JPH0649960A - 防水シート及びその固定方法 - Google Patents

防水シート及びその固定方法

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Publication number
JPH0649960A
JPH0649960A JP32035991A JP32035991A JPH0649960A JP H0649960 A JPH0649960 A JP H0649960A JP 32035991 A JP32035991 A JP 32035991A JP 32035991 A JP32035991 A JP 32035991A JP H0649960 A JPH0649960 A JP H0649960A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
sheet member
waterproof sheet
end portion
lower side
Prior art date
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Pending
Application number
JP32035991A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Kondo
賢 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH0649960A publication Critical patent/JPH0649960A/ja
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 防水性の向上、並びに見栄えを良くすること
ができると同時に、材料や作業コストを削減し得て、現
場作業の簡易化を図ることができる防水シート及びその
固定方法を提供する。 【構成】 複数のシート部材11,12,13の互いに
隣接する端部11aと端部12a、及び、端部12cと
端部13aが規則的な上下位置関係を保って重合されて
いる。また、その重合された部分の端部11aと端部1
2a、及び、端部12cと端部13aは、上方に位置す
る方の端部12aの縁部12bと端部13aの縁部13
bのみが下方に位置した端部11aと端部12cに各々
接合され、下方に位置した端部11aと端部12cには
固定手段としてのタッカーを打ち付けるための代11
c,12eが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の屋根やバルコニ
ー等に敷設される防水シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、家屋の屋根やバルコ
ニーの下地には、この下地から家屋室内への雨水等の侵
入を防止するために防水シートが敷設されている。
【0003】このような防水シートとしては、例えば、
特公昭63−17949号公報や特開昭59ー2307
19号公報に示されるように、シート部材の隣接した端
部同士が重合され、その重合された端部の縁部とこの縁
部に対向した端部とが接合されたものが知られている。
【0004】このような防水シートを用いる場合、この
防水シートの適宜位置に直接鋲やタッカー等の固定手段
を下地に打ち付けて敷設固定したり、別途に用意した鋼
板を下地に固定した後、その銅板の上面と防水シートの
下面とを接着剤により張り合せて防水シートを敷設固定
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような防水シート、並びにその施工方法では、例えば、
鋲やタッカー等の固定手段を用いて防水シートを固定し
たものにあっては、固定手段が外方に露出しているた
め、下地にまで固定手段が達していることと相俟って鋲
やタッカーの穿孔から雨水が浸入して下地や固定手段が
腐食して雨漏り等を起こす虞れがあった。また、固定手
段が露出しているために外観上見苦しいものであった。
【0006】一方、鋼板を用いる場合には、銅板の荷重
増を考慮した梁や柱の構造としなければならないばかり
でなく、施工現場における接着剤塗布作業に熟練を要
し、しかも手間がかかり、全体的にコスト高の要因とも
なるという不具合があった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、防水性の向
上、並びに見栄えを良くすることができると同時に、材
料や作業コストを削減し得て、現場作業の簡易化を図る
ことができる防水シート及びその固定方法を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、複数のシート部材の互い
に隣接する端部同士が規則的な上下位置関係を保って重
合され、その重合された各端部は上方に位置する方の前
記端部の縁部のみが下方に位置した方の前記端部に接合
され、下方に位置した前記端部には固定手段を打ち付け
るための代が設けられていることを要旨とする。
【0009】
【作用】このような請求項1に記載の構成においては、
規則的な上下位置関係を保って複数のシート部材の互い
に隣接する端部同士が重合され、この重合された各端部
は、下方に位置した方の端部に上方に位置した方の端部
の縁部が接合され、下方に位置した端部には固定手段打
ち付け用の代が設けられる。
【0010】このことにより、代に打ち付けられた固定
手段は上方に位置したシート部材の端部に覆われて外部
からの雨水の侵入がなくなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の防水シートの実施例を図1乃
至図3に基づいて説明する。
【0012】図3において、Sは防水シートで、この防
水シートSは高分子材料またはアスファルトルーフィン
グからなる防水性の複数のシート部材11,12,13
…が接合部2,2…で重合状態で接合されている。尚、
接合部2の延出方向は、図3(A)に示したように、水
勾配(矢印イ方向)と交差する方向、図3(B)に示し
たように、水勾配(矢印ロ方向)と平行な方向のどちら
でも良い。また、防水シートSは、シート部材11,1
2,13…が規則的に連続して接合されているため、以
下、シート部材12を基準にしてその構成を説明する。
【0013】図1に示したように、シート部材12の一
方の端部12aはシート部材11の一方の端部11aと
重合され、且つ、シート部材12の一方の端部12aが
シート部材11の一方の端部11aの上方に位置して接
合部2を構成している。
【0014】また、シート部材12の一方の端部12a
の縁部12bはシート部材11の一方の端部11aに接
着、溶着または熱融着等により接合され、シート部材1
1の一方の端部11aの縁部11bは自由端部とされて
いる。
【0015】この端部11aには、後述の固定手段とし
てのタッカーTを打ち付けるための代11cが設けられ
ている。図中、符号3はシート部材11の一方の端部1
1aとシート部材12の一方の端部12aの縁部12b
との接合部分を示す。
【0016】シート部材12の他方の端部12cはシー
ト部材13の一方の端部13aと重合され、且つ、シー
ト部材12の一方の端部12aがシート部材13の一方
の端部13aの下方に位置して接合部2を構成してい
る。
【0017】また、シート部材12の他方の端部12c
には、シート部材13の一方の端部13aの縁部13b
が接着、溶着または熱融着等により接合され、シート部
材12の他方の端部12cの縁部12dは自由端部とさ
れている。
【0018】この端部12cには、タッカーTを打ち付
けるための代12eが設けられている。図中、符号4は
シート部材12の他方の端部12cとシート部材13の
一方の端部13aの縁部13bとの接合部分を示す。
【0019】次に、本発明の防水シートSを敷設する場
合の固定方法を図2に基づいて説明する。
【0020】先ず、図2(A)に示すように、屋根やバ
ルコニー等の下地5の所定位置にシート部材11及びそ
の一方の端部11aを位置させる。この時、シート部材
12,13は作業者が手に持ってめくり上げられた状態
となり、しかも、シート部材11の一方の縁部11bは
シート部材12の一方の端部12aから離反して下地5
に沿っている。また、この状態から、シート部材11の
代11cの適宜複数箇所に固定手段としてのタッカーT
を図示外の専用工具により打ちつけて下地5にシート部
材11を敷設固定する。
【0021】次に、図2(B)に示すように、シート部
材12を下地5を覆うように下地5に沿わせ、このシー
ト部材12の一方の端部12aでシート部材11の一方
の端部11aとタッカー5を覆い、今度はシート部材1
2の他方の端部12cをシート部材13の一方の端部1
3aから離反させて下地5に沿わす。
【0022】この状態から、シート部材12の他方の端
部12cに設定された代12eの適宜複数箇所にタッカ
ーTを打ちつけて下地5にシート部材11を敷設固定す
る。以下、図2(C)に示すように、同様の作業をシー
ト部材13,…と順次繰り返すことにより、防水シート
Sが下地5に敷設固定される。
【0023】本発明は、上記実施例に限定されることな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲での設計変更があっ
ても本発明に含まれる。
【0024】例えば、上記の実施例では、防水シートの
固定手段としてタッカーを用いたが、勿論これに限定さ
れるものではなくビス、釘、鋲等を用てもよい
【0025】
【発明の効果】本発明の防水シートは、以上説明したこ
とにより、防水性の向上、並びに見栄えを良くすること
ができると同時に、材料や作業コストを削減し得て、現
場作業の簡易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防水シートの縦断面図である。
【図2】本発明の防水シートの平面図である。
【図3】(A)(B)(C)は本発明の防水シートの固
定方法の手順段階的に示す要部の断面図である。
【符号の説明】
S…防水シート T…タッカー(固定手段) 11…シート部材 11a…端部(下側) 11b…縁部 11c…代 12…シート部材 12a…端部(上側) 12b…縁部 12c…端部(下側) 12d…縁部 12e…代 13…シート部材 13a…端部(上側) 13b…縁部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防水シートの縦断面図である。
【図2】(A)(B)(C)は本発明の防水シートの固
定方法の手順を段階的に示す要部の断面図である。
【図3】(A)(B)は本発明の防水シートの重合状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】 S…防水シート T…タッカー(固定手段) 11…シート部材 11a…端部(下側) 11b…縁部 11c…代 12…シート部材 12a…端部(上側) 12b…縁部 12c…端部(下側) 12d…縁部 12e…代 13…シート部材 13a…端部(上側) 13b…縁部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシート部材の互いに隣接する端部
    同士が規則的な上下位置関係を保って重合され、その重
    合された各端部は上方に位置する方の前記端部の縁部の
    みが下方に位置した方の前記端部に接合され、下方に位
    置した前記端部には固定手段を打ち付けるための代が設
    けられていることを特徴とする防水シート。
  2. 【請求項2】 複数のシート部材の互いに隣接する端部
    同士が規則的な上下位置関係を保って重合され、その重
    合された各端部は上方に位置する方の前記端部の縁部の
    みが下方に位置した方の前記端部に接合され、下方に位
    置した前記端部には固定手段を打ち付けるための代が設
    けられた防水シートを予め用意し、前記代に固定手段を
    打ち付け、上方に位置した前記端部で下方に位置した前
    記端部及び前記固定手段を覆う作業を順次繰り返すこと
    を特徴とする防水シートの固定方法。
JP32035991A 1991-12-04 1991-12-04 防水シート及びその固定方法 Pending JPH0649960A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008025306A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Gantan Beauty Ind Co Ltd 防水シート材及び防水構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008025306A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Gantan Beauty Ind Co Ltd 防水シート材及び防水構造

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