JPH11100875A - 埋込式水栓の取付構造 - Google Patents

埋込式水栓の取付構造

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JPH11100875A
JPH11100875A JP28304597A JP28304597A JPH11100875A JP H11100875 A JPH11100875 A JP H11100875A JP 28304597 A JP28304597 A JP 28304597A JP 28304597 A JP28304597 A JP 28304597A JP H11100875 A JPH11100875 A JP H11100875A
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pipe
water
faucet
riser
mounting base
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JP28304597A
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Osamu Araki
修 荒木
Kenji Shirai
研次 白井
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】埋込式水栓を取付基体に取付固定する際して、
水栓本体の立上げ管を取付基体に固定し、また吐水管を
立上げ管に接続固定するために重量の重い固定金具を用
いることに起因して水栓の施工作業が面倒となり、コス
トも高くなる問題を解決する。 【解決手段】水栓本体10を、立上げ管12が取付基体
22の取付穴を下側から上向きに挿通して上方に突き出
す状態に取付基体22の下側に埋込状態に配置する。そ
して第一固定部材52により立上げ管12の下部を取付
基体22の上面に固定し且つシール材54の締付けを行
うとともに、立上げ管12の上端部に対して吐水管14
を第二固定部材60により接続固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は埋込式水栓の取付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】水栓の一種に、水栓本体をカウンター等
取付基体の下側に埋込状態に設け、吐水管との接続用の
立上げ管を取付基体の取付穴を通じて上側に突き出させ
て、そこに吐水管を接続するようになした形態のものが
知られている。
【0003】図5はこの種埋込式水栓の一例を示してい
る。この例は浴槽に混合水を吐水する浴槽付きの水栓の
例であって、図において200は鋳物製の水栓本体で中
間部に立上げ管202を一体に有しており、その立上げ
管202がカウンター等取付基体204の取付穴206
を挿通して上向きに突き出す状態で取付基体204の下
側に埋込状に設けられている。そしてその立上げ管20
2に対して吐水管208が回転可能に接続固定されてい
る。
【0004】水栓本体200の図中左右両端部には接続
口210,212が設けられており、そこに水,湯の供
給管がそれぞれ接続されるようになっている。これら供
給管を通じて送られた水と湯とは、混合部215で混合
された上、立上げ管202を通じて吐水管208へと導
かれ、その先端の吐水口213から吐水される。
【0005】水栓本体200における水,湯の通路(管
路)上、具体的には接続口210,212の近傍には水
側弁部214,湯側弁部216がそれぞれ設けられてお
り、それら弁部214,216によって水,湯の流入量
が調整されるようになっている。
【0006】而して各弁部214,216の弁体は、取
付基体204上面のハンドル218,220に操作軸
(スピンドル)222を介して作動的に連結されてお
り、それらハンドル218,220の回転操作に基づい
て各弁部214,216の開度が調整されるようになっ
ている。
【0007】上記吐水管208と水栓本体200におけ
る立上げ管202との接続固定は、厚肉且つリング状の
固定金具224によって行われている。
【0008】この固定金具224は、それぞれリング状
の分割体224Aと224Bとの組合せから成ってお
り、それら各分割体224A,224Bがねじ部におい
て互いにねじ結合され、更にねじ部への接着剤塗布によ
り一体化されている。
【0009】このように固定金具224が分割体224
Aと224Bとに分割された上一体化されているのは、
この固定金具224と吐水管208との間、具体的には
吐水管208に一体に固設された嵌入部208Aとの間
に、滑りワッシャを兼ねた抜止リング226を介在させ
るためである。ここで抜止リング226は固定金具22
4と嵌入部208Aとに互いに係合して吐水管208の
抜止めをなす。
【0010】固定金具224の上端部には工具係合用の
係合面228が形成されており、ここに工具を掛けて固
定金具224を回転操作し、これを締め付けるようにな
っている。
【0011】この水栓の場合、水栓本体200を取付基
体204の下側に配置して立上げ管202を取付穴20
6を挿通して上向きに突き出させ、そして予め吐水管2
08の側に組み付けてある固定金具224をその立上げ
管202の外周面の雄ねじにねじ込むことで、立上げ管
202の取付基体204上面への固定を行うと同時に、
吐水管208と立上げ管202との接続固定を行う。
【0012】尚、固定金具224は立上げ管202への
ねじ込みの際にシール材230を圧縮することで、取付
穴206のシールも併せて行う。即ち取付基体204の
上面から取付穴206を通じて下方に水が漏れるのを防
止するためのシールも併せて行う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記図5に示す水栓の
取付構造において、固定金具224として肉厚が厚く且
つ軸心方向に背の高い円筒形状の固定金具224を用い
ているのは、かかる固定金具224によって水栓本体2
00における立上り管202を取付基体204の上面に
強固に固定し、またシール材230を圧縮して良好なシ
ールを行うのと併せて、吐水管208をがたつきや傾き
等を生ぜしめることなく円滑に回転可能に固定金具22
4によってガイドする状態にこれを立上げ管202に接
続固定するためであるが、上記水栓の取付構造の場合、
水栓の取付けに当たって予め固定金具224を吐水管2
08側に組み付けた状態で施工作業を行うため、施工が
大変であるといった問題があった。
【0014】固定金具224は肉厚が厚く且つ背の高い
円筒状をなしているため、これを吐水管208に組み付
けた状態で施工作業するときに作業に困難を伴うのであ
る。
【0015】またこの水栓の取付構造の場合、固定金具
224の工具係合面228に工具を係合させて固定金具
224の締付けを行うが、その固定金具224は水栓取
付状態において露出状態となるため、固定金具224に
傷が付かないように細心の注意を払って固定金具224
の締付作業をしなければならない問題があった。
【0016】更に固定金具224は重く且つ大きいもの
であって固定金具224自身のコストが高く、ひいては
水栓全体のコストも高くなるといった問題があった。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して請求
項1の取付構造は、供給管を通じて供給された水を吐水
管へと導く管路と、該管路上に設けられて該管路を開閉
する弁部と、カウンタ等取付基体の上方に配置される吐
水管との接続用の立上げ管とを有する水栓本体を、該立
上げ管が該取付基体の取付穴を下側から上向きに挿通し
て該取付基体の上方に突き出す状態に該取付基体の下側
に埋込状態に配置し、固定部材にて該立上げ管を該取付
基体の上面に固定し且つシール材の締付けを行うととも
に、該立上げ管に対して前記吐水管を接続するようにな
した埋込式水栓の取付構造において、第一固定部材によ
り前記立上げ管の下部を前記取付基体の上面に固定し且
つ前記シール材の締付けを行うとともに、該第一固定部
材による固定部位から上方に離隔した該立上げ管の上端
部に対して、前記吐水管を第二固定部材により接続固定
したことを特徴とする。
【0018】請求項2の取付構造は、請求項1におい
て、前記立上げ管の上端部が前記第二固定部材を介する
ことなく直接的に前記吐水管を支持する状態にそれら立
上げ管と吐水管とを接続固定したことを特徴とする。
【0019】請求項3の取付構造は、請求項1,2の何
れかにおいて、前記立上げ管における前記取付基体の上
面からの突出し部分の外面側に化粧カバーを装着し、該
化粧カバーにより前記第一固定部材を隠蔽したことを特
徴とする。
【0020】請求項4の取付構造は、請求項3におい
て、前記立上げ管における前記取付基体の上面からの突
出し部分を上部と下部とに分割し、前記化粧カバーにて
少なくとも該下部の全体を隠蔽したことことを特徴とす
る。
【0021】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の取付構
造は、第一固定部材によって水栓本体における立上げ管
の下部を取付基体の上面に固定し且つシール材の締め付
けを行うとともに、立上げ管の上端部、つまり第一固定
部材による固定部位から上方に離隔した立上げ管上端部
に対して、吐水管を第二固定部材にて接続固定するよう
になしたものである。
【0022】図5に示す水栓取付構造においては、固定
金具224が、水栓本体200における立上げ管202
の取付基体204上面への固定部材と、吐水管208を
立上げ管202に接続状態で取付基体204上面に取り
付ける台座部材とを兼用しており、その際固定金具22
4が吐水管208を回転可能にガイドし、支持する必要
があることから必然的に固定金具224が大型化し、ま
た重量も重くなってコストが高くなり、また施工が難し
くなるといった問題を内包していたが、上記請求項1の
取付構造においては、第一固定部材が取付基体に対する
立上げ管の固定の役割を、また第二固定部材が立上げ管
上端部に対する吐水管の接続固定の役割を果たし、それ
ら第一固定部材と第二固定部材とがそれぞれ異なった役
割を分担している。
【0023】この取付構造によれば、取付基体に対する
立上げ管の固定と立上げ管に対する吐水管の接続固定と
を別々に行うことができ、施工作業を容易化することが
できる。
【0024】請求項2の取付構造は、立上げ管の上端部
が第二固定部材を介することなく直接的に吐水管を支持
する状態にそれら立上げ管と吐水管とを接続固定するよ
うになしたもので、この取付構造によれば、第二固定部
材が吐水管を支持する機能を有しなくても良いので第二
固定部材を小型化,軽量化することができ、立上げ管に
対する吐水管の接続固定作業を容易に行うことができ
る。
【0025】請求項3の固定構造は、立上げ管の外面側
に化粧カバーを装着し、その化粧カバーによって、取付
基体に対する立上げ管の固定を行う第一固定部材を隠蔽
するようになしたもので、この取付構造の場合、第一固
定部材が外部に露出しないため、取付基体上面に対する
立上げ管の固定部分の美観を良好となすことができる。
【0026】また第一固定部材による固定作業に際して
第一固定部材に疵が付いても問題がないため、同作業に
神経を使うことなく容易にこれを行うことができる。ま
た化粧カバーに見掛け上の台座部材としての役割を果た
させることができるため、即ち化粧カバーが外観上あた
かも台座部材のように見えるようにできるため、第一固
定部材を小型且つコンパクトに構成できる利点も得られ
る。
【0027】上記立上げ管は、これを上部と下部とに分
割し、上記化粧カバーによって少なくともその下部の全
体を隠蔽するようになすことができる(請求項4)。こ
のようにすれば、化粧カバーによる立上げ管の隠蔽部分
を少なくすることができ、化粧カバーが大きくなり過ぎ
ることによって美観が低下するのを防止することができ
る。即ち、水栓本体における立上げ管の下部及び取付基
体下側の埋込部分を鋳物性とした場合において立上げ管
の上部のみ表面をメッキ処理など仕上げ処理しておくこ
とで、その上部が外部に露出した場合にも美観を良好に
保つことができる。
【0028】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において10は鋳物製の水栓本体で、1
2はその水栓本体10に一体に備えられた立上げ管、1
4はその立上げ管12に接続された吐水管で先端に吐水
口16を有している。
【0029】18,20はそれぞれ後述の水側弁部3
1,湯側弁部32をそれぞれ開閉操作する水側ハンドル
及び湯側ハンドルであり、22はカウンター等水栓を取
り付けるための取付基体で、22Aはその上面(この例
では取付基準面)を表している。
【0030】水栓本体10は、立上げ管12が取付基体
22の取付穴を挿通して上向きに突き出す状態で取付基
体22の下側に埋設されている。そしてその埋設部分に
おいて図中左右両端部に水側接続口26,湯側接続口2
8が形成されており、それらに水,湯の供給管がそれぞ
れ接続され、各供給管を通じて水,湯が水栓本体10内
部に流入するようになっている。それら流入した水,湯
は混合部30で混合された上、立上げ管12を通じて吐
水管14に導かれる。
【0031】水栓本体10には、水側接続口26,湯側
接続口28近傍において水,湯の流入通路(管路)を開
閉する水側弁部31,湯側弁部32がそれぞれ内蔵され
ている。これら水側弁部31,湯側弁部32は、それぞ
れコマと称する弁体34を備えており、その弁体34が
操作軸としてのスピンドル35を介して水側ハンドル1
8,湯側ハンドル20にそれぞれ作動的に連結されてい
る。
【0032】即ち、それら水側ハンドル18,湯側ハン
ドル20の回転操作によって水側弁部31,湯側弁部3
2の開度が調整されるようになっている。
【0033】水栓本体10には、左右両端部にスピンド
ルケースとしての円筒部36が一体に形成されている。
これら円筒部36は、取付基体22の取付穴を挿通して
上向きに突き出しており、その上端部外周面の雄ねじ3
8に対して、フランジ付きの円筒形状の雌ねじ部材40
がねじ込まれ、この雌ねじ部材40によって、円筒部3
6のそれぞれが取付基体22の上面に固定されている。
【0034】尚、42はリング状のシール材であって、
雌ねじ部材40のねじ込みによってこのシール部材42
が圧縮され、円筒部36固定用の取付穴が水密にシール
されている。
【0035】44はスペーサ板であって、本例の取付構
造では異なる厚みの取付基体22に対して、これらスペ
ーサ板44の積層数を変えることによって対応可能とさ
れている。
【0036】上記立上げ管12における取付基体22の
上面22Aからの突出部分の下部と上端部との外周面に
は、それぞれ雄ねじ48,50が形成されている。そし
て下部の雄ねじ48に対して、第一固定部材としての固
定ナット52がねじ込まれ、その固定ナット52によっ
て、立上げ管12が取付基体22の上面22Aに固定さ
れている。
【0037】固定ナット52は、リング状のシール材5
4の締付けも行っており、このシール材54の締付け
(圧縮変形)によって、取付基体22の上面22Aと立
上げ管12との間が水密にシールされている。
【0038】上記吐水管14の基端側には、短い円筒形
状の嵌入部58が下向きに一体に形成されており、この
嵌入部58が、立上げ管12の上端部内側に下向きに嵌
入されており、その嵌入状態において第二固定部材とし
ての袋ナット60により立上げ管12から抜止めされて
いる。
【0039】具体的には、図2の分解図にも示している
ように、嵌入部58と立上げ管12の上端部との間には
リング状の抜止部材62が介装されており、そしてその
抜止部材62の内周側の環状の突出部64が嵌入部58
の外周面の環状溝66に係入される一方、外周側の環状
の突出部68が袋ナット60により立上げ管12の上端
面に押圧されることで、吐水管14が立上げ管12から
抜止めされている。
【0040】即ちこの例では、吐水管14が第二固定部
材としての袋ナット60を介することなく立上げ管12
によって直接的に回転可能に支持されている。尚、嵌入
部58と立上げ管12の上端部内周面との間にはUパッ
キン69が装着されており、このUパッキン69によっ
て、嵌入部58と立上げ管12の上端部内周面との隙間
が水密にシールされている。
【0041】65は化粧カバーであって、この化粧カバ
ー65は、立上げ管12における取付基体22の上面2
2Aから突き出した部分の全体及び固定ナット52を隠
蔽する状態で立上げ管12に装着されている。
【0042】本例の取付構造によれば、取付基体22に
対する立上げ管12の固定と立上げ管12に対する吐水
管14の接続固定とを別々に行うことができ、施工作業
を容易化することができる。
【0043】本例の取付構造では、立上げ管12の上端
部が第二固定部材としての袋ナット60を介することな
く直接的に吐水管14を支持しており、従ってこの取付
構造によれば、袋ナット60が吐水管14を支持する機
能を有しなくて良いので袋ナット60を小型化,軽量化
することができ、立上げ管12に対する吐水管14の接
続固定作業を容易なものとすることができる。
【0044】また本例の取付構造では、立上げ管12の
外面側に化粧カバー65を装着してその化粧カバー65
により、第一固定部材としての固定ナット52を隠蔽
し、固定ナット52が外部に露出しないようにしている
ため、取付基体上面22Aに対する立上げ管12の固定
部分の美観を良好となすことができる。
【0045】また固定ナット52による固定作業に際し
て固定ナット52に疵が付いても問題がないため、同作
業に神経を使うことなく容易にこれを行うことができ
る。更に化粧カバー65が見掛け上の台座部材の役割を
果たすため、固定ナット52を小型且つコンパクトに構
成できる利点も得られる。
【0046】図3,図4は本発明の他の実施例を示した
もので、図中22Bは水栓の取付基準面となる取付基体
22の下面である。本例では、水栓本体10における立
上げ管12の取付基体22上方への突出し部分が上部1
2Aと下部12Bとに分割されており、それらが互いに
ねじ結合されて一体化されている。
【0047】そしてその下部12Bにおいて立上げ管1
2が第一固定部材としての固定ナット52により取付基
体22に固定され、また上部12Aの上端部に対して吐
水管14が上記実施例と同様の構造で接続固定されてい
る。
【0048】本例では、化粧カバー65が立上げ管12
の下部12Bと上部12Aの一部を固定ナット52とと
もに覆う形態で設けられており、それらの部分が化粧カ
バー65によって隠蔽状態とされている。
【0049】本例の取付構造によれば、化粧カバー65
による立上げ管12の隠蔽部分を少なくすることがで
き、化粧カバー65が大きくなり過ぎることによって美
観が低下するのを防止することができ、上部12Aのみ
表面をメッキ処理など仕上げ処理しておくことで、その
上部が外部に露出した場合にも美観を良好に保つことが
できる。
【0050】尚、図5に示す従来の水栓の取付構造にあ
っては、吐水管208がL字状をなしていて、その下端
部が取付基体204に至るまで延びており、同下端部が
水栓本体200の立上げ管202に嵌合状態に接続され
ているが、上記実施例では何れも吐水管14がほぼ水平
な形態で設けられる一方、立上げ管12が取付基体22
上面より大きく上方に突出する形態で設けられており、
その上端部に対して吐水管14が接続されている点に形
態的な特徴を有している。
【0051】即ち、従来の水栓の取付構造にあっては、
L字状をなす吐水管全体が回転する形態であるのに対
し、上記実施例の取付構造の場合、従来の吐水管におけ
る実質上水平部分のみが回転運動を行う形となってい
る。
【0052】別言すれば、吐水管が水平部と立上り部と
から成っていると考えたとき、その立上り部の上端部に
対して水平部が回転運動する形態をなしていると考える
こともできる。
【0053】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明は例えば単水栓の取付けに
際して適用することも可能であるなど、その主旨を逸脱
しない範囲において様々な変更を加えた形態で構成可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である水栓の取付構造を示す
図である。
【図2】図1の取付構造を各部品に分解して示す分解斜
視図である。
【図3】本発明の他の実施例の水栓取付構造の図であ
る。
【図4】図3の取付構造を各部品に分解して示す図であ
る。
【図5】従来の水栓の取付構造の例を示す図である。
【符号の説明】
10 水栓本体 12 立上げ管 12A 上部 12B 下部 14 吐水管 22 取付基体 22A 上面 22B 下面 31 水側弁部 32 湯側弁部 42,54 シール材 52 固定ナット(第一固定部材) 60 袋ナット(第二固定部材) 65 化粧カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給管を通じて供給された水を吐水管へ
    と導く管路と、該管路上に設けられて該管路を開閉する
    弁部と、カウンタ等取付基体の上方に配置される吐水管
    との接続用の立上げ管とを有する水栓本体を、該立上げ
    管が該取付基体の取付穴を下側から上向きに挿通して該
    取付基体の上方に突き出す状態に該取付基体の下側に埋
    込状態に配置し、固定部材にて該立上げ管を該取付基体
    の上面に固定し且つシール材の締付けを行うとともに、
    該立上げ管に対して前記吐水管を接続するようになした
    埋込式水栓の取付構造において第一固定部材により前記
    立上げ管の下部を前記取付基体の上面に固定し且つ前記
    シール材の締付けを行うとともに、該第一固定部材によ
    る固定部位から上方に離隔した該立上げ管の上端部に対
    して、前記吐水管を第二固定部材により接続固定したこ
    とを特徴とする埋込式水栓の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記立上げ管の上端
    部が前記第二固定部材を介することなく直接的に前記吐
    水管を支持する状態にそれら立上げ管と吐水管とを接続
    固定したことを特徴とする埋込式水栓の取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記立
    上げ管における前記取付基体の上面からの突出し部分の
    外面側に化粧カバーを装着し、該化粧カバーにより前記
    第一固定部材を隠蔽したことを特徴とする埋込式水栓の
    取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記立上げ管におけ
    る前記取付基体の上面からの突出し部分を上部と下部と
    に分割し、前記化粧カバーにて少なくとも該下部の全体
    を隠蔽したことを特徴とする埋込式水栓の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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