JPH06500798A - 合成カルシトニンペプチド - Google Patents

合成カルシトニンペプチド

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JPH06500798A JP5500696A JP50069692A JPH06500798A JP H06500798 A JPH06500798 A JP H06500798A JP 5500696 A JP5500696 A JP 5500696A JP 50069692 A JP50069692 A JP 50069692A JP H06500798 A JPH06500798 A JP H06500798A
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バサバ,チャナ
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バイカル・インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 合成カルシトニンペプチド 発明の背景 本発明は、様々な種の天然カルシトニンの低カルシウム血症作用と類似したもの を有する合成ペプチドに関する。
特に、人間に投与された場合にヒトのカルシトニンの低カルシウム血症効力より も高く、かつ/または異種のカルシトニンよりも低い免疫原性を人間において有 する合成カルシトニンペプチドに関する。本発明は、さらに、これらの合成ペプ チドを作るための合成方法にも関する。
カルシトニンは、カルシウム代謝の調節にかかわる32−アミノ酸ペプチドホル モンである。カルシトニンは、完全には理解されていないメカニズムに従って、 骨代謝の調節および血液カルシウムレベルの恒常性の調節において、副甲状腺ホ ルモンと関係する。正常な骨代謝は、骨溶解性の吸収および新しい骨の骨芽細胞 形成のバランスをもって吸収空間を埋める。カルシトニンは副甲状腺ホルモンの 骨溶解性活性を妨害するようであり、破骨および骨細胞活性を変えることによっ て骨吸収を禁止するように直接作用する。カルシトニンは骨芽細胞の刺激によっ て新しい骨形成を促すことができる。
カルシトニンは血清カルシウムレベルに対して正規化する効力を有する。正常な 人間では、骨吸収は少なく、かつ外因性カルシトニンは低カルシウム血症効果を 有しない。
しかし、いくつかの病状態では、妨害のない骨吸収はカルシウムおよびアルカリ 性ホスファターゼを循環内に放出し、かつコラーゲンを含む骨マトリックスの分 解により、尿のヒドロキシプロリンの症状を引起こす。生理的メカニズムによる と、高められた血清カルシウムレベルは、低カルシウム血症の作用を示すカルシ トニンの分泌を促す。
骨破壊の禁止、新しい骨の形成の促進およびカリウム血症の制御に加えて、カル シトニンはカルシウム尿症を減らし、セル内のカルシウムを固定させる。カルシ トニンは重要な鎮痛薬的特性をも有する。
外因性カルシトニンは骨の代謝回転または吸収が促進される場合の疾患に治療学 的に有用である。この種の1つの重要な病気は骨粗しよう症、特に閉経後の種類 のものであり、骨質量における累進的な損失がある。骨粗しよう症におけるカル シトニンの効能は合計身体カルシウムを増やすことができるその能力によって定 められる。この種の別の疾患はパンエツト病(変形性骨炎)であり、正常な骨の 特徴的構造が欠けている新しい(パジエティック) (paget*C)骨にお ける不均衡な形成が伴う骨の過度な吸収によって特徴付けられる。有効なカルシ トニンの治療は、この病の人間に見られるアルカリホスファターゼおよび尿のヒ ドロキシプロリンの高められた血清レベルを減少させる。パンエツト病における カルシトニン療法の利益は、骨再形成の放射線学証拠によって示されるが、これ は骨生検に見られる破骨の数が減ることに相関し、骨吸収における減少と一致す る。
カルシトニン療法は、持続するなら命にもかかわる低カルシウム血症の治療に役 立つ。低カルシウム血症は一次性甲状腺機能冗進症および悪性の病気、主にガン および悪性骨髄腫に起こる。この症状は、腫瘍が骨に転移した場合および転移な しのガンに起こる。
カルシトニンは、パリエツト病、骨粗しよう症、悪性骨溶解、および骨粗しよう 症的を椎骨折のように骨の吸収に伴う骨の痛みを和らげる。カルシトニンの痛み 軽減作用は、骨(こ対するホルモンによって引出される効果から異なるように見 える。カルシトニン療法が用いられる場合、たとえばパリエツト病の治療におい て用いられる場合、鎮痛効果は骨の病気における生化学的マーカーにおいてすべ ての変化を進行させ、骨の損傷の回復期を経験する患者においても見られる(ゲ ナリ(Gennsri ) C,およびり、アグヌスディ (Agnosdei ) 、rカーレントセラピュティックリサーチJ (Cutrent Ther apeutic Re+exreh) 44 (5) + 712−722 ( 1988)’)。
カルシトニンは哺乳類、鳥および魚を含む多様なを椎動物の種において見られる 。ホルモンは、哺乳類の甲状腺にあり、下等を椎動物のさい後体腺にあるC細胞 によって分泌される。ヒトのカルシトニン(hCT)は以下のアミノ酸配列を有 する: Val−Gly−Ala−Pro−NH2カルシトニンは、下等を椎動物および 高等を椎動物の間で、アミノ酸配列においてかなりの違いを見せ、高度に保護さ れた残基はカルシトニン分子の2つの端部において集まっており、これが生物学 的活性に重要であると信じられている。たとえば、1−7ジスルフイド架橋およ びC−末端プロリンアミドは、すべての種の間で不変である。いくつかのほかの 不変であるアミノ酸残基はN−およびC−末端端部近くで起こる。分子の中央部 分、位置10ないし27は、ペプチドの効力および持続期間を制御するものと思 われ、アミノ酸組成においてかなり変わる。プレイマー(Breimer )  、L、H,、?ツクインタイア(Macl17re )、■0、およびザイジ( 2aidi ) 、M、 、rBiachem、J、 J255 : 377− 390 (1988)は、種々の種からのカルシトニンペプチドの構造および生 物学的特性を検討し、この情報はここに引用により援用される。
天然カルシトニンペプチドの効力は人間において広く変化し、ヒト以外のある種 のカルシトニンは、ヒトのカルシトニンよりも人間にとって効力があるようだ。
鮭、鰻、および鳥類のような起源においてさい後体であるカルシトニンは、ヒト または豚の甲状腺カルシトニンよりも効力がある。鮭、鰻、豚およびヒトのカル シトニンは、パリエツト病、骨粗しよう症、および悪性の高カルシウム血症の治 療ならびに骨の痛みのために現在臨床で使われている。
カルシトニンペプチドの構造に対する効力の相関はよく理解されていない。向上 した効力は、ホルモンの受容体により好ましく結合されるペプチド立体配座を可 能にするアミノ酸配列によるものかもしれない(マルクス(Marx)ら、rs cienceJ178:998−1001 (1972)。
より小さいあまりかさばらないアミノ酸によってもたらされる特徴であるより柔 軟な立体配座は、生物学的活性に影響するものと定められた(エパンド(Epx od )ら、「Biochemisfr7J 25 :1964−1968 ( 1988) ) 。鰻および鮭のカルシトニンの同一の生物学的効力は、類似し た基本構造および類似した柔軟性を基準として説明できるかもしれない。ヒト以 外のカルシトニンの比較的高い効力に対する代替の基準としては、特定の種の特 徴であるこれらのカルシトニンのアミノ酸配列が、ヒトのカルシトニンよりも人 体において代謝的低下に対してより大きな抵抗性をもたらし、この理由によって より持続する効果があるのかもしれない(ヘイベナー(Habener )ら、 rNalare (L。
ndon)J232:91−92 (1971))。たとえば、鮭のカルシトニ ンは投与後約6時間効力を有するが、ヒトのカルシトニンは約2時間効力を持つ 。
しかし、そのより高い効力にもかかわらず、さい後体カルシトニンのようなヒト 以外のカルシトニンは、人間の臨床使用としては完全には満足できるものではな い、というのはこれらのカルシトニンの低く保護された中央部分が生体内におい て免疫原として働くからである。したがって、結果の抗体産物はその有用性を制 限することになる。
さらに、皮下注射によってヒトに投与された後、すべての天然カルシトニンは比 較的短い半減期を有するが、それは、血漿酵素によって蛋白分解を遅らせる作用 をする種の違いにもかかわらず、それらは迅速な腎臓および組織の浄化作用を受 けるからである。
生体内においてより大きな安定性のため、かつ/または本来のホルモンよりもよ り高い効力およびより長い持続作用のため、臨床使用においてより有効なカルシ トニンペプチドを有することは役に立つ。さらに、本来のホルモンよりも免疫原 性が低いカルシトニンペプチドを有することは有用である。さらに、親油性およ び疎水性が高められた類似体は、薬物動態学を変え、向上した非経口的、鼻また は口による生物学的利用率を有する。
したがって、本発明の目的は、人間の病気の治療において、ヒトおよびほかの種 からの本来のカルシトニンよりもより効果がありかつ抗原性の低い合成カルシト ニンペプチドを提供することである。本発明のさらなる目的は、これらのカルシ トニン類似体の合成方法を提供することである。
発明の要約 本発明は低カルシウム血症ペプチドの類似体、薬事的に許容される塩類またはそ の組成物、その調製方法、およびを推動物における病気の治療における用途に関 する。
本発明のある局面に従って、カルシトニンペプチドの類似体である合成ペプチド が提供され、低カルシウム血症カルシトニン活性を持ち、 Y’ −xCT の式を有し、Yは位置0.xCTのNH2−末端にある部分であり、かつ工ない し8の炭素原子の分枝されたまたは分枝されないアルキル側鎖を有するし−もし くはD−アミノ酸、L−もしくはD−メチオニン、L−もしくはD−トレオニン 、L−もしくはD−セリン、またはその類似体からなるグループから選ばれた脂 肪族アミノ酸であり、さらに xCTは本来のカルシトニン、たとえばヒト(h CT)サケ(sCT)、ウナギ(eCT)、ラット(rCT)、ブタ(pCT) 、ウシ(bCT)、ヒツジ(OCT)、ニワトリ(CCT)、またはラビットの カルシトニンのアミノ酸配列を表わす。好ましいペプチドはYOがLeuであり 、特に好ましいのは(Leu’)−hat ; (Leu’)−eCT; (L euO)−sCT; (Leu’)−cCT;および(Leu’)−rCTであ る。
カルシトニン類似体の別のクラスは、 8−xCT の式を有し、YおよびxCTは上記で規定されたとおりである。好ましいペプチ ドはY8がLeuであり、特に好ましいのは(Leu8)−hCT; (Leu 8)−bCT;(Leu8) −ccT; (Leu8)−eCT; (Leu 8)−oCT ; (Leu8)−pCT ; (Leu8)−rCT; (L eu8)−sCTであり、hCT、bCT、cCT、eCT、OCT、 pCT SrCT、およびsCTは上記で規定されたとおりである。
本発明は0−および8−位置においてYアミノ酸置換を有するカルシトニン類似 体を含む。この基の好ましいペプチドは(Leuo” )−bCT ; (Le uo・8)−ccT ;(Leu08)−eCT ; (Leu”’ )−hC T ; (Leu08)−oCT ; (Leuo・8)−pCT ; (Le u”’ )−rCR; (Leu” )−sCTである。本発明のさらに他の局 面に従って、YoもしくはY8アミノ酸置換を有する、または0−および8−位 置の両方においてYアミノ酸置換を有し、位置4.12.16.21もしくは2 7で少なくとも1つの付加的Yアミノ酸置換がある、カルシトニンペプチド類似 体が提供される。この基の好ましいペプチドは(L e uO・8・”) −h CT ; (L e uO8”+6)−hCT ; (Leu’816)−hC T; (Leu’”)−hCT; (Leu””)−hCT; (Leu012 ”6)−hCT ; (Leu8′2)−hCT; (Leu8・””’ )− hCT ; (Leu8′6)−hCT ;または(Leu12、16 ) − h c Tであり、hCTはヒトカルシトニンのアミノ酸配列を表わす。
開示されたすべてのカルシトニン類似体では、YはGly、Ala、Leu、I  le、Va l、Thr、Nor−Leu、No r−Va l、Me t、 またはSerからなるグループから好ましくは選択される。Leuは特に好まし い。
本発明の別の局面に従って、yo付加もしくはY8置換を有する、または位置4 .12.16.21もしくは27においてY置換と共に同じ置換を有するカルシ トニン類似体が提供され、そこにおいてxCTは位置19ないし22において1 つ以上のアミノ酸残基が削除されているカルシトニン配列を表わす。この基にお ける好ましいペプチドは(Leu08.des (19))−hCT; (Le uO”。
de s (19−22))−hCT ; (LeuO812,des (19 ))−hCT ; (Leu0812.des (19−22))−hCT;  (LeuO”12・16.des (19))−hCT ; (Le u”81 2”6.de s (19−22))−hCT; (Leu08.des (1 9))−eCT;(Leu0’、des (19−22))−eCT; (Le u08.des (19))−sCT; (Leu”8.des (19−22 ))−sCT; CLeu08.des (19))−eCT;および(Leu o8.des (19−22))−eCTであり、ここにおいてhCTはヒトカ ルシトニン、eCTはウナギカルシトニン、およびsCTはサケカルシトニンで ある。
本発明のさらに他の局面に従って、薬事的に許容される担体に組合わせて、本発 明の少なくとも1つのカルシトニン類似体の有効な治療量を含む製薬の調合が提 供される。
本発明はさらに開示されたカルシトニン類似体の用途を含む、病気治療のための 方法を提供する。低カルシウム血症を治療するための方法は、このような治療を 必要とする前記哺乳類に、本発明の合成カルシトニンペプチドの、血液カルシウ ムを減少する有効な量を投与するステップを含む。パリエツト病または骨粗しよ う症を治療するために提供される方法は、冒されている患者に、骨吸収を減らす またはなくすのに十分な期間の間、本発明の合成カルシトニン類似体の、骨吸収 を妨害する量を投与することを含む。
本発明のさらに他の治療方法は、骨粗しよう症、骨粗しよう症の骨折、パリエツ ト病および悪性の骨溶解に伴う骨痛みの治療向けられ、述べられた病気に伴う骨 の痛みを経験している患者に、本発明の少なくとも1つの合成カルシトニン類似 体の、鎮痛量を投与することを含む。
発明の詳細な説明 本来のカルシトニンの類似体であるが、アミノ酸残基が添加、置換または削除さ れた低カルシウム血症ペプチドは合成され、これらのカルシトニン類似体は、本 来の種および異なる種において、本来のカルシトニンペプチドよりもより効力が ある生物的反応をもたらす。好ましいカルシトニン類似体は、本来のヒトカルシ トニン自体よりも人間においてより効力がある種である。
本発明のカルシトニンペプチドは、重要な薬理的特性を有する。これらは、たと えば、悪性の高カルシウム血症のようなカルシウムの高められた血清レベルに伴 う病に苦しむ患者の血清血漿カルシウムレベルを下げるために、ならびにパリエ ツト病および骨粗しよう症、特に老化した種類の治療のために、用いられること ができる。本発明の合成カルシトニン類似体の使用は、人間においてヒト以外の 種の本来のカルシトニンを使うことによって一般的に経験される免疫原的活性を 減じる。類似したカルシトニンペプチドは、たとえば1989年12月6日に出 願された同時係属出願第07/446.932号および1990年8月24日に 出願された第071572,674号において既知である。しかしながら、本発 明のカルシトニン類似体はすべて〇−位置において、付加的脂肪族アミノ酸Yを 含む、すなわち本来のカルシトニンxCTのNH2−末端残基に付加される、ま たは本来のカルシトニンのxCTの8位で置換される脂肪族アミノ酸Yを含む。
Y0カルシトニン類似体は位置4.8.12.16.21または27において、 置換された脂肪族アミノ酸残基Yを有することもでき、類似的に、Y8カルシト ニン類似体も位置4.12.16.21または27で置換された脂肪族アミノ酸 残基を有することができる。
Yは好ましくはL−またはD−ロイシン(L e u)であるが、工ないし8の 炭素原子の分校されたまたは分校されないアルキル側鎖を有するし−もしくはD −アミノ酸、たとえばグリシン、アラニン、β−アラニン、バリン、ノルバリン 、α−アミノ−n−酪酸、γ−アミノーn−酪酸、β−アミノ−イソ酪酸、イソ ロイシン、ノルロイシン、メチオニン、トレオニン、セリン、ホモセリン、また はその類似体からなるグループから選択された脂肪族アミノ酸である。
以下において、これらの合成カルシトニン類似体は本発明のカルシトンペプチド と呼ぶ。
本発明の好ましいカルシトニンペプチドは、(Leu’)−xCTまたは(Le u8) −xCTの式を有し、xCTは好ましくはヒトカルシトニンであるが、 サケ(sCT)、ウナギ(eCT)、ラット(rCT)、ウシ(bCT)、ヒツ ジ(OCT)、ブタ(pCT)、ニワトリ(cCT)またはラビットカルシトニ ンである。
カルシトニンペプチドの立体配座の柔軟性はその生物学的有効性を高めることが できると示唆されている(イーバンド(Epxnd ) 、RlM、ら、「バイ オケミストリ」(B1ochemis+r7) 25 :1964−1968  (1986) )。
強直ならせんの形成を促すかさのある残基が存在しないところにおいて柔軟性が 向上することが示されている(シーザー(Kaise+) 、E、T、およびケ シ−(Kedxi)、F、J。
、「サイエンスJ (Science ) 223 : 249−255(19 84))。
したがって、本発明のカルシトニン類似体は低カルシウム血症ペプチドを含み、 部分的にもとのカルシトニンに対応し、位置0においてYアミノ酸を加え、かつ /または位置8においてYアミノ酸を置換し、柔軟性は、多様なよりかさばらな い部分によっていくつかのアミノ酸残基を置換することによって高められた。し たがって、位置4.12.16および27におけるもとのカルシトニンのものに 対応するアミノ酸残基は、ロイシンによって本発明のカルシトニン類似体の基に おいて置換されている。
このタイプの特に好ましいカルシトニンペプチドは:(Leu’)−hCT;  (Leuo・8)−hCT; (Leu0812)−hCT ; (Leuo” 1216)−hT ; (Le uB12) −hCT ; (L e u81 216) −hCT ; (Leu816)−hCT ; (Leu”6)−h CT、(Leu012)−hCT; (Leuo”16)−hCT; (Leu ”16) −hCT ;および(I euO”6)−hCTであり、hCTはヒ トカルシトニンのアミノ酸配列を表わす。
このタイプのカルシトニンペプチド類似体の第2のグループでは、ペプチド鎖の 柔軟性は特定のアミノ酸残基をなくすことによって高められる。たとえば、残基 19−22を含むアミノ酸配列は生物学的活性にとって可欠であると示され、し たがって本発明に従ったカルシトニンペプチドの1つのグループは、本来カルシ トニンの少なくとも1個および多くてすべての残基がなくされた低カルシウム血 症ペプチドを含む。したがって、上記で開示されたYOおよびY8カルシトニン 類似体のいずれもは、位置19.20.21および22においてアミノ酸がさら に削除されてもよい。
このタイプの好ましいカルシトニン類似体は [YOldes(19) コ − xCT、 [Y’、des (19−22)] xCT、 [Y 08 、 d es (L9) コ −x CT、 [Y 08、des (19−22)]  −xCT、[Yo−8−”、des (19)] −hCT、[Y’・8・”、 des (19−22)] −hCT、[Yo”+2・” 、de s (19 )] −hCT。
[Y”812=6.des (19−22)] −hCT、[Ya、des ( 19)] −xCT、[Ya、des (19−22)] −xCT、[Ya、 12.des (19)] −hCT、[Ya”、des (19−22)]  −hCT、[Ya”16.de s (22)]−hCTおよび[Ya、+2. 16゜des (19−22)] −hcT1?ある。
すべての既知の天然カルシトニンは、32アミノ酸の配列を含むポリペプチドで ある。カルシトニンペプチド鎖にかかわる各アミノ酸の位置は、鎖の一方端にお いてCysの位置1で始まりかつ他方端で位置32でProで終る許容されたプ ロシージャに従って番号付けられる。この同じ番号材はシステムは、天然に起こ るカルシトニンに存在する32アミノ酸ユニツトよりも少ないものであっても、 すべてのカルシトニンペプチド鎖に適用される。用いられるアミノ酸省略記号は 、ペプチド分野において一般に用いられかつ文献において、たとえばIUPAC −IUBコミッションオンバイオケミカルノーメンクラッチャ、rJ、Biol 、 Chern、J247.979−982 (1972)の文献に示されてい るものである。ヒトカルシトニンは現在周知のヒトカルシトニン配列を含む。こ こで述べられるアミノ酸は、特に言及しない限りL−形である。
リジン、アルギニン、およびヒスチジンのような基本アミノ酸を含む本発明のカ ルシトニンペプチドは、塩化物、アセテート、リン酸塩、クエン酸塩、コハク酸 塩、シュウ酸塩などのような塩類の形で存在してもよい。アセテートおよび塩酸 塩類が特に好ましい。本発明の目的のため、本発明のペプチドおよびその酸添加 塩類は1つでありかつ同じであると考えられる。
カルシトニンは未熟なラットの血液カルシウムを、骨吸収を妨げることによって 低下させる。したがって、その効力は、検査動物の血清カルシウムを10%下げ るために要するペプチドのマイクログラムを決定することによって評価できる。
本発明の合成カルシトニンペプチドの生物学的活性の生体内テスト結果は、例3 0および例31において示される。テストされたすべてのペプチドはその効力、 作用の持続時間、またはその両方において本来のヒトカルシトニンに比べて優れ ていた。
治療的応用 本発明の低カルシウム血症カルシトニンペプチドは、病の治療において天然のカ ルシトニンに比べて多くの利点を提供する。その主要な利点は、もとのカルシト ニンに比べて効力が増加していることである。たとえば、Leu8・012−  h CTは、本来のヒトカルシトニンのものと類似したアミノ酸配列を保持しな がらサケカルシトニン配列に実質的に等しい生物学的活性を有する。
したがって、本発明は、人間および動物医学における薬物として用いられること ができる薬事的製剤の調製のための本発明のカルシトニンペプチドおよびその薬 事的に許容される塩類の使用に関する。この目的のため、少なくとも1つの賦形 剤または助剤とともに、投与に適する形に変えることは可能である。適する賦形 剤は腸内(たとえば経口)、非経口、局所的、経皮的または鼻腔からの投与に適 しかつカルシトニンペプチドと反応しない有機または無機物質である。示される 調合は殺菌された、および/または潤滑剤、保存安定剤、湿滑剤、乳剤、緩衝剤 、着色剤、および甘味剤のような補助剤を含んでもよい。
活性ペプチドは非経口で、すなわち皮下、筋肉内または静脈注射で投与されても よい。注入使用のための適する薬事的な製剤は、溶剤もしくは散布剤、および注 入する溶剤もしくは散布剤の即座な調製のための粉末を含む。カルシトニンペプ チドを凍結乾燥させて、得られた凍結乾燥物を、たとえば注入のためのプロダク トの調製のために用いることができる。すべての場合、製剤は無菌でなければな らず、溶剤は簡単に注射できるという点で流体でなければならない。製造および 保管の条件下で安定していなければならず、またたとえば細菌および真菌のよう な微生物の汚れに対して保存できなければならない。担体はたとえば水、または グリセロールのようなポリオル、およびその適切な混合物を含む溶媒または散布 媒体であることができる。筋肉内で使用するための組成は、張度を調整するため および溶液を緩和するために少量の塩類、酸および塩基を含んでもよい。
適する緩和および等張性試剤は当業者にとって容易に定められる。
経口または鼻による投与は、親油性が高い類似体に特に可能である。経口摂取の ための製剤はタブレット、カプセル、錠剤、粉末活性剤のアンプル剤の形、また は油性もしくは水性の懸濁剤または溶液の形にある。タブレットまたはほかの非 液体経口組成物は、薬事的組成の製造のため当該技術において既知である許容可 能な賦形剤を含んでもよ(、乳糖または炭酸カルシウムのような希釈薬、ゼラチ ンまたはデンプンのような結合剤、および食べやすくするために甘味剤、味付剤 、着色または保存剤からなるグループから選択された1つ以上の物質を含む。さ らに、このような経口による調製物は、腸内の崩壊および吸収をさらに遅らすた めに既知の技術によってコーティングされてもよい。
このような経口組成および調製物は、組成のパーセンテージが広範囲にわたって もよいが、活性ペプチドの少なくとも0.1%を含むべきである。このような組 成物における治療学的に活性な混合物の量は、消化のための適切な量で得られる 適切な投薬量のものである。
カルシトニンペプチドのリポソームの調製物は、引用により援用される米国特許 第4,692.433号「哺乳類の血清カルシウムレベルを調整するための方法 および組成」で開示されているように、経口投与を高めるために有用である。
鼻による投与の製剤は、液体の形であってもよく、また当該分野において訓練さ れているものにとって周知である吸収促進物質、たとえば水溶性有機酸のラクト ンまたは類似した機能の他の化合物を含んでもよい。鼻腔による製剤はたとえば メチオニンのようなアミノ酸であるエキステンダーとともにカルシトニンペプチ ドを含むエアロゾルの形であってもよい。Y、スズキちの米国特許第4.613 ゜500号に開示されるような粉末鼻腔製剤はカルシトニンペプチドを患者に投 与する有用な方法である。調合物は、手によってまたは推進薬によって推進でき る、たとえばクロロフルオロカーボンまたは圧縮ガスのような測られた噴射を提 供するための装置にパッケージされてもよい。
経皮的適用の製剤は適切な局所的キャリアまたはバッチとして任意に組込まれた カルシトニンペプチドを含むことができる。カルシトニンはたとえばジメチルス ルホキシド(DMSO) 、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ま たはアゾン0、アザシクロへブタン−2−ワンのような浸透強化剤と組合わせら れることができる。局所的キャリアおよび浸透性強化物の使用はともにプラーグ (BlaIIg)、S、第87章、「レミングトンズファルマキュテイカルサイ エンセスJ (Remington’s Pharmaceajical 5c iences ) 、第15版、マツクパブリシング社(Mack Publi shing Co、)イーストン、PA 18042 (1975)において開 示される。
本発明は、上皮小体亢進症、ビタミンD過度投与、乳児の特発性低カルシウム血 症、骨折、悪性骨溶解、クル病、腎性骨ジストロフィ、パリエツト病、多様病因 の骨粗しよう症、特に一般の老人性のもの、神経性ジストロフィ、骨溶解性の転 移、およびこれらの病に伴う骨痛み、加えて関節リューマチの治療のように、人 間または動物の体の治療学的療法のため、および血清カルシウムの減少もしくは 正規化がめられる、病を制御するため、または骨代謝に影響するための本発明の カルシトニンペプチドの用途に関する。カルシウムペプチドは胃の分泌を妨げる ので、急性膵臓炎および胃腸障害、特に胃の疾患の治療のために役立つ。
これらの低カルシウム血症ペプチドは既知の治療カルシトニンと同様に、1日当 りキログラム体重当り0.05ないし100国際単位(IU)にわたる範囲の量 で投与される。最適の結果をもたらすための好ましい投与量は0.2ないし10  IU/kg/日である。ペプチドは少なくて週に1もしくは2回、または多く て1日2回与えることができる。特定の場合における活性化合物の実際の好まし い量は用いられる特定カルシトニンペプチド、特定の製剤、および治療される特 定の障害に応じて変わることは理解されるであろう。特定の患者に対する投与養 生法は、臨床指示を含めた従来の条件を用いて決定されることができる。
悪性の高カルシウム血症の治療では、バグエツト病、骨粗しよう症および骨の痛 みの投薬量(0,2ないし2 IU/kg/日)よりもいささか多い投薬量が必 要かもしれない(5ないし20 IU/kg/日)。経口、鼻腔、および皮下に よる投与は1゜5ないし100倍多い投薬量を必要とする。
以下に説明する化学的反応は、本発明のカルシトニンペプチドの調製に対してそ の一般的適用の言葉で開示される。
時には、反応は開示された範囲内に含まれる各ペプチドに対して記載されている ように適用できないかもしれない。
これが起こるペプチドは、当業者にとって容易に認識される。このような場合す べてにおいて、当業者にとって既知である従来的変形によって、たとえば関与す る基を適切に保護することによって、代替の従来的試薬に変えることによって、 または反応条件のルーチン変形のどちらかによって、反応はうまく行なうことが できる。代替的に、ここに開示されるほかの反応、およびほかの態様では従来的 な反応は、本発明の対応するカルシトニンペプチドの調製に適用することができ る。すべての調製方法において、すべての出発原料は既知である、または既知の 出発原料から容易に調製すことができる。
ペプチド合成:本発明の低カルシウム血症ペプチドは固相法、液相法または遺伝 子工学に従って合成することができる。液相法、特に固相法が特に好ましい。こ れらの方法は当業者にとって周知であり、かつたとえばバラニー(B2raII Y)、G、およびR,B、 メリフィールド(Merrifield)の「ザ・ ペプチドJ (The F’ep+1des) 、第2巻、編集E。
グロスおよびJ、メインホッファ、アカデミツクプレス、ニューヨーク、3−2 84頁(1979)の文献で詳細に説明されている。C−末端アミド基を含むカ ルシトニンのようなペプチドの合成は、好ましくは4−メチルベンツヒドリルア ミン−ジビニルベンゼン−共重合スチレンで行なわれ、これは一般に市場で入手 できるMBHA樹脂と呼ばれ、5PPSにおけるその調製および応用は当該分野 において文献がたくさんあり、ビニツタ(Piece) 、P、G。
およびG、 R,マーシャル(Mar+hall)、rJ、 Chew、Soc 、DJ、650−651 (1970)、およびチャナバサバイア(Chann abasavaiah ) 、K、 & J、 M、スチュアート(S+eva rt )、rBioc)uIIl、Biophys、Res、Cowmun、J 86.1266−1273、(1979)参照。本発明において説明されるペプ チドは、市場で入手可能であるMBHA樹脂(Bo c−P r o−MBHA )に結合されるt−ブチルオキシカルボニル−プロリンから始まって調製される 。Bo c−P r o−MBHA樹脂は無水トリフルオロ酢酸(T F A) で処理される、またはジクロロメタン(TFA−DCM)における25ないし7 5%混合のTFAで処理されて、アミノ基を脱保護し、結果の塩はDCM(TE A−DCM)における5ないし20%のトリエチルアミンを使ってまたはDCM  (D I EA−DCM)における5ないし20%のジイソブロイルエチルア ミンを使って中和されて、H2N−P r o−MBHA樹脂を与える。適当な 保護基を含む配列(AA31)における次のアミノ酸は、N、N’ −ジシクロ へキシルカルボジイミド(D CC)およびN−ヒドロキシベンゾトリアゾール (HOBt)を使ってH2N−P r o−MBHA樹脂に結合される。結合反 応は1ないし18時間およびトルエン、ジクロロメタン(DCM)、ジメチルホ ルムアミド(DMF)またはテトラヒドロフラン(THF)またはその混合のよ うな適切な溶媒で行なわれる。望ましいペプチド鎖は適当なアミノ酸誘導体を使 って脱保護、中和および結合反応を連続的に繰り返すことによって組立てられる 。アミノ酸は1つ以上の反応官能基を含み、5ppsの様々な工程に関与しない 1つ以上のこれらの基をマスクする必要があることは、当業者にとって周知であ る。本発明で説明される様々なペプチドの5PPSのために使われる市場で入手 可能な誘導体化されたアミノ酸は、Boc−Ala−OH,Boc−Arg ( Tos)−OH,Boa−Asn−OH,Boc−Asp(o−シクロヘキシル )−OH,Boc−Asp (OBz 1)−OH,Boc−Cys (S−4 −MeBz 1)−OH,Boc−Gin−OHSBoc−Glu (0−シク ロヘキシル)−OH,Boc−Glu (OBz 1)−0H1Boc−Gly −OH,Boc−Hts (Tos)−OHSBoc−Hi s (Bom)− OH1Boc−I 1 e−OH,Boc−Leu−OH,Boc−Lys ( C1−Z)−OH,Bo c−//I10イシン、B o c −/ ルバリン 、Boc−Me t−OH,Boc−Phe−OHSBoc−Pro−OH,B oc−3e r (Bz 1)−OHSBoc−Thr (Bzl)−OH,B oc−Thr (Bzl)−OH,Boc−Trp−OH,Boc−Trp ( ホルミル)−OHSBoc−Tyr (Br−Z)−OH,およびBoc−Va  1−OHである。合成の後、ペプチド樹脂はフッ化水素で処理されてペプチド を放出し、それがさらにクロマトグラフィーによってさらに精製される。
当業者は、前の説明を用いて、その最大限において本発明を使用することができ ると信じられている。本発明は以下の例を用いて詳細に述べられるが、説明され る方法は以下に与えられる例に限定されず、記載されるすべてのペプチドの調製 に適用することができる。
したがって以下の好ましい実施例は、単に例示的なものであり、いかなる場合に おいても残りの開示に対して限定するものではない。以下の例において、すべて の温度は摂氏温度において変えられずに述べられており、特に言及しない限りす べての部分およびパーセンテージは、重量である。
Gly−Ala−Pro−NH2 樹脂ペプチド合成:Boc−Pro−MBHA樹脂(2g11mmol)はベッ クマン990 Bペプチドシンセサイザ(ベックマンインストラメンツ、パロア ルト、カリフォルニア)の反応容器に入れられ、以下の操作が行なわれた。
各ステップは特に明記しない限り1回行われ、各ステップ後の試・薬および溶媒 は、窒素の濾過によってペプチド樹脂から分離された。
ステップ 試薬/溶媒量/回数 混合時間(分)L DCM (30m!、 3 回)■、52 TFA−DCM(1:l) (30ml) 1.53 TFA− DCM(1:I) (30ml 30.04 0eM (30m1.3回)■、 55 Methanol (30ml、 3回)■。
6 DCM (30ll1l、 3回)l、57 TFA−DCM(1:1)  (30ml 1.58 TFA−DCM(1:l) (30ml 5.09 D CM (30ml、 3回) 1.510 DMF (3em1.3回)151 1 Boc−Thr(Brl)−0H/HOBt/DCC(各4 mmol)D MF 20 ml 240.0*12 DCM (30m1.3回)1.513  Methanol (30ml、 3回)1.514 0eM (30mg、 3回)1.5*結合反応は、この場合のように平均4時間、またはニンヒドリン テスト(シーザー(Kaise+) E、T、ら、[Anal、 Bioche m、J 34 : 595−8.1969)が遊離アミノ基の不在を示す負の結 果を示すまで行なわれた。同じ反応シーケンスは、適当なアミノ酸誘導体を使っ て、必要なペプチド鎖が樹脂で組立てられるまで繰り返された。この合成の完了 の後、樹脂は容器から取出され真空で乾燥された。
フッ化水素(HF)を使った樹脂−ペプチドの分解:乾燥されたペプチド樹脂( 1g)、アニソール(1ml)およびp−クレゾール(0,1g)はKel F 反応容器に入れられた。容器は液体窒素の浴槽に入れられ、無水HF (15m g)は容器内に凝縮された。反応混合物は一10℃で1時間撹拌され、HFは真 空下の蒸発によって取除かれた。残基はドライエーテル(50mg)で粉砕され 、ろ過され、付加的量のエーテル(3*50ml)によって洗浄された。混合物 におけるペプチドプロダクトは氷酢酸(3*50ml)で抽出することによって 隔離され、凍結乾燥されて溶媒を取除いた。
ジスルフィド結合形成:位置1および7でシスチン残基に自由スルフヒドリル基 を含む線状ペプチドは、蒸留水(1mg当り5m1)に溶かされ、24時間の間 pH7゜5で空気酸化にさらされた。溶剤は溶けない材料を取除くために濾過さ れ、濾過されたものはプロダクトを白い粉末として得るように凍結乾燥された。
ほかのプロシージャ、たとえばイオジンまたはフェリシアン化カリウムとの酸化 を用いることができる。
ペプチド精製二上記で得られたペプチド粉末(200mg)はIN酢酸caml )で溶かされ、セファデックスG−25(ごく微細)カラム(1,5cmxlO Ocm)に入れられ、IN酢酸で溶離された。ペプチドを含む溶離断片は貯留さ れ、凍結乾燥された。結果のペプチド(50mg)は、ウオーダーズ(Wa t  e r s) C−4カラムおよび水中0.1%TFAないし水中0.1%T FAの70%アセトニトリルの緩衝液勾配を使って、既成の逆相高速りロマトグ ラフィ−(RP−HPLC)によってさらに精製された。純ペプチドを含む画分 (分析的HPLCによって定められる)は混合され、プロダクトは凍結乾燥によ って分離された。ペプチドの純度はHPLCによって95%より高く、アミノ酸 分析は酸加水分解(6N HCI、110℃、24時間)が続いて、予期された アミノ酸比をもたらした。
例1a: [Val’、Leu8”6] −hCT;例1b: [Ile’、L eus・””]−hCTH例1c:[Met’、Leu81216]−hCTH 例1d:[Thr’、 Leu 8・ ” 16 コ − hCT、例 1e:  [Ser’。
Leull・”’ ] −hCT ;例1f : [A1a’、Leull2. 163 1.CT、例1g: [Norvaline’。
Leu8・”16]−hCT;および例1h:[Norleuc ine’、L eu81216コーhCTは、最後の結合サイクルの間適切なアミノ酸誘導体を 使うことを除いて、上記の方法に従って調製された。
例1t : [Leu08”6.des (19)] −hCT;例1 j :  [Le u”8”6. de s (19−22)コーhCT、例1に: [ Val’、Leu””’、des(19)]−hCT、例11 : [Va l ’、 Leu81216、des (19−22)] −hCTH例1m: [ ILeO,Leu8”16.des (19)]−hCT;例1n:[I le ’、Leu”216.des (19−22)] −hCT、例1o: [Me to、Leu”12°”、des(19) ] −hCT 、例1 p ; [ Mej O、l、 eu8.+2.16 、des (19−22) コ −h CT、 例1q:[THro、 Leu 8 ]216 、 des (19)  コ −hCT、例1 r :[Thr’、Leu8・12・16.des ( 19−22)]−hCT、例is : [5erO,Leu8”6.des(1 9) コ −hCT、例1 t : [Ser’、 Leu” 121’、de s (19−22)]−hCTH例1u:[Alao、 Leu 8 ””’、  des (19) コ − hCT、例1 v :[Ala’、Leu 8  ” 6 、 des (19−22) コ −hCT、例1w: [Norva line’、Leu”1216、des (19)]−hcT;例1x: [N orvali ne’ 、Leu”2・16.de s (19−22)] − hCT;例1y: [Norleucine’、Leu8”’6、des (1 9)]−hCT、および例1z:[Norleucine’、Leu”2゛16 .des (19−22)]−hCTは、示されるようにアミノ酸19または1 9ないし22に対する結合サイクルをなくすことを除いて、上記の方法に従って 調製された。
Gly−Ala−Pro−NH2 Boc−Pro−MBHA樹脂(2g、Immo l)から始まって、タイトル のペプチドは適切なアミノ酸誘導体を用いて合成された。樹脂は次に濾過され、 真空の下で乾燥された。樹脂からのペプチドの分解、精製および特性付けは例1 で記載されるように行なわれた。
例2a : [Valo、Leu8”]−hCTH例2b:[11e’、Leu 812]−hCTH例2c:[Met’。
L e u 8.+2コ − hCT、例 2d: [Thr’、 Leu”2 ]−hCT、例 2e : [Ser’、 Leu”2コ − hCT。
例2f : [AlaO,Leu”’]−hCTH例2g=[Norvalin e’、Leu8”] −hCTおよび例2h: [Norleucine’、L eu”] −hCTは、最後の結合サイクルの間適切なアミノ酸誘導体を用いる ことを除いて、上記の方法に従って調製された。
例2 t : [Leuo””、 de s (19) ] −hCT ;例2 j : [Leu08”、des (19−22)] −hCT;例2に: [ Val’、Leu8・12.des (19)]−hCT、例21 : [Va l’、Leu”12.des (19−22)] −hCT、例2m: [11 e’、Leu”2゜des (19)] −hCT;例2n: [11eO,L eu”12.des (19−22)]−hCT、例2o:[Met’、Leu ”’、des (19)] −hCT:例2p:[Met’、 Leu 812 . des (19−22) コ −hcT;例2q : [Thr’、Leu 812.des (19)]−hCT、例2r: [Thr’、Leu8°12 . des (19−22)] −hCT、例2s [Ser’、Leu8.1 2゜des (19)]−hCTH例2t: [Ser’、Leu”2.des  (19−22)]−hcTH例2u:[AIa’、Leu”12.des ( 19)]−hCT;例2v:[A1a’、Leu8・”、des (19−22 )] −hCT;例2W: [N0rval 1ne0.Leu”12.deS  (19) ] −hCT 、例2x: [Norval ine’。
Leu812.des (19−22)]−hCT;例2y。
[NorleucineO,Leu”12.des (19)コ−hCT、およ び例2z: [Norleucine’、Leu””、des (19)]−h CTは、示されるようにアミノ酸19または19ないし22の結合サイクルをな くすことを除いて、上記方法に従って調製された。
例3 [Leu08コーhCTの合成 Asp−Phe−Asn−Lys−Pha−His−Thr−Pha−Pro− Gln−Thr−Ala−工1a−Gly−Val−Gly−Ala−Pro− NH2 Boc−Pro−MBHA樹脂(2gs Immo l)から始まって、タイト ルのペプチドは適切なアミノ酸誘導体を用いて合成された。樹脂は次に濾過され 、真空の下に乾燥された。樹脂からのペプチドの分解、精製および特徴付けは例 1において記載されているように行なわれた。
例3a: [Val’、Leu’]−hCTH例3b=[11e’、Leu8] −hCTH例3c:[Met’。
Leu8]−hCTH例3d: [Thr’、Leu8] −hCT、例3e  : [Ser’、Leu8] −hCT;例3f : [Ala’、LeuB] −hCT;例3g:[Norvaltne’、Leu8]−hCT;および例3 h:[Norleucine’、Leu8]−hCTは、最後の結合サイクルの 間適切なアミノ酸誘導体を用いることを除いて、上記の方法に従って調製された 。
例3t: [Leu08.des (19)] −hCT;例3j : [Le u 08 、des (19−22) コ −hCT。
例3に: [Val’、Leu’、des (19) コ −hcT;例31:  [Val’、Leu”、des (19−22)コ −hCT 、例3m+  [I le’、Leu s 、des (19) ] −hCT 、例3n:  [11e’、Leu’、des(19−22)]−hCT、例3o: [Met ’、Leu8、des (19)] −hCTH例3p + [Me t’ 、  Leu8.des (19−22)]−hCT;例3Q:[Thr’、Leu 8.des (19)]−hCT;例3r:[Thr’、Leu”、des ( 19−22)] −hCT H例3s : [5er0.Leu8.des ( 19)] −hCT;例3t : [5erO,Leu8.des (19−2 2)]−hCT;例3u: [AIa’、Leu’、des (19) ] − hCT 、例3v: [A1a’、LeuB、des(19−22) ] −h CT 、例3w: [Norval ine’、Leu’、des (19)] −hCT;例3x:[Norvaline’、Leu’、des (19−22 )]−hCT、例3y: [Norleucine’、Leu’、des (1 9)]−hCT;および例3z:[Norleucine’、Leu’、des  (19−22)] −hCTは、示されるようにアミノ酸19または19ない し22に対する結合サイクルをなくしたことを除いて、上記方法に従って調製さ れた。
Gly−Ala−Pro−NT(2 Boc−Pro−MBHA樹脂(2gs 1mmol)から始まって、タイトル のペプチドは適切なアミノ酸誘導体を用い6て合成された。樹脂は次に濾過され 、真空の下に乾燥された。樹脂からのペプチドの分解、精製および特徴付けは例 1において記載されているように行なわれた。
例4a : [Val’]−hCT;例4b: [Ile’]−hCT、例4c : [Met’]−hCT;例4d:[Thr’]−hCT;例4e:[Ser ’コーhCT、例4f : [Ala’] −hCT;例4g: [Norva line’]−hCT;および例4h: [NorleucineO]−hCT は、最後の結合サイクルの間適切なアミノ酸誘導体を用いることを除いて、上記 の方法に従って調製さBoc−Pro−MBHA樹脂C2g51mmo 1)か ら始まって、タイトルのペプチドは適切なアミノ酸誘導体を用いて合成された。
樹脂は次に濾過され、真空の下に乾燥された。樹脂からのペプチドの分解、精製 および特徴付けは例1において記載されているように行なわれた。
例6 : [Leu812] −hCTの合成1 2 3 4 5 6 7 B  9101112131415CY S −G l y−As n −Le u −5e r−Th r −CY S −Le u−Leu−GI Y−Thr− Le u−shr−c 1 n−ASp− −−−S 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27  2B 29 30Phe−Asn−Lys−Phe−His−Thr−Phe− Pro−Gln−Thr−Ala−工1e−Gly−Val−Gly−Bo c −P r o−MBHA樹脂(2g、1mmo l)から始まって、タイトルの ペプチドは適切なアミノ酸誘導体を用いて合成された。樹脂は次に濾過され、真 空の下に乾燥された。樹脂からのペプチドの分解、精製および特徴付けは例1に おいて記載されているように行なわれた。
Ala−Pro−NH2 Bo c−P r o−MBHA樹脂(2g、1mmo 1)から始まって、タ イトルのペプチドは適切なアミノ酸誘導体を用いて合成された。樹脂は次に濾過 され、真空の下に乾燥された。樹脂からのペプチドの分解、精製および特徴付け は例1において記載されているように行なわれた。
Boa−Pro−MBHA樹脂(2g、1mmo l)から始まって、タイトル のペプチドは適切なアミノ酸誘導体を用いて合成された。樹脂は次に濾過され、 真空の下に乾燥された。樹脂からのペプチドの分解、精製および特徴付けは例1 において記載されているように行なわれた。
Leu−Cys−Gly−Asn−Leu−Ser−Thr−Cys−Met− Leu−Gly−Thr−Leu−Thr−Gln−I Asp−Lau−Asn−Lys−Phe−His−Thr−Phe−Pro− Gln−Thr−Ala−工1e−G1y−Val−Gly−Ala−Pro− NT(2 Bo c−P r o−MBHA樹脂(2g、1mmo 1)から始まって、タ イトルのペプチドは適切なアミノ酸誘導体を用いて合成された。樹脂は次に濾過 され、真空の下に乾燥された。樹脂からのペプチドの分解、精製および特徴付け は例1において記載されているように行なわれた。
Gly−Ala−Pro−NH2 Boa−Pro−MBHA樹脂(2g、1mmo りから始まって、タイトルの ペプチドは適切なアミノ酸誘導体を用いて合成された。樹脂は次に濾過さ、れ、 真空の下に乾燥された。樹脂からのペプチドの分解、精製および特徴付けは例1 において記載されているように行なわれた。
例10a: [Val’、Lau8”コーhCT、例10b: [11e’、L eu”’]−hCTH例10c:[Met’、 Leu 816コ − hCT 、例 10d: [Thr’。
L e u” ”] −h CT ;例10e: [Ser’、Lau8”、’ 1−hCT、例10f : [AIa’、Leu”6] −hCT;例10g:  [Norvaline’、Lau8”]−hCT、および例IQh: [No rleucine’。
Leu”6]−hCTは、最後の結合サイクルの間適切なアミノ酸誘導体を用い ることを除いて上記方法に従って調製された。
例11 : [Leu”2] −hCTの合成Gly−Ala−Pro−NH2 B o c−P r o−MBHA樹脂(2gs 1mmo l)から始まって 、タイトルのペプチドは適切なアミノ酸誘導体を用いて合成された。樹脂は次に 濾過され、真空の下に乾燥された。樹脂からのペプチドの分解、精製および特徴 付けは例1において記載されているように行なわれた。
例11a: [Val’、Leu+2] −hCT;例11b : [11e  O、Leu’ 2 コ −hCT、例11c:[Met’、 Leu’ 2 コ  − hCT、例1id: [Thr’。
Leu’ 2]−hCT;例1ie : [Ser’、Leu’2]−hCT  ; 例11f : [Ala’、Leu” コ −6011例11g+ [No rval ine’、Leu’ ”]−hCT、および例11h: [Norl eucine’。
Leu” ]−hCTは、最後の結合サイクルの間適切なアミノ酸誘導体を用い ることを除いて、上記方法に従って調製された。
例12 : [Leu8] −eCTの合成S S Boc−Pro−MBHA樹脂(2gs 1mmo l)から始まって、ペプチ ド鎖は適切な保護されたアミノ酸誘導体を用いて組立られた。樹脂からのペプチ ドの分解、ジスルフィド架橋の形成、精製および特徴付けは例1において記載さ れているプロシージャに従って行なわれた。
5 s Gl u−Lau−His−Lys −Leu−Gln−Thr−Tyr−Pr o−Arg−Thr−Asp−Val−Gly−Ala−Boc−Pro−MB HA樹脂(2gs 1mmo 1)から始まって、ペプチド鎖は適切な保護され たアミノ酸誘導体を用いて組立られた。樹脂からのペプチドの分解、ジスルフィ ド架橋の形成、精製および特徴付けは例1において記載されているプロシージャ に従って行なわれた。
例13a+ [ValO,Leu8コーeCTH例13b=[11e’、Leu 8] −eCTH例13c: [Met’。
Leu8]−eCT;例13d: [Thr’、Leu8]−eCT;例13e : [Ser’、Leu8] −eCT;例13f : [AIa’、Leu8 コーeCT;例13g:[Norval tne’、Leu8]−eCT;およ び例13h: [Norleucine’、Leu’l −eCTは、最後の結 合サイクルの間適切なアミノ酸誘導体を用いることを除いて、上記の方法に従っ て調製された。
例13i : [Leu0’、des (19)] −eCT;例13j :  [Leu”8.des (19−22)] −eCT;例13に: [Val’ 、Leu’、des (19)]−eCTH例131 : [Val’、Leu ’、des (19−22) コ − eCT; 例13m: [11e’、  Leu 8 。
des(19) コ −eCT; 例13n: [I le’、Lau8.de s (19−22)]−eCT;例13o:[Met’、Leu”、des ( 19)]−eCT;例13p:[Met’、Lau8.des (19−22) ]−eCT;例13q: [Thr’、Leu’、des (19)] −eC T;例13r: [Thr’、Leu”、des (19−22) コ − e CT; 例13s : [Ser’、 Leu’、 des (19)]−eC T;例13t: C3erO,Leu”、des (19−22)]−eCT; 例13u:[AIa’、Lau8.des (19)] −eCTH例13v: [AlaO,Leu’、des (19−22)] −eCT:例13w: [ Norvaline’、Lau8.des(19)]−eCTH例13x: [ Norval ine’。
Leu”、des (19−22) コ −ecT; 例13y :[Norl eucine’、Lau8.des (19)]−eCT;および例13z:  [Norleucine’。
Lau8.des (19−22)コーeCTは、示されるようにアミノ酸19 または19ないし22に対して結合サイクルをなくすことを除いて、上記方法に 従って調製された。
例14 : [Leu’] −eCTの合成Gly−Thr−Pro−NH2 Bo c−P ro−MBHA樹脂(2g、1mmo l)から始まって、ペプ チド鎖は適切な保護されたアミノ酸誘導体を用いて組立られた。樹脂からのペプ チドの分解、ジスルフィド架橋の形成、精製および特徴付けは例1において記載 されているプロシージャに従って行なわれた。
例14a: [Val’]−eCTH例14b: [Ile’]−eCT;例1 4c: [Met’]−eCT;例14d: [Thr’]−eCT;例14e : [Ser’] −eCT;例14f : [Ala’]−eCTH例14g :[Norva l ine’]−eCT;および例14h:[N。
r l euc ine’]−eCTは、最後の結合サイクルの間適切なアミノ 酸誘導体を用いることを除いて、上記方法に従って調製された。
Boc−Pro−MBHA樹脂C2g51mmo l)から始まって、ペプチド 鎖は適切な保護されたアミノ酸誘導体を用いて組立られた。樹脂からのペプチド の分解、ジスルフィド架橋の形成、精製および特徴付けは例1において記載され ているプロシージャに従って行なわれた。
Lau−CYS−5er−ASn−Lau−5@r−Thr−C”l’5−Le u−Lau−Gl’f−LMS−Leu−5er−Gln−5□S Gly−Thr−Pro−NH2 Boc−Pro−MBHA樹脂(2g、1mmo l)から始まって、ペプチド 鎖は適切な保護されたアミノ酸誘導体を用いて組立られた。樹脂からのペプチド の分解、ジスルフィド架橋の形成、精製および特徴付けは例1において記載され ているプロシージャに従って行なわれた。
例16a: [Valo、Leu8]−5CTH例16b:[11eO,Leu 8]−5CTH例16c:[Met’。
Leu8]−5CT;例15d: [Thr’、Lau8コ−5CT;例16e : [5er0.Leu8]−5CTH例16f + [Ala’、Leu8]  −5CT;例16g:[Norvalineo、Leu8コーsCT;および 例16h: [Norleucine’、Leu8] −5CTは、最後の結合 サイクルの間適切なアミノ酸誘導体を用いることを除いて、上記の方法に従って 調製された。
例16i: [Lau08.des (19)] −5CTH例16j : [ Leu”、des (19−22) コ − sCT:例16に: [Val’ 、Leu”、des (19)]−sc′r;例161: [Val’、Lau 8.des (19−22) コ − sCT; 例16m: [11e O、 Leu 8 。
des(19) コ − sCT; 例16n: [Ile 0 、Leu 8  、des (19−22) コ −sCT; 例16o:[Met’、Lau 8.des (19)]−5CTH例16p:[Met O、Leu 8 、  des (19−22) コ − sCT;fIH6q : [Thr’、Le u 8 、des (19) コ −8011例16r: [Thr’、Lau 8.des (19−22)] −5CT;例16s : [Ser’、Lau 8.des (19)] −5CTH例16t : [Ser’、Lau8 、 des (19−22) コ − sCT;6M16u : [Ala’、Le u 8 、 des (19) コ − s CT ;f’J15v:[Ala ’、Lau8.des (19−22)] −5CT;例16w: [Norv alineo、Leu”、des(19)]−8cT;例16x: [Norv aline’。
Leu 8 、des (19−22) コ − sCT; 例16 y :[ Norleucine’、Lau8.des (19)コ−5cT;および例1 6z: [Norleucine’。
Lau8.des (19−22)]−5CTは、示されるようにアミノ酸19 または19ないし22に対する結合サイクルをなくすことを除いて、上記方法に 従って調製された。
Bo c−P r o−MBHA樹脂(2g、1mmo l)から始まって、ペ プチド鎖は適切な保護されたアミノ酸誘導体を用いて組立られた。樹脂からのペ プチドの分解、ジスルフィド架橋の形成、精製および特徴付けは例1において記 載されているプロシージャに従って行なわれた。
例17a: [VaI’]−5CT;例17b: [Ile’]−5CTH例1 7c: [Met’]−5CT;例17d: [Thr’]−5CT;例17e : [Ser’] −5CT;例17f : [AIa’]−5CTH例17g :[Norvaline’コーsCT;および例17h:[N。
rleucine’1−sCTは、最後の結合サイクルの間適切なアミノ酸誘導 体を用いることを除いて、上記方法に従って調製された。
例18 : [Leu8] −rCTの合成Ala−Pro−NH2 Bo c−P r o−MBHA樹脂(2g、1mmo l)から始まって、ペ プチド鎖は適切な保護されたアミノ酸誘導体を用いて組立られた。樹脂からのペ プチドの分解、ジスルフィド架橋の形成、精製および特徴付けは例1において記 載されているプロシージャに従って行なわれた。
例19 : [LeuO”コーrCTの合成Gly−Ala−Pro−NH2 Boc−Pro−MBHA樹脂(2gs 1mmo l)から始まって、ペプチ ド鎖は適切な保護されたアミノ酸誘導体を用いて組立られた。樹脂からのペプチ ドの分解、ジスルフィド架橋の形成、精製および特徴付けは例1において記載さ れているプロシージャに従って行なわれた。
例19a: [Val’、Leu’]−rCTH例19b。
[11e’、Leu8]−rCT;例19c: [Met’。
Leu8]−rCT;例19d: [Thr’、Leu8コ−rCT; 例19 e : [Ser’、 Leu’ コ − rCTH例19f : [A1a’ 、Leu8]−rCTH例19g:[Norvaline’、Leu81−rC T;および例19h : [Nor 1euc ine’、Leu8] −rC Tは、最後の結合サイクルの間適切なアミノ酸誘導体を用いることを除いて、上 記の方法に従って調製された。
S□S Gly−Ala−Pro−NH2 Boc−Pro−MBHA樹脂(2g、1mmo 1)から始まって、ペプチド 鎖は適切な保護されたアミノ酸誘導体を用いて組立られた。樹脂からのペプチド の分解、ジスルフィド架橋の形成、精製および特徴付けは例1において記載され ているプロシージャに従って行なわれた。
例20a: [Va2’コーrCT;例20b:[11eO3−rCT;例20 c : [Met’l −rCT;例20d: [Thr’] −rCTH例2 0e: [Ser’ コ − rCT:例20f : [Ala’]−rCTH 例20g:[Norvaline’コーrCT;および例20h:[N。
rleucine’]−rCTは、最後の結合サイクルの間適切なアミノ酸誘導 体を用いることを除いて、上記方法に従って調製された。
例21 : [Leu8] −ccTの合成りoc−Pro−MBHA樹脂(2 g、1mmo l)から始まって、ペプチド鎖は適切な保護されたアミノ酸誘導 体を用いて組立られた。樹脂からのペプチドの分解、ジスルフィド架橋の形成、 精製および特徴付けは例1において記載されているプロシージャに従って行なわ れた。
Gly−Thr−Pro−NH2 Boc−Pro−MBHA樹脂(2gs 1mmo l)から始まって、ペプチ ド鎖は適切な保護されたアミノ酸誘導体を用いて組立られた。樹脂からのペプチ ドの分解、ジスルフィド架橋の形成、精製および特徴付けは例1において記載さ れているプロシージャに従って行なわれた。
例22a: [Val’、Leu8]−cCTH例22b=[I Ie’、Le u 8 コ − cCT; 例22c: [Met’。
Leu 8 コ − cCT ; 例22d: [Thr’、Leu 81−c CT;例22e: [Ser’、Leu8]−cCT;例22f : [A1a ’、Leu8コ −ccT;例22g :[Norva 1 ine’、Leu 8コーcCT;および例22h: [Norleucineo、Leu8] − cCTは、最後の結合サイクルの間適切なアミノ酸誘導体を用いることを除いて 、上記方法に従って調製された。
例23:[Leu’コーcCTの合成 S□S Gly−Thr−Pro−NO2 Boc−Pro−MBHA樹脂(2gs 1mmo 1)から始まって、ペプチ ド鎖は適切な保護されたアミノ酸誘導体を用いて組立られた。樹脂からのペプチ ドの分解、ジスルフィド架橋の形成、精製および特徴付けは例1において記載さ れているプロシージャに従って行なわれた。
例23a: [Val’]−cCT;例23b:[Ile’]−cCT;例23 c: [Met’] −ccT;例23d: [Thr’]−cCTH例23e : [Set’] −cCT;例23f : [Ala’]−cCTH例23g :[Norvaline’]−cCT;および例23h:[N。
r 1eucine’]−cCTは、最後の結合サイクルの間適切なアミノ酸誘 導体を用いることを除いて、上記方法に従って調製された。
15 1.6 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26  27 2B 29Asn−Lau−Asn−Asn−Phe−His−Arg −Phe−5er−Gly−Met−Gly−Phe−Gly−Pro−Bo  c−P r o−MBHA樹脂c2g、1mmo l)から始まって、ペプチド 鎖は適切な保護されたアミノ酸誘導体を用いて組立られた。樹脂からのペプチド の分解、ジスルフィド架橋の形成、精製および特徴付けは例1において記載され ているプロシージャに従って行なわれた。
例24a: [Val’、Leu’]−pCTH例24b=[11e’、Leu 8]−pCTH例24c: [Met’。
Leu6] −pCT H例24d: [Thr’、Leu13コ−pc’r; 例24e: [Ser’、Leu’]−pCTH例24f+ [A1a’、Le u8]−pCT;例24g:[Norval ine’、Leu8] −pCT ;および例24h: [Norleucine’、Leu8] −pCTは、最 後の結合サイクルの間適切なアミノ酸誘導体を用いることを除いて、上記方法に 従って調製された。
Thr−PrP−NO2 Bo c−P r o−MBHA樹脂(2g、1mmo l)から始まって、ペ プチド鎖は適切な保護されたアミノ酸誘導体を用いて組立られた。樹脂からのペ プチドの分解、ジスルフィド架橋の形成、精製および特徴付けは例1において記 載されているプロシージャに従って行なわれた。
Glu−Thr−Pro−NO2 Bo c−P r o−MBHA樹脂(2g、1mmo l)から始まって、ペ プチド鎖は適切な保護されたアミノ酸誘導体を用いて組立られた。樹脂からのペ プチドの分解、ジスルフィド架橋の形成、精製および特徴付けは例1において記 載されているプロシージャに従って行なわれた。
例26a : [Va l’、LeuBコーbCT、例26b :[11e’、  Leu 8 コ − bCT、例26c: [Met’。
Leu8]−bCT;例26d: [Thr’、LeuB]−bCT、例26e : [Ser’、Leu81−bCT;例26f : [A1a’、Leu8] −bCTH例26g。
[Norvalineo、Leu’コーbCT、および例26h: [Norl eucine’、Leu8] −bCTは、事後の結合サイクルの間適切なアミ ノ酸誘導体を用いることを除いて、上記方法に従って調製された。
例27 : [Leu8] −bCTの合成Thr−Pro−NH,。
Boc−Pro−MBHA樹脂(2gs 1mmo l)から始まって、ペプチ ド鎖は適切な保護されたアミノ酸誘導体を用いて組立られた。樹脂からのペプチ ドの分解、ジスルフィド架橋の形成、精製および特徴付けは例1において記載さ れているプロシージャに従って行なわれた。
例28 : [Leu=” ] −oCTの合成Glu−Thr−Pro−NH 2 B o c’−P r o−MBHA樹脂(2g、1mmo i)から始まって 、ペプチド鎖は適切な保護されたアミノ酸誘導体を用いて組立られた。樹脂から のペプチドの分解、ジスルフィド架橋の形成、精製および特徴付けは例1におい て記載されているプロシージャに従って行なわれた。
例28a: [Val’、Leu8]−oCTH例28b:[11e’、 Le u 8 コ −oCTH例28c:[Met’。
Leu8]−oCT;例28d: [Thr’、Leu8コー oCT; 例2 8e: [Ser’、 Leu 8 コ − oCT;例28f : 「AIa ’、Leu8]−oCT;例2Bg :[NorvalineO,Leu8コー oCT;および例28h: [Norleucine’、Leu’] −oCT は、最後の結合サイクルの間適切なアミノ酸誘導体を用いることを除いて、上記 方法に従って調製された。
Thr−Pro−NH2 Boc−Pro−MBHA樹脂(2g、1mmo l)から始まって、ペプチド 鎖は適切な保護されたアミノ酸誘導体を用いて組立られた。樹脂からのペプチド の分解、ジスルフィド架橋の形成、精製および特徴付けは例1において記載され ているプロシージャに従って行なわれた。
例30:生物学的分析 本発明のペプチドは重要な低カルシウム血症活性を示す。
この活性は以下のとおり測られた:雄のネズミ(Sp+ague[1avle7 )体重約100gは前夜絶食させらた。ペプチドは、1ml当り0.1μgから 約100μgの濃度範囲でpH7,4PBS緩衝剤で溶解された。ネズミはメト フエイヌ(Metophane ’ )で麻酔され、重さが計られ、1kgの体 重当り0゜1から約100μgの用量でペプチド溶液で皮下注入された。様々な 時間の後、動物は麻酔され腹部切開が行なわれ、工大静脈から血液サンプルが採 られ、血清はり一ダイク(Liedke) 、rクリニカルケメストリJ (C 1inical Chemistry) 、27.2025−2028 (19 81)の方法によってカルシウムが分析された。カルシウム濃度を10%低下す るのに必要なペプチドの量は、10 IUと規定される。この方法に従って、種 々のカルシトニンペプチドの低カルシウム血症効力は以下のとおり決定される。
混合物 低カルシウム血症効力(IU/mg)hC” 150−20011I/ mg sCT 4.Q[lO劃/mg cCT4.0001U/ll1g 例1:[:Leu”81216] −hCT 4.QQQIU/mg例2 :  [L e u08・”] −hCT 4,0001U/mg例3 : [Leu O’ ] −hCT 1,500 [U/mg例4 : [L e uO] − hC720[11U/mg例5 : [L e u”121’ ] −hCT  2,0001U/ll1g例6 : [Leu” ] −hCT 2.OOG  I[I/mg例7 : [L e u8] −h CT 50011I/(0g 例12: [:Leu 8 コ −e CT 5.000 10/mg例13:  [Leu 0・8 コ −e CT 6.500 III/mg本発明のペプ チドは鼻腔内に投与されると、動物において低カルシウム血症効果を示す。その 生物学的利用率を定めるために、鼻腔内に投与された低カルシウム血症ペプチド の影響は、以下で示すように、静脈注入されたものと比べられた。乾燥粉末30 mg当り1001Uを含む鼻による粉末製剤は、実質的に米国特許第4.613 .500号で示されるように調製された。ペプチドはウサギに対して、2.8I U/kgの用量で鼻腔内に、または1.751U/kgの用量で静脈内に与えら れた。血液サンプル併ペプチドの投与前、および投与後0.5.1.2.4、お よび6時間後採られ、血清カルシウムレベルが定められた。鼻腔内および静脈に よる投与後の低カルシウム血症効果(0ないし6時間)の曲線による領域の比率 が計算された。
したがって、本発明はその精神または本質的特性から逸脱することなくほかの特 定の形で実施されてもよい。示された実施例はあらゆる点において例示だけであ り、制限されるものではなく、したがって発明の範囲は前の説明よりむしろ添付 のクレームによって示される。クレームの法的等価の意味および範囲内にあるす べての変形は、その範囲内において包含される。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式 Y0−xCT を有する低カルシウム血症ペプチドであって、Yは位置0、xCTのNH2−末 端に存在する部分であり、1ないし8炭素原子の分枝もしくは分枝されないアル キル側鎖を有するL−もしくはD−アミノ酸、L−もしくはD−メチオニン、L −もしくはD−トレオニン、L−もしくはD−セリン、L−もしくはD−ホモセ リン、またはその類似体からなるグループから選択された脂肪族アミノ酸であり 、さらに xCTはヒト、サケ、ウナギ、ネズミ、ウシ、ヒツジ、ブタ、ウサギ、またはニ ワトリのカルシトニンのアミノ酸配列を表わす、ペプチド。
  2. 2.(Leu0)−xCTである、請求項1に記載のペプチド。
  3. 3.(Leu0)−hCT;(Leu0)−eCT;(Leu0)−sCT;( Leu0)−cCT;および(Leu0)−rCTからなるグループから選択さ れ、hCTはヒトカルシトニン、eCTはウナギカルシトニン、sCTはサケカ ルシトニン、cCTはニワトリカルシトニンおよびrCTはネズミカルシトニン である、請求項2に記載のペプチド。
  4. 4.位置4、8、12、16、21または27におけるxCTの少なくとも1つ のアミノ酸残基はYによって置換され、前記YおよびY0は同じかまたは異なる 、請求項1に記載のペプチド。
  5. 5.(Lcu0.8)−xCTである、請求項4に記載のペプチド。
  6. 6.(Leu0.8)−bCT;(Leu0.8)−cCT;(Leu0.8) −eCT;(Leu0.8)−hCT;(Leu0.8)−oCT;(Leu0 .8)−pCT;(Leu0.8)−rCT;(Leu0.8)−sCTからな るグループから選択され、bCTはウシカルシトニン、cCTはニワトリカルシ トニン、eCTはウナギカルシトニン、hCTはヒトカルシトニン、oCTはヒ ツジカルシトニン、pCTはブタカルシトニン、rCTはネズミカルシトニンお よびsCTはサケカルシトニンである、請求項5に記載のペプチド。
  7. 7.(Leu0.8,12)−hCT;(Leu0.8,12,16)−hCT ;(Leu0.8,16)−hCT;(Leu0.12)−hCT;(Leu0 .16)−hCTまたは(Leu0.12,16)−hCTであり、hCTはヒ トカルシトニンのアミノ酸配列を表わす、請求項4に記載のペプチド。
  8. 8.式 (Y8)−xCT を有する低カルシウム血症ペプチドであって、YはxCTの位置8に存在する部 分であり、1ないし8炭素原子の分枝もしくは分枝されないアルキル側鎖を有す るL−もしくはD−アミノ酸、L−もしくはD−メチオニン、L−もしくはD− トレオニン、L−もしくはD−セリン、またはその類似体からなるグループから 選択された脂肪族アミノ酸であり、さらに xCTはヒト、サケ、ウナギ、ネズミ、ウシ、ヒツジ、ブタ、ウサギ、またはニ ワトリのカルシトニンのアミノ酸配列を表わし、 Y8は本来のxCTの位置8で−般に見出されるアミノ酸ではない、ペプチド。
  9. 9.(Leu8)−xCTである、請求項8に記載のペプチド。
  10. 10.(Leu8)−hCT;(Leu8)−bCT;(Leu8)−cCT; (Leu8)−eCT;(Leu8)−oCT;(Leu8)−pCT;(Le u8)−rCT;(Leu8)−sCTからなるグループから選択され、hCT はヒトカルシトニン、bCTはウシカルシトニン、cCTはニワトリカルシトニ ン、eCTはウナギカルシトニン、oCTはヒツジカルシトニン、pCTはブタ カルシトニン、rCTはネズミカルシトニンおよびsCTはサケカルシトニンで ある、請求項9に記載のペプチド。
  11. 11.位置4、12、16、21または27の位置におけるxCTの少なくとも 1つのアミノ酸残基はYによって置換され、前記YおよびY8は同じかまたは異 なる、請求項8に記載のペプチド。
  12. 12.(Leu8,12)−hCT;(Leu8,12,16)−hCT;また は(Leu8,16)−hCTであり、hCTはヒトカルシトニンのアミノ酸配 列を表わす、請求項11に記載のペプチド。
  13. 13.位置4および8におけるxCTのアミノ酸残基はそれぞれY4およびY8 によって置換され、Y4およびY8の各々は、Gly、Ala、Leu、lle 、Val、Thr、Nor−Leu、Nor−Val、MetまたはSerから なるグループから独立に選択されたし−またはD−アミノ酸である、請求項4ま たは8に記載のペプチド。
  14. 14.Yは、Gly、Ala、Leu、lle、Val、Thr、Nor−Le u、Nor−Val、MetまたはSerからなるグループから選択されたL− またはD−アミノ酸である、請求項1または11に記載のペプチド。
  15. 15.xCTはdes(19)−xCTまはたdes(19−22)−xCTで ある、請求項4に記載のペプチド。
  16. 16.(Leu0.8,des(19))−hCT;(Leu0.8,des( 19−22))−hCT;(Leu0.8,12,.des(19))−hCT ;(Leu0.8,12,des(19−22))−hCT;(Leu0.8, 12,16,des(19))−hCT;(Leu0.8,12,16,des (19−22))−hCT;(Leu0.8,des(19))−eCT;(L eu0.8,des(19−22))−eCT;(Leu0.8,des(19 ))−sCT;および(Leu0.8,des(19−22))−sCTからな るグループから選択され、hCTはヒトカルシトニンであり、eCTはウナギカ ルシトニン、およびsCTはサケカルシトニンである、請求項15に記載のペプ チド。
  17. 17.薬事的に許容される担体と組合わせて、請求項1、4、8または15に記 載される構造を有するペプチドの有効な血液カルシウム減少量を含む、製薬的組 成物。
  18. 18.哺乳類において血清カルシウムレベルを減らすことによって病気を治療す るための方法であって、クレーム1、4、8または15のいずれかに記載される 構造を有するカルシトニンペプチド類似体の有効な血液カルシウム減少量を、こ のような治療を要する前記哺乳類に含む、方法。
  19. 19.バジェット病または骨粗しょう症を治療するための方法であって、 クレーム1、4、8または15のいずれかに記載される構造を有する合成カルシ トニンの骨吸収妨害量を病んでいる患者に投与し、それによって前記病気に伴う 骨の吸収が減少またはなくなる、方法。
  20. 20.骨の痛みを治療するための方法であって、クレーム1、4、8または15 のいずれかに記載される構造を有する合成カルシトニンの有効な痛み軽減量を必 要な患者に投与し、 それによって骨粗しょう症、骨粗しょう症骨折、バジェット病または悪性骨溶解 に伴う骨の痛みが減じられるまたはなくなる、方法。
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