JP3015808U - 石膏用鋸刃 - Google Patents

石膏用鋸刃

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JP3015808U
JP3015808U JP1995002673U JP267395U JP3015808U JP 3015808 U JP3015808 U JP 3015808U JP 1995002673 U JP1995002673 U JP 1995002673U JP 267395 U JP267395 U JP 267395U JP 3015808 U JP3015808 U JP 3015808U
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JP
Japan
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blade
saw blade
plaster
saw
blades
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Application number
JP1995002673U
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English (en)
Inventor
登美子 中山
Original Assignee
白水貿易株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 石膏の型や歯型などを切断し成形するために
使用する石膏用鋸刃で早く、美しく、然も切削クズによ
る目ずまりを排除し、長時間の使用に耐えるものを得
る。 【構成】 鋸刃5本を1組みとし、第1の刃(2)の刃
先(7)を他の4本の刃先より長くし、かつ、その前部
に段(8)を、第5刃(6)の後部に段(9)を設けた
ものを、繰り返し連続して設け、さらに鋸刃の両端に保
持穴(10)をもった石膏用鋸刃。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、石膏の型や歯型などを切断し、成形するために使用する石膏用 鋸刃に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
これまでの石膏用鋸刃は、その総ての鋸刃が刃の長さが一定のものを連続 して設けられたものであり、中には鋸刃の長さは同じで、鋸刃を6本づつ1 組みにしたものを連続して設けたものなどもあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の石膏用鋸刃では、石膏の型や、歯型などを切断するのに、上から押 える力が分散するため、石膏への食込み力が不足し、切断時間も長くなり、 又、その切断面も美しく仕上げられないなどの欠点があった。
【0004】 本考案は、従来の技術の有する、このような問題点を解決するためになさ れたものである。 その目的とするところは、石膏の型や、歯型などを速やかに、安定した力 で美しく切断成形できる石膏用鋸刃を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における石膏用鋸刃は、鋸刃を5本を もって1組とし、その第1の鋸刃の刃先を残る他の4本の鋸刃の刃先より長 くし、その前部に段を設けることにより、さらにこの第1の刃先を鋭角にし 鋭くした。 ついで、残る4本の鋸刃の第5の刃の後部にも段を設けることにより、そ の刃先を鋭角にし鋭くしてある。 この5本1組としたものを連続して付した鋸刃により目的が達成される。
【0006】 5本1組の鋸刃の中の刃を、1本増加して6本1組とした場合も,同じく 目的を達成することができる。
【0007】 5本1組の鋸刃の中の刃を、2本増加して7本1組とした場合も、同じく 目的を達成することができる。
【0008】
【作用】
このような鋸刃をもつた石膏用鋸刃は、鋸刃保持具に保持、固定して石膏 の型や歯型などを切断することに用いる。 本考案にかかる最大の特徴である鋸刃の、第1の鋸刃が他の鋸刃より長く なっているため、まず、第1の鋸刃が最初に成形加工しようとする石膏に食 込み切断すると、残りの鋸刃がすばやく石膏の切削屑を外部に排除する。 この動作が繰り返し行なわれるため、迅速に切断することが出来るし、又 切断面も美しいものが得られる。
【0009】
【実施例】
実施例については図面を参照して説明する。 図2に示した石膏用鋸刃は、鋸刃の刃を5本で1組としたもので(図1参 照)、他の鋸刃の刃より長くした第1の刃(2)の前部に、段(8)を設け て刃先(7)をさらに鋭角にするとともに、第5の刃(6)の後部(9)に も段を設けることにより、その刃先を鋭く構成したものである。 このような刃に特徴をもった鋸刃を、5本で1組みとし、連続して設けた のが、石膏用鋸刃(1)である。 又、保持具に取り付け固定して、実際に使用する実施図が第3図である。
【0010】 前記の石膏用鋸の刃の中の鋸刃を1本増加し、6本で1組としこれを連続 して設けた鋸刃でも同様の成果を得られる。
【0011】 前記、石膏用鋸刃の中の鋸刃を2本増加し、7本で1組としたものを連続 して設けた鋸刃でも同様の成果を得ることができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は上記のように構成されているが、次にその効果を記載する。 本考案にかかる石膏用鋸刃により、石膏の型や歯型の石膏などを切断する 時、まず鋭い刃先(7)をもった第1の鋸刃(2)が石膏に食込む、その後 、他の4本の鋸刃(3,4,5,6)により切断された切削屑が排除される 。 このような機能をもつ鋸刃を、連続して設けることにより石膏用鋸刃が形 成されているため、鋸刃に設けた段(8.9)の間が少し広くなっている。 このため、石膏を切断中に、切断した石膏の切断屑を、容易に且つ速やか に外部に排出することが出来る。 又、従来のもののように鋸刃と鋸刃の間に石膏屑が詰まって目ずまりをお こす恐れも無く、然も、切断に要する時間は、従来のものに比べると半分の 時間に短縮して目的を達成することが出来るものである。 さらに、鋸刃が長持ちし、長時間の使用に耐えるという効果をも、合わせ もっている。 本考案による石膏用鋸刃を使用すると、力が安定して全体にかけられるた め、横振れもなく、正確に石膏の型や歯型などを分割することができるとい う特徴をもっている。 例えば、石膏の歯型での1例をあげると、支持歯と隣在歯が接近していて も正確に双方の歯を傷つけずに分割することが出来るし、又、反対側の歯列 を傷つけることもない。
【0013】 請求項2の鋸刃でも前記鋸刃と同様の効果を得ることができる。
【0014】 請求項3の鋸刃でも前記鋸刃と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】石膏用鋸刃の要部拡大図である。
【図2】石膏用鋸刃の正面図である。
【図3】石膏用鋸刃を鋸刃保持具に固定した実施図であ
る。
【符合の説明】
1. 石膏用鋸刃 2. 5本1組みになっている鋸刃の第1の刃 3.4.5. 5本1組みになっているうちの第3、第
4、第5の鋸刃 6. 5本1組みになっている鋸刃の第5の刃 7. 2の刃の刃先 8. 2の刃に設けた段 9. 6の刃に設けた段

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項 1】 石膏の型や、歯型などを切断し成形す
    るための鋸刃の、5本の刃(2.3.4.5.6)をも
    つて1組とし、第1の刃(2)の刃先(7)を他の4本
    の刃先より長くし、且つ第1の刃(2)の前部(8)
    と、第5の刃(6)の後部(9)に段を設けたものを、
    繰り返し連続して設けた鋸刃の両端に、さらに保持穴
    (10)を有する石膏用鋸刃(1)。
  2. 【請求項 2】 請求項1の石膏用鋸刃(1)の鋸刃の
    第4の刃の次に、1本鋸刃を増加し6本で1組みとした
    ものを繰り返し連続して設けた石膏用鋸刃。
  3. 【請求項 3】 請求項1の石膏用鋸刃(1)の鋸刃の
    第4の刃の次に、2本鋸刃を増加し7本で1組みとした
    ものを繰り返し連続して設けた石膏用鋸刃。
JP1995002673U 1995-02-23 1995-02-23 石膏用鋸刃 Expired - Lifetime JP3015808U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09194004A (ja) * 1996-01-11 1997-07-29 Seibu Electric & Mach Co Ltd 物品の荷揃え設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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