JPH064942Y2 - 弁付塗布具 - Google Patents

弁付塗布具

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JPH064942Y2
JPH064942Y2 JP1987165663U JP16566387U JPH064942Y2 JP H064942 Y2 JPH064942 Y2 JP H064942Y2 JP 1987165663 U JP1987165663 U JP 1987165663U JP 16566387 U JP16566387 U JP 16566387U JP H064942 Y2 JPH064942 Y2 JP H064942Y2
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JP
Japan
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applicator
tube
tip
fixed
coating liquid
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JP1987165663U
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English (en)
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JPH0169682U (ja
Inventor
孝 大村
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Pentel Co Ltd
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Pentel Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、修正液、塗料、化粧料、インキ等の有機溶剤
を用いた塗布液を収納した弁付塗布具に関し、特に線状
の塗布を行なうのに好適なように先体先部に管体を固着
してなる弁付塗布具に関する。
(従来の技術) 従来、先端開口部と有機溶剤を用いた塗布液をそのまま
収容する塗布液室とを形成した本体と、この本体の先部
に固着した先体と、この先体の先部に移動不能に固着し
た管体と前記先体内に、弾撥体により前方に付勢され前
記管体内の座部に弁部を圧接するよう配置した塗布体と
よりなる弁付塗布具において、先体や管体の材料として
ポリアセタール等汎用の熱可塑性樹脂を使用していた。
又、特に管体は細い線を塗布できるよう外径を細くする
ため一般に薄肉で成形する必要があるので、折り曲げ強
度など材料強度が強く、かつ、溶剤に対する耐膨潤性、
耐腐食性の良好なステンレス等の金属材料を使用してい
た。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記弁付塗布具において、内蔵する塗布
液が有機溶剤を用いているものである場合、上記汎用の
熱可塑性樹脂は、常時この有機溶剤と直接又は有機溶剤
の蒸気と接触しているため、長期間の放置や、特に高温
環境での放置で一定の膨潤現象を示す。その結果、前述
したように、先体は管体に比べ膨潤性が高いため、先体
の方が大きく膨らみ、管体が先体より抜けてしまったり
(塗布体が弾撥体の付勢力により管体を押し外してしま
う)、管体が抜けなくとも、管体と先体との固着状態が
緩くなってしまうので、塗布時管体を被塗布面に圧接す
ると、管体が斜めに傾き、塗布体の摺動が悪くなり塗布
液の吐出が悪くなったり、塗布体の弁部と管体の座部と
が均一に圧接しなくなり塗布液の洩れが発生したりする
という問題を有していた。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記課題を解決することを目的とするもので
あって、先端開口部と有機溶剤を用いた塗布液を収容す
る塗布液室とを形成した本体と、この本体の先部に固着
した先体と、この先体の先部に移動不能に固着した管体
と、前記先体内に、弾撥体により前方に付勢され前記管
体内の座部に弁部を圧接するよう配置した塗布体とより
なる弁付塗布具において、先体は、管体より耐溶剤膨潤
性が低い材料よりなり、管体の内壁面に密着固着してい
ることを特徴とする弁付塗布具を要旨とするものであ
る。
(作用) 本考案に係る弁付塗布具は、管体の内面部に先体が圧接
固定しているので、膨潤現象が発生すると先体のほうが
大きく膨張し、管体と先体との固着力は増加するので、
管体が先体より抜けてしまったり、塗布時管体を被塗布
面に圧接しても、管体が斜めに傾いたりすることはな
い。
(実施例) 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいてより詳細に
説明する。
第1図は第1実施例を示し、参照符号1は可撓性材より
なる本体であって、この本体1には開口部1aと修正
液、塗料、化粧料、インキ等の有機溶剤を用いた塗布液
を収容する塗布液室2を形成している。
3は筒体であって、この筒体3は前記本体1の開口部1
aに圧入しており、更に、この筒体3の鍔部3a前端は
螺合・圧入・接着等の適宜手段により本体1の先部に固
定する先体の内面弾部4aにより押圧されるよう、又、
鍔部3aの後端は本体1の開口部1aの前端に当接する
よう配置している。
5は先部に錐状の弁部5aを形成してなる塗布体であっ
て、この塗布体5は、鍔部5cの後端と筒体3の前端と
の間に張設したコイルスプリング等の弾撥体6により前
方に付勢され、塗布体5の弁部5aを先体4の前端に移
動不能に固着した管体7先端内部に形成した錐状の座部
7aに圧接するよう先体4内に配置している。
4は本体1先部に固定されたポリアセタール、ポリブチ
レンテレフタレート、ナイロン等汎用の熱可塑性樹脂や
ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルサルフォン
等の超エンジニアリングプラスチックにより形成た先体
である。この先体4先端には、ステンレス、クロムメッ
キコートのなされた銅、真鍮等の耐腐食性を有する金属
材料やポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルサル
フォン等の超エンジニアリングプラスチックにより形成
した管体7を移動不能に固着しているが、この管体7は
後部が大径部7bとなっており、該大径部7bに先体4
先端を圧入し、管体大径部7bの内壁と先体4先端の外
壁とが圧接することで先体4に管体7を固着している。
ここで、先体4は管体7より耐溶剤膨潤性の低い材料を
用いることが必要である。つまり、先体4の材料として
汎用の熱可塑性樹脂を用いた場合には管体7の材料とし
ては超エンジニアリングプラスチック又は金属を用い、
先体4の材料として超エンジニアリングプラスチックを
用いた場合には管体7の材料として金属材料を選択する
ことになる。これは、膨潤によって、先体4と管体7と
の固着力を低下させないためである。尚、固着の方法は
上記せる圧入の方法以外、凹凸嵌合などであっても差し
支えないが、特に第2図に示した第2実施例のように嵌
体71後部の大径部71bに通孔71cを設け、該通孔
71cに嵌まりあう凸部41bを先体41の先端の外壁
に設け、その他は第1実施例と同様になした弁付塗布具
は外観上の美的効果も期待できるものである。
第3図は第3実施例であって管体72の後部大径部72
bを先体42の先端環状溝42cに挿入し、該管体72
の後部大径部72b内壁及び外壁を先端環状溝42cの
内壁で挟圧し管体72を先体42に固着した以外は実施
例1と同様である。尚、上記実施例においては、いずれ
の管体も1部材で示したが、管体は複数部材より構成さ
れても良い。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように、本考案に係る弁付塗布具
は、管体内部に先体が移動不能に固定されているので、
長期間の放置や、特に高温環境での放置で先体に使用し
ているポリアセタール、ポリブチレンテレフタレート、
ナイロン等の熱可塑性樹脂が一定の膨潤現象を示すと管
体と先体との固着力は増加するので管体が先体より抜け
てしまったり、塗布時管体を被塗布面に圧接しても管体
が斜めに傾くことのない実用上優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の正縦断面図、第2図は第
2実施例の要部半割縦断面図、第3図は第3実施例の要
部縦断面図、第4図は従来例の要部縦断面図である。 1……本体、4,41,42,400……先体、 5,51,52,500……塗布体、7,71,72,
700……管体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端開口部(1a)と有機溶剤を用いた塗
    布液を収容する塗布液室(2)とを形成した本体(1)
    と、この本体(1)の先部に固着した先体(4)と、こ
    の先体(4)の先部に移動不能に固着した管体(7)
    と、前記先体(4)内に、弾撥体(6)により前方に付
    勢され前記管体(7)内の座部(7a)に弁部(5a)
    を圧接するよう配置した塗布体(5)とよりなる弁付塗
    布具において、先体(4)は、管体(7)より耐溶剤膨
    潤性が低い材料よりなり、管体(7)の内壁面に密着固
    着していることを特徴とする弁付塗布具。
JP1987165663U 1987-10-29 1987-10-29 弁付塗布具 Expired - Lifetime JPH064942Y2 (ja)

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JP1987165663U JPH064942Y2 (ja) 1987-10-29 1987-10-29 弁付塗布具

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Publication Number Publication Date
JPH0169682U JPH0169682U (ja) 1989-05-09
JPH064942Y2 true JPH064942Y2 (ja) 1994-02-09

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ID=31452355

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0753747Y2 (ja) * 1989-08-31 1995-12-13 ぺんてる株式会社 弁付塗布具
JP6409468B2 (ja) * 2014-09-30 2018-10-24 凸版印刷株式会社 印刷インキ用チューブ容器、及び印刷インキ用チューブ容器の支持台

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824386B2 (ja) * 1976-02-10 1983-05-20 富士フアイバ−グラス株式会社 耐アルカリ性処理ガラス繊維
JPS6113357U (ja) * 1984-06-20 1986-01-25 日本電気精器株式会社 磁気デイスクドライブ装置

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JPS5824386B2 (ja) * 1976-02-10 1983-05-20 富士フアイバ−グラス株式会社 耐アルカリ性処理ガラス繊維
JPS6113357U (ja) * 1984-06-20 1986-01-25 日本電気精器株式会社 磁気デイスクドライブ装置

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JPH0169682U (ja) 1989-05-09

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