JPH0648024B2 - 遠心クラツチ - Google Patents
遠心クラツチInfo
- Publication number
- JPH0648024B2 JPH0648024B2 JP60192248A JP19224885A JPH0648024B2 JP H0648024 B2 JPH0648024 B2 JP H0648024B2 JP 60192248 A JP60192248 A JP 60192248A JP 19224885 A JP19224885 A JP 19224885A JP H0648024 B2 JPH0648024 B2 JP H0648024B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- piston
- centrifugal
- hydraulic
- hydraulic piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D43/00—Automatic clutches
- F16D43/02—Automatic clutches actuated entirely mechanically
- F16D43/04—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed
- F16D43/06—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating axially a movable pressure ring or the like
- F16D43/08—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating axially a movable pressure ring or the like the pressure ring actuating friction plates, cones or similar axially-movable friction surfaces
- F16D43/10—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating axially a movable pressure ring or the like the pressure ring actuating friction plates, cones or similar axially-movable friction surfaces the centrifugal masses acting directly on the pressure ring, no other actuating mechanism for the pressure ring being provided
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/06—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch
- F16D25/062—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces
- F16D25/063—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially
- F16D25/0635—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs
- F16D25/0638—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs with more than two discs, e.g. multiple lamellae
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D43/00—Automatic clutches
- F16D43/02—Automatic clutches actuated entirely mechanically
- F16D43/04—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed
- F16D43/06—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating axially a movable pressure ring or the like
- F16D43/08—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating axially a movable pressure ring or the like the pressure ring actuating friction plates, cones or similar axially-movable friction surfaces
- F16D43/09—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating axially a movable pressure ring or the like the pressure ring actuating friction plates, cones or similar axially-movable friction surfaces in which the carrier of the centrifugal masses can be stopped
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D43/00—Automatic clutches
- F16D43/02—Automatic clutches actuated entirely mechanically
- F16D43/04—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed
- F16D43/06—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating axially a movable pressure ring or the like
- F16D43/08—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating axially a movable pressure ring or the like the pressure ring actuating friction plates, cones or similar axially-movable friction surfaces
- F16D43/12—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating axially a movable pressure ring or the like the pressure ring actuating friction plates, cones or similar axially-movable friction surfaces the centrifugal masses acting on, or forming a part of, an actuating mechanism by which the pressure ring can also be actuated independently of the masses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は変速機の発進用クラッチなどに使用される遠心
クラッチに関するものである。
クラッチに関するものである。
従来技術とその問題点 従来、変速機の動力断続用クラッチとして遠心クラッチ
を使用したものが、例えば特開昭５８−１４９４５８号
公報に示されており、その構造は、クラッチドラムの内
部にクラッチ板と重錘と重錘の遠心荷重により軸方向に
移動してクラッチ板を圧接させる遠心クラッチピストン
とを設けた構造となっている。
を使用したものが、例えば特開昭５８−１４９４５８号
公報に示されており、その構造は、クラッチドラムの内
部にクラッチ板と重錘と重錘の遠心荷重により軸方向に
移動してクラッチ板を圧接させる遠心クラッチピストン
とを設けた構造となっている。
上記のような遠心クラッチの場合、入力軸の回転速度の
上昇に伴ってクラッチ板を極めて円滑に締結できる利点
はあるが、重錘の遠心荷重は入力軸が回転している最中
は常に作用しているため、ニュートラル状態を構成する
のが困難であった。また、重錘の遠心荷重は入力軸の回
転速度の二乗に比例するため、回転速度が増大するとク
ラッチ板の圧接力はその二乗に比例して増大し、クラッ
チ板に過大な圧接力が作用してクラッチ板の寿命を損な
う欠点があった。
上昇に伴ってクラッチ板を極めて円滑に締結できる利点
はあるが、重錘の遠心荷重は入力軸が回転している最中
は常に作用しているため、ニュートラル状態を構成する
のが困難であった。また、重錘の遠心荷重は入力軸の回
転速度の二乗に比例するため、回転速度が増大するとク
ラッチ板の圧接力はその二乗に比例して増大し、クラッ
チ板に過大な圧接力が作用してクラッチ板の寿命を損な
う欠点があった。
発明の目的 本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、ニュートラル状態を構成するのが容易で、か
つクラッチ板に過大な圧接力を作用させない遠心クラッ
チを提供することにある。
の目的は、ニュートラル状態を構成するのが容易で、か
つクラッチ板に過大な圧接力を作用させない遠心クラッ
チを提供することにある。
発明の構成 上記目的を達成するために、本発明の遠心クラッチは、
第１の回転部材に連結されたクラッチドラムと、クラッ
チドラム内に一体回転可能に配置された第１クラッチ板
と、第２の回転部材に連結され、クラッチドラム内に配
置された第２クラッチ板と、クラッチドラム内に軸方向
移動可能に配置された油圧ピストンとを備える。油圧ピ
ストンは、油圧を受けて第１，第２クラッチ板方向に軸
方向移動可能である。油圧ピストンの内部には、第１，
第２クラッチ板を押圧する遠心クラッチピストンが軸方
向移動可能に配置され、遠心クラッチピストンと油圧ピ
ストンとの対向面の少なくとも一面には、外径方向に向
かって対向面の間隔が漸次狭くなるように傾斜したテー
パ面が形成されている。遠心クラッチピストンと油圧ピ
ストンとの間には、回転に伴う遠心荷重により遠心クラ
ッチピストンと油圧ピストンとを相反方向に付勢する重
錘が配置され、油圧ピストンと遠心クラッチピストンと
はリターンスプリングによって第１，第２クラッチ板と
反対方向へ付勢されている。そして、油圧ピストンに油
圧が作用しない状態において、遠心クラッチピストンは
第１，第２クラッチ板を押圧しない位置に位置づけられ
ている。
第１の回転部材に連結されたクラッチドラムと、クラッ
チドラム内に一体回転可能に配置された第１クラッチ板
と、第２の回転部材に連結され、クラッチドラム内に配
置された第２クラッチ板と、クラッチドラム内に軸方向
移動可能に配置された油圧ピストンとを備える。油圧ピ
ストンは、油圧を受けて第１，第２クラッチ板方向に軸
方向移動可能である。油圧ピストンの内部には、第１，
第２クラッチ板を押圧する遠心クラッチピストンが軸方
向移動可能に配置され、遠心クラッチピストンと油圧ピ
ストンとの対向面の少なくとも一面には、外径方向に向
かって対向面の間隔が漸次狭くなるように傾斜したテー
パ面が形成されている。遠心クラッチピストンと油圧ピ
ストンとの間には、回転に伴う遠心荷重により遠心クラ
ッチピストンと油圧ピストンとを相反方向に付勢する重
錘が配置され、油圧ピストンと遠心クラッチピストンと
はリターンスプリングによって第１，第２クラッチ板と
反対方向へ付勢されている。そして、油圧ピストンに油
圧が作用しない状態において、遠心クラッチピストンは
第１，第２クラッチ板を押圧しない位置に位置づけられ
ている。
実施例の説明 第１図は本発明にかかる遠心クラッチの一例を示し、入
力軸１と出力軸２にはそれぞれクラッチドラム３とクラ
ッチハブ４とが結合され、これらクラッチドラム３とク
ラッチハブ４はそれぞれケーシング５，６によりベアリ
ング７，８を介して回転支持されている。また、クラッ
チドラム３とクラッチハブ４との間には、動力断続を行
う複数のクラッチ板９，１０が配置されている。
力軸１と出力軸２にはそれぞれクラッチドラム３とクラ
ッチハブ４とが結合され、これらクラッチドラム３とク
ラッチハブ４はそれぞれケーシング５，６によりベアリ
ング７，８を介して回転支持されている。また、クラッ
チドラム３とクラッチハブ４との間には、動力断続を行
う複数のクラッチ板９，１０が配置されている。
上記クラッチドラム３の内部には油圧ピストン１１が軸
方向に移動自在に配置されており、油圧室１２への油圧
の給排により、油圧ピストン１１をその先端がストッパ
１３に当接する位置まで作動させ得るようになってい
る。上記油圧室１２への油圧は、ケーシング５の内部に
形成した油路５ａおよびクラッチドラム３の内部に形成
した油路３ａを介して導かれる。
方向に移動自在に配置されており、油圧室１２への油圧
の給排により、油圧ピストン１１をその先端がストッパ
１３に当接する位置まで作動させ得るようになってい
る。上記油圧室１２への油圧は、ケーシング５の内部に
形成した油路５ａおよびクラッチドラム３の内部に形成
した油路３ａを介して導かれる。
上記油圧ピストン１１は断面コ字形をなしており、その
内部には球状または円柱状の重錘１４と、油圧ピストン
１１に対して軸方向に移動自在な遠心クラッチピストン
１５とが設けられている。そして、クラッチドラム３の
回転に伴い重錘１４に遠心荷重が作用すると、重錘１４
が遠心クラッチピストン１５のテーパ面１５ａを押し、
遠心クラッチピストン１５はリターンスプリング１６に
抗して図中左方へ移動し、突出部１５ｂがクラッチ板
９，１０を圧接させるようになっている。油圧ピストン
１１の内周面にはストッパ１７が取り付けられており、
このストッパ１７は遠心クラッチピストン１５のクラッ
チ板９，１０方向（図中左方）への動きを規制してい
る。
内部には球状または円柱状の重錘１４と、油圧ピストン
１１に対して軸方向に移動自在な遠心クラッチピストン
１５とが設けられている。そして、クラッチドラム３の
回転に伴い重錘１４に遠心荷重が作用すると、重錘１４
が遠心クラッチピストン１５のテーパ面１５ａを押し、
遠心クラッチピストン１５はリターンスプリング１６に
抗して図中左方へ移動し、突出部１５ｂがクラッチ板
９，１０を圧接させるようになっている。油圧ピストン
１１の内周面にはストッパ１７が取り付けられており、
このストッパ１７は遠心クラッチピストン１５のクラッ
チ板９，１０方向（図中左方）への動きを規制してい
る。
つぎに、上記構造の遠心クラッチの動作を説明する。ま
ず、油圧室１２に油圧を導かない状態で入力軸１が回転
すると、油圧ピストン１１は第１図上半分に示すように
右端部に位置し、遠心クラッチピストン１５は重錘１４
の遠心荷重により左方へ押される。しかしながら、遠心
クラッチピストン１５はストッパ１７に当接して左方へ
の移動が規制されるため、遠心クラッチピストン１５の
突出部１５ｂはクラッチ板９，１０と接触せず、ニュー
トラル状態を維持する。
ず、油圧室１２に油圧を導かない状態で入力軸１が回転
すると、油圧ピストン１１は第１図上半分に示すように
右端部に位置し、遠心クラッチピストン１５は重錘１４
の遠心荷重により左方へ押される。しかしながら、遠心
クラッチピストン１５はストッパ１７に当接して左方へ
の移動が規制されるため、遠心クラッチピストン１５の
突出部１５ｂはクラッチ板９，１０と接触せず、ニュー
トラル状態を維持する。
いま入力軸１を回転させた状態で、油圧室１２に油圧を
導くと、第１図下半分に示すように油圧ピストン１１は
ストッパ１３と当接するまで左方へ移動し、遠心クラッ
チピストン１５は重錘１４の遠心荷重により油圧ピスト
ン１１に対して相対的に左方へ移動し、突出部１５ｂが
クラッチ板９，１０を圧接させる。そして、入力軸１の
回転速度の増大に伴い、遠心荷重が回転速度の二乗に比
例して増大するため、クラッチ板９，１０の圧接力も回
転速度の二重に比例して増大することになる。しかしな
がら、本発明ではクラッチ板９，１０の圧接力が油圧ピ
ストン１１に作用する油圧以上になると、圧接力の反力
で油圧ピストン１１が右方へ退避するため、それだけ重
錘１４の遠心荷重が低減される。したがって、クラッチ
板９，１０の圧接力は油圧ピストン１１に作用する油圧
以上にはならず、その結果、クラッチ板９，１０に過大
な圧接力が作用するおそれがない。
導くと、第１図下半分に示すように油圧ピストン１１は
ストッパ１３と当接するまで左方へ移動し、遠心クラッ
チピストン１５は重錘１４の遠心荷重により油圧ピスト
ン１１に対して相対的に左方へ移動し、突出部１５ｂが
クラッチ板９，１０を圧接させる。そして、入力軸１の
回転速度の増大に伴い、遠心荷重が回転速度の二乗に比
例して増大するため、クラッチ板９，１０の圧接力も回
転速度の二重に比例して増大することになる。しかしな
がら、本発明ではクラッチ板９，１０の圧接力が油圧ピ
ストン１１に作用する油圧以上になると、圧接力の反力
で油圧ピストン１１が右方へ退避するため、それだけ重
錘１４の遠心荷重が低減される。したがって、クラッチ
板９，１０の圧接力は油圧ピストン１１に作用する油圧
以上にはならず、その結果、クラッチ板９，１０に過大
な圧接力が作用するおそれがない。
第２図は遠心クラッチの動作特性を示し、実線は本発明
にかかる遠心クラッチのクラッチ圧接力の変化、破線は
従来の遠心クラッチのクラッチ圧接力の変化を示す。す
なわち、最初クラッチ圧接力は入力軸１の回転速度の増
加につれて二次関数的に増加するが、クラッチ圧接力が
油圧ピストン１１に作用する油圧による荷重Ｆ０と等し
くなると、クラッチ圧接力はこの油圧による荷重Ｆ０に
維持され、以後回転速度が増加してもクラッチ圧接力が
増加することがない。
にかかる遠心クラッチのクラッチ圧接力の変化、破線は
従来の遠心クラッチのクラッチ圧接力の変化を示す。す
なわち、最初クラッチ圧接力は入力軸１の回転速度の増
加につれて二次関数的に増加するが、クラッチ圧接力が
油圧ピストン１１に作用する油圧による荷重Ｆ０と等し
くなると、クラッチ圧接力はこの油圧による荷重Ｆ０に
維持され、以後回転速度が増加してもクラッチ圧接力が
増加することがない。
なお、上記実施例では、重錘１４の遠心荷重を受けるテ
ーパ面を遠心クラッチピストン１５に設けた例を示した
が、これに限らず、テーパ面を油圧ピストン１１に設け
てもよく、さらには油圧ピストン１１および遠心クラッ
チピストン１５の双方に設けてもよい。
ーパ面を遠心クラッチピストン１５に設けた例を示した
が、これに限らず、テーパ面を油圧ピストン１１に設け
てもよく、さらには油圧ピストン１１および遠心クラッ
チピストン１５の双方に設けてもよい。
また、リターンスプリングとしては、実施例のような皿
ばねに限らず、コイルスプリングのような公知のスプリ
ングを用いることもできる。
ばねに限らず、コイルスプリングのような公知のスプリ
ングを用いることもできる。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば重錘の遠
心荷重が作用していても、油圧ピストンに作用する油圧
を抜けば遠心クラッチピストンがクラッチ板に圧接しな
いので、ニュートラル状態を容易に構成できる。
心荷重が作用していても、油圧ピストンに作用する油圧
を抜けば遠心クラッチピストンがクラッチ板に圧接しな
いので、ニュートラル状態を容易に構成できる。
また、クラッチ板を締結した状態で重錘の遠心荷重が油
圧ピストンに作用する油圧以上になれば、油圧ピストン
が遠心荷重により後方に退避するため、クラッチ板の圧
接力は上記油圧以上にならず、したがって過大な荷重が
クラッチ板に作用するおそれがなく、クラッチ板の寿命
を損なうことがない。
圧ピストンに作用する油圧以上になれば、油圧ピストン
が遠心荷重により後方に退避するため、クラッチ板の圧
接力は上記油圧以上にならず、したがって過大な荷重が
クラッチ板に作用するおそれがなく、クラッチ板の寿命
を損なうことがない。
さらに、クラッチ板に作用する最大圧接力は油圧ピスト
ンに作用する油圧によって規定されるので、クラッチの
最大伝達トルクを入力軸の回転速度に関係なく油圧のみ
によって自在に制御できるという効果がある。
ンに作用する油圧によって規定されるので、クラッチの
最大伝達トルクを入力軸の回転速度に関係なく油圧のみ
によって自在に制御できるという効果がある。
第１図は本発明にかかる遠心クラッチの一例の断面図、
第２図はこの遠心クラッチの動作特性図である。 １……入力軸、２……出力軸、３……クラッチドラム、
４……クラッチハブ、９，１０……クラッチ板、１１…
…油圧ピストン、１２……油圧室、１４……重錘、１５
……遠心クラッチピストン、１７……ストッパ。
第２図はこの遠心クラッチの動作特性図である。 １……入力軸、２……出力軸、３……クラッチドラム、
４……クラッチハブ、９，１０……クラッチ板、１１…
…油圧ピストン、１２……油圧室、１４……重錘、１５
……遠心クラッチピストン、１７……ストッパ。
Claims (1)
- 【請求項１】第１の回転部材１に連結されたクラッチド
ラム３と、クラッチドラム３内に一体回転可能に配置さ
れた第１クラッチ板９と、第２の回転部材２に連結さ
れ、クラッチドラム３内に配置された第２クラッチ板１
０と、クラッチドラム３内に軸方向移動可能に配置さ
れ、油圧を受けて第１，第２クラッチ板方向に軸方向移
動可能な油圧ピストン１１と、油圧ピストン１１の内部
に軸方向移動可能に配置され、第１，第２クラッチ板
９，１０を押圧する遠心クラッチピストン１５と、遠心
クラッチピストン１５と油圧ピストン１１との対向面の
少なくとも一面に形成され、外径方向に向かって対向面
の間隔が漸次狭くなるように傾斜したテーパ面１５ａ
と、遠心クラッチピストン１５と油圧ピストン１１との
間に配置され、回転に伴う遠心荷重により遠心クラッチ
ピストン１５と油圧ピストン１１とを相反方向に付勢す
る重錘１４と、油圧ピストン１１と遠心クラッチピスト
ン１５とを第１，第２クラッチ板９，１０と反対方向へ
付勢するリターンスプリング１６とを備え、 上記油圧ピストン１１に油圧が作用しない状態におい
て、遠心クラッチピストン１５は第１，第２クラッチ板
９，１０を押圧しない位置に位置づけられていることを
特徴とする遠心クラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60192248A JPH0648024B2 (ja) | 1985-08-31 | 1985-08-31 | 遠心クラツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60192248A JPH0648024B2 (ja) | 1985-08-31 | 1985-08-31 | 遠心クラツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6252228A JPS6252228A (ja) | 1987-03-06 |
| JPH0648024B2 true JPH0648024B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=16288130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60192248A Expired - Lifetime JPH0648024B2 (ja) | 1985-08-31 | 1985-08-31 | 遠心クラツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648024B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4911507B2 (ja) * | 2007-03-26 | 2012-04-04 | ヤマハ発動機株式会社 | クラッチおよびそれを備えた鞍乗型車両 |
| JP4944837B2 (ja) * | 2008-06-09 | 2012-06-06 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 可変容量流体ポンプ |
| CN103967964B (zh) * | 2014-04-10 | 2016-02-17 | 龙口中宇机械有限公司 | 一种动力传输离合装置 |
| JP7209520B2 (ja) | 2018-12-05 | 2023-01-20 | 株式会社エフ・シー・シー | 動力伝達装置 |
| JP7208834B2 (ja) * | 2019-03-08 | 2023-01-19 | 株式会社エクセディ | 遠心クラッチ、及びプーリ装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5141046U (ja) * | 1974-09-20 | 1976-03-26 | ||
| JPS5469644A (en) * | 1977-11-11 | 1979-06-04 | Daikin Mfg Co Ltd | Centrifugal clutch |
-
1985
- 1985-08-31 JP JP60192248A patent/JPH0648024B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6252228A (ja) | 1987-03-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1107207A (en) | Combination no-back brake and torque limiter assembly | |
| US4645049A (en) | Clutch system having means for converting transmitted torque into frictional force | |
| KR0152694B1 (ko) | 마찰클러치 | |
| JPS63219953A (ja) | デイスク式無段変速装置 | |
| JPH0573928B2 (ja) | ||
| US4053980A (en) | Chain saw including an overtorque releasing clutch | |
| US4186826A (en) | Torque limiting clutch brake | |
| JPH0648024B2 (ja) | 遠心クラツチ | |
| GB2188124A (en) | Reel receiving device | |
| JPS6135413B2 (ja) | ||
| US5482127A (en) | Electric power steering device | |
| JPH037821B2 (ja) | ||
| US5620373A (en) | Torque variation absorbing device | |
| US3754413A (en) | Friction clutch | |
| JP3245292B2 (ja) | クラッチプレート | |
| JPH0346695B2 (ja) | ||
| JPS58152941A (ja) | 流体継手 | |
| SU1303761A1 (ru) | Предохранительна фрикционна муфта | |
| SU1195084A1 (ru) | Центробежна муфта | |
| JPH0250332B2 (ja) | ||
| JPH02505Y2 (ja) | ||
| JPH0125790Y2 (ja) | ||
| JPH045854B2 (ja) | ||
| JPS61294219A (ja) | バツクトルク低減装置 | |
| JPS58166134A (ja) | 緩衝機構つき円錐クラツチ |