JPH0618613U - 消音器 - Google Patents

消音器

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JPH0618613U
JPH0618613U JP5816492U JP5816492U JPH0618613U JP H0618613 U JPH0618613 U JP H0618613U JP 5816492 U JP5816492 U JP 5816492U JP 5816492 U JP5816492 U JP 5816492U JP H0618613 U JPH0618613 U JP H0618613U
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JP
Japan
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shell
silencer
intermediate plate
radiated sound
shells
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Withdrawn
Application number
JP5816492U
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English (en)
Inventor
康 久々湊
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Sango Co Ltd
Original Assignee
Sango Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 内燃機関等の消音器に関し、放射音を所定の
低い値に確保しつつ、従来の消音器に比べて軽量化、低
廉化を図る。 【構成】 インナーシェル7とアウタシェル8との間
に、これらで構成されたシェルにおける剛性の低い部分
にのみ中間板9を介在配置した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は内燃機関等に使用される消音器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内燃機関等の消音器において、放射音を低減するために、そのシェル構 造として、図3に示すように、内外シェル1,2間にグラスウール層3を設けた ものや、図5に示すように、内外シェル1,2と中間シェル4からなる3層シェ ル構造としたものが提案されており、しかも、これらグラスウール層3や中間シ ェル4は、図に示すように、内外シェル1,2の全周面に、かつ図4に示すよう に軸方向の全長に亘って設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、シェルからの放射音は、シェルにおける剛性が高く振動が少ない所 からは発生が少なく、シェルの剛性が低く振動が多い所からは発生が多い。その ため、図3に示すようなシェルにおいて、かしめ部Aや半径の小さい曲面部B及 び図4に示すようなアウタプレート5,6から若干内側へ入った範囲Cのような 剛性が比較的高い部分においては放射音の発生が少ない。また、これらの部分以 外の直線部DとEで囲まれた範囲では剛性が低いことから、この部分での放射音 の発生が多い。
【0004】 このようなことから、前記従来のシェルのように、シェルの全面に亘って放射 音の発生防止用のグラスウール層3や中間シェル4を介在したものにおいては、 これらが放射音の発生防止に不必要な部分にも介在されていることになり、消音 器が重くなったり、製造コストが高くなる問題があった。
【0005】 そこで本考案は、放射音の発生防止用の中間板を部分的に介在して、放射音を 所定の低い値に確保しつつ消音器の軽量化、製造コストの低廉化を図ることを目 的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記の課題を解決するために、インナーシェル(7)とアウタシェル (8)との間に、これらで構成されたシェルにおける剛性の低い部分にのみ中間 板(9)を介在配置したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
図1に示す、かしめ部A、曲面部B及びアウタプレート5,6から若干内側へ 入った範囲Cの部分では、シェルの剛性が比較的高いため、該部で発生する放射 音は少ない。
【0008】 上記以外の部分、すなわち、図の直線部D及びEで囲まれた範囲のような、シ ェル自体の剛性が比較的低い部分においては、本案のような中間板(9)を介在 することにより、該部で発生する放射音は少なくなる。
【0009】
【実施例】
次に図1及び図2に示す本考案の実施例について説明する。 図の実施例における消音器は、その軸方向に対して直交する方向の断面形状が 、図1(a)に示すように、まゆ型に形成されている。
【0010】 シェルは、インナーシェル7とアウタシェル8の2重板構造で形成され、これ ら両シェル7,8間に中間板9が部分的に介在されている。 インナーシェル7は、その下部稜線に沿ってかしめ部Aを有し、アウタシェル 8は、上部稜線に沿ってかしめ部Aを有している。
【0011】 中間板9は、両シェル7,8のかしめ部Aと、曲面部Bを除く直線部Dと、ア ウタープレート5,6から若干内側に入った範囲Cを除く部分Eにより囲まれた 範囲に配置されている。尚、この中間板9は、図1(a)に示すように、曲面部 Bに若干喰い込むように配置しても良い。
【0012】 また、該中間板9は、放射音の発生防止に適した材料を用いるもので、例えば 金属又はグラスウール、カーボンなどの非金属材を用いる。 尚、図面においては、インレットパイプ、アウトレットパイプ、インナパイプ 等は省略され、本考案の要部であるシェル部のみ表わされている。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、中間板を部分的に介在することにより、放射音 を所定の低い値に確保しつつ、従来の消音器に比べて、消音器の軽量化及び製造 コストの低廉化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示すもので、(a)は縦断
面図、(b)は側面図。
【図2】 同要部の拡大縦断面図。
【図3】 従来構造を示す縦断面図。
【図4】 同側面図。
【図5】 従来構造の他の例を示す縦断面図。
【符号の説明】
7 インナーシェル 8 アウタシェル 9 中間板 D,E 剛性の低い部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナーシェル(7)とアウタシェル
    (8)との間に、これらで構成されたシェルにおける剛
    性の低い部分にのみ中間板(9)を介在配置したことを
    特徴とする消音器。
JP5816492U 1992-08-19 1992-08-19 消音器 Withdrawn JPH0618613U (ja)

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JP5816492U JPH0618613U (ja) 1992-08-19 1992-08-19 消音器

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JPH0618613U true JPH0618613U (ja) 1994-03-11

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007162495A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Toyota Motor Corp 車両用マフラ構造
JP2011241682A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Suzuki Motor Corp 車両の排気装置

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Legal Events

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Effective date: 19961107