JP2001513537A - 疎水的に変性されたシリコーンをベースとするクレンジング組成物 - Google Patents

疎水的に変性されたシリコーンをベースとするクレンジング組成物

Info

Publication number
JP2001513537A
JP2001513537A JP2000507338A JP2000507338A JP2001513537A JP 2001513537 A JP2001513537 A JP 2001513537A JP 2000507338 A JP2000507338 A JP 2000507338A JP 2000507338 A JP2000507338 A JP 2000507338A JP 2001513537 A JP2001513537 A JP 2001513537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
personal cleansing
cleansing composition
composition according
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000507338A
Other languages
English (en)
Inventor
フィリップ エリオット,ラッセル
ジャクリン フィップス,ニコラ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JP2001513537A publication Critical patent/JP2001513537A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/58Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing atoms other than carbon, hydrogen, halogen, oxygen, nitrogen, sulfur or phosphorus
    • A61K8/585Organosilicon compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/84Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/89Polysiloxanes
    • A61K8/891Polysiloxanes saturated, e.g. dimethicone, phenyl trimethicone, C24-C28 methicone or stearyl dimethicone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • A61Q19/10Washing or bathing preparations
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/02Preparations for cleaning the hair

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 水、約1重量%〜約60重量%の水溶性界面活性剤、及び式(I)を有するシリコーンから選ばれる疎水的に変成されたシリコーンを含有するリンスオフ液状パーソナルクレンジング組成物: 【化1】 (式中、RはC1−C4のアルキル又はフェニルであり、R’はC1−C20のアルキル又はフェニルであり、zは5〜21であり、xは約20〜400の範囲の数平均値を有し、yは約0〜約10の範囲の数平均値を有し、x+yは30〜400の範囲にある)。本発明のパーソナルクレンジング組成物は優れたリンス感触及び皮膚のマイルド性を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明はクレンジング組成物に関する。特に、良好な皮膚感触寄与と共に、改良
されたリンス感触、および皮膚及び/又は髪のクレンジングとコンディショニン
グを同時に行うのに適した泡立ち性を発揮し、且つ例えば、フォームバス調合品
、シャワー製品、スキンクレンザー、手、顔及び身体用クレンザー、シャンプー
などの形態で使用することのできるマイルドなパーソナルクレンジング組成物に
関する。
【0002】 発明の背景 マイルドな化粧用組成物は、皮膚、髪及び目の粘膜に関して、クレンジングパウ
ダー、泡立ち性及びマイルドさ/低刺激性/良好な感触を含む多くの基準を満足
させなければならない。皮膚は基礎をなす組織を覆い且つ保護する細胞の数層か
ら成っている。ケラチン及びコラーゲン繊維状タンパク質はその構造の骨格を形
成する。これらの層の最外部は表皮角質層といわれている。髪は同様にキューテ
ィクルと呼ばれている髪繊維を包む保護外部被覆を有する。アニオン性界面活性
剤は、脱脂破壊膜の結着性、およびバリヤー性及び水保持機能のロスにより、表
皮角質層膜及びキューティクルを浸透することができる。皮膚及び髪保護膜によ
る干渉は粗い皮膚感触及び目の炎症に導き、やがて界面活性剤が免疫反応性炎症
を誘引することとなる。
【0003】 理想的な化粧用クレンザーは、髪及び皮膚を脱脂及び/又は乾燥させることなく
、且つ表皮角質層を炎症させ又は度々の使用後に皮膚の張りを残すことなく、皮
膚及び髪をやさしくクレンジングしなければならない。最も泡立つ石鹸、シャワ
ー及びバス製品、シャンプー及びバーはこの点では不合格である。
【0004】 ある種の合成界面活性剤はマイルドであることが知られている。しかしながら、
幾つかのマイルドな合成界面活性剤系の大部分の欠点はシャンプー又はパーソナ
ルクレンジング用に配合された場合に、何人かの消費者により好まれない「ぬる
ぬるした(slippy)」又は「きゅっきゅしない(non-draggy)」リンス感触と記述さ
れうるものがあることである。一方、カルシウムラウレートのようなある種の界
面活性剤の使用は「きゅっきゅした」リンス感触を得ることができるが、臨床的
な皮膚のマイルドさを犠牲にする。これら二つの事実は、リンス感触及びマイル
ド性利益配合法における適当な界面活性剤の選択をデリケートなバランス行為と
させる。
【0005】 従って、優れた製品特性、例えば泡立ち、クレンジング性、安定性、粘稠性、流
動性及び使用時の皮膚感触寄与と共に、同時に優れた皮膚マイルド性を有しなが
ら、「きゅっきゅした」リンス感触を与えるパーソナルクレンジング組成物の必
要性が存在する。
【0006】 ある種の疎水的に変性されたシリコーン油はパーソナルクレンジング組成物に使
用されることも知られており、例えばJP 05-310540、WO 96/41610,EP-A-0527594
及びEP-A-0495596に記載されている。
【0007】 驚くべきことには、優れたマイルド性を有すると同時に、「きゅっきゅした」リ
ンス感触を有するパーソナルクレンジング組成物が、ある種の疎水的に変性され
たシリコーンをマイルドな水溶性界面活性剤系と組み合わせることにより提供さ
れることがわかった。
【0008】 理論に拘束されないが「きゅっきゅした」リンス感触は湿った皮膚の摩擦の増加
に関連するものと考えられる。このような油の作用についての重要なメカニズム
は皮膚の表面エレルギーを蓄積及び変化させる、即ち皮膚表面をより疎水性にす
る油の能力であると考えられる。リンス中に、水の薄膜が皮膚の潤滑剤となり、
そして表面疎水性が増加して該薄膜が不安定化され且つ表面脱湿されるものと考
えられる。結果として、水の薄膜は先ず薄くなり、ついで退去し、表面同士が直
接接触することとなる。この2つの変化は摩擦を増加させ且つ「きゅっきゅした
リンス」を生じさせる。
【0009】 発明の要約 本発明によれば、水、約1重量%〜約60重量%の水溶性界面活性剤及び下記式
を有するシリコーンから選ばれる疎水的に変性されたシリコーンを含有するリン
スオフ液状パーソナルクレンジング組成物が提供される:
【0010】
【化4】
【0011】 式中、RはC1−C4のアルキル又はフェニルであり、R’はC1−C20のア
ルキル又はフェニルであり、zは5〜21であり、xは約20〜400の範囲の
数平均値を有し、yは約0〜約10の範囲の数平均値を有し、x+yは30〜4
00の範囲にある。
【0012】 本発明の組成物は皮膚に例外的にマイルドであると同時に、リンス感触の改良を
与える。 全ての濃度及び割合は、特記しないかぎり、クレンジング組成物の重量である。
界面活性剤の鎖長さも、特記しないかぎり、重量平均鎖長さ基準である。
【0013】 発明の詳細な記述 本発明の液状クレンジング組成物は、水、界面活性剤及びある種の疎水的に変
性されたシリコーン油を含有するが、これらについて以下に記述する。
【0014】 ここで使用される用語「リンス感触」とは、クレンジング組成物でクレンジング
した後、皮膚から泡をすすぐ工程中の皮膚の感触を意味する。本発明の組成物は
、「きゅっきゅした」リンス感触、「セッケンのような」リンス感触及び「ぬる
ぬるしない(non-slippery)」又は「べとべとしない(non-slimy)」リンス感触と いう用語で記述することができる。このような「きゅっきゅした」、「セッケン
のような」、「ぬるぬるしない」、又は「べとべとしない」リンス感触は、皮膚
から泡をすすぐ工程中に手と皮膚の間の摩擦の増加により検知することができる
【0015】 ここで使用される、ここで定義された油に関しての用語「水不溶性」とは、ここ
に記載のような他の補助剤及び/又は成分を加えることなく、室温で蒸留水中に
実質的に不溶である物質のことである。
【0016】 ここで使用される疎水的に変性されたシリコーンは下記式を有するシリコーンか
ら選ばれる:
【0017】
【化5】
【0018】 式中、RはC1−C4のアルキル又はフェニルであり、R’はC1−C20のア
ルキル又はフェニルであり、zは5〜21であり、xは約20〜400の範囲の
数平均値を有し、yは約0〜約10の範囲の数平均値を有し、x+yは30〜4
00の範囲にある。好ましい物質は、xが40〜400、好ましくは60〜10
0の値であり、yが0〜5、好ましくは0の値であり、xとyの合計が60〜1
00の値である。アルキレン鎖は線状又は分岐状であることができる。また、シ
リコーン骨格は樹脂(MDQ及びMDT樹脂)を造らせるために少程度の分岐を
有することができる。
【0019】 このような油の例としては、商品名SF1632(C16−C18のアルキルメチコーン)で
GE Siliconesから入手可能な疎水的に変性されたシリコーン、及びオクチル及び
デシルシリコーンがある。
【0020】 好ましい態様においては、ここで使用される疎水的に変性されたシリコーン油に
ついての数平均粒子直径は、約1ミクロン〜約500ミクロン、好ましくは約5
ミクロン〜約200ミクロン、より好ましくは約5ミクロン〜約50ミクロン、
特に約5ミクロン〜約20ミクロンの範囲のある。
【0021】 本発明の組成物は好ましくは約0.1重量%〜約20重量%、より好ましくは約
0.5重量%〜約10重量%、特に約1重量%〜約5重量%の水不溶性油を含有
する。
【0022】界面活性剤系 さらに本質的な特徴として、本発明の組成物は水溶性界面活性剤の界面活性剤系
を含有する。ここに定義するように、水溶性とは、界面活性剤を周囲温度で0.
2w/w%で水に溶解させたとき、透明な等方性溶液を形成しうる、約20,000未満 の分子量を有する界面活性剤を意味する。本発明により組成物中に含有されるの
に適する界面活性剤は一般に約6〜約22の炭素原子の親油性鎖長を有し、そし
てアニオン性、ノニオン性、双性及び両性界面活性剤及びそれらの混合物から選
ぶことができる。界面活性剤の合計レベルは好ましくは約2重量%〜約40重量
%、より好ましくは約3重量%〜約20重量%、特に約5重量%〜約15重量%
である。組成物はアニオン性界面活性剤と双性及び/又は両性界面活性剤の混合
物を含有することが好ましい。アニオン性界面活性剤:双性及び/又は両性界面
活性剤の重量割合は約1:10〜約10:1、好ましくは約1:5〜約5:1、
より好ましくは約1:3〜約3:1の範囲である。本発明の範囲内で他の適当な
組成物はアニオン性、双性及び/又は両性界面活性剤と1種以上のノニオン性界 面活性剤の混合物を含有する。
【0023】 本発明の組成物は約0.1重量%〜約20重量%、より好ましくは約0.1重 量%〜約15重量%、特に約1重量%〜約10重量%のレベルで水溶性アニオン
性界面活性剤を含有することができる。
【0024】 本発明の組成物中に含有されるのに適する水溶性アニオン性界面活性剤としては
、アルキルスルフェート、エトキシル化アルキルスルフェート、アルキルエトキ
シカルボキシレート、アルキルグリセリルエーテルスルホネート、エトキシエー
テルスルホネート、メチルアシルタウレート、脂肪アシルグリシネート、N-ア シルグルタメート、アシルイセチオネート、アルキルエトキシスルホスクシネー
ト、アルファ−スルホン化脂肪酸、それらの塩及び/又はそれらのエステル、ア
ルキルホスフェートエステル、エトキシル化アルキルホスフェートエステル、ア
シルサルコシネート及び脂肪酸/プロテイン縮合物、ラウリン酸、ミリスチン酸 及びパルミチン酸のアンモニウム、マグネシウム、カリウム、トリエタンールア
ミン及びナトリウム塩のようなセッケン、アシルアスパルテート、アルコキシコ
コアミドカルボキシレート、(エトキシル化)アルカノールアミドスルホスクシネ
ート、エトキシル化アルキルシトレートスルホスクシネート、アシルエチレンジ
アミントリアセテート、アシルヒドロキシエチルイセチオネート、アシルアミド
アルコキシスルフェート、線状アルキルベンゼンスルフェート、パラフィンスル
ホネート、アルファオレフィンスルホネート、アルキルアルコキシスルフェート
、及びそれらの混合物がある。これらの界面活性剤についてのアルキル及び/又
はアシル鎖長はC6−C22,好ましくはC12−C18,より好ましくはC12−C14 である。
【0025】 本発明による組成物への使用に適する付加的な水溶性アニオン性界面活性剤は
、1モルの高級脂肪アルコール及び約1モル〜約12モルのエチレンオキシドの
反応生成物の硫酸エステルと好ましい対イオンであるナトリウム、アンモニウム
及びマグネシウムとの塩である。約2〜約6モル、好ましくは約2〜約4モルの
エチレンオキシドを含有するアルキルエトキシスルフェート、例えばナトリウム
laureth-3スルフェート、アンモニウムlaureth-3スルフェート、及びマグネシウ
ムナトリウムlaureth-3,6スルフェートが特に好ましい。好ましい態様において は、アニオン性界面活性剤は少なくとも約50重量%、特に少なくとも約75重
量%のエトキシル化アルキルスルフェートを含有する。
【0026】 慣用のナトリウム触媒によるエトキシル化技法及びつづく硫酸化法を経て得られ
る広範囲のエトキシル化アルキルスルフェートと共に、狭い範囲のエトキシレー
ト(NRE)から得られるエトキシル化アルキルスルフェートも本発明組成物へ
の使用に適する適当な水溶性アニオン性界面活性剤である。ここでの使用に適す
る狭い範囲のアルキルスルフェートは、平均で約1〜約6、好ましくは約2〜約
4、特に約3モルのエチレンオキシドを有する硫酸化アルキレート、例えばNR
Eナトリウムlaureth-3スルフェートから選ばれる。ここでの使用に適するNR E物質は、約15重量%〜約30重量%のEOn、約10重量%〜約20重量% のEOn+1及び約10重量%〜約20重量%のEOn-1の範囲で所望のエチレンオ
キシド(EOn)の分布を有する。非常に好ましいNRE物質は、7モル以上のエ チレンオキシドを有する約9重量%未満のエトキシル化アルキルスルフェート及
び約13重量%未満の非エトキシル化アルキルスルフェートを含有する。適当な
laureth-3スルフェートNRE物質はGENAPOL ZRO Narrow Range及びGENAPOL Na
rrow Range の商品名でHoechstから入手可能である。
【0027】 本発明の組成物は水溶性アニオン性界面活性剤として、アルキルエトキシカルボ
キシレート界面活性剤を約0.5重量%〜約15重量%、好ましくは約1重量%
〜約10重量%、より好ましくは約1重量%〜約6重量%、特に約1重量%〜約
4重量%のレベルで含有することができる。アルキルエトキシカルボキシレート
界面活性剤は、優れたリンス性能及び望ましい泡立ち性と共に、優れた皮膚のマ
イルド性寄与を与えるために本発明の組成物において特に役立つ。
【0028】 ここでの使用に適するアルキルエトキシカルボキシレートは式(I): R3O(CH2CH2O)kCH2COO-+ 式中、R3はアルキル又はアルケニル基、好ましくはC10−C15、より好ましく はC12−C14のアルキル又はC12−C13のアルキル基であり、kは約2〜約7、
好ましくは約3〜約6、より好ましくは約3.5〜約5.5、特に約4〜約5、
最も好ましくは約4〜約4.5の範囲のエトキシル化の平均値であり、Mは水可
溶性カチオン、好ましくはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、低
級アルカノールアンモニウム、及びモノ−、ジ−及びトリ−エタノールアンモニ
ウム、より好ましくはナトリウム、カリウム及びマグネシウム、最も好ましくは
ナトリウム及びアンモニウム、及びマグネシウム及びカルシウムイオンとのそれ
らの混合物である。
【0029】 選択された分布のアルキル鎖長及び/又はエトキシレートを有するアルキルエト
キシカルボキシレート界面活性剤はここでの使用に適する水溶性アニオン性界面
活性剤として特に好ましい。従って、本発明の組成物への使用に適するアルキル
エトキシカルボキシレート界面活性剤は異なる平均値のR3及び/又はkを有す るアルキルエトキシカルボキシレートの分布を有することができる。
【0030】 kの平均値は一般に平均のR3がC11、C12、C13又はC14である場合は約3〜
約6の範囲であろう。ここでの使用に適する好ましい水溶性アニオン性アルキル
エトキシカルボキシレート界面活性剤はC12からC14(平均EO 3−6)のエト キシカルボキシレート及びC12からC13(平均EO 3−6)のエトキシカルボキ シレートである。適当な物質としては、Shell Inc.から入手可能な商品名NEODOX
23-4及びEMPICOL CBCS(Albright & Wilson)の塩がある。R3がC12−C14又は C12−C13アルキル基であり、kの平均値が約3〜約6、より好ましくは約3.
5〜約5.5、特に約4〜約5、最も好ましくは約4〜約4.5であるアルキル
エトキシカルボキシレート界面活性剤がここでの使用に非常に好ましい。
【0031】 好ましい態様においては、組成物は実質的にセッケンを含有しないこと、即ちセ
ッケンを約5重量%未満、好ましくは約1重量%未満、好ましくは0重量%含有
する。
【0032】 本発明の組成物は付加的に水溶性ノニオン性界面活性剤を約0.1重量%〜約 20重量%、より好ましくは約0.1重量%〜約10重量%、特に約1重量%〜
約8重量%のレベルで含有することができる。このクラスの界面活性剤としては
スクロースポリエステル界面活性剤、C10−C18のアルキルポリグリコシド及び
下記一般式(III)を有するポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤がある:
【0033】
【化6】
【0034】 式(III)による好ましいN-アルキル、N-アルコキシ又はN-アリールオキシ、
ポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤は、R8が直鎖及び分岐鎖アルキル及び アルケニル、又はそれらの混合を含むC5−C31のヒドロカルビル、好ましくは C6−C19のヒドロカルビルであり、R9が典型的には水素、C1−C8のアルキル
又はヒドロアルキル、好ましくはメチルであるか、或いは式:-R1-O-R2の基(
1は直鎖、分岐鎖及び環式(アリールを含む)を含むC2−C8のヒドロカルビル であり、好ましくはC2−C4のアルキレンであり、R2はアリール又はオキシヒ ドロカルビルを含む直鎖、分岐鎖及び環式ヒドロカルビルであり、好ましくはC 1 −C4のアルキルであり、特にメチル又フェニルである)であるものである。 Z2は鎖に直接結合している少なくとも2つ(グリセルアルデヒドの場合)又は少
なくとも3つ(他の還元糖の場合)のヒドロキシルを有する線状ヒドロカルビル鎖
含有ポリヒドロキシヒドロカルビル部分、又はそのアルコキシル化誘導体(好ま
しくはエトキシル化又はプロポキシル化)である。Z2は還元性アンモニウム反 応において還元糖から導かれることが好ましく、最も好ましくグリシチル部分で
ある。適当な還元糖としては、グルコース、フルクトース、マルトース、ラクト
ース、ガラクトース、マンノース、及びキシロース、並びにグリセルアルデヒド
がある。原料物質として、高デキストロースコーンシロップ、高フルクトースコ
ーンシロップ、及び高マルトースコーンシロップは上記した個々の糖と同様に利
用することができる。これらのコーンシロップはZ2の糖成分の混合物を与える ことができる。他の適当な原料物質を除外する意図はないものと理解すべきであ
る。Z2は、CH2-(CHOH)n-CH2OH,CH(CH2OH)-(CHOH)n-1-C
2OH,CH2(CH2OH)2(CHOR’)CHOH)CH2OH(nは1〜5の整
数であり、R’はH又は環状モノ-又はポリ-サッカライド)、及びそれらのアル
コキシル化誘導体からなる群から選ばれることが好ましいであろう。nが4であ
るグリシチル、特にCH2-(CHOH)4-CH2OHが最も好ましい。
【0035】 最も好ましいポリヒドロキシ脂肪酸アミドは、式:R8(CO)N(CH3)CH2(
CHOH)4CH2OH(式中、R8はC6−C19の直鎖アルキル又はアルケニル 基である)を有する。上記式の化合物において、R8-CO-N<は、例えばココア
ミド、ステアラミド、オレアミド、ラウラミド、ミリスタミド、カプリカミド、
カプリリカミド、パルミタミド、タロウアミドなどであることができる。
【0036】 本発明のよる組成物への使用に適するノニオン性界面活性剤の例としては、1
級アミン、例えばコカミン(Witcoから商品名Adagen 160Dとして入手可能)及び
アルカノールアミド、例えばコカミドMEA(Albright & Wilsonから商品名Emp
ilan CMEとして入手可能)PEG-3コカミド、コカミドDEA(Albright &
Wilsonから商品名Empilan CDEとして入手可能)、ラウラミドMEA(Albri
ght & Wilsonから商品名Empilan LMEとして入手可能)、ラウラミドMIPA
、ラウラミドDEA、及びそれらの混合物がある。
【0037】 ここでの使用に適する両性界面活性剤としては、(a)式[V]のアンモニウム誘
導体:
【0038】
【化7】
【0039】 式中、R1はC5−C22のアルキル又はアルケニルであり、R2はCH2CH2OH 又はCH2CO2M(MはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又
はアルカノールアンモニウムである)及びR3はCH2CH2OH又はHである。
【0040】 (b)式[VI]のアミノアルカノレート: R1NH(CH2)nCO2M 式[VII]のイミノジアルカノレート: R1N[(CH2)mCO2M]2 及び 式[VIII]のイミノポリアルカノレート:
【0041】
【化8】
【0042】 式中、n,m,p及びqは1〜4の整数であり、R1及びMは独立して上記に特 定した基から選ばれる;および (c)それらの混合物 がある。
【0043】 タイプ(a)の適当な両性界面活性剤としては、式[V]においてR1がC817( 特にイソカプリル)、C919及びC1123のアルキルである化合物がある。 タイプ(a)の適当な両性界面活性剤はMiranol及びEmpigenの商品名で市販され
ている。
【0044】 CTFAの述語で、本発明への使用に適する物質としては、ココアンフォカルボ
キシプロピオネート、ココアンフォプロピオン酸、ココアンフォカルボキシ酢酸
、ココアンフォジ酢酸(ココアンフォカルボキシグリシネートともいう)、ナト
リウムラウロアンフォ酢酸(ナトリウムラウロアンフォグリシネートともいう)
がある。特定の商業製品としてはAmpholak 7TX(ナトリウムカルボキシメチルタ
ロウポリプロピルアミン)、Empigen CDL60及びCDR 60(Albright & Wilson)、Mi
ranol H2M Conc.、Miranol C2M Conc.N.P,、Miranol C2M Conc.O.P.、Miranol C
2M SF、Miranol CM Special、Miranol Ultra L32及びC32(Rhone-Poulenc);Al
kateric 2CIB(Alkaril Chemicals);Amphoterge W-2(Lonza,Inc.);Monater
ic CDX-38、Monateric CSH-32(MonaIndustries);Rewotrie AM-2C(Rewo Chemic
al Group);及びScherctic MS-2(Scher Chemicals)とうい商品名で販売され ているものがある。
【0045】 商業的に入手可能なこのタイプの両性界面活性剤の多くは、例えば水酸化物対 イオンとの、又はアニオン性スルフェート或いはスルホネート、特に硫酸化C8 −C18アルコール、C8−C18エトキシル化アルコール、又はC8−C18アシルグ
リセリドタイプとの電気的中性のコンプレックスの形態で、製造且つ販売されて
いるものと理解されよう。しかしながら、特に(非エトキシル化)硫酸化アルコー
ル界面活性剤を本質的に含有しない組成物がマイルド性及び製品安定性の観点か
ら好ましい。両性界面活性剤の濃度及び重量割合は、界面活性剤の非コンプレッ
クス形態に基づき、アニオン性界面活性剤対イオンが全体のアニオン性界面活性
剤成分含量として考慮されることに注目されたい。
【0046】 タイプ(b)の適当な両性界面活性剤の例としては、商品名Ampholak X07及びA
mpholak 7CXとしてBerol Nobelから販売されているN-アルキルポリトリメチレ ンポリ-、カルボキシメチルアミン、及び塩、特にトリエタノールアンモニウム 塩、及びN-ラウリル-ベータ-アミノ-プロピオン酸及びN-ラウリル-イミノ-ジ プロピオン酸の塩がある。このような物質は商品名DeripharとしてHenkelから、
MirataineとしてRhone-Poulencから販売されている。
【0047】 本発明の組成物は約0.1重量%〜約20重量%、より好ましくは約0.1重 量%〜約10重量%、特に約1重量%〜約8重量%の双性界面活性剤を含有する
こともできる。
【0048】 本発明の組成物中に含有されるのに適する水溶性ベタインとしては、式:R5 67+(CH2)nCO2M及び式[IX]のアミドベタインがある:
【0049】
【化9】
【0050】 式中、R5はC5−C22のアルキル又はアルケニルであり、R6及びR7は独立して
1−C3のアルキルであり、MはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモ
ニウム又はアルカノールアンモニウムであり、n,mは各々1〜4の整数である
。好ましいベタインとしては、TH Goldschmidtから商品名Tego betainとして入 手可能なココアミドプロピルジメチルカルボキシメチルベタイン、Albright & W
ilsonから商品名Empigen BRとして及びTH Goldschmidtから商品名Tego betain L
10Sとして入手可能なラウリルアミドプロピルジメチルカルボキシメチルベタイ ンがある。
【0051】 本発明の組成物に含有されるのに適する水溶性スルタイン界面活性剤としては 、下記式のアルキルアミドスルタインがある:
【0052】
【化10】
【0053】 式中R1はC7−C22のアルキル又はアルケニルであり、R2及びR3は独立してC 1 −C3のアルキルであり、MはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニ
ウム又はアルカノールアンモニウムであり、m及びnは1〜4の整数である。コ
コアミドプロピルヒドロキシスルタインがここでの使用に適しており、このもの
は商品名Miratain CBSとしてRhone-Poulencから入手可能である。
【0054】 本発明の組成物に含有されるのに適する水溶性アミンオキシド界面活性剤として
は、アルキルアミンオキシドR567NO及び下記式のアミドアミンオキシド がある:
【0055】
【化11】
【0056】 式中R5はC11−C22のアルキル又はアルケニルであり、R6及びR7は独立して C1−C3のアルキルであり、MはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモ
ニウム又はアルカノールアンモニウムであり、m及びnは1〜4の整数である。
好ましいアミンオキシドとしてはココアミドプロピルアミンオキシド、ラウリル
ジメチルアミンオキシド及びミリスチルジメチルアミンオキシドがある。
【0057】高分子カチオン性コンディショニング剤 本発明の組成物は場合により高分子カチオン性コンディショニング剤を含有す
ることができる。高分子カチオン性コンディショニング剤は所望の皮膚感触寄与
を与える為に、本発明の組成物において役立つ。高分子カチオン性コンディショ
ニング剤は約0.01重量%〜約5重量%、好ましくは約0.01重量%〜約3
重量%、特に約0.01重量%〜約2重量%のレベルで存在させることが好まし
い。
【0058】 適当なポリマーは高分子量物質である(例えば、光散乱により測定される質量平
均分子量が一般に約2,000〜約5,000,000、好ましくは約5,000〜約3,000,000、い
る好ましくは約100,000〜約1,000,000であるもの)。
【0059】 ポリマーの代表的なクラスとしては、カチオン性グアガム、カチオン性ポリサッ
カライド;アクリル及び/又はメタクリル酸から誘導されるカチオン性ホモポリ
マー及びコポリマー;カチオン性セルロース樹脂、4級化ヒドロキシエチルセル
ロースエーテル;ジメチルジアリルアンモニウムクロリドとアクリルアミド及び
/又はアクリル酸のカチオン性コポリマー; ジメチルジアリルアンモニウムク ロリドのカチオン性ホモポリマー;ジメチルアミノエチルメタクリレートとアク
リルアミドのコポリマー、及びアクリル酸/ジメチルジアリルアンモニウムクロ
リド/アクリルアミドコポリマー、アミノアルコールの4級化ビニルピロリドン
アクリレート又はメタクリレートコポリマー、ビニルピロリドンとジメチルアミ
ノエチルメタクリアミドの4級化コポリマー、ビニルピロリドン/ビニルイミダ
ゾリウムメトクロリドコポリマー、及びポリアルキレン及びエトキシポリアルキ
レンイミン;4級化シリコーン、アクリル酸とメタクリルアミドプロピルトリメ
チルアンモニウムクロリドとメチルアクリレートのターポリマー、及びそれらの
混合物がある。
【0060】 ここでの使用に適するカチオン性ポリマーの例示としては、カチオン性グアガ ム、例えば商品名Jaguar C-14-S及びJaguar C-17及び上記特定のカチオン基と共
にヒドロキシプロピル置換体(d.s 0.8〜1.1)を含有するJaguar C-16とし て商業的に入手可能なヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムグアガム(d.s
0.11〜0.22)、及び商品名Ucare Polymer JR-30M,JR-400,LR-400, Cata
nal及びCelquatとして商業的に入手可能4級化ヒドロキシエチルセルロースエー
テルがある。他の適当なカチオン性ポリマーは商品名Merquat 100として商業的 に入手可能なジメチルジアリルアンモニウムクロリドのホモポリマー、商品名Me
rquat 550及びMerquat Sとして商業的に入手可能なジメチルアミノエチルメタク
リレートとアクリルアミドのコポリマー,商品名Merquat 3330として商業的に入
手可能なアクリル酸/ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリルアミド
コポリマー、商品名Merquat 2001として商業的に入手可能なアクリル酸とメタク
リルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドとメチルアクリレートのタ
ーポリマー、商品名Gafquatとして商業的に入手可能なアミノアルコールの4級 化ビニルピロリドンアクリレート又はメタクリレートコポリマー、例えばPolyqu
aterium 11,23及び28(ビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリレー トの4級化コポリマー−Gafquat 755N、及びビニルピロリドンとジメチルアミノ
エチルメタクリアミドの4級化コポリマー−Gafquat HS-100)、商品名Luviquat
FC370として商業的に入手可能なビニルピロリドン/ビニルイミダゾリウムメト
クロリドコポリマー、Polyquaterium 2、及びポリアルキレンイミン、例えばポ
リエチレンイミン及びエトキシル化ポリエチレンイミンがある。また、商品名Aq
ualon N-Hanceとして商業的に入手可能なカチオン性ポリマーもここでの使用に 適している。
【0061】 本発明の組成物は、約0.1重量%〜約20重量%、好ましくは約1重量%〜
約15重量%、より好ましくは約2重量%〜約10重量%の油由来のノニオン性
界面活性剤又は油由来のノニオン性界面活性剤の混合物を含有することもできる
。油由来のノニオン性界面活性剤は、使用中及び使用後の両方で皮膚感触利益を
与える為に、本発明の組成物において役立つ。ここでの使用に適する油由来のノ
ニオン性界面活性剤としては、水溶性植物及び動物由来の皮膚軟化剤、例えば挿
入されたポリエチレングリコール鎖を有するトリグリセリド;エトキシル化モノ
及びジグリセリド、ポリエトキシル化ラノリン及びエトキシル化バター誘導体が
ある。ここで使用される油由来のノニオン性界面活性剤の1つの好ましいクラス
は下記一般式(XII)を有する:
【0062】
【化12】
【0063】 式中、nは約5〜約200、好ましくは約20〜約100、より好ましくは約3
0〜約85であり、Rは平均約5〜約20、好ましくは約7〜約18の炭素原子
を有する脂肪族ラジカルを含む。
【0064】 このクラスの適当なエトキシル化油又は脂肪としては、グリセリルココエート 、グリセリルカプロエート、グリセリルカプリレート、グリセリルタロウェート
、グリセリルパルミテート、グリセリルステアレート、グリセリルラウレート、
グリセリルオレエート、グリセリルリシノレエートのポリエチレングリコール誘
導体、及びトリグリセリド由来のグリセリル脂肪エステル、例えばやし油、アー
モンド油、及びコーン油があり、好ましくはグリセリルタロウェート及びグリセ
リルココエートである。
【0065】 このクラスの適当な油由来のノニオン性界面活性剤は、Crovol系列の物質とし て、例えば、Crovol EP 40(PEG 20イブニングプリムロースグリセリド)、Crovol
EP 70(PEG 60イブニングプリムロースグリセリド)、Crovol A-40(PEG 20アーモ
ンドグリセリド)、Crovol A-70(PEG 60アーモンドグリセリド) 、Crovol M-40(P
EG 20マイズグリセリド)、Crovol M-70(PEG 60マイズグリセリド)、Crovol PK-4
0(PEG 12椰子核グリセリド)、Crovol PK-70(PEG 45椰子核グリセリド)が Croda
Inc.から入手可能であり、及びSolan範囲の物質として、例えばWestbrook Lanol
inから入手可能なSolan E,E50,及びXポリエトキシル化ラノリン、及びAqualose
L-20(PEG 24ラノリンアルコール)及びAqualose W15(PEG 15ラノリンアルコール)
が入手可能である。さらに、このクラスの適当な界面活性剤は、Varonic LI系列
の界面活性剤として、Sherex ChemicalCo.から、及びRewoderm系列の界面活性剤
としてRewoから商業的に入手可能である。これらは、例えばVaronic LI 48(ポリ
エチレングリコール(n=80))グリセリルタロウェート;PEG 80グリセリルタロウ ェートともいう)、Varonic LI 2(PEG 28グリセリルタロウェート)、Varonic LI
420(PEG 200グリセリルタロウェート)、及びVaronic LI 63及び67(PEG 30及びPE
G 80グリセリルココエート)、Rewoderm L15-20(PEG-200 パルミテート)、Rewode
rm L1S-80(PEG-7グリセリルココエートを有するPEG-200 パルミテート)、及びRe
woderm L1S-75(PEG-7グリセリルココエートを有するPEG-200 パルミテート)、及
びそれらの混合物を包含する。使用に適する他の油由来の皮膚軟化剤はコーン、
アボカド、及びババスー油のPEG誘導体、並びにSoftigen 767(PEG(6)カプリ
ン/カルリルグリセリド)である。
【0066】 シアバターの木の果実から抽出された複合植物脂肪(Butyrospermum Karkii K
otshy)及びその誘導体由来のノニオン性界面活性剤もここでの使用に適してい る。シアバターとして知られているこの植物脂肪はセッケンの製造及びバターク
リームのような種々の手段のために中央アフリカで幅広く使用されており、Sede
rmaにより上市されている。Karlshamn Chemical Co.からLipex範囲の化学品、例
えばLipex 102 E-75及びLipex 102 E-3(シアバターのエトキシル化モノ、ジ-グ リセリド)として、及びCroda Inc.からCrovol系列の物質、例えばCrovolSB-70( シアバターのエトキシル化モノ、ジ-グリセリド)として入手可能なシアバターの
エトキシル化誘導体が特に適している。同様に、マンゴ、ココア及びイリップ(I
llipe)バターのエトキシル化誘導体は本発明の組成物に使用することができる。
これらはエトキシル化ノニオン性界面活性剤として分類されるが、ある部分は非
エトキシル化植物油又は脂肪として残り得るものと理解される。
【0067】 他の適当な油由来のノニオン性界面活性剤としては、アーモンド油、ピーナッ ツ油、米糠油、麦芽油、亜麻仁油、ホホバ油、あんず種、くるみ、やしの実、ピ
スタチオ、ごま種及び菜種の油、杜松油、コーン油、桃種油、ポピー種油、パイ
ン油、ひまし油、大豆油、アボカド油、サフロワー油、ココナッツ油、ハーゼル
ナッツ油、オリーブ油、葡萄種油、及びひまわり種油がある。
【0068】 最適なマイルド性及び皮膚感触性の観点からここでの使用に非常に好ましい油 由来のノニオン性界面活性剤は商品名Lipex 102-3(シアバターのPEG-3エトキシ ル化誘導体)及びSoftigen 767(PEG-6カプリン/カプリルグリセリド)である。
【0069】 本発明の組成物はスキンケア活性剤として親油性のエマルジョンを含有するこ ともできる。適当な親油性スキンケア活性剤としては、モノグリセリド、例えば
スクシニル化モノグリセリド、モノステアリルシトレート、グリセリルモノステ
アレートジアセチルタータレート及びそれらの混合物と混合されたジ-酸を含有 するアニオン性食物級エマルジョンがある。
【0070】任意成分 本発明の組成物は付加的に広範で種々の任意成分を含有することができる。この
ような成分の非限定的例を下記する。
【0071】 上記した水不溶性油と共に、他の水不溶性油を本発明の組成物に使用することが
できる。本発明のパーソナルクレンジング組成物に使用される付加的な水不溶性
油は下記式を有する分岐アルキル又はアルケニル物質であるタイプ(b)のもの
である:
【0072】
【化13】
【0073】 式中、R1はH又はC1−C4のアルキルであり、R4はC1−C4のアルキルであり
、R2はH又はC1−C4のアルキル又はC2−C4のアルケニルであり、R3はH又
はC1−C4のアルキル又はC2−C4のアルケニルであり、nは0〜3の整数であ
り、mは1〜1000の整数であり且つ約600〜約1000、好ましくは約7
50〜約1000、特に約800〜約1000の数平均分子量を有する。好まし
くは分岐アルキル又はアルケニル物質のタイプは、粘度測定のためのASTM法
D-445を用いて40℃で測定した粘度が、約500cst〜約50,000 cst、好ましく
は約1000cst〜約10,000 cstの範囲を有することである。タイプ(b)の油は 不飽和又は飽和であることができる。
【0074】 適当なタイプ(b)のアルキル又はアルケニル物質はブテン、イソプレン、スチレ
ン又はイソブテン、好ましくはブテン又はイソブテンのポリマーである。
【0075】 タイプ(b)のアルキル又はアルケニル油の例としては、ポリブテン油、例えば商
品名Indopol 40及びIndopol 100としてAmocoから商業的に入手可能なもの、及び
ポリイソブテン油、例えば商品名Permethyl 104AとしてPresperseから及びParap
ol 950としてExxon Chemical Inc.から商業的に入手可能なものがある。
【0076】 下記式を有する高分岐ポリアルファオレフィン(a)もここでの使用に適する:
【0077】
【化14】
【0078】 式中、R1はH又はC1−C20のアルキルであり、R4はC1−C20のアルキルであ
り、R2はH又はC1−C20のアルキルであり、R3はC5−C20のアルキルのであ
り、nは0〜3の整数であり、mは1〜1000の整数であり且つ約1000〜
約25,000、好ましくは約2500〜約6000、より好ましくは約2500〜約
4000の数平均分子量を有する。好ましくは、ここで使用されるタイプ(a)の
ポリアルファオレフィンは、粘度測定のためのASTM法D-445を用いて40℃ で測定した粘度が、約300cst〜約50,000 cst、好ましくは約1000cst〜約
4000 cstの範囲を有することである。タイプ(a)の油は不飽和度を有する
こともできる。
【0079】 上記のタイプ(a)の適当なポリアルファオレフィンは、約4〜約20、好ましく
は約6〜約12、特に約8〜約12の炭素原子を有する1-アルケンモノマーか ら導くことができる。ここで有用なポリアルファオレフィンは水素化ポリアルフ
ァオレフィンポリマーが好ましい。
【0080】 ポリアルファオレフィンポリマーの製造に使用される1-アルケンモノマーの非 限定的例としては、1-ヘキセン、1-オクテン、1-デセン、1-ドデセン、1- テトラデセン、分岐鎖異性体、例えば4-メチル-ペンテン及びそれらの組み合せ
がある。1-ヘキセンから1-ヘキサデセン、及びそれらの組み合せ、より好まし
くは1-オクテンから1-ドデセン又はそれらの組み合せもポリオレフィン液体の
製造に適する。
【0081】 このような油の例としては、Mobil Chemical Companyから商品名Puresyn 40及 びPuresyn 100として商業的に入手可能なもののようなポリデセン油がある。
【0082】 好ましい態様においては、ここで使用される付加的な水不溶性油の数平均粒子 直径は約1ミクロン〜約500ミクロン、好ましくは約5ミクロン〜約200ミ
クロン、より好ましくは約5ミクロン〜約50ミクロン、特に約5ミクロン〜約
20ミクロンの範囲にある。
【0083】 ここでのフォーム組成物中への使用に適する他の水不溶性スキン/ヘアケア成分 は液状ポリオールカルボン酸エステルである。
【0084】 ここでの使用に好ましいポリオールエステルは非吸蔵性(nonocclusive)液状又は
液化性ポリオールカルボン酸エステルである。これらのポリオールエステル1つ
のポリオールラジカル又は部分と1つ以上のカルボン酸ラジカル又は部分から導
かれる。換言すれば、これらのエステルはポリオールから導かれる1つの部分と
カルボン酸から導かれる1つ以上の部分を含有する。これらのカルボン酸エステ
ルはカルボン酸からも導くこともできる。これらのカルボン酸エステルは、カル
ボン酸及び脂肪酸という用語が当業者にはしばしば互換して使用されるので、液
状ポリオール脂肪酸エステルと記述することもできる。
【0085】 本発明で使用される好ましい液状ポリオールポリエステルは、少なくとも4つの
脂肪酸基でエステル化された、ある種のポリオール、特に糖及び糖アルコールを
含有する。従って、ポリオール出発物質は少なくとも4つのエステル化可能なヒ
ドロキシル基を有していなければならない。好ましいポリオールの例は、モノサ
ッカライド及びジサッカライドを含む糖、及び糖アルコールである。4つのヒド
ロキシル基を有するモノサッカライドの例はキシロース及びアルビノース、およ
び5つのヒドロキシル基を有するキシロースから誘導される糖アルコール、即ち
キシリトールである。モノサッカライドであるエリスロースは3つのヒドロキシ
ル基を有するから適当でないが、エリスロースから導かれる糖アルコール、即ち
エリスリトールは4つのヒドロキシル基を有するので使用することができる。5
つのヒドロキシル基を有する適当なモノサッカライドはガラクトース、フルクト
ース、及びソルボースである。スクロースの加水分解生成物、並びにグルコース
及びソルボースから導かれる6つの-OH基を含有する糖アルコール、即ちソル ビトールも適当である。使用することができるジサッカライドポリオールの例は
、マルトース、ラクトース、及びスクロースがあり、これら全て8つのヒドロキ
シル基を有する。
【0086】 本発明で使用されるポリエステルを製造するのに好ましいポリオールは、エリス
リトール、キシリトール、ソルビトール、グルコース及びスクロースからなる群
から選ばれる。スクロースが特に好ましい。
【0087】 少なくとも4つのヒドロキシル基を有するポリオール出発物質は約8〜約22の
炭素原子を有する脂肪酸により、少なくとも4つの-OH基においてエスエル化さ
れる。このような脂肪酸の例としては、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、ミリストオレイン酸、パルミチン酸、パルミトール酸、ステアリ
ン酸、オレイン酸、リシノール酸、リノール酸、リノレン酸、エレオステアリン
酸、アラキドン酸、ベヘニン酸、及びエルカ酸がある。脂肪酸は天然に生じる又
は合成の脂肪酸から導くことができる。脂肪酸は飽和又は不飽和であることがで
き、位置及び幾何学異性体を包含する。しかしながら、ここでの使用に好ましい
液状ポリエステルを提供するために、ポリエステル分子中に合体された少なくと
も約50重量%の脂肪酸は不飽和であるべきである。オレイン酸及びリノール酸
、及びそれらの混合物が特に好ましい。
【0088】 本発明で有用なポリオール脂肪酸ポリエステルは少なくとも4つの脂肪酸エステ ル基を含有するべきである。ポリオールの全てのヒドロキシル基が脂肪酸でエス
テル化されている必要はなく、ポリエステルは2つより多い未エステル化ヒドロ
キシル基を有することが好ましい。最も好ましのは、実質的に全てのポリオール
のヒドロキシル基が脂肪酸でエステル化されている、即ちポリオール部分が実質
的に完全にエステル化されていることである。ポリオール分子がエステル化され
た脂肪酸は同じでも混合物でもよいが、上記したように、液状性を与えるために
実質量の不飽和酸エステルが存在しなければならない。
【0089】 上記の点を説明すると、スクロース脂肪酸トリエステルは、必要な4つの脂肪酸
エステル基を有していないので、ここでの使用には適さないであろう。スクロー
ステトラ脂肪酸エステルは適しているが、2より多い未エステル化ヒドロキシル
基を有しているので好ましくない。スクロースヘキサ脂肪酸エステルは、2以下
の未エステル化ヒドロキシル基を有しているので、好ましいであろう。全てのヒ
ドロキシル基が脂肪酸でエステル化された非常に好ましい化合物としては液状ス
クロースオクタ-置換脂肪酸エステルがある。
【0090】 下記のものは、本発明での使用に適する少なくとも4つの脂肪酸エステル基を有 する特定のポリオール脂肪酸ポリエステルの例である:グルコーステトラオレエ
ート、大豆油脂肪酸のグルコーステトラエステル(不飽和)、混合大豆油脂肪酸の
マンノーステトラエステル、オレイン酸のガラクトーステトラエステル、リノー
ル酸のアラビノーステトラエステル、キシローステトラリノレエート、ガラクト
ースペンタオレエート、ソルビトールテトラオレエート、不飽和大豆油脂肪酸の
ソルビトールヘキサエステル、キシリトールペンタオレエート、スクローステト
ラオレエート、スクロースペンタオレエート、スクロースヘキサオレエート、ス
クロースヘプタオレエート、スクロースオクタオレエート、及びそれらの混合物
【0091】 上記したように、非常に好ましいポリオール脂肪酸エステルは脂肪酸が約14〜
約18の炭素原子を有するものである。
【0092】 ここでの使用に好ましい液状ポリオールポリエステルは、約30℃以下の、好ま
しくは約27.5℃以下の、より好ましくは約25℃以下の完全融点を有する。
ここに報告される完全融点は示差走査熱量計(DSC)により測定される。
【0093】 ここでの使用に適するポリオール脂肪酸ポリエステルは当業者に周知の種々の方
法により製造することができる。これらの方法としては、種々の触媒を使用する
メチル、エチル又はグリセロール脂肪酸エステルによるポリオールのトランスエ
ステル化;脂肪酸クロリドによるポリオールのアシル化;脂肪酸無水物によるポ
リオールのアシル化;及び脂肪酸によるポリオールのアシル化。米国特許第2,83
1,854号;Jandacekの米国特許第4,005,196号(1977年1月25日発行);Jandacekの 米国特許第4,005,196号(1977年1月25日発行)参照。
【0094】 本発明の組成物は、約20,000より大きな分子量を有する、補助的なノニオン又は
アニオン性ポリマー増粘成分、特に水溶性高分子物質を含有することもできる。
「水溶性ポリマー」とは、物質が25℃で1%の濃度で水中で実質的に透明な溶
液を形成し且つ水の粘度を増加させることを意味する。本発明の組成物において
付加的なポリマー増粘成分として使用するのに望ましい水溶性ポリマーの例は、
ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリアクリルアミド、ポリア
クリル酸、ポリビニルアルコール(例としてはクラレ化学からのPVA 217がある )、ポリビニルピロリドン K-120、デキストラン、例えばD&O Chemicalsから入 手可能なDextran精製粗Grade 2P、カルボキシメチルセルロース、植物抽出物、 例えばアカシア、ガッティ、及びトラガカンス、海草抽出物、例えばアルギン酸
ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコール、及びナトリウムガラギーナンで
ある。天然のポリサッカライド物質は本発明の組成物の付加的な増粘剤として好
ましい。このような物質の例はグアガム、ローカストビーンガム及びキサンタン
ガムである。約700,000の分子量を有するヒドロキシエチルセルロースはここで は適当で、好ましい。
【0095】ヒドロトロープ 本発明の組成物は任意の特徴としてヒドロトロープを含有することができる。 ヒドロトロ―プとしてここでの使用に適するものは当該技術において公知であり
、ナトリウムキシレンスルホネート、アンモニウムキシレンスルホネート、ナト
リウムクメンスルホネート、短鎖アルキルスルフェート及びそれらの混合物が含
まれる。ヒドロトロープは、約0.01重量%〜約5重量%、好ましくは約0.
1重量%〜約4重量%、より好ましくは約0.5重量%〜約3重量%のレベルで
組成物中に存在させることができる。ここに定義するように、ヒドロトロープと
は、非希釈水溶性界面活性剤系に加えたときに、その粘度及び流動性を変えるこ
とができる物質を意味する。
【0096】 上記の水不溶性油と共に、本発明の組成物は不溶性の香料又は化粧用油又はワ ックス又はそれらの混合物を約10重量%まで、好ましくは約3重量%までのレ
ベルで含有することができ、その際油及びワックスは25℃の温度で製品マトリ
ックス中に不溶である。
【0097】 ここでの使用に適する不溶性の化粧用油及びワックスは、非揮発性ポリアルキ ル及びポリアリールシロキサンガム及び流体、揮発性環状ポリジメチルシロキサ
ン、ポリアルコキシル化シリコーン、アミノ及び4級化アンモニウム変性シリコ
ーン、硬質架橋及び強化シリコーン、及びそれらの混合物、C8−C30の脂肪酸 のC1−C24のエステル、例えばイソプロピルミリステート、ミリスチルミリス テート、及びセチルリシノレート、安息香酸のC8−C30のエステル、蜜蝋、飽 和及び不飽和脂肪アルコール、例えばベヘニルアルコール、炭化水素、例えば鉱
物油、ペトロラタム、スクワラン、及びスクワレン、脂肪スルビタンエステル(S
eidenのUS-A-3988255(1976年10月26日発行)参照)、ラノリン、油様のラノリン誘
導体、動物及び植物トリグリセリド、例えばアーモンド油、ピーナッツ油、米糠
油、麦芽油、亜麻仁油、ホホバ油、あんず種、くるみ、やしの実、ピスタチオ、
ごま種及び菜種の油、杜松油、コーン油、桃種油、ポピー種油、パイン油、ひま
し油、大豆油、アボカド油、サフロワー油、ココナッツ油、ハーゼルナツ油、オ
リーブ油、葡萄種油、及びひまわり種油、及びダイマー及びトリマー酸のC1− C24のエステル、例えばジイソプロピルジメレエート、ジイソステアリルマレー
ト、ジイソステアリルジメレート及びトリイソステアリルトリメレートを含む水
不溶性シリコーンから選ぶことができる。
【0098】 最終生成物の粘度(Brookfied DV II,コーン CP41又はCP52,25℃,ニート)は、
好ましくは少なくとも約500cps、より好ましくは1000〜約50,000 cps、 特に約1000〜約30,000 cps、さらに特に約1000〜約15,000 cpsである。
【0099】 クレンジング組成物は、クレンジング組成物マトリックスに可溶な他のヘア又は
スキン湿潤剤を場合により含有することができる。このような湿潤剤の好ましい
レベルは約0.5重量%〜約20重量%である。好ましい態様においては、湿潤
剤は、皮膚の表皮角質層に自然に生じることが分かっている必須アミノ酸化合物
及び水溶性非ポリオール吸蔵物及びそれらの混合物から選ばれる。
【0100】 より好ましい非吸蔵性湿潤剤の幾つかの例は、スクアレン、ナトリウムピロリド
ンカルボン酸、D-パンテノール、乳酸、L-プロリン、グアニジン、ピロリドン
、加水分解プロテイン及び他のコラーゲン由来のプロテイン、アロエベラ、アセ
トアミドMEA、及びラクトアミドMEA及びそれらの混合物である。
【0101】 本発明の組成物は1種以上の懸濁剤を含有することもできる。ここでの使用に適 する懸濁剤としては、幾つかの長鎖アシル誘導体物質又はその物質の混合物があ
る。約16〜約22の炭素原子を有する脂肪酸のエチレングリコールエステルが
含まれる。エチレングリコールステアレート、モノ及びジステアレート共に好ま
しいが、特に約7%未満のモノステアレートを含有するジステアレートが好まし
い。有用である他の懸濁剤は、約16〜約22の炭素原子を有する脂肪酸のアル
カノールアミドである。好ましいアルカノールアミドはステアリンモノエタノー
ルアミド、ステアリンジエタノールアミド、ステアリンイソプロパノールアミド
、及びステアリンモノエタノールアミドステアレートである。
【0102】 さらに他の適当な懸濁剤はアルキル(C16−C22)ジメチルアミンオキシド、例え
ば商品名ThixeinとしてRheoxから商業的に入手可能なステアリルジメチルアミノ
オキシド及びトリヒドロキシステアリンである。
【0103】 懸濁剤は約0.5%〜約5%、好ましくは約0.5%〜約3%のレベルで存在 させることが好ましい。懸濁剤は水不溶性油を懸濁させるのを補助するために役
立ち、製品に真珠箔を与えることができる。懸濁剤の混合物も本発明の組成物へ
の使用に適する。
【0104】 本発明の組成物は不透明剤又は真珠箔化剤を含有することもできる。このよう な物質は約0.01重量%〜約5重量%、好ましくは約0.2重量%〜約1.3
重量%のレベルで含有させることができる。
【0105】 本発明の組成物に含有されることに適する不透明剤/真珠箔化剤としては、二酸 化チタン,TiO2;商品名EUPERLAN 810;商品名TEGO-PEARL;長鎖(C16−C22)
アシル誘導体、例えば約16〜約22の炭素原子及び7までのエチレン単位を有
する脂肪酸のグリコール又はポリエチレングリコールエステル;約16〜約22
、好ましくは約16〜約18の炭素原子を有する脂肪酸のアルカノールアミド、
例えばステアリンモノエタノールアミド、ステアリンジエタノールアミド、ステ
アリンイソプロパノールアミド、及びステアリンモノエタノールアミドステアレ
ート、及びアルキル(C16−C22)ジメチルアミンオキシド、例えばステアリルジ
メチルアミンオキシドがある。
【0106】 好ましい組成物においては、不透明剤/真珠箔化剤は結晶の形態で存在する。非
常に好ましい組成物おいては、不透明剤/真珠箔化剤は約0.05ミクロン〜約 0.45ミクロン、好ましくは約0.17ミクロン〜約0.3ミクロンの粒度を
有する粒状のポリスチレン分散液であり、このような分散液は最適の流動性及び
剪断薄化挙動を与える観点から好ましい。スチレンアクリレートコポリマー及び
Morton Internationalから商業的に入手可能な商品名OPACFIERが非常に好ましい
【0107】 数々の付加的な任意物質を各々約0.1重量%〜約2重量%のレベルでクレン ジング組成物に加えることができる。このような物質としては、プロテイン及び
ペプチド、及びそれらの誘導体;水溶性又は水溶解性防腐剤、例えばDMDMヒダン
トイン、Germall 115、ヒドロキシ安息香酸のメチル、エチル、プロピル及びブ チルエステル、EDTA,商品名Euxly K400、天然防腐剤、例えばベンジルアル
コール、カリウムソルベート及びビサバロール;ナトリウムベンゾエート及び2-
フェノキシエタノール;他の湿潤剤、例えばヒヤルロン酸、チチン及び澱粉グラ
フトナトリウムポリアクリレート、例えばCelanese Superabsorbent Materials から入手可能で且つUS-A-4,076,663に記載の商品名Sanwet IM-1000,IM-1500及び
IM-2500;溶剤;適当な抗菌剤、例えばOxeco(フェノキシイソプロパノール)、
トリクロロカルバニリド(TCC)及びトリクロサン;及び低温相変換剤、例えばア ンモニウムイオン源(例えば、NH4Cl);粘度制御剤、例えばマグネシウムス ルフェート及び他の電解質;着色剤;TiO2及びTiO2被覆マイカ;香料及び
香料溶解剤;及びゼオライト、例えばValfour BV400及びその誘導体、及びCa2 + /Mg2+金属イオン封鎖剤、例えばポリカルボキシレート、アミノポリカルボキ
シレート、ポリホスホネート、アミノポリホスホネート、EDTAなど、水軟化
剤、例えばナトリウムシトレート、及び不溶性粒状物、例えばステアリン酸亜鉛
及びヒュームドシリカがある。水も組成物の約20重量%〜約99.98重量%
、好ましくは約40重量%〜約90重量%、より好ましくは少なくとも約75重
量%のレベルで存在させることが好ましい。
【0108】 組成物のpHは好ましくは約3〜約10、より好ましくは約5〜約9、特に約
5〜約8、より好ましくは約5〜約7である。
【0109】 本発明の組成物は、種々のスキン及びヘアケア用途品、例えばシャワーゲル、ボ
ディウォシュ、ヘアシャンプーなどに使用することができる。
【0110】 本発明の組成物は手で、好ましくはパフのようなパーソナルクレンジング道具で
塗付することができる。本発明の組成物を使用するのに適するパーソナルクレン
ジング道具としては、ここに参考として合体される下記の特許資料に記載のもの
がある:CampagnoliのUS-A-5,144,744(1992年9月8日発行);BarnhouseのUS-A-3,
343,196;The Procter & Gamble CompanyのWO95/26671;The Procter & Gamble
CompanyのWO95/00116 The Procter & Gamble CompanyのWO95/26670。
【0111】 本発明の組成物を下記の非限定的例で説明する。
【0112】
【表1】
【0113】製造方法 組成物は先ず界面活性剤と懸濁剤のプレミックスを調製することにより製造す
ることができる。このプレミックスは全組成物の15重量%以下の界面活性剤を
含有するべきである。これは、界面活性剤(サルコシネートを除く)、水の一部、
粉末状防腐剤、及びpH調整剤をゆるやかに攪拌しながら組み合せることにより
成される。ついで、この混合物は約90℃まで加熱され、その時間中に脂肪アル
コール/脂肪酸、懸濁剤及び塩化ナトリウムが攪拌下に加えられる。
【0114】 混合物は5分から1時間高い温度に加熱され、熱交換器でほぼ30℃〜40℃の 調節速度で冷却され、懸濁剤が晶出する。
【0115】 ついで、この混合物に残りの水を加え、ついで、水不溶性油、残りの界面活性剤
、液状防腐剤及び香料が加えられる。この工程の一部は緩やかに攪拌して室温で
成され、5〜20ミクロンの所望の液滴が生成する。
【0116】 製品は、スキンコンディショニング、スキン湿化、良好な製品安定性、すすぎ性
及び泡立ち性を含む良好な効能利益と組み合せて、貯蔵中、分散中及び使用中に
優れた流動性寄与と共に、優れたリンス感触及びマイルド性利益を与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 フィップス,ニコラ ジャクリン イギリス国、サリー、ケイティ15、2ユー ディ、アデルストーン、グリーン、レー ン、ワイヴァーン、プレース 19 Fターム(参考) 4C083 AB102 AC302 AC312 AC341 AC392 AC532 AC641 AC642 AC661 AC662 AC691 AC711 AC781 AC782 AC791 AC852 AC901 AD091 AD131 AD161 AD162 AD281 BB04 BB05 BB07 CC22 DD23 EE01 EE06 EE10 EE12 EE29 4H003 AB03 AB10 AB27 AC13 BA12 DA02 EA19 EB04 EB07 EB08 EB09 EB13 EB16 EB37 ED02 FA02 FA18 FA21 FA23

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 【化1】 (式中、RはC1−C4のアルキル又はフェニルであり、R’はC1−C20の
    アルキル又はフェニルであり、zは5〜21であり、xは約20〜400の範囲
    の数平均値を有し、yは約0〜約10の範囲の数平均値を有し、x+yは30〜
    400の範囲にある) を含有するリンスオフ液状パーソナルクレンジング組成物。
  2. 【請求項2】 xが40〜200の範囲にあり、yが0〜5の範囲にあり、 x+yは60〜100の範囲にある請求項1記載のパーソナルクレンジング組成
    物。
  3. 【請求項3】 疎水的に変性されたシリコーン油がオクチルメチコーン、デ
    シルメチコーン及びC16−C18のアルキルメチコーンから選ばれる請求項1
    又は2記載のパーソナルクレンジング組成物。
  4. 【請求項4】 約0.5重量%〜約10重量%、好ましくは約1重量%〜約
    5重量%の疎水的に変性されたシリコーンを含有する請求項1〜3のいずれか1
    項記載のパーソナルクレンジング組成物。
  5. 【請求項5】 水溶性界面活性剤がアニオン性、ノニオン性、双性及び両性
    界面活性剤、及びそれらの混合物から選ばれる請求項1〜4のいずれか1項記載
    のパーソナルクレンジング組成物。
  6. 【請求項6】 水溶性アニオン性界面活性剤が、アルキルスルフェート、エ
    トキシル化アルキルスルフェート、アルキルグリセリルエーテルスルホネート、
    アルキルエトキシグリセリルエーテルスルホネート、アシルメチルタウレート、
    脂肪アシルグリシネート、アルキルエトキシカルボキシレート、N-アシルグル タメート、アシルイセチオネート、アルキルスルホスクシネート、アルキルエト
    キシスルホスクシネート、アルファ−スルホン化脂肪酸、それらの塩及び/又は
    それらのエステル、アルキルホスフェートエステル、エトキシル化アルキルホス
    フェートエステル、アシルサルコシネート及び脂肪酸/プロテイン縮合物、アシ ルアスパルテート、アルコキシアシルアミドカルボキシレート、(エトキシル化)
    アルカノールアミドスルホスクシネート、エトキシル化アルキルシトレートスル
    ホスクシネート、アシルエチレンジアミントリアセテート、アシルヒドロキシエ
    チルイセチオネート、アシルアミドアルコキシスルフェート、線状アルキルベン
    ゼンスルホネート、パラフィンスルホネート、アルキルアルコキシスルフェート
    、及びそれらの混合物から選ばれる請求項5記載のパーソナルクレンジング組成
    物。
  7. 【請求項7】 水溶性アニオン性界面活性剤がエトキシル化アルキルスルフ
    ェートである請求項5又は6記載のパーソナルクレンジング組成物。
  8. 【請求項8】 組成物がセッケンを実質的に含有しない請求項1〜7のいず
    れか1項記載のパーソナルクレンジング組成物。
  9. 【請求項9】 水溶性両性界面活性剤が、下記式[V] 【化2】 (式中、R1はC5−C22のアルキル又はアルケニルであり、R2はCH2CH2OH
    又はCH2CO2Mであり、MはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニ
    ウム又はアルカノールアンモニウムであり、R3はCH2CH2OH又はHである)
    のアンモニウム誘導体から選ばれる請求項5記載のパーソナルクレンジング組成
    物。
  10. 【請求項10】 双性界面活性剤が、式:R56+(CH2)nCO2Mのアル
    キルベタイン及び下記式(IX)のアミドベタインから選ばれる請求項5記載のパ
    ーソナルクレンジング組成物: 【化3】 (式中、R5はC5−C22のアルキル又はアルケニルであり、R6及びR7は独立し
    てC1−C3のアルキルであり、MはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アン
    モニウム又はアルカノールアンモニウムであり、n,mは各々 1〜4のい数である)。
  11. 【請求項11】 約0.01重量%〜約5重量%の、カチオン性グアーガム
    、カチオン性ポリサッカライド、アクリル及び/又はメタクリル酸から誘導され
    るカチオン性ポリマー及びコポリマー、カチオン性セルロース樹脂、4級化ヒド
    ロキシエチルセルロースエーテル、ジメチルジアリルアンモニウムクロリドとア
    クリルアミド及び/又はアクリル酸のカチオン性コポリマー、ジメチルジアリル
    アンモニウムクロリドのカチオン性ホモポリマー、ジメチルアミノエチルメタク
    リレートとアクリルアミドのコポリマー、アクリル酸/ジメチルジアリルアンモ ニウムクロリド/アクリルアミドコポリマー、アミノアルコールの4級化ビニル ピロリドンアクリレート又はメタクリレートコポリマー、ビニルピロリドンとジ
    メチルアミノエチルメタクルアミドの4級化コポリマー、ビニルピロリドン/ビ ニルイミダオリウムメトクロリドコポリマー及びポリアルキレン及びエトキシポ
    リアルキレンイミン、4級化シリコーン、アクリル酸とメタクリルアミドプロピ
    ルトリメチルアンモニウムクロリドとメチルアクリレートのターポリマー、及び
    それらの混合物から選ばれるカチオン性高分子スキンコンディショニング剤を付
    加的に含有する請求項1〜10記載の組成物。
  12. 【請求項12】 疎水的に変性されたシリコーンが約1ミクロン〜約500
    ミクロン、好ましくは約5ミクロン〜約200ミクロン、特に約5ミクロン〜約
    50ミクロンの数平均粒子直径を有する請求項1〜11記載のパーソナルクレン
    ジング組成物。
JP2000507338A 1997-08-22 1998-05-26 疎水的に変性されたシリコーンをベースとするクレンジング組成物 Pending JP2001513537A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9717951.9 1997-08-22
GBGB9717951.9A GB9717951D0 (en) 1997-08-22 1997-08-22 Cleansing compositions
PCT/US1998/010646 WO1999009946A1 (en) 1997-08-22 1998-05-26 Cleansing compositions based on hydrophobically modified silicones

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001513537A true JP2001513537A (ja) 2001-09-04

Family

ID=10817969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000507338A Pending JP2001513537A (ja) 1997-08-22 1998-05-26 疎水的に変性されたシリコーンをベースとするクレンジング組成物

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP1014929A1 (ja)
JP (1) JP2001513537A (ja)
CN (1) CN1270510A (ja)
AU (1) AU7596798A (ja)
CO (1) CO4970743A1 (ja)
GB (1) GB9717951D0 (ja)
WO (1) WO1999009946A1 (ja)
ZA (1) ZA987369B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004277299A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Nippon Unicar Co Ltd シリコーンを含有する化粧料

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9902629D0 (en) 1999-02-05 1999-03-31 Unilever Plc Shampoo compositions
GB9902632D0 (en) * 1999-02-05 1999-03-31 Unilever Plc Hair treatment compositions

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5393521A (en) * 1989-12-21 1995-02-28 Dep Corporation Hair treatments utilizing polymethylalkylsiloxanes
FR2677995B1 (fr) * 1991-06-21 1994-07-22 Oreal Composition de lavage et/ou de conditionnement des matieres keratiniques, contenant une silicone et un polymere amphotere derive de diallyldialkylammonium et d'un monomere anionique.
FR2701845B1 (fr) * 1993-02-23 1995-04-07 Oreal Emulsion eau-dans-huile à usage cosmétique ou pharmaceutique.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004277299A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Nippon Unicar Co Ltd シリコーンを含有する化粧料

Also Published As

Publication number Publication date
AU7596798A (en) 1999-03-16
EP1014929A1 (en) 2000-07-05
ZA987369B (en) 1999-03-03
CN1270510A (zh) 2000-10-18
WO1999009946A1 (en) 1999-03-04
CO4970743A1 (es) 2000-11-07
GB9717951D0 (en) 1997-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6699824B1 (en) Cleansing compositions comprising highly branched polyalphaolefins
KR100501784B1 (ko) 세정 조성물
US6627586B1 (en) Cleansing compositions
AU744441B2 (en) Cleansing compositions
US6312678B1 (en) Cleansing compositions comprising water-soluble surfactant and water-insoluble oil
EP1014930A1 (en) Cleansing compositions
US6472355B2 (en) Cleansing compositions
EP1011625B1 (en) Cleansing compositions
EP1093353B1 (en) Cleansing compositions
JP2001520182A (ja) 洗浄組成物
JP2001513537A (ja) 疎水的に変性されたシリコーンをベースとするクレンジング組成物
KR20010023181A (ko) 세정 조성물
MXPA00001914A (en) Cleansing compositions
MXPA00003833A (en) Cleansing compositions
MXPA00001865A (en) Cleansing compositions based on hydrophobically modified silicones
MXPA01007484A (en) Cleansing compositions

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040608

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041109