JPH0649708U - サブマフラー - Google Patents

サブマフラー

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Publication number
JPH0649708U
JPH0649708U JP9150292U JP9150292U JPH0649708U JP H0649708 U JPH0649708 U JP H0649708U JP 9150292 U JP9150292 U JP 9150292U JP 9150292 U JP9150292 U JP 9150292U JP H0649708 U JPH0649708 U JP H0649708U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
muffler
sub
outer cylinder
floor tunnel
sectional area
Prior art date
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Pending
Application number
JP9150292U
Other languages
English (en)
Inventor
修一 西崎
信敬 吉利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yutaka Giken Co Ltd
Original Assignee
Yutaka Giken Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yutaka Giken Co Ltd filed Critical Yutaka Giken Co Ltd
Priority to JP9150292U priority Critical patent/JPH0649708U/ja
Publication of JPH0649708U publication Critical patent/JPH0649708U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】4輪自動車用のサブマフラーを構成するに際
し、フロアトンネルの有効断面積を最大限に活用する。 【構成】サブマフラーAを構成する外筒1の断面形状
を、フロアトンネル5の有効断面積を含むフロアトンネ
ル5と地上高線6とによって構成された空間7に応じた
略三角形状に設定する。外筒1の1辺を路面と平行に設
置する。これにより、空間7の有効断面積を最大限に活
用し、サブマフラーAの最大消音容積を確保する。パイ
プ10をプレス成形することで外筒1を形成する。簡単な
製造工程で且つコストを上昇させることなく外筒1を製
造することが出来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は4輪自動車のフロアトンネルの有効断面積を効率的に活用し得るよう に構成したサブマフラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
4輪自動車では、排気マニホールドとマフラーの間にサブマフラーを取り付け るのが一般である。このサブマフラーは、車体の床に形成されたフロアトンネル 内に配置され、排気騒音を低減させる機能を有する。
【0003】 フロアトンネルは車体の強度を維持する観点から台形状に形成されるのが一般 であり、サブマフラーは加工性の点から断面形状が真円形或いは楕円形に形成さ れたものが多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
最低地上高さとフロアトンネルとの相互関係を考慮したとき、上記の如く台形 状に形成されたフロアトンネルに円形或いは楕円形のサブマフラーを配置したの では、該フロアトンネルの有効断面積を最大限に活用することが困難であり、従 って、サブマフラーの所要の消音容積を確保することが困難であるという問題が ある。
【0005】 本考案の目的は、フロアトンネルの有効断面積を最大限に活用して消音容積を 確保することを可能としたサブマフラーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案に係るサブマフラーは、4輪自動車のフロア トンネルに配設されるサブマフラーであって、円形断面のパイプを略三角形に成 形した外筒を有して構成したものである。
【0007】 上記サブマフラーに於いて、外筒の1辺を路面に対し平行に設置することが好 ましい。
【0008】
【作用】
上記サブマフラーによれば、フロアトンネルの有効断面積を最大限に活用して 消音容積を確保することが出来る。即ち、フロアトンネルの形状と最低地上高さ を考慮したとき、最も面積を大きく取ることが出来る形状は、頂点をフロアトン ネル内に位置させ且つ底辺を最低地上高さ線に一致させた三角形となる。
【0009】 従って、上記三角形に対応した形状を持った外筒を有するサブマフラーを形成 することによって、フロアトンネルの有効断面積を最大限に活用することが可能 となり、最大消音容積を確保することが出来る。
【0010】 然し、断面が三角形のサブマフラーを形成するに当たって、外筒を複数の部材 に分割して成形し、これ等を溶接等によって一体化したのでは、製造工程が複雑 となりコストが上昇する虞がある。このため、パイプを略三角形に成形して外筒 を用いることによってコストを上昇させることがない。
【0011】
【実施例】
以下、上記サブマフラーの一実施例について図を用いて説明する。図1はサブ マフラーの外観斜視図、図2はフロアトンネルを含むサブマフラーの模式断面図 、図3はサブマフラーの筒体を製造する工程を説明する模式図である。
【0012】 図1に示すサブマフラーAは、断面形状を略三角形とすることによってフロア トンネルの有効断面積を最大限に活用し、これにより、最大消音容積を確保し得 るように構成されている。
【0013】 サブマフラーAは、断面が略三角形の外筒1と、外筒1の両端を閉塞する閉塞 部材2a,2bとによって構成されている。外筒1の内部には図示しない複数の 孔を形成したパイプが設けられており、閉塞部材2aには図示しないエキゾース トマニホールド,触媒コンバータと接続されたフロントパイプ3が接続され、ま た閉塞部材2bには図示しないマフラーと接続されたリアパイプ4が接続されて いる。
【0014】 外筒1は図2に示すように、断面が略三角形に成形されている。これによりサ ブマフラーAは、フロアトンネル5の有効断面積を含むフロアトンネル5と予め 設定された最低地上高を規定する地上高線6によって構成された空間7の有効断 面積を最大限に活用することが可能である。尚、地上高線6は路面と平行に設定 され且つサブマフラーAを適用する自動車の路面からのフロア高さ及び他の条件 を想定して設定される。
【0015】 即ち、空間7に於ける外筒1の頂点1aはサブマフラーAのフロアに対する熱 影響を考慮してフロアトンネル5の上辺5aと最も接近し得る位置に設定され、 且つ底辺1bは地上高線6と略一致させて設定されている。また外筒1の頂点1 aと底辺1bを結ぶ辺1c,1dは、サブマフラーAのフロアに対する熱影響を 考慮してフロアトンネル5の斜辺5bと最も接近し得る角度を持って設定されて いる。
【0016】 上記の如き形状を持った外筒1を有するサブマフラーAでは、フロアトンネル 5の有効断面積を含むフロアトンネル5と地上高線6とによって構成された空間 7を最大限に活用することが可能であり、前記空間7に於ける最大消音容積を確 保することが可能である。従って、サブマフラーAに於ける消音効率を向上させ ることが可能となる。
【0017】 次に、本考案に係るサブマフラーAを構成する外筒1を製造する手順について 図3により説明する。先ず、同図(a)に示すように、予め設定された外筒1の 長さと等しく、且つ周長と等しい円周を持ったパイプ10を製作する。このパイプ 10として特別な限定はなく、外筒1の周長と等しい円周を有する市販のパイプが あればこのようなパイプを切断して形成しても良い。
【0018】 同図(b)に示すように、パイプ10をプレス型或いは治具によって矢印方向に 加圧し、予め設定された形状に成形する。これにより、同図(c)に示す断面が 三角形状の外筒1を形成することが可能である。
【0019】 上記の如く、パイプ10をプレス成形することによって外筒1を製造することで 、製造工程が少なく且つ簡単となりコストアップ要因となることはない。
【0020】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案に係るサブマフラーでは、外筒の断面形状を 略三角形とすることによってフロアトンネルの有効断面積を最大限に活用するこ とが出来る。特に、外筒の一辺を路面と平行に設置した場合には、フロアトンネ ルと地上高線とで構成される空間全体を活用し、サブマフラーの消音容積を最大 に取ることが出来る。
【0021】 またパイプをプレス成形することによってサブマフラーの外筒を形成すること で、複雑な製造工程を要することなく、安価な外筒を形成することが出来る等の 特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】サブマフラーの外観斜視図である。
【図2】フロアトンネルを含むサブマフラーの模式断面
図である。
【図3】サブマフラーの筒体を製造する工程を説明する
模式図である。
【符号の説明】 A サブマフラー 1 外筒 1a 頂点 1b 底辺 1c,1d 辺 2a,2b 閉塞部材 3 フロントパイプ 4 リアパイプ 5 フロアトンネル 5a 上辺 5b 斜辺 6 地上高線 7 空間 10 パイプ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4輪自動車のフロアトンネルに配設され
    るサブマフラーであって、円形断面のパイプを略三角形
    に成形した外筒を有することを特徴としたサブマフラ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記外筒の一辺を路面に対し平行に設置
    させることを特徴とした請求項1記載のサブマフラー。
JP9150292U 1992-12-17 1992-12-17 サブマフラー Pending JPH0649708U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9150292U JPH0649708U (ja) 1992-12-17 1992-12-17 サブマフラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9150292U JPH0649708U (ja) 1992-12-17 1992-12-17 サブマフラー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0649708U true JPH0649708U (ja) 1994-07-08

Family

ID=14028195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9150292U Pending JPH0649708U (ja) 1992-12-17 1992-12-17 サブマフラー

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JP (1) JPH0649708U (ja)

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