JPH0647875B2 - H型梁における型枠支保材の取付方法 - Google Patents
H型梁における型枠支保材の取付方法Info
- Publication number
- JPH0647875B2 JPH0647875B2 JP7254388A JP7254388A JPH0647875B2 JP H0647875 B2 JPH0647875 B2 JP H0647875B2 JP 7254388 A JP7254388 A JP 7254388A JP 7254388 A JP7254388 A JP 7254388A JP H0647875 B2 JPH0647875 B2 JP H0647875B2
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Description
【発明の詳細な説明】 この発明はH型梁に型枠支保材を取付する方法に関する
ものである。
ものである。
従来の技術 従来、H型梁の上面にコンクリートスラブを構築する場
合においては、H型梁の上面両側にU型吊金具を突出状
に熔接するか、または吊ボルトを熔接し、U型吊金具に
係止した吊ボルトまたは熔接した吊ボルトに型枠支保材
の端部プレートのボルト孔を挿入してナツトで係止しな
がら相対向したH型梁に1.2乃至3m位の間隔をおい
て型枠支保材を架設し、該各型枠支保材の上面にコンク
リート用パネルを載着してコンクリートを打設している
ものである。
合においては、H型梁の上面両側にU型吊金具を突出状
に熔接するか、または吊ボルトを熔接し、U型吊金具に
係止した吊ボルトまたは熔接した吊ボルトに型枠支保材
の端部プレートのボルト孔を挿入してナツトで係止しな
がら相対向したH型梁に1.2乃至3m位の間隔をおい
て型枠支保材を架設し、該各型枠支保材の上面にコンク
リート用パネルを載着してコンクリートを打設している
ものである。
発明が解決しようとする問題点 従つて、型枠支保材を取付けるためのU型吊金具を多数
H型梁の上面に熔接しなければならず、多くの手間を要
し、高層ビルにおいて熔接機のコードを延長した場合に
作業の邪魔になり、危険を伴う等の欠点があつた。
H型梁の上面に熔接しなければならず、多くの手間を要
し、高層ビルにおいて熔接機のコードを延長した場合に
作業の邪魔になり、危険を伴う等の欠点があつた。
この様な問題点を解決する目的において、本発明はH型
梁の上面巾より長尺のU型吊金具をH型梁に載着してU
型吊金具の両端突出部のボルト孔に挿入した吊ボルトに
座金とナツトでもつてH型梁の上部フランジを挟着させ
てU型吊金具を固締し、該U型吊金具の両端の吊ボルト
に型枠支保材を吊架する様になした型枠支保材の取付方
法であつて、H型梁へU型吊金具を熔接する手間を節約
し、作業時の安全性を向上させ得ることを特徴とするも
のである。
梁の上面巾より長尺のU型吊金具をH型梁に載着してU
型吊金具の両端突出部のボルト孔に挿入した吊ボルトに
座金とナツトでもつてH型梁の上部フランジを挟着させ
てU型吊金具を固締し、該U型吊金具の両端の吊ボルト
に型枠支保材を吊架する様になした型枠支保材の取付方
法であつて、H型梁へU型吊金具を熔接する手間を節約
し、作業時の安全性を向上させ得ることを特徴とするも
のである。
問題点を解決するための手段 以下、本発明の構成を図面を参照しながら説明する。
組設したH型梁1の上部フランジ2に、上部フランジ2
の横巾より長尺で両端寄りに数組のボルト孔3を開孔し
た端面視U型の吊金具4を載着させ、上部フランジ2の
両外側において上端に袋ナツト5をねじ着した長ボルト
6をボルト孔3に上方より嵌挿し、上部フランジ2の肉
厚と同一長さのビニールホース7を両側の長ボルト6,
6に下端より挿入すると共に逆U型の座金8を挿入し、
上部フランジ2の下面に接合させた座金8を長ボルト6
にねじ着した第1ナツト9aで締着してU型吊金具4を
H型梁1の上面に係止し、H型梁1の両側に連設する型
枠支保材10の1端のプレート11に開孔したボルト孔
を長ボルト6の下端に嵌合させた後に第2ナツト9bを
長ボルト6にねじ着して型枠支保材10をH型梁に連設
するものである。尚、図中12はコンクリート用パネル
を示す。
の横巾より長尺で両端寄りに数組のボルト孔3を開孔し
た端面視U型の吊金具4を載着させ、上部フランジ2の
両外側において上端に袋ナツト5をねじ着した長ボルト
6をボルト孔3に上方より嵌挿し、上部フランジ2の肉
厚と同一長さのビニールホース7を両側の長ボルト6,
6に下端より挿入すると共に逆U型の座金8を挿入し、
上部フランジ2の下面に接合させた座金8を長ボルト6
にねじ着した第1ナツト9aで締着してU型吊金具4を
H型梁1の上面に係止し、H型梁1の両側に連設する型
枠支保材10の1端のプレート11に開孔したボルト孔
を長ボルト6の下端に嵌合させた後に第2ナツト9bを
長ボルト6にねじ着して型枠支保材10をH型梁に連設
するものである。尚、図中12はコンクリート用パネル
を示す。
作用効果 本発明になる型枠支保材の取付方法においては、U型吊
金具4をH型梁の上部フランジ2に長ボルト6と逆U型
の座金8を介して第1ナツト9aで締着して係止するた
め、U型吊金具4を熔接する必要がなく、手間を節約し
得るものである。そして、U型吊金具4を前後1.2乃
至3m位の間隔をおいて上部フランジ2の上面に取付け
した後に型枠支保材10の1端のプレート11を長ボル
ト6に通係して第2ナツト9bで締着するもので、左右
対向したH型梁1のU型吊金具4の長ボルト6に型枠支
保材10を支架させた後に上面にコンクリート用パネル
12を載設し、コンクリートを打設するものである。コ
ンクリートが固化した後には、長ボルト6の第2ナツト
9bを緩めて型枠支保材10を下方へ取外し、コンクリ
ート用パネル12や第2ナツト9b、逆U型座金8を取
外すもので、長ボルト6は上端に袋ナツト5を取付けて
いるため、逆回転することにより必要に応じて取外しを
なし得るものである。
金具4をH型梁の上部フランジ2に長ボルト6と逆U型
の座金8を介して第1ナツト9aで締着して係止するた
め、U型吊金具4を熔接する必要がなく、手間を節約し
得るものである。そして、U型吊金具4を前後1.2乃
至3m位の間隔をおいて上部フランジ2の上面に取付け
した後に型枠支保材10の1端のプレート11を長ボル
ト6に通係して第2ナツト9bで締着するもので、左右
対向したH型梁1のU型吊金具4の長ボルト6に型枠支
保材10を支架させた後に上面にコンクリート用パネル
12を載設し、コンクリートを打設するものである。コ
ンクリートが固化した後には、長ボルト6の第2ナツト
9bを緩めて型枠支保材10を下方へ取外し、コンクリ
ート用パネル12や第2ナツト9b、逆U型座金8を取
外すもので、長ボルト6は上端に袋ナツト5を取付けて
いるため、逆回転することにより必要に応じて取外しを
なし得るものである。
上記した様に、本発明は型枠支保材10を取付けるため
のU型吊金具4をH型梁1の上面フランジ2に熔接する
ことなく、長ボルト6と逆U型座金8、第1ナツト9a
を組合せて挟着状に係止させ、作業性を向上させたもの
であつて、前記した顕著な諸効果を奏するものである。
のU型吊金具4をH型梁1の上面フランジ2に熔接する
ことなく、長ボルト6と逆U型座金8、第1ナツト9a
を組合せて挟着状に係止させ、作業性を向上させたもの
であつて、前記した顕著な諸効果を奏するものである。
第1図は本発明方法によりH型梁と型枠支保材とを連設
した実施例の正面図、第2図はその平面図、第3図はU
型吊金具の正面図、第4図はその平面図、第5図は第4
図A−A線断面図、第6図は逆U型座金の正面図、第7
図はその平面図、第8図は第7図B−B線断面図、第9
図は袋ナツト、長ボルト、ナツトの分解正面図である。 1……H型梁、2……上部フランジ、4……U型吊金
具、6……長ボルト、7……ビニールホース、8……逆
U型座金、9a、9b……ナツト、10……型枠支保
材、11……プレート
した実施例の正面図、第2図はその平面図、第3図はU
型吊金具の正面図、第4図はその平面図、第5図は第4
図A−A線断面図、第6図は逆U型座金の正面図、第7
図はその平面図、第8図は第7図B−B線断面図、第9
図は袋ナツト、長ボルト、ナツトの分解正面図である。 1……H型梁、2……上部フランジ、4……U型吊金
具、6……長ボルト、7……ビニールホース、8……逆
U型座金、9a、9b……ナツト、10……型枠支保
材、11……プレート
Claims (1)
- 【請求項1】H型梁の上部フランジに、上部フランジの
横巾より長尺で両端寄りに数組のボルト孔を開孔した吊
金具を載着し、上部フランジの両外側において吊金具の
ボルト孔に長ボルトを上方より挿入垂下し、該長ボルト
に下端よりビニールホースと逆U型の座金を挿入して第
1ナツトで座金を上部フランジの下面に締着させ、H型
梁の両側に連設する型枠支保材の1端のプレートのボル
ト孔を長ボルトの下端より挿入して第2ナツトで座金の
下面に締着させることを特徴とする、H型梁における型
枠支保材の取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7254388A JPH0647875B2 (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | H型梁における型枠支保材の取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7254388A JPH0647875B2 (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | H型梁における型枠支保材の取付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01244072A JPH01244072A (ja) | 1989-09-28 |
JPH0647875B2 true JPH0647875B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=13492378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7254388A Expired - Lifetime JPH0647875B2 (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | H型梁における型枠支保材の取付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0647875B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7265909B2 (ja) * | 2019-03-28 | 2023-04-27 | Jfe建材株式会社 | デッキプレートユニット、継手部材および床スラブの施工方法 |
-
1988
- 1988-03-26 JP JP7254388A patent/JPH0647875B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01244072A (ja) | 1989-09-28 |
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