JPH0649626U - 曲り樋 - Google Patents
曲り樋Info
- Publication number
- JPH0649626U JPH0649626U JP9140092U JP9140092U JPH0649626U JP H0649626 U JPH0649626 U JP H0649626U JP 9140092 U JP9140092 U JP 9140092U JP 9140092 U JP9140092 U JP 9140092U JP H0649626 U JPH0649626 U JP H0649626U
- Authority
- JP
- Japan
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- gutter
- eaves
- bending
- locking
- trough
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 軒先への取付作業が簡単で、取付後における
軒樋の伸縮に伴う突き上げや離脱の恐れのない曲り樋を
提供する。 【構成】 曲り樋本体1の両端部近傍に軒樋を摺動自在
に接続すべきパッキング2,2を周設するとともに上記
曲り樋本体の側壁外面に該曲り樋本体を軒先に係止すべ
き係止具3を設けてなる曲り樋であって、係止具が曲り
樋本体のコーナー部分の側壁外面との間にスリット状の
空隙aを有するように垂下されたL字状板体である。
軒樋の伸縮に伴う突き上げや離脱の恐れのない曲り樋を
提供する。 【構成】 曲り樋本体1の両端部近傍に軒樋を摺動自在
に接続すべきパッキング2,2を周設するとともに上記
曲り樋本体の側壁外面に該曲り樋本体を軒先に係止すべ
き係止具3を設けてなる曲り樋であって、係止具が曲り
樋本体のコーナー部分の側壁外面との間にスリット状の
空隙aを有するように垂下されたL字状板体である。
Description
【0001】
本考案は曲り樋、特に、曲り樋本体に接続された軒樋の気温の変化に伴う伸縮 を吸収し得るようになした曲り樋に係るものである。
【0002】
従来、この種の曲り樋としては実開昭57−66126号公報等にみられるよ うに樋状物をL字状に曲折してなるものが一般に使用されていたが、直角方向に 接続された軒樋の気温の変化に伴う伸縮を吸収し得ないために曲り樋が軒樋によ り突き上げられ、この結果、軒樋の蛇行や接続部分からの水漏れ等の弊害を生じ ていた。
【0003】 そこで、上記弊害を解消するために実開昭57−38428号公報等にみられ るような曲り樋本体の両端部近傍に軒樋を摺動自在に接続すべきパッキングを周 設してなる曲り樋が使用されるに至った。
【0004】 ところが、上記曲り樋は両端部に接続された軒樋のみにて保持されているため に該軒樋との嵌合面がきつい場合には該軒樋がバッキング上でスライドすること ができず、この結果、一方に接続された軒樋を押し曲げ、また逆に嵌合が緩い場 合には曲り樋がガタ付いたり、接続部に隙間が生じたりする等の課題を有してい た。
【0005】
そこで、本考案者は実開平3−82738号公報に示すように、曲り樋本体の 両端部近傍に軒樋を摺動自在に接続すべきパッキングを周設するとともに上記曲 り樋本体の側壁外面に該曲り樋本体を軒先に係止すべき係止具を設けてなる曲り 樋を考案するに至ったが、係止具を複数片設けている関係上、金具の取付けや該 金具への係止具の嵌着等施工が煩雑なものとなっていた。
【0006】 本考案は上記従来品の欠点を解消すべく考案されたものであって、施工が簡単 にして且つ施工後における安定性に優れた曲り樋を提供せんとするものである。
【0007】
本考案は上記に鑑み考案されたものであって、曲り樋本体の両端部近傍に軒樋 を摺動自在に接続すべきパッキングを周設するとともに上記曲り樋本体の側壁外 面に該曲り樋本体を軒先に係止すべき係止具を設けてなる曲り樋において、係止 具が曲り樋本体のコーナー部分の側壁外面との間にスリット状の空隙を有するよ うに垂下されたL字状板体であることを特徴とする曲り樋である。
【0008】
本考案の曲り樋は係止具が曲り樋本体のコーナー部分の側壁外面との間にスリ ット状の空隙を有するように垂下されたL字状板体からなるために出隅若しくは 入隅からなる軒先のコーナー部分に釘着された係止金具の係止突片に係止具を係 止することにより取付けられ、また、上記係止具がL字状板体からなるために取 付後における移動がない。
【0009】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づき詳細に説明すれば、図1は本考案の 曲り樋の一実施例を示す斜視図であり、図2は同上曲り樋の使用状態を示す平面 図であり、図3は同上他の実施例の使用状態を示す平面図であり、図4は同上曲 り樋を軒先に取付けるための係止金具の斜視図を示すものである。
【0010】 図中、1は樋状物をL字状に曲成してなる曲り樋本体であり、2は曲り樋本体 1の両端部近傍の内面に軒樋Aを摺動自在に接続すべく周設されたパッキングで あり、3は曲り樋本体1の内側壁外面に該曲り樋本体1を軒先に係止すべく形成 された係止具であって、曲り樋本体1のコーナー部分の側壁外面との間にスリッ ト状の空隙aが形成されるように垂下されたL字状板体からなるものである。
【0011】 尚、図中、Bは曲り樋本体1を出隅若しくは入隅からなる軒先のコーナー部分 に吊設するために使用される係止金具であって、水平板体4の基端部に軒先のコ ーナー部分に釘着すべくL字状に曲成された固定板5を設けるとともに先端部に 係止具3に係止すべくL字状に曲成された係止突片6を上方に向けて突設してな るものである。
【0012】 本考案の曲り樋は上記構成よりなるため、使用に際しては図2および図3に示 すように、出隅若しくは入隅からなる軒先のコーナー部分Cに係止金具Bを釘着 し、次いで、この係止金具Bの係止突片6に係止具3を係止することにより曲り 樋本体1を吊設し、次いで、曲り樋本体1のパッキング2上に軒樋Aを摺動自在 に接続することにより取付けられるものである。
【0013】
以上より明らかなように、本考案の曲り樋は曲り樋本体の両端部近傍に軒樋を 摺動自在に接続すべきパッキングを周設するとともに上記曲り樋本体の側壁外面 に該曲り樋本体を軒先に係止すべき係止具を設けてなる曲り樋において、係止具 が曲り樋本体のコーナー部分の側壁外面との間にスリット状の空隙を有するよう に垂下されたL字状板体からなる構成よりなり、一個の係止金具の釘着および該 係止金具への係止具の係止により軒先に吊設されるために従来品に比し取付作業 が一段と向上せしめられ、更には、係止具がL字状板体からなるために取付後に おける軒樋の伸縮に伴う突き上げや離脱も合わせ防止せしめられる。
【図1】本考案の曲り樋の一実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】本考案の曲り樋の一実施例の使用状態を示す平
面図である。
面図である。
【図3】本考案の曲り樋の他の実施例の使用状態を示す
平面図である。
平面図である。
【図4】本考案の曲り樋を軒先に取付けるための係止金
具の斜視図である。
具の斜視図である。
1 曲り樋本体 2 パッキング 3 係止具 a 空隙
Claims (1)
- 【請求項1】 曲り樋本体の両端部近傍に軒樋を摺動自
在に接続すべきパッキングを周設するとともに上記曲り
樋本体の側壁外面に該曲り樋本体を軒先に係止すべき係
止具を設けてなる曲り樋において、係止具が曲り樋本体
のコーナー部分の側壁外面との間にスリット状の空隙を
有するように垂下されたL字状板体であることを特徴と
する曲り樋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9140092U JP2571329Y2 (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | 曲り樋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9140092U JP2571329Y2 (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | 曲り樋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0649626U true JPH0649626U (ja) | 1994-07-08 |
JP2571329Y2 JP2571329Y2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=14025336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9140092U Expired - Fee Related JP2571329Y2 (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | 曲り樋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2571329Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4911588B2 (ja) * | 2006-09-27 | 2012-04-04 | 株式会社ニューギン | 吸殻等回収装置 |
JP4911589B2 (ja) * | 2006-09-27 | 2012-04-04 | 株式会社ニューギン | 吸殻等回収装置 |
-
1992
- 1992-12-16 JP JP9140092U patent/JP2571329Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2571329Y2 (ja) | 1998-05-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |