JPH0649821U - コントロ−ルケ−ブルの導管用端部取付構造 - Google Patents

コントロ−ルケ−ブルの導管用端部取付構造

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JPH0649821U
JPH0649821U JP7841292U JP7841292U JPH0649821U JP H0649821 U JPH0649821 U JP H0649821U JP 7841292 U JP7841292 U JP 7841292U JP 7841292 U JP7841292 U JP 7841292U JP H0649821 U JPH0649821 U JP H0649821U
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JP
Japan
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conduit
locking
engaging
hole
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP7841292U
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English (en)
Inventor
龍彦 長谷川
哲司 竹下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Cable System Inc
Hi Lex Corp
Original Assignee
Nippon Cable System Inc
Hi Lex Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コントロ−ルケ−ブルの導管の端部に固着さ
れた導管の端部を、関連機器付近に調節可能にワンタッ
チで容易に着脱することが出来るようにした端部取付構
造のものを提供する。 【構成】 先端に係止溝16が刻設された係止ピン17
が植設されたベ−ス部材18と、キャップ部材11の端
部付近に設けられた調節プレ−ト12に調節孔14が穿
設され、更に調節孔14の内側二側面に係合突起13が
刻設された端末部材15と、底部25に貫通孔19が穿
設されると共に、底部25から貫通孔19の二側面付近
からほぼ垂直方向に立ち上がり、先端部に係止爪20を
有する一対の係止突起21が凸設され、更に係止突起2
1から隣合って斜め方向に突出させ、先端付近の外側面
の一領域に係合爪22を有する係合舌23とからなる固
定部材24とから構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種産業機器の遠隔操作に用いられるコントロ−ルケ−ブルの導管 の端部を関連機器付近に固着する端部取付構造の改良に関する。更に詳しくは、 コントロ−ルケ−ブルの導管の端部を関連機器付近に素早くかつ調節可能で容易 に着脱し得る端部取付構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来コントロ−ルケ−ブルの導管の端部を関連機器付近に取り付ける方法とし て、導管の端部に固着されたキャップ部材の先端部の一領域に刻設された雄ねじ を取付部に螺入するか、キャップ部材の雄ねじに螺入された一対のナットによっ てブラケット等を挟む方法や、キャップ部材の端部に連設されたプレ−ト部に長 楕円の取付孔が穿設され、ボルトによって関連機器付近に取り付ける構造のもの があるが、ねじの螺入などで着脱する方法はその手間がかなり面倒であり、例え ば乗用車の運転席付近やエンジンル−ムなどの特に狭い場所での端末部材の着脱 は極めて困難なものである。その欠点を解消して容易に着脱できる構造として、 実公昭63−17910号の考案が成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述の考案においては図3に示す如く固定部材10に挿入部材5を挿 入固着する場合、先ず孔11に対して弾性爪8を通過させた後、係合部6と被係 合部12を係合させなければならない。そのため一旦係合した係合部6と被係合 部12の噛み合わせ位置をずらせようとするときには、弾性爪8をすぼめて挿入 部材5を孔11から抜き出し、係合部6と被係合部12の噛み合わせ位置をずら せて再び係合する。 その場合、構造上当初係合していた位置を十分に確認しておかなければ、弾性 爪8を先に孔11にのぞかせるので再度係合した時に調節が不足だったり、調節 し過ぎたりするので再度取り外して調節し直さなければならない欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のコントロ−ルケ−ブルの導管用端部取付構造は、(a)前記導管の端 部に固着されたキャップ部材の端部の一領域に、半径方向外側へ突出させた板状 の調節プレ−トが設けられると共に、該調節プレ−トの前記キャップ部材の長さ 方向に穿設され、かつその内側面両側に多数の係合突起が刻設された調節孔とか ら構成された端末部材と、(b)先端付近の相対する二側面に係止溝を有する係 止ピンが植設されたベ−ス部材と、(c)その底部のほぼ中心部に前記係止ピン を挿通し得る貫通孔が穿設され、更に前記底部における前記貫通孔の相対する二 側面付近からほぼ垂直に立ち上がり、その先端部には前記係止溝に弾性的に係止 し得る先端が、互いに内方向に向き合った一対の係止爪を有する一対の係止突起 が設けられると共に、前記底部から前記係止突起と隣り合った位置からやや斜め 方向に立ち上がり、その外側面の先端付近の一領域に前記係合突起に係合し得る 係合爪が設けられた弾性的な係合舌を有する固定部材とからなる構造が採用され ている。
【0005】
【作用】
本考案の導管用端末部材によって導管の端部を関連機器付近に固着する場合、 ベ−ス部材に設けられた係止ピンに対して端末部材に設けられた調節孔をのぞか せ、更に前記係止ピンの先端部を固定部材の底部に穿設された貫通孔に挿入した 後、端末部材を導管の長手方向の適当位置に調節し、調節が完了したとき固定部 材を更に調節孔内に押し込むと係合突起と係合爪が噛み合うと共に係止爪が係止 溝に係止されて端末部材が固定される。
【0006】 又、一旦固定された端末部材を取り外す時には、係止溝に陥入している係止爪 を外すと、固定部材を抜くことが出来るので係合突起と係合爪の係合が解け、容 易に取り外すことが出来る。
【0007】
【実施例】 つぎに図面を参照しながら本考案のコントロ−ルケ−ブルの導管用端部取付構 造を説明する。
【0008】 図1は本考案のコントロ−ルケ−ブルの導管用端部の取付構造の各部材の組み 付け前の状態を示す一実施例の斜視図、図2は図1に於ける組み付けた状態を示 す係止ピンの位置での一部切り欠き側面図である。
【0009】 図1及び図2において11はキャップ部材であって、端部の一領域には調節プ レ−ト12が半径方向外側に突設され、更に調節プレ−ト12には前記キャップ 部材11の長手方向に調節孔14が穿設されており、調節孔14の長手方向の互 いに向き合う内側面には多数の係合突起13が設けられている。
【0010】 ベ−ス部材18には係止ピン17が植設されており、その先端部両側面の適当 位置に一対の係止溝16が刻設されている。
【0011】 固定部材24には、その底部25に前記係止ピン17を挿通し得る貫通孔19 が穿設されると共に、底部25から前記貫通孔19の相対する二側面付近から垂 直方向にその先端部に係止爪20を有する一対の係止突起21が突設されており 、更にそれぞれの係止突起21に隣り合って斜め方向に突設された一対の係合舌 23が設けられ、その先端付近の外側面の一領域に前記係合突起13に係合する 係合爪22が刻設されている。
【0012】 以上のように構成されたコントロ−ルケ−ブルの導管用端末部材を組み付ける 場合、ベ−ス部材18に植設された係止ピン17を端末部材15に設けられた調 節孔14にのぞかせ、更に固定部材24の底部25に穿設された貫通孔19に係 止ピン17の先端部を臨ませた状態で、端末部材15をキャップ部材11の軸心 方向に移動させて取付位置を調節した後、固定部材24をベ−ス部材18方向に 強く押し付けると、係合突起13に係合爪22が係合すると共に、係止爪20は 係止溝16に陥入して固定され、取付が完了する。
【0013】 上述のような本願考案の構造においては、係合突起13に対して係合爪22が 直接係合出来る位置にあるので、取付位置の調節が極めて簡単であり、一旦調節 した位置から移動させたい場合も係止爪20を係止溝16から外して固定部材2 4を持ち上げるだけで係合突起13と係合爪22の係合が解ける。
【0014】
【考案の効果】
本考案のコントロ−ルケ−ブルの導管用端末部取付構造は、関連機器付近に固 定されたベ−ス部材に植設された係止ピンに対して、コントロ−ルケ−ブルの導 管の端部に固着された端末部材を適当位置にセットし、固定部材によってワンタ ッチで所定位置に容易に固定することが可能であり、乗用車のエンジンル−ム内 などの極めて狭い場所においても容易に取り付けることの出来、更に取り外す場 合においても係止溝に対する係止爪の係合を解くことによって容易に取り外すこ とが出来る従来にない極めて優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコントロ−ルケ−ブルの導管用端部の
取付構造の各部材の組み付け前の状態を示す一実施例の
斜視図。
【図2】本考案の図1に於ける組み付けた状態を示す係
止ピンの位置での一部切り欠き側面図。
【図3】従来のコントロ−ルケ−ブル用端部の取付構造
に於ける組み付け前の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 キャップ部材 12 調節プレ−ト 13 係合突起 14 調節孔 15 端末部材 16 係止溝 17 係止ピン 18 ベ−ス部材 19 貫通孔 20 係止爪 21 係止突起 22 係合爪 23 係合舌 24 固定部材 25 底部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性を有する導管と、該導管内に摺動自
    在に挿通された可撓性を有する螺旋管などからなる導管
    とから構成されたコントロ−ルケ−ブルの導管用端末部
    材とその取付構造であって、 (a)前記導管の端部に固着されたキャップ部材の端部
    の一領域に、半径方向外側へ突出させた板状の調節プレ
    −トが設けられると共に、該調節プレ−トの前記キャッ
    プ部材の長さ方向に穿設され、かつその内側面両側に多
    数の係合突起が刻設された調節孔とから構成された端末
    部材と、 (b)先端付近の相反する二側面に係止溝を有する係止
    ピンが植設されたベ−ス部材と、 (c)その底部のほぼ中心部に前記係止ピンを挿通し得
    る貫通孔が穿設され、更に前記底部における前記貫通孔
    の相対する二側面付近からほぼ垂直に立ち上がり、その
    先端部には前記係止溝に弾性的に係止し得る先端が互い
    に内方向に向き合った一対の係止爪を有する一対の係止
    突起が設けられると共に、前記底部から前記係止突起と
    隣り合った位置からやや斜め方向に立ち上がり、その外
    側面の先端付近の一領域に前記係合突起に係合し得る係
    合爪が設けられた弾性的な係合舌を有する固定部材とか
    らなる構造を特徴とするコントロ−ルケ−ブルの導管用
    端部取付構造。
JP7841292U 1992-10-15 1992-10-15 コントロ−ルケ−ブルの導管用端部取付構造 Pending JPH0649821U (ja)

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