコンディショニング剤が シリコーンである場合である。
シリコーンコンディショニング剤は増粘剤、特にエチレングリコールジステアレ ートと一緒に用いられることが最も好ましい。
本発明による好ましい抗ふけ組成物は抗ふけ剤が金属ピリジンチオン塩(特に亜 鉛塩)及びセレン塩から選択される場合である。
本発明による好ましいスタイリング組成物はヘアスタイリング剤が後記のような 非シリコーンポリマーからなる群より選択される場合である。
本発明による好ましい殺シラミ組成物は抗シラミ剤がピレトリン類、ビレトロイ ド類及びそれらの混合物から選択される場合である。
本発明はシャンプービヒクルからヘア上に:(a)ヘアコンディショニング剤; (b)抗ふけ剤; (C)ヘアスタイリング剤; (d)抗シラミ剤;及び (e)剤a−dの混合物 からなる群より選択される成分の沈着を高めるための方法にも関し、上記シャン プービヒクル中に少くとも約1重量%のポリヒドロキシ脂肪酸アミドを含有させ 、得られた組成物で洗髪することからなる。
すべてのパーセンテージ及び比率はここで他に指摘のないかぎり重量による。
発明の詳細な説明 本発明は様々な成分を用い、その多くは多数の化粧品文献を参考にして説明でき るが、このような成分自体の製造は本発明の一部を形成しないと理解されている 。しかしながら、下記の非制限的例示はここで組成物を処方するために適した成 分を得る上で処方者に役立っである本組成物は少くとも約1%、典型的には約5 〜約50%、好ましくは約7〜約20%の下記ポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面 活性剤を含む。
本発明のポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤成分は下記構造式の化合物であ る: 上記式中:R1はH,C−Cヒドロカルビル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒド ロキシプロピル又はそれらの混合物、好ましくはC−Cアルキル、更に好ましく はC又はC2アルキル、最も好ましくはC1アルキル(即ち、メチル)である: R2はC−Cヒドロ力ルビル部分、好ましくは直鎖C−Cアルキルもしくはアル ケニル、更に好ましくは直鎖C−〇 アルキルもしくはアルケニル、最も好まし くは直鎖C−Cアルキルもしくはアルケニル又はそれらの混合物である;2は直 鎖ヒドロカルピル鎖を有してその鎖に少くとも3つのヒドロキシルが直接結合さ れたポリヒドロキシヒドロカルビル部分又はそのアルコキシル化(好ましくはエ トキシル化又はプロポキシル化)誘導体である。Zは好ましくは還元アミノ化反 応で還元糖から誘導される;更に好ましくはZはグリシチル部分である。適切な 還元糖としてはグルコース、フルクトース、マルトース、ラクトース、ガラクト ース、マンノース及びキシロースかある。原料として、高デキストロースコーン シロップ、高フルクトースコーンシロップ及び高マルトースコーンシロップも前 記個別的な糖と並んで利用できる。これらのコーンシロップはZに関して糖成分 のミックスを生じる。
決して他の適切な原料を除外するわけではないことが理解されるべきである。Z は−CH−(C)IOH)n−CH20H−−CH(CH0H)−(CHO)I ) −OHOH,−CH−(CHOH) 2−2 n−122 (CHOR’)(CHOH) −CH20H(nは3〜5の整数、R゛はH1環 状もしくは脂肪族単糖又はそのアルコキシル化誘導体である)からなる群より選 択されることが好ましい。nが4であるグリシチル、特に−OH−(CHOH)  −CHOHが最も好ましい。
式(1)において、R1は例えばN−メチル、N−エチル、N−プロピル、N− イソプロピル、N−ブチル、N−2−ヒドロキシエチル又はN−2−ヒドロキシ プロピルである。
R2−Co −N<は例えばコカミド、ステアロアミド、オレアミド、ロイラミ ド、ミリストアミド、カブリカミド、パルミトアミド、タロウアミド等である。
Zは1−デオキシグルジチル、2−デオキシフルクチチル、1−デオキシマルチ チル、1−デオキシグルチル、1−デオキシガラクチチル、1−デオキシグルジ チル、1−デオキシマルトトリオチチルである。
ポリヒドロキシ脂肪酸アミドの製造方法は当業界で公知である。一般に、それら は対応N−アルキルポリヒドロキシアミンを形成するため還元アミノ化反応でア ルキルアミンを還元糖と反応させ、しかる後N−アルキル、N−ポリヒドロキシ 脂肪酸アミド生成物を形成するため縮合/アミド化ステップでN−アルキルポリ ヒドロキシアミンを脂肪族エステル又はトリグリセリドと反応させることで得る ことができる。ポリヒドロキシ脂肪酸アミド含有組成物の製造方法は例えばトー マス・ヘドレー社により1959年2月18日付で公開された英国特許出願節8 09.060号、E、RJllsonl、: 1960年12月20日付で発行 された米国特許第2.965.576号、^nthony M、5chvart zに1955年3月8日付で発行された米国特許第2.703,798号及びP iggOltに1934年12月25日付で発行された米国特許第1,985. 424号明細書で開示されているが、これらの各々は参考のためここに組み込ま れる。
グリシチル成分がグルコースに由来し、N−アルキル又はN−ヒドロキシアルキ ル官能基がN−メチル、N−エチル、N−プロピル、N−ブチル、N−ヒドロキ シエチル又はN−ヒドロキシプロピルであるN−アルキル又はN−ヒドロキシア ルキル、N−デオキシグリシチル脂肪酸アミドを製造する1つのプロセスにおい て、生成物はリン酸三リチウム、リン酸三ナトリウム、リン酸三カリウム、ビロ リン酸四ナトリウム、トリポリリン酸五カリウム、水酸化リチウム、水酸化ナト リウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、 炭酸カリウム、酒石酸二ナトリウム、酒石酸二カリウム、酒石酸ナトリウムカリ ウム、クエン酸三ナトリウム、クエン酸三カリウム、塩基性ケイ酸ナトリウム、 塩基性ケイ酸カリウム、塩基性アルミノケイ酸ナトリウム、塩基性アルミノケイ 酸カリウム及びそれらの混合物からなる群より選択される触媒の存在下でN−ア ルキル又はN−ヒドロキシアルキルグルカミンを脂肪メチルエステル、脂肪エチ ルエステル及び脂肪トリグリセリドから選択される脂肪エステルと反応させるこ とにより得られる。触媒の量はN−アルキル又はN−ヒドロキシアルキルグルカ ミンモルベースで好ましくは約0.5〜約50モル%、更に好ましくは約2.0 〜約10モル%である。反応は典型的には約20〜約90分間にわたり約138 〜約170℃で実施されることが好ましい。トリグリセリドが脂肪エステル源と して反応混合物中で利用される場合、反応は飽和脂肪アルコールポリエトキシレ ート、アルキルポリグルコシド、直鎖グルカミド界面活性剤及びそれらの混合物 から選択される相転移剤を全反応混合物の重量%ベースで計算して約1〜約10 重量%用いて実施されることも好ましい。
好ましくは、このプロセスは下記のように実施される=(il)脂肪エステルを 約138〜約170℃に前加熱する; (b)N〜アルキル又はN−ヒドロキシアルキルグルカミンを加熱された脂肪酸 エステルに加え、2相液体/液体混合物を形成させる上で必要な程度までミック スする; (c)触媒を反応混合物中にミックスする;及び(d)所定反応時間にわたり攪 拌する。
しかも好ましくは、脂肪エステルがトリグリセリドである場合、反応剤の重量で 約2〜約20%の前形成された直鎖N−アルキル又はN−ヒドロキシアルキル、 N−直鎖グルコシル脂肪酸アミド生成物が相転移剤として反応混合物に加えられ る。これは反応に接種し、それにより反応速度を増加させる。
ここで用いられるポリヒドロキシ“脂肪酸”アミド物質はシャンプー処方者にそ れらが天然で再生しうる非石油化学供給原材から全部又は主に製造できかつ分解 性であるという利点も与える。それらは水中生物に低毒性も示す。
式(1)のポリヒドロキシ脂肪酸アミドと共に、それらを製造するために用いら れるプロセスは典型的にはエステルアミド及び環状ポリヒドロキシ脂肪酸アミド のような非揮発性副産物も多量に産生ずることが認識されるべきである。これら 副産物のレベルは具体的反応剤及びプロセス条件に応じて変わる。好ましくは、 本シャンプー組成物中に配合されるポリヒドロキシ脂肪酸アミドは、ポリヒドロ キシ脂肪酸アミドが約10%以下、好ましくは約4%以下の環状ポリヒドロキシ 脂肪酸アミドを自存するような形で提供される。前記の好ましいプロセスはそれ らかこのような環状アミド副産物を含めて副産物をかなり低レベルでしか生じな いという点で有利である。
2、ヘアコンディショニンク剤 様々な物質がヘアをコンディショニングする剤として使用上当業界で示されてき た。一般に、このようなコンディショニング剤はヘアのふくらみ(又は“量感′ )、調整し易さ又は“くし通り性°、柔軟性、光沢、全体的に魅力的な外観及び 取扱い性を高めるように考えられている。いかなるこのようなコンディショニン グ剤も処方者の希望に従いここで使用できるが、但し2タイプのコンディショニ ング剤−シリコーン及びカチオン系はこのような使用で都合よく利用しうろこと が理解されるべきである。シリコーンへアコンディショニング剤が特に好ましい 。
シリコーン液は本組成物で用いてよい適切な非揮発性シリコーンである。米国特 許第3,742,855号明細書は効能シャンプーで用いられる様々なシリコー ンの詳細に言及している。
非揮発性シリコーン液は不溶性ポリアルキルシロキサン、ポリアリールシロキサ ン、ポリアルキルアリールシロキサン又はポリエーテルシロキサンコポリマーの いずれかである。これら液体の混合物も使用してよく、ある実施場面では好まし い。分散されたシリコーン粒子もシャンプーマトリックスで不溶性になるはずで ある。これが前記及び後記で用いられるような“不溶性“の意味である。
使用してよい本質的に非揮発性のポリアルキルシロキサン液としては、例えば2 5℃で約5〜600,000センチストークス範囲内の粘度を有するポリジメチ ルシロキサンがある。これらのシロキサンは、例えばビスヵシル(Viscas il)シリーズとしてゼネラル・エレクトリック社(General Elec tric Company)及びダウ・コーニング(Day Cornlng)  200シリーズとしてダウ・コーニングから市販されている。粘度は1970 年7月20日にダウ・コーニング社試験法CTMOOO4で記載されたようなガ ラスキャピラリー粘度計により測定することができる。好ましくは粘度は約35 0〜約100,000センチストークスの範囲内である。
使用してよい本質的に非揮発性のポリアルキルアリールシロキサン液としては、 例えば25℃で約15〜30.000センチストークスの粘度を有するポリメチ ルフェニルシロキサンがある。これらのシロキサンは、例えば5F1075メチ ルフエニル液としてゼネラル◆エレクトリック社又は556化粧品グレード液( Cosmetic Grade Fluid)としてダウ・コーニングから市販 されている。
使用してよい本質的に非揮発性のポリエーテルシロキサンコポリマーは例えばポ リプロピレンオキシド改質ジメチルポリシロキサン(例えば、ダウ・コーニング DC−1248)であるが、エチレンオキシドも使用してよい。
適切なシリコーン液について開示する参考文献としてはGeenの米国特許第2 .826.551号; Drakoffの1976年6月22日付米国特許第3 ,964,500号; Paderの米国特許第4.364.837号;Voo lstonの英国特許第849,433号明細書がある。
これら特許のすべてが参考のためここに組み込まれる。
1984年にペトシーチ・システムズ社(PetrarchSystems、  Inc、)により配布された5ilicon Compounds(ケイ素化合 物)も参考のためここに組み込まれる。この参考文献は適切なシリコーン物質の 非常に良いリストを提供する。
良い乾燥コーミング性を付与する上で本組成物で有用なもう1つのシリコーン物 質はシリコーンゴムである。
シリコーンゴムは5pitzerらの1979年5月1日付米国特許第4.15 2.416号及びNo1l、Valter。
Chemistry and Technology of’ 5ilicon es(シリコーンの化学及び技術)、New York:Academic P ress 1988を含めてペトシーチ及びその他により記載されている。ゼネ ラル・エレクトリック・シリコーンゴム製品データシート5E30.5E33. 5E54及び5E76もシリコーンゴムについて記載している。これらの記載さ れた参考文献のすべてが参考のためここに組み込まれる。′シリコーンゴム”物 質とは約200.000〜約1.000,000の質量分子量を有する高分子量 ポリジオルガノシロキサンを表す。具体例としてはポリジメチルシロキサン、( ポリジメチルシロキサン)(メチルとニルシロキサン)コポリマー、ポリ(ジメ チルシロキサン)(ジフェニル)(メチルビニルシロキサン)コポリマー及びそ れらの混合物がある。
シリコーンへアコンディショニング剤は典型的には本タイプの組成物中に少くと も約0.05〜約10%(vt、)、好ましくは約0.2〜約7%、更に好まし くは約0.5〜約5%のレベルで及び一部の組成物では約1〜約2%の好ましい レベルで用いられる。シリコーンは以下で更に詳細に開示されるように典型的に は懸濁化剤と組合せて用いられる。
ここで有用な他のヘアコンディショニング剤としてはシャンプー及びヘアコンデ ィショナーの処方者に周知の様々な四級アンモニウム及びアミン化合物がある。
このような物質の非限定例としてはトリ長鎖アルキルモノ短鎖アルキル四級アン モニウム塩及びトリ長鎖アミンがある。“長”とは炭素原子約8〜約22を有す ることを意味し、一方“短”とは炭素原子約1〜約4を有するアルキルを含む。
好ましい物質はトリセチルメチルアンモニウムクロリドである。プロミド及びヨ ーシトのような他のハライド又は硫酸メチルのような有機基も塩を形成するため に用いてよい。他の具体的な化合物としてはトリCメチルアンモニウムクロリド 、トリ(イソデシル)アミン及びトリC13アミンがある。四級化合物又はアミ ンは約0.1〜約4%、好ましくは約0.25〜約2%のレベルで用いられる。
3、抗ふけ剤 様々な物質がふけ症として通常知られるフレーキング(「taking)があり 時々かゆみのある症状を除くか又はその形成を防止する使用に関して文献で示さ れている。いかなるこのような抗ふけ剤も処方者の希望に従いここで使用できる ことが理解される。現在、ピリジンチオン塩及びセレン化合物に基づく抗ふけ剤 がむしろ広く使用されており、このような物質がここでは好ましい。ピリジンチ オン塩が本発明の実施にとり使用上特に好ましい。
シャンプー及びヘアリンスにおいて抗ふけ剤としてピリジンチオン塩の使用は周 知である。Karstenらの1966年2月22日付米国特許第3,236, 733号明細書はこのような塩を含有した洗浄組成物について開示しているo  Barnett、B、L、、et al、”5tructura+Charac terizatton or B15(N−oxypyrizine−2−th ionato)Zinc(It)”(ビス(N−オキシピリジン−2−チオナト )亜鉛(11)の構造的特徴)、Inorganic Chemistry、1 6.1834゜(1977)はクロロホルム又はジメチルスルホキシドからの亜 鉛ピリジンチオン結晶の再結晶化について開示している。ピリジンチオン塩につ いて開示する他の参考文献はBernsteinらの1967年10月15日付 米国特許第2゜809.971号; Parranの1973年8月21日付米 国特許第3,753,916号; Parranの1973年9月25日付米国 特許第3.761.418号明細書である。
本発明では例えば1−ヒドロキシ−2−ピリジンチオンの重金属、マグネシウム 又はアルミニウム塩を使用できる。勿論関与する金属の原子価に応じて、化合物 中に2以上のピリジンチオン環が存在してもよい。適切な重金属としては亜鉛、 スズ、カドミウム及びジルコニウムがある。このような物質の特に好ましい小板 形は米国特許第4,379,753号及び第4,345,080号明細書で開示 されている。
当業者で知られる他の抗ふけ剤もここで使用できる。
ピリジンチオン物質の非制限例としては様々なセレン化合物、特に硫化セレンの ような無機セレン化合物がある。
オクトビロックス(OCTOPIROX)のような市販物質も使用できる。
抗ふけ剤は典型的には本タイプの組成物中に少くとも約0.1〜約4%(vt、 ) 、好ましくは約0.2〜約2.0%のレベルで及び一部の組成物では約1〜 約2%の好ましいレベルで用いられる。抗ふけ剤の混合物もここでは使用できる 。
4、ヘアスタイリング剤 ヘアスタイリング剤は洗った髪を特定の形に留める上でユーザーに役立つように 考えられた物質の種類からなる。一般に、スタイル保持はヘア構造の永続的な化 学的変更(“パーマネントウェービング)又はヘアスタイル/形の一時的変更の いずれかで行われる。当業界で知られるように、様々なリンス及びゴム類が一時 的スタイリング効果を付与するために使用されてきた。本発明の実施により、こ のような一時的スタイリングが達成できる。ここで用いられるスタイリング剤は シャンプー適合性ポリマーを含むが、これは一般に疎水性モノマーのホモポリマ ー又はコポリマーである。一方、ここでスタイリング剤として有用な親水性ポリ マーは親水性モノマー、疎水性モノマー又はそれらの混合物のコポリマーである 。
様々なヘアセツティングポリマーがスタイリング剤として使用上知られ、ここで 使用できる。ヘアスタイリング製品で有用といわれる多数のポリマーはポリマー 鎖中に3種、4種及びそれ以上の異なるモノマーを混在させた多成分ポリマーで ある。多くの場合、モノマー成分の1つはビニルピロリドンである。このような 複合ポリマー系の例は1965年12年子2月で発行されたGrosser’ら の米国特許第3,222.329号;1971年5月4日付で発行されたKub otらの米国特許第3,577.517号:1977年3月15日付で発行され たFarberの米国゛特許第4,012,501号:1981年6月9日付で 発行されたPapantoniou及びMondetの米国特許第4,272. 511号;及び1980年4月1日付で発行されたGeh■anらの米国特許第 4,196.190号明細書でみられる。
ヘアスタイリング組成物で有用といわれるブロックポリマーのような他のポリマ ーも開示されている。このようなブロックポリマー系の例は1975年9月23 日付で発行されたCa1Vertらの米国特許第3.907,984号;197 7年6月21日付で発行されたPapanton jouらの米国特許第4,0 30,512号:及び1981年8月11日付で発行されたJacquetらの 米国特許第4,283,384号明細書でみられ、る。
ある範囲内で水溶性を有するある好ましいスタイリングポリマーはシャンプーか ら放出された場合に最良のヘアスタイリング効果を発揮することがわかった。こ のような独特なスタイリングポリマーは比較的低い水溶性である。更に詳しくは 、これらのポリマーは約8,5〜約12.0、好ましくは約9.5〜約11.5 、最も好ましくは約11〜約11.5の溶解パラメーターδ(δ単、1/2 位は (cat/crn) に相当する)を有する。
溶解パラメーターはPolymer Handbook (ポリマーハンドブッ ク) 、3rd Ed、(John Wiley and 5ons、Nev  York)、J。
Brandrup 及びE、H,Immergut、Chapter Vll、 pp、519−559において凝集エネルギー密度の平方根として定義され、物 質の分子間の誘引強度について表す。溶解パラメーターは直接測定、他の物理的 性質との相互関係又は間接的計算により決定してもよい。このようなポリマーの 溶解パラメーターは引用された参考文献のセクション2.3で524−526頁 に記載されるような基寄与の間接的計算により決定できる。
この範囲内で水溶性を有するスタイリングポリマーは分散液相としてシャンプー 組成物中に下記のようなポリマー溶媒で分散されうる。こうした処方物はシャン プー組成物からヘア上にスタイリングポリマーを最大に沈着させる。この範囲の 上限で溶解パラメーターを有するスタイリングポリマーは本シャンプー組成物に それら自体で可溶性である。これらのポリマーが(下記のような)本発明のポリ マー溶媒と混合され、しかる後シャンプー組成物に分散された場合、それらは分 散液相として組成物中に留まる。
ここで好ましいスタイリングポリマーは少くとも1種の重合性疎水性モノマーを 含む。そのポリマーは疎水性モノマーのホモポリマーでも又はコポリマーであっ てもよい。一方、スタイリングポリマーは親水性モノマー及び疎水性モノマーの コポリマーでも又はその混合物であってもよい。このため、このようなヘアスタ イリングポリマーは重合性親水性モノマー(MA)又はその混合物0〜約30% と重合性疎水性モノマー(MB)又はその混合物約70〜約100%からなる。
勿論、スタイリングポリマーがM モノマー及びMsモノマーの双方からなる場 合、そのモノマーは互いに共重合できねばならない。ポリマーが親水性モノマー を含む場合、下記関係も更に成立しなければならない: %MA −(δs −6,7) X 5.5B±t。
上記においてMAは親水性モノマーであり、δSは(下記のような)ポリマー溶 媒成分の溶解パラメーターである(%MAが0以下として計算される場合、親水 性モノマーはコポリマー中に含有されない)。好ましくは、その関係は下記のと おりである: %MA−(δs −8,7) X 5.5B±3このようなスタイリングポリマ ーで好ましい親水性七ツマ−としてはアクリル酸、メタクリル酸、N、N−ジメ チルアクリルアミド、ジメチルアミノエチルメタクリレート、メタクリルアミド 、N−t−ブチルアクリルアミド、マレイン酸、無水マレイン酸及びその半エス テル、クロトン酸、イタコン酸、アクリルアミド、アクリレートアルコール類、 ヒドロキシエチルメタクリレート、ビニルピロリドン、(メチルビニルエーテル のような)ビニルエーテル類、マレイミド類、ビニルピリジン、ビニルイミダゾ ール、他の極性ビニルへテロ環類、スチレンスルホネート、アリルアルコール、 ビニルアルコール(重合後に酢酸ビニルの加水分解により製造される)、ビニル カプロラクタム並びにそれらの混合物がある。
このようなスタイリングポリマーで好ましい疎水性モノマーとしてはメタノール 、エタノール、1−プロパツール、2−プロパツール、1−ブタノール、2−メ チル−1−プロパツール、1−ペンタノール、2−ペンタノール、3−ペンタノ ール、2−メチル−1−ブタノール、1−メチル−1−ブタノール、3−メチル −1−ブタノール、]−]メチルー1−ペンタノール2−メチル−1=ペンタノ ール、3−メチル−1−ペンタノール、1−ブタノール、シクロヘキサノール、 ネオデカノール、2−エチル−1−ブタノール、3−ヘプタツール、ベンジルア ルコール、2−オクタツール、6−メチル−1−ヘプタツール、2−エチル−1 −ヘキサノール、3,5−ジメチル−1−ヘキサノール、3,5.5−トリメチ ル−1−ヘキサノール、1−デカノール等のようなC1−〇18アルコールのア クリル又はメタクリル酸エステル(アルコール類は約1〜18の炭素原子を有し 、炭素原子の平均数は約4〜12である);スチレン:ポリスチレンマクロマー ;酢酸ビニル;塩化ビニル;塩化ビニリデン;プロピオン酸ビニル;α−メチル スチレン;t−ブチルスチレン;ブタジェン;シクロへキサジエン;エチレン; プロピレン;ビニルトルエン;メトキシエチルメタクリレート;及びそれらの混 合物がある。
スタイル保持に関するこのようなヘアスタイリングポリマーの最良性能は、スタ イリングポリマーの重量平均分子量が約5,000〜約1,000,000、好 ましくは約10,000〜約100,000であって、スタイリングポリマーの ガラス転移温度Tg(即ち、ポリマーが脆いガラス質状態から可塑状態に変化す るときの温度)が約−20℃以上、好ましくは約0〜約80℃、最も好ましくは 約20〜約60℃である場合に生じる。
シャンプー系から望ましい沈着/スタイリング効果を発揮させる具体的なスタイ リングポリマーは下記のとおりである:ビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマ ー(ビニルピロリドン約30重量%以内の比率);酢酸ビニルホモポリマー;ア クリル酸t−ブチルホモポリマー;t−ブチルスチレン/メタクリル酸エチルへ キシルコポリマー(重量で50150) ;ジメチルアクリルアミド/アクリル 酸t−ブチル/メタクリル酸エチルヘキシルコポリマー(10/45/45)  ;エチレン/酢酸ビニルコポリマー(12,5/87.5) ;アリルアルコー ル/スチレンコポリマー(19/81);塩化ビニル/酢酸ビニルコポリマー( 1113/17以下):ビニルピロリドン/酢酸ビニル/アクリル酸ブチルコポ リマー(10/7g/12及び10/70/20) :ビニルピロリドン/酢酸 ビニル/アクリル酸ブチル/スチレンスルホン酸コポリマー(10/70/15 15) ;ビニルピロリドン/プロピオン酸ビニルコポリマー(5/95) ; ビニルカプロラクタム/酢酸ビニルコポリ7− (5/95) :チバガイギー (C1ba Geigy)から商品名ウルトラホールド8 (Ultrahol d 8■)として販売されるスタイリング樹脂(アクリル酸エチル/アクリル酸 /N−t−ブチルアクリルアミドコポリマー)、ナショナル・スターチ(Nat ional 5tarch)のレジン28−1310 (Resyn 2g−1 310o)及びBASFのルビセットCへ〇B(Luviset GA [16 ■)(酢酸ビニル/クロトン酸コポリマー90/10) ; B A S Fの ルビセットCAP■(酢酸ビニル/プロピオン酸ビニル/クロトン酸50/40 /10) ;ナショナル・スターチのレジン2g−29300(酢酸ビニル/ネ オデカン酸ビニル/クロトン酸コポリマー)。本シャンプーで使用上鏝も好まし いコポリマーは多くて30%のビニルピロリドンを含有し、好ましくは約5/9 5の重量比でモノマーを含有するビニルピロリドン及び酢酸ビニルのコポリマー である。
ポリマースタイリング剤は約0.2〜約20%のレベル、好ましくは約2〜約6 %のレベルで本発明のシャンプー中に存在する。スタイリングポリマー約0.2 %未満のレベルのとき望ましいヘアスタイル保持効果は達成できず、スタイリン グポリマー約20%を超えるレベルのときシャンプー使用特性の干渉がおきる。
本シャンプー組成物で処方されるスタイリングポリマーはヘアスタイリング効果 を発揮する。このような効果としてはスタイル形成及びスタイル維持の容易性が ある。
本組成物はある程度の再スタイリング効果も示す。即ち、ヘアが洗髪されてスタ イリングされた後に、そのヘアはヘアのコーミング、ブラッシング又は簡単なフ ラットニングのような力に付された後でもスタイルを“思い起こポリマースタイ リング剤と共にシャンプーで用いられる追加成分はスタイリングポリマー用の溶 媒又は希釈液である。溶媒はポリマーがシャンプー組成物中に分散されうるよう にそれを希釈する上で用いられる。溶媒はへア上に沈着されたポリマーをヘア乾 燥及びスタイリングプロセスで更に粘着性とすることによりスタイル形成させる 上でも役立つ。一部のポリマーの場合、ポリマー溶媒はポリマーの水溶性と比較 して水に低い溶解性を有しなければならない。本シャンプー組成物で使用上選択 される具体的なポリマーは利用される特定の溶媒に可溶性でなければならない。
これはシャンプー組成物中における分散液相としてポリマー/溶媒混合物の分散 及びその分散第二相の維持を可能にする。ポリマー溶媒は約7〜約12.5、好 ましくは約8〜約10の溶解パラメーターδSを有する。溶媒の溶解パラメータ ーは直接測定により通常決定される(本発明の溶媒に関するδSの値は前記参考 文献ポリマーハンドブックにおいて表3.1及び3.2から引用される)。この 溶解範囲の上限にはシャンプーベース単独に分散された場合に可溶性である溶媒 物質を含む。しかしながら、これらの溶媒がシャンプー組成物への分散前に前記 タイプの好ましいポリマーとプレミックスされた場合、それらはポリマー相中に 留まり、即ちシャンプーベースに溶解しない。
ポリマー溶媒も揮発性でなければならない。ヘア上にポリマー/溶媒混合物が沈 着されると、溶媒は揮発されてヘア上にスタイリングポリマーのみを残し、こう して最大のスタイリング効果を発揮する。通常、ポリマー溶媒は約300℃以下 の沸点を有する。
加えて、ポリマー溶媒は通常の使用状況下でヘアにスタイリング効果を付与する ポリマーの能力を実質上低下させるようにポリマースタイリング剤と相互作用し てはならない。溶媒は勿論ヒトヘアへの投与にそれらを適合させるほど十分高い 純度及び十分低い毒性でなければならない。
本発明で有用とわかった具体的なポリマー溶媒物質としてはイソプロ°パノール 、ブチルアルコール、アミルアルコール、フェニルエタノール、ベンジルアルコ ール、フェニルプロパツール、酪酸エチル、酪酸イソプロピル、フタル酸ジエチ ル、フェニルエチルジメチルカルビノール、6−アセトキシヘキサン酸エチル、 (2−ペンタニル−3−オキシ)シクロペンチル酢酸メチル及びそれらの混合物 がある。ここで使用上好ましい溶媒はフタル酸ジエチル、フェニルエチルジメチ ルカルビノール、6−アセトキシヘキサン酸エチル及びそれらの混合物である。
本シャンプー組成物で用いられる溶媒の量はポリマーを溶解させてそれをシャン プー組成物中で分離液相として分散させる上で十分な量である。通常的0.2〜 約20%、好ましくは約2〜約6%のポリマー溶媒が用いられる。約0.2%未 満の溶媒レベルのときポリマーは十分に希釈できず、約20%を超える溶媒レベ ルのときシャンプー使用特性は否定的な影響をうける。本組成物におけるポリマ ー対溶媒の比率は約10:90〜約80 : 20、好ましくは約40 : 6 0〜約60:40殺シラミ剤(抗シラミ剤)は規則的洗髪又は他の状態が侵襲を 起こさせる状況下で遍在しうるシラミ侵襲をコントロールするためシャンプー組 成物に加えることができる。いかなるこのような抗シラミ剤も処方者の希望に従 いここで使用しうろことが理解される。
シラミコントロール用の生物活性剤は当業界で周知である。リンダン(γ−ベン ゼンへキサクロリド)、相乗化天然ピレトリン類及びビレトロイド類として知ら れる合成化合物はすべてシラミ処理組成物中で殺シラミ剤として用いられてきた 。しかしながら、リンダンは安全性に乏しくてシラミはそれに対して有意度の耐 性を獲得してきたため、天然ピレトリン類及び合成ビレトロイド類が殺シラミ及 び殺卵組成物で使用のため現在ルーチンに選択される。
天然ピレトリン類は天然殺虫キク化の抽出物から得られ、1930年代初期から 用いられてきた。1986年8月20日付で公開された欧州特許出願箱191, 236号;1988年4月6日付で公開され、た欧州特許出願箱262,885 号;及び1981年7月22日付で公開された英国特許出願節1,593,60 1号明細書はすべてシラミを処理するため天然ピレトリン類の使用について開示 している。1987年5月26日付で発行されたA11anの米国特許第4.6 68,666号明細書は天然ピレトリンが頻繁な追従処理を要すると述べている が、その理由はその乏しい環境安定性のせいで短期残留作用しか示さないためで ある。
合成ビレトロイド類はキク化がほぼ入手不能になった第二次世界大戦中にポピユ ラーになった。より低価格で利用しうろこと以外に、それらは天然産物よりもや や安定であった。
昆虫に対する天然及び合成双方の殺シラミ剤の毒性はCIements、May 及びPe5tj、The Actions of Pyrethroidsup on the Peripheral Nervous System and  AssociatedOrgans in the Locust(バッタの 末梢神経系及び関連器官に対するビレトロイド類の作用)、8 Pe5ticl deScience、861−680 (1977)で記載されている。
天然膜シラミ剤よりも通常シラミに対して有効であるが、一部の合成活性剤は処 理される主体に対してより毒性である。ユーザーに対する安全性リスクを減少さ せるため抗シラミ組成物は天然及び合成膜シラミ剤の組合せで処方される。その 組合せは、天然ピレトリン類が合成ビレトロイド類にはできないある神経応答メ カニズムに影響を与えることが知られているため、最も有効であると考えられる 。A11anの米国特許第4.668,666号明細書は約5=1〜約1:5で 天然ピレトリン類及び合成ビレトロイド類の組合せを含有した抗シラミ処理組成 物について開示している。しかしながら、これらの組成物は比較的不安定であり 、活性剤は環境要素による不゛ 安定化を最少に抑えるためアリールシロキサン ポリマーでカプセル化されねばならない。このため、アリールシロキサンポリマ ーはある程度の組成安定性を得る上でAlJanの組成物中における必須成分で ある。しかしながら、シロキサン単独の使用であっても38℃以上の温度でシャ ンプー、ローション及びコンディショナーのようなヘア処理組成物において活性 剤の分離を防止しない。
これはシラミ侵襲が最もはやる熱帯地方において特別な問題である。活性剤が分 離すると、それらはローション、シャンプー又はコンディショナー中に再配合で きず、それにより組成物の安全性及び有効性に否定的な影響を与える。
ここで使用上好ましい殺シラミ剤は(a)合成ビレトロイド及び(b)天然ピレ トリンからなり、その場合にピート0イド対ピレトリンの重量比は約6:1〜約 10=1、好ましくは約7;1〜約9=1、最も好ましくは約9.1である。こ れらの比率において、ヘア処理組成物は特に高貯蔵温度で安定である。
キク花頭部から得られる天然ピレトリン類はシクロペンテノロンアルコール類( ビレトロロン、シネロロン及びジャスモロン)とクリサンテム酸又はピレトリン 酸との組合せにより形成されるエステルである。多数の可能な異性体が存在する が、天然ピレトリン類はカルボン酸のトランス形の定常的な右旋性異性体である 。天然ピレトリン活性剤は6つの異なるエステル:シネリン11シネリンI!、 ピレトリン酸、ピレトリンI+、ジャスモリンI及びジャスモリン11から本質 的になる。ピレトリンI及びピレトリン11は上記活性剤でみられるエステルの 約70%である。それらの化学構造は以下である:上記式中ピレトリンIはR− CH3を有し、ピレトリン11はR−COOCH3を有する。
天然ピレトリン類の合成アナログはここでは合成ビレトロイド類と呼ばれる。こ れらの合成有機化合物はフェニル酢酸エステルとクリサンテム酸のジクロロビニ ルアナログのエステルを組合せることにより得られる。好ましい合成ビレトロイ ド類としてはフェノトリン、ペルメトリン及びそれらの混合物がある。これらの 化合物は下記の基本的化学構造を有する: 上記式中フェノトリンはR−CH3を有し、ペルメトリンはR−CIを有する。
前記混合物は典型的には本シャンプー中に約0.1〜約2.5%(vt、) 、 好ましくは約0.25〜約1.5%、最も好ましくは約0.5%のレベルで用い られる。
場合により、ピペロニルブトキシドも約1〜約5%のレベルで混合活性剤と共に 含有させてよい。ピペロニルブトキシドはシラミによる上記活性剤に対する耐性 の獲得を阻害するため活性剤と共に含有される既知添加剤で前記のように、本シ ャンプー組成物で用いられる様々な効能成分は増粘剤と組合せて用いられること が有利である。実際に、実質上均一に懸濁されるシャンプー中におけるピリジン チオン亜鉛小板、シリコーン粒子又は液滴等のような物質の懸濁はこれら成分に 伴う望ましい効能特性を発揮させる上で役立つ。上記懸濁化剤は1/21を用い てlrp■、26.7℃で1分間にわたりウェルズ−ブルックフィールド(we l l5−Brookf 1eld)粘度計、モデルRVT DV−CP−2, DV−11,モデル−ニア −ンCP−52テ測定した場合に組成物の粘度を約 8000〜約20,000cpにする上で典型的に用いられる。勿論、これは処 方者の希望に従い変えることができる。
キサンタンガムは例えばシリコーン液を懸濁させるため本組成物で使用できる懸 濁化剤である。この生合成ガム物質は市販され、分子量百方以上のへテロ多糖で ある。
それは2.8+2.O:2.Oのモル比でD−グルコース、D−マンノース及び D−グルクロネートを含む。多糖は4.7%アセチルで部分的にアセチル化され る。この情報はVhistler、Roy L、Editor、Industr ial Gums−Polysaccharldes and Their D erivatives(工業用ガム−多糖及びそれらの誘導体)、Nev Yo rk:Acadesic Press。
1973でみられる。メルク社(Merck & Co、、Inc、)の事業部 、ケルコ(Kelco)はケルトロール(KELTROL)としてキサンタンガ ムを供給している。そのガムは本発明の組成物中において典型的には約0.4〜 約3%、好ましくは約0゜6〜約1.2%のレベルで用いられる。
本組成物で有用な他の懸濁化剤はいくつかの長鎖アシル誘導体物質のいずれか又 はこのような物質の混合物である。炭素原子約16〜約22を有する脂肪酸のエ チレングリコールエステルが含まれる。モノ及びジステアレート双方のエチレン グリコールステアレート(“EGDS”)、特に約7%以下のモノステアレート を含むジステアレートが好ましい。有用とわかった他の懸濁化剤は炭素原子約1 6〜約22、好ましくは炭素原予約16〜18を有する脂肪酸のアルカノールア ミドである。好ましいアルカノールアミドはステアリルモノエタノールアミド、 ステアリルジェタノールアミド、ステアリルモノイソプロパノ−ルアミド及びス テアリルモノエタノールアミドステアレートである。更に他の適切な非アシル誘 導体懸濁化剤はステアリルジメチルアミンオキシドのようなアルキル(C)ジメ チルアミンオキシドである。
アシルもしくは非アシル懸濁化剤又はその剤の混合物は典型的には約0.4〜約 5%、好ましくは約0.5〜約3.0%のレベルで用いられる。懸濁化剤、特に EGDSはシリコーン物質の懸濁化を助けてバールエツセンス外観を製品に与え る上で役立つ。
7、任意補助界面活性剤 シャンプーはここで任意だが、但し好ましくはポリヒドロキシ脂肪酸アミドに加 えて界面活性剤を含有する。
様々な界面活性剤がシャンプー使用に関して文献で示されており、いかなるこの ような界面活性剤も処方者の希望に従いここで使用できる。リストとして“マツ 力チエオンのインデックス+(McCutcheon’s Index)のよう な標準テキストを参照できるため、網羅的なリストはここで示さない。しかしな がら、処方者を助けるため制限としてではなく下記の適切な補助界面活性剤が挙 げられる二C−〇 脂肪酸のナトリウムカリウム及びトリエタノ122〇 一ルアンモニウム塩を含めた石鹸、C−Cアルキルサルフェート、アルキルエト キシサルフェート及びアルキルフェノールエチレンオキシドエーテルサルフェー トのナトリウムカリウム及びトリエタノールアンモニウム塩;ノニオン系界面活 性剤、特にココナツアルコールエトキシレート:アルキルベタイン類等。
ここで特に好ましい補助界面活性剤は少くとも2、好ましくは3以上のエトキシ 単位でエトキシル化されたC −Cアルキルエーテルサルフェートである。ココ ナラアルキル(Eo)3サルフエートのアンモニウム塩が特に好ましい。
補助界面活性剤はシャンプー組成物中で典型的には約1.0〜約20%(vt、 ) 、好ましくは約3〜約9%のレベルで用いられる。
補助界面活性剤対ポリヒドロキシ脂肪酸アミドの好ましい重量比は約5:1〜約 1:2の範囲である。
8、液体キャリア 組成物はここで液体、増粘化液体又はゲルの形をとることができる。水がキャリ ア液体として通常用いられ、典型的には約20〜約95%(vt、)のレベルで 存在する。
9、任意成分 シャンプーはここでこのような組成物を更に許容しうるちのにする上で適した様 々な非必須任意成分を含有することができる。このような慣用的任意成分、例え ばベンジルアルコール、メチルパラベン、プロピルパラベン及びイミダゾリジニ ル尿素のような保存剤;ラウリルトリメチルアンモニウムクロリド、セチルトリ メチルアンモニウムクロリド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロリ ド及びジ(部分的水素添加獣脂)ジメチルアンモニウムクロリドのような他のカ チオン系界面活性剤:長鎖脂肪酸のジェタノールアミド(例えば、コカミドME A)、アミンオキシド、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのブロックポ リマー、例えばBAS Fヤンドソト(BASP W)’andotte)によ り供与されるプルロニック(Pluronic) F 88、脂肪アルコール、 例えばセテアリルアルコール、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、ポリビニルア ルコール及びエチルアルコールのような増粘剤及び粘度調整剤;リン酸−ナトリ ウム及びリン酸クエン酸二ナトリウム、コハク酸、リン酸、水酸化ナトリウム、 炭酸ナトリウム等のようなpH調整剤;香料;色素;エチレンジアミン四酢酸二 ナトリウムのような金属イオン封鎖剤は当業者に周知である。このような剤は組 成物中重量で通常的0.01〜約10%、好ましくは約0.5〜約5.0%のレ ベルで個別的に用いられる。
本発明のある組成物においてもう1つの任意成分及び使用上好ましい成分は揮発 性シリコーン又は非水溶性炭化水素である。これらの剤は参考のためここに組み 込まれるR、E、Bolich、Jr、の1984年9月18日付米国特許第4 .472,375号明細書で開示されている。これらの剤は高分子量非揮発性シ リコーンが用いられる製品中でこのようなシリコーンを分散させるのに役立つ。
これらの剤は約0.1〜約5%のレベルで用いられる。
本組成物のpHは4〜約10の範囲内である。
下記例は本発明の実施について更に説明するが、但しそれに限定するわけではな い。
例工 典型的合成は下記のとおりであり、本シャンプー組成物用のN−メチル−N−グ ルコシルラウラミド界面活性剤の製造プロセスについて例示する。熟線化学者は 装置配置を変えることができるが、ここで使用上1つの適した装置はモーター駆 動パドルスターシーと反応媒体と接触しうるほど十分長い温度計を装備した31 四首フラスコからなる。そのフラスコの他の2つの首は窒素スィーパ−及び広径 サイドアーム(注意:広径サイドアームは非常に急速なメタノール放出のケース に重要である)で装備され、それに効率的回収コンデンサー及び真空出口が連結 される。後者は窒素ブリード及び真空ゲージに、しかる後アスピレータ−及びト ラップに連結される。反応液を加熱するために用いられる可変変換器温度コント ローラー装備500ワツト加熱マントル〔“バリアツク”(Variac)]は 反応液の温度を更にコントロールするためそれが容易に上昇又は下降されるよう にラブ−ジャック(jab−jack)上に置かれる。
N−メチルグルカミン(195g、1.0モル、アルドリッチ(Aldrich )、M4700−0 ]及びラウリン酸メチル〔ブロクター&ギャンブルCPr octer & Gamble)CE1270.220.9g、1.0モル〕を フラスコにいれる。固体/液体混合物を窒素掃射下で攪拌しながら加熱して溶融 物を形成させる(約25分間)。溶融温度が145℃に達したとき、触媒〔無水 粉末炭酸ナトリウム、10.5g、0.1モル、J、T、ベーカ−(J、T、B aker) )を加える。
窒素掃射を止め、アスピレータ−及び窒素ブリードを調整して5インチ(5/3 1at■)Hg真空にする。このときから、反応温度はバリアツクを調整し及び /又はマントルを上昇又は下降することにより150℃に保つ。
7分以内に、最初のメタノールバブルが反応混合液のメニスカスで認められる。
激しい反応がすぐに続く。メタノールはその速度が静まるまで留去する。次いで 約10インチHg (10/31ati)真空となるよう真空度を調整する。真 空度を大体次のように増加させる(分間でイン千Hg):3で10.7で20. 10で25゜メタノール放出開始から11分で、加熱及び攪拌を一部の発泡と同 時に中止する。TLCによる分析はこの時点でプロセスが完了したことを示す。
反応生成物を冷却し、固化させる。アルキルN−メチルグルカミド生成物は01 □H23C(0)N(CH3’) C)12(CHOH)、 C)120Hから なり、ここで用いられるポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤を代表する。
同様に、各々ココナツ油(好ましい)、パーム油及び大豆油に由来する脂肪酸( 特にC−C酸)混合物のメチルエステルを前記方法で反応させて、ここで使用さ れるポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤(混合アルキルN−メチルグルカミ ド)を得る。
例■1 コンディショニングシャンプーは下記のとおりである。
記載された製造方法はここで他のシャンプー組成物を製造する上でも通常許容さ れる。しかしながら、シャンプー処方者は製造方法上バリエーションが可能であ ることを認識している。
成 分 重量% エチレングリコールジステアレート 3.0ジメチコン21.0 塩化アンモニウム 3.00 トリセチルメチルアンモニウムクロリド 0.50セチルアルコール 0.42 ステアリルアルコール 0.18 クエン酸 0.16 香料 0.65 保存剤(GLYDANT) 5ppm 水(二重逆浸透) 残部 1例Iて製造 2シリコーンゴム:シリコーン液の1 : 1 (vt、) 混合物典型的製造 操作においてシリコーンへアコンディショニング剤を含有するプレミックスを製 造する。そのプレミックスは170″F(77℃)±10″に加熱されたアルキ ルエトキンル化サルフェートを含み、これに同温度でステアリルアルコールの一 部を加え、しかる後これに同温度でセチルアルコールの一部を加え、最低約20 分間ミックスする。次いで温度をシリコーン添加前に180″F(82℃)に高 める。次いでシリコーンを180’F (82℃)±5″で加え、60分間ミッ クスする。
ミックスを170丁(77℃)±10°で水を用いて調製し、これに同温度で脂 肪酸ポリヒドロキシアミド界面活性剤を加え、次いでこれに同温度で一部のセチ ルアルコール及び一部のステアリルアルコールを各々加え、しかる後その温度で エチレングリコールジステアレートを加え、しかる後トリセチルメチルアンモニ ウムクロリドを加え、その温度で系を最底約11±3分間、典型的には約8〜約 35分間にわたりミックスする。シリコーンプレミックスを170″F(77℃ )±106で加える。
次いで保存剤を同温度で加え、ミックスを5〜30分間続ける。
次いで残余の成分を通常的80’F (27,5℃)で加え、最終製品を得る。
例I11 抗ふけシャンプーは下記のとおりである。
アンモニウムC12−18アルキルサルフエート 5.0アンモニウムCH−1 8アルキル(Eo)3サルフェート9.0エチレングリコールジステアレート  5.0ピリジンチオン亜鉛21.0 クエン酸ナトリウム 0.5 モノエタノールアミン 3.0 クエン酸 0.2 着色剤/香料 0.4 水 残部 例1■ ヘアスタイリングシャンプーは下記のとおりである。
成 分 重量% ラウリル硫酸アンモニウム 3.5 ナトリウムC14(EO)3サルフエート 8.5セチルアルコール 0.45 ステアリルアルコール 0.19 ココモノエタノールアミド 3.0 エチレングリコールジステアレート 3.0トリセチルメチルアンモニウムクロ リド 0.5フエニルエチルジメチルカルビノール 4.0香料 1.2 着色剤溶液 0,25 水 残部 1例Iで製造 例+Vのこの製品は最初にポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(5/95)コポ リマーをフェニルエチルジメチルカルビノールに溶解することにより製造する。
残余の成分を別の容器中で混合し、加熱及び攪拌する。次いでポリマー/溶媒混 合物を熱時又はそれらが冷却された後のいずれかで残余成分に加える。
例V 本発明の抗シラミシャンプー組成物は下記のとおりでアンモニウムココナツ(E O)3界面活性剤 10.0ココナツアルキルN−メチルグルカミド19.5コ コナツモノエタノールアミド 4.0エチレングリコールジステアレート 3. 0EDTA四ナトリウム 0.2 リン酸−ナトリウム 0.1 リン酸二ナトリウム 0.25 クエン酸 0.07 アンモニウムキシレンスルホネート 1.58天然ピレトリン 0.05 ペルメトリン20・45 水 100.00までq、s。
1例1に従い製造 2フエアフイールド・アメリカン社(FairfieldAmerican C ompany)から入手できる例Vの組成物を水と共にヘアに適用し、髪を標準 方式でシャンプーする。泡をヘア上に5〜30分間留め、しかる後それをリンス して除去する。
帆U 例1!の組成物を0.7%(vt、)のピリジンチオン亜鉛小板をそれに分散す ることにより修正し、混合コンディショニング/抗ふけシャンプーを得る。別の 様式において、硫化セレンを抗ふけ剤として1.5%レベルで用いる。
例Vl+ ここで用いられるポリヒドロキシ脂肪酸アミドを製造するための別法は下記のと おりである。脂肪酸メチルエステル(供給源:ブロクター&ギャンブルメチルエ ステルCE1270)84 、 87 g 、 N−メチル−D−グルカミン( 供給源:アルドリッチ・ケミカル社M4700−0)75 g 。
ナトリウムメトキシド(供給源:アルドリッチ・ケミカル社+8,499−2)  1 、 04 g及びメチルアルコール68゜51gからなる反応混合物を用 いる。反応容器は乾燥チューブ、コンデンサー及び撹拌棒を装備した標準還流装 置からなる。この操作において、N−メチルグルカミンをアルゴン下で攪拌しな がらメタノールと混ぜ、加熱をよくミックスしながら始める(撹拌棒;還流)。
15〜20分間後、溶液が望ましい温度に達したとき、エステル及びナトリウム メトキシド触媒を加える。サンプルを定期的に採取して反応の経過をモニターし たところ、溶液は63.5分間で完全に透明になることが注目される。
反応は事実上その時点でほぼ完了したと判断される。反応混合液を還流下で4時 間維持する。メタノールの除去後、回収された粗生成物は156.16gである 。真空乾燥及び精製後、全収量106.92gの精製生成物を回収する。しかし ながら、収率は反応過程全般にわたる規則的サンプリングが全収率値を無意味な ものにするためこれをベースにして計算できない。反応は80%及び90%の反 応剤濃度でも実施できる。
ここで改善された起泡性を有する組成物は起泡増強量(最終組成物中重量で典型 的には約0.5〜約10%、好ましくは約2.5〜約4%)のアルキルイミノジ プロピオネート又は゛アルキルアンホジアセテート” (例えば、ラウロアンホ カルボキシグリシネート)(双方の場合で典型的にはC−C範囲内のアルキル) 界面活性剤を用いて処方することができる。このような物質はデリファト(DE RIPHAT) 160及びミラノール(MIl?ANOL) H2Mとして市 販されている。
更に一般的には、このような界面活性剤はタイプR−NH(CH2)ncOOM のアルキルアミノアルカノエート、タイプR−N[(CH)ICOOMI 2の アルキルイミノジアルカノエート及びそれらの混合物を含む両性界面活性剤の既 知クラスに属する;上記式中n及びmは1〜4の整数、RはC−Cアルキル又は アルケニル、Mは水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又はア ルカノールアンモニウムである。
両性界面活性剤の好ましい例はとしてはn−アルキルアミノプロピオネート及び n−アルキルイミノジプロピオネートがある。このような物質はヘンケル(He nkel)により商品名ブリフット及びミラノール社によりミラティン(MIR ATAINB)として販売されている。N−ラウリル−β−アミノプロピオン酸 又はその塩、N−ラウリル−β−イミノジブロビオン酸(“ラウロイミノジプロ ピオネート”)(ブリフット180C)又はその塩及びそれらの混合物が本組成 物で使用上鏝も好ましい。“ココアンホジアセテート”もここで有用である。
本組成物中におけるアニオン系界面活性剤千両性界面活性剤の全レベルは好まし くは約5〜約20%、好ましくは約9〜約18%である。本組成物中におけるア ニオン系界面活性剤対両性界面活性剤の比率は通常約0.5=1〜約5=1であ る。下記例はこのタイプの組成物について示す。
例VII+ ピリチオン亜鉛 1.0 ラウレス−3硫酸アンモニウム 8.47ラウロイミノジブロビオネート 8. 5ココナツアルキルN−メチルグルヵミド 8.45エチレングリコールジステ アレート3.。
ステアリルアルコール 0.18 セチルアルコール 0.42 着色剤 0.04 水 残部 本ジメチコンーゼネラル・エレクトリック社本本保存剤−w、g、ブレース・ケ ミカル社(V、R,GraceChemical Company) oカソン (Kathon) (5p+)m)も使用してよい。
本本本組成物は0.55%のアンモニウムキシレンスルホネートも含有すること ができる。
以下はここで本発明を制限するためではなく、単にポリヒドロキシ脂肪酸アミド を用いる様々な洗浄組成物の製造に関して処方者により考えられる追加技術面を 更に説明するためである。
ポリヒドロキシ脂肪酸アミドが高塩基性又は高酸性条件下でそれらのアミド結合 のためにやや不安定になり易いことは容易に明らかとなるであろう。一部の分解 には耐えられるが、これらの物質は過度に長時間にわたり約11、好ましくは1 0以上のpHのみならず約3以下のpHにも付されないことが好ましい。最終製 品pH(液体)は典型的には7.0〜9.0である。
ポリヒドロキシ脂肪酸アミドの製造に際して、アミド結合を形成するために用い られる塩基触媒を少くとも部分的に中和することが典型的には必要である。いか なる酸もこの目的のため使用できるが、洗剤処方者であれば最終洗浄組成物で有 用かつ望ましいアニオンを与える酸を用いることが簡単かつ便利であると認識す るであろう。
例えば、クエン酸が中和目的で使用でき、生じるクエン酸イオン(約1%)は約 40%ポリヒドロキシ脂肪酸アミドスラリーと共に残存され、全体的洗剤製造プ ロセスの後の製造段階に供給される。オキシジコハク酸、ニトリロ三酢酸、エチ レンジアミン四酢酸、酒石酸/コハク酸等のような物質の酸形も同様に使用でき る。
ココナツアルキル脂肪酸(主にC−C)に由来するポリヒドロキシ脂肪酸アミド はそれらの獣脂アルキル(主にC−C)相当物よりも可溶性である。したがって 、C−C物質の方が液体組成物で処方する上でやや容易であり、冷水洗濯槽でよ り可溶性である。しかしながら、C−Cも特に温〜熱洗浄水が用いられる状況下 でかなり有用である。実際に、C−C物質はそれらのC−C相当物よりもよい洗 浄界面活性剤であろう。したがって、処方者は所定処方用に具体的なポリヒドロ キシ脂肪酸アミドを選択する場合に製造容易性VS、性能のバランスをとること を望むであろう。
ポリヒドロキシ脂肪酸アミドの溶解度が脂肪酸部分に不飽和点及び/又は分鎖化 を存することにより増加できることも明らかであろう。このため、オレイン酸及 びイソステアリン酸に由来するポリヒドロキシ脂肪酸アミドのような物質はそれ らのn−アルキル相当物よりも可溶性である。
同様に、三糖、三糖等から製造されるポリヒドロキシ脂肪酸アミドの溶解度はそ れらの単糖由来相当物質の溶解度よりも通常大きい。この大きな溶解度は液体組 成物を処方する場合に特に役立つ(マルトースに由来するポリヒドロキシ脂肪酸 アミドの製造は以下で記載されている)。
ポリヒドロキシ脂肪酸アミドは精製糖からだけでなく、加水分解デンプン、例え ばコーンスターチ、ポテトスターチ又は処方者により望まれる単糖、三糖等を含 むいずれか他の好都合な植物由来デンプンから製造してもよい。
これは経済的観点から特に重要である。このため、“高グルコース2コーンシロ ツプ、“高マルトース”コーンシロップ等が好都合かつ経済的に使用できる。脱 リグニン化加水分解セルロースバルブもポリヒドロキシ脂肪酸アミドの原料源を 供給する。
前記のように、マルトース、ラクトース等のような高級糖類に由来するポリヒド ロキシ脂肪酸アミドはそれらのグルコース相当物よりも可溶性である。更に、可 溶性のポリヒドロキシ脂肪酸アミドはどそれらの低可溶性相当物を様々な程度に 溶解させる上で役立つようである。
したがって、処方者は高グルコースコーンシロップを含む原料を使用することに 、例えば少量(例えば、1%以てもよい。一般に、得られるポリヒドロキシ脂肪 酸の混合物は“純粋な”グルコース由来ポリヒドロキシ脂肪酸アミドの場合より も広い温度及び濃度範囲にわたり更に好ましい溶解性を示す。このため、純粋な 糖反応剤よりもむしろ糖混合物を用いた場合の経済的利点に加えて、混合糖から 製造されるポリヒドロキシ脂肪酸アミドは性与えることができる。典型的には、 このような混合物の使用を選択する処方者は約4:1〜約99=1比の単糖(例 えば、グルコース)対三糖以上(例えば、マルトース)を有するポリヒドロキシ 脂肪酸アミド混合物を選択することが有利とわかるであろう。
脂肪エステル及びN−アルキルポリオールから好ましい非環式ポリヒドロキシ脂 肪酸アミドの製造は約30〜90℃、好ましくは約50〜80℃の温度において アルコール溶媒中で実施できる。グリコール溶媒は最終洗剤処方物で使用前に反 応生成物から完全に除去される必要がないため、1,2−プロピレングリコール 溶媒中でこのようなプロセスを行うことが処方者にとり便利であることがここで わかった。処方者はネオドール(NEODOL) 23EO6,5[シェル(S hell) )として市販されるようなエトキシル化(EO3−8) C−Cア ルコール等のエトキシル化アルコールからなる溶媒中30〜90℃でそのプロセ スをランすることも都合よいとわかるであろう。このようなエトキシレートが用 いられる場合、それらは実質量の非エトキシル化アルコールを含有しないことが 好ましく、実質量のモノエトキシル化アルコールを含有しないことが最も好まし い。
ポリヒドロキシ脂肪酸アミド自体の製造方法はここで発明の一部、を形成しない が、処方者は下記のようなポリヒドロキシ脂肪酸アミドの他の合成についても注 目できる。
典型的には、好ましい非環式ポリヒドロキシ脂肪酸アミドを製造するための工業 規模反応経路は以下からなるニステップ1−N−アルキルアミン及び糖の付加物 の形成しかる後触媒存在下における水素との反応により望ましい糖又は糖混合物 からN−アルキルポリヒドロキシアミン誘導体を製造する:次いでステップ2− 前記ポリヒドロキシアミンを好ましくは脂肪エステルと反応させてアミド結合を 形成させる。反応経路のステップ2で有用な様々なN−アルキルポリヒドロキシ アミンは様々な技術上開示されたプロセスにより製造できるが、下記プロセスが 便利であって、原料として経済的糖シロップを用いる。このようなシロップ原料 を用いた場合の最良結果にとり、製造業者は色がかなり薄いか又は好ましくはほ ぼ無色(“無色透明″)であるシロップを選択するべきであると理解されている 。
植物由来糖シロップから N−アルキルポリヒドロキシアミンの製造1、付加物形成−下記は標準プロセス であって、その場合に1以下のガードナーカラー(Gardner Co1or )を有する約55%グルコース溶液的420g (コーンシロップ−グルコース 約231g−約1.28モル)を約50%メチルアミン(メチルアミン59.5 g−1,92モル)水溶液約119gと反応させる。メチルアミン(MMA)溶 液をパージし、N2でシールドし、約10℃以下に冷却する。コーンシロップを パージし、約10〜20℃においてN2でシールドする。コーンシロップを示さ れたような所定反応温度でM M A溶液にゆっくりと加える。ガードナーカラ ーは所定の大体の時間■inで測定する。
上記データかられかるように、付加物に関するガードナーカラーは温度が約30 ℃以上に上昇するとかなり悪くなり、約50℃において付加物が7以下のガード ナーカラーを有する時間はわずか約30分間である。長い反応及び/又は保持時 間の場合、温度は約20℃以下であるべきである。ガードナーカラーは良好な色 のグルカミンにとり約7以下、好ましくは約4以下であるべきである。
付加物の形成のためより低い温度を用いた場合、付加物の実質的平衡濃度に達す る時間はより高いアミン対糖比の使用により短縮できる。1.5:1モル比の前 記アミン対糖の場合、平衡は約30℃の反応温度で約2時間で達する。1.2: 1モル比のとき、同条件下において、時間は少くとも約3時間である。良好な色 のため、アミン対糖比率、反応温度及び反応時間の組合せは例えば糖に対して約 90%以上、好ましくは約95%以上、更に好ましくは約99%以上の実質的平 衡変換率及び付加物に関して約7以下、好ましくは約4以下、更に好ましく・  は約1以下の色となるように選択される。
約20℃以下の反応温度で上記プロセスと示されたような異なるガードナーカラ ーのコーンシロップを用いた場合、MMA付加物の色は(実質的平衡に少くとも 約2時間で達した後)示されたとおりである。
コーンシロップ l l l 14 0 0 0+付加物 3 415 7/8 7/+1 1 2 1上記かられかるように、出発糖物質は一貫して許容される 付加物を有する上で極めて無色に近くなければならない。糖が約1のガードナー カラーを有する場合、付加物は時には許容され、時には許容されない。ガードナ ーカラーが1以上である場合、得られる付加物は許容されない。糖の初期色が良 くなるほど、付加物の色も良くなる。
++、水素反応−1以下のガードナーカラーを有する上記からの付加物を下記操 作に従い水素添加する。
水中付加物約539g及びユナイテッド・キャタリスト(United Cat alyst)G49B N i触媒約23.1gを1gオートクレーブに加え、 約20℃において200 psig(約14 kg/ cJ ) H2で2回パ ージする。N2圧力を約1400 psig (約98kg/d)に高め、温度 を約50℃に高める。次いで圧力を約1600 psig (約112 kg/ cd)に高め、温度を約3時間にわたり約50〜55℃に保つ。生成物はこの時 点で約95%水素添加されている。
次いで温度を約30分間かけて約85℃に高め、反応混合液をデカントし、触媒 を濾去する。生成物は水及びMMAの留去後に約95%N−メチルグルカミンの 白色粉末である。
上記操作をラネーNi触媒約23. 1gで繰返すが、但し下記変更を加える。
触媒を3回洗浄し、反応器を反応器中の触媒と共に200 ps i g H2 で2回パージし、反応器を1600 psig下H2で2時間加圧し、圧力を1 時間放出させ、反応器を1600psigに再加圧する。次いで付加物を200  pslg及び20℃の反応器中にいれ、反応器を上記のように200 psl gH2等でパージする。
得られた生成物は各ケースでN−メチルグルカミン約95%以上であり:グルカ ミンに対して約10pp−以下のNiを有し;約ガードナー2以下の溶液色を有 する。
粗製N−メチルグルカミンは短露出時間で約140℃に対して安定な色である。
低い糖分(約5%以下、好ましくは約1%以下)及び良好な色(約7ガードナー 以下、好ましくは約4以下、更に好ましくは約1以下)を有する良好な付加物を 有することが重要である。
もう1つの反応において、付加物は水中約50%メチルアミン約159gから開 始して製造するが、それを1<−ジして約10〜20℃においてN2てシールド する。
約70%コーンシロップ(はぼ無色透明)約330gを約50℃においてN2で 脱気し、約20℃以下の温度でメチルアミン溶液にゆっくりと加える。溶液を約 30分間ミンクスして約95%付加物を得るが、これは非常に薄い黄色の溶液で ある。
水中付加物約190g及びユナイテッド・キャタリストG49BN i触媒約9 gを2001オートクレーブに加え、約20℃においてN2で3回パージする。
N2圧力を約200 psig (約14 kg/ cj )に高め、温度を約 50℃に高める。圧力を250 psi(約17. 5kg/cd)に高め、温 度を約3時間にわたり約50〜55℃に保つ。次いで生成物はこの時点で約95 %水素添加されているが、約30分間かけて約85℃の温度に高めたところ、生 成物は水除去及び蒸発後に約95%N−メチルグルカミンの白色粉末である。
る場合に付加物と触媒との接触を最少にしてグルカミン中におけるNi分を最少 にすることも重要である。この反応におけるN−メチルグルカミン中のニッケル 分は前反応における10ppm以下と比較して約1001)I)Inである。
N2との下記反応を反応温度効果の直接比較のためランする。
2001オ一トクレーブ反応器は様々な温度で付加物を製造して水素反応をラン させるため前記の場合と同様の典型的操作に従い用いる。
グルカミン製造用の付加物は約55%グルコース(コーンシロップ)溶液約42 0g (グルコース231g;1.28モル)(その溶液はカーギル(CarG lll)製の99DEコーンシロツプを用いて得る;その溶液はガードナー1以 下の色を有する)及び50%メチルアミン約119g (MMA59.5g;1 .92モル)〔エアープロダクツ(Air Products)製〕を混合する ことにより製造する。
反応操作は下記のとおりである: 1.50%メチルアミン溶液約119gをN2パージ反応器に加え、N2でシー ルドし、約10℃以下に冷却する。
2.55%コーンシロップ溶液を10〜20℃でN2により脱気及び/又はパー ジして溶液中の酸素を除去する。
3、コーンシロップ溶液をメチルアミン溶液にゆっくりと加え、温度を約20℃ 以下に保つ。
4、すべてのコーンシロップ溶液を加えてから、約1〜2時間攪拌する。
付加物は製造直後に水素反応で用いるか又は低温で貯蔵して更に分解を防止する 。
グルカミン付加物水素反応は下記のとおりである:1、付加物(約ガードナー1 以下の色)約134g及びG49BN i約5.8gを2001オートクレーブ に加える。
2、反応ミックスを約20〜30℃において約200pslH2で2回パージす る。
3、N2で約400 psi(約28kg/cシ)に加圧し、温度を約50℃に 高める。
4、圧力を約500 psi(約35 kg/ cシ)に高め、約3ル1を採取 する。
5、温度を約30分間かけて約85℃に高める。
6、Ni触媒をデカント及び濾去する。サンプル2を採取する。
定温反応に関する条件: 1、付加物的134g及びG49BN i約5.8gを20011オートクレー ブlこ加える。
2、低温において約200 psi H2で2回パージする。
3、N2で約400 psiに加圧し、温度を約50℃に高める。
4、圧力を約500 psiに高め、約3.5時間反応させる。温度を所定温度 で保つ。
5、N1触媒をデカント及び濾去する。サンプル3は約50〜55℃、サンプル 4は約75℃及びサンプル5は約85℃である(約85℃における反応時間は約 45分間である)。
すべてのランは同様の純度(約94%)のN−メチルグルカミンを与える;各ラ ンのガードナーカラーは反応直後に類似しているが、但し2段階熱処理では良好 な色安定性を示す;85℃ランは反応直後に境界色を示す。
例IX 本発明による組成物で有用なN−メチルマルトアミンの獣脂(硬化)脂肪酸アミ ドの製造は下記のとおりである。
ステップ1−反応剤:マルトース−水和物(アルドリッチ、ロット旧318KW > ;メチルアミン(水中40vt%)(アルドリッチ、ロット03325TM ) ;ラネーニッケル50%スラリー(DAD 52−73D、アルドリッチ、 ロット12921Lw) 反応剤をガラスライナー(マルトース250g、メチルアミン溶液428 g  s触媒スラリー100g−ラネーNiN15Oに加え、3Lロツキングオートク レーブにいれ、窒素(3X 500 pslg)及び水素(2X500psig )でパージし、N2下室温で週末にわたり28〜50℃範囲の温度で揺らす。粗 製反応混合物をシリカゲルプラグのガラスマイクロファイバーフィルターで2回 真空濾過する。濾液を粘稠物質となるまで濃縮する。最後の微量の水は物質をメ タノールに溶解してからメタノール/水をロータリーエバポレーターで除去する ことにより共沸除去する。最終乾燥は高真空下で行う。粗製生成物を還流メタノ ール中に溶解し、濾過し、冷却して再結晶化し、濾過し、フィルターケークを真 空下35℃で乾燥する。これを#1切断する。濾液を沈澱が生成し始めるまで濃 縮し、冷蔵庫で一夜貯蔵する。固体物を濾過し、真空下で乾燥する。これを#2 切断する。濾液を再び濃縮してその容量を半分にし、再結晶化を行う。非常に少 量の沈澱が生成する。少量のエタノールを加え、溶液を週末にわたりフリーザー にいれる。固体物質を濾過し、真空下で乾燥する。合わせた固体物はN−メチル マルトアミンからなり、これは全合成のステップ2で用いツブ1から):硬化獣 脂メチルエステル;ナトリウムメトキシド(メタノール中25%);無水メタノ ール(溶媒):モル比1:1のアミン:エステル;初期触媒レベル10モル%( V/Vマルトアミン)、20モル%まで増やす;溶媒レベル50モル%(vt、 ) 密封ボトル中において、獣脂メチルエステル20.36gをその融点まで加熱し く水浴)、機械攪拌しながら250w13首丸底フラスコにいれる。そのフラス コを約70℃に加熱して、エステルの固化を防ぐ。別に、N−メチルマルトアミ ン25.0gをメタノール45.36gと合わせ、得られたスラリーをよくミッ クスしなから獣脂エステルに加える。メタノール中25%ナトリウムメトキシド 1.51gを加える。4時間後に反応混合液は清澄化せず、このため10モル% の触媒(全部で20モル%まで)を追加して反応を一夜続けたところ(約68℃ )、混合液は透明になる。次いで反応フラスコを蒸留用に修正する。温度を11 0℃に高める。
蒸留を大気圧で60分間続ける。次いで高真空蒸留を始め、14分間続けたとこ ろ、生成物は非常に濃厚になる。
生成物を110℃(外部温度)で60分間反応フラスコに残しておく。生成物を フラスコからかきとり、週末にわたりエチルエーテルで摩砕する。エーテルをロ ータリーエバポレーターで除去し、生成物をオーブン中で一夜貯蔵し、粉末に粉 砕する。残留N−メチルマルトアミンはシリカゲルを用いて生成物から除去する 。100%メタノール中のシリカゲルスラリーを漏斗にいれ、100%メタノー ルで数回洗浄する。生成物の濃縮サンプル(100%メタノール1001中20 g)をシリカゲル上にのせ、真空で数回溶出させ、数回メタノール洗浄する。集 めた溶出液を蒸発乾固させる(ロータリーエバポレーター)。残留獣脂エステル を一夜酢酸エチル摩砕しかる後濾過により除去する。次いでフィルターケークを −夜かけて真空乾燥する。生成物は獣脂アルキルN−メチルマルトアミドである 。
別方式において、前記反応経路のステップ1はグルコース又はグルコース及び典 型的にはマルトース5%以上の混合物からなる市販コーンシロップを用いて行う ことができる。得られるポリヒドロキシ脂肪酸アミド及び混合物はここで組成物 のいずれにも使用できる。
更にもう1つの方式において、前記反応経路のステップ2は1,2−プロピレン グリコール又はネオドールで行うことができる。処方者の裁量に応じて、プロピ レングリコール又はネオドールはシャンプー組成物を処方するためその使用前に 反応生成物から除去しなくてもよい。
同様に、処方者の希望に応じて、メトキシド触媒はポリヒドロキシ脂肪酸アミド 中に残留しうるクエン酸ナトリウムを供給するためクエン酸で中和することがで きる。
醇 前記例のいずれにおいても、脂肪酸グルカミド界面活性剤は相当量のマルトアミ ド界面活性剤又は植物源由来グルカミド/マルトアミド界面活性剤の混合物で置 き換えることができる。組成物中におけるエタノールアミドの使用は最終処方物 の低温安定性に役立つようである。
更に、スルホベタイン(“スルタイン”としても知られる)界面活性剤の使用は 優れた起泡性を付与する。
特に高い起泡性の組成物が望まれる組成物の場合、約5%以下、更に好ましくは 約2%以下、最も好ましくは実質上0%でしか014以上の脂肪酸が存在しない ことが好ましいが、それはこれらが起泡を抑制できるからである。したがうて、 高起泡性組成物の処方者は所望であればポリヒドロキシ脂肪酸アミド含有高起泡 性組成物中への起泡抑制量のこのような脂肪酸の導入を避は及び/又は最終組成 物中の貯蔵時におけるCI4以上の脂肪酸の形成を避けるであろう。1つの簡単 な手段はここでポリヒドロキシ脂肪酸アミドを製造するためC12エステル反応 剤を用いることである。幸いにも、スルタイン(シャンプーの場合はさほど好ま しいわけではない)アミンオキシド界面活性剤の使用によれば脂肪酸に起因する 否定的起泡効果の一部を克服することができる。
ここでマルトースのような三糖以上を用いたポリヒドロキシ脂肪酸アミドの製造 で直鎖置換基Zがポリヒドロキシ環構造により“キャップ化”されたポリヒドロ キシ脂肪酸アミドを形成することは化学業者にとり明らかであろう。このような 物質はここでの使用が十分に考えられるが、開示及び請求されたような発明の精 神及び範囲から逸脱しない。
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)平成 5 年 3 月 24日 日 持許庁長官 麻生 渡 殿 2、発明の名称 改良シャンプー組成物 3、特許出願人 住 所 アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、ワン、ブロクター、エンド、 ギャンブル、プラザ(番地なし)名 称 ザ、ブロクター、エンド、ギャンブル 、カンパニー4、代理人 (郵便番号100) 東京都千代田区丸の白玉丁目2番3号 5、 補正嘗の提出年月日 1992年 11月 12日 8、 ヘアスタイリング剤が非シリコーンポリマーからなる群より選択される、 請求項1に記載の組成物。
9、抗シラミ剤がピレトリン類、ビレトロイド類及びそれらの混合物から選択さ れる、請求項1に記載の組成物。
10、 起泡増強量のアルキルアミノアルカノエート又はアルキルイミノジアル カノエート界面活性剤、好ましくは1〜10重量%のラウロイミノジプロピオネ ートを特徴とする請求項1に記載の組成物。
(a)ヘアコンディショニング剤; (b)抗ふけ剤; (C)ヘアスタイリング剤; (d)抗シラミ剤;及び Ce)剤a −dの混合物 からなる群より選択される成分のヘア上への沈着を高めるための方法であって、 上記シャンプービヒクルが重量で少くとも1%、好ましくは少くとも3%のポリ ヒドロキシ脂肪酸アミド、好ましくはC−CN−メチルグルカミド、C−CN− メチルマルトアミド又は上記グルカミド及びマルトアミドの混合物を含有し、上 記シャンプービヒクルが好ましくは1〜10重量%のアルキルアミノアルカノエ ート又はアルキルイミノジアルカノエート、最も好ましくはラウロイミノジプロ ピオネートも含有し、上記シャンプービヒクルでヘアを洗髪することを特徴とす る方法。
12、 ポリヒドロキシ脂肪酸アミド中における2部分(本文中で定義)が植物 源から入手できる混合単糖、三糖及び多糖に由来する、請求項11に記載の方法 。
13、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド中におけるR2部分(本文中で定義)がC− Cアルキル、アルケニ151フ ル又はそれらの混合物である、請求項11に記載の方法。
国際調査報告 国際調査報告 フロントベージの続き (31)優先権主張番号 755,910(32)優先臼 1991年9月6日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、PR,GB、GR,IT、LU、NL、SE)、0A(BF、BJ 、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、TG)、A T、AU、BB、BG、BR,CA、CH,C3,DE、DK。
ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR,LK、LU、MC,MG、MN、 MW、NL、No、PL、RO、SD、SE、SU

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)ヘアコンディショニング剤;(b)抗ふけ剤; (c)ヘアスタイリング剤; (d)抗シラミ剤;及び (e)剤a〜dの混合物 からなる群より選択される成分を含むシャンプー組成物であって、 場合により1種以上の補助界面活性剤、任意増結剤及び液体キャリアを含み、重 量で少くとも1%、好ましくは少くとも3%のポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面 活性剤を含むことを特徴とする組成物。
  2. 2.ポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤が式R2C(O)NR1CH2(C H2OH)4CH2OH(R2はC11−C17アルキル、R1はメチルである )である、請求項1に記載の組成物。
  3. 3.ポリヒドロキシ脂肪酸アミドがマルトースに由来する、請求項1に記載の組 成物。
  4. 4.ポリヒドロキシ脂肪酸アミドが単糖、二糖及び場合によりそれより高級の糖 の混合物に由来し、その混合物が少くとも1%の少くとも1種の二糖、好ましく はマルトースを含む、請求項1に記載の組成物。
  5. 5.ヘアコンディショニング剤がシリコーンである、請求項1に記載の組成物。
  6. 6.シリコーンが増粘剤又は懸濁化剤、好ましくはエチレングリコールジステア レートと一緒に用いられる、請求項5に記載の組成物。
  7. 7.抗ふけ剤が金属ピリジンチオン塩、好ましくはピリジンチオン亜鉛及びセレ ン塩、好ましくは硫化セレンから選択される、請求項1に記載の組成物。
  8. 8.ヘアスタイリング剤が非シリコーンポリマーからなる群より選択される、請 求項1に記載の組成物。
  9. 9.抗シラミ剤がピレトリン類、ピレトロイド類及びそれらの混合物から選択さ れる、請求項1に記載の組成物。
  10. 10.起泡増強量のアルキルアミノアルカノエート又はアルキルイミノジアルカ ノエート界面活性剤、好ましくは1〜10重量%のラウロイミノジプロピオネー トを更に含有する、請求項1に記載の組成物。
  11. 11.界面活性剤含有シャンプービヒクルから:(a)ヘアコンディショニング 剤; (b)抗ふけ剤; (c)ヘアスタイリング剤; (d)抗シラミ剤;及び (e)剤a〜dの混合物 からなる群より選択される成分のヘア上への沈着を高めるための方法であって、 上記シャンプービヒクルが重量で少くとも1%、好ましくは少くとも3%のポリ ヒドロキシ脂肪酸アミド、好ましくはC11−C17N−メチルグルカミド、C 11−C17N−メチルマルトアミド又は上記グルカミド及びマルトアミドの混 合物を含有し、上記シャンプービヒクルが好ましくは1〜10重量%のアルキル アミノアルカノエート又はアルキルイミノジアルカノエート、最も好ましくはラ ウロイミノジプロピオネートも含有し、上記シャンプービヒクルでヘアを洗髪す ることを特徴とする方法。
  12. 12.ポリヒドロキシ脂肪酸アミド中におけるZ部分が植物源から入手できる混 合単糖、二糖及び多糖に由来する、請求項11に記載の方法。
  13. 13.ポリヒドロキシ脂肪酸アミド中におけるR2部分がC15−C17アルキ ル、アルケニル又はそれらの混合物である、請求項11に記載の方法。
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