JPH0648590B2 - カートリッジの除電機構 - Google Patents

カートリッジの除電機構

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JPH0648590B2
JPH0648590B2 JP2258376A JP25837690A JPH0648590B2 JP H0648590 B2 JPH0648590 B2 JP H0648590B2 JP 2258376 A JP2258376 A JP 2258376A JP 25837690 A JP25837690 A JP 25837690A JP H0648590 B2 JPH0648590 B2 JP H0648590B2
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cartridge
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optical
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JP2258376A
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博雄 標
秀光 藤沢
学 小倉
裕志 小沼
憲一 佐藤
祐巳 堀田
健治 下澤
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカートリッジの除電機構に係り、特に円盤状記
録媒体をケース内に収納したカートリッジに関する。
〔従来の技術〕
光ディスク、磁気ディスク等の円盤状記録媒体(ディス
ク)の保護などのために、当該ディスクをケース内に収
納したカートリッジを記録再生装置に装填し、ディスク
に情報信号の記録/再生を行なう技術が従来より広く知
られている。例えば、記録層の特性を変化させて情報を
書き込む光ディスクでは、基板材料としてPC(ポリカ
ーボネイト)やPMMA(ポリメチルメタアクリレート
重合体)などから構成されており、通常プラスチック性
のカートリッジケースに入っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、ディスクの基板材料であるPCやPMMAは
帯電し易く、よって帯電によるゴミやホコリの吸着を生
じ易い。しかし、従来はカートリッジケース内のディス
クのゴミやホコリを除去していないため、記録再生時の
信号のS/N比が上記のゴミやホコリにより劣化するこ
とがあった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、上記のゴミや
ホコリによる汚れを除去し得るカートリッジの除電機構
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的達成のため、情報が記録されるディス
クをケースに内包するカートリッジの除電機構であっ
て、 上記カートリッジに、上記ケースと上記ディスクとの間
に移動可能に配設した導電性の除電部材と、上記ケース
の上記除電部材と対向する位置に配設した開口部とを設
け、 上記カートリッジが装着されるディスク装置に、上記デ
ィスクの回転を停止させる際に上記開口部を貫通して上
記除電部材を上記ディスクに押圧する押圧部材を設けた
ものである。
〔作用〕
ディスクの回転を停止させる際に、押圧部材がケースに
設けた開口部を貫通して導電性の除電部材を上記ディス
クに押圧することにより、上記ディスクの静電気をディ
スク装置に逃がすことができる。また、ディスクの回転
を停止させるときだけ、上記除電部材を上記ディスクに
押圧するため、ディスクの回転動作に影響を与えること
を防止できる。
〔実施例〕
第1図は本発明の第1実施例の分解斜視図、第2図は第
1図の要部の平面図等を示す。第1図において、カート
リッジ1は円盤状記録媒体としての光ディスク2を上ケ
ース3と下ケース4との間に内包する構成で、また上ケ
ース3の一側端から中央部にかけて形成されたU字状開
口部3aと、同様に下ケース4に形成されたU字状開口
部4aを開放又は遮断するためのシャッター5が開口部
3a,4a側のケース3,4に嵌合された構成である。
シャッター5は開口部5a,5bを有している。
本実施例は下ケース4の構成に特徴がある。すなわち、
下ケース4には前記除電部として、導電性物質(導電性
塗料など)による導電膜6が図示の如く下ケース4上
に、開口部4a以外の光ディスク2に対応する位置に形
成されている。
この導電膜6が形成された下ケース4について更に詳細
に第2図と共に説明する。下ケース4は第2図(A)の
平面図、同図(B)の底面図、同図(C)の側面図、同
図(D)の同図(A)のD−D線に沿う断面図に示され
る。第2図中、夫々第1図と同一構成部分には同一符号
を付してある。第2図(A)に示す如く、光ディスク2
に対向する下ケース4の面(上面)に形成された前記導
電膜6は、図中、左右端部の部分6a,6bが、第2図
(B),(C)及び(D)に夫々示す如く下ケース4の
側面を介して下ケース4の底面の一部に到る導電膜6
c,6dと夫々電気的に接続されている。
次に、本実施例のカートリッジ1の光ディスク装置への
装着脱動作について第3図と共に説明する。同図中、第
1図及び第2図と同一構成部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。第3図において、光ディスク装置1
1は大略ベゼル12,枠体13内の所定位置に固定され
た光学処理部14及びターンテーブル15,ホルダ16
そしてスライダ部材17からなる。また18はイジェク
トボタン、19はロックレバーである。
ベゼル12には前記カートリッジ1が挿入されるディス
ク挿入口12a及びイジェクトボタン18の一部を突出
させるための開口部12bが、夫々穿設されており、枠
体13の前面部に固定される。ホルダ16はカートリッ
ジ1の装着脱方向及びそれと直交する方向に夫々移動自
在な構成とされており、またホルダ16にはレバー21
が設けられ、更にレバー21の一端に設けられピンが摺
動する長孔16aが穿設されている。レバー21は他端
に引張りコイルばね22の端部が接続され、他端近傍の
支点21aを中心に回動される構成とされている。
スライド部材17は開口部17aを有しており、その開
口部17a内にターンテーブル15等が位置するように
配置され、またカートリッジ1の挿着脱方向に移動自在
に構成されている。ホルダ16とスライダ部材17との
間の空間内にターンテーブル15及び光ヘッドが位置す
る。
また、23は光ヘッドで、レール24a,24bにより
案内され、ターンテーブル15と光学処理部14との間
を往復移動自在な構成とされており、対物レンズ25,
プリズム等の光学系部品を有している。光学処理部14
内のレーザダイオードで発生されたレーザビームはビー
ムスプリッタ及び窓26を介して出射され、光ヘッド2
3内のプリズムで光路が変えられて対物レンズ25によ
りカートリッジ1内の光ディスク面に焦点一致して集光
せしめられ、また、その反射光は対物レンズ25及びプ
リズムを通して窓26へ入射され、光学処理部14内の
回路で再生される。
上記の光ディスク装置11の構成は従来から公知であ
る。このような光ディスク装置11に対してカートリッ
ジ1を挿入する場合は次の如くにして行なわれる。
まず、使用者がカートリッジ1を持ってディスク挿入口
12aへ挿入すると、ホルダ16及びスライド部材17
がカートリッジ1と共に装置の奥部方向へ移動し、か
つ、レバー21の先端のピンがカートリッジ1の先端部
のシャッター5の肩部と係合し、引張りコイルばね22
のばね力に抗して支点21aを中心として反時計方向へ
回動しつつカートリッジ1のシャッター5を開け始め、
所定位置に到った時点でシャッター5を完全に開ける。
このときカートリッジ1の先端部によりロックレバー1
9が押され、これにより図示しない公知の機構によりホ
ルダ16は下動し、カートリッジ1の下部中央にシャッ
ター5の開口部5b,下ケース開口部4aを介して露出
している光ディスク(第1図に2で示す)のセンターホ
ール(第1図の2a)をターンテーブル15のセンター
スピンドルに嵌合させる。
また、カートリッジ1を装置内から取り出すときは、イ
ジェクトボタン18を押すことにより、カートリッジ1
が挿入時と逆の動作によりディスク挿入口12aへ自動
的に排出される。
上記の光ディスク装置11へのカートリッジ1の装着脱
の際、カートリッジ1の外側の導電膜6c,6dが挿入
口12a等の光ディスク装置11の部分に当接するの
で、その際に光ディスク2に帯電していた静電気は導電
膜6,6a,6b,及び6c,6dを介して放電され
る。これにより、光ディスク2へのゴミやホコリの吸着
を防止することができ、よってゴミ、ホコリに影響され
ない高品質の記録/再生ができる。
次に本発明の第2実施例について説明する。第4図は本
発明の第2実施例の分解斜視図を示す。同図中、第1図
と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。第4図において、カートリッジ30はその下ケース
4′の開口部4aの長手方向上の所定位置に、前記除電
部として除電効果のある布のような軟質部材31が上下
動自在に設けられている。
この軟質部材31直下の下ケース4′の位置には、例え
ば第5図に示す如く、押圧部材である棒32が貫通可能
な開口部4b及び4cが夫々穿設されている。
一方、このカートリッジ30内の光ディスク2に対して
情報信号の記録/再生を行なう光ディスク装置は、第5
図に示ように棒32が上下動自在に構成されている。
第5図はカートリッジ30を光ディスク装置に装着した
ときの断面図を示す。同図中、第3図及び第4図と同一
構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。第
5図において、15aはターンテーブル15のセンター
スピンドルで、光ディスク22のセンターホール2a
に、シャッター5の開口部5b,下ケース4の開口部4
aを介して嵌合している。また、対物レンズ25と光デ
ィスク2との間には上記の開口部5b及び4aを介して
光路が形成されている。
本実施例のカートリッジ30は光ディスク2の回転を停
止させる際に、第5図に示す如く棒32をカートリッジ
30の上面方向へ上動させる機械的操作により、軟質部
材31が光ディスク2の表面に圧接される。これによ
り、光ディスク2は制動されると同時に、帯電している
静電気が軟質部材31により除去される。従って、本実
施例の場合も第1実施例と同様の効果を奏する。
なお、本発明は以上の実施例に限定されるものではな
く、例えば円盤状記録媒体としては磁気ディスクでもよ
く、また上記の各実施例に加えて、粘着テープ又は空気
中の塵埃を除去するフィルタをカートリッジ内部に設
け、静電気の除去と同時に既にディスク上に吸着してい
る塵埃を除去するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明によれば、ディスクの回転を停止さ
せる際に導電性の除電部材をディスクに押圧することに
より、ディスクの静電気をディスク装置に逃がすことが
できるため、ディスクに付着している塵埃を除去でき、
従来に比べて安定かつ確実な記録再生ができ、また、デ
ィスクの回転を停止させるときだけ除電部材をディスク
に押圧するため、ディスクの回転動作に影響を与えるこ
とを防止できる等の特長を有するものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の分解斜視図、第2図は第
1図の要部の平面図、底面図、側面図及び断面図、第3
図は本発明カートリッジの光ディスク装置への装着脱動
作説明用分解斜視図、第4図は本発明の第2実施例の分
解斜視図、第5図は第4図示カートリッジのディスク装
置装着時の断面図である。 1,30……カートリッジ、2……光ディスク、3……
上ケース、4……下ケース、4a〜4c……開口部、5
……シャッター、6,6a〜6d……導電膜、31……
軟質部材、32……棒。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小倉 学 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三 菱電機株式会社産業システム研究所内 (72)発明者 小沼 裕志 東京都武蔵野市中町3丁目7番3号 ティ アック株式会社内 (72)発明者 佐藤 憲一 東京都武蔵野市中町3丁目7番3号 ティ アック株式会社内 (72)発明者 堀田 祐巳 東京都武蔵野市中町3丁目7番3号 ティ アック株式会社内 (72)発明者 下澤 健治 東京都武蔵野市中町3丁目7番3号 ティ アック株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−137178(JP,A) 特開 昭62−192990(JP,A) 特開 平3−134878(JP,A) 特開 昭61−239483(JP,A) 特開 平3−178087(JP,A) 特開 平1−211384(JP,A) 特開 昭62−121973(JP,A) 特開 昭63−161575(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報が記録されるディスクをケースに内包
    するカートリッジの除電機構であって、 上記カートリッジに、上記ケースと上記ディスクとの間
    に移動可能に配設した導電性の除電部材と、上記ケース
    の上記除電部材と対向する位置に配設した開口部とを設
    け、 上記カートリッジが装着されるディスク装置に、上記デ
    ィスクの回転を停止させる際に上記開口部を貫通して上
    記除電部材を上記ディスクに押圧する押圧部材を設けた
    ことを特徴とするカートリッジの除電機構。
JP2258376A 1990-09-27 1990-09-27 カートリッジの除電機構 Expired - Lifetime JPH0648590B2 (ja)

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JP2258376A JPH0648590B2 (ja) 1990-09-27 1990-09-27 カートリッジの除電機構

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JPH04134776A JPH04134776A (ja) 1992-05-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04134776A (ja) 1992-05-08

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