JPH0647840A - 紙成形裁断方法 - Google Patents

紙成形裁断方法

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JPH0647840A
JPH0647840A JP4215524A JP21552492A JPH0647840A JP H0647840 A JPH0647840 A JP H0647840A JP 4215524 A JP4215524 A JP 4215524A JP 21552492 A JP21552492 A JP 21552492A JP H0647840 A JPH0647840 A JP H0647840A
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paper
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punched
cutting
cut
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Kensuke Yoshimi
研祐 吉見
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SHIYOUSEIDOU SHIGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、直線状の切断機による直線状の切
断で、外側部分を打ち抜き形状から切り離すことで、所
定形状の裁断を行い、作業の容易化と能率向上を図るこ
とを目的とする。 【構成】 印刷が施された用紙2から所定形状の打ち抜
き型を取り付ける打ち抜きプレスの紙の咥え方向の前後
両側の2点鎖線部分3である直線部において、その打ち
抜き刃1を除き、紙2を前記の2点鎖線部分3が打ち抜
かれていない状態で打ち抜き、直線に切断する切断機
で、前記の紙2の打ち抜かれていない2点鎖線部分3を
切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば紙の箱を製造す
る場合に、1枚の用紙に印刷が施された該用紙から箱の
展開形状に裁断する等のための紙成形裁断方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこのような紙の裁断に際して用い
られる打抜プレス用の打抜型は、図4に示すように、裁
断線に沿ったナイフの刃のような打ち抜き刃1が設けら
れている打抜型Aが用いられている。なお、符号1bは
図5において点線で示した折り曲げ線を形成するため
の、先端が鋭利でない刃状部を示している。
【0003】この打抜型を用いて紙2を所定形状の裁断
を行った場合には、図5に示すように、打ち抜かれた紙
2aは、残存の外側部分2bと完全に分離されているた
めに、打抜型より引き抜く際に外側部分2bが打抜プレ
スと引っ掛かって、該打抜プレス内に残ってしまい、打
ち抜き工程毎に打ち抜かれた紙2aを打抜プレスから取
り出さねばならず、その作業が面倒であるばかりでな
く、取り出しに際し、打ち抜かれた紙2aを損傷した
り、打抜型で手を負傷してしまう虞がある等の問題点が
あった。
【0004】そのために、図6に示すように、打ち抜き
刃1の任意の複数個所において、打ち抜き刃1のない無
刃1aを形成し、この無刃1aでは打ち抜く紙2aと外
側部分2bとが完全に切断されないようにしている。
【0005】すると、図7に示すように、打ち抜かれた
紙2aと外側部分2bとは無刃1aの部分で連結されて
いるので、打ち抜かれた紙2aが打抜プレス内に残るこ
とがなくなり、打ち抜かれた紙2aを打抜プレス内から
取り出す手間をなくすことができると共に、打ち抜かれ
た紙2aを損傷したり、負傷する虞をなくすこともでき
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、打ち抜かれた
紙2aと残存の外側部分2bとは,打ち抜き刃のない和
刃1aによる複数連結箇所2cで連結されているので、
紙2を所定形状にするためには複数連結箇所2cを切断
しなければならず、この切断は人為的に行わねばならな
いので、この切断作業の人手、時間が余分にかかる等の
問題点が生じていた。
【0007】本発明は、従来の紙の成形裁断における前
述の問題点を解決し、打ち抜き刃内から打ち抜かれた紙
を取り出す必要をなくすと共に、複数連結箇所の切断を
人為的に行う必要をなくして、直線状の切断機による直
線状の切断で、外側部分を打ち抜き形状から切り離すこ
とができるようにし、その作業の容易化と、能率の向上
を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の目的を
達成するための紙裁断方法に関し、その方法は、1枚の
用紙に印刷を施した紙を所定形状に打ち抜く打抜型を取
り付ける打抜プレスの紙の咥え方向の前後両側の直線部
において、その刃を除去し、前記紙の前後両側の直線部
が打ち抜かれていない状態に、前記打抜型で打ち抜いた
後に、直線状の切断を行う切断機で、前記の紙の打ち抜
かれていない直線部を切断することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の紙成形裁断方法は、紙を打ち抜く打抜
型の咥え方向の前後両側の直線部の刃が除去されている
ので、打ち抜かれた紙と外側部分とは、この部分で切断
されずに繋がった状態となり、打ち抜かれた紙が打抜型
内に残ることはなく、前記の繋がった部分は、次の切断
機で直線状に切断されて、打ち抜かれた紙と外側部分と
は分離され、所定形状の紙が得られるものである。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施の一例を、図1〜図2に
ついて以下に説明する。この実施例において、裁断され
る紙2の最終形状は、図1の2点鎖線部分3と実線部分
5とが切断されていて、点線4から折曲することにより
箱とするこができる形状であって、プレスによる打ち抜
きが行われる際には、2点鎖線部分3が切断されない部
分で、実線部分5が打ち抜きが行われる部分である。
【0011】この2点鎖線部分3は、紙2がプレス打ち
抜きを行うために、プレスにセットする際の矢印で示し
た咥え方向の前後両側の直線部分であり、前記実線部分
5の打ち抜きを行うための打抜型Aは、図2の実線部分
5のみを打ち抜くため、この実線に沿ってナイフの刃の
ような先端を鋭利とした刃1が形成されており、2点鎖
線の部分3においては、刃1は除去されている。
【0012】このように、プレスの打抜型Aで打ち抜か
れた紙2aは、図1の2点鎖線部分3を打ち抜くことな
く残存部分として打ち抜かれており、この残存部分はプ
レス打ち抜きの際の咥え方向であるために、プレス打抜
型A内に手を挿入することなく、紙2全体を取り出すこ
とで、一緒に取り出せるものである。
【0013】このようにして、打ち抜かれた紙2aは、
次の工程として直線的に切断する一般に使用されている
切断機によって、2点鎖線部分3を含む直線で、2点鎖
線部分3と共に切断され、これを前後の2点鎖線部分3
で繰り返すことによって、打ち抜かれた紙2aは、外側
部分2bと分離されて、所定形状の打ち抜きが完了す
る。
【0014】前記のプレス打ち抜き工程において、図1
の折り曲げ線である点線4は、先端が鋭利でない刃状部
1bを形成することによって、紙2に折り曲げ線として
形成されるものである。
【0015】本発明の他の実施例を、図3について説明
するが、この実施例においても各打ち抜き片の咥え方向
の前後の直線である2点鎖線部分3は、前実施例と同様
にプレス打抜型で打ち抜かれる際には、この2点鎖線部
分3は切断されることなく残される。
【0016】そして、この実施例においては、次工程に
おいてこの2点鎖線部分3を切断する前に、次工程とし
て同図の1点鎖線部分6を直線状の切断を行う一般的な
切断機で切断して複数部分7に分割した後、前実施例と
同様にして、複数部分6の2点鎖線部分3毎に切断を行
って、完成するものである。
【0017】
【発明の効果】本発明は叙上のように、プレス打抜型で
紙を打ち抜いた際に打抜型内に抜けずに残ることがない
ので、これを取り除く手間を要しないと共に、従来の複
数部分で外側部分と打ち抜かれた紙とが連結されている
もののように、連結部分を手で切り離す手間も不要とな
る。
【0018】従って、これらの作業の省力化は図られ、
作業能率が向上すると共に、切離しが切断機で行われる
ので、切断面も美麗であり、打ち抜かれた紙の切断面が
汚いことによる不快感をなくすことができる等の効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による紙裁断の方法を示す紙の
平面図である。
【図2】同上のプレス打抜型の斜面図である。
【図3】他の実施例による紙裁断の方法を示す紙の平面
図である。
【図4】従来の打抜型の斜面図である。
【図5】同上による打ち抜かれた紙の平面図である。
【図6】図4を改良した打抜型の斜面図である。
【図7】同上の打抜型により打ち抜かれた紙の平面図で
ある。
【符号の説明】
A 打抜型 1 打ち抜き刃 2 紙 2a 打ち抜かれた紙 2b 外側部分 3 2点鎖線部分(打ち抜かれずに残され、切断機で
切断される部分) 5 実線部分(打ち抜きにより切断される部分)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の用紙に印刷を施した紙を所定形状
    に打ち抜く打抜型を取り付ける打抜プレスの紙の咥え方
    向の前後両側の直線部において、その刃を除去し、前記
    紙の前後両側の直線部が打ち抜かれていない状態に、前
    記打抜型で打ち抜いた後に、直線状の切断を行う切断機
    で、前記の紙の打ち抜かれていない直線部を切断するこ
    とを特徴とする紙成形裁断方法。
JP4215524A 1992-07-21 1992-07-21 紙成形裁断方法 Expired - Lifetime JP2535710B2 (ja)

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JPH0647840A true JPH0647840A (ja) 1994-02-22
JP2535710B2 JP2535710B2 (ja) 1996-09-18

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