JP2001513540A - クレンジング組成物 - Google Patents

クレンジング組成物

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JP2001513540A
JP2001513540A JP2000507341A JP2000507341A JP2001513540A JP 2001513540 A JP2001513540 A JP 2001513540A JP 2000507341 A JP2000507341 A JP 2000507341A JP 2000507341 A JP2000507341 A JP 2000507341A JP 2001513540 A JP2001513540 A JP 2001513540A
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ジャクリン フィップス,ニコラ
ウッドロウ コフィンダファー,ティモシー
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Abstract

(57)【要約】 水と、約1ないし約60重量%の水溶性界面活性剤と、次の式(I)で表わされ、 【化1】 式中、R1はHまたはC1−C20アルキル、R4はC1−C20アルキル、R2はHまたはC1−C20、R3はC5−C20、nは0から3までの整数であり、mは1から1000までの整数であり、約1000ないし約25,000の数平均分子量を有する、(a)高度に分岐したポリアルファオレフィン類から選択される水不溶性オイルとを含んでなる、すすぎ落とし液体パーソナルクレンジング組成物。本発明のパーソナルクレンジング組成物は優れたリンスフィールおよび肌に対するマイルドさを与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】技術分野 本発明はクレンジング組成物に関する。より詳細に述べれば、本発明は皮膚お
よび/または毛髪のクレンジング並びにコンディショニングを同時に行うのに適
した、例えば泡入浴製品、シャワー用製品、皮膚クレンザー類、手や顔やボディ
ー用クレンザー、シャンプーなどの形で用いられる、 良好な皮膚感触特性と泡 立ち特性と改善されたリンスフィール(すすぎ特性)とを備えた、マイルドなパ
ーソナルクレンジング組成物に関する。
【0002】発明の背景 マイルドな化粧用組成物は、洗浄力、泡立ち特性および、皮膚と毛髪と眼の粘
膜に対するマイルドさ/低刺激性/グッドフィール(感じのよいこと)を含む多
数の基準を満たさねばならない。皮膚は基礎組織を覆い、保護しているいくつか
の細胞層から作られる。ケラチンおよびコラーゲン繊維タンパク質がその構造の
骨格を形成する。これらの層の最も外側の層は角質層と呼ばれる。毛髪も同様に
、毛髪繊維を取り囲むキューティクルと呼ばれる保護的外側層を有する。アニオ
ン性界面活性剤は角質層の膜およびキューティクルに浸透することができ、脱脂
作用によって膜の一体性を破壊し、バリア機能および保水機能を失わせる。この
ように皮膚および毛髪の保護膜の妨害があると、皮膚感触をざらついたものにし
たり眼を刺激したり、場合によっては界面活性剤が免疫反応の引き金を引き、刺
激感を生じることになる。
【0003】 理想的化粧用クレンザーは、毛髪や皮膚を脱脂および/または乾燥することな
く、眼の粘膜を刺激したり、たびたび使用した後に皮膚につっぱり感を残したり
せずに、皮膚または毛髪を優しく洗浄しなければならない。大部分の泡立ち石鹸
、シャワー用および浴用製品、シャンプー類および固形石鹸にはこの点に欠陥が
ある。
【0004】 或る種の合成界面活性剤はマイルドであることが知られているが、これらのマ
イルドな合成界面活性剤系は、シャンプーまたはパーソナル洗浄製品に処方する
と、若干の消費者には好まれない、「滑るような(slippy)」または「抵抗感の
ない(non-draggy)」リンスフィールと言える大きな欠点がある。他方ラウリン
酸カリウムのような若干の界面活性剤の使用は、「抵抗感のある(draggy)」リ
ンスフィールを与えるが、臨床的な皮膚に対するマイルドさが犠牲にされる。こ
れらの2つの事実から、リンスフィールおよびマイルドさの両方に効用のある処
方をするように適切な界面活性剤を選択することは、微妙なバランスをとる必要
のある作業であると言える。
【0005】 したがって、泡立ち、洗浄性、安定性、粘稠性、レオロジーおよび使用時の皮
膚感触特性等のすぐれた製品特性に加えて、「抵抗感のある」リンスフィールを
与え、同時に肌に与えるすぐれたマイルドさを備えたパーソナルクレンジング組
成物が必要となる。 皮膚および毛髪のためのパーソナルクレンジング組成物に使用するためのいく
つかのポリアルファオレフィンは公知である。パーソナルクレンジング組成物へ
のこのようなオイルの使用に関する参考文献はWO97/09031、米国特許
出願5,441,730号、WO94/27574、EP−A−0692244、
WO96/32092およびWO96/06596に見いだされる。疎水性に変
性したシリコーン油もパーソナルクレンジング組成物への使用が知られており、
例えばJP05−310540に開示されている。
【0006】 驚いたことに今や、すぐれたマイルドさ特性を有し、 同時に「抵抗感のある 」リンスフィールを備えたパーソナルクレンジング組成物が、例えば或る種のポ
リアルファオレフィン油等、 いくつかの水不溶性オイルと、マイルドな水溶性 界面活性剤系との組み合わせによって作られることが判明した。
【0007】 理論によって束縛されるものではないが、「抵抗感のある」リンスフィールは
濡れた皮膚の摩擦の増加と関係すると考えられる。このようなオイル類の作用の
重要なメカニズムは、 それらが沈着し、皮膚の表面エネルギーを変化させる能 力、すなわち皮膚表面をより疎水性にする能力であると考えられる。すすぎ中、
水のフィルムが皮膚のための潤滑剤であると考えられ、表面の疎水性が増加する
につれて水のフィルムは不安定となり、表面は除湿される。結果として水のフィ
ルムは先ず最初は薄くなり、それから追い払われ、表面間の或る程度の直接接触
が可能になる。どちらの変化も摩擦を増加させ、“抵抗感のあるすすぎ”をもた
らす。
【0008】発明の概要 本発明により、水と約1ないし約60重量%の水溶性界面活性剤と、水不溶性
オイルとを含んでなるすすぎ落とし液状パーソナルクレンジング組成物が提供さ
れる。 本発明の組成物はリンスフィールを改善すると同時に、皮膚に対して極めてマ
イルドである。 本明細書における全ての濃度および比は、特に明記しないかぎり、上記クレン
ジング組成物の重量によるものである。界面活性剤の鎖長も、特に明記しないか
ぎり、重量平均の鎖長をベースにしている。
【0009】発明の詳細な記載 本発明の液体クレンジング組成物は水、界面活性剤および下記の或る種の水不
溶性オイルを含む。 ここに用いる用語「リンスフィール」は、クレンジング組成物で洗浄後、皮膚
から泡をすすいでいる際の皮膚の感じを意味する。本発明の組成物によって提供
されるリンスフィールのタイプは「抵抗感のある」リンスフィール、「石鹸様」
リンスフィールおよび「滑らない」または「ねばねば感のない(non-slimy)」 リンスフィール等の用語で説明できる。このような「抵抗感のある」、「石鹸様
」、「滑らない」または「ねばねば感のない」リンスフィールは、皮膚から泡を
すすぐプロセス中の手と肌との間の摩擦の増加によって起き得る。 ここに用いられる、オイル類に関する用語「水不溶性」とは、ここに記載され
るようなその他の補助物質および/または成分類を添加しないかぎり室温では蒸
留水に実質上不溶性である物質を意味する。
【0010】 ここで用いる水不溶性オイルは(a)下記の式を有する高度に分岐したポリア
ルファオレフィン類から選択される:
【0011】
【化6】
【0012】 上記式中R1はHまたはC1−C20アルキル、R4はC1−C20アルキル、R2はH またはC1−C20、R3はC5−C20、nは0から3までの整数、そしてmは1か ら1000までの整数であり、数平均分子量は約1000ないし約25,000 、好適には約2,500ないし約6,000、より好適には約2,500ないし約 4,000を有する。好適にはここで使用するタイプ(a)のポリアルファオレ フィンは、40℃でASTM D−445粘度測定法を用いて測定した場合、約 300cstないし約50,000cstの粘度、好適には約1000cstな いし約12,000cst、より好適には約1000cstないし約4000c stの粘度を有する。タイプ(a)のオイルはある程度の不飽和でもよいが、飽
和しているのが好ましい。
【0013】 上記のようなタイプ(a)の適切なポリアルファオレフィン類は、炭素原子約
4ないし約20、好適には炭素原子約6ないし約12、特に好適には約8ないし
約12を有する1−アルケン モノマーから誘導することができる。ここで有用 なポリアルファオレフィンは好適には水素添加ポリアルファオレフィン ポリマ ー類である。
【0014】 本発明のポリアルファオレフィン ポリマー類の製造に有用な1−アルケン モ
ノマー類の非制限的例は、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデ
セン、1−テトラデセン、4−メチル−1−ペンテンのような分岐鎖異性体、お
よびこれらの組み合わせを含む。1−ヘキセンから1−ヘキサデセンまで、およ
びこれらの組み合わせも上記ポリオレフィン液の製造に適し、1−オクテンから
1−ドデセンまで、またはこれらの組み合わせがより好ましい。 このようなオイルの例としては、モービル ケミカル カンパニー(P.O.Bo
x3140、エジソン、ニュージャージー08818、USA)からプレシン(
Puresyn)40およびプレシン100の商品名で市販されるもののようなポリデ セン油等がある。
【0015】 組成物のリンスフィールを改良する観点から特に好ましいのは、数平均分子量
約2500ないし約4000、粘度が約100cstないし約2000cst(
ASTM D−445、45℃)を有するタイプ(a)の高度に分岐したポリア ルファオレフィン化合物、例えばモービルからプレシン100の商品名で販売さ
れているもの等である。 本発明には上記オイルの混合物も適切に使用できる。
【0016】 好適な実施態様において、ここに用いられる水不溶性オイルの数平均粒子直径
は、約1ミクロンないし約500ミクロン、好適には約5ないし約200ミクロ
ン、より好適には約5ないし50ミクロン、特に好適には約5ないし約20ミク
ロンの範囲にある。 本発明の組成物は、好適には重量で約0.1%ないし約20%、より好適には 約0.5%ないし約10%、特に好適には約1%ないし約5%の水不溶性オイル を含む。
【0017】界面活性剤系 その他の重要な特徴として、本発明の組成物は水溶性界面活性剤系を含む。こ
こに定義する水溶性とは、周囲条件下で0.2w/w%で水に溶解するとき澄明 な等方性溶液を生成できる、 約20,000未満の分子量を有する界面活性剤を
意味する。 本発明による組成物に挿入するのに適した界面活性剤は一般に、炭 素原子約6ないし約22の親油性鎖長を有し、アニオン性、非イオン性、双極性
イオン性および両性界面活性剤およびこれらの混合物から選択できる。界面活性
剤の全濃度は、好適には重量で約2%ないし約40%、より好適には約3%ない
し約20%、特に好適には約5%ないし約15%である。前記組成物は好適には
アニオン性界面活性剤と双極性イオン性−および/または両性界面活性剤との混
合物を含む。アニオン性界面活性剤:双極性イオン性界面活性剤および/または
両性界面活性剤の重量比は、約1:10ないし約10:1、好適には約1:5な
いし約5:1、より好適には約1:3ないし約3:1の範囲にある。本発明の範
囲内のその他の適切な組成物は、アニオン性、双極性イオン性および/または両
性界面活性剤と1種類以上の非イオン性界面活性剤との混合物を含んでなる。 本発明の組成物は、重量で約0.1%ないし約20%、より好適には約0.1%
ないし約15%、そして特に好適には約1%ないし約10%の濃度の水溶性アニ
オン性界面活性剤を含むことができる。
【0018】 本発明の組成物に適切に挿入できる水溶性アニオン性界面活性剤は、アルキル
サルフェート、エトキシル化アルキルサルフェート、アルキル エトキシ カルボ
キシレート、アルキル グリセリル エーテル スルホネート、エトキシ エーテル
スルホネート、メチル アシル タウレート、脂肪アシルグリシネート、N−ア シル グルタメート、アシル イセチオネート、アルキル スルホスクシネート、 アルキル エトキシスルホスクシネート、アルファ−スルホン化脂肪酸、これら の塩類および/またはそれらのエステル類、アルキル燐酸エステル、エトキシル
化アルキル燐酸エステル、アシル サルコシネートおよび脂肪酸/タンパク質縮 合物;ラウリン酸、ミリスチン酸およびパルミチン酸のアンモニウム、マグネシ
ウム、カリウム、トリエタノールアミンおよびナトリウム塩等の石鹸類;アシル
アスパルテート、アルコキシ コカミドカルボキシレート、(エトキシル化)ア
ルカノールアミド スルホスクシネート、エトキシル化アルキル シトレート ス ルホスクシネート、アシル エチレンジアミン トリアセテート、アシルヒドロキ
シエチル イセチオネート、アシルアミド アルコキシサルフェート、直鎖アルキ
ル ベンゼン スルホネート、パラフィン スルホネート、アルファオレフィン ス
ルホネート、アルキルアルコキシ サルフェート、 およびこれらの混合物を含む
。 これらの界面活性剤のアルキルおよび/またはアシルの鎖長はC6−C22、好
適にはC12−C18、より好適にはC12−C14である。
【0019】 本発明による組成物に適切に使用できるその他の水溶性アニオン性界面活性剤
は、高級脂肪アルコール1モルとエチレンオキシド約1ないし約12モルとの反
応産物の硫酸エステルの塩類である。その際ナトリウム、アンモニウムおよびマ
グネシウムが好適対イオンである。特に好適なのは、約2ないし6モル、好適に
は2ないし4モルのエチレンオキシドを含むアルキルエトキシサルフェート類、
例えばラウレス−2−硫酸ナトリウム、ラウレス−3硫酸ナトリウム、ラウレス
−3硫酸アンモニウムおよびラウレス−3、6硫酸マグネシウム ナトリウム等 である。好適実施態様において、アニオン性界面活性剤は最低約50重量%、特
に最低約75重量%のエトキシル化アルキルサルフェートを含む。
【0020】 一般的ナトリウム触媒エトキシル化法とその後の硫酸化プロセスとによって得
られる広域(broad range)エトキシル化アルキルサルフェートに加えて、狭域 エトキシレート類(NREs)から得られるエトキシル化アルキルサルフェート
類も本組成物に使用できる適した水溶性アニオン性界面活性剤である。本発明に
適切に使用できる狭域エトキシル化アルキルサルフェートは、平均約1ないし約
6、好適には約2ないし約4、特に約3モルのエチレンオキシドを含む硫酸化ア
ルキルエトキシレート類から選択され、例えばNREラウレス−3硫酸ナトリウ
ム等がある。本発明に適切に使用できるNRE物質は、EOn 約15ないし約 30重量%、EOn+1 約10ないし約20重量%、およびEOn-1 約10ない
し約20重量%までの範囲で所望のエチレンオキシド(EOn)分布を含む。非 常に好適なNREs物質は、7モル以上のエチレンオキシドを有するエトキシル
化アルキルサルフェート約9重量%未満と、非エトキシル化アルキルサルフェー
ト約13重量%未満を含む。適切なラウレス3スルフェートNRE物質は、ヘキ
スト(Hoechst)からゲナポール(GENAPOL)ZROナロウ・レンジおよびゲナポ
ールナロウ・レンジの商品名で入手できる。
【0021】 本発明の組成物は水溶性アニオン性界面活性剤として、アルキル エトキシ カ
ルボキシレート界面活性剤を重量で約0.5%ないし約15%、好適には約1% ないし約10%、より好適には約1%ないし約6%、特に好適には約1%ないし
約4%含むことができる。アルキル エトキシ カルボキシレート界面活性剤は、
すぐれた皮膚マイルドさ特性と優れたすすぎ性能および望ましい泡立ち特性と を組み合わせて与えるから、本発明による組成物では特に重要である。
【0022】 本発明に適切に使用できるアルキル エトキシ カルボキシレート類は一般式(
I)を有する: R3O(CH2CH2O)kCH2COO-+ 上記式中R3はC10−C16アルキルまたはアルケニル基、好適にはC11−C15、 より好適にはC12−C14アルキルまたはC12−C13アルキル基、kは2から約7
までの範囲の平均エトキシル化度で、好適には約3から約6まで、より好適には
約3.5から約5.5まで、特に好適には約4から約5まで、最も好適には約4か
ら約4.5までの範囲の平均エトキシル化度であり、Mは水溶性カチオン、好適 にはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、低級アルカノールアンモ
ニウム、およびモノ−、ジ−、およびトリ−エタノールアンモニウム、より好適
にはナトリウム、カリウムおよびアンモニウム、最も好適にはナトリウムおよび
アンモニウムおよびこれらのマグネシウムおよびカルシウムイオンとの混合物で
ある。
【0023】 本発明に適切に使用できる水溶性アニオン性界面活性剤として特に好適なのは
、選択されたアルキル鎖長および/またはエトキシレート分布を有するアルキル
エトキシ カルボキシレート界面活性剤である。例えば本発明による組成物に適
切に使用できるアルキルエトキシカルボキシレート界面活性剤は、R3および/ またはkが種々の平均値を有するアルキル エトキシカルボキシレートの分布を 含むことができる。
【0024】 一般にkの平均値は、R3の平均がC11、C12、C13またはC14であるとき、 約3から約6までの範囲である。本発明に適切に使用できる好適な水溶性アニオ
ン性アルキル エトキシカルボキシレート界面活性剤は、C12−C14(平均EO
3−6)エトキシカルボキシレート類およびC12−C13(平均EO 3−6)エ トキシカルボキシレート類である。適切な化合物は、シェル(Shell)社(ヒュ ーストン、テキサス、USA)から販売されるNEODOX23−4(商品名)
の塩類およびエンピコール(Empicol)(商品名)CBCS(アルブライト&ウ ィルソン)等である。本発明に非常に好適に使用できるのは、R3がC12−C14 またはC12−C13アルキル基で、kの平均値が約3から約6まで、より好適には
約3.5から約5.5まで、特に好適には約4から約5まで、最も好適には約4か
ら約4.5までの範囲であるアルキル エトキシカルボキシレート界面活性剤であ
る。
【0025】 好適な実施態様において、上記組成物は実質的に石鹸を含まず、それらの石鹸
含有量は約5重量%未満、好適には約1重量%未満、より好適には0重量%であ
る。
【0026】 本発明による組成物はその他に、重量で約0.1%ないし約20%、より好適 には約0.1%ないし約10%、特に約1%ないし約8%の濃度の水溶性非イオ ン性界面活性剤を含むことができる。この群の界面活性剤はスクロースポリエス
テル界面活性剤、C10−C18アルキル ポリグリコシドおよび下記の式(III)で
あらわされるポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤を含む。
【0027】
【化7】
【0028】 式(III)による好適なN−アルキル、N−アルコキシまたはN−アリールオキ シ、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤は、R8が直鎖および分岐鎖アルキ ルおよびアルケニルまたはこれらの混合物を含むC5−C31ヒドロカルビル、好 適にはC6−C19ヒドロカルビルであり、R9は典型的には、水素、C1−C8アル
キルまたはヒドロキシアルキル、好適にはメチル、または式R1−O−R2を有す
る基であり、ここでR1は直鎖、分岐鎖、および環状(アリールを含む)を含む C2−C8ヒドロカルビルであり、好適にはC2−C4アルキレンであり、R2はア リールおよびオキシヒドロカルビルを含むC1−C8直鎖、分岐鎖および環状ヒド
ロカルビルであり、好適にはC1−C4アルキル、特にメチルまたはフェニルであ
る。Z2は、最低2個のヒドロキシル(グリセルアルデヒドの場合)または最低 3個のヒドロキシル(その他の還元糖の場合)が鎖に直接結合している直鎖ヒド
ロカルビル鎖を有するポリヒドロキシヒドロカルビル部分、またはそのアルコキ
シル化誘導体(好適にはエトキシル化またはプロポキシル化)である。Z2は好 適には還元糖から還元的アミノ化反応で誘導され、最も好適にはZ2はグリシチ ル部分である。適切な還元糖は、グルコース、フルクトース、マルトース、ラク
トース、ガラクトース、マンノース、およびキシロース、並びにグリセルアルデ
ヒドを含む。原材料として、高デキストロース コーンシロップ、高フルクトー ス コーンシロップ、および高マルトース コーンシロップが上記の個々の糖と同
様に用いられる。 これらのコーンシロップはZ2の糖成分ミックスを与える。こ
れは、その他の適切な原材料を決して排除するものではないことは理解しなけれ
ばならない。Z2は、好適にはCH2−(CHOH)n−CH2OH、CH(CH2 OH)−(CHOH)n-1−CH2OH、CH2(CHOH)2(CHOR’)(C
HOH)CH2OHからなる群から選択される。上記式中、nは1から5までの 整数であり、R’はHまたは環状モノ−またはポリ−サッカリド、およびそのア
ルコキシル化誘導体である。最も好適なのはnが4であるグリシチル類、特にC
2−(CHOH)4−CH2OHであることが認められている。
【0029】 最も好適なポリヒドロキシ脂肪酸アミドは、式R8(CO)N(CH3)CH2 (CHOH)4CH2OHを有する。上記式中、R8はC6−C19直鎖アルキルまた
はアルケニル基である。上記の式の化合物において、R8−CO−N<は、例え ばココアミド、ステアラミド、オレアミド、ラウラミド、ミリスタミド、カプリ
カミド、カプリリカミド、パルミタミド、タロウアミド等である。
【0030】 本発明による組成物に適切に使用できる代表的非イオン性界面活性剤は、コカ
ミン(ウィトコからアダゲン(Adagen)160D(商品名)として手に入る)等
の第一アミン類、およびコカミドMEA(アルブライト&ウィルソンからエンピ
ラン(Empilan)CME(商品名)として入手できる)、PEG−3コカミド、 コカミドDEA(アルブライト&ウィルソンからエンピランCDE(商品名)と
して入手できる)、ラウラミドMEA(アルブライト&ウィルソンからエンピラ
ンLMEとして入手できる)、ラウラミドMIPA、ラウラミドDEA、および
これらの混合物等のアルカノールアミド類を含む。
【0031】 本発明に使用するのに適切な両性界面活性剤は、 (a) 式[V]であらわされるアンモニウム誘導体:
【0032】
【化8】
【0033】 上記式中、R1はC5−C22アルキルまたはアルケニル、R2はCH2CH2OHま たはCH2CO2Mであり、MはH、アルカリ金属、アルキリ土類金属、アンモニ
ウムまたはアルカノールアンモニウム、R3はCH2CH2OHまたはHである;
【0034】 (b) 式[VI]であらわされるアミノアルカノエート類 R1NH(CH2nCO2M 式[VII]であらわされるイミノジアルカノエート類 R1N[(CH2mCO2M]2 式[VIII]であらわされるイミノポリアルカノエート類
【0035】
【化9】
【0036】 上記式中、n、m、p、およびqは1から4までの数であり、R1およびMは 独立的に前記した群から選択される;そして (c)これらの混合物を含む。
【0037】 タイプ(a)の適切な両性界面活性剤は式(V)であらわされ、式中、R1は C817(特にイソカプリル)、C919およびC1123アルキルである。タイプ
(a)の適切な両性界面活性剤はミラノール(Miranol)おおびエンピゲン(Emp
igen)の商品名で販売されている。
【0038】 CTFA命名法では、本発明に適切に使用できる材料は、ココアンフォカルボ
キシプロピオネート、ココアンフォカルボキシプロピオン酸、ココアンフォアセ
テート、ココアンフォジアセテート(さもなくばココアンフォカルボキシグリシ
ネートと呼ばれる)、ラウロアンフォ酢酸ナトリウム(さもなくばラウロアンフ
ォカルボキシグリシン酸ナトリウムとも呼ばれる)を含む。特殊な商業製品とし
ては、商品名アンフォラック(Ampholak)7TX(カルボキシメチル タロウポリ
プロピルアミン ナトリウム)、エンピゲンCDL60およびCDR60(アル ブライト&ウィルソン)、ミラノールH2M Conc、ミラノールC2M Conc.N
.P.、ミラノールC2M Conc.O.P.、ミラノールC2M SF、ミラノールC
M スペシャル、ミラノール ウルトラL32およびC32(ローヌプーラン(Rh
one-Poulenc));アルカテリック(Alkateric)2CIB(アルカリル ケミカ ルズ);アンフォタージュ(Amphoterge)W−2(ロンザ社);モナテリック(M
onateric)CDX−38、モナテリックCSH−32(モナ インダストリーズ );レウォテリック(Rewoteric)AM−2C(レウォ(Rewo)ケミカル グルー
プ);およびシェルコティック(Schercotic)MS−2(シェール(Scher)ケ ミカルズ)等がある。
【0039】 このタイプの市販両性界面活性剤が多数製造され、ヒドロキシド対イオン等と
の電気的中性錯化合物の形で、またはアニオン性サルフェートまたはスルホネー
ト界面活性剤、特に硫酸化C8−C18アルコール、C8−C18エトキシル化アルコ
ールまたはC8−C18アシルグリセリド型界面活性剤との電気的に中性の錯化合 物の形で売られている。しかしマイルドさおよび製品安定性の観点から好適なの
は、(非−エトキシル化)硫酸アルコール界面活性剤を実質的に含まない組成物
である。両性界面活性剤の濃度および重量比はここでは非錯化型の界面活性剤を
基にしており、アニオン性界面活性剤の対イオンはアニオン性界面活性剤成分の
全含有量の一部と見なされていることにも留意する必要がある。
【0040】 タイプ(b)の適切な両性界面活性剤の例は、アンフォラックX07およびア
ンフォラック7CXの商品名でベロール ノーベル(Berol Nobel)から売られて
いるN−アルキル ポリトリメチレン ポリカルボキシメチルアミン類やその塩類
、特にトリエタノールアンモニウム塩、およびN−ラウリル−ベータ−アミノプ
ロピオン酸およびN−ラウリル−イミノ−ジプロピオン酸の塩類を含む。このよ
うな化合物はヘンケル社からデリファット(Deriphat)の商品名で、そしてロー
ヌプーランからミラテーヌ(Mirataine)の商品名で販売されている。 本発明の組成物は重量で約0.1%ないし約20%、より好適には約0.1%な
いし約10%、特に好適には約1%ないし約8%の双極性イオン性界面活性剤も
含むことができる。
【0041】 本発明の組成物に含めるのに適した水溶性ベタイン界面活性剤は、式R56 7+(CH2nCO2Mのアルキルベタイン類および下記の式(IX)のアミド ベタイン類である
【0042】
【化10】
【0043】 上記式中、R5はC5−C22アルキルまたはアルケニルであり、R6およびR7は独
立的にC1−C3アルキル、MはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニ
ウムまたはアルカノールアンモニウム、そしてn、mは各々1から4までの数で
ある。好適ベタイン類は、THゴールドシュミット(Goldschmidt)からテゴ(T
ego)ベタインの商品名で市販されている、ココアミドプロピルジメチルカルボ キシメチル ベタイン、およびアルブライト&ウィルソンからエンピゲンBRの 商品名で、そしてTHゴールドシュミットからテゴベタイン(Tegobetaine)L1 0Sの商品名で市販されているラウリルアミドプロピルジメチルカルボキシメチ
ル ベタインを含む。
【0044】 本発明の組成物に適切に含めることのできる水溶性サルテイン界面活性剤は、
下記の式であらわされるアルキルアミド サルテインを含む;
【0045】
【化11】
【0046】 上記式中、R1はC7ないしC22アルキルまたはアルケニル、R2およびR3は独立
的にC1ないしC3アルキル、MはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモ
ニウムまたはアルカノールアンモニウムであり、mおよびnは1から4までの数
である。ここで適切に使用できるのはココアミドプロピルヒドロキシ サルテイ ンであり、これはローヌプーランからミラテーヌ(Mirataine)CBSの商品名 で販売されている。
【0047】 本発明の組成物に適切に含めることのできる水溶性アミンオキシド界面活性剤
は、アルキル アミンオキシドR567NOおよび下記の式のアミド アミンオ キシドであり、
【0048】
【化12】
【0049】 上記式中、R5はC11ないしC22アルキルまたはアルケニル、R6およびR7は独 立的にC1ないしC3アルキル、MはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アン
モニウムまたはアルカノールアンモニウム、そしてmは1から4までの数である
。好適アミンオキシド類はココアミドプロピルアミン オキシド、ラウリルジメ チルアミン オキシドおよびミリスチル ジメチルアミン オキシドを含む。
【0050】重合性カチオン性コンディショニング剤 本発明による組成物は任意に重合性カチオン性コンディショニング剤を含むこ
とができる。重合性カチオン性コンディショニング剤は本発明による組成物にお
いて所望スキンフィール特性を提供するために重要である。重合性皮膚コンディ
ショニング剤は、好適には重量で約0.01%ないし約5%、好適には約0.01
%ないし約3%および特に約0.01%ないし約2%の量で存在する。
【0051】 適切なポリマーは高分子材料である(例えば、光散乱によって測定した重量平
均分子量は一般に約2,000ないし約5,000,000、好適には約5,000
ないし約3,000,000、より好適には100,000ないし約1,000,0 00である)。
【0052】 ポリマーの代表的種類は、カチオン性グアーガム、カチオン性多糖;アクリル
酸および/またはメタクリル酸から誘導されるカチオン性ホモポリマーおよびコ
ポリマー;カチオン性セルロース樹脂、第四級化ヒドロキシエチルセルロース エーテル類;ジメチルジアリルアンモニウム クロリドとアクリルアミドおよび /またはアクリル酸とのカチオン性コポリマー;ジメチルジアリルアンモニウム
クロリドのカチオン性ホモポリマー類;ジメチルアミノエチルメタクリレート とアクリルアミドとのコポリマー類、アクリル酸/ジメチルジアリルアンモニウ
ム クロリド/アクリルアミド コポリマー類、アミノアルコールの第四級化ビニ
ルピロリドンアクリレートまたはメタクリレート コポリマー類、ビニルピロリ ドンとジメチルアミノエチルメタクリルアミドとの第四級化コポリマー類、ビニ
ルピロリドン/ビニルイミダゾリウムメトクロリド コポリマー類およびポリア ルキレンおよびエトキシポリアルキレンイミン類;第四級化シリコーン類、アク
リル酸とメタクリルアミドプロピル トリメチルアンモニウム クロリドとメチル
アクリレートとのターポリマー、およびこれらの混合物を含む。
【0053】 具体例によると、ここに適切に使用できるカチオン性ポリマーは、ジャガール
(Jaguar)C−14−S(商品名)およびジャガールC−17(商品名)の商品
名で市販されているヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウム グアーガム類 (d.s. 0.11から0.22まで)およびジャガールC−16(商品名)(こ
れは上記のカチオン基の他にヒドロキシプロピル置換基(d.s.0.8ないし 1.1)を含む)、Uケア(Ucare)ポリマーJR−30M、JR−400、LR
400、カタナル(Catanal)(商品名)およびセルクアット(Celquat)の商品
名で市販される第四級化ヒドロキシエチルセルロースエーテル類等のカチオン性
グアーガムを含む。その他の適切なカチオン性ポリマーは、メルクアット100
の商品名で市販されるジメチルジアリルアンモニウム クロリドのホモポリマー 類;商品名メルクアット550およびメルクアットSとして市販されるジメチル
アニモエチルメタクリレートとアクリルアミドとのコポリマー類、ジメチルジア
リルアンモニウム クロリドとアクリルアミドとのコポリマー類;メルクアット 3330の商品名で市販されるアクリル酸/ジメチルジアリルアンモニウム ク ロリド/アクリルアミド コポリマー類;商品名メルクアット2001として市 販されている、 アクリル酸とメタクリルアミドプロピル トリメチルアンモニウ
ム クロリドとメチルアクリレートとのターポリマー類;ガフクアット(Gafquat
)の商品名で市販されている、アミノアルコールと第四級化ビニルピロリドンア
クリレートまたはメタクリレートとのコポリマー類、例えばポリクォタニウム(
Polyquaternium)11、23および28(ビニルピロリドンとジメチルアミノエ
チルメタクリレートとの第四級化コポリマー類―ガフケート755N、およびビ
ニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリルアミドとの第四級化コポリマ
ー類―HS−100);ルヴィクアット(Luviquat)FC370、ポリクォタニ
ウム2の商品名で提供されるビニルピロリドン/ビニルイミダゾリウム メトク ロリド コポリマー類;およびポリエチレンイミンおよびエトキシル化ポリエチ レンイミン等のポリアルキレンイミン類である。商品名アクアロン(Aqualon) N−Hanceの商品名で市販されるカチオン性ポリマーも本発明に適切に使用
できる。
【0054】 本発明の組成物は、オイルから誘導された非イオン性界面活性剤またはオイル
から誘導された非イオン性界面活性剤類の混合物を重量で約0.1%ないし約2 0%、好適には約1%ないし約15%、より好適には約2%ないし約10%含む
ことができる。オイルから誘導された非イオン性界面活性剤類は本発明による組
成物においては使用時および使用後のスキンフィール効果が得られるため重要で
ある。ここに使用できる適切なオイルから誘導された非イオン性界面活性剤は、
水溶性植物および動物由来の皮膚軟化剤、例えばポリエチレングリコール鎖を挿
入したトリグリセリド類;エトキシル化モノおよびジ−グリセリド類、ポリエト
キシル化ラノリン類およびエトキシル化バター誘導体類を含む。ここに使用でき
る好適なオイルから誘導された非イオン性界面活性剤の一群は下記の一般式(XI
I)を有し
【0055】
【化13】
【0056】 上記式中、nは約5から約200まで、好適には約20から約100まで、より
好適には約30から約85までであり、Rは平均約5ないし20個の炭素原子、
好適には約7ないし18個の炭素原子を有する脂肪族基を含む。
【0057】 この群の適切なエトキシル化オイル類および脂肪類には、 グリセリルココエ ート、グリセリルカプロエート、グリセリルカプリレート、グリセリルタロウェ
ート、グリセリルパルメート、グリセリル ステアレート、グリセリル ラウレー
ト、グリセリル オレエート、グリセリル リシノレエート、および例えばパーム
油、アーモンド油、およびとうもろこし油等のトリグリセリドから誘導されたグ
リセリル脂肪エステル類のポリエチレングリコール誘導体類があり、グリセリル
タロウェートおよびグリセリルココエートのポリエチレングリコール誘導体類が
好ましい。
【0058】 この群の適切なオイルから誘導された非イオン性界面活性剤は、クローダ社(
ニューヨーク、USA)からクロボル(Crovol)系列材料として、例えばクロボ
ルEP40(PEG20メマツヨイグサ グリセリド)、クロボルEP70(P EG60メマツヨイグサ グリセリド)、クロボルA−40(PEG20アーモ ンド グリセリド)、クロボルA−70(PEG60アーモンド グリセリド)、
クロボルM−40(PEG20 トウモロコシグリセリド)、クロボルM−70 (PEG60 トウモロコシ グリセリド)、 クロボルPK−40(PEG12
パーム核油グリセリド)、およびクロボルPK−70(PEG45パーム核油 グリセリド)が、 そしてそれらのソラン(Solan)シリーズとして、例えばソラ
ンE、E50および X ポリエトキシル化ラノリン類が提供され、ウェストブル
ック ラノリン(Westbrook Lanolin)からアクアロース(Aqualose)L−20(
PEG24ラノリンアルコール)およびアクアロースW15(PEG15ラノリ
ンアルコール)が提供される。この群のその他の適切な界面活性剤は、シェレッ
クス(Sherex)ケミカル社(ダブリン、オハイオ、USA)からバロニック(Va
ronic)LIシリーズの界面活性剤として、またレウォ(Rewo)からレウォダー ム(Rewoderm)シリーズの界面活性剤としてそれぞれ商業的に入手できる。これ
らは例えばバロニックLI48(ポリエチレングリコール(n=80)グリセリ
ル タロウェート、 或いはPEG80グリセリル タロウェートとも言われる) 、バロニックLI2(PEG28グリセリル タロウェート)、バロニックLI 420(PEG200グリセリル タロウェート)およびバロニックLI63お よび67(PEG30およびPEG80グリセリル ココエート類)、レウォダ ーム(Rewoderm)LI5−20(PEG−200パルミテート)、レウォダーム
LIS−80(PEG−200パルミテートとPEG−7グリセリルココエート
)およびレウォダームLIS−75(PEG−200パルミテートとPEG−7
グリセリルココエート)およびレウォダームLIS−75(PEG−200パル
ミテートとPEG−7グリセリルココエート)およびこれらの混合物を含む。適
切に使用できるその他のオイルから誘導された皮膚軟化剤は、コーン、アボガド
およびババスー油のPEG誘導体、並びにソフティゲン(Softigen)767(P
EG(6)カプリル/カプリン グリセリド類)である。
【0059】 シアの木(Butyrospermum Karkii Kotschy)の果実から抽出された複合植物脂
肪およびそれら誘導体から誘導される非イオン性界面活性剤も本発明に適切に使
用できる。シアバターとして知られているこの植物性脂肪は中央アフリカでは石
鹸の製造や保護クリームなど種々の用途に広く使用されており、セデルマ(Sede
rma)(78610 Le Perray En Yvelines、 フランス)から販売されている 。カールシャム(Karlsham)ケミカル社からリペックス(Lipex)102E−7 5およびリペックス102E−3(シアバターのエトキシル化モノ、ジグリセリ
ド)等のリペックス・シリーズの化学物質として、およびクローダ社(ニューヨ
ーク、USA)からクロボル(Crovol)SB−70(シアバターのエトキシル化
モノ、ジグリセリド)等のクロボル・シリーズの製品として入手できるシアバタ
ー エトキシル化誘導体も特に適している。同様にマンゴ、ココアおよびイリッ ペの各バターのエトキシル化誘導体も本発明による組成物に用いることができる
。これらはエトキシル化非イオン性界面活性剤として分類されているが、一部は
非エトキシル化植物油または脂肪として残っていると考えられている。
【0060】 その他の適切なオイルから誘導された非イオン性界面活性剤には、アーモンド
油、ピーナツ油、米ぬか油、小麦麦芽油、あまに油、ホホバ油、アンズ種油、ク
ルミ油、パーム核油、ピスタチオ実油、ごま油、菜種油、カデ油、トウモロコシ
油、桃実油、ケシの実油、松根油、ひまし油、大豆油、アボガド油、ベニバナ油
、ココナッツ油、ヘーゼルナッツ油、オリーブ油、ブドウ種油、およびヒマワリ
油のエトキシル化誘導体がある。 マイルドさと皮膚感触特性を最適にする観点からここで非常に好適に使用でき
るオイルから誘導された非イオン性界面活性剤は、リペックス(Lipex)102 −3(商品名)(シアバターのPEG−3エトキシル化誘導体)およびソフティ
ゲン(Softigen)767(商品名)(PEG−6 カプリル/カプリン グリセリ
ド類)である。
【0061】 本発明による組成物はスキンケア有効成分として親油性乳化剤も含むことがで
きる。適切な親油性スキンケア有効成分としては、スクシニル化モノグリセリド
類、クエン酸モノステアリル、モノステアリン酸グリセリル、酒石酸ジアセチル
およびこれらの混合物等のモノグリセリドと混合した二酸(di-acid)を含むア ニオン性食品級乳化剤がある。
【0062】任意成分 本発明の組成物はその他に種々の任意成分を含むことができる。このような成
分の非制限的例を以下に述べる。 上記の水不溶性ポリアルファオレフィン油の他に、その他の水不溶性オイルを
本発明の組成物に用いることができる。本発明のパーソナルクレンジング組成物
に使用するためのその他の水不溶性オイルで、タイプ(b)のものは下記の式で
あらわされる分岐鎖アルケニル(アルキル)化合物である:
【0063】
【化14】
【0064】 上記式中、R1はHまたはC1−C4アルキル、R4はC1−C4アルキル、R2はH またはC1−C4アルキルまたはC2−C4アルケニル、R3はHまたはC1−C4ア ルキルまたはC2−C4アルケニル、nは0から3までの整数であり、mは1から
1000までの整数であり、数平均分子量約600ないし約1000、好適には
約750ないし約1000、特に約800ないし約1000を有する。好適には
このタイプの分岐アルケニル(アルキル)化合物は、ASTM法D−445を用
いて40℃で粘度を測定した際、約500cstないし約50,000cst、 好適には約1000cstないし約10,000cstの範囲の粘度を有する。 本発明に使用するためのタイプ(b)の適切なアルケニル(アルキル)化合物
は、ブテン、イソプレン、テルペン、スチレンまたはイソブテンのポリマーであ
り、ブテンまたはイソブテンのポリマーが好ましい。
【0065】 タイプ(b)のアルケニル(アルキル)油の例としては、アモコ(Amoco)か らインドポル(Indopol)40およびインドポル100の商品名で販売されるポ リブテン油、およびプレスパース(Presperse)社からパーメチル(Permethyl)
104Aの商品名で、エクソン(Exxon)ケミカルズ社からパラポール(Parapol
)950の商品名で販売されるポリイソブテン油がある。 下記の式を有する疎水性に変性されたシリコーン類もここに適切に使用できる
【0066】
【化15】
【0067】 上記式中、RはC1−C4アルキルまたはフェニル、R’はC1−C20アルキルま たはフェニル、zは5ないし21、xは約20から400までの範囲の数平均値
を有し、yは約0から約10までの範囲の数平均値を有する。x+yは30から
400までの範囲にある。好適な材料はxが40ないし200、好適には60な
いし100、yが0から5まで、好適には0である。xとyとの和の数値は60
から100までである。アルキレン鎖zは直鎖でも分岐していてもよい。その他
にシリコーン主鎖は少量の分岐を含み、樹脂を与えることもできる(例えばMD
QまたはMDT樹脂)。
【0068】 このようなオイルの例としては、GEシリコーンズからSF1632(C16
−C18アルキルメチコン)の商品名で販売される疎水性に変性されたシリコー
ン類、およびオクチルおよびデシルメチコンがある。
【0069】 好適な実施態様において、ここに使用する付加的水不溶性オイルの数平均粒子
直径は、約1ミクロンないし約500ミクロンの範囲、好適には約5ないし約2
00ミクロンの範囲、より好適には約5ないし50ミクロン、特に約5ないし約
20ミクロンの範囲にある。
【0070】 本発明の泡立ち組成物に適切に使用できるその他の水不溶性、スキン/ヘアケ
ア成分は、液体のポリオールカルボン酸エステルである。 ここに好適に使用できるポリオールエステルは非吸蔵性の液または液化性ポリ
オールカルボン酸エステルである。これらのポリオールエステル類は1つのポリ
オール基またはポリオール部分と、1つ以上のカルボン酸基またはカルボン酸部
分とから誘導される。言い換えれば、これらのエステル類はポリオールから誘導
される1つの部分と、カルボン酸から誘導される1つ以上の部分を含む。これら
のカルボン酸エステルはカルボン酸からも誘導できる。これらのカルボン酸エス
テル類は液体ポリオール脂肪酸エステルと記すこともできる。なぜならば熟練せ
る当業者は用語カルボン酸と脂肪酸とを交換可能に用いることが多いからである
【0071】 本発明に用いられる好適な液体ポリオールポリエステル類は、最低4個の脂肪
酸基でエステル化された若干のポリオール、特に糖または糖アルコールを含む。
よって、ポリオール出発原料は最低4個のエステル化可能のヒドロキシル基をも
っていなければならない。好適なポリオールの例は、単糖類、二糖類、および糖
アルコールを含める糖類である。4個のヒドロキシル基を含む単糖類の例はキシ
ロースおよびアラビノースであり、5個のヒドロキシル基を有するキシロースか
ら誘導される糖アルコール、すなわちキシリトールである。単糖、エリトロース
、は3個のヒドロキシル基しかもっていないから本発明の実施には適さないが、
エリトロースから誘導される糖アルコール、すなわちエリトリトールは4個のヒ
ドロキシル基を含むから使用できる。適切な5個のヒドロキシル基を含む単糖は
、ガラクトース、フルクトース、およびソルボースである。スクロースの加水分
解産物、並びにグルコースおよびソルボースから誘導される6個OH基を含む糖
アルコール類、例えばソルビトール等も適する。使用できる二糖ポリオールの例
としてはマルトース、ラクトースおよびスクロースがある。これらは全て8個の
ヒドロキシル基を含む。
【0072】 本発明に使用するためのポリエステル類を製造するために好適なポリオール類
は、エリトリトール、キシリトール、ソルビトール、グルコースおよびスクロー
スからなる群から選択される。スクロースが特に好ましい。 最低4個のヒドロキシル基を有するポリオール出発原料において−OH基の最
低4個がを約8ないし約22個の炭素原子を含む脂肪酸でエステル化される。こ
のような脂肪酸の例としては、カプリル、カプリン、ラウリン、ミリスチン、ミ
リストレイン、パルミチン、パルミトレイン、ステアリン、オレイン、リシノレ
イン、リノール、リノレン、エレオステアリン、アラキン、アラキドン、ベヘン
、およびエルカ酸がある。脂肪酸は天然に発生する脂肪酸類、または合成脂肪酸
類から誘導することができる;それらは飽和していても不飽和でもよく、位置−
および幾何学異性体を含む。しかしここに好適に使用できる液体ポリエステル類
を提供するためには、上記ポリエステル分子に挿入される脂肪酸の最低約50重
量%が不飽和でなければならない。オレイン酸およびリノール酸、およびこれら
の混合物が特に好ましい。
【0073】 本発明に有用なポリオール脂肪酸ポリエステル類は最低4個の脂肪酸エステル
基を含んでいなければならない。上記ポリオールのヒドロキシル基の全てが脂肪
酸でエステル化される必要はないが、上記ポリエステルが含む非エステル化ヒド
ロキシル基が2個以下であることが好ましい。最適なのは、上記ポリオールのヒ
ドロキシル基の実質的に全てが脂肪酸でエステル化されている、すなわちポリオ
ール部分が実質的に完全にエステル化されていることである。上記ポリオール分
子にエステル化される脂肪酸は同じでも混合でもよいが、上記のように、流動性
を与えるためにはかなりの量の不飽和酸−エステル基が存在しなければならない
【0074】 上記の点を具体的に説明すると、スクロース脂肪トリエステルは必要とされる
4個の脂肪酸エステルを含まないため、ここに使用するには適さない。スクロー
ス テトラ脂肪酸エステルは適しているかも知れないが、それは非エステル化ヒ ドロキシル基を2個より多く含むため好ましくない。スクロース ヘキサ脂肪酸 エステルは、2個未満の非エステル化ヒドロキシル基を含むだけなので好適であ
る。全てのヒドロキシル基が脂肪酸でエステル化された非常に好ましい化合物と
しては液体のスクロースオクタ置換脂肪酸エステル等がある。
【0075】 下記は本発明に適切に使用できる、最低4個の脂肪酸エステル基を含む特殊の
ポリオール脂肪酸ポリエステルの非制限的例である;グルコース テトラオレエ ート、大豆油脂肪酸(不飽和)のグルコース テトラエステル類、混合大豆油脂 肪酸のマンノーステトラエステル類、オレイン酸のガラクトーステトラエステル
類、リノール酸のアラビノーステトラエステル類、キシローステトラリノレエー
ト、ガラクトースペンタオレエート、 ソルビトールテトラオレエート、ソルビ トールの不飽和大豆油脂肪酸ヘキサエステル類、 キシリトールペンタオレエー ト、スクローステトラオレエート、スクロースペンタオレエート、スクロースヘ
キサオレエート、スクロースヘプタオレエート、スクロースオクタオレエート、
およびこれらの混合物。 上記のように、非常に好適な脂肪酸エステルは、脂肪酸が約14ないし約18
個の炭素原子を含む脂肪酸エステル類である。
【0076】 本発明に好適に使用できる好適液体ポリオール ポリエステルは、約30℃よ り低い完全融点、好適には約27.5℃より低い、より好適には約25℃より低 い完全融点を有する。ここに記す完全融点は示差走査熱量測定法(DSC)によ
って測定される。 ここに適切に使用できるポリオール脂肪酸ポリエステル類は、当業者に公知の
種々の方法によって製造できる。これらの方法には:種々の触媒を用いてポリオ
ールのメチル、エチルまたはグリセロール脂肪酸エステルとのエステル交換;ポ
リオールの脂肪酸塩化物によるアシル化;ポリオールの脂肪酸無水物によるアシ
ル化;およびポリオールの脂肪酸そのものによるアシル化が含まれる。米国特許
第2,831,854号;1977年1月25日発行のジャンダセク(Jandacek)
の米国特許第4,005,196号;1977年1月25日発行のジャンダセクの 米国特許第4,0,5,196号を参照されたい。
【0077】 この組成物は補助的非イオン性またはアニオン性の重合性増粘成分、特に分子
量が約20,000より大きい水溶性ポリマー材料も含有することができる。「 水溶性ポリマー」とは、その材料が濃度1%、25℃で水中でほぼ透明な溶液を
形成し、水の粘度を上げることができることを意味する。この組成物で追加の増
粘剤として使用することが望ましい水溶性ポリマーの例としては、ヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピル メチル セルロース、 ポリエチレングリコール、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸 、ポリビニルアルコール(例としてはクラレケミカル社、日本、から入手できる
PVA217がある)、 ポリビニルピロリドンK−120、D&Oケミカルズ 社から入手できるデキストラン精製粗製グレード2P等のデキストラン類、カル
ボキシメチルセルロース、アカシア、 ガッティ(ghatti)、およびトラガカン ト等の植物滲出物、アルギン酸ナトリウム、プロピレングリコール アルギネー トおよびカラゲナン ナトリウム等の海草抽出物がある。本組成物の追加増粘剤 として好適なものは天然多糖類である。このような物質の例にはグアーガム、イ
ナゴマメガムおよびキサンタンゴムがある。分子量が約700,000であるヒ ドロキシエチルセルロースも好適である。
【0078】ヒドロトロープ 本発明による組成物は任意の特徴としてヒドロトロープを含むことができる。
ヒドロトロープとしてここに適切に使用できるのは、キシレンスルホン酸ナトリ
ウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、短鎖アル
キルサルフェートおよびこれらの混合物等、当業者に公知のものである。ヒドロ
トロープは、本発明による組成物中に重量で約0.01%ないし約5%、好適に は約0.1%ないし約4%、より好適には約0.5%ないし約3%の濃度で存在す
ることができる。ここに定義するヒドロトロープは、未希釈、水溶性の界面活性
剤系に加えた際に、その粘性およびレオロージ挙動を変え得る物質を意味する。
【0079】 上記の水不溶性オイルに加えて、本発明の組成物は水不溶性香料または化粧オ
イルまたはワックスまたはこれらの混合物を重量で約10%まで、好適には約3
%までの濃度で含むことができる。その際上記オイルまたはワックスは、温度2
5℃で製品基質に不溶であるという意味で、不溶性である。
【0080】 ここに使用するための適切な不溶性化粧用オイルおよびワックスは、非揮発性
ポリアルキルおよびポリアリールシロキサンゴムおよび流体を含む水不溶性シリ
コーン類、揮発性環状ポリジメチルシロキサン類、ポリアルコキシル化シリコー
ン類、アミノおよび第四級化アンモニウム変性シリコーン類、硬質架橋および強
化シリコーン類とこれらの混合物;ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミ
リスチルやリシノレイン酸セチル等のC8−C30脂肪酸のC1−C24エステル類;
安息香酸のC8−C30エステル類、蜜ろう、ベヘニルアルコール等の飽和および 不飽和脂肪アルコール類;鉱油、ペトロラタム、スクアランおよびスクアレン等
の炭化水素類;脂肪ソルビタンエステル類(1976年10月26日に発行され
たセイデン(Seiden)の米国特許出願第3,988,255号を参照)、ラノリン
およびオイル状ラノリン誘導体;アーモンド油、ピーナツ油、小麦麦芽油、米ぬ
か油、あまに油、ホホバ油、あんず種油、くるみ油、パーム核油、ピスタチオ実
油、ゴマ油、菜種油、カデ油、トウモロコシ油、桃実油、ケシの実油、松根油、
ひまし油、大豆油、アボガド油、ベニバナ油、ココナッツ油、ヘーゼルナッツ油
、オリーブ油、ぶどう種油、およびヒマワリ種油等の動物性および植物性トリグ
リセリド類;およびダイマー酸ジイソプロピル、リンゴ酸ジイソステアリル、ダ
イマー酸ジイソステアリル、トリマー酸トリイソステアリル等のダイマー酸やト
リマー酸のC1−C24エステル類から選択できる。
【0081】 最終組成物の粘度(ブルックフィールドDV II、 Cone CP41またはCP 52付き、25℃、混ぜものなし)は、好ましくは少なくとも約500cps、
より好適には約1,000ないし約50,000cps、特に好適なのは約1,0 00ないし約30,000cps、さらに特別に好適なのは約1,000ないし約
15,000cpsである。
【0082】 クレンジング組成物は任意に、クレンジング組成物基質に可溶であるその他の
毛髪または皮膚モイスチュライザーを添加できる。このようなモイスチュライザ
ーの好適濃度は約0.5ないし約20重量%である。好適な実施態様において、 モイスチュライザーは皮膚の角質層に天然に存在する必須アミノ酸化合物および
非吸蔵性の水溶性ノンポリオールおよびこれらの混合物から選択される。 より好適な非吸蔵性モイスチュライザーの例には、スクアラン、ピロリドンカ
ルボン酸ナトリウム、D−パンテノール、乳酸、L−プロリン、グアニジン、ピ
ロリドン、加水分解タンパク質とその他のコラーゲン誘導タンパク質、アロエベ
ラゲル、アセタミドMEAおよびそれらの混合物がある。
【0083】 本発明の組成物は1種類以上の懸濁剤を含んでもよい。ここに適切に使用でき
る懸濁剤は、幾つかの種類の長鎖アシル誘導体物質のいずれか、またはそれらの
混合物である。炭素原子約16から約22個までを有する脂肪酸のエチレングリ
コールエステル類が含まれる。エチレングリコール ステアレートは、モノ-およ
びジステアレート共に好ましいが、モノステアレート約7%未満を含むジステア
レートが特に好ましい。有用であることが認められるその他の懸濁剤は、炭素原
子約16ないし22個、より好適には約16なし18個を有する脂肪酸のアルカ
ノールアミド類である。好適なアルカノールアミドは、ステアリック モノエタ ノールアミド、ステアリック ジエタノールアミド、ステアリック モノイソプロ
パノールアミドおよびステアリック モノエタノールアミド ステアレートである
【0084】 また別の適切な懸濁剤は、レオックス(Rheox)から Thxcin の商品名で販売 されているステアリル ジメチルアミンオキシドおよびトリヒドロキシステアリ ン等のアルキル(C16−C22)ジメチルアミンオキシド類である。 懸濁剤は好適には約0.5%ないし約5%、好適には約0.5%ないし約3%の
濃度である。懸濁剤は水不溶性オイルの懸濁を促進するように働き、製品に真珠
光沢を与える。懸濁剤の混合物も本発明の組成物に適切に使用できる。
【0085】 本発明による組成物は乳白剤または真珠光沢付与剤も含むことができる。この
種の添加剤は約0.01ないし約5重量%、好適には約0.2ないし約1.3重量 %含まれる。 本発明の組成物に適切に加えられる乳白剤/真珠光沢付与剤には、二酸化チタ
ン、TiO2;ユーパーラン(EUPERLAN)810(商品名);テゴ−パール(TEG
O-PEARL)(商品名);約16ないし約22個の炭素原子と7個までのエチレン オキシ単位を有する脂肪酸のグリコールまたはポリエチレングリコールエステル
類等の長鎖(C16−C22)アシル誘導体;ステアリック モノエタノールアミド 、ステアリック ジエタノールアミド、 ステアリック モノイソプロパノールア ミドおよびステアリック モノエタノールアミド等のような、炭素原子約16な いし約22個、好適には約16ないし18個を有する脂肪酸のアルカノールアミ
ド類;ステアリル ジメチルアミンオキシド等のようなアルキル(C16−C22) ジメチルアミンオキシド類がある。
【0086】 好適な組成物において、乳白剤/真珠光沢付与剤は結晶の形で存在する。非常
に好適な組成物において、乳白剤/真珠光沢付与剤は粒子サイズ約0.05ない し約0.45ミクロン、好適には約0.17ないし約0.3ミクロンを有する微粒 子ポリスチレン分散体であり、レオロジー特性とせん断減粘挙動(shear-thinni
ng behaviour)を最適にするという観点から、 この種のディスパージョンは好 ましい。スチレンアクリレートコポリマーや、 モートンインターナショナルか ら入手できるOPACFIER680(商品名)が非常に好ましい。
【0087】 多数の付加的任意物質を、各々約0.1ないし約2重量%濃度で、クレンジン グ組成物に加えることができる。この種の物質には、タンパク質、ポリペプチド
およびそれらの誘導体;DMDMヒダントイン、ジャーモール(Germall)11 5、ヒドロキシ安息香酸のメチル−、エチル−、プロピル−およびブチルエステ
ル類、EDTA、Euxyl(商品名)K400、および天然保存料(例:ベンジル アルコール、ソルビン酸カリウム、ビスアバロール)等の水溶性または可溶性保
存料;安息香酸ナトリウムおよび2−フェノキシエタノール;ヒアルロン酸、キ
チン、および米国特許出願第4,076,663号に記載されており、セラニーズ
スーパーアブソルベント マテリアルズ(Celanese Superabsorbent Materials)
、ポーツマス、VA、から入手できるサンウェット(Sanwet)(商品名)IM−
1000、IM−1500およびIM−2500等の澱粉グラフトポリアクリル
酸ナトリウム等のその他の保湿剤;溶媒;オキセコ(Oxeco)(フェノキシ イソ
プロパノール)、トリクロロカルバニリド(TCC)およびトリクロサン等の抗
菌剤、アンモニウムイオン源(例えばNH4Cl)等の低温相変性剤;硫酸マグ ネシウムや他の電解質等の粘度調節剤;着色剤;TiO2およびTiO2被覆雲母
;香料および香料溶解剤;バルフォア(Valfour)BV400およびその誘導体 等のゼオライト類;ポリカルボキシレート、アミノポリカルボキシレート、ポリ
ホスホネート、アミノポリホスホネート類、EDTA等のCa2+/Mg2+金属イ
オン封鎖剤;クエン酸ナトリウム等の水軟化剤およびステアリン酸亜鉛およびヒ
ュームドシリカ等の不溶性微粒子がある。水も本発明の組成物の約20ないし約
99.89重量%、好適には約40ないし約90重量%、より好適には少なくと も約75%の量が存在する。 この組成物のpHは好適には約3ないし約10、より好適には約5ないし約9
、特に好適には約5ないし約8であり、約5ないし約7が最適である。
【0088】 本発明の組成物は、シャワー用ゲル、ボディー洗浄剤、ヘアーシャンプー等の
種々の皮膚および毛髪ケア用途に用いることができる。 本発明の組成物は手で適用してもよいが、パフのようなパーソナルクレンジン
グ手段で適用するのが好ましい。本発明の組成物に使用するための適切なパーソ
ナルクレンジング手段は参考としてここに組み込まれている次の特許公報に開示
されているものである:1992年9月8日に発行されたカンパノリ(Campagno
li)の米国特許出願第5,144,744号;バーンハウス(Barnhouse)の米国 特許出願第3,343,196号、 プロクター&ガンブル カンパニーのWO95
/00116およびプロクター&ガンブル カンパニーのWO95/26670。 本発明による組成物は下記の非制限的例によって具体的に説明される。
【0089】
【表1】
【0090】 1 アルブライト&ウィルソンから供給される。 2 ハンプシャーケミカルズから供給される。 3 シェルケミカルズから供給される。 4 モービルケミカルズ社から供給される。
【0091】製造方法 組成物は先ず最初に界面活性剤と懸濁剤のプレミックスを作ることによって調
製できる。このプレミックスは全組成物の15重量%以上の界面活性剤を含んで
いてはいけない。この段階は、上記界面活性剤(サルコシネートを除く)、水の
一部、粉末保存料およびpH調節剤をおだやかに撹拌しながら混ぜることによっ
て行われる。この混合物をそれから約90℃まで加熱し、その間脂肪アルコール
/脂肪酸、懸濁剤および塩化ナトリウムを撹拌下で加える。 この混合物を5分〜1時間高温に保持し、その後熱交換器によって調節された
速度で、約30−40℃に冷やし、懸濁剤を晶析させる。 このプレミックスに残りの水を加え、それから水不溶性オイル、残りの界面活
性剤、液体保存料および香料を加える。このプロセスのこの部分は室温でおだや
かな撹拌下で行われ、滴は5ないし20ミクロンの好適サイズとなる。 この製品は優れたリンスフィールおよびマイルドさと、保存時、分配時および
使用中の優れたレオロジー特性とを共に提供し、同時に肌のコンディショニング
、肌の保湿、良い製品安定性、クレンジングおよび泡立ち等の優れた効果をもた
らす。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 フィップス,ニコラ ジャクリン イギリス国、サリー、ケイティ15、2ユー ディ、アデルストーン、グリーン、レー ン、ワイヴァーン、プレース 19 (72)発明者 コフィンダファー,ティモシー ウッドロ ウ アメリカ合衆国オハイオ州、ラブランド、 ブライドル、レーン 118 Fターム(参考) 4C083 AB051 AB102 AC302 AC312 AC341 AC392 AC531 AC532 AC641 AC642 AC661 AC662 AC691 AC711 AC781 AC782 AC791 AC852 AC901 AD021 AD022 AD091 AD131 AD161 BB02 BB04 BB05 BB07 BB11 CC22 DD23 EE01 EE06 EE07 EE12 4H003 AB03 AB10 AB27 AB46 BA12 DA02 EA19 EB04 EB07 EB08 EB09 EB13 EB16 EB29 EB37 ED02 FA02 FA18 FA21 FA23

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水と、約1ないし約60重量%の水溶性界面活性剤と、(a
    )下記の式で表わされ、 【化1】 上記式中、R1はHまたはC1−C20アルキル、R4はC1−C20アルキル、R2は HまたはC1−C20、R3はC1−C20、より好適にはC5−C20、nは0から3ま
    での整数であり、mは1から1000までの整数であり、約1000ないし約2
    5,000の数平均分子量を有する、高度に分岐したポリアルファオレフィン類 から選択される水不溶性オイル とを含んでなるすすぎ落とし液状パーソナルクレンジング組成物。
  2. 【請求項2】 水不溶性オイルが、約2500ないし約6000、好適には
    約2500ないし約4000の数平均分子量を有する、請求項1記載のパーソナ
    ルクレンジング組成物。
  3. 【請求項3】 水不溶性オイルが、40℃でASTM D−445粘度測定 法で、約300cstないし約50,000cst、好適には約1000cst
    ないし約12,000cst、より好適には約1000cstないし約4000
    cstの粘度を有する、請求項1または請求項2記載のパーソナルクレンジング
    組成物。
  4. 【請求項4】 水不溶性オイルを約0.1ないし約10重量%、好適には約 1ないし約5重量%含んでなる請求項1ないし請求項3のいずれかの項に記載の
    パーソナルクレンジング組成物。
  5. 【請求項5】 水溶性界面活性剤が、アニオン性界面活性剤、非イオン性界
    面活性剤、双極性イオン性界面活性剤、両性界面活性剤およびこれらの混合物か
    ら選択される請求項1ないし請求項4のいずれかの項に記載のパーソナルクレン
    ジング組成物。
  6. 【請求項6】 水溶性アニオン性界面活性剤が、アルキルサルフェート、エ
    トキシル化アルキルサルフェート、アルキルグリセリルエーテルスルホネート、
    アルキルエトキシグリセリルエーテルスルホネート、アシルメチルタウレート、
    脂肪アシルグリシネート、アルキルエトキシカルボキシレート、 N−アシルグ ルタメート、アシルイセチオネート、アルキルスルホサクシネート、アルキルエ
    トキシスルホスクシネート、アルファ−スルホン化脂肪酸、それらの塩類および
    /またはそれらのエステル類、アルキル燐酸エステル、エトキシル化アルキル燐
    酸エステル、アシルサルコシネートおよび脂肪酸/タンパク質縮合物、アシルア
    スパルテート、アルコキシアシルアミドカルボキシレート、(エトキシル化)ア
    ルカノールアミドスルホサクシネート、エトキシル化アルキルシトレートスルホ
    サクシネート、アシルエチレンジアミントリアセテート、アシルヒドロキシエチ
    ルイセチオネート、アシルアミドアルコキシサルフェート、直鎖アルキルベンゼ
    ンスルホネート、パラフィンスルホネート、アルキルアルコキシサルフェート、
    およびこれらの混合物から選択される、請求項5記載のパーソナルクレンジン グ組成物。
  7. 【請求項7】 水溶性アニオン性界面活性剤が、エトキシル化アルキルサル
    フェートである請求項5または請求項6に記載のパーソナルクレンジング組成物
  8. 【請求項8】 組成物が、実質的に石鹸を含まない請求項1ないし請求項7
    のいずれかの項に記載のパーソナルクレンジング組成物。
  9. 【請求項9】 水溶性両性界面活性剤が、下記の式[V]のアンモニウム誘
    導体から選択され: 【化2】 上記式中、R1はC5−C22アルキルまたはアルケニル、R2はCH2CH2OHま たはCH2CO2Mであり、MはH、アルカリ金属、アルキリ土類金属、アンモニ
    ウムまたはアルカノールアンモニウムであり、そしてR3はCH2CH2OHまた はHである、請求項5記載のパーソナルクレンジング組成物。
  10. 【請求項10】 双極性イオン性界面活性剤が、式R567+(CH2n CO2Mのアルキルベタイン類および下記の式(IX)のアミドベタイン類から 選択され: 【化3】 上記式中、R5はC5−C22アルキルまたはアルケニル、R6およびR7は独立的に
    1−C3アルキル、MはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムま
    たはアルカノールアンモニウムであり、n、mは各々1から4までの数である請
    求項5記載のパーソナルクレンジング組成物。
  11. 【請求項11】 カチオン性グアーガム、カチオン性多糖、アクリル酸およ
    び/またはメタクリル酸から誘導されるカチオン性ホモポリマーおよびコポリマ
    ー;カチオン性セルロース樹脂、第四級化ヒドロキシエチルセルロース エーテ ル類;ジメチルジアリルアンモニウム クロリドとアクリルアミドおよび/また はアクリル酸とのカチオン性コポリマー;ジメチルジアリルアンモニウム クロ リドのカチオン性ホモポリマー類;ジメチルアミノエチルメタクリレートとアク
    リルアミドとのコポリマー類、アクリル酸/ジメチルジアリルアンモニウム ク ロリド/アクリルアミド コポリマー類、第四級化されたビニルピロリドンアク リレートまたはメタクリレートとアミノアルコールとのコポリマー類、第四級化
    されたビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリルアミドとのコポリマ
    ー類、ビニルピロリドン/ビニルイミダゾリウム メトクロリド コポリマー類お
    よびポリアルキレンおよびエトキシポリアルキレンイミン類;第四級化シリコー
    ン類、アクリル酸とメタクリルアミドプロピル トリメチルアンモニウム クロリ
    ドとメチルアクリレートとのターポリマー、およびこれらの混合物から選択され
    たカチオン性重合性皮膚コンディショニング剤を追加的に約0.01ないし約5 重量%含む、請求項1ないし請求項10のいずれかの項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 下記の式を有し: 【化4】 上記式中、R1はHまたはC1−C4アルキル、R4はC1−C4アルキル、R2はH またはC1−C4アルキルまたはC2−C4アルケニル、R3はHまたはC1−C4ア ルキルまたはC2−C4アルケニルであり、nは0から3までの整数、mは1から
    1000までの整数であり、約600ないし約1000、好適には約750ない
    し約1000、特に約800ないし約1000の数平均分子量を有するタイプ(
    b)の分岐アルキル(またはアルケニル)化合物を追加的に含む、請求項1ない
    し請求項11のいずれかの項に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 前記分岐アルキル(またはアルケニル)化合物が、40℃
    でASTM D−445の粘度測定法で、約500cstないし約50,000c
    st、好適には約1000cstないし約10,000cstの粘度を有する請 求項12記載のパーソナル クレンジング組成物。
  14. 【請求項14】 前記タイプ(b)の分岐アルキル(またはアルケニル)化
    合物が、ポリブテンまたはポリイソブテンである請求項12または請求項13記
    載のパーソナルクレンジング組成物。
  15. 【請求項15】 下記の式を有し: 【化5】 上記式中、RはC1−C4アルキルまたはフェニル、R’はC1−C20アルキ
    ルまたはフェニル、zは5ないし21であり、xは約20から400までの範囲
    の数平均値を有し、yは約0から約10までの範囲の数平均値を有し、x+yは
    30から400までの範囲にある、上記シリコーン類から選択された疎水性に変
    性されたシリコーンを追加的に含む、請求項1ないし請求項14記載のいずれか
    の項に記載のパーソナルクレンジング組成物。
  16. 【請求項16】 前記疎水性に変性されたシリコーンが、オクチルメチコン
    、デシルメチコンおよびC16−C18アルキルメチコンおよびこれらの混合物から
    選択される請求項15記載のパーソナルクレンジング組成物。
  17. 【請求項17】 前記水不溶性オイルが、約1ミクロンないし約500ミク
    ロン、好適には約5ミクロンないし約200ミクロン、特に好適には約5ミクロ
    ンないし約50ミクロンの数平均粒子直径を有する請求項1ないし請求項16の
    いずれかの項に記載のパーソナルクレンジング組成物。
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