JPH0649649Y2 - 壁付型湯水混合栓の栓筐構造 - Google Patents

壁付型湯水混合栓の栓筐構造

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JPH0649649Y2
JPH0649649Y2 JP1989054633U JP5463389U JPH0649649Y2 JP H0649649 Y2 JPH0649649 Y2 JP H0649649Y2 JP 1989054633 U JP1989054633 U JP 1989054633U JP 5463389 U JP5463389 U JP 5463389U JP H0649649 Y2 JPH0649649 Y2 JP H0649649Y2
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stopper
cold water
wall
faucet
water mixing
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JP1989054633U
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JPH02148061U (ja
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由男 橋岡
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Tabuchi Corp
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Tabuchi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、台所や浴室などの壁面に設けられる壁付型の
湯水混合栓の栓筐構造に関し、更に詳しくは一本のレバ
ーハンドルで弁の開閉と冷、熱水の混合量調節を行う所
謂シングルレバー式の壁付型混合栓における栓筐の改良
に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種壁付型混合栓(以下、単に「混合栓」とい
う)は、第5図に示したように栓筐(イ)の上面に筒部
(ロ)を連成し、該筒部内に固定ディスクや可動ディス
ク(図示せず)等を備えた混合弁ユニット(ハ)を内蔵
する一方、栓筐(イ)の下面を突成して湯水の流出口
(ニ)とし、該流出口(ニ)内にパッキン(ホ)及びリ
ング(ヘ)を介挿して蛇口(ト)の基端を挿入した上、
上記流出口(ニ)の外周に袋ナット(チ)を螺入し、該
袋ナットで蛇口(ト)の基端を締付けることで、該蛇口
が回動自在であるようにしたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕 前項で述べた従来の混合栓は、その栓筐(イ)を鋳造す
る場合、通常主型に対して上記栓筐(イ)の中空部を形
成するための中子の他、上記筒部(ロ)及び下面に突出
する流出口(ニ)を形成するための中子を組合せなけれ
ばならず、これら鋳型の構成が複雑であることから、鋳
造性が極めて悪かった上、上記鋳造後に栓筐(イ)の表
面を平滑に仕上げる場合も、該栓筐面に突出する上記筒
部(ロ)や流出口(ニ)等の存在により、機械的な切削
乃至は研磨加工が行えず、そのほとんどが手作業を余儀
なくされたものである。この他、従来構造の栓筐では蛇
口(ト)を栓筐(イ)の流出口(ニ)に回転自在に取付
る必要上、パッキン(ホ)やリング(ヘ)を介挿した
上、別途袋ナット(チ)を上記蛇口(ト)の基端部が締
着されるまで回挿しなければならず、その取付に手間を
要するなど種々の課題が見られたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は鋳造加工が容易に行え、又鋳造後の表面の仕上
げ加工が機械的に実施できる混合栓を提供することを目
的とするものである。
即ち、本考案は上記目的を達成するため、シングルレバ
ー式の混合栓において、栓筐と混合弁ユニットを内蔵す
るカバーとを別体構成とし、少なくとも上記栓筐の上下
面を平面状として、その上面に混合弁ユニットを固設す
るという手段を用いた。
又、上記栓筐下面には湯水の流出口に臨んで内面に螺溝
を有する凹部を形成し、該凹部に蛇口の基端部を水密且
つ回動可能に挿着するという手段も用いた。
〔作用〕
上記構成の本考案は栓筐の上下面が平面状であるため、
栓筐を鋳造するに際し、主型に対して上記栓筐内の中空
部を形成するための一つの中子を組合わせるだけで済
み、その鋳型構造及び鋳造が大巾に簡略化できる上、鋳
造後の栓筐表面の切削・研磨作業についても、機械的な
加工が可能になるという格別の作用を奏する。
又、上記栓筐への蛇口の取付についても、栓筐下面の凹
部に蛇口の基端部を挿着すれば良く、その取付作業が容
易であるという作用を有する。
〔実施例〕
以下、本考案の構成を実施例に従って更に具体的に述べ
ると、第1・2図において1は上面1a及び下面1b並びに
両側面1cを平面状とした栓筐、2は該栓筐の上面1aに長
ビス2aで固定される別体の混合弁ユニットであって、通
常のものと同様、内部に固定ディスクや可動ディスク
(何れも図示せず)を有し、上記可動ディスクと係合す
る一本のレバーハンドル7によって可動ディスクを操作
するものである。又3は栓筐1内の流出口1dに臨んで栓
筐下面1bの中央部に貫設された凹部4に螺着可能なコネ
クタ、5は基端部5aが上記コネクタ3の外周面に螺合可
能な蛇口である。
尚、図中6・6′は栓筐1の背面に突設された冷水及び
熱水の流入口、8a・8bは上記混合弁ユニット2及びレバ
ーハンドル7下部をそれぞれ囲繞するカバー、又9はコ
ネクタ3の外周に装着されたOリングである。
又、第3・4図は本案混合栓の栓筐1における蛇口取付
部分の他の実施例を示し、先ず第3図に見られるもの
は、栓筐の下面1bに設けられた凹部4′内にブッシュ
3′を螺着し、該ブッシュ3′内に蛇口5′の基端部を
挿入することで、上記ブッシュ3′の内周面に止着され
たCリング10が上記蛇口5′の基端外周に周設された半
円溝3aに嵌合して該蛇口の下降を阻止し、これを回動自
在に支持するようにしたものである。
尚、この方式では蛇口5′基端のパッキング(p)によ
って水密性が確保される。
一方、第4図における本案混合栓の栓筐は、栓筐の下面
1bに設けた凹部4″内に蛇口5″の基端を直接螺入する
構造とし、該蛇口の基端外周に装着したOリング9′に
よって、水密性を確保するようにしたものである。
叙上の構成に係る本考案の栓筐を備えた混合栓は、何れ
も従来の混合栓と同様に、栓筐1背面の流入口6・6′
を熱水及び冷水導入用のクランクパイプを介して壁面の
所定位置に取付るものである。
又、上記混合栓の栓筐は各図に見られるように、前面1e
を曲面とし、背面に流入口6・6′を突設する形態とし
たが、前面1eを上下面1a・1b等と同様に平面状とし、ま
た流入口6・6′を凹成して内ネジ構造として、別途コ
ネクタ又はニップル等の連結具を介してクランクパイプ
に接続するようにしても良く、この場合、下述する栓筐
鋳造後の仕上げ作業の簡略化が一層向上するものであ
る。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案の壁付型混合栓の栓筐は、少
なくとも上下面を平面状として上面には別体構成の混合
弁ユニットを固設する構成としたものであるから、上記
栓筐の鋳造に当たって、その鋳型構成が著しく簡単とな
る上、栓筐の表面仕上げ加工においても、栓筐表面の大
部分を占める上下面が平面状であるため、手作業によら
ず機械的な切削乃至研磨加工が可能となり、製造作業の
能率が飛躍的に向上するという格別の利点を有するもの
である。
又、本考案は蛇口の取付についても栓筐下面に設けた螺
溝を有する凹部内に蛇口を挿着する構造としたものであ
るから、従来のように袋ナットで蛇口基端部の外周面を
締付けるものと比べて、この部分の取付構造の簡略化が
計れるなど、種々の優れた実用的利点を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の混合栓の一部を切欠して示す正面図、
第2図はその平面図、又第3・4図は本考案の他の実施
例を示す要部断面図、第5図は従来例を示す一部切欠正
面図である。 尚、図中1…栓筐、2…混合栓ユニット、4…凹部、5
…蛇口。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランクパイプを介して壁面に取付られる
    シングルレバー式の壁付型湯水混合栓の栓筐において、
    栓筐1と混合弁ユニット2を内蔵するカバー8aとを別体
    に作製する一方、栓筐1の上下両面1a・1bを平面状とし
    て、その上面1aに上記カバー8aを固設するようにしたこ
    とを特徴とする壁付型湯水混合栓の栓筐構造。
  2. 【請求項2】栓筐1の下面1b中央部に流出口1dに臨む凹
    部4を形成し、該凹部に蛇口5の基端部5aを水密且つ回
    動可能に挿着するようにした請求項1記載の壁付型湯水
    混合栓の栓筐構造。
JP1989054633U 1989-05-11 1989-05-11 壁付型湯水混合栓の栓筐構造 Expired - Lifetime JPH0649649Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH02148061U JPH02148061U (ja) 1990-12-17
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6249414A (ja) * 1985-08-29 1987-03-04 Fanuc Ltd 無人搬送車の位置決め装置

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JPH02148061U (ja) 1990-12-17

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