JP2535710B2 - 紙成形裁断方法 - Google Patents

紙成形裁断方法

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JP2535710B2
JP2535710B2 JP4215524A JP21552492A JP2535710B2 JP 2535710 B2 JP2535710 B2 JP 2535710B2 JP 4215524 A JP4215524 A JP 4215524A JP 21552492 A JP21552492 A JP 21552492A JP 2535710 B2 JP2535710 B2 JP 2535710B2
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paper
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punched
press
cutting
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研祐 吉見
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SHOSEIDO SHIGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば紙の箱を製造す
る場合に、1枚の用紙に印刷が施された該用紙から箱の
展開形状に裁断する等のための紙成形裁断方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこのような紙の裁断に際して用い
られる打抜プレス用の打抜型は、図4に示すように、裁
断線に沿ったナイフの刃のような打ち抜き刃1が設けら
れている打抜型Aが用いられている。なお、符号1bは
図5において点線で示した折り曲げ線を形成するため
の、先端が鋭利でない刃状部を示している。
【0003】この打抜型を用いて紙2を所定形状の裁断
を行った場合には、図5に示すように、打ち抜かれた紙
2aは、残存の外側部分2bと完全に分離されているた
めに、打抜型より引き抜く際に外側部分2bが打抜プレ
スと引っ掛かって、該打抜プレス内に残ってしまい、打
ち抜き工程毎に打ち抜かれた紙2aを打抜プレスから取
り出さねばならず、その作業が面倒であるばかりでな
く、取り出しに際し、打ち抜かれた紙2aを損傷した
り、打抜型で手を負傷してしまう虞がある等の問題点が
あった。
【0004】そのために、図6に示すように、打ち抜き
刃1の任意の複数個所において、打ち抜き刃1のない無
刃1aを形成し、この無刃1aでは打ち抜く紙2aと外
側部分2bとが完全に切断されないようにしている。
【0005】すると、図7に示すように、打ち抜かれた
紙2aと外側部分2bとは無刃1aの部分で連結されて
いるので、打ち抜かれた紙2aが打抜プレス内に残るこ
とがなくなり、打ち抜かれた紙2aを打抜プレス内から
取り出す手間をなくすことができると共に、打ち抜かれ
た紙2aを損傷したり、負傷する虞をなくすこともでき
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、打ち抜かれた
紙2aと残存の外側部分2bとは,打ち抜き刃のない
1aによる複数連結箇所2cで連結されているので、
紙2を所定形状にするためには複数連結箇所2cを切断
しなければならず、この切断は人為的に行わねばならな
いので、この切断作業の人手、時間が余分にかかる等の
問題点が生じていた。
【0007】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、打ち抜き刃内から打
ち抜かれた紙を取り出す必要をなくすと共に、複数連結
箇所の切断を人為的に行う必要をなくして、直線状の切
断機による直線状の切断で、外側部分を打ち抜き形状か
ら切り離すことができるようにし、その作業の容易化
と、能率の向上を図った紙成形裁断方法を提供せんとす
るにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の紙成形裁断方法
は前記した目的を達成せんとするもので、その手段は、
印刷等が施された紙におけるプレスの基点となる紙辺部
分をグリッパーで咥えて打ち抜きを行う際に、前記グリ
ッパーによって咥えられた咥え方向の前後の直線部分を
打ち抜くための刃を除去した状態で打抜型で打ち抜く第
1の工程と、前記打抜型で打ち抜いた後の紙の打ち抜か
れなかった前記直線部分を裁断機で切断する第2の工程
とからなることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の紙成形裁断方法は、紙を打ち抜く打抜
型の咥え方向の前後両側の直線部の刃が除去されている
ので、打ち抜かれた紙と外側部分とは、この部分で切断
されずに繋がった状態となり、打ち抜かれた紙が打抜型
内に残ることはなく、前記の繋がった部分は、次の裁断
機で直線状に切断されて、打ち抜かれた紙と外側部分と
は分離され、所定形状の紙が得られるものである。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施の一例を、図1〜図2に
ついて以下に説明する。この実施例において、裁断され
る紙2の最終形状は、図1の2点鎖線部分3と実線部分
5とが切断されていて、点線4から折曲することにより
箱とするこができる形状であって、プレスによる打ち抜
きが行われる際には、2点鎖線部分3が切断されない部
分で、実線部分5が打ち抜きが行われる部分である。
【0011】この2点鎖線部分3は、紙2がプレス打ち
抜きを行うために、プレスにセットする際の矢印で示し
た咥え方向の前後両側の直線部分であり、前記実線部分
5の打ち抜きを行うための打抜型Aは、図2の実線部分
5のみを打ち抜くため、この実線に沿ってナイフの刃の
ような先端を鋭利とした刃1が形成されており、2点鎖
線の部分3においては、刃1は除去されている。
【0012】ここで、咥え方向とは、業界用語であっ
て、プレスにセットする以前の紙2はプレスの近傍に積
層されており、この積層された紙2の一枚を吸着盤で吸
着してフロントレーと呼ばれる部材まで移送して位置決
めを行い、かつ、この位置決めされた紙2のプレスの際
の基点となる紙辺をグリッパーと呼ばれる咥え部材によ
って咥えてプレス装置に移送してプレス作業を行う。さ
らに、プレスされた紙2を前記グリッパーによってプレ
ス装置より取り除き次工程、すなわち、裁断機による裁
断位置に移送するものであるから、グリッパーによって
咥えられる方向を咥え方向と呼んでいる。
【0013】このように、プレスの打抜型Aで打ち抜か
れた紙2aは、図1の2点鎖線部分3を打ち抜くことな
く残存部分として打ち抜かれており、この残存部分はプ
レス打ち抜きの際の咥え方向であるために、プレス打抜
型A内に手を挿入することなく、紙2全体を取り出すこ
とで、一緒に取り出せるものである。
【0014】このようにして、打ち抜かれた紙2aは、
次の工程として直線的に切断する一般に使用されている
裁断機によって、2点鎖線部分3を含む直線で、2点鎖
線部分3と共に切断され、これを前後の2点鎖線部分3
で繰り返すことによって、打ち抜かれた紙2aは、外側
部分2bと分離されて、所定形状の打ち抜きが完了す
る。
【0015】前記のプレス打ち抜き工程において、図1
の折り曲げ線である点線4は、先端が鋭利でない刃状部
1bを形成することによって、紙2に折り曲げ線として
形成されるものである。
【0016】本発明の他の実施例を、図3について説明
するが、この実施例においても各打ち抜き片の咥え方向
の前後の直線である2点鎖線部分3は、前実施例と同様
にプレス打抜型で打ち抜かれる際には、この2点鎖線部
分3は切断されることなく残される。
【0017】そして、この実施例においては、次工程に
おいてこの2点鎖線部分3を切断する前に、次工程とし
て同図の1点鎖線部分6を直線状の切断を行う一般的な
裁断機で切断して複数部分7に分割した後、前実施例と
同様にして、複数部分6の2点鎖線部分3毎に切断を行
って、完成するものである。
【0018】
【発明の効果】本発明は叙上のように、プレス打抜型で
紙を打ち抜いた際に打抜型内に抜けずに残ることがない
ので、これを取り除く手間を要しないと共に、従来の複
数部分で外側部分と打ち抜かれた紙とが連結されている
もののように、連結部分を手で切り離す手間も不要とな
る。
【0019】従って、これらの作業の省力化は図られ、
作業能率が向上すると共に、切離しが裁断機で行われる
ので、切断面も美麗であり、打ち抜かれた紙の切断面が
汚いことによる不快感をなくすことができる等の効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による紙裁断の方法を示す紙の
平面図である。
【図2】同上のプレス打抜型の斜面図である。
【図3】他の実施例による紙裁断の方法を示す紙の平面
図である。
【図4】従来の打抜型の斜面図である。
【図5】同上による打ち抜かれた紙の平面図である。
【図6】図4を改良した打抜型の斜面図である。
【図7】同上の打抜型により打ち抜かれた紙の平面図で
ある。
【符号の説明】
A 打抜型 1 打ち抜き刃 2 紙 2a 打ち抜かれた紙 2b 外側部分 3 2点鎖線部分(打ち抜かれずに残され、切断機で
切断される部分) 5 実線部分(打ち抜きにより切断される部分)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷等が施された紙におけるプレスの基
    点となる紙辺部分をグリッパーで咥えて打ち抜きを行う
    際に、前記グリッパーによって咥えられた咥え方向の前
    後の直線部分を打ち抜くための刃を除去した状態で打抜
    型で打ち抜く第1の工程と、前記打抜型で打ち抜いた後
    の紙の打ち抜かれなかった前記直線部分を裁断機で切断
    する第2の工程とからなることを特徴とする紙成形裁断
    方法。
JP4215524A 1992-07-21 1992-07-21 紙成形裁断方法 Expired - Lifetime JP2535710B2 (ja)

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JPH0647840A JPH0647840A (ja) 1994-02-22
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