JP2577549Y2 - サイドノック式塗布具 - Google Patents

サイドノック式塗布具

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JP2577549Y2
JP2577549Y2 JP1992080381U JP8038192U JP2577549Y2 JP 2577549 Y2 JP2577549 Y2 JP 2577549Y2 JP 1992080381 U JP1992080381 U JP 1992080381U JP 8038192 U JP8038192 U JP 8038192U JP 2577549 Y2 JP2577549 Y2 JP 2577549Y2
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治巳 山内
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Pilot Ink Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、筆記具インキ、マーキ
ングペンインキ、化粧液、接着剤等、各種塗布液を収容
させたサイドノック式塗布具に関する。さらに詳細に
は、径方向に把持力を加えることによって弁が開口さ
れ、該把持力を解除することによって弁が閉鎖されるタ
イプの弁装置を備えたサイドノック式塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の塗布具において、例えば、
特開平1−131386号公報に、軸方向移動部材と弁
座とを径方向移動部材により連結し、さらに前記軸方向
移動部材と弁を固定してなる構成の弁開閉機構が開示さ
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の弁開閉機構
は、弁と径方向移動部材が連結され、径方向移動部材の
変形と同時に弁が作動する構成であるため、僅かの把持
力で弁が開口してしまい、不用意に弁機構を開口させて
塗布液を過剰流出させるおそれがあった。
【0004】また、前記公報は径方向移動部材として糸
状部材が例示されているが、該糸状部材は複雑な構造で
あるばかりか、該糸状部材の取り付け寸法のばらつきを
考慮すると、弁を弁座に圧接させると同時に糸状部材を
緊張させることは製造上困難である。なぜなら、糸状部
材の取り付け寸法が設定より短くなると、確かに緊張さ
せることはできても、肝心な弁が弁座に圧接できず開口
したままとなり、初期より弁機構として役目を果たさな
いものとなる。つまり、糸状部材は、設定より長めに、
僅かに弛んだ状態に取り付けられる。それにより前記糸
状部材は使用時取り付け箇所よりはずれて操作不能とな
るおそれがあった。
【0005】本考案は前記従来の問題点を解決するため
のものであり、不用意に弁機構を開口させて塗布液を過
剰流出させることや使用途中で操作不能となるおそれが
ない上、構造が簡単なサイドノック式塗布具を提供しよ
うとするものである。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本考案は、径方向に把
持力を加えることによって弁が開口され、該把持力を解
除することによって弁が閉鎖されるタイプの弁装置を備
えたサイドノック式塗布具であって、塗布液を収容する
容器1先端開口部に弁装置4を設け、前記弁装置4は、
弾発体によって前方に付勢された弁体5を座部61に圧
接してなる構成であり、前記容器1先端外周壁に自己復
元可能な可撓性チューブ2を固着し、前記可撓性チュー
ブ2先端開口部に押圧部材3を設け、該押圧部材3の前
方に塗布先10を配置してなり、前記弁体5先端は前記
押圧部材3後端との間に軸方向に適宜間隔をおいて位置
しており、前記可撓性チューブ2に径方向の把持力を加
えることによって、前記押圧部材3後端と前記弁体5先
端とを当接させ、該弁体5を軸方向後方に押圧し弁を開
口させてなることを要件とする。
【0007】前記弁装置4は、容器1先端開口部に設け
られればよく、例えば、容器1先端開口部の前方に突設
させたり、あるいは容器1先端開口部の後方に内設させ
る構成等が挙げられる。
【0008】前記押圧部材3は弁体5先端と当接する後
端部が、平面状であったり、後方へ突出する棒状あるい
はパイプ状であってもよい。
【0009】
【作用】可撓性チューブ2に径方向の把持力を加えて変
形させると、押圧部材3が軸方向後方に移動し、該押圧
部材3後端が弁体5先端に当接する。そして、前押圧部
材3は、前記弁体5を後方に押圧し、弁を開口させる
(図3参照)。
【0010】前記径方向の把持力を解除すると、前記押
圧部材3は前進して、弁は閉鎖される。そして、前記押
圧部材3後端と前記弁体5先端との当接が解除されると
ともに、前記押圧部材3後端と前記弁体5先端との間に
軸方向の隙間が形成され、前記可撓性チューブ2は、初
期形状に復元される。前記隙間により、僅かな把持力力
が可撓性チューブ2に加えられても、すぐには前記押圧
部材3後端と前記弁体5先端が当接されないため、不用
意に弁が開口しない(図1参照)。
【0011】
【実施例】本考案実施例を図面に従って説明する。
【0012】図1乃至図3は第一実施例を示す。容器1
は内部に塗布液が収容されている。前記容器1は、縮径
された先端開口部の前方に、弁装置4が突設されてい
る。前記弁装置4は、先端に弁孔62及び座部61を備
えた円筒状の弁座部材6と、該弁座部材6の内孔63に
収容のスプリング8、及び前記弁座部材6の内孔63に
摺動自在に配置され且つ前方へスプリング8によって付
勢されて座部61に圧接される弁体5より構成される。
前記弁体5は、外周壁が前記弁座部材6の内孔63の内
周壁と摺接し、径方向にぐらつきのないよう、外径寸法
が設定されている。また、前記弁体5の外周壁には、軸
方向に縦溝52が、前記圧接時、弁孔61までは達しな
い深さに設けられている。
【0013】前記容器1の、前記縮径部11より大径で
ある先端外周壁には、可撓性チューブ2が締め付けリン
グ21によって固着れさる。前記可撓性チューブ2は、
ポリエチレン樹脂の薄肉成形体よりなり、該可撓性チュ
ーブ2の先端開口部口元には、押圧部材3が、保持筒9
によって取り付けられる。
【0014】前記押圧部材3は、円板状の固着部31と
該固着部31の前方に延設される誘導パイプ32よりな
り、さらに固着部31の後端面には、前記誘導パイプ3
2内に連通し、弁体5と当接する誘導スリット33が設
けられている。
【0015】前記誘導パイプ32には、毛筆体よりなる
塗布先10が被着され、さらには外周部を保持筒9によ
って挟着される。そして前記保持筒9は、可撓性チュー
ブ2の先端開口部の外壁と螺着されている。
【0016】前記弁座部材6は、可撓性チューブ2の縮
径された先端開口部内にガイドされて遊挿されており、
塗布具本体の可撓性チューブ2での折れ曲がりを防止す
る。また、容器1内には、塗布液とともに攪拌ボール1
3が収容され、また、該容器1後端には尾栓12が嵌着
されている。
【0017】図4は、第二実施例を示す。容器1先端開
口部には、弁装置4が装着されている。前記弁装置4
は、スプリング8によって前方に付勢された弁体5を、
弁座部材6とバネ座部材7によって形成された空間内に
収容される構成である。前記弁座部材6は、容器1の先
端開口部に装着され、後端に弁孔62及び座部61が設
けられている。また前記弁座部材6は、バネ座部材7の
先端鍔部を覆う大径部64が形成されるとともに、前記
大径部64前方には、管状部65が延設されている。前
記弁体5は、前記座部61に圧接されると同時に、該弁
体5の棒状部51が、前記弁孔62内に挿通され、先端
が前記管状部65内に突出されている。
【0018】容器1先端開口部外周壁には、可撓性チュ
ーブ2が締め付けリング21によって固着されている。
前記可撓性チューブ2の先端開口部口元には、押圧部材
3が取り付けられている。
【0019】前記押圧部材3は、円板状の固着部31を
有し、該固着部31前方に誘導パイプ32が延設され、
該誘導パイプ32に塗布先10が被着されている。ま
た、前記固着部31後方には、パイプ状部35が突設さ
れている。前記パイプ状部35は、可撓性チューブ2に
径方向の把持力を加えない時、前記弁体5先端と軸方向
の隙間を形成し、一方前記把持力を加えると、前記パイ
プ状部35後端は、前記弁体5先端と当接され、弁が開
口される。前記パイプ状部35後端は、前記管状部65
に摺動可能に挿入されている。
【0020】弁開口時、容器1内に収容の塗布液は、弁
孔62より吐出され、さらに前記パイプ状部35及び誘
導パイプ32内を通って、先端の塗布先10に供給され
る。また、前記パイプ状部35の固着部31との付け根
部分には、連通孔35aが設けられており、可撓性チュ
ーブ2内部且つパイプ状部35の外側に、塗布液が流出
したとしても、前記連通孔35aにより前記誘導パイプ
32及び塗布先10に確実に供給することができる。
【0021】図5は、第三実施例を示す。可撓性チュー
ブ2先端開口部に首部材22が固着され、該首部材22
の内壁に押圧部材3が嵌着されている。
【0022】前記押圧部材3は、固着部31と、該固着
部31後方に延設の棒状部34より構成され、前記固着
部31及び棒状部34には、塗布液の誘導のための軸方
向の誘導溝34aが貫設されている。
【0023】また、前記首部材22内の前記固着部31
前方には、塗布液を一時的に保持する多孔質体22aが
配設されている。さらに、前記多孔質体22aの前方に
は、繊維の樹脂加工体よりなる塗布先10が、保持筒9
により取り付けられている。他の構成は図4の第二実施
例と同様である。
【0024】
【考案の効果】本考案は前記構成により、不用意に弁機
構を開口させて塗布液を過剰流出させることや使用途中
で操作不能となるおそれがなく、その上、構造が簡単な
サイドノック式塗布具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例の非操作時の縦断面図であ
る。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本考案の第一実施例の操作時の縦断面図であ
る。
【図4】本考案の第二実施例の縦断面図である。
【図5】本考案の第三実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 容器 11 縮径部 12 尾栓 13 攪拌ボール 2 可撓性チューブ 21 締め付けリング 22 首部材 22a 多孔質体 3 押圧部材 31 固着部 32 誘導パイプ 33 誘導スリット 34 棒状部 34a 誘導溝 35 パイプ状部 35a 連通孔 4 弁装置 5 弁体 51 棒状部 52 縦溝 6 弁座部材 61 座部 62 弁孔 63 内孔 64 大径部 65 管状部 7 バネ座部材 8 スプリング 9 保持筒 10 塗布先
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05C 17/005 - 17/12 A45D 34/04 B43K 8/02 B43L 19/00 B65D 83/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 径方向に把持力を加えることによって弁
    が開口され、該把持力を解除することによって弁が閉鎖
    されるタイプの弁装置を備えたサイドノック式塗布具に
    おいて、 塗布液を収容する容器1先端開口部に弁装置4を設け、
    前記弁装置4は、弾発体によって前方に付勢された弁体
    5を座部61に圧接してなる構成であり、前記容器1先
    端外周壁に自己復元可能な可撓性チューブ2を固着し、
    前記可撓性チューブ2先端開口部に押圧部材3を設け、
    該押圧部材3の前方に塗布先10を配置してなり、前記
    弁体5先端は前記押圧部材3後端との間に軸方向に適宜
    間隔をおいて位置しており、前記可撓性チューブ2に径
    方向の把持力を加えることによって、前記押圧部材3後
    端と前記弁体5先端とを当接させ、該弁体5を軸方向後
    方に押圧し弁を開口させてなるサイドノック式塗布具。
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