JPH0138640B2 - - Google Patents

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JPH0138640B2
JPH0138640B2 JP62109377A JP10937787A JPH0138640B2 JP H0138640 B2 JPH0138640 B2 JP H0138640B2 JP 62109377 A JP62109377 A JP 62109377A JP 10937787 A JP10937787 A JP 10937787A JP H0138640 B2 JPH0138640 B2 JP H0138640B2
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JP
Japan
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punch blade
punch
punching
cutting edge
blade
Prior art date
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JP62109377A
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JPS62271698A (ja
Inventor
Yoshio Mihashi
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、用紙等に孔あけを行う穿孔器のパン
チ刃に関するもので、その目的は板状の金属部材
を、プレス作業による打ち抜き及び絞り加工によ
つて、省資材、省力化をはかり、安価で量産性に
富み、しかも穿孔能力の優れた穿孔器のパンチ刃
を提供することにある。
従来この種の穿孔器に用いられているパンチ刃
は、第1図に示すようなもので、金属丸棒1を旋
盤で加工した後、丸棒1の下端部をフライス盤に
よつて切削加工して刃先2を形成し、必要に応じ
刃先2に研磨を施こしている。
このため、従来のパンチ刃においては、旋盤及
びフライス盤等による切削加工を必要とするから
工作機の使用に伴うコスト高や量産性にとぼしい
欠点があつた。
本発明は従来のこのような欠点をなくし、資材
や労力を少なくして、安価で優良なパンチ刃を供
給するためのものである。
以下本発明に係るパンチ刃の第1実施例につい
て、第2図ないし第6図を参照して詳細に説明す
る。第2図は、プレス作業の絞り加工により成形
した、本発明にかかるパンチ刃の斜視図、第3図
は同縦断面図で、図中4は筒状部、5は刃先部、
6は取付部である。
刃先部5は4個の頂部7と、4個の谷部8から
成り、さらに第3図に示すように、刃先部5の外
周には絞り加工に伴う張出し部9が設けられてい
る。
次に前記パンチ刃3の特徴を明らかにするた
め、このパンチ刃3の製造方法の面から説明すれ
ば以下の通りである。第4図は、図示しない板状
の金属部材から連続的にに打ち抜きによつて成形
されたパンチ刃素材10で、打ち抜きと同時、ま
たはその前後に取付部6を形成する。第5図は第
4図の断面図で、金属部材から打ち抜き成形の際
に生ずるかえり(バリ)部11は図において、下
側の外周に生じている。なおパンチ刃素材10は
金属部材にスリツタ加工等を施すことによつて形
成してもよい。
打ち抜き成形されたパンチ刃素材10を第5図
の状態において、下面をダイスでささえ、上方か
らポンチを押し込んで絞り加工を行うと、第2図
示のパンチ刃3が形成される。これにより、第4
図の正方形の4つの角部12が頂部7を形成し、
同4つの直線部分43が、滑らかな曲線の谷部8
となる。この際素材10のかえり部11は、刃先
部5の外周に位置するため刃先がするどくなり、
用紙の穿孔に当つて好適であり、更にまた絞り加
工に当つて、ポンチとダイスを適切に選択してし
ごき絞りを行うことにより、刃先部5の外周に第
3図に示す張出し部を設けることにより、用紙に
穿孔する際の穿孔作業が更に良好になり、穿孔作
業の能率が向上される。
第6図は、本発明のパンチ刃3をパンチ兼用ホ
ツチキス42に装着した場合の状態を示してい
る。このパンチ付ホツチキスは、従来公知のホツ
チキスに、本発明のパンチ刃3を取り付け、紙綴
りと穿孔がそれぞれ別個に行えるようにしたもの
で、上面にパンチ孔13及び用紙の差込口14を
設けたベース15と、その上方に、第2図に示す
本発明のパンチ刃3を下面に取付け、前端部に押
圧部16を形成したフレーム17と、前端に指当
て18を設けたハンドル19とを、後部において
軸20により回動自在に枢着したものである。
このパンチ付ホツチキス42により穿孔作業を
行うには、用紙を差込口14に挿入した後、フレ
ーム17前端の押圧部16を押し下げると、フレ
ーム17の下降に伴つて、パンチ刃3が降下し、
差込口14に挿入された用紙(図示なし)に穿孔
を行うことができる。この穿孔に当つては、パン
チ刃3の頂部7が極めて鋭角に形成されているた
め、用紙への食い込みが従来のパンチ刃よりも容
易であり、またパンチ刃3のの先端外周には、張
出し部9が形成されているため、穿孔が良好であ
りこのため従来のパンチ刃に比し、少い力で確実
な穿孔を行うことができる。
次に第7図及び第8図の第2実施例について説
明する。第7図のパンチ刃3は、図示しない三角
形状のパンチ刃素材を、前記の第1実施例と同様
に絞り加工により形成したもので、刃先部5は3
つの頂部7と、3つの谷部8が設けられており、
取付部6には貫孔21が穿設されている。
第8図は前記第7図のパンチ刃3を、一部を切
欠いたプライヤータイプの穿孔器22に装着した
もので、取付けに当つては、ハンドル23に設け
た突起24にパンチ刃3の貫孔21を嵌装してカ
シメ装着したものであり、ハンドル23を握り締
めることにより、パンチ刃3と、パンチ孔25と
の間に挿入された用紙に穿孔を行うことができ
る。穿孔効果については前記第1実施例のものと
同様であるので省略する。
以上本発明に係るパンチ刃の好適な実施例につ
いて説明したが、本発明の精神を逸脱しない範囲
内において、絞り方法や形状等について種々の設
計変更をなし得ることは勿論である。
このように、本発明の穿孔器におけるパンチ刃
は、板状の金属部材をプレス作業による打ち抜き
及び絞り加工によつて製作することができるの
で、プレス加工の特徴である省資材と省力化によ
るコストダウン効果を十分活用することができる
上、製造過程に生ずる張出し部9等の成形効果に
より穿孔能力の向上がはかれる等、優れた利点を
有するものである。
なお本パンチ刃は、文書やカードの穿孔に使用
するだけでなく、革、プラスチツク等の穿孔用と
しても使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパンチ刃の斜視図、第2図は本
発明に係るパンチ刃の斜視図、第3図は同断面
図、第4図はパンチ刃素材の平面図、第5図は同
断面図、第6図は本発明のパンチ刃を装着した第
1実施例におけるパンチ兼用ホツチキスの一部を
切欠いた側面図、第7図は第2実施例におけるパ
ンチ刃の斜視図、第8図は同プライヤタイプの穿
孔器の一部切欠き側面図である。 3…パンチ刃、4…筒状部、5…刃先部、6…
取付部、7…頂部、8…谷部、9…張出し部、1
0…パンチ刃素材、11…かえり部、13…パン
チ孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 板状の金属部材を打ち抜き及びしごき絞り加
    工により筒状部4を形成した穿孔器のパンチ刃3
    において、前記筒状部4の一端に、パンチ刃を固
    定するための取付部6を設けると共に、他端に、
    頂部7と谷部8からなる刃先部5を波形に形成
    し、該刃先部5の最外周全面に打ち抜き及びしご
    き絞り加工により硬化した張出し部9を設けてな
    る穿孔器におけるパンチ刃。
JP62109377A 1987-05-02 1987-05-02 穿孔器におけるパンチ刃 Granted JPS62271698A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62109377A JPS62271698A (ja) 1987-05-02 1987-05-02 穿孔器におけるパンチ刃

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JP62109377A JPS62271698A (ja) 1987-05-02 1987-05-02 穿孔器におけるパンチ刃

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JPS62271698A JPS62271698A (ja) 1987-11-25
JPH0138640B2 true JPH0138640B2 (ja) 1989-08-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102284603A (zh) * 2011-08-31 2011-12-21 李刚 便携式手动冲孔机冲头

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