JPH0649990A - コンクリート型枠の結合装置 - Google Patents

コンクリート型枠の結合装置

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JPH0649990A
JPH0649990A JP20346092A JP20346092A JPH0649990A JP H0649990 A JPH0649990 A JP H0649990A JP 20346092 A JP20346092 A JP 20346092A JP 20346092 A JP20346092 A JP 20346092A JP H0649990 A JPH0649990 A JP H0649990A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユニット化されたコンクリート型枠を簡単確
実に結合することができるようにする。 【構成】 先端に軸状頭部23を設けた螺軸25に、横
架材6を支持するよう外嵌螺合した一方の座金部材27
と、添え鋼管21に当接するよう嵌挿した他方の座金部
材28と、両座金部材27と28で横架材6と添え鋼管
21を結合するよう螺合した締付けナット29とを設
け、両側の型枠1を添え鋼管21を介して結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンクリート型枠の
結合装置、更に詳しくは、並列する型枠を互に結合する
と共に、コンクリート躯体からの型枠の剥離も行なうこ
とができる結合金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンクリート型枠は、成形面板の
背面側に周縁桟を設けた構造になっており、この型枠の
組立ては、型枠をセパレータで所定の間隔を保持した状
態に対向配置し、型枠の背面に縦端太材や横端太材を沿
わせ、セパレータに連結したフォームタイで端太材を押
圧して型枠を締付けるようにしている。また、型枠の解
体は上記組立てと逆の手順によって行なわれる。
【0003】ところで、上記従来の型枠はその組立て及
び解体に手間がかかるという問題があり、このため型枠
の背面側に横端太材となる横架材をフォームタイで取付
けて予め組付け、型枠とフォームタイ及び横架材をユニ
ット化し、組立て及び解体がユニット化のままで行なえ
るコンクリート型枠の提案がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、型枠をユニ
ット化した場合でも、隣接する型枠相互を結合する必要
があり、隣接する型枠の成形面を同一面に揃えた状態
で、両型枠を結合することのできる新たな結合装置を開
発しなければならない。
【0005】また、型枠の解体時には、コンクリート躯
体面から型枠を剥離しなければならないが、型枠は密接
して並んでいるため、これを剥すのは容易ではなく、バ
ール等でこじるとコンクリート面に損傷を生じさせるこ
とになり、新たな剥離手段の開発も必要になる。
【0006】そこでこの発明は、ユニット化されたコン
クリート型枠の相互の結合が簡単確実に行なえると共
に、型枠の剥離機能を備えたコンクリート型枠の結合装
置を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、先端に軸状頭部を設けた螺軸
と、前記螺軸に外嵌螺合し、コンクリート型枠の横架材
を保持する一方の座金部材と、前記螺軸に軸方向への移
動が自在となるよう外嵌し、コンクリート型枠の横架材
に重ねた添え鋼管を保持する他方の座金部材と、前記螺
軸に螺合した締付けナットとからなり、重なり合った横
架材と添え鋼管を両座金部材で挟み、締付けナットの締
付けによって固定化するようにした構成を採用したもの
である。
【0008】
【作用】型枠に設けた透孔に螺軸の軸状頭部を挿入し、
螺軸に螺合した一方の座金部材を型枠の背面に固定した
横架材に当接させ、横架材の外面に重ねた添え鋼管に他
方の座金部材を当接させ、締付けナットを回動して他方
座金部材を押圧するよう締付ければ、両座金部材で横架
材と添え鋼管を結合することができ、従って添え鋼管の
両端部において両側型枠の横架台を上記のように結合す
れば、隣接する型枠相互の結合が行なえる。
【0009】また、型枠の解体時は、締付けナットを緩
めて添え鋼管を外した後、締付けナットを締付けて両座
金部材で横架台を挟み、この状態で螺軸をねじ込み方向
に回動させると、軸状頭部がコンクリート面に当接した
螺軸は軸方向に移動できないため、この螺軸に螺合した
一方の座金部材がコンクリート面から離れる方向に移動
し、これによって、横架材を介して型枠はコンクリート
面から強制的に剥されることになる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0011】図5乃至図7のように、ユニット化したコ
ンクリート型枠1は、矩形状成形板2の背面側に、四周
縁に沿う周縁材3と、上下方向に沿う複数の補強桟4
と、同じく上下方向に沿う複数の縦架材5とを固定し、
更に背面側に縦架材5と直交するよう水平に配置した上
下一対の横架材6を上下複数個所に設け、縦架材5と横
架材6の交点部分を緊結金具7で結合した構造になって
いる。
【0012】上記横架材6は角形鋼管を用い、型枠1の
横幅に一致する長さを有すると共に、緊結金具7は、図
7の如く成形板2に設けた孔8に成形面側から挿入し、
先端のフランジ9で抜止状にする筒状のフォームタイ1
0と、フォームタイ10内に後端側から挿入するボルト
11と、フォームタイ10に外嵌挿し、上下横架材6の
後部外面を保持する締付座金12と、フォームタイ10
の後端に形成した雄ねじ13に螺合し、締付座金12を
押圧してフランジ9とで成形板2、縦架材5、横架材6
の三者を締付け固定するナット14とで構成され、従っ
てユニット化された型枠1は横架材6が背面側に予めセ
ットされた状態になっている。
【0013】上記型枠1は、セパレータ15の端部に取
付けたコーン部材16とボルト11の先端とを螺合連結
することにより、図6の如く、両側に対向配置されるこ
とになる。
【0014】上記のように、ユニット化した型枠1は、
補強のための横架材6やセパレータ15と連結するため
のフォームタイ10等がセット化された構造になり、こ
の型枠1を順次並べて配置する場合、隣接する型枠相互
を結合する必要があり、このため、横架材6の端部を添
え鋼管21と結合装置22を用いて互に結合するように
している。
【0015】図1と図2に示すように、添え鋼管21
は、横架材6と等しい断面口径の角パイプを用い、両側
横架材6、6の外面に重なるよう上下に各々配置され
る。
【0016】結合装置22は、先端に円軸状の頭部23
と後端に回動操作用の頭部24を設けた螺軸25と、中
央に設けたナット部分26が螺軸25に外嵌螺合し、上
下横架材6の成形板2に臨む面を支持する一方の座金部
材27と、螺軸25に軸方向への移動が自在となるよう
外嵌し、上下添え鋼管21の外面を支持する他方の座金
部材28と、螺軸25に外嵌螺合し、他方の座金部材2
8を押圧するための締付けナット29とで構成され、成
形板2には上下横架材6間に螺軸25を配置した状態
で、円軸状の頭部23が丁度嵌合する直径の透孔30が
設けられている。
【0017】図1乃至図3の場合、螺軸25の円軸状頭
部23と一方の座金部材27の間にフランジ部材31を
外嵌螺合し、横架材6の結合時にこのフランジ部材31
を成形板2の背面に当接させる例を示している。
【0018】また、図4は上記フランジ部材31の使用
を省いた例であり、一方の座金部材27に設けたナット
部材26を軸方向に長く形成している。
【0019】更に、同図で示したように、何れの例にお
いても、螺軸25の先端に設ける円軸状の頭部23は、
球軸受32を介して螺軸25に取付けられ、螺軸25の
軸心に対して回動自在になっている。
【0020】また、図示省略したが螺軸25の回動操作
がワンタッチで行なえるよう、後端部に回動用のハンド
ルを装着するようにしてもよい。
【0021】この発明の結合装置は上記のような構成で
あり、隣接する型枠1の結合を行なうには、上下横架材
6間に位置させた螺軸25の先端頭部23を透孔30に
嵌合し、一方の座金部材27を横架材6に当接させる。
このような組込みは、型枠1に対して緊結金具7で横架
材6を取付けるときに同時に行なえばよい。
【0022】また、頭部23の先端は成形板2の成形面
と同一面になるようセットされ、両座金部材27、28
はその対向面間に横架材6と添え鋼管21が重なり状で
嵌り込む間隔に開離している。
【0023】次に、型枠1を側縁が当接するよう両側に
並べ、横架材6の隣接する端部の外面に添え鋼管21を
重ね、この添え鋼管21の外面に他方の座金部材28を
押当て、締付けナット29をねじ込み方向に回動し、他
方の座金部材28を押圧することにより、両座金部材2
7と28で横架材6と添え鋼管21を両側から挟んで結
合し、固定化する。
【0024】上記のように、両側型枠1、1における横
架材6の端部と添え鋼管21の両端部を結合装置22で
各々結合すれば図2で示したように、両側の型枠1、1
は成形面が同一面に並ぶように連結され、セパレータ1
5による対向型枠1の結合により、型枠1間でのコンク
リート躯体Aの成形が可能になる。
【0025】次に、コンクリート躯体Aの凝固後に型枠
1を剥離するには、緊結金具7のコーン部材16とボル
ト11の結合を解いた後、図3で示したように、先ず締
付けナット29を緩めて座金部材28を添え鋼管21か
ら離し、この添え鋼管21を取外した後、座金部材28
を横架材6の外面に当接させ、締付けナット29をねじ
込んで座金部材28を押圧する。
【0026】次に、螺軸25をねじ込み方向へ回動させ
ると、螺軸25は先端の頭部23がコンクリート躯体A
に当接しているため前進することができず、このため螺
軸25に螺合した一方の座金部材27と締付けナット2
9及びフランジ部材31が後方に移動することになり、
これにより、両座金部材27、28で挟持された横架材
6が後方に引かれることになり、緊結金具7で横架材6
に結合されている型枠1も横架材6と一体に後方へ移動
し、コンクリート躯体Aから剥されることになる。
【0027】なお、型枠1の剥離時において、座金部材
28は、図3に一点鎖線で示すように、横架材6から引
離したフリーの位置にしておいても、螺軸25の回動に
よる型枠1の剥離作業は支障なく行なえる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、螺軸
に螺合した一方の座金部材と、螺軸に嵌挿した他方座金
部材とで、型枠の横架材とこれに重ねた添え鋼管を挟
み、締付けナットによる締付けで両者を結合するように
したので、背面に横架材を固定したコンクリート型枠を
簡単強固に結合することができるようになる。
【0029】また、螺軸の先端に軸状頭部を設けたの
で、型枠にこの軸状頭部が嵌合する透孔を設けるように
すると、コンクリート躯体の形成後に螺軸を回動操作す
ることにより型枠の剥離が行え、型枠の結合と剥離の複
合機能を備えることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る結合装置の使用状態を示す縦断
側面図
【図2】同上の横断平面図
【図3】型枠剥離状態を示す縦断側面図
【図4】結合装置の他の例を示す一部縦断側面図
【図5】ユニット型枠の背面図
【図6】同上の縦断側面図
【図7】同上における緊結金具部分の拡大縦断面図
【符号の説明】 21 添え鋼管 22 結合装置 23 頭部 25 螺軸 26 ナット部材 27 一方の座金部材 28 他方の座金部材 29 締付けナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に軸状頭部を設けた螺軸と、前記螺
    軸に外嵌螺合し、コンクリート型枠の横架材を保持する
    一方の座金部材と、前記螺軸に軸方向への移動が自在と
    なるよう外嵌し、コンクリート型枠の横架材に重ねた添
    え鋼管を保持する他方の座金部材と、前記螺軸に螺合し
    た締付けナットとからなり、重なり合った横架材と添え
    鋼管を両座金部材で挟み、締付けナットの締付けによっ
    て固定化するようにしたコンクリート型枠の結合装置。
JP20346092A 1992-07-30 1992-07-30 コンクリート型枠の結合装置 Expired - Lifetime JPH076283B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0602326B1 (en) * 1992-12-16 1997-01-02 Mitsubishi Paper Mills, Ltd. Ink jet recording sheet
CN104775618A (zh) * 2015-04-28 2015-07-15 江苏南通二建集团有限公司 U托丝杠清洗保养装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0602326B1 (en) * 1992-12-16 1997-01-02 Mitsubishi Paper Mills, Ltd. Ink jet recording sheet
CN104775618A (zh) * 2015-04-28 2015-07-15 江苏南通二建集团有限公司 U托丝杠清洗保养装置

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