JPH05307291A - 両面印刷装置のシートしわ伸ばし機構 - Google Patents
両面印刷装置のシートしわ伸ばし機構Info
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- JPH05307291A JPH05307291A JP4112557A JP11255792A JPH05307291A JP H05307291 A JPH05307291 A JP H05307291A JP 4112557 A JP4112557 A JP 4112557A JP 11255792 A JP11255792 A JP 11255792A JP H05307291 A JPH05307291 A JP H05307291A
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- Japan
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- sheet
- printing
- standby roller
- paper
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- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シートの片面を印刷後、裏面を印刷する両面
印刷装置において、片面印刷により生じたシートをしわ
を裏面印刷前に伸ばして裏面印刷するシートしわ伸ばし
機構に関し、定着によりシートにしわが発生しても、裏
面転写時の転写不良を防止することを目的とする。 【構成】 待機ローラ44から送られるシートの片面
に、回転する像形成ドラム10のトナー像を転写し定着
して印刷する印刷部1と、印刷部1の印刷パス40から
のシートの方向反転を行う反転部41と、反転されたシ
ートを待機ローラ44に搬送するための両面パス42と
を有し、片面印刷されたシートを両面パス42により待
機ローラ44に搬送して、シートの裏面を印刷部1によ
り印刷する両面印刷装置において、待機ローラ44の搬
送速度を像形成ドラム10による搬送速度より遅くし
て、シートを待機ローラ44と像形成ドラム10とで引
っ張る。
印刷装置において、片面印刷により生じたシートをしわ
を裏面印刷前に伸ばして裏面印刷するシートしわ伸ばし
機構に関し、定着によりシートにしわが発生しても、裏
面転写時の転写不良を防止することを目的とする。 【構成】 待機ローラ44から送られるシートの片面
に、回転する像形成ドラム10のトナー像を転写し定着
して印刷する印刷部1と、印刷部1の印刷パス40から
のシートの方向反転を行う反転部41と、反転されたシ
ートを待機ローラ44に搬送するための両面パス42と
を有し、片面印刷されたシートを両面パス42により待
機ローラ44に搬送して、シートの裏面を印刷部1によ
り印刷する両面印刷装置において、待機ローラ44の搬
送速度を像形成ドラム10による搬送速度より遅くし
て、シートを待機ローラ44と像形成ドラム10とで引
っ張る。
Description
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図3、図4) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例 (a) 一実施例の説明(図2) (b) 他の実施例の説明 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、シートの片面を印刷
後、裏面を印刷する両面印刷装置において、片面印刷に
より生じたシートをしわを裏面印刷前に伸ばして裏面印
刷するシートしわ伸ばし機構に関する。
後、裏面を印刷する両面印刷装置において、片面印刷に
より生じたシートをしわを裏面印刷前に伸ばして裏面印
刷するシートしわ伸ばし機構に関する。
【0003】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の
印刷装置では、シートの両面に印刷することが要求され
ており、表面と裏面用の印刷機構を設けると、印刷装置
が大型化、高価格化するため、1台の印刷機構を利用し
て、両面印刷することが要求されている。
印刷装置では、シートの両面に印刷することが要求され
ており、表面と裏面用の印刷機構を設けると、印刷装置
が大型化、高価格化するため、1台の印刷機構を利用し
て、両面印刷することが要求されている。
【0004】このため、印刷機構で表面が印刷されたシ
ートを反転して、シート裏面を印刷機構に印刷させる両
面印刷装置が開発されている。このような両面印刷装置
として、印刷機構に電子写真機構等のトナー像を形成
し、シートに転写し、定着するものであると、定着後の
シート(用紙)に波しわが発生する。
ートを反転して、シート裏面を印刷機構に印刷させる両
面印刷装置が開発されている。このような両面印刷装置
として、印刷機構に電子写真機構等のトナー像を形成
し、シートに転写し、定着するものであると、定着後の
シート(用紙)に波しわが発生する。
【0005】この波しわは、両面印刷では、裏面印刷時
のトナー像の転写に悪影響を及ぼし、転写抜けが発生
し、裏面の印刷不良となるため、その対策が望まれてい
る。
のトナー像の転写に悪影響を及ぼし、転写抜けが発生
し、裏面の印刷不良となるため、その対策が望まれてい
る。
【0006】
【従来の技術】図3、図4は従来技術の説明図(その
1)、(その2)である。図3において、2は給紙部で
あり、各々用紙を収容する上段ホッパ20と、中段ホッ
パ21と、下段ホッパ22とを備え、カット用紙を供給
するためのもの、3は排紙部(スタッカ部)であり、印
刷された用紙を収納しておくものである。
1)、(その2)である。図3において、2は給紙部で
あり、各々用紙を収容する上段ホッパ20と、中段ホッ
パ21と、下段ホッパ22とを備え、カット用紙を供給
するためのもの、3は排紙部(スタッカ部)であり、印
刷された用紙を収納しておくものである。
【0007】1は印刷部であり、印刷機構と用紙搬送機
構とからなる。印刷機構は、回転する感光ドラム10
と、感光ドラム10に前帯電する前帯電器11と、帯電
された感光ドラム10に光像を書き込み、静電潜像を形
成するレーザー光学系12と、感光ドラムの潜像をトナ
ーで現像して、トナー像を形成する現像器13と、感光
ドラム10のトナー像を用紙に転写し、分離する転写・
分離器14と、転写後の感光ドラム10をクリーニング
するクリーナー15と、用紙をトナー像をフラッシュ定
着する定着器16とを有する。
構とからなる。印刷機構は、回転する感光ドラム10
と、感光ドラム10に前帯電する前帯電器11と、帯電
された感光ドラム10に光像を書き込み、静電潜像を形
成するレーザー光学系12と、感光ドラムの潜像をトナ
ーで現像して、トナー像を形成する現像器13と、感光
ドラム10のトナー像を用紙に転写し、分離する転写・
分離器14と、転写後の感光ドラム10をクリーニング
するクリーナー15と、用紙をトナー像をフラッシュ定
着する定着器16とを有する。
【0008】一方、用紙搬送機構は、印刷機構で用紙を
搬送する印刷パス40と、片面印刷後の用紙を方向反転
する反転部41と、反転した用紙を印刷パス40の入口
に搬送する両面パス42とを有している。
搬送する印刷パス40と、片面印刷後の用紙を方向反転
する反転部41と、反転した用紙を印刷パス40の入口
に搬送する両面パス42とを有している。
【0009】印刷パス40には、給紙部2からの用紙を
導入する導入ローラ43と、感光ドラム10の手前で用
紙を待機させ、感光ドラム10のトナー像に同期して用
紙を搬送する待機ローラ44と、転写後の用紙を搬送す
る搬送ローラ45と、用紙を排出部3又は反転部41に
導くゲート48とが設けられている。
導入する導入ローラ43と、感光ドラム10の手前で用
紙を待機させ、感光ドラム10のトナー像に同期して用
紙を搬送する待機ローラ44と、転写後の用紙を搬送す
る搬送ローラ45と、用紙を排出部3又は反転部41に
導くゲート48とが設けられている。
【0010】又、反転部41には、用紙を送り、用紙後
端を両面パス42に向け、用紙を両面パス42に送る反
転ローラ46が設けられており、両面パス42には、用
紙を待機ローラ44に搬送する搬送ローラ47が設けら
れている。
端を両面パス42に向け、用紙を両面パス42に送る反
転ローラ46が設けられており、両面パス42には、用
紙を待機ローラ44に搬送する搬送ローラ47が設けら
れている。
【0011】両面印刷動作は、給紙部2からの用紙を導
入ローラ43で、待機ローラ44に突き当て、感光ドラ
ム10のトナー像と同期して、待機ローラ44で用紙を
送り、用紙を感光ドラム10に密着させ、転写・分離器
14で用紙に感光ドラム10のトナー像を転写し、感光
ドラム10から用紙を分離して、搬送ローラ45で用紙
を搬送し、定着器16で用紙のトナー像をフラッシュ定
着し、ゲート48を介して反転部41に導く。
入ローラ43で、待機ローラ44に突き当て、感光ドラ
ム10のトナー像と同期して、待機ローラ44で用紙を
送り、用紙を感光ドラム10に密着させ、転写・分離器
14で用紙に感光ドラム10のトナー像を転写し、感光
ドラム10から用紙を分離して、搬送ローラ45で用紙
を搬送し、定着器16で用紙のトナー像をフラッシュ定
着し、ゲート48を介して反転部41に導く。
【0012】反転部41では、片面印刷された用紙の方
向転換し、両面パス42に導き、両面パス42により用
紙を待機ローラ44に搬送し、同様に感光ドラム10の
トナー像を用紙の裏面に転写し、定着器16で用紙の裏
面のトナー像を定着し、ゲート48を介して排出部3へ
排出して、両面印刷する。
向転換し、両面パス42に導き、両面パス42により用
紙を待機ローラ44に搬送し、同様に感光ドラム10の
トナー像を用紙の裏面に転写し、定着器16で用紙の裏
面のトナー像を定着し、ゲート48を介して排出部3へ
排出して、両面印刷する。
【0013】このような両面印刷装置では、図4に示す
ように、定着動作により、用紙PPのトナー像ののった
黒ベタ部(図の斜線部)と用紙とは、熱吸収力が相違す
るため、フラッシュ定着等の熱による定着では、熱収縮
度が異なり、図に示すように、黒ベタ部の境目でしわが
発生する。
ように、定着動作により、用紙PPのトナー像ののった
黒ベタ部(図の斜線部)と用紙とは、熱吸収力が相違す
るため、フラッシュ定着等の熱による定着では、熱収縮
度が異なり、図に示すように、黒ベタ部の境目でしわが
発生する。
【0014】このしわ部分で、裏面転写時に、感光ドラ
ム10との密着不良が起こり、転写不良が発生すること
がある。このため、従来は、定着器16の後段に用紙を
伸ばす用紙伸ばし機構を設けて、用紙のしわを伸ばして
いた。
ム10との密着不良が起こり、転写不良が発生すること
がある。このため、従来は、定着器16の後段に用紙を
伸ばす用紙伸ばし機構を設けて、用紙のしわを伸ばして
いた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題があった。 用紙伸ばし機構を別に設ける必要があり、部品点数が
多くなり、高価となる。
術では、次の問題があった。 用紙伸ばし機構を別に設ける必要があり、部品点数が
多くなり、高価となる。
【0016】定着器後段で用紙を伸ばして、しわをな
くしても、結局元のしわに戻り、裏面転写時の転写不良
を防止できない。 従って、本発明は、定着によりシートにしわが発生して
も、裏面転写時の転写不良を防止することができる両面
印刷装置のシートしわ伸ばし機構を提供することを目的
とする。
くしても、結局元のしわに戻り、裏面転写時の転写不良
を防止できない。 従って、本発明は、定着によりシートにしわが発生して
も、裏面転写時の転写不良を防止することができる両面
印刷装置のシートしわ伸ばし機構を提供することを目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。本発明の請求項1は、待機ローラ44から送られ
るシートの片面に、回転する像形成ドラム10のトナー
像を転写し、定着して印刷する印刷部1と、該印刷部1
の印刷パス40からの該シートの方向反転を行う反転部
41と、該反転されたシートを該待機ローラ44に搬送
するための両面パス42とを有し、片面印刷されたシー
トを該反転部41により反転して、該両面パス42によ
り該待機ローラ44に搬送して、該シートの裏面を該印
刷部1により印刷する両面印刷装置において、該待機ロ
ーラ44の搬送速度を、該像形成ドラム10による搬送
速度より遅くして、該シートを該待機ローラ44と該像
形成ドラム10とで引っ張ることを特徴とする。
ある。本発明の請求項1は、待機ローラ44から送られ
るシートの片面に、回転する像形成ドラム10のトナー
像を転写し、定着して印刷する印刷部1と、該印刷部1
の印刷パス40からの該シートの方向反転を行う反転部
41と、該反転されたシートを該待機ローラ44に搬送
するための両面パス42とを有し、片面印刷されたシー
トを該反転部41により反転して、該両面パス42によ
り該待機ローラ44に搬送して、該シートの裏面を該印
刷部1により印刷する両面印刷装置において、該待機ロ
ーラ44の搬送速度を、該像形成ドラム10による搬送
速度より遅くして、該シートを該待機ローラ44と該像
形成ドラム10とで引っ張ることを特徴とする。
【0018】本発明の請求項2は、請求項1において、
前記待機ローラ44の径を小さくしたことを特徴とす
る。本発明の請求項3は、請求項2において、前記待機
ローラ44の回転速度を遅くしたことを特徴とする。
前記待機ローラ44の径を小さくしたことを特徴とす
る。本発明の請求項3は、請求項2において、前記待機
ローラ44の回転速度を遅くしたことを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明の請求項1では、シートにしわがあって
も、転写不良を防止するには、転写時にシートを伸ばせ
ばよく、このため、像形成ドラム10の前段の待機ロー
ラ44の搬送速度Vrを、像形成ドラム10の搬送速度
Vpより遅くすることにより、待機ローラ44で搬送さ
れるシートを、像形成ドラム10により引っ張り、シー
トのしわを転写時に伸ばし、シートの転写不良を防止す
るものである。
も、転写不良を防止するには、転写時にシートを伸ばせ
ばよく、このため、像形成ドラム10の前段の待機ロー
ラ44の搬送速度Vrを、像形成ドラム10の搬送速度
Vpより遅くすることにより、待機ローラ44で搬送さ
れるシートを、像形成ドラム10により引っ張り、シー
トのしわを転写時に伸ばし、シートの転写不良を防止す
るものである。
【0020】このため、用紙伸ばし機構が不要となり、
部品点数を削減して、安価に構成できるとともに、転写
不良を防止できる。本発明の請求項2では、待機ローラ
44の径を小さくすることにより、待機ローラ44の搬
送速度を遅くするので、容易に且つ安価に実現できる。
部品点数を削減して、安価に構成できるとともに、転写
不良を防止できる。本発明の請求項2では、待機ローラ
44の径を小さくすることにより、待機ローラ44の搬
送速度を遅くするので、容易に且つ安価に実現できる。
【0021】本発明の請求項3では、ギア比等を変更し
て、待機ローラ44の回転速度を遅くして、待機ローラ
44の搬送速度を遅くするので、容易に且つ安価に実現
できる。
て、待機ローラ44の回転速度を遅くして、待機ローラ
44の搬送速度を遅くするので、容易に且つ安価に実現
できる。
【0022】
(a) 一実施例の説明 図2は本発明の一実施例構成図であり、プリンタを示し
ている。
ている。
【0023】図2中、図1、図3で説明したものは、同
一の記号で示してあり、待機ローラ44の径は、従来、
図の点線の大きさであり、用紙搬送速度Vrは、感光ド
ラム10の用紙搬送速度Vpと同一であったが、本発明
では、待機ローラ44の径を点線の大きさから実線の大
きさに小さくして、用紙搬送速度Vrを感光ドラム10
の用紙搬送速度Vpの約0.4%程度遅くしている。
一の記号で示してあり、待機ローラ44の径は、従来、
図の点線の大きさであり、用紙搬送速度Vrは、感光ド
ラム10の用紙搬送速度Vpと同一であったが、本発明
では、待機ローラ44の径を点線の大きさから実線の大
きさに小さくして、用紙搬送速度Vrを感光ドラム10
の用紙搬送速度Vpの約0.4%程度遅くしている。
【0024】この動作を説明すると、給紙部2からの用
紙を導入ローラ43で、待機ローラ44に突き当て、感
光ドラム10のトナー像と同期して、待機ローラ44で
用紙を送り、用紙を感光ドラム10に密着させる。
紙を導入ローラ43で、待機ローラ44に突き当て、感
光ドラム10のトナー像と同期して、待機ローラ44で
用紙を送り、用紙を感光ドラム10に密着させる。
【0025】この時、待機ローラ44の用紙搬送速度V
rが、感光ドラム10の用紙搬送速度Vpより遅いた
め、用紙は感光ドラム10と、待機ローラ44により引
っ張られ、用紙が伸ばされるが、用紙搬送速度Vrが用
紙搬送速度Vpの0.4%遅い程度のため、用紙は破れる
ことなく、用紙搬送の負荷となることなく、搬送され
る。
rが、感光ドラム10の用紙搬送速度Vpより遅いた
め、用紙は感光ドラム10と、待機ローラ44により引
っ張られ、用紙が伸ばされるが、用紙搬送速度Vrが用
紙搬送速度Vpの0.4%遅い程度のため、用紙は破れる
ことなく、用紙搬送の負荷となることなく、搬送され
る。
【0026】そして、用紙は伸ばされた状態で、転写・
分離器14で感光ドラム10のトナー像が転写され、感
光ドラム10から分離され、搬送ローラ45で搬送さ
れ、定着器16で用紙のトナー像をフラッシュ定着し、
ゲート48を介して反転部41に導く。
分離器14で感光ドラム10のトナー像が転写され、感
光ドラム10から分離され、搬送ローラ45で搬送さ
れ、定着器16で用紙のトナー像をフラッシュ定着し、
ゲート48を介して反転部41に導く。
【0027】この定着により、前述の如く、用紙にしわ
が発生する。反転部41では、片面印刷された用紙の方
向転換し、両面パス42に導き、両面パス42により用
紙を待機ローラ44に搬送する。
が発生する。反転部41では、片面印刷された用紙の方
向転換し、両面パス42に導き、両面パス42により用
紙を待機ローラ44に搬送する。
【0028】感光ドラム10のトナー像と同期して、待
機ローラ44で用紙を送り、用紙を感光ドラム10に定
着させる。この時、待機ローラ44の用紙搬送速度Vr
が、感光ドラム10の用紙搬送速度Vpより遅いため、
用紙は感光ドラム10と、待機ローラ44により引っ張
られ、用紙が伸ばされ、用紙のしわが伸ばされるが、用
紙搬送速度Vrが用紙搬送速度Vpの0.4%遅い程度の
ため、用紙は破れることなく、用紙搬送の負荷となるこ
となく、搬送される。
機ローラ44で用紙を送り、用紙を感光ドラム10に定
着させる。この時、待機ローラ44の用紙搬送速度Vr
が、感光ドラム10の用紙搬送速度Vpより遅いため、
用紙は感光ドラム10と、待機ローラ44により引っ張
られ、用紙が伸ばされ、用紙のしわが伸ばされるが、用
紙搬送速度Vrが用紙搬送速度Vpの0.4%遅い程度の
ため、用紙は破れることなく、用紙搬送の負荷となるこ
となく、搬送される。
【0029】従って、待機ローラ44の用紙搬送速度V
rと、感光ドラム10の用紙搬送速度Vpとの差は、用
紙のしわを伸ばす分であれば良く、大きくすると、用紙
が破れたり、用紙搬送の負荷となり、用紙がスリップし
て、好ましくない。
rと、感光ドラム10の用紙搬送速度Vpとの差は、用
紙のしわを伸ばす分であれば良く、大きくすると、用紙
が破れたり、用紙搬送の負荷となり、用紙がスリップし
て、好ましくない。
【0030】そして、用紙はしわをのばされた状態で、
転写・分離器14で感光ドラム10のトナー像が転写さ
れ、感光ドラム10から分離され、搬送ローラ45で搬
送され、定着器16で用紙の裏面のトナー像を定着し、
ゲート48を介して排出部3への排出して、両面印刷す
る。
転写・分離器14で感光ドラム10のトナー像が転写さ
れ、感光ドラム10から分離され、搬送ローラ45で搬
送され、定着器16で用紙の裏面のトナー像を定着し、
ゲート48を介して排出部3への排出して、両面印刷す
る。
【0031】このようにして、待機ローラ44の搬送速
度を、感光ドラム10の搬送速度より若干遅くして、片
面印刷で生じた用紙のしわを、待機ローラ44と感光ド
ラム10の引っ張り力で伸ばした状態で、感光ドラム1
0のトナー像を用紙に転写するので、用紙にしわがあっ
ても、転写不良を発生しない。
度を、感光ドラム10の搬送速度より若干遅くして、片
面印刷で生じた用紙のしわを、待機ローラ44と感光ド
ラム10の引っ張り力で伸ばした状態で、感光ドラム1
0のトナー像を用紙に転写するので、用紙にしわがあっ
ても、転写不良を発生しない。
【0032】又、搬送速度を変化するだけのため、特別
の用紙伸ばし機構を必要としない。更に、この実施例で
は、待機ローラ44の径を変えるだけで済むので、容易
に且つ安価に実現できる。
の用紙伸ばし機構を必要としない。更に、この実施例で
は、待機ローラ44の径を変えるだけで済むので、容易
に且つ安価に実現できる。
【0033】(b) 他の実施例の説明 上述の実施例の他に、本発明は、次のような変形が可能
である。 上述の実施例では、印刷機構3を電子写真機構で説明
したが、定着する他の印刷機構(例えば、静電記録機構
等)等にも使用できる。
である。 上述の実施例では、印刷機構3を電子写真機構で説明
したが、定着する他の印刷機構(例えば、静電記録機構
等)等にも使用できる。
【0034】シートPPは、用紙に限らず、他の媒体
を用いることができる。 印刷装置をプリンタで説明したが、複写機、ファクシ
ミリ等他の印刷装置であっても良い。
を用いることができる。 印刷装置をプリンタで説明したが、複写機、ファクシ
ミリ等他の印刷装置であっても良い。
【0035】待機ローラ44の用紙搬送速度を変化さ
せるため、ローラ径を変化させた例で説明したが、駆動
ギア比を変化させても良く、必要あれば、駆動モータの
速度を変化させても良い。
せるため、ローラ径を変化させた例で説明したが、駆動
ギア比を変化させても良く、必要あれば、駆動モータの
速度を変化させても良い。
【0036】定着器をフラッシュ定着器で説明した
が、熱ローラ定着器等他の熱による定着を行う定着器を
用いても良い。 以上、本発明を実施例により説明したが、本発明の主旨
の範囲内で種々の変形が可能であり、これらを本発明の
範囲から排除するものではない。
が、熱ローラ定着器等他の熱による定着を行う定着器を
用いても良い。 以上、本発明を実施例により説明したが、本発明の主旨
の範囲内で種々の変形が可能であり、これらを本発明の
範囲から排除するものではない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。 待機ローラの用紙搬送速度を、像形成ドラムの用紙搬
送速度より遅くしたので、像形成ドラムと待機ローラと
の速度差により用紙を引っ張ることができ、像形成ドラ
ムでの転写時に用紙を引っ張り、しわを伸ばして転写で
き、転写不良を防止できる。
次の効果を奏する。 待機ローラの用紙搬送速度を、像形成ドラムの用紙搬
送速度より遅くしたので、像形成ドラムと待機ローラと
の速度差により用紙を引っ張ることができ、像形成ドラ
ムでの転写時に用紙を引っ張り、しわを伸ばして転写で
き、転写不良を防止できる。
【0038】待機ローラの用紙搬送速度を変えるだけ
のため、特別の用紙伸ばし機構が不要となり、容易に且
つ安価に実現できる。
のため、特別の用紙伸ばし機構が不要となり、容易に且
つ安価に実現できる。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例構成図である。
【図3】従来技術の説明図(その1)である。
【図4】従来技術の説明図(その2)である。
1 印刷部 2 給紙部 3 排出部 10 感光ドラム(像形成ドラム) 11 前帯電器 12 光学系 13 現像器 14 転写・分離器 16 定着器 40 印刷パス 41 反転部 42 両面パス 44 待機ローラ
Claims (3)
- 【請求項1】 待機ローラ(44)から送られるシート
の片面に、回転する像形成ドラム(10)のトナー像を
転写し、定着して印刷する印刷部(1)と、該印刷部
(1)の印刷パス(40)からの該シートの方向反転を
行う反転部(41)と、該反転されたシートを該待機ロ
ーラ(44)に搬送するための両面パス(42)とを有
し、片面印刷されたシートを該反転部(41)により反
転して、該両面パス(42)により該待機ローラ(4
4)に搬送して、該シートの裏面を該印刷部(1)によ
り印刷する両面印刷装置において、 該待機ローラ(44)の搬送速度を、該像形成ドラム
(10)による搬送速度より遅くして、該シートを該待
機ローラ(44)と該像形成ドラム(10)とで引っ張
ることを特徴とする両面印刷装置のシートしわ伸ばし機
構。 - 【請求項2】 前記待機ローラ(44)の径を小さくし
たことを特徴とする請求項1の両面印刷装置のシートし
わ伸ばし機構。 - 【請求項3】 前記待機ローラ(44)の回転速度を遅
くしたことを特徴とする請求項1の両面印刷装置のシー
トしわ伸ばし機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11255792A JP3174618B2 (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 両面印刷装置のシートしわ伸ばし機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11255792A JP3174618B2 (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 両面印刷装置のシートしわ伸ばし機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05307291A true JPH05307291A (ja) | 1993-11-19 |
JP3174618B2 JP3174618B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=14589652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11255792A Expired - Fee Related JP3174618B2 (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 両面印刷装置のシートしわ伸ばし機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3174618B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6632312B1 (en) | 1999-11-22 | 2003-10-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing tubular film |
US6836641B2 (en) | 2002-02-18 | 2004-12-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and image forming method |
-
1992
- 1992-05-01 JP JP11255792A patent/JP3174618B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6632312B1 (en) | 1999-11-22 | 2003-10-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing tubular film |
US6836641B2 (en) | 2002-02-18 | 2004-12-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and image forming method |
US6947701B2 (en) | 2002-02-18 | 2005-09-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and image forming method |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3174618B2 (ja) | 2001-06-11 |
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