JPH06501278A - 漂白用配合物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特に繊維製品洗濯時に漂白用配合物として使用する種類の、無機ベル オキシ化合物に関する。

繊維製品用洗剤の分野では、洗濯に必要な全ての活性物質を含有し、同時に固体 状態で保存中も十分安定な粉末洗剤が、以前より知られている。また、液体洗剤 は近年吹竿に発展しつつあるが、しばしば個々の成分間の相互作用が原因となっ て制限された保存安定性を示す。特に、液体系への漂白剤の混和は、大きな問題 である。この課題に対してなされた多数の提案の代表として、ドイツ特許公告第 １２６７３６８号および同第１２７９８７８号並びにドイツ特許公開第３７０４ ８７６号が挙げられる。わけても重要なのは、漂白剤と他の洗剤成分との間の非 相溶性の問題か従来未解決であった為に、別の方法として漂白剤を別処方にする ことが提議されている点であり、漂白剤としては多くの場合過酸化水素水溶液が 使用されている。過酸化水素は腐食性である為、少なくとも家庭での洗濯では水 溶液をかなり希釈する必要があり、従って活性酸素の含有量は低くなる。

・　本発明は、この問題の別の解決方法を、過ホウ酸塩−水和物のペースト状配 合物の形で提供する。この配合物は、過ホウ酸塩−水和物を液体溶媒中に４０〜 ７０重量％、好ましくは５０〜６５重量％の量で含有し、この液体溶媒は主にま たは完全にエチレンオキシド（Ｅ　Ｏ）と長鎖飽和アルコールとの付加体から成 る。

この新規の過ホウ酸塩−水和物ペースト状配合物は、化学的にも物理的にも大変 安定であり、取り扱い易く、処方が簡便である。これらは水または洗濯液中に迅 速に溶解し、高含量の活性酸素が、極短時間で十分に得られる。

本発明で使用する過ホウ酸塩−水和物は、過ホウ酸アルカリ金属塩、特に過ホウ 酸ナトリウムー水和物であり、化学式ＮａＢＯ，・Ｈ！Ｏによって一般に示され る。現在知られている限りでは、過ホウ酸ナトリウムー水和物は実際には化学式 ＮａｒＨＪｔＯｓの環状ジベルオキソジホウ酸塩であり、水和水を含んではいな い。

理論的な活性酸素含量は、１６．０重量％であり、少なくとも１５重量％の活性 酸素を含有する過ホウ酸ナトリウムも、本発明の範囲においては一水和物とみな 本発明のペースト状配合物では、主にまたは完全に非イオン界面活性剤から成る 液体溶媒中に、過ホウ酸塩−水和物を、所望により他の固体と共に懸濁する。

本発明で使用する非イオン界面活性剤は、好ましくは液体の、エチレンオキシド と長鎖飽和アルコールとの付加体であり、その凝固点が特に１０℃またはそれ以 下であるものである。エチレンオキ７１２〜７モルと１２〜１８の炭素原子を有 する長鎖飽和アルコールとの付加体が特に好ましい。これらの付加体は、一般に 多少強くエトキン化したアルコールであり、すなわち数による表示は平均値を表 し、付加体自身も一定量のより高いあるいはより低いエトキシ化度を有する化合 物を含有する。エトキシ化度の平均が比較的高いものと比較的低いものの２種類 の付加体の混合物の使用が有用である場合もある。このような種類の非イオン界 面活性剤中、３分の１までを、他の非イオン界面活性剤、例えばアルキルフエ／ −ルのニド牛／化生成物またはエチレンオキシドとプロピレンオキシドのａ＝付 加体に置き換えてもよいが、これらの非イオン界面活性剤混合物が、場合により 池の有機液体の共存下で、室温、好ましくは１０℃までの温度において液体であ ることを条件とする。適当な非イオン界面活性剤の例は、エチレンオキシド２モ ルとＣｌ　２７　Ｉ　４ヤ／油脂肪アルコールとの付加体こデヒドール（Ｄｅｈ ｙｄｏ＋）　（商標）ＬＳ　２：、エチレンオキシド５モルとＣＩ２７Ｉａヤン 油脂肪アルコールとの付加体［デヒドール（商標）ＬＴ　５］およびエチレンオ キシド７モルとＣ（３／　ｌ　５オキシアルコールとの付加体こルチンゾール（ Ｌ　ｕｔｅｎｓｏｌ）　（商標）ＡＯ７］である。

非イオン界面活性剤の液体相は、池の有１！！液体を含有してよく、その量は配 合物全体の１０重量％まで、好ましくは３〜１０重量％である。これらの有機液 体は、特に全体的な粘度および粘稠性を適切なものにする為に使用する。これら の液体はもちろん、配合物の他の成分に対して非相溶性であってはならない。従 って、これらの液体は、パラフィン油、ポリプロピレングリコール（分子ｍ約２ ００〜４．００）、フ゛ロビレンカーボ不一ト、エタノール、イソプロパツール およびそれらの混合物から成る群から選択することが好ましい。沸点範囲か約２ ５０〜５００℃であるパラフィン油が特に好ましい。水は、本発明の配合物の安 定性に対して負の効果を有する為、配合物の全水分が好ましくは３重量％未満、 特に１重量％以下になるように成分を選択する。

既に挙げた成分以外に、配合物は他の活性物質および助剤を、配合物全重量に対 して１０重量％までの量で、好ましくは２〜１０重量％の量で、溶解あるいは懸 濁状態で含有してもよい。こうした添加剤は、様々な機能を果たす。すなわち、 アルカリ金属セッケンは液体相の粘度を上げる。アミノポリカルボン酸およびポ リリン酸等の重金属錯化剤、例えばエチレンジアミン四酢酸およびヒドロキシエ タンジホスホン酸またはそれらのアルカリ金属塩は、痕跡の重金属による過ホウ 酸塩−水和物の分解を防止する機能を果たす。他の活性物質の添加によって、過 ホウ酸塩−水和物の宵する本来の効果に加えて洗濯工程上望ましい他の効果も、 配合物の実際の適用において得ることができる。このような活性物質の例は、再 沈澱阻害剤、例えばカルボ牛ジメチルセルａ−スおよびヒトＣキジエチルセルロ ース、並びに光沢剤である。希釈効果は、もし必要であるなら、無水の無機塩の 添加によって得られる。

最も簡単な場合、本発明の配合物は、全成分を十分長時間混合することによって 製造する。特に液体に＠濁すべき固体が全て、十分ｌｋｗｉな状態である場合、 これは可能である。好ましい態様において、懸濁する固体の９０重量％以上が、 直径５０μｍ未満、好ましくは２５μｍ未満の粒子状態で［ヘロス・ンンバテノ ク（Ｈｅｌｏｓ　Ｓｙｍｐａｔｅｃ）ｔｉ７子サイす分析機、測定原理：フラウ エンホーファ−（Ｆ　ｒａｕｅｎｈｏｒｅｒ’）回折二ベースト中に存在する。

配合物の粘度は、一方では固形分に、また他方では液相の粘度に依存する。適当 な量比および適当な液体成分の選択によって、ペーストの粘度を約５０〜２００ Ｐａｓ（阪／仮回転粘度計を用いてＷ断率＋ｓ”にて測定）に調整することが好 ましい。

粒径が相当大きな出発物質を処理する場合、成分は粉砕工程に混合後処理する。

原則的に、有機溶媒中に電機物質が存在するペーストは１．剪断力の強いミル中 における湿式粉砕によって製造できることが知られている（米国特許第４１１５ ３０８号）。しかし。この粉砕工程中に粉砕する材料が高温になる点は問題であ る。

これは特にベル化合物および酸化を受ける材料を含有する温度感受性混合物の場 合に問題となる。従って、本発明の配合物の好ましい製造工程では、配合物の成 分を混合後３つのローラーを用いて粉砕する。この装置の中で、成分の混合物は 異なった周縁速度で逆回転する狭い間隙の有るあるいは無４．ｔｇ−ラーの間を 通過する。このローラーは冷却可能であるので、粉砕する材料は、安定性が脅か される程の温度に達することはない。必要に応じて、ローラー間の通過は、所望 の固体粒径に達するまで１回またはそれ以上の回数繰り返すことができる。三つ のローラーで粉砕した材料を、典型的なミキサーを用いた均質化工程に処すこと が有益である場合もある。しかしその場合、過度の温度はやはり避けるべきであ る。

最終的なペーストは、プラスチックチューブまたはカートリ、ジに充填すること が好ましい。

新規配合物は、家庭での洗濯および工業的な洗濯に好ましく使用される。配合物 は、ペースト様の粘稠性を有している為、手であるいは適当な器具で大変簡単に 配合できる。使用量は一般に、洗濯液中に過ホウ酸塩−水和物からの活性酸素か ３０〜３００ｐｐｍ存在するように選択する。しかし配合物は漂白剤としての使 用以外に、酸化剤として他の用途に、例えば酸化染料の顕色に、または殺菌にも 使用できる。

実施例 １、過ホウ酸塩（活性酸素含Ｎ１５３％）１１８０ｇ、デヒドール（商標）ＬＳ ３（ＣＩ！／１４ヤン油脂肪アルコール−３エチレンオキシド）８００ｇおよび 飽和獣脂脂肪酸のナトリウムセッケン２０ｇの混合物を、レーディノジ（Ｌｂｄ ｉｇｅ）ミキサー内で５分間混合した。次いて混合物を三つのローラー：ＷＤＬ Ｈ／３０００型、レーマン（Ｌ　ｅｈ＋ａａｎｎ）社製、アーレン（Ａａｌｅｎ ）、ドイソコへ送り、そこで２回粉砕した。形成した懸濁物中の固体の粒径を、 ヘロス・ンンバテノク粒子すイズ分析機によって測定した。粒子の９０重量％が 、２０μｍ未満の直径を有していた。ペーストの粘度は、阪／阪型の回転粘度計 ［キャリー−メト（Ｃａｒｒｉ−Ｍｅｄ）　ｃｓレオメータ−］を用いて２５℃ において剪断率Ｉｓ−’にて測定したところ、５゜ｐａｓであった。

２〜７．実施例１の記載と同様にしてこれらの配合物を製造した。出発混合物の 組成は表１に示した。

点上 含有量（重量％）　実施例 ２３４５Ｂ？ 過ホウ酸塩−水和物　６５　６５　６Ｇ　５９．５　５９　５９．５（Ｄｅｇｕ ｓｓａ）］ デヒドール（商標）ＬＳ　３　１６ デヒドール（商１ｍ）ＬＴ７　１５　３５　４０　４０　４０　３０［ＣＩ！／ １１ヤシ油アルコール＋ ７ＥＯ（ヘンケル（Ｈｅｎｋｅｌ））］水添獣脂脂肪酸のすｌ−＋Ｊウム　０． ５　１．０　０．５セツケン パラフィン油（沸点３４０〜　４　１０４９５℃） 全ての＠間物において、５０ＩＬｍ未満のサイズの粒子割合は９８重量％以上で あり、２０μｍ未満のサイズの粒子割合は９０重量％以上であった。全てのペー ストは、製造倹約５０　Ｐａ５（２５℃）の粘度を有していた。

保存試験では、２０℃および４０℃において６週間ガスの発生は見られなかった 。また期間中、粘度に大きな変化は見られなかった。配合物は全て、処方し易く 、冷水中に迅速に溶解した。

国際調査報告 １１１＋−一−＾−一一−ＰＣＴ／ＥＰ９ｆ１０１７９５−一一一―●鹸−一＋ 一―−―＋−――＋争一−＋――■――＋＋鋤雪時一一−―−――●＋＋働−― −―――−―腰−一一一●碍呻●●−鼈黶\●―−一一― Ｄε−＠　−　１２７９日７８　Ｋｅｌｎ＠　−　Ｎｏｎｅ　−　Ｒｌｗｎフロ ントページの続き （７２）発明者　ホルツ、エリヒ ドイツ連邦共和国　デイー４０００　デュツセルドルフ、オズワルトシュトラア セ　１７番

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．主にまたは完全にエチレンオネシドと長鎖飽和アルコールとの付加体から成 る液体溶媒中に、過ホウ酸塩一水和物を４０〜７０重量％の量で含有するペース ト状の配合物。
2. ２．液体溶媒が主にまたは完全にエチレンオキシド２〜７モルとＣ１２−１８ア ルコールとの付加体から成ることを特徴とする請求項１に記載の配合物。
3. ３．過ホウ酸塩一水和物を５０〜６５重重％の量で含有することを特徴とする請 求項１または２に記載の配合物。
4. ４．パラフィン油、ポリプロピレングリコール、プロピレンカーボネート、エタ ノール、イソプロパノールおよびそれらの混合物から成る群から選択した別の有 機液体を、１０重重％まで、好ましくは３〜１０重量％までの量で付加的に含有 することを特徴とする請求項１または２に記載の配合物。
5. ５．他の活性物質および助剤を、１０重量％まで、好ましくは２〜１０重量％ま での量で付加的に含有することを特徴とする請求項１または２に記載の配合物。
6. ６．活性物質および助剤を、再沈澱阻害剤、光沢剤、無水の無機塩、重金属錯化 剤、セッケンおよびそれらの混合物から成る群から選択することを特徴とする請 求項５に記載の配合物。
7. ７．懸濁した固体の９０重量％以上が、５０μｍ未満、好ましくは２５μｍ未満 のサイズの粒子として存在することを特徴とする請求項１または２に記載の配合 物σ
8. ８．配合物の全成分を混合し、得られた混合物を、ローラー装置中の異なった周 縁速度で回転するローラーの間で、１回またはそれ以上の回数粉砕することを特 徴とする請求項１または２に記載のペースト状配合物の製造方法。
9. ９．３つのローラーによる処理後に、ミキサー中で均質化することを特徴とする 請求項８に記載の方法。
10. １０．請求項１または２に記載の配合物の、漂白剤、酸化剤または殺菌剤として の使用。