JPH0649634U - 透水性ユニットタイルの樹脂マット - Google Patents

透水性ユニットタイルの樹脂マット

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JPH0649634U
JPH0649634U JP8560692U JP8560692U JPH0649634U JP H0649634 U JPH0649634 U JP H0649634U JP 8560692 U JP8560692 U JP 8560692U JP 8560692 U JP8560692 U JP 8560692U JP H0649634 U JPH0649634 U JP H0649634U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数枚のタイルが上面に整列配置されて接合
される透水性ユニットタイルの樹脂マットであって、各
タイル間の目地に相当する部分にスリットが該目地方向
に延在されている樹脂において、辺寸法の異なる2種類
のタイルに適用することができるようにスリット配列を
改良する。 【構成】 スリット15の配列を、マット10の略1/
m寸法と1/n寸法(ただし、m及びnは、1以外の公
約数を持たない異なる整数である。)とする。例えば、
略1/2寸法と1/3寸法とする。 【効果】 一般に最も多く提供される10cm角のタイ
ルよりなる透水性ユニットタイルと15cm角のタイル
よりなる透水性ユニットタイルとの両方に対応すること
ができる。一種類の樹脂マットにより、辺寸法の異なる
2種類のタイルよりなる透水性ユニットタイルに対応す
ることができ、樹脂マット品種の数を半減することによ
り、製造コストの低減、商品管理作業の大幅な軽減を図
ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばバルコニー用として好適な透水性ユニットタイルの樹脂マッ トに係り、特に複数枚のタイルが上面に整列配置されて接合される透水性ユニッ トタイルの樹脂マットであって、各タイル間の目地に相当する部分にスリットが 該目地方向に延在されている樹脂マットにおいて、異なる寸法のタイルに適用可 能となるようにスリット配列を改良した透水性ユニットタイルの樹脂マットに関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、格子状に配設された複数個のタイル載設部を有する透水性樹脂マットの 該タイル載設部の上面にタイルを接合してなる透水性ユニットタイルが、バルコ ニーの床面等に広く用いられている。この透水性樹脂マットには、厚み方向に貫 通するスリットが設けられ、透水性と共に、該透水性ユニットタイルに対し可撓 性(しなやかさ)を付与している。
【0003】 第4図は従来の透水性ユニットタイルに用いられている樹脂マットの一例を示 す平面図である。この樹脂マット1の本体部分は格子状のフレーム体(タイル載 設部)2を9個のタイ部3で連結したものであり、第5図に示す如く、タイル8 は個々のフレーム体2に接合される。この樹脂マット1の隣接2辺にはフック部 4が設けられており、複数枚の透水性ユニットタイルを敷設したときに、隣接す る透水性ユニットタイルの樹脂マット1同士をつなぐ機能を果たす。
【0004】 第4図の符号5は開口部を示し、符号6は隣接するフレーム体2間に設けられ たスリットを示す。即ち、このスリット6は、タイル8間の目地相当部に目地方 向に延在されており、このスリット6により前述の如く、透水性と可撓性(透水 性ユニットタイルの折曲を許容して、下地の不陸を吸収する。)が付与されてい る。
【0005】 図示はしないが、この樹脂マット1の裏面(下面)には突条又は突起よりなる 凸部が突設されている。この凸部は、透水性ユニットタイルがバルコニー等に敷 設されたときに透水性ユニットタイルと床面との間に該凸部の高さ分だけ空間を 形成するためのものであり、この空間にスリット6を通過した、雨水等を流通さ せるようになっている。
【0006】 従来の透水性ユニットタイルの樹脂マットは、タイルの大きさ毎に供給され、 タイルが載置されるフレーム体の辺寸法は、その上に配列、接合される特定のタ イルの辺寸法とほぼ等しいものとなっており、スリット配列は、樹脂マットの1 /m寸法(第4、5図においてはm=3)とされている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の樹脂マットは、ある特定の大きさのタイルに対してのみ適用 可能とされ、異なる辺寸法のタイルには適用できないという不具合がある。
【0008】 即ち、第4図に示す樹脂マット1では、第5図に示す如く、樹脂マット1の辺 寸法の約1/3程度の辺寸法のタイル8を計9枚配設するものには適用可能であ るが、それ以外の大きさのタイルに対しては、スリット6の位置がタイル間の目 地部とずれてしまうことから、適用することができない。
【0009】 一方、一般に提供されているタイルの代表的な辺寸法には、10cm角と15 cm角との2種類のものがあり、この両方のタイルに1種類の樹脂マットで対応 できるならば、樹脂マット品種数が半減し、製造コストが低減されると共に、商 品品種、個数管理の手間は大幅に軽減される。
【0010】 本考案は上記従来の実情に鑑みてなされたものであり、複数枚のタイルが上面 に整列配置されて接合される透水性ユニットタイルの樹脂マットであって、各タ イル間の目地に相当する部分にスリットが該目地方向に延在されている樹脂にお いて、辺寸法の異なる2種類のタイルに適用することができるようにスリット配 列を改良した透水性ユニットタイルの樹脂マットを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の透水性ユニットタイルの樹脂マットは、複数枚のタイルが上面に整 列配置されて接合される透水性ユニットタイルの樹脂マットであって、各タイル 間の目地に相当する部分にスリットが該目地方向に延在されている樹脂マットに おいて、該スリット配列が、マットの略1/m寸法と1/n寸法(ただし、m及 びnは、1以外の公約数を持たない異なる整数である。)となっていることを特 徴とする。
【0012】 請求項2の透水性ユニットタイルの樹脂マットは、請求項1の樹脂マットにお いて、スリット配列が、マットの1/2寸法と1/3寸法となっていることを特 徴とする。
【0013】
【作用】
請求項1の樹脂マットにあっては、スリット配列が、シートの略1/m寸法と 1/n寸法(ただし、m及びnは、1以外の公約数を持たない異なる整数である 。)となっているため、樹脂マットの辺寸法の略1/mの辺寸法のタイルにも、 樹脂マットの辺寸法の略1/nの辺寸法のタイルにも適用することができ、いず れの場合にも、タイル間の目地部にスリットが位置し、透水性及び可撓性が十分 に付与される。
【0014】 請求項2の樹脂マットにあっては、スリット配列が、シートの1/2寸法と1 /3寸法となっているため、樹脂マットの辺寸法の略1/2の辺寸法のタイルに も、樹脂マットの辺寸法の略1/3の辺寸法のタイルにも適用すことができる。 例えば、辺寸法約30cmの樹脂マットにおいて、スリット配列を15cm間隔 (1/2寸法)と10cm間隔(1/3寸法)とすることにより、一種類の樹脂 マットで15cm角のタイルと10cm角のタイルとの両方に対応可能となる。
【0015】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例について詳細に説明する。
【0016】 第1図は本考案の透水性ユニットタイルの樹脂マットの一実施例を示す平面図 、第2図及び第3図は第1図に示す樹脂マットにタイルを配設した状態を示す平 面図である。
【0017】 本実施例の透水性ユニットタイルの樹脂マット10は、3種類のフレーム体1 1、12、13を組み合わせて配置され、タイ部14で連結されてなり、各フレ ーム体間のスリット15が樹脂マット10の辺寸法の略1/2と1/3の部分に 形成されたものである。なお、16はフック部である。
【0018】 このような樹脂マット10であれば、例えば、樹脂マット10の辺寸法が約3 0cmである場合、第2図に示す如く、10cm角のタイル17を9枚配設した 透水性ユニットタイル20Aとすることも、第3図に示す如く、15cm角のタ イル18を4枚配設した透水性ユニットタイル20Bとすることもでき、一種類 の樹脂マット10にて、2種類の異なるタイルの透水性ユニットタイルを構成す ることができる。
【0019】 なお、第1図に示す樹脂マットは、本考案の樹脂マットの一実施例であって本 考案は何ら図示のものと限定されるものではない。例えば、スリット配列はマッ トの辺寸法1/2と1/3とする他、他の1/mと1/nとの組み合わせとする こともできる。
【0020】 本考案の透水性ユニットタイルは、特にバルコニー用ユニットタイルとして好 適であるが、その他、プールの脱衣所、スポーツ施設ロッカールーム、トイレル ーム等透水性を要求される様々な床面に使用することができる。
【0021】
【考案の効果】
以上詳述した通り、本考案の透水性ユニットタイルの樹脂マットによれば、一 種類の樹脂マットにより、辺寸法の異なる2種類のタイルよりなる透水性ユニッ トタイルに対応することができ、樹脂マット品種の数を半減することにより、製 造コストの低減、商品管理作業の大幅な軽減を図ることができる。
【0022】 請求項2の透水性ユニットタイルの樹脂マットによれば、例えば、一般に最も 多く提供される10cm角のタイルよりなる透水性ユニットタイルと15cm角 のタイルよりなる透水性ユニットタイルとの両方に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の透水性ユニットタイルの樹脂マットの
一実施例を示す平面図である。
【図2】第1図に示す樹脂マットにタイルを配設した状
態を示す平面図である。
【図3】第1図に示す樹脂マットにタイルを配設した状
態を示す平面図である。
【図4】従来の樹脂マットを示す平面図である。
【図5】第4図に示す樹脂マットにタイルを配設した状
態を示す平面図である
【符号の説明】
10 樹脂マット 11、12、13 フレーム体 14 タイ部 15 スリット 16 フック部 17、18 タイル 20A、20B 透水性ユニットタイル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のタイルが上面に整列配置されて
    接合される透水性ユニットタイルの樹脂マットであっ
    て、各タイル間の目地に相当する部分にスリットが該目
    地方向に延在されている樹脂マットにおいて、 該スリット配列が、マットの略1/m寸法と1/n寸法
    (ただし、m及びnは、1以外の公約数を持たない異な
    る整数である。)となっていることを特徴とする透水性
    ユニットタイルの樹脂マット。
  2. 【請求項2】 請求項1の樹脂マットにおいて、スリッ
    ト配列が、マットの1/2寸法と1/3寸法となってい
    ることを特徴とする透水性ユニットタイルの樹脂マッ
    ト。
JP8560692U 1992-12-14 1992-12-14 透水性ユニットタイルの樹脂マット Expired - Fee Related JP2581919Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007177597A (ja) * 2005-12-26 2007-07-12 Mikiko Kadota 打ち水いらず

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