JP2000515885A - シャンプー組成物 - Google Patents

シャンプー組成物

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Abstract

(57)【要約】 (a)10又はこれよりも小さい炭素原子の炭素鎖長を有する約0.1重量%から約10重量%の短鎖アルキルスルフェート界面活性剤;(b)約12から約22の炭素原子の範囲内の鎖長を有し、また約1から約6の平均エトキシル化度を有するアルキルエトキシスルフェート界面活性剤及びこれらの混合物約0.1重量%から約20重量%;(c)(a)の短鎖アルキルスルフェート以外及び、(b)のC12からC22のアルキルエトキシル化アルコール以外のアニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性及びカチオン性界面活性剤並びにこれらの混合物から選択された約1重量%から約40重量%の補助的界面活性剤;(d)不溶性油、任意的な脂肪アルコール及びこれらの混合物を含む約0.01重量%から約10重量%のコンディショニング系;並びに、(e)水、を含み、ここで(b)対(a)の重量比が約3:1よりも大きく、約25:1よりも小さい又は等しい範囲内であるシャンプー組成物。本発明のシャンプー組成物は、改良されたすすぎ性、優れた泡ボリューム及びクレンジング、改良されたヘアコンディショニング特性、例えば髪の感触、髪のつや、髪のボリューム及び取り扱い性をもたらすために重要である。

Description

【発明の詳細な説明】 シャンプー組成物 技術分野 本発明は、短鎖アルキルスルフェート及びアルキルエトキシルスルフェートと 、不溶性油を含むコンディショニング系とを組み合わせて含有する髪(ヘア)及 び/又は皮膚をクレンジングするために適するクレンジング組成物に関する。 発明の背景 シャンプー組成物は、髪及び頭皮をクレンジングすべきであり、ユーザに対し て安全であるべきである。髪をクレンジングするための洗浄性界面活性剤に加え て、付加的な配合剤、例えばコンディショニング剤、スタイリング剤及びフケ制 御活性剤を含むことは、シャンプーにとってかなり望ましい。 皮脂及び汚れを髪から取り除くことと同様に、シャンプー組成物はまた、ヘア 製品、例えばジェル、スプレーなどの残留物をクレンジングすべきであることも 望ましい。しかしながら、効果的なクレンジングのためのこの要求と組み合わせ て、シャンプーはまた、天然のコンディショニング油を取り除いた髪感触を残さ ず、またシャンプーコンディショニング系の効果的な付着をもたらすことが望ま しい。シャンプー組成物の配合における更に重要なパラメータは、使用中の特性 、例えば泡立ち量、クリーミー性及びリンス感触と、使用後の特性、例えば髪の つや、髪のボリューム感及び取り扱い性(manageability)である。従って、改良 されたへアクリ−ニング及び残留物除去属性を、良好な髪のつや出し性、ボリュ ーム性及び取り扱い性特性と組み合わせてもたらすための、容易にすすぎがされ 、泡立つコンディショニングシャンプーを開発することが所望され得る。 ヘアクレンジング、すすぎ能(rinsibility)、泡のボリューム、泡の質、すす ぎ感、髪のつや及び髪のボリュームを改良するための多くの試みが示唆されてい る。例えば、洗浄性界面活性剤、例えばアルキルエトキシスルフェートは、油性 の残留物、例えば皮脂を髪からクレンジングすることができる;コンディショニ ング剤、例えばシリコーン油は、髪の感触及び外観を改良することができる;泡 立て増進剤(suds boosters)、例えばココモノエタノールアミドは、泡の量及び 質を改良することができる;カチオン性ポリマー、例えばVarisoft(TN)又はLuvi quar(TN)は、リンス感触を改良することができ、シリコーン油は、髪のつやを改 良することができ、スタイリング剤、例えば高分子スタイリング樹脂は、髪のボ リュームを改良することができる。 しかしながら、いくつかの界面活性剤は、油性の汚れ、例えば皮脂の髪のクレ ンジングに加えて、髪に界面活性剤の残留物を付着してしまう。従って、シャン プー組成物の配合は、効果的なクレンジング、改良された汚れ除去及びコンディ ショニング剤の良好な付着の双方が、髪における界面活性剤残留物の好ましくな い付着のような負方向の影響を伴うこと無くもたらされるように、用いられるク レンジング及びコンディショニング配合剤のバランスを必要とする。 従って、効果的な髪のクレンジング、良好な泡の量及び質の属性と、改良され た髪からのすすぎ能をもたらすことができるシャンプーを提供することの要請が 継続してある。改良されたコンディショニング属性、例えば髪のつや及び髪のボ リュームを効果的にもたらすことができるシャンプーを提供することの更なる欲 求がある。効果的な油性汚れ及び製品在留物の髪からの効果的なクレンジングを もたらし、また髪から容易にすすぐことができ、しかも髪の天然油を取り除かな いシャンプーを、髪のつや及び髪のボリューム属性における更なる改良を組み合 わせて提供することに、より更なる欲求がある。 従って、本発明の目的は、上述したようなシャンプーを提供することである。 上記効果は、不溶性油及び場合によって脂肪アルコールと組み合わせた、短鎖ア ルキルスルフェート界面活性剤と、約12から約22の炭素原子の炭素鎖長を有 し、約1から約6の平均エトキシル化度を有するアルキルエトキシスルフェート 界面活性剤との特定のレベル及び割合での組合わせを介して、得ることができる ということを、ここに見出した。 発明の要約 本発明は、 (a)10又はこれよりも小さい炭素原子の炭素鎖長を有する約0.1重量%か ら約10重量%の短鎖アルキルスルフェート界面活性剤、 (b)約12から約22の炭素原子の範囲内の鎖長及び約1から約6の平均エト キシル化度を有するアルキルエトキシスルフェート界面活性剤及びこれらの混合 物約0.1重量%から約20重量%; (c)(a)の短鎖アルキルスルフェート以外及び、(b)のC12からC22のアル キルエトキシスルフェート界面活性剤以外のアニオン性界面活性剤、非イオン性 界面活性剤、両性及びカチオン性界面活性剤並びにこれらの混合物から選択され た約1重量%から約40重量%の補助的界面活性剤; (d)不溶性油、任意的な脂肪アルコール及びこれらの混合物を含む約0.01 重量%から約10重量%のコンディショニング系;並びに、 (e)水、 を含み、ここで(b)対(a)の重量比が約3:1よりも大きく、約25:1よ りも小さいか等しい範囲内であるシャンプー組成物を提供する。 発明の詳細な記載 シャンプー組成物は、ここで定義される場合、洗浄性界面活性剤又はクレンジ ング成分であって髪及び/又は皮膚をクリーニングすることができるものを含む 如何なる組成物をも包含する。本発明のシャンプー組成物は、髪及び/又は皮膚 をクレンジングするために特に有用である。 ここでの全ての濃度及び比率は、他に特記しない限り、クレンジング組成物の 重量換算による。界面活性剤の鎖長は、また他に特記しない限り、重量平均鎖長 基準による。短鎖アルキルスルフェート 必須な特徴として、本発明によるシャンプー組成物は、短鎖アルキルスルフェ ート界面活性剤を含む。短鎖アルキルスルフェート界面活性剤は、約1から約6 の平均エトキシル化度を有するエトキシアルキルスルフェートアニオン性界面活 性剤及び不溶性コンディショニング油と組み合わせて、効果的なクレンジング、 改良された製品すすぎ性、優れた泡プロフィール、優れたコンディショニング属 性と、髪からのカチオン性及び高分子コンディショニング剤並びに界面活性剤残 留物の増進された除去をもたらすために、本発明の組成物中で重要である。 本発明の組成物中の包含物に適する短鎖アルキルスルフェート界面活性剤は、 下記の一般式(I)を有する: R−SO3−M 式中Rは、一般に10又はこれ未満の炭素原子の親油性鎖長を有する直鎖又は分 岐鎖のアルキル又はアルケニル、好ましくは直鎖アルキルであり、式中Mは、ア ルカリ金属、アンモニウム、若しくは他の適当な一価のカチオン又はこれらの混 合物から選択されたものである。 如何なる特定の炭素鎖長、言ってみればC10の定義も、その合成の直接の機能 としての一層大きい又は一層小さい炭素鎖長の所定の分布も含み得ることは理解 されるべきである。このような物質のレベルは、プロセスの変更及び開始物質の 性質によって制御されることができる。ここでの使用に好ましいのは、短鎖長ア ルキルスルフェートであって、全アルキルスルフェート含量の少なくとも50w /w%がC10未満である短鎖アルキルスルフェートであり、ここでの使用にかな り好ましいのは、全アルキルスルフェート含量の少なくとも約50重量%が約C8 及び約C10の間である短鎖アルキルスルフェートであり、ここでの使用に特に 好ましいのは、全アルキルスルフェート含量の少なくとも約50重量%がC10の アルキルスルフェートである短鎖アルキルスルフェートである。C10のアルキル スルフェートが本発明の組成物における好ましい界面活性剤であるが、短鎖アル キルスルフェートの混合物も用いてもよい。ここでのシャンプー組成物に特に好 ましいのは、少なくとも約80重量%のC10、好ましくは少なくとも約90重量 %のC10、より好ましくは少なくとも約95重量%のC10、そして特に少なくと も約97重量%のC10アルキルスルフェートを含有する短鎖アルキルスルフェー ト物質である。適当な短鎖アルキルスルフェート物質は、Albright及びWilson L td.からEmpicol LC35(TN)の商品名で入手可能である。 短鎖アルキルスルフェート界面活性剤は、本発明のシャンプー組成物において 約0.1重量%から約10重量%、好ましくは約0.5重量%から約8重量%、よ り好ましくは約1重量%から約6重量%、最も好ましくは約2重量%から約4重 量%のレベルで存在する。特に好ましいのは、短鎖アルキルスルフェート界面活 性剤のレベルが、組成物の少なくとも約0.5重量%、より好ましくは少なくと も約1重量%、最も好ましくは少なくとも約2重量%のものである。 ここでの使用にかなり好ましいのは、アルキルスルフェート界面活性剤と、約 1から約6の平均エトキシル化度を有するアルキルエトキシスルフェート界面活 性剤とを含むシャンプー組成物であって、ここで、全組成物の約0.1重量%か ら約10重量%がC10又はこれ未満の鎖長を有する短鎖アルキルスルフェートで 構成され、またここで、全組成物の約4重量%を超えない、好ましくは約2重量 %を超えない、より好ましくは約1重量%を超えない、最も好ましくは約0.5 重量%を超えない部分が10よりも大きい炭素原子の鎖長を有するアルキルスル フェートで構成されている。 従って、本発明の更なる態様によれば、 (a)10又はこれよりも小さい炭素原子の炭素鎖長を有する約0.1重量%か ら約10重量%の短鎖アルキルスルフェート界面活性剤、 (b)約12から約22の炭素原子の範囲内の鎖長及び約1から約6の平均エト キシル化度を有するアルキルエトキシスルフェート界面活性剤及びこれらの混合 物約0.1重量%から約20重量%; (c)(a)の短鎖アルキルスルフェート以外及び、(b)のC12からC22のアル キルエトキシスルフェート界面活性剤以外のアニオン性界面活性剤、非イオン性 、両性及びカチオン性界面活性剤並びにこれらの混合物から選択された約1重量 %から約40重量%の補助的界面活性剤; (d)不溶性油、任意的な脂肪アルコール及びこれらの混合物を含む約0.01 重量%から約10重量%のコンディショニング系;並びに、 (e)水、 を含むシャンプー組成物であって、 ここで、(b)対(a)の重量比が約3:1よりも大きく約25:1よりも小さ いか等しい範囲内であり、ここで全組成物の約0.1重量%から約10重量%が C10又はこれよりも小さい鎖長を有する短鎖アルキルスルフェートで構成され、 またここで全組成物の約4重量%を超えない、好ましくは約2重量%を超えない 、より好ましくは約1重量%を超えない、最も好ましくは約0.5重量%を超え ない部分が、10の炭素原子よりも大きい鎖長を有するアルキルスルフェートで 構成されるものが提供される。アルキルエトキシスルフェート 更なる必須な特徴として、本発明のシャンプー組成物は、アルキルエトキシス ルフェート界面活性剤を含む。ここでの使用に適するのは、約12から約22の 炭素原子の範囲の鎖長及び約1から約12の平均エトキシル化度を有するアルキ ルエトキシスルフェート界面活性剤及びこれらの混合物である。アルキルエトキ シスルフェート界面活性剤は、皮膚マイルド性属性に加えて、優れた泡ボリュー ム属性をもたらすためにシャンプー組成物において有用である。特に、約1から 約6の平均エトキシル化度を有するエトキシアルキルスルフェートアニオン性界 面活性剤は、短鎖アルキルスルフェート界面活性剤及び不溶性コンディショニン グ油と組み合わせて、効果的なクレンジング、改良された製晶すすぎ能、優れた 泡プロフィール、優れたコンディショニング属性及びカチオン性及び高分子コン ディショニング剤及び残留物の髪からの増進された除去性をもたらすために、本 発明の組成物において重要である。 本発明によるシャンプー組成物において使用に適するC12からC22のアルキル エトキシスルフェート界面活性剤アニオン性界面活性剤は、1モルの高級脂肪ア ルコールと約1モルから約12モルのエチレンオキシドとの反応生成物の硫酸エ ステルの塩であり、ナトリウム、アンモニウム及びマグネシウムが好ましい対イ オンである。適当なアルキルエトキシスルフェートは、下記一般式(II)を有す る: RO(C24O)xSO3M 式中Rは直鎖又は分岐鎖のアルキル又はアルケニルであり、好ましくは直鎖のア ルキルであって、一般に約8から約22の炭素原子の親油性鎖長を有するもので あり、xはエトキシル化度であって約1から約12の平均値を有し、式中Mはア ルカリ金属、アンモニウム又は他の適当な一価のカチオン又はこれらの混合物か ら選択されたものである。カチオンMは、アニオン性界面活性剤の塩が水溶性と なるように選択されるべきである。溶解度は、選択されたアニオン性界面活性剤 及びカチオンの特定の混合物に依存し得る。 ここでの使用に適するのは、約2から約6、好ましくは2から4モルのエチレ ンオキシドのエトキシル化の平均値(x)を有するアルキルエトキシスルフェー ト、例えばアンモニウムラウレス(laureth)−2スルフェート、アンモニウムラ ウレス−3スルフェート、及びナトリウムラウレス−3スルフェートである。好 適実施形態では、アニオン性界面活性剤は、少なくとも約50重量%、特に少な くとも約75重量%のアルキルエトキシスルフェートを含有する。 ここでの使用にかなり好ましいのは、狭い範囲のエトキシレート(NRE)に より得られたアルキルエトキシスルフェートであるが、慣用のナトリウム触媒エ トキシル化技術及びこれに続くスルフェート化工程を経て得られる広範囲のアル キルエトキシスルフェートもまた、本発明の組成物において使用され得る。本発 明での使用に適した特に好ましい狭範囲のアルキルエトキシスルフェートは、平 均で約1から約6、好ましくは約2から約6、より好ましくは約3から約4で、 特に約3モルのエチレンオキシドを含有するスルフェート化アルキルエトキシレ ートから選択されたものであり、例えばNREナトリウムラウレス−3スルフェ ートである。ここでの使用に適したNRE物質は、一層高級なエトキシレート( EOn+1)、(EOn+2)、(EOn+3)などと、一層低級なエトキシレート(EOn-1 )、(EOn-2)、(EOn-3)などとの双方を組み合わせた所望のエチレンオキシド (EOn)の分布を含む。ここでの使用に適する好ましいNRE物質は、EOn、 EOn+1、EOn-1の総量が他のエトキシレートと、存在する場合には非エトキシ ル化物質(すなわち、n=0)との総量よりも大きくなる(重量%基準による計 算で)ようにエトキシレート分布を含む。ここでの使用にかなり好ましいNRE 物質は、約15重量%から約45重量%のEOn、約10重量%から約25重量 %のEOn+1、及び約10重量%から約25重量%のEOn-1の範囲で所望のエチ レンオキシド(EOn)の分布を含む。特に好ましいNRE物質は、7モル以上 のエチレンオキシドを有する約9重量%未満のアルキルエトキシスル フェートと、約13重量%未満の非アルキルエトキシスルフェートとを含む。適 当なラウレス−3スルフェートNRE物質は、HoechstからGENAP0L ZR0(TN)Narr ow Range及びGENEP0L(TN)Narrow Rangeの商品名で入手可能である。 ここでの使用に好ましいのは、約0.1重量%から約30重量%、好ましくは 約3重量%から約25重量%、より好ましくは約5重量%から約20重量%、最 も好ましくは約8重量%から約15重量%の総レベルでの短鎖アルキルスルフェ ート及びNREアルキルエトキシスルフェートアニオン性界面活性剤の混合物で ある。 ここでの使用に特に好ましいのは、短鎖C10のアルキルスルフェート(Albrigh t and Wioson Ltd.からEmpicol LC35(TN)の商品名で入手可能)及び、C12/14A E3S(Albright and Wioson Ltd.からEmpicol AEB/T、AEC/T及びAEC 70(TN)の 商品名で並びに、HoechstからGenapol ZRO narrow range(TN)及びGenapol narro w range(TN)の商品名として入手可能)の混合物であり、ここでアルキルエトキ シスルフェート界面活性剤は、約1から約6の平均エトキシル化度を有し、短鎖 アルキルスルフェート界面活性剤のレベルの少なくとも3倍のレベルで存在する 。言い換えれば、ここでの使用に適するのは、短鎖アルキルスルフェートと、約 1から約6の平均エトキシル化度を有するアルキルエトキシスルフェートとの混 合物を含むシャンプー組成物であって、ここで、アルキルエトキシスルフェート 界面活性剤対短鎖アルキルスルフェート界面活性剤の重量比は、約3:1よりも 大きく約25:1よりも小さいか等しく、好ましくは約4:1から約15:1、 より好ましくは約4:1から約10:1、最も好ましくは約4:1から約6:1 である。補助的界面活性剤系 更なる必須な特徴として、本発明のシャンプー組成物は、補助的界面活性剤を 含む。本発明による組成物における包含物として適当な補助的界面活性剤は、一 般に、約8から約22の炭素原子の親油性鎖長を有し、アニオン性、非イオン性 、両性及びカチオン性界面活性剤並びにこれらの混合物から選択されることがで きる。補助的界面活性剤の全レベルは、約1重量%から約40重量%、好ましく は約1重量%から約30重量%、より好ましくは約2重量%から約20重量%、 特 に約3重量%から約15重量%である。 好ましくは、ここでのシャンプー組成物は、補助的洗浄性界面活性剤を含み、 より好ましくは水溶性洗浄性界面活性剤を含むが、他の界面活性剤もまた用いて もよい。ここでの使用に特に好ましいのは、アニオン性、非イオン性及び両性界 面活性剤から選択された補助的界面活性剤である。洗浄性界面活性剤は、ここで 定義される場合、約12及びそれを超える炭素原子の親油性鎖長を有する如何な る界面活性剤をも意味し、これは、髪及び/又は皮膚のクレンジング属性をもた らすことができるものである。水溶性界面活性剤は、ここで定義される場合、周 囲条件下(約20℃)において0.2%w/wで水に溶かしたときに清浄な等方 性の溶液を形成することができる界面活性剤を意味する。 個々の補助的なアニオン性、両性、非イオン性又はカチオン性界面活性剤成分 のレベルは、存在する場合、好ましくは組成物の約0.1重量%から約20重量 %、より好ましくは約0.1重量%から約15重量%、最も好ましくは約0.5重 量%から約10重量%、特に約1重量%から約8重量%の範囲内である。 本発明のシャンプー組成物における包含物に適当な補助的アニオン性界面活性 剤には、本明細書で前述された短鎖アルキルスルフェート及びエトキシアルキル スルフェート界面活性剤以外のアルキルスルフェート及びアルキルエトキシスル フェート、アルキルエトキシカルボキシレート、アルキルグリセリルエーテルス ルホネート、メチルアシルタウレート、脂肪アシルグリシネート、N−アシルグ ルタメート、アシルイセチオネート、アルキルスルホスクシネート、アルキルエ トキシスルホスクシネート、アルファースルホン化脂肪酸、それらの塩及び/又 はそれらのエステル、アルキルホスフェートエステル、エトキシル化アルキルホ スホネートエステル、アシルサルコシネート、並びに脂肪酸/タンパク質濃縮物 、並びにこれらの混合物が含まれる。これらの界面活性剤におけるアルキル及び /又はアシル鎖長は、C12−C22、好ましくはC12−C18、より好ましくはC12 −C14である。 本発明のシャンプー組成物は、アルキルエトキシカルボキシレート界面活性剤 を含み得る。アルキルエトキシカルボキシレート界面活性剤は、良好なすすぎ性 能及び所望の泡特性をもたらすためにシャンプー組成物において重要である。 アルキルエトキシカルボキシレートは、下記一般式(III)を有する: R3O(CH2CH2O)kCH2COO-+ 式中R3はC10からC15のアルキル又はアルケニル基、好ましくはC11−C15、 より好ましくはC12−C14のアルキル又はC12−C13のアルキル基であり、kは 約2から約7、好ましくは約3から約6、より好ましくは約3.5から約5.5、 特に約4から約5、最も好ましくは約4から約4.5の範囲のエトキシル化の平 均値であり、Mは水可溶化カチオン、好ましくはアルカリ金属、アルカリ土類金 属、アンモニウム、低級アルカノールアンモニウム、並びにモノー、ジ−及びト リ−エタノールアンモニウム、より好ましくはナトリウム、カリウム及びアンモ ニウム、最も好ましくはナトリウム及びアンモニウム並びに、マグネシウム及び カルシウムイオンを伴うこれらの混合物である。 ここでの使用に適する水溶性アニオン性アルキルエトキシカルボキシレート界 面活性剤は、C12からC14(3−6の平均EO)エトキシカルボキシレート及び C12からC13(3−6の平均EO)エトキシカルボキシレートである。適当な物 質には、Shell Inc.(Houston,Texas,USA)から入手可能なNEODOX 23-4(TN)の塩 が含まれる。ここでの使用に適当なのは、アルキルエトキシカルボキシレート界 面活性剤であり、式中R3がC12−C14又はC12−C13のアルキル基であり、k の平均値が約3から約6、より好ましくは約3.5から約5.5、特に約4から約 5、最も好ましくは約4から約4.5の範囲内のものである場合のものである。 本発明の組成物は、また補助的水溶性非イオン性界面活性剤も含み得る。例示 補助的非イオン性界面活性剤は、エトキシル化アルコール、C12−C14の脂肪酸 モノ−及びジアルカノールアミド、例えばココエタノールアミド、ココモノイソ プロピルアミド及びそのエトキシル化誘導体、アルキル多糖、例えばC10−C18 のアルキルポリグリコシド、並びに多価脂肪酸アミド界面活性剤から選択された ものである。 ここでの使用に適するエトキシル化アルコール界面活性剤には、一価、二価及 び多価アルコールモノ及びポリエトキシレート及び/又はそのアルキル化誘導体 が含まれる。ここでの使用に適するのは、下記一般式(IV)を有するエトキシル化 アルコール界面活性剤である: R1O−(CH2CH2O)X−R2 式中R1はC4−C31のヒドロカルビル、好ましくはC6−C19のヒドロカルビル 、より好ましくはC9−C11のヒドロカルビル、最も好ましくはC7−C11のヒド ロカルビルであり、これには、直鎖、分岐鎖のアルキル及び/又はアルケニル構 造を有する天然又は合成物質が含まれ、R2は普通、水素、C1−C8のアルキル 又はヒドロキシアルキルであり、xは1から約20、好ましくは約3から約15 、より好ましくは約5から約12、最も好ましくは約7から約10までの範囲の エトキシル化の平均値である。この式に相当する他のエトキシレート、例えば1 以上のアルコール、例えばブタノール、イソブタノール、ヘキサノール、オクタ ノール、デカノール、ドデカノール、テトラデカノール、ペンタデカノール、オ クタデカノール、エイコサノール、ドコサノール、テトラコサノール及びトリア コンタノールも、ここでの使用に適当である。 ここでの使用される例示アルコールエトキシレートは、R2が水素であるもの である。ここでの使用に好適なのは、約6の平均エトキシル化度を有するC9か らC11のアルコール(ShellからDobanol 91-6(TN)の商品名で入手可能)と、約 8の平均エトキシル化度を有するC9からC11のアルコール(ShellからDobanol 91-8(TN)の商品名として入手可能)である。 ここでの使用に適する多価脂肪酸アミド界面活性剤は、下記の一般式(V)を 有するものが含まれる: 式(V)による好ましいN−アルキル、N−アルコキシ又はN−アリーロキシ 多価脂肪酸アミド界面活性剤は、式中R8がC5−C31のヒドロカルビル、好まし くはC6−C19ヒドロカルビルであり、これには、直鎖及び分岐鎖のアルキル 及びアルケニル、又はこれらの混合物が含まれ、R9は普通、水素、C1−C8の アルキル又はヒドロキシアルキル、好ましくはメチル、又は式−R1−O−R2の 基であって、式中R1が直鎖、分岐鎖及び環状(アリールを含む)を含むC2−C8 のヒドロカルビルであり、好ましくはC2−C4のアルキレンであり、R2は、ア リール及びオキシヒドロカルビルを含むC1−C8の直鎖、分岐鎖及び環状のヒド ロカルビルであり、好ましくはC1−C4のアルキル、特にメチル又はフェニルで ある。Z2は、鎖に直接結合された少なくとも2(グリセルアルデヒドの場合) 又は少なくとも3のヒドロキシル(他の還元糖の場合)を有する直状ヒドロカル ビル鎖又はそのアルコキシル化(好ましくはエトキシ化又はプロポキシ化)誘導 体を有するポリヒドロキシヒドロカルビル部分である。Z2は、好ましくは還元 性アンモニア化反応において還元糖から誘導されることができ、最も好ましくは Z2はグリシチル部分である。適当な還元糖には、グルコース、フラクトース、 マルトース、ラクトース、ガラクトース、マンノース及びキシロースと、グリセ ルアルデヒドとが含まれる。原料としては、高級デキストロースコーンシロップ 、高級フラクトースコーンシロップ、及び高級マルトースコーンシロップが、上 掲の個々の糖と同様に用いられ得る。これらのコーンシロップは、Z2として糖 成分の混合物をもたらす。他の好適な原料を排除するつもりはないことは理解さ れるべきである。Z2は、好ましくは−CH2−(CHOH)n−CH2OH、−CH (CH2OH)−(CHOH)n-1−CH2H、CH2(CHOH)2(CHOR')CHOH )−CH2OHからなる群より選択されることができ、ここで全てnは1から5の 整数であり、R'はH又は環状の単又は多糖、並びにこれらのアルコキシル化誘 導体である。最も好ましくはnが4であるグリシチルであり、特に−CH2−(C HOH)4−CH2OHである。 もっとも好ましい多価脂肪酸アミドは、式R8(CO)N(CH3)CH2(CHOH )4CH2OHを有し、式中R8はC6−C19の直鎖アルキル又はアルケニル基であ る。上記式の化合物において、R8−CO−N<は、例えばココアミド、ステア ロアミド、オレアミド、ラウルアミド、ミリストアミド、カプリルアミド、パル ミアミド、タロウアミドなどになることができる。 式(V)を有する上記化合物の好ましい作製方法は、脂肪酸トリグリセリドを 低級(C1−C4)アルコール性溶媒の実質的に不在下でN−置換ポリヒドロキシ アミンと、しかし好ましくはアルコキシル化アルコール若しくはアルコキシル化 アルキルフェノール、例えばNEODOLと反応させること、約50℃から約140℃ の温度でアルコキシド触媒を使用して、高い収率(90−98%)の所望生成物 を得ることを含む。所望の多価脂肪酸アミド化合物の適当な作製方法は米国特許 第A5,194,639号及び米国特許第A5,380,891号に概説されている。 多価脂肪酸アミドと共に、それらを形成するために用いられる方法はまた、普 通、副産物として大量の不揮発性物、例えばエステルアミド及び環状多価脂肪酸 アミドを生成し得ることは理解されるべきである。これらの副産物のレベルは、 特定の反応物及びプロセス条件によって変わり得る。上記で参照された適当な方 法は、このような環状アミン副産物を含む副産物をより低いレベルでもたらすこ とができる点で有利である。 ここでの使用に適する多価脂肪酸アミド界面活性剤は、天然、再生可能な、非 石油化学供給源から全体的に又は主として調製でき、また分解可能であるという シャンプー配合剤に対する付加的な利点を提供する。それらはまた、水性生物に 対して低い毒性を示す。 ここでの使用に適する付加的な非イオン性界面活性剤には、以下のものが含ま れる: 下記式に相当する長鎖三級アミンオキシド: R123N→O 式中、R1は、約8から約18の炭素原子を有するアルキル、アルケニル又はモ ノヒドロキシアルキル基と、0から約10のエチレンオキシド部分と、0から約 1のグリセリル部分とを含み、R2及びR3は、約1から約3の炭素原子と0から 約1の水酸基とを含み、例えばメチル、エチル、プロピル、ヒドロキシエチル又 はヒドロキシプロピル残基である。式中の矢印は、半極性結合の慣用的な表現で ある;下記式に相当するの長鎖三級ホスフィンオキシド: RR’R”P→O 式中Rは、鎖長が約8から約18の炭素原子の範囲のアルキル、アルケニル又は モノヒドロキシアルキル残基と、0から約10のエチレンオキシド部分と、0か ら約1のグリセリル部分とを含み、R’及びR”はそれぞれ約1から約3の炭素 原子を含むアルキル又はモノヒドロキシアルキル基である。約1から約3の炭素 原子のアルキル又はヒドロキシアルキル基(通常、メチル)の1つの短鎖と、約 8から約20の炭素原子を含むアルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル若し くはケトアルキル基を含む1つの長鎖の疎水性基と、0から約10のエチレンオ キシド部分と、0から約1のグリセリル部分と、を含む長鎖ジアルキルスルホキ シド。 ここでの使用に適する両性界面活性剤には、双性イオン性、例えばベタイン、 アミドベタイン及びスルタインと、以下のものが含まれる: (a)式(VI)のイミダゾリニウム界面活性剤 式中R1はC7−C22のアルキル又はアルケニル、R2は水素又はCH2Z であり、各Zは独立してCO2M又はCH2CO2Mであり、MはH、アル カリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又はアルカノールアンモニウ ム;及び/又は式(VII)のアンモニウム誘導体: 式中R1、R2及びZは上記で定義されている; (b)式(VIII)のアミノアルカノエート R1NH(CH2)nCO2M 式(IX)のイミノジアルカノエート R1NH[(CH2)mCO2M]2 及び、式(X)のイミノポリアルカノエート 式中n、m、p及びqは1から4までの数であり、R1及びMは独立し て上記で特定化された基から選択されたものである;並びに、 (c)これらの混合物。 (a)タイプの適当な両性界面活性剤は、Miranol及びEmpigenの商品名で市販 されており、この種の複合混合物が含まれることは理解されるべきである。慣用 的には、Miranolは一般式VIを有するものとして記述されているが、CTFACosme tic Ingredient Handbook,第3版は非環状構造Vを示し、一方、第4版は、R2 がN結合よりもO結合である他の構造異性体も示している。実際、環状及び非環 状種の複合混合物は、存在するらしく、両定義は、完全のためにここに挙げられ る。しかしながら、ここでの使用に好ましいのは、非環状種である。 (a)タイプの適当な両性界面活性剤の例には、式VI及び/又は式VIIの 化合物が含まれ、ここでR1はC817(特にイソカプリル)、C919及びC112 3 アルキルである。特に好ましいのは、R1がC919であり、ZがCO2Mであり 、R2はHである化合物;R1がC1123、ZがCO2Mであり、R2がCH2CO2 Mである化合物;並びにR1がC1123であり、ZがCO2Mであり、R2がHで ある化合物である。 CTFA命名法では、本発明での使用に適する物質には、ココアンホカルボキ シプロピオネート、ココアンホカルボキシプロピオン酸並びに、特にココアンホ アセテート及びココアンホジアセテート(他にココアンホカルボキシグリシネー トと呼ばれる)が含まれる。特定の商品には、Ampholak 7TX(TN)(ナトリウムカ ルボキシメチルタロウポリプロピルアミン)、Empigen CDL60(TN)及びCDR60(TN)( Albright & Wilson)、Miranol H2M Conc.(TN)、Miranol C2M Conc.N.P.(TN)、Mi ranol C2M Conc.O.P.(TN)、Miranol C2M SF(TN)、Miranol CM Special(TN)(Rhon e-Poulenc);Alkateric 2CIB(TN)(Alkaril Chemicals);Amphoterge W-2(TN)(Lo nza,Inc.);Monateric CDX-38(TN)、Monateric CSH-32(TN)(Mona Industries);R ewoteric AM-2C(TN)(Rewo Chemical Group);及びSchercotic MS-2(TN)(Scher C hemicals)の商品名で販売されているものが含まれる。 このタイプの多くの市販両性界面活性剤は、例えばヒドロキシド対イオンと、 又はアニオン性スルフェート若しくはスルホネート界面活性剤、特にスルフェー ト化C8−C18アルコール、C8−C18エトキシル化アルコール若しくはC8−C1 8 アシルグリセリドタイプのものと、電気的に中性錯体の形状で製造されて販売 されていることが理解されるであろう。しかしながら、マイルド性及び製品安定 性の観点から好ましいのは、実質的に(非エトキシル化)スルフェート化アルコ ール界面活性剤を含まない組成物である。また、両性界面活性剤の濃度及び重量 比が、ここで界面活性剤の非錯体形状に基づいており、アニオン性界面活性剤対 イオンが全アニオン性界面活性剤含量の一部として考慮されることにも留意する 。 (b)タイプの好ましい両性界面活性剤の例には、Berol NobelからAmpholak X07(TN)及びAlnpholak 7CX(TN)の商品名で販売されているN−アルキルポリトリ メチレンポリ−カルボキシメチルアミン、またその塩、特にトリエタノールアン モニウム塩及びN−ラウリル−ベータ−アミノプロピオン酸及びN−ラウリル− イミノ−ジプロピオン酸の塩が含まれる。このような物質は、HenkelからDeriph at(TN)及びRhone-PoulencからHiritain(TN)の商品名で販売されている。 ここでの使用に適するベタイン界面活性剤には、式R567+(CH2)nCO2 Mのアルキルベタイン及び下記式(XI)のアミドベタインが含まれる: 式中R5はC11−C22のアルキル又はアルケニルであり、R6及びR7は、独立し てC1−C3のアルキルであり、R8は水素又はメチルであり、Mは水素、アルカ リ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又はアルカノールアミンであり、n、 mはそれそれ1から4の数である。好ましいベタインには、ココアミドプロピル ジメチルカルボキシメチルベタイン、及びラウリルアミドプロピルジメチルカル ボキシメチルベタインが含まれる。 本発明の組成物における包含物として適当な水溶性スルタイン界面活性剤には 、 下記式のアルキルアミドスルタインが含まれる: 式中R1はC7−C22のアルキル又はアルケニルであり、R2及びR3は独立してC1 からC3のアルキルであり、R4は水素又はメチルであり、Mは水素、アルカリ 金属、アルカリ土類金属、アンモニウム若しくはアルカノールアンモニウムであ り、m及びnは1から4までの数である。ここでの使用に好ましいのは、ココア ミドプロピルヒドロキシスルタインである。 本発明の組成物における包含物として適当な水溶性アミンオキシド界面活性剤 には、アルキルアミンオキシド、R567NO及び下記式のアミドアミンオキ シドが含まれる: 式中R5はC11−C22のアルキル又はアルケニルであり、R6及びR7は独立して C1からC3のアルキルであり、R8は水素又はメチルであり、Mは水素、アルカ リ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム若しくはアルカノールアンモニウムで あり、mは1から4までの数である。好ましいアミンオキシドには、ココアミド プロピルアミンオキシド、ラウリルジメチルアミンオキシド及びミリスチルジメ チルアミンオキシドが含まれる。 ここでの使用に適するカチオン性界面活性剤には、モノC8−C16、好ましく はC10−C14のN−アルキル若しくはアルケニルアンモニウム界面活性剤であっ て、ここで残りのN位置がメチルヒドロキシエチル又はヒドロキシプロピル基で 置換されているものから選択された四級アンモニウム界面活性剤が含まれる。 ここでの使用に適する例示カチオン性界面活性剤には、ジ水素化タロウアミドエ チルヒドロキシエチルアンモニウムメトスルフェートが含まれ、これはWitcoか らVarisoft CB110(TN)の商品名で入手可能である。カチオン性四級アンモニウム 界面活性剤が、本発明の組成物においてコンディショニング化粧品剤として作用 できることは理解されるべきである。 ここでの使用に特に好適なのは、短鎖アルキルスルフェート界面活性剤(A) 及び、約1から約6の平均エトキシル化度を有するアルキルエトキシスルフェー ト界面活性剤(B)の混合物と、両性界面活性剤(C)とを含むシャンプー組成 物であり、ここで短鎖アルキルスルフェート(A)及びアルキルエトキシスルフ ェート(B)の組合わせ対両性界面活性剤(C)の重量比は、10:1から約1 :10、好ましくは約5:1から約1:5、より好ましくは約3:1から約1: 3、最も好ましくは約2:1から約1:2である。 上記組成物は、効果的なクレンジング、改良された製品すすぎ性、所望の泡プ ロフィール、優れたコンディショニング属性及び、髪からのカチオン性及び高分 子コンディショニング剤並びに残留物の増進された除去と、改良されたユーザの 皮膚に対するマイルド性をもたらすために特に重要である。 従って、本発明の更なる態様によれば、 (a)10又はこれよりも小さい炭素原子の炭素鎖長を有する約0.1重量%か ら約10重量%の短鎖アルキルスルフェート界面活性剤、 (b)約12から約22の炭素原子の範囲内の鎖長及び約1から約6の平均エト キシル化度を有するアルキルエトキシスルフェート界面活性剤及びこれらの混合 物約0.1重量%から約20重量%; (c)約0.1重量%から約20重量%の補助的両性界面活性剤; (d)不溶性油及び、場合によって脂肪酸並びに、これらの混合物を含む約0. 01重量%から約10重量%のコンディショニング系; (e)(a)の短鎖アルキルスルフェート、(b)のC12からC22のアルキルエト キシスルフェート界面活性剤以外のアニオン性界面活性剤、及び非イオン性界面 活性剤、及びカチオン性界面活性剤並びにこれらの混合物から選択された約1重 量%から約40重量%の補助的界面活性剤; (f)水、 を含むシャンプー組成物であって、 ここで、(b)対(a)の重量比が約3:1よりも大きく約25:1よりも小さ いか等しい範囲内であり、ここで全アニオン性界面活性剤対両性界面活性剤の重 量比が約10:1から約1:10、好ましくは約5:1から約1:5、より好まし くは約3:1から約1:3、最も好ましくは約2:1から約1:2の範囲内である。コンディショニング剤 付加的な任意特徴として、ここでのシャンプー組成物は、不溶性油コンディシ ョニング剤と、場合によって付加的コンディショニング剤として脂肪アルコール を含む。 不溶性油コンディショニング剤は、ここで定義される場合、髪及び/又は皮膚 の外観及び/又は感触を改良することができる機能的配合剤である。好ましくは 、ここでの使用に適当な不溶性油コンディショニング剤は、髪及び/又は皮膚に 付着して、本発明のシャンプー組成物の使用中及び使用後の双方において、コン ディショニング属性をもたらすべきである。不溶性は、ここで定義される場合、 25℃の水中0.1%の濃度にて、裸眼に対して実質的に透明な溶液を形成する ために、水に十分可溶性でない物質を意味する。 ここでの使用に適する不溶性油コンディショニング剤は、シリコーン物質、液 体ポリオールカルボン酸エステル、化粧品油若しくはワックス、並びにこれらの 混合物から選択される。 本発明によるシャンプー組成物に存在するコンディショニング剤、これにはシ リコーン物質、液体ポリオールカルボン酸エステル、化粧品油若しくはワックス 及びこれらの混合物から選択された不溶性油、並びに任意的コンディショニング 成分、例えば脂肪アルコールが含まれ、これの総レベルは、約0.01重量%か ら約10重量%、好ましくは約0.01重量%から約8重量%、より好ましくは 約0.1重量%から約5重量%、最も好ましくは約0.5重量%から約3重量%で ある。 如何なる特定の不溶性油コンディショニング剤の個々のレベルも、約0.00 1重量%から約10重量%、好ましくは約0.001重量%から約5重量%、よ り好ましくは約0.01重量%から約2重量%、最も好ましくは約0.1重量%か ら約0.5重量%である。シリコーン物質 ここで使用に適する不溶性油コンディショニング剤には、シリコーン剤が含ま れ、これは、シャンプー組成物において不揮発性及び不溶性であり、エマルジョ ンの形態、即ち分散された不溶性小滴の分離不連続相となるように、シャンプー 組成物に混ぜられる。これらの小滴は、懸濁化剤により懸濁されることができ、 この多くの非排除な適当例は、後述される。この分散シリコーンコンディショニ ング成分は、シリコーン流体ヘアコンディショニング剤、例えばシリコーン流体 を含み、また他の配合剤、例えばシリコーン樹脂を含んで、シリコーン流体付着 効率を向上させ、又は例えば髪のつや特性を促進させることもできる(特に、高 い屈折率(例えば約1.46よりも大きい)シリコーンコンディショナー剤を使 用する場合(例えば、高度フェニル化シリコーン))。 シリコーンコンディショニング剤相は、揮発性シリコーン成分を含み得る。普 通、揮発性シリコーンが存在するならば、不揮発性シリコーン物質配合剤、例え ばシリコーンガム及び樹脂の市販形態について、溶媒又はキャリアとしてのその 使用が付随するであろう。 ここで使用されるシリコーンコンディショニング剤は、25℃で、好ましくは 約20から約2,000,000センチストークス、より好ましくは約1,000 から約1,800,000センチストークス、更により好ましくは約50,000 から約1,500,000センチストークス、最も好ましくは約100,000か ら約1,500,000センチストークスの粘度を有する。粘度は、Dow Corning Corporate Test Method CTM0004、1970年7月20日に説明されているような、 ガラスキャピラリ粘度計により測定できる。 シリコーンコンディショニング剤成分は、一般に、本組成物の約0.05重量 %から約10重量%、好ましくは約0.1重量%から約8重量%、より好ましく は約0.1重量%から約5重量%、最も好ましくは約0.1重量%から約3重量% のレベルで、本発明のシャンプー組成物中に用いられ得る。特定の組成物におい て用いられる最少レベルは、コンディショニング利益をもたらすために効果 的であるべきである。用いられ得る最大のレベルは、理論ではなく実施によって 制限される。一般に、約8%を超えるレベルを使用することは不必要であり高価 であるが、所望するならば、より多いレベルを用いることができる。 ここで用いられ得るシリコーン流体のあるタイプは、シリコーン油である。用 語「シリコーン油」は、25℃で1,000,000センチストークス未満の粘度 を有する流れ可能シリコーン物質を意味すべきである。一般に、流体の粘度は、 25゜Cで約5から約1,000,000センチストークス、好ましくは約10か ら約100,000の間であろう。適当なシリコーン油には、ポリアルキルシロ キサン、ポリアリールシロキサン、ポリアルキルアリールシロキサン、ポリエー テルシロキサンコポリマー及びこれらの混合物が含まれる。ヘアコンディショニ ング特性を有する他の不溶性、不揮発性シリコーン流体も用いることができる。 より特定の本発明におけるシリコーン油には、一般式(XII)を有するポリアル キル又はポリアリールシロキサンが含まれる: 式中Rは脂肪族、好ましくはアルキル若しくはアルケニル、又はアリールであり 、Rは置換又は未置換であることができ、Xは1から約8,000の整数である 。適当な未置換のR基には、アルコキシ、アリーロキシ、アルカリール、アリー ルアルキル、アリールアルケニル、アルカミノ並びに、エーテル置換、ヒドロキ シ置換及びハロゲン置換の脂肪族及びアリール基が含まれる。適当なR基には、 カチオン性アミン及び第四アンモニウム基も含まれる。 シロキサン鎖における脂肪族若しくはアリール基は、得られたシリコーンが室 温で流体を維持し、疎水性であり、髪及び/又は皮膚に塗布した際に刺激、毒性 又は他の有害性もなく、組成物の他の成分に相溶可能であり、通常の使用及び保 管条件下で化学的に安定であり、ここでの組成物中で不溶性であり、髪及び/又 は皮膚に付着でき、コンディショニングすることができる限り、如何なる構造も 採り得る。各単量体シリコーン単位のケイ素原子上2つのR基は、同一の基又は 異なる基を示してもよい。好ましくは、2つのR基は、同一の基を表す。 好ましいアルキル及びアルケニル置換体は、C1−C5アルキル及びアルケニル 、より好ましくはC1−C4、最も好ましくはC1−C2である。他のアルキル−、 アルケニル−又はアルキニル含有基(例えばアルコキシ、アルカリール及びアル カミノ)の脂肪族部分は、直鎖又は分岐鎖であることができ、好ましくは、1か ら5の炭素原子、より好ましくは1から4の炭素原子、更により好ましくは1か ら3の炭素原子、最も好ましくは1から2の炭素原子を有する。上述したように 、このR置換体は、アミノ官能基、例えばアルカミノ基も含むことができ、これ は第一、第二若しくは第三アミン又は第四アンモニウムであることができる。こ れらには、モノ−、ジ−及びトリ−アルキルアミノ及びアルコキシアミノ基が含 まれ、この脂肪族部分の鎖長は好ましくは上述したとおりである。R置換体は、 他の基、例えばハロゲン(例えば、クロリド、フルオリド、及びブロミド)、ハロ ゲン化脂肪族若しくはアリール基並びに、ヒドロキシ(例えばヒドロキシ置換脂 肪族基)で置換されることもできる。適当なハロゲン化R基には、例えばトリハ ロゲン化(好ましくはフロロ)アルキル基、例えば−R1−C(F)3であって、式中 R1はC1−C3アルキルであるものを含むことができる。このようなポリシロキ サンの例には、ポリメチル−3,3,3−トリフロロプロピルシロキサンが含まれ る。 ここで用いられ得る不揮発性ポリアルキルシロキサン流体には、例えばポリジ メチルシロキサンが含まれる。これらのシロキサンは、例えばGeneral Electric CompanyからViscasil R 及びSF96シリーズとして、並びにDow CorningからDow Corning 200シリーズとして入手可能である。また、300nmの粒子サイズのDow Co rning DC1664(TN)60,000cstkポリジメチルシロキサンも、本発明での使用に適当 であり、これはカチオン性ポリマーと組み合わせて用いることが好ましい。ポリ ジメチルシロキサンは、ジメチコーン油としても知られている。他の適当なR基 には、メチル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ及びアリーロキシが含まれる。 シリコーンの末端キャップ上の3つのR基は、また同一又 は異なる基を表してもよい。適当なR基には、メチル、エチル、プロピル、フェ ニル、メチルフェニル及びフェニルメチルが含まれる。好適なシリコーンは、ポ リジメチルシロキサン、ポリジエチルシロキサン及びポリメチルフェニルシロキ サンである。ポリジメチルシロキサンが特に好ましい。 用いられ得るポリアルキルアリールシロキサン流体には、例えば、ポリメチル フェニルシロキサンが含まれる。これらのシロキサンは、例えばGeneral Electr ic CompanyからSF1075メチルフェニル流体又はDow Corningから556 Cosmetic Gr ade Fluidとして入手可能である。 用いられ得るポリエーテルシロキサンコポリマーには、例えばポリプロピレン オキシド改質ポリジメチルシロキサン(例えば、Dow Corning DC-1248が含まれ るが、エチレンオキシド又はエチレンオキシド及びプロピレンオキシドの混合物 も用いられ得る。エチレンオキシド及びプロピレンオキシドレベルは、ここでの 組成物における水中での溶解度を妨げないように十分低くするべきである。ここ で使用できるアルキルアミノ置換シリコーンには、下記式のものが含まれる:式中X及びyは、分子量に依存した整数であり、平均分子量は、およそ5,00 0から10,000の間である。このポリマーは「アモジメチコーン」としても 既知である。 本発明の組成物で使用できるカチオン性シリコーン流体には、下記式に相当す るものが含まれる: (R1)a3-a-Si-(-OSiG2)n-(-OSiGb(R1)2-b)m-O-SiG3-a( R1)a 式中Gは水素、フェニル、OH、C1−C8のアルキルからなる群より選択された もの、好ましくはメチルであり;aは0又は1から3の値を有する整数、好まし くは0であり;bは0又は1、好ましくは1であり;n+mの合計は1から2, 000の数、好ましくは50から150の数であって、nは0から1,999、 好ましくは49から149であり、mは1から2,000、好ましくは1から1 0であり;R1は一価の基である式Cq2qLであって、式中qは2から8の間の 整数であり、Lは下記の基から選択され、 −N(R2)CH2-CH2-N(R2)2 −N(R2)2 −N(R2)3- −N(R2)CH2-CH2-N+R22- 式中、R2は水素、フェニル、ベンジル、飽和炭化水素基、好ましくは1から2 0の炭素原子を含有するアルキル基からなる群から選択され、A-はハライドイ オンを表す。 上記式に相当する特に好ましいカチオン性シリコーンは、下記式の「トリメチ ルシリルアモジメチコーン」として既知のポリマーである: 本発明の組成物に使用できる他のシリコーンカチオン性ポリマーは、以下の式 に相当する: 式中R3は、1から18の炭素原子を有する一価の炭化水素基を表し、より特別 にはアルキル又はアルケニル基、例えばメチルであり;R4は炭化水素基を表し 、好ましくはC1−C18のアルキレン基、又はC1−C18、より好ましくはC1− C8のアルキレンオキシ基であり;Qはハライドイオン、好ましくはクロリドで あり;rは2から20、好ましくは2から8の平均統計値を表し;sは20から 200、好ましくは20から50の平均統計値を表す。これらの化合物は、米国 特許第A4,185,017号により詳細に記述されている。特に好ましいこのクラスのポ リマーは、“UCAR SIL ICONE ALE 56(TN)”の名称でUnion Carbideから販売され ているものである。 シリコーンコンディショニング剤に特に有用であることができる他のシリコー ン流体は、不溶性シリコーンガムである。用語「シリコーンガム」は、ここで用 いる場合、1,000,000センチストークスよりも大きいかこれに等しい25 ℃での粘度を有するポリオルガノシロキサン物質を意味する。シリコーンガムは 、Petrarch並びに、1979年5月1日発行のSpitzerらの米国特許第A4,152,416号 及びNoll,Walter,Chemistry and Technology of Silicones,New York:Academi c Press 1968年を含む他のものに記述されている。またGeneral Electric Silic on Rubber Product Data Sheets SE30,SE33,SE54及びSE76もシリコーンガムを 記述している。「シリコーンガム」は、普通約200,000を超える、一般に 約200,000と約1,000,000との間の質量分子量を有するであろう。 特定例には、ポリジメチルシロキサン、(ポリジメチルシロキサン)(メチルビニ ルシロキサン)コポリマー、ポリ(ジメチルシロキサン)(ジフェニルシロキサン)( メチルビニルシロキサン)コポリマー並びにこれらの混合物が 含まれる。 好ましいシリコーンヘア及び/又はスキンコンディショニング剤は、約1,0 00,000センチストークスよりも大きい粘度を有するポリジメチルシロキサ ンガムと、約10センチストークスから約100,000センチストークスの粘 度を有するポリジメチルシロキサン油の混合物を含み、ここでガム対流体の比は 約30:70から約70:30、ましくは約40:60から約60:40である 。 不揮発性、不溶性シリコーン流体コンディショニング剤の他のカテゴリーは、 高屈折率シリコーンであり、これは、少なくとも約1.46、好ましくは少なく とも約1.48、より好ましくは少なくとも約1.52、最も好ましくは少なくと も約1.55の屈折率を有する。必ずしも制限することを意図しないが、ポリシ ロキサン流体の屈折率は、一般に約1.70よりも低く、普通、約1.60よりも 低いであろう。ポリシロキサン「流体」には、油とガムとが含まれる。 本発明の目的のために適当な高屈折率ポリシロキサン流体には、上記一般式( XIII)により表されるものと、下記の式により表されるような環状ポリシロキサ ンが含まれる: 式中Rは上記で定義されたものであり、nは約3から約7、好ましくは約3から 5である。ここでの高屈折率ポリシロキサン流体は、上述された所望のレベルま で屈折率を高めるために十分な量のアリール含有R置換体を含む。更に、R及び nは、上記で定義されたように、物質が不揮発性であるように選択されなければ ならない。 アリール含有置換体は、脂環式及びヘテロ環式の五員及び六員アリール環並び に、融合五員若しくは六員環を含有する置換体を含む。アリール環自体は置換又 は未置換であることができる。置換体には、脂肪族置換体が含まれ、これはまた アルコキシ置換体、アシル置換体、ケトン、ハロゲン(例えばCl及びBr)、ア ミンなども含むことができる。例示アリール含有基には、置換及び非置換のアレ ン、例えばフェニル、及びフェニル誘導体、例えばC1−C5のアルキル若しくは アルケニル置換体を有するフェニル、例えばアリルフェニル、メチルフェニル及 びエチルフェニル、ビニルフェニル、例えばスチレニル、並びにフェニルアルキ ン(例えば、フェニルC2−C4アルキン)が含まれる。ヘテロ環式アリール基に は、フラン、イミダゾール、ピロール、ピリジンなどから誘導された置換体が含 まれる。融合アリール環置換体には、例えばナフタレン、クマリン及びプリンが 含まれる。 一般に、ここでの高屈折率ポリシロキサン流体は、少なくとも約15%、好ま しくは少なくとも約20%、より好ましくは少なくとも約25%、更により好ま しくは少なくとも約35%、最もより好ましくは少なくとも約50%のアリール 含有置換体の度合いを有し得る。普通には、本発明を必ずしも制限するつもりで はないが、アリール置換の度合いは、約90%未満、より一般的には約85%未 満、好ましくは約55%から約80%にし得る。 ポリシロキサン流体は、またそのアリール置換の結果としての比較的高い表面 張力によっても特徴付けることができる。一般に、ここでのポリシロキサン流体 は、少なくとも約24dynes/cm2、普通、少なくとも約27dynes/cm2の表面張力 を有することができる。この目的においてこの表面張力は、Dow Corning Corpor ate Test Method CTM 0461,11月23日1971年に従って、de Nouy環張力計によって 測定される。表面張力における変化は、上記の試験方法又はASTM方法D13 31に従って測定できる。 ここでの好ましい高屈折率ポリシロキサン流体は、フェニル若しくはフェニル 誘導置換体(好ましくはフェニル)と、アルキル置換体、好ましくはC1−C4ア ルキル(最も好ましくはメチル)、ヒドロキシ、C1−C4アルキルアミノ(特に− R1NHR2NH2、式中R1及びR2はそれぞれ独立してC1−C3のアルキル、ア ルケニル及び/又はアルコキシである)との組み合わせを有するであろう。高屈 折率ポリシロキサンは、Dow Corning Corporation(Midland,Michigan, USA)、Huls America(Piscataway,New Jersey,USA)及びGeneral Electric Sili cones(Waterford,New York,USA)から市販されている。 溶液中の高屈折率シリコーンを、展着を促進し、それにより組成物で処理され た髪のつやを(乾燥した後)高めるために十分な量で、表面張力を減らすための 展着剤、例えばシリコーン樹脂又は界面活性剤と共に用いることが好ましい。一 般に、高屈折率ポリシロキサン流体の表面張力を減らすために十分な量の展着剤 は、少なくとも約5%、好ましくは少なくとも約10%、より好ましくは少なく とも約15%、更により好ましくは少なくとも約20%、最も好ましくは少なく とも約25%である。ポリシロキサン流体/展着剤混合物の表面張力における減 少は、髪の改良された輝き促進をもたらすことができる。 また、展着剤は、好ましくは表面張力を少なくとも約2dynes/cm2、好ましく は少なくとも約3dynes/cm2、更により好ましくは少なくとも約4dynes/cm2、最 も好ましくは少なくとも約5dynes/cm2まで減らすことができる。 ポリシロキサン流体及び展着剤の混合物の表面張力は、最終製品において示さ れる割合では、好ましくは30dynes/cm2以下、より好ましくは約28dynes/cm2 以下、最も好ましくは約25dynes/cm2以下である。普通、表面張力は、約15 から約30、より普通には約18から約28、最も一般的には約20から約25d ynes/cm2の範囲にし得る。 高度アリール化ポリシロキサン流体対展着剤の重量比は、一般に、約1000 :1及び約1:1の間、好ましくは約100:1及び約2:1の間、より好まし くは約50:1及び約2:1の間、最も好ましくは約25:1及び約2:1の間 にし得る。フッ素化界面活性剤が用いられる場合、特に高度ポリシロキサン:展 着剤の比は、これらの界面活性剤の効率のために、効果的となり得る。従って、 1000:1をかなり超える割合が用いられ得ると期待される。 適当なシリコーン流体を開示している文献には、Geenの米国特許第A2,826,551 号;1976年6月22日発行のDrakoffの米国特許第A3,964,500号;Paderの米国特許 第A4,364,837号;Woolsonの英国特許第A849,433号、及びSilicon Compounds,Pe trarch System,Inc.(1984)が含まれ、これらをは適当なシリコーン流体の拡大 (排除ではない)のためのリストを提供する。 1.46よりも低い屈折率を有する不揮発性シリコーン流体と、シリコーン樹 脂成分との重量比は、用いられる場合、好ましくは約4:1から約400:1で あり、特にシリコーン流体成分が、上述したようなポリジメチルシロキサン流体 又は、ポリジメチルシロキサン流体及びポリジメチルシロキサンガムの混合物で ある場合には、好ましくはこの比は約9:1から約200:1であり、より好ま しくは約19:1から約100:1である。シリコーン樹脂が、シリコーン流体 として、即ち、コンディショニング活性物として本発明の組成物に同一相の一部 を形成する限りにおいては、流体及び樹脂の合計は、組成物中のシリコーンコン ディショニング剤のレベルを決定することにおいて、含まれるべきである。ポリオールカルボン酸エステル 不溶性油コンディショニング剤としてここでの使用に適当なのは、液体ポリオ ールカルボン酸エステルである。これらのポリオールエステルは、1以上のカル ボン酸によりポリオールから誘導される。言い換えれば、これらのエステルは、 ポリオールに由来する部分とカルボン酸に由来する1以上の部分とを含む。これ らのカルボン酸エステルは、また液体ポリオール脂肪酸エステルとしても記述さ れることができ、これは用語、カルボン酸及び脂肪酸がしばしば、当業者によっ て互換的に用いられるからである。ここで用いられる場合、用語、液体は、周囲 条件下(約25℃で約1気圧)で(裸眼に対して)視覚的に流動可能である流体 を意味する。 ここでの使用に適する流体ポリオールポリエステルは、少なくとも2つの脂肪 酸基でエステル化された所定のポリオール、特に糖、糖アルコール又は糖エーテ ルを含む。しかしながら、ポリオール開始物質は、好ましくは少なくとも約4つ のエステル化可能ヒドロキシル基を有する。好ましいポリオールの例は、単糖類 及び二糖類を含む糖、糖アルコール又は糖エーテルである。4つのヒドロキシル 基を含有する単糖類の例は、キシロース及びアラビノース並びに、キシロースか ら誘導された糖アルコールであり、これは5つのヒドロキシル基を持っており、 即ちキシリトールである。単糖類、エリスロースもまた、3つのヒドロキシル基 を含み、エリスロースから誘導された糖アルコール、即ちエリスリトールは、4 つのヒドロキシ基を含有するため、本発明の実施において適当である。適当な5 つのヒドロキシル基を含有する単糖類は、ガラクトース、フラクトース及びソル ボースである。スクロースと、グルコース及びソルボース、例えばソルビトール の加水分解産物から誘導された6つのヒドロキシル基を含有する糖アルコールも 、また適当である。用いられ得る二糖類ポリオールの例には、マルトース、ラク トース及びスクロースが含まれ、これらの全ては8つのヒドロキシル基を含有す る。更に、糖エーテルもまた、本発明の実施に適当であり、例えばソルビタンで ある。 このような液体ポリオールエステルにおいて用いられるポリオールは、好まし くは約4から約12、より好ましくは約4から約11、最も好ましくは約4から 約8のヒドロキシル基を有する。ここでの使用に適するポリエステルを製造する ために好ましいポリオールは、エリスリトール、キシリトール、ソルビトール、 グルコース及びスクロースからなる群より選択されたものである。スクロースが 特に好ましい。 少なくとも4つのヒドロキシル基を有する好ましいポリオール開始物質は、少 なくとも2つのヒドロキシル基において、約8から約22の炭素原子、好ましく は約8から約14の炭素原子を含有する脂肪酸でエステル化されなければならな い。このような脂肪酸の例には、カプリル、カプリン、ラウリン、ミリスチン、 ミリストール、パルミチン、パルミトール、ステアリン、オレイン、リシノール 、リノール、リノレン、エレオステリン、アラキジン、アラキドン、ベヘン、及 びエルカ酸が含まれる。脂肪酸は、天然由来の又は合成の脂肪酸から誘導でき; これらは飽和又は不飽和であることができ、これには位置異性体及び立体異性体 が含まれる。しかしながら、ここでの使用に好適な液体ポリエステルを提供する ために、ポリエステル分子中に組み込まれる脂肪酸の少なくとも約半分は、不飽 和脂肪酸、飽和短鎖脂肪酸、又はこれらの混合物でなければならない。 本発明においてコンディショニング剤としての使用に適する液体ポリオール脂 肪酸ポリエステルは、少なくとも2つの脂肪酸エステル基を含有しなければなら ない。ポリオールの全てのヒドロキシル基が脂肪酸でエステル化されている必要 はないが、ポリエステルは、2未満の未エステル化ヒドロキシル基を含有するこ とが好ましい。最も好ましくは、ポリオールの実質的に全てのヒドロキシル基が 脂肪酸でエステル化され、即ち、ポリオール部分が実質的に完全にエステル化さ れる。ポリオール分子に対してエステル化された脂肪酸は、同一のものであるこ とができ又は混合されることができるが、上述したように、不飽和酸エステル基 及び/又は飽和短鎖酸エステル基の実質的な量は、流動性をもたらすように存在 しなければならない。 上記の点を説明すれば、スクロースジ脂肪酸エステルは適当であろうが、2以 上の不飽和ヒドロキシル基を有するので、好ましくない。スクロースヘキサ脂肪 酸エステルは、2を超えない未エステル化ヒドロキシル基を有しているので好ま しいであろう。かなり好ましい化合物は、全てのヒドロキシル基が脂肪酸でエス テル化されているものであり、これには、液状スクロースオクタ置換脂肪酸エス テルが含まれる。 以下のものは本発明での使用に適する少なくとも2つの脂肪酸エステル基を含 有する特定の液体ポリオール脂肪酸ポリエステルの非限定例である:グルコース ジオレエート、大豆油若しくは綿実油脂肪酸(不飽和)のグルコースジエステル 、混合大豆油若しくは綿実油脂肪酸のマンノースジエステル、オレイン酸のガラ クトースジエステル、リノール酸のアラビノースジエステル、キシロースジリノ レエート、ソルビトールジオレエート、スクロースジオレエート、グルコースト リオレエート、大豆油若しくは綿実油脂肪酸(不飽和)のグルコーストリエステ ル、混合大豆油若しくは綿実油脂肪酸のマンノーストリエステル、オレイン酸の ガラクトーストリエステル、リノール酸のアラビノーストリエステル、キシロー ストリリノレエート、ソルビトールトリオレエート、スクローストリオレエート 、グルコーステトラオレエート、大豆油若しくは綿実油脂肪酸(不飽和)のグル コーステトラエステル、混合大豆油若しくは綿実油脂肪酸のマンノーステトラエ ステル、オレイン酸のガラクトーステトラエステル、リノール酸のアラビノース テトラエステル、キシローステトラリノレエート、ガラクトースペンタオレエー ト、ソルビトールテトラオレエート、不飽和大豆油若しくは綿実油脂肪酸のソル ビトールヘキサエステル、キシリトールペンタオレエート、スクローステトラオ レエート、スクロースペンタオレエート、スクロースヘキサオレエート、スクロ ースヘプタオレエート、スクロースオクタオレエート及びこれらの混合物。 本発明の好適な液状ポリオールポリエステルは、約30℃未満、好ましくは約 27.5℃未満、より好ましくは約25℃未満の完全融点(complete melting poi nts)を有する。ここで報告される完全融点は、示差走査熱量計(DSC)により測定 される。用語「完全融点」とは、ここで用いられる場合、周知の技術である示差 走査熱量計(DSC)によって測定されるものとしての融点を意味する。完全融点は 、吸熱ピークの立ち下りに対する接線のラインと、基準点、すなわち特定加熱ラ インとの交点での温度である。普通、5℃/分の走査温度が、完全融点を測定す る際に本発明で用いられる。完全融点を測定する技術は、1994年4月26日発行の Lettonらの米国特許第A5,306,514号により十分に記述されている。 ここでの使用に適当な例示液体ポリオールカルボン酸エステルは、Procter an d Gambleから入手可能なスクロースポリソイエート又はスクロースポリコットン シードエートである。 ここでの使用に適するポリオール脂肪酸ポリエステルは、当業者に周知の種々 の方法により製造することができる。これらの方法には、次のものが含まれる: 種々の触媒を使用したメチル、エチル若しくはグリセロール脂肪酸エステルによ るポリオールのエステル交換;脂肪酸塩化物によるポリオールのアシル化;脂肪 酸無水物によるポリオールのアシル化;及び、脂肪酸自身によるポリオールのア シル化。1976年6月15日発行のRizziの米国特許第A3,464,699号;及び1985年発 行のVolpenheinの米国特許第A4,518,360号及び3,518,772号を参照のこと。化粧品油又はワックス 本発明の組成物は、非分散化香料又は化粧品若しくはワックス又はこれらの混 合物をコンディショニング剤として、約10重量%まで、好ましくは約3重量% までのレベルで含み得る。不溶性油若しくはワックスはここで定義される場合、 25℃の温度で製品マトリクス中において不溶性であるという意味において、油 又はワックスが不溶性ということを意味する。 コンディショニング剤としてここで使用される適当な化粧品油及びワックスに は、C8−C30の脂肪酸のC1−C24エステル、例えばイソプロピルミリステート 、ミリスチルミリステート及びセチルリシノレート、安息香酸のC8−C30エス テル、蜜蝋、飽和及び不飽和脂肪アルコール、例えばベヘニルアルコール、炭化 水素例えば、鉱油、ペトロラタム、スクワラン及びスクワレン、ポリブテン、 脂肪ソルビタンエステル(1976年10月26日発行のSeidenの米国特許第A3,988,255 号を参照)、ラノリン及び油様ラノリン誘導体、動物及び植物トリグリセリド、 例えばアーモンド油、ピーナッツ油、麦芽油、米ぬか油、亜麻仁油、ホホバ油、 アプリコット核の油、クルミ、パームの実、ピスタチオの実、ゴマ種セイヨウア ブラナ種、杜松油、コーン油、モモ核油、ケシの実油、パイン油、箆麻子油、大 豆油、アボカド油、ベニバナ油、ココナッツ油、ハシバミ油、オリーブ油、ブド ウ種油及びヒマワリ油、並びに、ダイマー及びトリマー酸のC1−C24エステル 、例えばジイソプロピルジメレート、ジイソステアリルマレート、ジイソステア リルジメレート、及びトリイソステアリルトリメレート並びにこれらの混合物が 含まれる。脂肪アルコール 髪及び/又は皮膚に対して付加的、任意的コンディショニング剤としての使用 に適する脂肪アルコールは、不溶性油コンディショニング剤と組み合わせて、髪 のつや、髪の感触、髪の柔らかさ及び取り扱い性のような改良されたコンディシ ョニング属性をもたらすために重要である。ヘアコンディショニング、例えば髪 の柔らかさ及び取り扱い性における更なる改良をもたらすために好ましいのは、 脂肪アルコール及び不溶性シリコーンコンディショニング剤を含むコンディショ ニング系である。 使用に適する付加的、任意的、脂肪アルコールコンディショニング剤は、一般 式R−OHを有し、式中Rは直鎖又は分岐鎖ヒドロカルビルであり、好ましくは 約8から約22の炭素原子、好ましくは約12から約18の炭素原子を含む直鎖 である。如何なる特定の炭素鎖長、いってみればC16の定義も平均値であり、そ れ自体、その合成の直接の作用として、より大きい又はより小さい炭素鎖長の所 定の分布も含んでもよい。ここでの使用に適当な脂肪アルコールには、Procter and Gamble Ltd.からCO-1659(TN)の商品名及びAlbright and Wilson Ltd.からLa urex 16(TN)の商品名で入手可能なセチルアルコール;並びに、Procter and Gam ble Ltd.からCO-1895(TN)の商品名及びAlbright and Wilson Ltd.からLaurex 18 (TN)の商品名で入手可能なステアリルアルコールが含まれる。シリコーン樹脂 ヘア及び/又はスキンコンディショニング剤に含有できる付加的任意配合剤は 、シリコーン樹脂である。シリコーン樹脂は、高度架橋高分子シロキサン系であ る。架橋は、三官能性及び四官能性シランと一官能性若しくは二官能性又は双方 のシランとを、シリコーン樹脂の製造中に投入することによって誘導される。当 業界において十分理解されているように、シリコーン樹脂中にもたらされるため に必要とされる架橋度は、シリコーン樹脂へ組み込まれる特定のシラン単位に応 じて変化し得る。一般に、乾燥して硬質の又は堅い薄膜となるように十分なレベ ルの三官能性及び四官能性シロキサンモノマー単位を有する(このため、十分な レベルの架橋を有する)シリコーン物質が、シリコーン樹脂であると考えられる 。酸素原子対ケイ素原子の割合は、特定のシリコーン物質における架橋レベルを 示す。ケイ素原子当たり少なくとも約1.1の酸素原子を有するシリコーン物質 は、一般にここでは、シリコーン樹脂であろう。好ましくは、酸素:ケイ素原子 の割合は、少なくとも約1.2:1.0である。シリコーン樹脂の製造に用いられ るシランには、モノメチル−、ジメチル−、トリメチル−、モノフェニル−、ジ フェニル−、メチルフェニル−、モノビニル−及びメチルビニル−クロロシラン 並びにテトラクロロシランが含まれ、メチル置換シランが最も普通に用いられる 。好ましい樹脂は、General ElectricからGE SS4230及びSS4267として提供され ている。市販のシリコーン樹脂は、一般に低粘度の揮発性又は不揮発性シリコー ン流体中での溶解形態で供給され得る。ここで使用されるシリコーン樹脂は、当 業者にすぐに明らかであるように、このような溶解形態で供給され、本発明の組 成物に存在するべきである。シリコーンにおけるバックグラウンド物質は、シリ コーン流体、ガム及び樹脂とシリコーンの製造とを論議する部分に含まれるが、 これはEncyclopedia of Polymer Science and Engineering,第15巻、第2版、pp 204-308,John Wiley & Sons,Inc.,1989年に見出すことができる。 シリコーン物質及び、特にシリコーン樹脂は、“MDTQ”命名法として当業 者に周知の短縮化命名法によって、簡便に同定することができる。この方法では 、シリコーンはシリコーンを作り上げる種々のシロキサンモノマーユニットの存 在によって記述される。簡単に言えば、記号Mは一官能性ユニット(CH3)3Si0.5 を表し;Dは二官能性ユニット(CH3)2SiOを表し;Tは三官能性ユニッ ト (CH3)SiO1.5を表し;及びQは四価の若しくは四官能性ユニットSiO2を 表す。ユニット記号のダッシュ、例えばM'、D'、T’及びQ’は、メチル以外 の置換基を表し、それそれの場合について特別に定義されなければならない。典 型的な代替置換体には、例えばビニル、フェニル、アミン、ヒドロキシなどの基 が含まれる。シリコーン中の各タイプのユニットの合計数(若しくはその平均) を示している記号の下つき語であっても、又は分子量との組み合わせの割合を特 別に示すものであっても、種々のユニットのモル比は、MDTQ法によりシリコ ーン物質を完全に記述する。シリコーン樹脂中のT、Q、T’及び/又はQ’か らD、D'、M及び/又はM’のより高い相対モル量は、より高い架橋度を示す 。しかしながら、前で述べたように、架橋の全体レベルは、また酸素対ケイ素比 によっても示すことができる。 ここで使用される好ましいシリコーン樹脂は、MQ、MT、MTQ、MDT及 びMDTQ樹脂である。従って、好ましいシリコーン置換物は、メチルである。 特に好ましいのは、M:Qの割合が約0.5:1.0から約1.5:1.0であり、 樹脂の平均分子量が約1000から約10,000であるMQ樹脂である。水溶性樹脂 ここでの使用に適する付加的コンディショニング剤は、約8,000から約2 ,000,000の範囲の分子量を有する水溶性樹脂である。水溶性は、ここで 定義される場合、約25℃の水中0.1%の物質の濃度にて、裸眼に対して実質 的に透明な溶液を形成するために、水に十分可溶性である物質を意味する。ここ でのコンディショニング剤として有用な水溶性樹脂は、下記一般式を有する非イ オン性ポリエチレングリコールポリマーである: H(OCH2CH2)nOH 式中nは約1000から約25,000、好ましくは約2,000から約20,0 00の範囲のエトキシル化の平均値である。ここでの使用に適する非イオン性樹 脂には、AmercholからPolyox WSRN 3000(TN)の商品名で入手可能な狭分子量分布 PEG14Mと、AmercholからPolyox WSR-250(TN)の商品名で入手可能な広分子 量PEG14Mが含まれる。カチオン性ポリマー ここでコンディショニング剤として使用に適するカチオン性セルロース誘導体 ポリマー物質には、下記一般式を有するものが含まれる: A−O(−R−N+12−R3−M) 式中Aはセルロースアンヒドログルコース残基であり、Rはアルキレン、オキシ アルキレン、ポリオキシアルキレン若しくはヒドロキシアルキレン基又はこれら の組み合わせであり、R1、R2及びR3は独立してアルキル、アリール、アルキ ルアリール、アリールアルキル、アルコキシアルキル又はアルコキシアリール基 であり、それぞれの基は約18までの炭素原子を含み、各カチオン性部分の炭素 原子の総数(即ち、R1、R2及びR3における炭素原子の合計)は約20以下で あることが好ましく、Mはここで前述したアニオン性対イオンである。 ここで使用される適当なカチオン性セルロース性ポリマーは、約400,00 0から約1,500,000、好ましくは約500,000から約1,500,00 0、最も好ましくは約800,000から約1,200,000の範囲の分子量と 、約0.6から約3meq/gr、好ましくは約0.7から約2.0meq/gr、最も好まし くは約0.9から約1.5meq/grの電荷密度を有する。カチオン性セルロースは、 Amerchol Corp.(Edison,NJ,USA)からPolymer JR及びLRシリーズのポリマーとし て入手可能であり、これはトリメチルアンモニウム置換エポキシドと反応したヒ ドロキシエチルセルロースの塩であり、産業界(CTFA)ではPolyquaternium 10と 呼ばれている。 ここで記述された水溶性カチオンは、シャンプー組成物においても可溶性であ り、ここで前述されたカチオン性ポリマー及びアニオン性界面活性剤により形成 されるシャンプー組成物中の複合コアセルベート相において可溶性であることが 好ましい。カチオン性ポリマーの複合コアセルベートはまた、本シャンプー組成 物の他の任意アニオン性成分によっても形成できる。油誘導体物質 本発明の組成物は、また油由来コンディショニング剤又は油由来コンディショ ニング剤の混合物を含んでもよい。ここでの使用に適当な油由来コンディショニ ング剤には、水溶性植物及び動物由来皮膚軟化剤、例えばポリエチレングリコー ル鎖が挿入されたトリグリセリド;エトキシル化モノ及びジ−グリセリド、ポリ エトキシル化ラノリン及びエトキシル化バター誘導体が含まれる。ここでの使用 において好適な油由来コンディショニング剤のクラスは、下記の一般式を有する ものである: O RCOCH2CH(OH)CH2(OCH2CH2)nOH 式中nは約5から約200、好ましくは約20から約100、より好ましくは約 30から約85であり、式中Rは約5から約20の炭素原子、好ましくは約7か ら約18の炭素原子を平均して有する脂肪族基を含む。 このクラスの適当なエトキシル化油脂には、グリセリルココエート、グリセリ ルカプロエート、グリセリルカプリレート、グリセリルタロウエート、グリセリ ルパルメート、グリセリルステアレート、グリセリルラウレート、グリセリルオ レエート、グリセリルリシノレートのポリエチレングリコール誘導体並びに、ト リグリセリド、例えばパーム油、アーモンド油及びコーン油由来のグリセリル脂 肪エステルが含まれ、好ましくはグリセリルタロウエート及びグリセリルココエ ートである。 このクラスの適当な油誘導コンディショニング剤は、Croda Inc.(New York,US A)からCrovol(TN)ラインのもの、例えばCroval EP40(PEG20マツヨイグサグ リセリド)、Crovol EP70(PEG60マツヨイグサグリセリド)、Crovol A-40(P EG20アーモンドグリセリド)、Crovol A-70(PEG60アーモンドグリセリ ド)、Crovol M-40(PEG20トウモロコシグリセリド)、Crovol M-70(PEG6 0トウモロコシグリセリド)、Crovol PK-40(PEG12パーム核グリセリド)、 及びCrovol PK-70(PEG45パーム核グリセリド)として入手可能なもの並び に、Solon(TN)範囲の物質、例えばSolon E,E50及びXポリエトキシル化ラノリン として、並びにWestbrook Lanolinから入手可能なAqualose L-20(TN)(PEG2 4ラノリンアルコール)及びAqulose W-15(TN)(PEG15ラノリンアルコール )である。このクラスで更に適当な界面活性剤は、Varonic LI(TN)ラインの界面 活性剤としてSherex Chemical Co.(Dublin,Ohio,USA)から、Rewoderm(TN)ライン の界面活性剤としてRewoから市販されている。これらには 例えば、Varonic LI48(ポリエチレングリコール(n=80)グリセリルタロウ エート、或いはPEG80グリセリルタロウエートと呼ばれている)、Varonic L I2(PEG28グリセリルタロウエート)、Varonic LI420(PEG200グリセリ ルタロウエート)、並びにVarnoc LI63及び67(PEG30及びPEG80グリセ リルココエート)、Rewoderm LI5-20(PEG200パルミテート)、Rewoderm LIS -80(PEG200パルミテートとPEG−7グリセリルココエート)及びRewod ermLIS-75(PEG−200パルミテートとPEG−7グリセリルココエート) 並びにこれらの混合物が含まれる。使用に適する他の油誘導皮膚軟化剤は、コー ン、アボカド及びババスーヤシ油のPEG誘導体と、Softigen 767(TN)(PEG (6)カプリル/カプリングリセリド)である。 またここで使用に適するのは、シアバターノキ(Butyrospermum Karkii Kotsch y)の果実から抽出された複合植物脂から誘導されるコンディショニング油である 。この植物脂は、シアバターとして知られており、セッケン材料及び荒れ止めク リームのような種々の手段として中央アフリカで広く使用されており、Sederma( 78610 Le Perray En Yvelines,France)により売買されている。特に適当なのは 、シアバターのエトキシル化誘導体であり、これはKarlshamn Chemical Co.(Col umbos,0hio,USA)からLipex(TN)範囲の化学種、例えばLipex 102E-75及びLipex 1 02E-3(シアバターのエトキシ化モノ、ジーグリセリド)として、Croda Inc.(Ne w York,USA)からCroval(TN)ラインの物質、例えばCroval SB-70(シアバターの エトキシル化モノ、ジーグリセリド)として入手可能である。同様に、マンゴー 、カカオ及びイリップ(Illipe)バターのエトキシル化誘導体は、本発明による組 成物中でコンディショニング剤として用いてもよい。これらはエトキシル化非イ オン性物質として分類されているが、所定の割合が非エトキシル化植物油脂とし て残されていることは理解される。 他の適当な油誘導ヘア及び/又はスキンコンディショニング剤には、例えばア ーモンド油、ピーナッツ油、米ぬか油、麦芽油、亜麻仁油、ホホバ油、アプリコ ット核の油、クルミ、パームの実、ピスタチオの実、ゴマ種、セイヨウアブラナ 種、杜松油、コーン油、モモ核油、ケシの実油、パイン油、蓖麻子油、大豆油、 アボカド油、ベニバナ油、ココナッツ油、ハシバミ油、オリーブ油、ブドウ種油 、 及びヒマワリ種油が含まれる。 ここでの使用にかなり好ましい油誘導ヘア及び/又はスキンコンディショニン グ剤には、Lipex 102-3(TN)(シアバターのPEG−3エトキシル化誘導体)及びS oftigen 767(TN)(PEG−6カプリル及び/又はカプリングリセリド)が含まれ る。任意配合剤 種々の他の任意配合剤がここで記述される。下記の記述は、本質的に例示であ る。スタイリング剤 本発明によるシャンプー組成物は、また付加的任意化粧品剤として1以上のス タイリング剤を含有してもよい。ここでの使用に適するスタイリング剤は、シャ ンプー後の髪を特定の形状の維持してユーザを補助するように意図されたクラス の物質である。 ここでの使用に適するヘアスタイリング剤は、種々の樹脂及びガムから選択で きる。ここでの使用に好適なスタイリング剤は、シャンプー適合性ポリマーを含 み、これは一般に疎水性モノマーのホモポリマー又はコポリマーである。或いは 、ここでスタイリング剤として有用な親水性ポリマーは、親水性モノマー及び疎 水性モノマー、又はこれらの混合物のコポリマーであることができる。複合ポリ マー系の例は、米国特許第A3,222,329号、米国特許第A3,577,517号、米国特許第 4,272,511号及び米国特許第A4,196,190号に見出される。ブロックポリマー系の 例は、米国特許第A3,907,984号、米国特許第A4,030,512号及び米国特許第A283,3 84号に見出される。医薬活性剤 付加的な任意特徴として、ここでのシャンプー組成物は、医薬活性剤を、好ま しくは約0.001重量%から約10重量%、より好ましくは約0.01重量%か ら約5重量%、最も好ましくは約0.1重量%から約3重量%、特に約0.1重量 %から約2重量%のレベルで含み得る。 医薬活性剤は、髪及び/又は皮膚に対する付加的利益をもたらすために本発明 の組成物に用いられてもよく、これには、抗シラミ活性剤、抗生物質、抗炎症活 性剤及びフケ防止活性剤が含まれる。医薬活性剤はここで用いられる場合、医薬 学的及び薬学的活性剤の双方を含む。粒状フケ防止活性剤 シャンプー組成物は、1以上の粒状のフケ防止剤を医薬活性剤として含み得る 。頭皮におけるフケの調節のために安全で有効な量のフケ防止活性剤が用いられ る。粒状のフケ防止剤には、例えば硫黄、硫化セレン及びピリジンチオン塩が含 まれる。1−ヒドロキシ−2−ピリジンチオンの重金属塩及び二硫化セレンが好 ましい。粒状のフケ防止剤は、結晶形であり、組成物において不溶性である。一 般に、粒状のフケ防止剤は、組成物の約0.1重量%から約5重量%、好ましく は約0.3重量%から約5重量%のレベルで用いられる。本組成物が慣用のやり 方で皮膚又は髪をシャンプーするために用いられる場合に、有効量がフケを調節 するために用いられる限り、用いられる特定の量は重要ではない。 硫化セレンは、市場の重要品である。硫化セレンは一般に、1モルのセレン及 び2モルの硫黄を有する化合物として考えられている。しかしながら、環状構造 の形態、Sexyを採り得、式中x+y=8である。1954年11月16日発行のBald winらの米国特許第A2,694,668号、;1984年10月6日発行のKapralの米国特許第A3 ,152,046号;1978年5月16日発行のBrinkmanの米国特許第A4,089,945号;1989年 12月12日発行のWelzelの米国特許第A4,885,107号は、フケ防止シャンプー組成物 における活性配合剤としての二硫化セレンを開示している。 硫化セレン(二硫化セレン)は、好ましくは約15μよりの低い、より好まし くは約10μよりも低い平均を有する。これらの測定は、フォワードレーザー光 散乱装置(例えばMalvern 3600装置)を用いてすることができる。用いるならば 、硫化セレンは、普通、本発明のシャンプー組成物において、組成物の約0.1 重量%から約5.0重量%、好ましくは約0.3重量%から約2.5重量%、より 好ましくは約0.5重量%から約1.5重量%のレベルで存在する。 好ましいピリジンチオンフケ防止剤は、水不溶性1−ヒドロキシ−2−ピリジ ンチオン塩である。好ましい塩は、重金属、例えば亜鉛、スズ、カドミウム、マ グネシウム、アルミニウム及びジルコニアから形成される。ここで最も好ましい 金属は、亜鉛である。最も好ましい活性剤は、1−ヒドロキシ−2−ピリジンチ オンの亜鉛塩であり、これはしばしば亜鉛ピリジンチオン(ZPT)と呼ばれて いる。他のカチオン、例えばナトリウムも、また適当であり得る。これらのタイ プのフケ防止剤は、当業界で周知である。1−ヒドロキシ−2−ピリジンチオン 塩は、フケ防止シャンプー組成物における使用について、1957年10月15日発行の Bernsteinの米国特許第A2,809,971号;1966年2月22日発行のKarstenらの米国特 許第A3,236,733号;1973年8月21日発行のParranの米国特許第A3,753,196号;19 73年9月25日発行のParranの米国特許第A3,761,418号;1982年8月17日発行のBo lichの米国特許第4,345,080号;1982年4月6日発行のBolichらの米国特許第A4, 323,683号;1983年4月12日発行のBolishの米国特許第A4,379,753号;及び1984 年9月11日発行のWinklerの米国特許第A4,470,982号に開示されている。特に好 ましいのは、平板粒子形状(platelet particle form)の1−ヒドロキシ−2−ピ リジンチオン塩であり、ここで粒子は約20ミクロンまで、好ましくは約8ミク ロンまで、最も好ましくは約5ミクロンまでの平均サイズを有する。 ピリジンチオン塩は、一般に、シャンプー組成物の約0.1重量%から約3重 量%、好ましくは約0.3重量%から約2重量%のレベルで用いられる。 他の粒状フケ防止活性剤には硫黄が含まれる。硫黄は、普通フケ防止剤として 組成物の約1重量%から約5重量%、好ましくは約2重量%から約5重量%のレ ベルで用いられる。懸濁化剤 本発明の組成物は、結晶懸濁化剤を含むことができる。コンディショニング剤 (又は他の物質)を懸濁化するため、及び組成物を増粘するために有用な他の懸 濁化剤は、任意に用いられることができる。結晶懸濁化剤は、分散相流体コンデ ィショニング剤又は不溶性流体の他の粒状物若しくはエマルジョンを、本発明の シャンプー組成物に懸濁化することを補助するために役立ち、製品に対して真珠 箔を与え得る。 結晶懸濁化剤は、コンディショニング剤又は粒状フケ防止剤(存在するならば )を懸濁化するために有効なレベルで用いられ得る。一般に懸濁化剤は、周囲 温度で少なくとも1ヶ月は安定であるべきである。より長期の保管安定性、例え ば少なくとも3ヶ月、好ましくは6ヶ月、最も好ましくは少なくとも約24ヶ月 が好ましい。一般に、本発明の組成物は、約0.5重量%から約10重量%の結 晶懸濁化剤又はこれらの組み合わせを含み得る。結晶懸濁化剤は、好ましくは、 本発明のシャンプー組成物に、約0.5重量%から約5重量%、より好ましくは 約1重量%から約4重量%、最も好ましくは約1重量%から約3重量%のレベル で存在する。 好ましい結晶懸濁化剤は、アシル誘導体及びアミンオキシド、特にアシル誘導 体、特にプレミックス溶液中で可溶性であることができ、それから冷却の際に再 結晶することができるものである。これらの物質は、長鎖(例えばC8−C22、 好ましくはC14−C22、より好ましくはC16−C22)の脂肪族基、即ち長鎖アシ ル誘導体物質及び長鎖アミンオキシドと、このような物質の混合物を含み得る。 エチレングリコール長鎖エステル、長鎖脂肪酸のアルカノールアミド、長鎖脂肪 酸の長鎖エステル、グリセリル長鎖エステル、長鎖アルカノールアミドの長鎖エ ステル、及び長鎖アルキルジメチルアミンオキシド、並びにこれらの混合物が含 まれる。 結晶懸濁化剤の例は、1988年3月3日発行のGrote及びRusselの米国特許第A4, 741,855号に記述されている。ここでの使用に適する懸濁化剤には、脂肪酸、好 ましくは約14から約22の炭素原子、より好ましくは16−22の炭素原子を 有する脂肪酸のエチレングリコールエステルが含まれる。より好ましいのは、エ チレングリコールステアレートであり、これはモノ及びジステアレートの双方で あるが、特に、約7%未満のモノステアレートを含有するジステアレートである 。他の懸濁化剤には、脂肪酸、好ましくは約16から約22の炭素原子、より好 ましくは約16から約18の炭素原子の脂肪酸のアルカノールアミドが含まれる 。好ましいアルカノールアミドは、ステアリンモノエタノールアミド、ステアリ ンジエタノールアミド、ステアリンモノイソプロパノールアミド、及び約16か ら約22の炭素原子及び7までのエチレンオキシ単位を有する脂肪酸のモノエタ ノールアミドステアレートポリエチレングリコールエステル、好ましくはエチレ ングリコールステアレートであって、これはモノ及びジステアレートの双方で あるが、特に約7%未満のモノステアレートを含有するジステアレートであるも の、約16から約22の炭素原子、好ましくは約16から18の炭素原子を有す る脂肪酸のアルカノールアミド、例えばステアリンモノエタノールアミド、ステ アリンジエタノールアミド、ステアリンモノイソプロパノールアミド及びステア リンモノエタノールアミドが含まれる。他の長鎖アシル誘導体には、長鎖脂肪酸 の長鎖エステル(例えばステアリルステアレート、セチルパルミテート);グリセ リルエステル(例えば、グリセリルジステアレート)及び長鎖アルカノールアミ ドの長鎖エステル(例えば、ステアロアミドジエタノールアミドジステアレート 、ステアロアミドモノエタノールアミドステアレート)が含まれる。長鎖カルボ ン酸のエチレングリコールエステル、長鎖アミンオキシド及び長鎖カルボン酸の アルカノールアミドは、上掲の好適物質に加えて、懸濁化剤として用いられ得る 。 懸濁化剤は、また長鎖アミンオキシド、例えばアルキル(C16−C22)ジメチ ルアミンオキシド、例えばステアリルジメチルアミンオキシドも含む。本組成物 がアミノオキシド又は長鎖アシル誘導体であって界面活性剤であるものを含有す るならば、少なくともその一部が結晶形状で存在することを条件として、懸濁化 機能は、またこのようなアミンオキシド又はアシル誘導体によりもたらされ、付 加的な懸濁化剤は必要でないであろう。 使用できる他の長鎖アシル誘導体には、N,N−ジヒドロカルビル(C12−C2 2 、好ましくはC16−C18)アミド安息香酸及びその可溶性塩(例えば、Na及び K塩)、特に、このファミリーのN,N−ジ(C16−C18、及び水素添加タロウ) アミド安息香酸種が含まれ、これらはStepan Company(Northfield,Illinois,U SA)から市販されている。 更に適当な懸濁化剤には、約12から約22の炭素原子を有する脂肪アルコー ル又は脂肪酸物質が含まれる。適当な脂肪酸及び脂肪アルコール増粘剤には、Al bright and Wilsonから入手可能なLaurex NC(TN)(C12/14脂肪アルコール)及 び、Unichemaから入手可能なPrifac 7908(TN)(パーム核脂肪酸)が含まれる。 懸濁化剤としてここでの使用に適当であるのは、グルコシドの脂肪酸エステル、 例えばPEG120メチルグルコシドジオレエート(Glucamate DOE 120(TN)の商品名でAmercolから入手可能)である。 結晶懸濁化剤は、懸濁化剤の融点よりも高い温度で、水及び界面活性剤を含有 する溶液へ可溶化することによって、本発明のシャンプーへ組み込まれることが できる。それから懸濁化剤は、普通、結晶化を誘導するために十分な温度まで、 溶液を冷ますことによって、再結晶化される。 任意の懸濁化剤増粘剤及び粘度改質剤などは、用いられる場合、一般に全組成 物の約0.01重量%から約10重量%、最も普通には約0.02重量%から約5 .0重量%のレベルで用いられる。一般に、任意懸濁化剤及び他の粘度改質剤の レベルは、好ましくは、追加される物質のための利益を達成するために、できる だけ低いものとするべきである。 使用できる任意懸濁化剤には、高分子増粘剤、例えばカルボキシビニルポリマ ーが含まれる。好適なカルボキシビニルポリマーには、アクリル酸/エチルアク リレートコポリマー及びCarbopol樹脂の商晶名でB.F.Goodrich Companyから販売 のカルボキシビニルポリマー、例えば1957年7月2日発行のBrownの米国特許第 A2,798,053号に記述されているようなポリアリルスクロースで架橋されたアク リル酸のコポリマーが含まれる。これらのポリマーは、B.F.Goodrich Companyに より例えばCarbopol(TN)931,940,941及び956として供給されている。これらの樹 脂は、例えばポリアリルスクロース又はポリアリルペンタエリスリトールのよう な架橋剤0.75%から2.00%で架橋されたアクリル酸のコロイド状水溶性ポ リアルケニルポリエーテル架橋ポリマーから本質的に成る。この例には、Carbop ol 934、Carbopol 940、Carbopol 950、Carbopol 980、Carbopol 951及びCarbop ol 981が含まれる。Carbopol 934は、各スクロース分子当たり平均約5.8アリ ル基を有するスクロースのポリアルキルエーテル約1%で架橋されたアクリル酸 の水溶性ポリマーである。脂肪族特性を有するアクリル酸の疎水性改質架橋ポリ マーもここでの使用に適当であり、これらはCarbopol 1382、Carbopol 1342及び Pemulen TR-1(CFTA規格:アクリレート/10−30アルキルアクリレート 架橋ポリマー)の商品名で入手可能である。ポリアルケニルポリエーテル架橋ア クリル酸ポリマー及び疎水性改質架橋アクリル酸ポリマーも、ここでの使用に適 する。 カルボキシビニルポリマーは、単量体オレフィン系不飽和カルボン酸と、全モ ノマーの約0.01重量%から約10重量%の多価アルコールのポリエーテルと を含む単量体混合物の共重合体(インターポリマー)であり、ここで多価アルコ ールは、少なくとも3つのヒドロキシル基に結合している少なくとも4つの炭素 原子を含み、ポリエーテルは、分子当たり1以上のアルケニル基を含有する。他 のモノオレフィン系単量体物質は、優勢な割合においてさえも、所望するならば 単量体混合物中に存在し得る。カルボキシビニルポリマーは、液体揮発性有機炭 化水素中で実質的に不溶性であり、空気への曝露において寸法的に安定性である 。 カルボキシビニルポリマーを製造するために用いられる好適な多価アルコール には、オリゴ糖、カルボニル基がアルコール基に転換しているその還元誘導体、 及びペンタエリスリトールからなるクラスより選択されたポリオールが含まれ; オリゴ糖がより好ましく、スクロースが最も好ましい。ポリオールのヒドロキシ ル基がアリル基でエステル化されるように改変されることが好ましく、このポリ オールは、ポリオール分子当たり少なくとも2つのアリルエーテル基を有する。 ポリオールがスクロースの場合、スクロース分子当たり少なくとも約5つのアリ ルエーテル基を有することが好ましい。ポリオールのポリエーテルが、全モノマ ーの約0.01%から約4%、より好ましくは約0.02%から約2.5%を構成 していることが好ましい。 ここで用いられるカルボキシビニルポリマーを製造するために用いられる好適 な単量体オレフィン系不飽和カルボン酸には、単量体、重合可能、アルファ−ベ ータモノオレフィン系不飽和低分子脂肪族カルボン酸が含まれ;より好ましくは 下記の構造(XIII)の単量体モノオレフィン系アクリル酸である: 式中Rは、水素及び低級アルキル基からなる群より選択された置換物であり;も っとも好ましいのはアクリル酸である。 本発明の配合物に用いられる好適なカルボキシビニルポリマーは、少なくとも 約750,000の分子量を有し;より好ましくは少なくとも1,250,000 の分子量を有するカルボキシビニルポリマーであり;もっとも好ましくは少なく とも約3,000,000の分子量を有するカルボキシビニルポリマーである。 他の物質も任意懸濁剤として使用することができ、これには、ゲル様粘性を組 成物に与えることができるもの、例えば水溶性又はコロイド状水溶性ポリマー、 例えばセルロースエーテル(ヒドロキシエチルセルロース)、グアーガム、ポリビ ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルグアーガム、澱粉 及び澱粉誘導体、並びに他の増粘剤、粘度改質剤、ゲル化剤などが含まれる。こ れらの物質の混合物も使用できる。 使用できる懸濁化剤の他のタイプは、キサンタンガムである。シリコーンヘア コンディショニング成分のための懸濁化剤としてキサンタンガムを利用するシャ ンプー組成物は、1988年11月29日発行のBolich及びWilliamsの米国特許第A4,788 ,006号に開示されている。キサンタンガムは、市販されている生合成性ガム物質 である。これは100万を超える分子量を有するヘテロ多糖である。D−グルコ ース、D−マンノース及びD−グルクロネートが2.8:2.0:2.0のモル比 で含有すると思われる。ポリ多糖は、4.7%のアセチルで部分的にアセチル化 されている。この情報及び他のものはWhistler,Roy L.編者、Industrial Gums- Polysaccharides and Their Derivatives New York:Academic Press,1973に見出 される。Kelco,a Division of Merck & Co.,Inc.はKeltrol R(TN)としてのキ サンタンガムを提案する。このガムは、シリコーンヘアコンディショニング成分 懸濁化剤として用いる場合、普通、注ぎ可能な液体配合剤中に、本発明の組成物 の約0.02重量%から約3重量%、好ましくは約0.03重量%から約1.2重 量%のレベルで存在し得る。増粘剤 本発明のシャンプー組成物は、付加的に、1以上の増粘剤を約0.1重量%か ら約10重量%、好ましくは約0.5重量%から約5重量%、より好ましくは約 0.5重量%から約3重量%の全レベルで含み得る。 非イオン性水溶性セルロースエーテルは、本発明による組成物に増粘剤として 使用できる。広く使用され商業的に入手可能な非イオン性セルロースエーテルに は、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチ ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース及びエチルヒドロキシエチルセル ロースが含まれる。増粘剤としての使用に特に好適なのは、疎水性改質ヒドロキ シエチルセルロース物質である。ここでの使用に適する商業的に入手可能なある 物質は、NATROSOL PLUS Grade 330 CN(TN)であり、これはAqualon Company,Wil mington,Delawareから入手可能な疎水性改質ヒドロキシエチルセルロースであ る。この物質はC16のアルキル置換物を0.4重量%から0.8重量%有する。こ の物質のヒドロキシエチルモル置換は、3.0から3.7である。改質前の水溶性 セルロースの平均分子量は、およそ300,000である。このタイプの他の物 質は、NATROSOL PLUS CS Grade D-67(TN)でAqualon Company,Wilmington,Dela wareから販売されている。この物質は、0.50重量%から約0.95重量%のC16 置換を有する。この物質のヒドロキシエチルモル置換は、2.3から3.7であ る。改質前の水溶性セルロースの平均分子量は、およそ700,000である。 本発明による組成物は、またウレタン主体ポリエチレングリコールコポリマー 増粘剤、例えばRohm and HaasからAcrosyl 44(TN)の商品名で入手可能なウレタ ンC1−C20アルキルPEGコポリマーを含むこともできる。このようなウレタ ン主体コポリマー増粘剤は、優れた増粘特性と、所望するリンス感触属性を維持 して改良された泡立ち特性との双方において重要である。 本組成物は、また非イオン性又はアニオン性高分子増粘成分、特に水溶性高分 子物質を含むことができ、これは約20,000を超える分子量を有する。「水 溶性ポリマー」によって、その物質が、25℃において1%の濃度で水中に実質 的にクリアな溶液を形成することができ、またその物質が水の粘度度を増加し得 ることを意味する。本発明において付加的増粘成分として望ましく用いられ得る 水溶性ポリマーの例は、ヒドキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ ース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリア クリルアミド、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン K−120、デキストラン、例えばD&O Chemicalsから入手可能なDextran purif ied crude Grade 2P、カルボキシメチルセルロース、植物抽出物、例えば アカシア、ガッチゴムノキ及びトンガカントゴムノキ、海草抽出物、例えばナト リウムアルギネート、プロピレングリコールアルギネート及びナトリウムカラギ ーナンである。本発明の組成物のための付加的増粘剤として好ましいのは、天然 多糖物質である。このような物質の例はグアーガム、イナゴマメガム及びキサン タンガムである。約700,000の分子量を有するヒドロキシエチルセルロー スも、ここでの使用に適する好ましいものである。ジアミンジ多酸成分 付加的な任意の特徴として、本発明による組成物は、ジアミンジ多酸成分及び /又はその塩を含んでもよい。ジ多酸は、ここで定義される場合、二酸、三酸及 び四酸並びにその塩であり、好ましくは二酸である。ここでの使用に適するジア ミンジ多酸は、例えば無水物によるジアミンの反応によって合成できる。ジアミ ンジ多酸の製造のためのジアミン開始物質には、下記の一般式を有するジアミン が含まれる: R12N−(CH2)n−NR34 式中R1、R2、R3及びR4は水素及びC1からC4のアルキル又はアルケニルから 選択されたものであり、好ましくは式中R1及びR3は水素であり、より好ましく は式中R1、R2、R3及びR4は水素である:nは1から8の整数であり、好まし くは2から4であり、特に2である。ここでの使用に好適なジアミンには、エチ レンジアミン、1,3−プロピレンジアミン、1,4−ブタンジアミンが含まれ、 エチレンジアミンが特に好ましい。上記で定義されたジアミンと反応してジアミ ンジ多酸を形成することができる如何なる無水物も、ここで用いられ得る。ここ で使用に適する例示無水物は、マレイン酸無水物である。 ここでの使用に適するジアミンジ多酸物質は、また例えばアルカリ条件下(例 えば約11.2のpHの水酸化ナトリウム溶液)でジハロゲン置換ヒドロカルビ ルにより二酸を反応して合成することもできるが、これらはWO-A-95/12570、WO- A-96/01803、WO-A-96/01802及び米国特許第A6,566,867号に論述されている。こ こで使用に適する二酸開始物質には、アミノ酸(又はその塩)、例えばL−アルパ ラギン酸が含まれる。ここで使用に適するヒドロカルビルは、下記一般式を有す る: X−(CH2)n−Y 式中X及びYはハロゲン、例えばBr、Clであり、好ましくはX及びYは共に Br又はClであり、nは2から約8、好ましくは2から6、より好ましくは2 から4の値を有する。ここで使用に適する例示ジハロゲン置換ヒドロカルビルに は、エチレンジブロミド及びエチレンジクロリドが含まれる。 ここでの使用に好適なのは、ジアミンジ多酸であって、多酸種が二酸のもの、 好ましくは、約3から約10の炭素原子、より好ましくは約4から約6の炭素原 子、最も好ましくは約4の炭素原子のヒドロカルビル鎖長を有する二酸である。 ここでの使用に適する二酸から誘導されたジアミンジ多酸の例には、エチレンジ アミンジコハク酸(EDDS)、エチレンジアミンジグルタル酸(EDDG)及び 2−ヒドロキシプロピレンジアミンジコハク酸(HPDDS)が含まれ、これら は米国特許第出願第08/026,884号に開示されている。 ここでの使用にかなり好ましいのは、エチレンジアミンジコハク酸(EDDS )である。ここでの使用に好適なEDDS化合物は、遊離酸形態とそのナトリウ ム又はマグネシウム塩である。このような好適なEDDSのナトリウム塩の例に は、Na2EDDS及びNa3EDDSが含まれる。 ナトリウム錯体は、本発明によるシャンプー組成物における包含物としてもっ とも好ましい。これらの錯体は、そのまま組成物に添加されてもよく、又は組成 物の作製工程の間で、酸として又は塩若しくは錯体として添加されたEDDS化 合物による不活性ナトリウム塩、例えばNaCl又はNa2SO4の反応によって 形成されてもよい。EDDS化合物が作製工程中に不活性ナトリウム塩と共に添 加される場合、ナトリウム対EDDSのモル比は、所望するナトリウム錯体の形 成を確実にするために、1:1を超える、好ましくは3:1を超えるべきである 。 EDDSの酸形態の構造は以下の通りである: EDDSは、例えば、下記のように、容易に入手可能で高価でない開始物質、 例えばマレイン酸無水物とエチレンジアミンから合成できる。 商業的に入手可能な開始物質からのEDDSを合成する方法のより完全な開示 は、1964年11月24日発行のKezerian及びRamsayの米国特許第A3,158,635号に見出 すことができる。 マレイン酸無水物及びエチレンジアミンからのEDDSの合成は、2つの不斉 炭素原子のため3つの光学異性体[R,R]、[S,S]及び[S,R]を収穫する 。EDDSの生分解性は、光学異性体に特異的であり、[S,S]異性体は最も 迅速に広範囲にわたり分解する。EDDSの[S,S]異性体は、L−アスパラ ギン酸及び1,2−ジブロモエタンから、下記のようにして合成できる。 EDDSの[S,S]異性体を形成するための1,2−ジブロモエタンによるL −アスパラギン酸の反応のより完全な開示は、Neal及びRose、Stereospecific l igands and Their Complexed of Ethylenejiamine-discuccinic Acid,Inorgani c Chamistry,Vol.7(1968)、pp.2405-2412に見出すことができる。 EDDSはまた、Inst.Microb.Chem.,Tokyo,141,Japan.に記述されているよう に、Actinomycetes(MG417-CF17)の株を用いた発酵により、好ましくはホスホリ パーゼC&Dで阻害させて、製造することもできる。 ここでの包含物に適当なEDDSの好適な形態は、水酸化ナトリウムで中和し たEDDSの[S,S]異性体の水性溶液であり、ここで約30%のEDDSが 遊離酸として維持されており、またEDDS錯体はトリナトリウム塩として存在 し、全アミンカルボキシレート種の少なくとも95%を形成している。この種は 、Palmer Research Laboratories a division of Associated Octelから入手可 能である。ジアミンジ多酸は、本発明の組成物中に約0.001重量%から約1 0 重量%の全レベルで含まれることができる。 最終組成物の粘度(Brookfield DV II+(又はDV II)、コーンCP41又はCP52で 1rpm、26.7℃で3分間、正味)は、好ましくは少なくとも約500cps、よ り好ましくは約1,000cpsから約50,000cps、特に約1,000から約3 0,000cps、より好ましくは約1,000から約8,000cpsである。 付加的な任意配合剤には、例えば、防腐剤、例えばナトリウムベンゾエート、 DMDMヒダントイン、ベンジルアルコール、メチルパラベン、プロピルパラベ ン及びイミダゾリジニル尿素;カチオン性コンディショニング剤、これにはカチ オン性コンディショニング界面活性剤及びカチオン性コンディショニングポリマ ーの双方が含まれる;四級高分子発泡増進剤、例えばPolyquaternium 10、好ま しくは本組成物の約0.01重量%から約0.2重量%のレベルで;脂肪アルコー ル;エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのブロックポリマー、例えばBASF Wyandotteから提供のPluronic F88(TN);ナトリウムクロリド;ナトリウムスル フェート;アンモニウムキシレンスルホネート;プロピレングリコール;ポリビ ニルアルコール;エチルアルコール;pH調整剤、例えばモノナトリウムホスフ ェート、ジナトリウムホスフェート、クエン酸、コハク酸、リン酸、水酸化ナト リウム、ナトリウムカルボネートなど;金属イオン封止剤、例えばEDTAなど ;電解質、例えばマグネシウムスルフェート;香料;並びに、染料が含まれる。 これらの任意配合剤は、普通、組成物の約0.01%から約10%のレベルで用 いられる。任意配合剤のこのリストは、排除することを意味するものではなく、 他の任意成分を用いることができる。 本発明の組成物は、約20重量%から約98.79重量%、好ましくは約50 重量%から約85重量%、より好ましくは約60重量%から約85重量%の水を 含むことができる。 本組成物のpHは、2から約10、好ましくは約4から約9、より好ましくは 約5から約7の範囲内である。 本発明は、慣用の洗濯用洗浄添加剤、例えば酵素、増白剤、染料転移阻害剤な どを含有する洗濯適用のための洗浄組成物を一般的に含まないであろう。 本発明は、下記の非限定的な実施例により説明される。実施例では、全ての濃 度は、100%活性基準に基づいており、添加剤は以下に示した: 短鎖AS ナトリウムC10アルキルスルフェート(Empicol LC35(T N)としてAlbright and Wilson(A&W)から入手可能) NREアニオン性 狭範囲ナトリウムラウレス3スルフェート(Hoechstから Genepol ZRO narrow range(TN)として入手可能 補助的アニオン性 アルキルエトキシカルボネート(Neodox 23-4(TN)としてS hellから入手可能) 両性1 ココアミドプロピルヒドロキシスルタイン(Rhone-Poulen cからMiritaine CBS(TN)として入手可能) 両性2 ココアミドプロピルジメチルカルボキシメチルベタイン( TH GoldschmidtからTegobetane F(TN)として入手可能) 非イオン性 エトキシル化脂肪アルコール(ShellからDobanol 91-8(TN)とし て入手可能) 不溶性油1 ジメチコーン40:60(GE SiliconesからのCF1233) 不溶性油2 液体ポリオールカルボン酸エステル(Procter & Gambleか らスクロースポリコットンシードエートとして入手可能) 脂肪アルコール1 セチルアルコール(A&WからのLaurex 16(TN)) 脂肪アルコール2 ステアリルアルコール(A&WからのLaurex 18(TN)) ポリマー エピヒロロヒドリン及びトリメチルアミンを有するヒドロ キシエチルセルロース(Polymer LR-400(TN)/Amerchol) 上記に加えて、本組成物は、付加的に増粘剤、例えばナトリウムクロリド及び 、懸濁化剤、例えばエチレングリコールジステアレートEGDS(FaciからRadi a 7266として入手可能)と、香料、染料及び他の微量物を含み得る。 実施例IからXII 下記は、シャンプー製品の形態のクレンジング組成物であり、本発明の非限定 の代表例である。 ここでのシャンプー組成物は、プレミックスタンク中で短鎖アルキルスルフェ ートアニオン性界面活性剤とエトキシアルキルスルフェートアニオン性界面活性 剤と、他の補助的界面活性剤とを、混合しながら一部の水と調製し、約72℃に 加熱して作製できる。温度が約72℃に到達したら、脂肪アルコール、テトラナ トリウムEDTA、クエン酸、エチレングリコールジステアレート及びナトリウ ムベンゾエートを、更に混合しながら添加できる。コンディショニングポリマー は、存在するならばこの時点で追加する。少なくとも約30分の混合後に、混合 物を約32℃に冷ます(例えば、熱交換器を通過させることによる)。不溶性コ ンディショニング油を、それから冷めた混合物に添加することができる。下記の 付加的薬剤もこの段階で添加することもできる:ジアミンジ多酸、残りの界面活 性剤、残りのポリマー、ナトリウムクロリド、香料、付加的任意的コンディショ ニング剤並びに水&微量物。 従って、本発明の更に他の態様によれば、短鎖アルキルスルフェートがアルキ ルエトキシスルフェート、不溶性油及び水と組み合わせるシャンプー組成物の作 製方法が提供される。 本発明のシャンプー組成物は、改良されたすすぎ能、優れた泡ボリューム及び クレンジング、改良されたヘアコンディショニング特性、例えば髪の感触、髪の つや、髪のボリューム及び取り扱い性をもたらすことに重要である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤング,ウェンディ ヴィクトリア ジェ ーン イギリス国、ミドルセックス、ティダブリ ュ18,2イーエックス、ステインズ、エッ ジェル、ロード 70

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)10又はこれよりも小さい炭素原子の炭素鎖長を有する約0.1重 量%から約10重量%の短鎖アルキルスルフェート界面活性剤; (b)約12から約22の炭素原子の範囲内の鎖長を有し、また約1から約6の 平均エトキシル化度を有するアルキルエトキシスルフェート界面活性剤及びこれ らの混合物約0.1重量%から約20重量%; (c)(a)の短鎖アルキルスルフェート以外及び、(b)のC12からC22のアル キルエトキシスルフェート界面活性剤以外のアニオン性界面活性剤、非イオン性 界面活性剤、両性及びカチオン性界面活性剤並びにこれらの混合物から選択され た約1重量%から約40重量%の補助的界面活性剤; (d)不溶性油、任意的な脂肪アルコール及びこれらの混合物を含む約0.01 重量%から約10重量%のコンディショニング系;並びに、 (e)水、 を含み、ここで(b)対(a)の重量比が約3:1よりも大きく、約25:1よ りも小さいか等しい範囲内であるシャンプー組成物。 2.請求項1に記載の組成物であって、前記短鎖アルキルスルフェート界面 活性剤の少なくとも約50重量%がC10又はそれよりも小さい短鎖アルキルスル フェートを含む当該組成物。 3.請求項1又は2に記載の組成物であって、前記短鎖アルキルスルフェー トの少なくとも約50重量%がC8からC10の短鎖アルキルスルフェートを含む 当該組成物。 4.請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の組成物であって、前記短 鎖アルキルスルフェートの少なくとも約50重量%がC10の短鎖アルキルスルフ ェートを含む当該組成物。 5.請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の組成物であって、前記短 鎖アルキルスルフェート物質が、少なくとも約80重量%、好ましくは少なくと も約90重量%、より好ましくは少なくとも約95重量%、最も好ましくは少な くとも約97重量%のC10のアルキルスルフェートを含有する当該組成物。 6.請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の組成物であって、前記短 鎖アルキルスルフェートのレベルが、約0.5重量%から約8重量%、より好ま しくは約1重量%から約6重量%、最も好ましくは約2重量%から約4重量%で ある当該組成物。 7.請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の組成物であって、前記短 鎖アルキルスルフェート界面活性剤のレベルが、少なくとも約0.5重量%、よ り好ましくは少なくとも約1重量%、最も好ましくは少なくとも約2重量%であ る当該組成物。 8.請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の組成物であって、前記( b)のアルキルエトキシスルフェートが、約2から約6、好ましくは2から4、 より好ましくは約3モルのエチレンオキシドのエトキシル化の平均値(x)を有 する当該組成物。 9.請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の組成物であって、前記ア ルキルエトキシスルフェート界面活性剤が、約1から約6、好ましくは約2から 約6、より好ましくは約3から約4、最も好ましくは約3モルのエチレンオキシ ドを平均して含有する狭範囲のアルキルエトキシスルフェートから選択されたも のである当該組成物。 10.請求項9に記載の組成物であって、前記アルキルエトキシスルフェート 界面活性剤が、EOn、EOn+1及びEOn-1の総量が他のエトキシレートと非エ トキシレート物質の総量よりも大きくなるようなエトキシレート分布を含有する 狭範囲のアルキルエトキシスルフェートから選択されたものである当該組成物。 11.請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の組成物であって、前記 アルキルエトキシスルフェート界面活性剤が、15重量%から約45重量%のE On、約10重量%から約25重量%のEOn+1、及び約10重量%から約25重 量%のEOn-1の範囲の所望するエチレンオキシド(EO)の分布を含む当該組 成物。 12.請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の組成物であって、前記 アルキルエトキシスルフェート界面活性剤が、7モル以上のエチレンオキシドを 含有する約9重量%未満のアルキルエトキシスルフェートと、約13重量%未満 の非アルキルエトキシスルフェートとを含有する当該組成物。 13.請求項1乃至請求項12いずれか1項に記載の組成物であって、前記短 鎖アルキルスルフェート界面活性剤及びアルキルエトキシスルフェートアニオン 性界面活性剤が、約0.1重量%から約30重量%、好ましくは約3重量%から 約25重量%、より好ましくは約5重量%から約20重量%、最も好ましくは約 8重量%から約15重量%の総合計レベルで存在する当該組成物。 14.請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載の組成物であって、短鎖 アルキルスルフェートと約1から約6の平均エトキシル化度を有するアルキルエ トキシスルフェートとを含み、ここで前記アルキルエトキシスルフェート界面活 性剤対短鎖アルキルスルフェート界面活性剤の重量比が、約4:1から約15:1 、好ましくは約4:1から約10:1、より好ましくは約4:1から約6:1の範 囲内である当該組成物。 15.請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載の組成物であって、前記 補助的界面活性剤の総レベルが、約1重量%から約30重量%、好ましくは約2 重量%から約20重量%、より好ましくは約3重量%から約15重量%である当 該組成物。 16.請求項1乃至請求項15のいずれか1項に記載の組成物であって、前記 アニオン性、非イオン性、両性又はカチオン性補助界面活性剤それそれのレベル が、約0.1重量%から約20重量%、好ましくは約0.1重量%から約15重 量%、より好ましくは約0.5重量%から約10重量%、最も好ましくは約1重 量%から約8重量%である当該組成物。 17.請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の組成物であって、前記補 助的アニオン性界面活性剤が、(a)以外のアルキルスルフェート、(b)以外 のアルキルエトキシスルフェート、アルキルグルセリルエーテルスルホネート、 メチルアシルタウレート、脂肪酸グリシネート、アルキルエトキシカルボキシレ ート、N−アシルグルタメート、アシルイセチオネート、アルキルスルホスクシ ネート、アルキルエトキシスルホスクシネート、アルファースルホネート化脂肪 酸、これらの塩及び/又はこれらのエステル、アルキルホスフェートエステル、 エトキシル化アルキルホスホネートエステル、アシルサルコシネート及び脂肪酸 /タンパク質濃縮物、並びにこれらの混合物から選択されたものである当該組成 物。 18.請求項17に記載の組成物であって、前記補助的アニオン性界面活性剤 が、アルキルエトキシスルフェート、アルキルエトキシカルボキシレート及びこ れらの混合物から選択されたものである当該組成物。 19.請求項1乃至請求項18のいずれか1項に記載の組成物であって、更に 、エトキシル化アルコール、C12−C14の脂肪酸モノ−及びジ−エタノールアミ ド、例えばココエタノールアミド、ココモノイソプロピルアミド及びそのエトキ シル化誘導体、多糖界面活性剤、例えばC10−C18のアルキルポリグリコシド 及び多価脂肪酸アミド界面活性剤から選択された補助的非イオン性界面活性剤を 含む当該組成物。 20.請求項1乃至請求項19のいずれか1項に記載の組成物であって、下記 から選択された補助的両性界面活性剤を付加的に含む当該組成物: (a)式(VI)のイミダゾリニウム界面活性剤 式中R1はC7−C22のアルキル又はアルケニル、R2は水素又はCH2Z であり、各Zは独立してCO2又はCH2CO2Mであり、MはH、アルカ リ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又はアルカノールアンモニウム ;及び/又は式(VII)のアンモニウム誘導体: 式中R1、R2及びZは上記で定義されている; (b)式(VIII)のアミノアルカノエート R1NH(CH2)nCO2M 式(IX)のイミノジアルカノエート R1NH[(CH2)mCO2M]2 及び、式(X)のイミノポリアルカノエート 式中n、m、p及びqは1から4までの数であり、R1及びMは独立し て上記で特定化された基から選択されたものである;並びに、 (c)これらの混合物。 21.請求項1乃至請求項20のいずれか1項に記載の組成物であって、アル キルベタイン、アミドベタイン、アルキルスルタイン及びこれらの混合物から選 択された付加的補助的両性界面活性剤を含む当該組成物。 22.請求項1乃至請求項21のいずれか1項に記載の組成物であって、短鎖 アルキルスルフェート界面活性剤(A)及び約1から約6の平均エトキシル化度 を有するアルキルエトキシスルフェート界面活性剤(B)の混合物と、両性界面 活性剤(C)とを含み、ここで短鎖アルキルスルフェート(A)及びアルキルエ トキシスルフェート(B)界面活性剤の組合わせ対両性界面活性剤(C)の重量 比が約10:1から約1:10、好ましくは約5:1から約1:5、より好ましくは 約3:1から約1:3、最も好ましくは約2:1から約1:2の範囲内である当該組 成物。 23.請求項1乃至請求項22のいずれか1項に記載の組成物であって、前記 不溶性油コンディショニング剤が、シリコーン物質、液体ポリオールカルボン酸 エステル、化粧品油若しくはワックス、及びこれらの混合物から選択されたもの である当該組成物。 24.請求項1乃至請求項23のいずれか1項に記載の組成物であって、シリ コーン物質、液体ポリオールカルボン酸エステル、化粧品油若しくはワックス及 びこれらの混合物から選択された不溶性油と、任意コンディショニング成分、例 えば脂肪アルコールとを含む前記本発明のシャンプー組成物中に存在するコンデ ィショニング剤の総レベルが、約0.01重量%から約8重量%、好ましくは約 0.1重量%から約5重量%、より好ましくは約0.5重量%から約3重量%であ る当該組成物。 25.請求項1乃至請求項24のいずれか1項に記載の組成物であって、前記 粒状の不溶性油コンディショニング剤のいずれの個々のレベルも、約0.001 重量%から約10重量%、好ましくは約0.001重量%から約5重量%、より 好ましくは約0.01重量%から約2重量%、最も好ましくは約0.1重量%から 約0.5重量%である当該組成物。 26.請求項1乃至請求項25のいずれか1項に記載の組成物であって、アル キルスルフェート界面活性剤及びアルコールエトキシレートと補助的界面活性剤 とを含み、ここで前記全組成物の約4重量%を超えない、好ましくは約2重量% を超えない、より好ましくは約1重量%を超えない、最も好ましくは約0.5重 量%を超えない部分が、10よりも大きい炭素原子の鎖長を有するアルキルスル フェートを含む当該組成物。 27.請求項1乃至請求項26のいずれか1項に記載のシャンプー組成物を製 造する方法であって、短鎖アルキルスルフェートが、アルキルエトキシスルフェ ート、補助的界面活性剤及び不溶性油及び水と組み合わされる当該方法
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