JPH0648635A - 搬送路切換装置 - Google Patents

搬送路切換装置

Info

Publication number
JPH0648635A
JPH0648635A JP4198728A JP19872892A JPH0648635A JP H0648635 A JPH0648635 A JP H0648635A JP 4198728 A JP4198728 A JP 4198728A JP 19872892 A JP19872892 A JP 19872892A JP H0648635 A JPH0648635 A JP H0648635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
sheet
driven roller
driven
switching device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4198728A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Yamanaka
哲夫 山中
Hiroyuki Shibaki
弘幸 芝木
Hiroshi Hosokawa
浩 細川
Yasufumi Nakazato
保史 中里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4198728A priority Critical patent/JPH0648635A/ja
Publication of JPH0648635A publication Critical patent/JPH0648635A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機器の高速化に対応して給紙するシートの間
隔を非常に小さくしても、そのシートを目的とする各搬
送路に搬送方向を切り換えて送り込めるようにする。 【構成】 搬送路33と34の分岐点近傍でシート搬送
速度と略一致する搬送速度で回転駆動される駆動ローラ
21に、第2の従動ローラ44を当接させた状態で、そ
こに送り込まれるシートPを搬送路33へ搬送し、その
第2の従動ローラ44を駆動ローラ21から離して待避
させた状態でシートを搬送することにより、シートPを
搬送路34に搬送する。このように、第2の従動ローラ
44の位置を変えることにより、シートPの搬送方向を
搬送路33と34とに素早く確実に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタ,複写機,
ファクシミリ等の画像形成装置の搬送路に設けられてシ
ートの搬送方向を切り換える搬送路切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ,複写機等の画像形成装置は、
画像処理速度のスピード化が将来に向けて一層促進され
る傾向にある。また、近年高まりつつある資源保護の面
から、画像形成はシート(転写紙)の両面に画像を形成
する両面プリントが主流になる傾向がある。
【0003】その両面プリントを行うためには、片面に
画像を形成したシートを反転させて再び画像形成部に送
り込む必要があるため、画像形成装置の搬送経路内にシ
ートの搬送方向を切り換える搬送路切換装置が必要とな
る。そのため、従来の両面プリントが可能な画像形成装
置には、例えば特開昭60−52455号公報に記載さ
れているように、回動可能な分岐爪の位置を切り換える
ことによって搬送路を切り換えるようにした分岐爪方式
の搬送路切換装置が設けられている。また、搬送路切換
装置には、エアー吸引による方式によって搬送路を切り
換えるようにしたものも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の分岐爪方式による搬送路切換装置は、分岐爪
の応答速度によってシートの切り換え速度が決定される
ため、あまり高速の切り換えはできないという問題点が
あった。また、エアーを用いた吸引方式の場合には高速
で切り換えが可能であるが、吸引装置を必要とするため
装置が大型化すると共にコストアップになるということ
があった。さらに、騒音も発生するためデメリットがあ
って実用的ではないということがあった。
【0005】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、機器の高速化に対応して搬送路上を搬送す
るシートの間隔を非常に小さくしても、シートを目的と
する各搬送路に確実に切り換えて送り込めることができ
るようにすることを目的とする。また、シートを目的と
する搬送路に搬送する際に、シートの表面に転写されて
いる画像を擦らないようにして画像品質の低下を防止し
たり、シートの搬送を3個所以上の搬送路に切り換え可
能にしたり、さらにはシートを排紙トレイに排出したい
ときに、そのシートが他の搬送路へ搬送されることなく
確実に排紙トレイへ排出されるようにすることも目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、上述したような搬送路切換装置におい
て、複数の搬送経路の分岐点近傍で、シート搬送速度と
略一致する搬送速度で回転駆動される駆動ローラと、そ
の駆動ローラに当接する第1の従動ローラと、その第1
の従動ローラよりもシートの搬送方向下流側で駆動ロー
ラに当接する第2の従動ローラとを設けると共に、その
第2の従動ローラを駆動ローラへの当接を解除して待避
させる待避手段を設け、第2の従動ローラの駆動ローラ
への当接とその駆動ローラからの待避とによって、2つ
の搬送経路へシートの搬送方向を選択的に切り換えるよ
うにしたものである。
【0007】また、上記搬送路切換装置において、第2
の従動ローラが駆動ローラに当接した位置で、その第2
の従動ローラの回転中心が駆動ローラと第1の従動ロー
ラとが接するニップを通る接線の延長線に対して第1の
従動ローラ側にあるようにしたり、第2の従動ローラが
駆動ローラから待避した位置で、その第2の従動ローラ
の外周面全体が駆動ローラと第1の従動ローラとが接す
るニップを通る接線の延長線よりも第1の従動ローラ側
にあるようにするとよい。
【0008】さらに、上記搬送路切換装置において、駆
動ローラによって搬送されるシートの後端が第2の従動
ローラの当接位置を通過する以前に、搬送路の切り換え
動作を実行する手段を設けると効果的である。また、上
記搬送路切換装置において、第1の従動ローラを駆動ロ
ーラへの当接を解除して待避させる待避手段を設け、第
1及び第2の従動ローラが共に駆動ローラから待避した
状態で、第1及び第2の従動ローラと駆動ローラとの間
を通るシートが直線的に搬送される第3の搬送経路が形
成されるようにするとよい。
【0009】さらに、その搬送路切換装置において、第
3の搬送経路を経て排出されたシートを載置する排紙ト
レイを開閉可能に設けると共に、その排紙トレイの開動
作に連動して第1及び第2の従動ローラを共に駆動ロー
ラから待避する位置に移動させるようにしたり、駆動ロ
ーラから待避する位置に共に移動した第1及び第2の従
動ローラの外周部が、第3の搬送路に搬送されるシート
を案内するガイドを兼ねるようにすれば、効果的であ
る。
【0010】
【作用】このように構成した搬送路切換装置によれば、
第2の従動ローラを駆動ローラへ当接させた状態でそこ
に送り込まれるシートを搬送することによりシートを一
方の搬送経路に搬送することができ、その第2の従動ロ
ーラを駆動ローラから離して待避させた状態でシートを
搬送することにより、シートを駆動ローラとそれに当接
しながら回転する第1の従動ローラとによって他方の搬
送経路に搬送することができる。
【0011】また、その第2の従動ローラが駆動ローラ
に当接した位置で、その第2の従動ローラの回転中心が
駆動ローラと第1の従動ローラとが接するニップを通る
接線の延長線に対して第1の従動ローラ側にあるように
すれば、駆動ローラと第1の従動ローラとに挾持されて
搬送されるシートの先端を、駆動ローラと第2の従動ロ
ーラのニップに確実に導くことができるので、その駆動
ローラと第2の従動ローラとによるシートの搬送がより
確実になる。
【0012】さらに、その第2の従動ローラが駆動ロー
ラから待避した位置で、その第2の従動ローラの外周面
全体が駆動ローラと第1の従動ローラとが接するニップ
を通る接線の延長線よりも第1の従動ローラ側にあるよ
うにすれば、駆動ローラと第1の従動ローラとに挾持さ
れて搬送されてくるシートは、その先端が待避位置にあ
る第2の従動ローラに当接することなしに駆動ローラと
第2の従動ローラのニップを通る接線に沿って搬送され
るので、シートを選択した搬送経路へ確実に搬送でき
る。
【0013】また、上記のいずれかの搬送路切換装置に
おいて、駆動ローラによって搬送されるシートの後端
が、第2の従動ローラの駆動ローラへの当接位置を通過
する以前に搬送路の切り換え動作を実行する手段を設け
れば、駆動ローラと第2の従動ローラとによって一方の
搬送経路に搬送されたシートの後端がそれらのローラの
当接位置を通過する前に切り換え動作が実行されて第2
の従動ローラが待避位置に移動するので、後続のシート
が極めて小さなシート間隔で連続して搬送されてくる場
合であっても、既に搬送路は他方の搬送経路側に切り換
えられているので、そのシートを確実に目的とする搬送
経路に送り込むことができる。
【0014】さらに、上記第1の従動ローラを駆動ロー
ラへの当接を解除して待避させる待避手段を設け、第1
及び第2の従動ローラが共に駆動ローラから待避した状
態で、その第1及び第2の従動ローラと駆動ローラとの
間を通るシートが直線的に搬送される第3の搬送経路が
形成されるようにすれば、搬送されるシートを3つの搬
送経路に搬送方向を切り換えることができるので、より
機能アップになる。
【0015】また、第3の搬送経路を経て排出されたシ
ートを載置する排紙トレイを開閉可能に設けると共に、
その排紙トレイの開動作に連動して第1及び第2の従動
ローラを共に駆動ローラから待避する位置に移動させる
ようにすれば、排紙トレイの開放操作と第3の搬送経路
への搬送路の切り換えを別々に行う必要がなくなるので
操作性が向上すると共に、排紙トレイを開放したときに
は第3の搬送経路への切り換えが連動して行われるの
で、切り換えミスのない確実な搬送路の切り換えができ
る。
【0016】さらに、駆動ローラから待避する位置に共
に移動した第1及び第2の従動ローラの外周部が、第3
の搬送路に搬送されるシートを案内するガイドを兼ねる
ようにすれば、シートを案内するガイド板等を別に設け
る必要がなくなるので部品点数を減らすことができると
共に、シートをローラで案内することにより円滑な搬送
ができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例である搬送
路切換装置をシートに画像を形成する画像形成部付近と
共に示す概略図、図2は同じくその搬送路切換装置を装
着したレーザプリンタを示す全体構成図である。図2に
示すレーザプリンタは、プリンタ本体1に、周辺装置と
して両面ユニット2と給紙ユニット3がテーブル5内に
一体的に組み込まれて接続され、上部には排紙ユニット
4が装着されている。
【0018】プリンタ本体1内に設けられた感光体ドラ
ム8は、作像プロセスが開始されると図示しない駆動モ
ータによつて矢示方向へ回転駆動され、その上方に設け
られた帯電チヤージヤ9によつてその表面が一様に帯電
される。
【0019】そして、光書込みユニット10によつて画
像データに応じて変調されたレーザビームを感光体ドラ
ム8の軸方向に主走査しながら照射して露光し、その表
面に静電潜像を形成する。その静電潜像に、現像ユニッ
ト11によつてトナーを付着させて現像して可視像化す
る。
【0020】一方、このプリンタ本体1に備えられた上
下二段の給紙トレイ6,7あるいはテーブル5に備えら
れた給紙ユニツト3のいずれかから、各給紙ローラ15
a,15b,15cのいずれかの回転によつて図示しな
いシートが選択的に給紙され、そのシートは感光体ドラ
ム8の近傍に位置するレジストローラ対16に突き当て
られた状態で待機する。
【0021】そして、トナー像を担持する感光体ドラム
8が回転してくるのと同期して、レジストローラ対16
も所定のタイミングで回転を開始し、シートを感光体ド
ラム8とその下方に設けられた転写・分離部17との対
向位置へ送出する。それによって、転写・分離部17の
転写チャージャの作用により、感光体ドラム8上のトナ
ー像がシートに転写されると共に、そのシートは感光体
ドラム8から分離され、搬送ベルト18によつて定着器
19に送られて転写された画像が加熱定着される。
【0022】その後、プリント済のシートは、詳細な説
明を後述する搬送路切換装置20によって搬送方向が決
定され、上部の排紙ユニット4あるいは下部の両面ユニ
ット2のいずれかへ選択的に排出される。23,24は
プリンタ本体1側と排紙ユニット4側の搬送ローラ対、
25a,25bは排紙ユニツト4から下段トレイ4a,
上段トレイ4bへそれぞれシートを排出するための排紙
ローラである。また、RSはレジストローラ対16の直
前に配設したシートの有無を検知するためのセンサであ
る。
【0023】なお、トナー像をシートに転写した後、感
光体ドラム8上に残留するトナーはクリーニングユニツ
ト14によつて除去される。さらに、感光体ドラム8の
残留電位は除電ランプ26によつて除電される。こうし
て、感光体ドラム8は初期化されて次のページの作像プ
ロセスの帯電に進み、同様な動作を繰り返す。
【0024】このプリンタ本体1内にはさらに、このレ
ーザプリンタ全体の制御及び印字データの処理等を司ど
るコントローラ27と上記作像部を構成するプリンタエ
ンジンの制御を司どるエンジンドライバ28の各基板
と、電源部29等が設けられている。
【0025】搬送路切換装置20は、図1に明示するよ
うにシートを給送する給送ローラ対31の搬送下流側に
設けられていて、その給送ローラ対31によって図で左
方へ搬送されるシートPを、排紙ユニット4へ向かう搬
送路33と両面ユニット2へ向かう搬送路34とのいず
れかに搬送方向を選択的に切り換える。
【0026】この搬送路切換装置20は、搬送路33と
34の分岐点近傍でシート搬送速度と略一致する搬送速
度で回転駆動される駆動ローラ21と、その駆動ローラ
21に当接する第1の従動ローラ43と、その第1の従
動ローラ43よりもシートPの搬送方向下流側で駆動ロ
ーラ21に当接する第2の従動ローラ44とを設けると
共に、その第2の従動ローラ44を駆動ローラ21への
当接を解除して待避させる待避手段50を設けている。
【0027】そして、第2の従動ローラ44の駆動ロー
ラ21への当接とその駆動ローラ21からの待避とによ
って、2つの搬送路33と34へシートの搬送方向を選
択的に切り換えるようにしている。
【0028】第2の従動ローラ44は、ローラ保持部材
52の先端に回転自在に支持されており、そのローラ保
持部材52は円筒部材54内に摺動可能に嵌入されてい
て、その一端と円筒部材54内面との間に設けられたス
プリング51によって全体が通常の状態において図で下
方に付勢され、そのローラ保持部材52と一体の第2の
従動ローラ44が駆動ローラ21から離れて待避した位
置にある。
【0029】また、ローラ保持部材52の端面52a
に、ソレノイド53の可動軸53aの先端を当接させ、
ソレノイド53をオン状態にしたときにローラ保持部材
52がスプリング51の付勢力に抗して押し上げられ
て、第2の従動ローラ44が駆動ローラ21に搬送に適
した所定の加圧力で当接するようにしている。なお、図
1で35は搬送路34上に設けられている搬送ローラ対
である。また、36,37及び38は、シートを搬送路
上にそれぞれ案内するガイド板であり、12は定着入口
センサである。
【0030】次に、この搬送路切換装置20により、連
続して送り込まれるシートPを、それぞれのシートの進
行方向順に搬送路33と搬送路34とに交互に搬送方向
を切り換えて送り込む場合を例にとって、図3を参照し
ながら説明する。なお図中の矢印は各ローラの回転方向
を示すものとする。
【0031】図3の(a)に示すように、1枚目のシー
トP1 が搬送路切換装置20に向かって搬送されている
ときには、第2の従動ローラ44が駆動ローラ21に第
1の従動ローラ43と共に当接し、それらが矢示の回転
方向にシート搬送速度に略一致する搬送速度でそれぞれ
回転している。
【0032】そのシートP1 が搬送方向に進行すると、
図3の(b)に示すようにその先端が駆動ローラ21と
第1の従動ローラ43とによって挾持されながら搬送さ
れ、それが矢示方向に回転している第2の従動ローラ4
4の外周部分に接した後に駆動ローラ21と第2の従動
ローラ44とが接するニップに導かれ、その駆動ローラ
21と第2の従動ローラ44とによる搬送力によって、
図3の(c)に示すように搬送路33に搬送されてい
く。
【0033】そして、図3の(d)に示すように、次の
2枚目のシートP2 が搬送されてくると、この時点では
既にソレノイド53(図1)がオフ状態になっているた
め、第2の従動ローラ44の駆動ローラ21への当接が
解除されて、それが図示の待避位置に移動している。こ
の状態で、シートP2 が搬送方向に進行すると、その先
端が図3の(e)に示すように駆動ローラ21と第1の
従動ローラ43とによって挾持されながら搬送され、そ
れが駆動ローラ21と第1の従動ローラ43とのニップ
NPを通る接線Lの延長線上に進行する。
【0034】したがって、そのシートP2 は、図3の
(f)に示すように搬送路34に搬送されていく。この
ような一連の動作を繰り返すことによって、シートを連
続して搬送路切換装置20に送り込んでも、そのシート
Pを進行方向順にそれぞれ搬送路33と34とに交互に
効率よく切り換えて搬送することができる。
【0035】そして、このように分岐爪を使用せずに、
ローラのみの組合せでシートを2つの搬送路に搬送方向
を切り換えることによりシートの画像面を擦らないの
で、画像品質の低下を防止できる。
【0036】ところで、この実施例では図4に示すよう
に、第2の従動ローラ44が駆動ローラ21に当接した
位置で、その第2の従動ローラ44の回転中心44a
が、駆動ローラ21と第1の従動ローラ43とが接する
ニップNPを通る接線Lの延長線に対して第1の従動ロ
ーラ43側にあるようにしている。したがって、駆動ロ
ーラ21と第1の従動ローラ43とに挾持されて接線L
に略沿って第2の従動ローラ44へ向けて搬送されるシ
ートの先端を、駆動ローラ21と第2の従動ローラ44
とのニップに確実に導くことができる。
【0037】すなわち、この実施例の場合と逆に、第2
の従動ローラ44の回転中心44aが接線Lの延長線に
対して駆動ローラ21(図4で接線Lの上側)に位置す
るようにした場合には、接線Lに略沿って第2の従動ロ
ーラ44へ向けて搬送されるシートの先端が、駆動ロー
ラ21と第2の従動ローラ44とのニップに向かわずに
第2の従動ローラ44の外周面に沿って図4で下側に逃
げてしまう恐れがあるが、上記のような位置関係に第2
の従動ローラ44を配設することにより、そのような搬
送ミスを防止することができる。
【0038】また、この実施例では図5に示すように、
第2の従動ローラ44が駆動ローラ21から待避した位
置で、その第2の従動ローラ44の外周面44b全体が
駆動ローラ21と第1の従動ローラ43とが接するニッ
プNPを通る接線Lの延長線よりも第1の従動ローラ4
3側にあるようにしている。
【0039】このようにすれば、駆動ローラ21と第1
の従動ローラ43とに挾持されて搬送されてくるシート
は、その先端が待避位置にある第2の従動ローラ44に
当接することなしに駆動ローラ21と第1の従動ローラ
43のニップを通る接線Lに沿って搬送されるので、シ
ートを下方側の搬送路34(図1参照)へ確実に搬送で
きる。
【0040】次に、駆動ローラによって搬送されるシー
トの後端が駆動ローラと第2の従動ローラとの当接位置
を通過する以前に、搬送路の切り換え動作を実行するよ
うにした搬送路切換装置の実施例を、図6を参照して説
明する。この実施例では、第2の従動ローラ44の位置
の切り換えを、シートPの後端が駆動ローラ21と第2
の従動ローラ44との当接位置を通過する以前に行うよ
うにしている。
【0041】その動作内容を、図3で説明した場合と同
様に搬送路切換装置20に連続して送り込まれるシート
Pを、シートの進行方向順に搬送路33と搬送路34と
に交互にそれぞれ切り換えて搬送する場合を例にとって
説明する。図6の(a)は一枚目のシートP1 が搬送路
切換装置20に給送されている状態であり、その先端P
aが矢示方向に回転している駆動ローラ21とそれに当
接して矢示方向に回転している第1の従動ローラ43と
の間に向かって進行している。
【0042】その先端Paは、図6の(b)に示すよう
に、駆動ローラ21と第1の従動ローラ43との間に挾
持されながら搬送され、さらに駆動ローラ21と第2の
従動ローラ44との間に挾持されて搬送されることによ
り、搬送路33へ導かれる。そして、図6の(c)に示
すように、その1枚目のシートP1 の後端が駆動ローラ
21と第2の従動ローラ44との当接部を通過する以前
にソレノイド53(図1)をオフ状態にして、第2の従
動ローラ44を駆動ローラ21から離して待避位置にす
る。したがって、図6の(d)に示すように、2枚目の
シートP2 が下側の搬送路34に搬送されていく。
【0043】さらに、そのシートP2 の後端が駆動ロー
ラ21と第2の従動ローラ44との当接部を通過する以
前にソレノイド53をオン状態にして、図6の(e)に
示すように第2の従動ローラ44を駆動ローラ21に再
び当接させる。したがって、図6の(f)に示すよう
に、3枚目のシートP3 が上側の搬送路33に搬送され
ていく。
【0044】このように、第2の従動ローラ44の位置
の切り換えを、シートの後端が駆動ローラ21と第2の
従動ローラ44との当接位置を通過する以前に行うよう
にすれば、先行するシートを駆動ローラ21が搬送して
いる間に次のシートのための搬送方向の切り換えを完了
させることができるので、シート間隔が極めて小さい場
合であってもシートを確実に目的とする搬送経路に送り
込むことができる。
【0045】なお、このシートの後端が第2の従動ロー
ラ44の当接位置を通過する以前に搬送路の切り換え動
作を実行する手段として、マイクロコンピユータを使用
することができる。そのマイクロコンピユータは、例え
ば各種判断及び処理機能を有する中央処理装置(CP
U)と、シートの搬送を考慮した所定のタイミングでソ
レノイド53(図1)をオン・オフ制御することによっ
て第2の従動ローラ44の位置を切り換えるために必要
なプログラムを含む各処理プログラム及び固定データを
格納したROMと、処理データを格納するデータメモリ
であるRAMと、入出力回路(I/O)とによって構成
する。
【0046】図7乃至図10は第1と第2の従動ローラ
を共に駆動ローラへの当接から解除して待避可能にする
と共にそれらを待避させたときに第3の搬送経路が形成
されるようにした実施例を示し、図1乃至図2に対応す
る部分には同一の符号を付してある。
【0047】図7のレーザプリンタに設けられている搬
送路切換装置40は、第2の従動ローラ44を待避させ
る待避手段50の他に、第1の従動ローラ43を駆動ロ
ーラ21への当接を解除して待避させる待避手段60を
設けており、その第1及び第2の従動ローラ43,44
が共に駆動ローラ21から待避した図7に示す状態で、
第1及び第2の従動ローラ43,44と駆動ローラ21
との間を通るシートPが直線的に搬送される第3の搬送
経路61が形成されるようにしている。
【0048】また、その第3の搬送経路61を経て排出
されたシートPを載置する排紙トレイ66を開閉可能に
設けると共に、その排紙トレイ66の開動作に連動して
第1及び第2の従動ローラ43,44を共に駆動ローラ
21から待避する位置に移動させるようにしている。
【0049】そして、図8に示すように、その駆動ロー
ラ21から待避する位置に共に移動した第1及び第2の
従動ローラ43,44の外周部43a,44bが、第3
の搬送路61に搬送されるシートPを案内するガイドを
兼ねるようにしている。
【0050】待避手段60は、図9及び図10に示すよ
うに待避手段50と同様な構成であり、ローラ保持部材
72の先端に第1の従動ローラ43を回転自在に支持
し、そのローラ保持部材72を円筒部材74内に摺動可
能に嵌入させて、その一端と円筒部材74の内面との間
にスプリング71を介装して、その付勢力によってロー
ラ保持部材72全体が通常の状態において図で下方に付
勢されることにより、そのローラ保持部材72と一体の
第1の従動ローラ43が駆動ローラ21から離れて待避
した位置になるようにしている。
【0051】また、ローラ保持部材72の端面72a
に、ソレノイド73の可動軸73aの先端を当接させ、
ソレノイド73をオン状態にしたときに、図9に示すよ
うにローラ保持部材72がスプリング71の付勢力に抗
して押し上げられて、第1の従動ローラ43が駆動ロー
ラ21に搬送に適した所定の加圧力で当接するようにし
ている。なお、図9ではソレノイド53もオン状態にあ
って、第2の従動ローラ44も駆動ローラ21に所定の
加圧力で当接している。
【0052】そして、そのソレノイド53と73を共に
オフ状態にすれば、図10に示すようにローラ保持部材
51がスプリング51の付勢力により、またローラ保持
部材72がスプリング71の付勢力によってそれぞれ押
し下げられるため、第1の従動ローラ43と第2の従動
ローラ44が共に駆動ローラ21から待避した状態にな
り、シートが直線的に搬送される図8に示す第3の搬送
路61が形成される。
【0053】そして、この実施例では、第3の搬送経路
61を経て排出されたシートを載置する排紙トレイ66
の開閉に連動して、待避手段50及び60のソレノイド
53及び73が作動し、第1,第2の従動ローラ43,
44が図8に示す待避位置と図7に示す位置とに移動す
る。
【0054】これらのソレノイド53,73の作動ある
いは不作動の制御は、プリンタ本体1の図7で左方側の
側面に取り付けられているスイッチ67からのオン・オ
フ信号を入力する図示しない制御部が行ない、そのスイ
ッチ67はプリンタ本体1の第3の搬送経路61の出口
部分に開閉可能に取り付けられている排紙トレイ66の
開閉によってオンあるいはオフ状態になる。
【0055】すなわち、図7に示すように排紙トレイ6
6が閉じられているときにはスイッチ67がオフ状態に
あり、この状態ではソレノイド73はオン状態になるた
め、第1の従動ローラ43が駆動ローラ21に当接し、
搬送路33又は搬送路34へのシートの搬送方向の切り
換えが可能な状態となる。
【0056】また、排紙トレイ66を開放した状態で
は、図8に示すようにスイッチ67がオン状態になるた
め、ソレノイド53,73(図10参照)が共にオフ状
態になって第1の従動ローラ43と第2の従動ローラ4
4が共に駆動ローラ21から離れて待避するため、搬送
ローラ対31によって搬送されるシートPが直線状に搬
送可能な状態になる。この時、その待避した第1と第2
の従動ローラ43,44は、それらの外周部43a,4
4bが前述したように第3の搬送路61に搬送されるシ
ートを案内するガイドを兼ねる。
【0057】このように、この実施例では、排紙トレイ
66の開閉に連動して第1の従動ローラ43及び第2の
従動ローラ44の位置が変更されるので、排紙トレイ6
6の開閉動作と、第1の従動ローラ43及び第2の従動
ローラ44を第3の搬送路61へシートを搬送する位置
に切り換える動作とを別々に行うようにしている場合に
は、操作の手違いによっては第3の搬送路61に排紙ト
レイ66を閉じたままシートを搬送してしまう恐れもあ
るが、そのような心配のない確実なシートの搬送および
排紙ができる。
【0058】そして、シートの搬送方向を単に2方向に
切り換える以外に第3の搬送路61へ直線的に搬送する
こともできるので便利である。また、駆動ローラ21か
ら待避した状態の第1の従動ローラ43及び第2の従動
ローラ44の外周部43a,44bが、第3の搬送経路
61に搬送されるシートを案内するガイドも兼ねるの
で、シートの円滑な搬送ができる。
【0059】図11は駆動ローラ21を導電部材で形成
してそれをアースに落とすようにした実施例を示す概略
図、図12は第1の従動ローラ43を導電部材で形成し
てそれをアースに落とすようにした実施例を示す概略図
である。図11あるいは図12に示すように、駆動ロー
ラ21あるいは第1の従動ローラ43を導電部材で形成
してそれをアースに落とすようにすれば、その駆動ロー
ラ21あるいは第1の従動ローラ43が除電機能を有す
るので、そこを通過するシートの静電気を除去すること
ができるため、シート排出時に確実で良好なスタック性
を確保することができる。
【0060】すなわち、一般的に静電写真技術を用いた
プリンタや複写機等の画像形成装置では、画像形成を行
うとシートが静電気を帯びることが知られている。その
主な原因は、感光体上に形成されたトナー像をシートに
転写するときに、転写チャージャによってシート裏側か
らトナーが帯びている電荷とは逆極性の電位をかけるた
めであり、このときシートが静電気を帯びる。このよう
に、シートが静電気を帯びてしまうと、シート同士が反
発し合うようになるので、排出後のシートのスタック性
が非常に悪くなる。
【0061】しかしながら、この実施例のように、駆動
ローラ21あるいは第1の従動ローラ43に除電機能を
もたせることにより、シート上の静電気を除去すること
ができるので、シートのスタック性を良くすることがで
きる。なお、このように除電機能をもたせるのは、駆動
ローラ21と第1の従動ローラ43のいずれか一方であ
ってもよいし、その両方に除電機能をもたせるようにし
てもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、第2の従動ローラを駆動ローラへ当接させたり、そ
れを離して待避させたりするだけで、搬送されるシート
を複数の搬送経路に搬送方向を選択的に切り換えること
ができる。そして、搬送経路の切り換えに分岐爪を使用
していないため、シートに負荷を与えることなしにそれ
を目的とする搬送経路に確実に搬送することができる。
【0063】また、第2の従動ローラの駆動ローラへの
当接時の位置が、その第2の従動ローラの回転中心が駆
動ローラと第1の従動ローラが接するニップを通る接線
の延長線よりも第1の従動ローラ側になるようにすれ
ば、駆動ローラと第1の従動ローラとに挾持されて搬送
されてくるシートの先端を、駆動ローラと第2の従動ロ
ーラのニップに確実に導くことができるので、その駆動
ローラと第2の従動ローラとによるシートの搬送がより
確実になる。
【0064】さらに、第2の従動ローラの駆動ローラか
らの待避位置が、その第2の従動ローラの外周面が駆動
ローラと第1の従動ローラが接するニップを通る接線の
延長線よりも第1の従動ローラ側になるようにすれば、
駆動ローラと第1の従動ローラとに挾持されて搬送され
てくるシートは、その先端が待避位置にある第2の従動
ローラに当接するようなことがないので、その搬送が阻
害されることなしに確実に選択された搬送経路へ搬送さ
れ、その際にシートの第2の従動ローラ側の面に画像が
形成されている場合には、それがローラによって擦られ
ないので画像品質の低下も防止できる。
【0065】また、駆動ローラによって搬送されるシー
トの後端が、第2の従動ローラの駆動ローラへの当接位
置を通過する以前に搬送路の切り換え動作を実行する手
段を設ければ、駆動ローラと第2の従動ローラとによっ
て一方の搬送経路に搬送されたシートの後端がそれらの
ローラの当接位置を通過する以前に第2の従動ローラが
待避位置に移動して搬送経路が切り換えられるので、極
めて小さなシート間隔でシートが連続して搬送されてく
る場合であっても、それを確実に目的とする搬送経路に
確実に送り込むことができる。
【0066】さらに、第1の従動ローラを駆動ローラへ
の当接を解除して待避させる待避手段を設け、第1及び
第2の従動ローラが共に駆動ローラから待避した状態
で、その第1及び第2の従動ローラと駆動ローラとの間
を直線的に搬送されるシートを受け入れる第3の搬送経
路が形成されるようにすれば、搬送されるシートを3つ
の搬送経路に搬送方向を切り換えることができるので、
より機能アップになる。
【0067】また、第3の搬送経路を経て排出されたシ
ートを載置する排紙トレイを開閉可能に設けると共に、
その排紙トレイの開動作に連動して第1及び第2の従動
ローラを共に駆動ローラから待避する位置に移動させる
ようにすれば、排紙トレイの開閉操作と第3の搬送経路
への搬送路の切り換え操作とを別々に行う必要がなくな
るので操作性が向上すると共に、排紙トレイを開放した
時にはそれに連動して第1及び第2の従動ローラが共に
待避位置に移動するため、ミスのない確実な搬送路の切
り換えができる。
【0068】さらに、駆動ローラから待避する位置に共
に移動した第1及び第2の従動ローラの外周部が、第3
の搬送路に搬送されるシートを案内するガイドを兼ねる
ようにすれば、シートを案内するガイド板等を別に設け
る必要がなくなるので部品点数を減らすことができると
共に、シートをローラで案内することにより円滑な搬送
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である搬送路切換装置をシ
ートに画像を形成する画像形成部付近と共に示す概略図
である。
【図2】同じくその搬送路切換装置を装着したレーザプ
リンタを示す構成図である。
【図3】図1の搬送路切換装置に連続して送り込まれる
シートを2つの搬送路に交互に搬送する動作を段階的に
示す概略図である。
【図4】同じくその搬送路切換装置に設けられている第
2の従動ローラ44の駆動ローラ21への当接時の位置
関係を説明するための概略図である。
【図5】同じくその第2の従動ローラ44が駆動ローラ
21から待避した時の位置関係を説明するための概略図
である。
【図6】搬送されるシートの後端が駆動ローラと第2の
従動ローラとの当接位置を通過する以前に搬送路の切り
換え動作を実行するようにした実施例のシートの搬送状
態を段階的に示した概略図である。
【図7】第1と第2の従動ローラを共に駆動ローラへの
当接から解除して待避させたときに第3の搬送経路が形
成されるようにした実施例を示す概略構成図である。
【図8】同じくその第1と第2の従動ローラが図7と異
なる位置に移動した状態を示す概略構成図である。
【図9】図7の実施例に設けられている待避手段50と
60を示す構成図である。
【図10】同じくその待避手段50と60の図9と異な
る作動状態を示す構成図である。
【図11】駆動ローラ21を導電部材で形成してそれを
アースに落とすようにした実施例を示す概略図である。
【図12】第1の従動ローラ43を導電部材で形成して
それをアースに落とすようにした実施例を主要な部分の
み示す概略図である。
【符号の説明】
20,40 搬送路切換装置 21 駆動ロー
ラ 33,34 搬送路 43 第1の従
動ローラ 43a,44b 外周面 44 第2の従
動ローラ 50,60B 待避手段 66 排紙トレ
イ 67 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中里 保史 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送されるシートを複数の搬送経路のい
    ずれかに搬送方向を選択的に切り換える搬送路切換装置
    において、 前記複数の搬送経路の分岐点近傍で、シート搬送速度と
    略一致する搬送速度で回転駆動される駆動ローラと、該
    駆動ローラに当接する第1の従動ローラと、該第1の従
    動ローラよりもシートの搬送方向下流側で前記駆動ロー
    ラに当接する第2の従動ローラとを設けると共に、該第
    2の従動ローラを前記駆動ローラへの当接を解除して待
    避させる待避手段を設け、前記第2の従動ローラの前記
    駆動ローラへの当接と該駆動ローラからの待避とによっ
    て、2つの搬送経路へシートの搬送方向を選択的に切り
    換えるようにしたことを特徴とする搬送路切換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の搬送路切換装置におい
    て、前記第2の従動ローラが前記駆動ローラに当接した
    位置で、該第2の従動ローラの回転中心が前記駆動ロー
    ラと第1の従動ローラとが接するニップを通る接線の延
    長線に対して第1の従動ローラ側にあるようにしたこと
    を特徴とする搬送路切換装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の搬送路切換装置に
    おいて、前記第2の従動ローラが前記駆動ローラから待
    避した位置で、該第2の従動ローラの外周面全体が前記
    駆動ローラと第1の従動ローラとが接するニップを通る
    接線の延長線よりも第1の従動ローラ側にあるようにし
    たことを特徴とする搬送路切換装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    搬送路切換装置において、前記駆動ローラによって搬送
    されるシートの後端が前記第2の従動ローラの当接位置
    を通過する以前に、搬送路の切り換え動作を実行する手
    段を設けたことを特徴とする搬送路切換装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    搬送路切換装置において、前記第1の従動ローラを前記
    駆動ローラへの当接を解除して待避させる待避手段を設
    け、前記第1及び第2の従動ローラが共に前記駆動ロー
    ラから待避した状態で、前記第1及び第2の従動ローラ
    と前記駆動ローラとの間を通るシートが直線的に搬送さ
    れる第3の搬送経路が形成されるようにしたことを特徴
    とする搬送路切換装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の搬送路切換装置におい
    て、前記第3の搬送経路を経て排出されたシートを載置
    する排紙トレイを開閉可能に設けると共に、該排紙トレ
    イの開動作に連動して前記第1及び第2の従動ローラを
    共に前記駆動ローラから待避する位置に移動させるよう
    にしたことを特徴とする搬送路切換装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6記載の搬送路切換装置に
    おいて、前記駆動ローラから待避する位置に共に移動し
    た前記第1及び第2の従動ローラの外周部が、前記第3
    の搬送路に搬送されるシートを案内するガイドを兼ねる
    ようにしたことを特徴とする搬送路切換装置。
JP4198728A 1992-07-24 1992-07-24 搬送路切換装置 Pending JPH0648635A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4198728A JPH0648635A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 搬送路切換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4198728A JPH0648635A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 搬送路切換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0648635A true JPH0648635A (ja) 1994-02-22

Family

ID=16396003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4198728A Pending JPH0648635A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 搬送路切換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0648635A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140049003A1 (en) * 2012-08-15 2014-02-20 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. Document storage device for printer

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140049003A1 (en) * 2012-08-15 2014-02-20 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. Document storage device for printer
US8833767B2 (en) * 2012-08-15 2014-09-16 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. Document storage device for printer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6171521B2 (ja) 搬送方向切替装置、搬送方向切替方法および画像形成装置
JP3257712B2 (ja) 搬送路切換装置
JP2779826B2 (ja) 両面画像形成装置
JPH0648635A (ja) 搬送路切換装置
JP2008268641A (ja) 画像形成装置
JP3142169B2 (ja) 搬送経路切換装置
JP7392873B2 (ja) シート後処理装置及び画像形成システム
JP2726783B2 (ja) 両面印刷装置
JP7124399B2 (ja) 搬送装置および画像形成装置
JP2803312B2 (ja) 用紙処理装置
JP3242054B2 (ja) 画像形成装置
JPH04256643A (ja) 画像形成装置
JP2638957B2 (ja) 画像形成装置用の用紙反転装置
JP2000247525A (ja) シート搬送装置と該装置を備えた画像形成装置
JP4042221B2 (ja) 画像形成装置
JP2672653B2 (ja) 画像形成装置の用紙搬送方法
JP2024007871A (ja) 画像形成装置
JPH11258861A (ja) 画像形成装置
JPH05307291A (ja) 両面印刷装置のシートしわ伸ばし機構
JP2002211794A (ja) 画像形成装置
JP2005059991A (ja) 電子写真印刷装置
JPS59211055A (ja) 自動両面記録装置
JPH08104463A (ja) 画像出力処理システム
JP2019066617A (ja) 画像形成装置およびジャム処理方法
JPH10305934A (ja) シート搬送装置および画像読取装置および画像形成装置