JPH0825296A - 自動打抜機用木型 - Google Patents
自動打抜機用木型Info
- Publication number
- JPH0825296A JPH0825296A JP18513994A JP18513994A JPH0825296A JP H0825296 A JPH0825296 A JP H0825296A JP 18513994 A JP18513994 A JP 18513994A JP 18513994 A JP18513994 A JP 18513994A JP H0825296 A JPH0825296 A JP H0825296A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood pattern
- cutting
- edge
- wooden
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 段ボールシードなどの自動打抜機用木型にお
いて構造簡単で、刃圧を少なくして切断が可能で型離れ
のよい木型を提供する。 【構成】 木型本体に設けた刃取付溝に所定形状に切断
用及びケイ線該設刃を配設固定して各刃先を木型表面に
突出させると共に切断刃及びケイ線該設刃で囲まれた部
分には複数の空気抜き孔を設けたものである。
いて構造簡単で、刃圧を少なくして切断が可能で型離れ
のよい木型を提供する。 【構成】 木型本体に設けた刃取付溝に所定形状に切断
用及びケイ線該設刃を配設固定して各刃先を木型表面に
突出させると共に切断刃及びケイ線該設刃で囲まれた部
分には複数の空気抜き孔を設けたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダンボールなどのシー
ト材から箱の素材のような所定のブランクを打抜く自動
打抜機に用いる木型に関するものである。
ト材から箱の素材のような所定のブランクを打抜く自動
打抜機に用いる木型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のようにダンボールなどのシート材
から箱の素材となる所定のブランクを打抜くためには、
自動打抜機が用いられている。この打抜機20は図1に
示すようにシート供給部21、打抜部22、ストリップ
部23、搬出部24とからなっており、シート供給部2
1から爪付きのグリッパバー25で引き出され、間欠的
に供給されるシートSを打抜部22に配設した上型2
6、下型27を用いて打抜く構造となっている。打抜部
22を構成する上型26は固定式で、この下面には切断
刃、ケイ線刻設用刃を取付けた木型28が所定の方法で
固定されている。この木型28は図7に示すように薄板
を複数枚重ね合わせた合板で、打抜くブランクの形状及
びケイ線の形状に合わせて刃の取付け溝29が形成さ
れ、前記溝にそれぞれ切断刃30、ケイ線刻設刃31を
取付けている。また切断刃30に囲まれた縁部には打抜
いたシート、ブランクが切断刃に食い付かないように複
数の弾性体33が貼着されている。一方下型27はフラ
ット状のテーブルTを有しこのテーブルTは油圧シリン
ダなどの駆動機構により上型方向に昇降可能となってお
り、シート供給部21からグリッパバー25で引き出さ
れたシートSがテーブルT上に供給されると、テーブル
Tが上型26方向に上昇し、シートSを上型26に押付
けて上型26に配設した木型28の切断刃30、ケイ線
刻設刃31を用いてシートSを切断し、ケイ線の刻設さ
れたブランクを得るものである。またこの切断によって
シートが分離しないように切断線には任意の部分に非切
断部が形成されており、シートとブランクは次工程のス
トリップ部23に搬送される。ストリップ部23は可動
の上型34、下型35とからなり、グリッパバ−25で
搬送されてきたシートSから切断したブランクを切離す
作業を行う。なおこの際ブランクは次工程の搬出部まで
搬送されなければならないのでグリッパバー25の針が
刺さっている先端縁は切離されないようになっている。
から箱の素材となる所定のブランクを打抜くためには、
自動打抜機が用いられている。この打抜機20は図1に
示すようにシート供給部21、打抜部22、ストリップ
部23、搬出部24とからなっており、シート供給部2
1から爪付きのグリッパバー25で引き出され、間欠的
に供給されるシートSを打抜部22に配設した上型2
6、下型27を用いて打抜く構造となっている。打抜部
22を構成する上型26は固定式で、この下面には切断
刃、ケイ線刻設用刃を取付けた木型28が所定の方法で
固定されている。この木型28は図7に示すように薄板
を複数枚重ね合わせた合板で、打抜くブランクの形状及
びケイ線の形状に合わせて刃の取付け溝29が形成さ
れ、前記溝にそれぞれ切断刃30、ケイ線刻設刃31を
取付けている。また切断刃30に囲まれた縁部には打抜
いたシート、ブランクが切断刃に食い付かないように複
数の弾性体33が貼着されている。一方下型27はフラ
ット状のテーブルTを有しこのテーブルTは油圧シリン
ダなどの駆動機構により上型方向に昇降可能となってお
り、シート供給部21からグリッパバー25で引き出さ
れたシートSがテーブルT上に供給されると、テーブル
Tが上型26方向に上昇し、シートSを上型26に押付
けて上型26に配設した木型28の切断刃30、ケイ線
刻設刃31を用いてシートSを切断し、ケイ線の刻設さ
れたブランクを得るものである。またこの切断によって
シートが分離しないように切断線には任意の部分に非切
断部が形成されており、シートとブランクは次工程のス
トリップ部23に搬送される。ストリップ部23は可動
の上型34、下型35とからなり、グリッパバ−25で
搬送されてきたシートSから切断したブランクを切離す
作業を行う。なおこの際ブランクは次工程の搬出部まで
搬送されなければならないのでグリッパバー25の針が
刺さっている先端縁は切離されないようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでシートを打抜
いてブランクを得るには、前記のように打抜機の上型に
取付けた刃付の木型に、下型のテーブルに載置したシー
トを押付けて切断するものであるが、テーブルを上昇さ
せていくと上型の刃に囲まれた部分とシート間に加圧現
象が生じる。これに打勝つためには上昇圧力を上げれば
よいが、上昇圧力を上げると、ブランクが刃に食い付い
てしまって型離れが悪くなるという難点がある。また型
離れをよくするために刃に囲まれた部分に多数の弾性体
33を貼着し、この復元力でブランクを刃から引き離す
工夫をしているが、切断時におけるシートとこの弾性体
の圧着によりシートが潰れてしまい、ブランクを組立て
て箱を作ったとき箱の圧縮強度が低下するという難点が
ある。
いてブランクを得るには、前記のように打抜機の上型に
取付けた刃付の木型に、下型のテーブルに載置したシー
トを押付けて切断するものであるが、テーブルを上昇さ
せていくと上型の刃に囲まれた部分とシート間に加圧現
象が生じる。これに打勝つためには上昇圧力を上げれば
よいが、上昇圧力を上げると、ブランクが刃に食い付い
てしまって型離れが悪くなるという難点がある。また型
離れをよくするために刃に囲まれた部分に多数の弾性体
33を貼着し、この復元力でブランクを刃から引き離す
工夫をしているが、切断時におけるシートとこの弾性体
の圧着によりシートが潰れてしまい、ブランクを組立て
て箱を作ったとき箱の圧縮強度が低下するという難点が
ある。
【0004】本発明は前記従来形の難点を排除するため
になされたもので、その目的とするところは構造簡単
で、刃圧を少なくして切断が可能でしかも型離れがよい
木型を提供することにある。
になされたもので、その目的とするところは構造簡単
で、刃圧を少なくして切断が可能でしかも型離れがよい
木型を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の自動打抜機用木型は、木型本体に設けた刃取
付溝に所定形状に切断刃及びケイ線刻設刃を配設固定し
て各刃先を木型表面に突出させると共に、切断刃及びケ
イ線刻設刃で囲まれた部分に複数の空気抜き孔を設けた
ものである。また前記各空気抜き孔を互いに連通させる
とともに、木型側面に開口する空気逃げ通路に連通させ
たものである。前記空気逃げ通路は木型裏面に設けた溝
あるいは木型側面から各空気孔に向けて穿設した孔であ
ってもよい。
に本発明の自動打抜機用木型は、木型本体に設けた刃取
付溝に所定形状に切断刃及びケイ線刻設刃を配設固定し
て各刃先を木型表面に突出させると共に、切断刃及びケ
イ線刻設刃で囲まれた部分に複数の空気抜き孔を設けた
ものである。また前記各空気抜き孔を互いに連通させる
とともに、木型側面に開口する空気逃げ通路に連通させ
たものである。前記空気逃げ通路は木型裏面に設けた溝
あるいは木型側面から各空気孔に向けて穿設した孔であ
ってもよい。
【0006】
【実施例】以下図示の実施例に基づき本発明を具体的に
説明する。図2は本発明の一実施例を示す平面図、図3
は背面図で符号1が木型である。木型1は、ベニヤ板製
の木型本体2に打抜くブランクの所定形状に切断刃3、
またケイ線刻設用刃4をとりつけている。本実施例で
は、厚さ16ミリの木型本体2に図4に示すように切断
刃3及びケイ線刻設用刃4の取付溝5、6を厚さ方向に
貫通させ、この溝5、6の上面から刃高約24ミリの刃
3、4を峰部が木型背面と同一面となるように打込んで
固定している。なお各刃3、4は一体のものではなく、
適宜長さのものを直線的に並べており、切断刃3の刃先
には一定間隔でシートからブランクを打抜いたとき、シ
ートからブランクが分離しないように非切断用の切り欠
き7が設けられている。またシートを打抜いてブランク
を形成するさいブランクのフラップ部分を切断する刃3
の内側にはほぼコ字形に弾性体8が貼着されている。こ
の弾性体8は硬度20度程度の合成ゴムで、その弾力を
利用してブランクの型離れをよくする作用をなすもので
ある。さらに木型本体2の前記切断刃3、ケイ線刻設用
刃4で囲まれた部分には板厚方向に大小の空気抜き孔9
が貫通穿設されている。一方木型本体2の背面側には各
空気抜き孔9に連通し木型本体の側面に開口する空気逃
げ通路10が設けられている。この通路10は幅20ミ
リ、深さ3ミリ程度の溝であり、この通路10と直交す
る切断刃3、ケイ線刻設刃4の峰部にはそれぞれ図5に
示すように切り欠き11を設けている。
説明する。図2は本発明の一実施例を示す平面図、図3
は背面図で符号1が木型である。木型1は、ベニヤ板製
の木型本体2に打抜くブランクの所定形状に切断刃3、
またケイ線刻設用刃4をとりつけている。本実施例で
は、厚さ16ミリの木型本体2に図4に示すように切断
刃3及びケイ線刻設用刃4の取付溝5、6を厚さ方向に
貫通させ、この溝5、6の上面から刃高約24ミリの刃
3、4を峰部が木型背面と同一面となるように打込んで
固定している。なお各刃3、4は一体のものではなく、
適宜長さのものを直線的に並べており、切断刃3の刃先
には一定間隔でシートからブランクを打抜いたとき、シ
ートからブランクが分離しないように非切断用の切り欠
き7が設けられている。またシートを打抜いてブランク
を形成するさいブランクのフラップ部分を切断する刃3
の内側にはほぼコ字形に弾性体8が貼着されている。こ
の弾性体8は硬度20度程度の合成ゴムで、その弾力を
利用してブランクの型離れをよくする作用をなすもので
ある。さらに木型本体2の前記切断刃3、ケイ線刻設用
刃4で囲まれた部分には板厚方向に大小の空気抜き孔9
が貫通穿設されている。一方木型本体2の背面側には各
空気抜き孔9に連通し木型本体の側面に開口する空気逃
げ通路10が設けられている。この通路10は幅20ミ
リ、深さ3ミリ程度の溝であり、この通路10と直交す
る切断刃3、ケイ線刻設刃4の峰部にはそれぞれ図5に
示すように切り欠き11を設けている。
【0007】
【作用】つぎに前記実施例による木型の作用について図
1に示す自動打抜機に木型を取付けた例を用いて説明す
る。木型1は定法により自動打抜機の打抜部22の上型
26にビス等を用いて固定される。シート供給部21か
らシートSがグリッパバー25の爪に取付けられて搬送
され、打抜部22の下型テーブルTに載置されると位置
決めがなされる。位置決めが完了するとテーブルTは油
圧シリンダなどの駆動機構(図示省略)により上型方向
に上昇する。テーブルTが上昇するとシートSは木型1
に配設した切断刃3、ケイ線刻設刃4に押圧され切断刃
3、ケイ線刻設刃4によって所定形状に切断またケイ線
が刻設される。前記シートSを載置したテーブルTが木
型方向に上昇していくと、シートSと木型1との間に存
在する空気には加圧現象が生じるが、この圧のかかった
空気は木型1に形成した各空気抜き孔9に溜まると共
に、各空気抜き孔9は空気逃げ通路10によってそれぞ
れ連通しており、かつ空気逃げ通路10は木型本体2の
側面に開口しているので、各空気抜き孔9に溜まった加
圧空気は空気逃げ通路10を通って木型1外に排出され
る。一方テーブルTが最大上昇し切断、ケイ線刻印がな
される時には、シートSは切断刃3の内側に貼着した弾
性体8に当接し、この弾性体8の有する弾性に抗して弾
性体8を押し潰す状態となる。ここで上昇を停止させる
と前記弾性体8の復元力によって切断されたシート及び
ブランクは木型1から引き離される。前記弾性体8の復
元時には木型1の切断刃3内側とシート、ブランクとの
間には負圧現象が生じようとするが前記空間は空気抜き
孔9、空気逃げ通路10によって木型1外部と連通して
いるので、前記空間に外気が流入し負圧現象を防止する
ことが出来る。前記のように打抜部で所定の形状に切
断、ケイ線刻設が終了したシート、ブランクは次工程の
ストリップ部、さらに搬出部に搬送されブランクが完成
される。
1に示す自動打抜機に木型を取付けた例を用いて説明す
る。木型1は定法により自動打抜機の打抜部22の上型
26にビス等を用いて固定される。シート供給部21か
らシートSがグリッパバー25の爪に取付けられて搬送
され、打抜部22の下型テーブルTに載置されると位置
決めがなされる。位置決めが完了するとテーブルTは油
圧シリンダなどの駆動機構(図示省略)により上型方向
に上昇する。テーブルTが上昇するとシートSは木型1
に配設した切断刃3、ケイ線刻設刃4に押圧され切断刃
3、ケイ線刻設刃4によって所定形状に切断またケイ線
が刻設される。前記シートSを載置したテーブルTが木
型方向に上昇していくと、シートSと木型1との間に存
在する空気には加圧現象が生じるが、この圧のかかった
空気は木型1に形成した各空気抜き孔9に溜まると共
に、各空気抜き孔9は空気逃げ通路10によってそれぞ
れ連通しており、かつ空気逃げ通路10は木型本体2の
側面に開口しているので、各空気抜き孔9に溜まった加
圧空気は空気逃げ通路10を通って木型1外に排出され
る。一方テーブルTが最大上昇し切断、ケイ線刻印がな
される時には、シートSは切断刃3の内側に貼着した弾
性体8に当接し、この弾性体8の有する弾性に抗して弾
性体8を押し潰す状態となる。ここで上昇を停止させる
と前記弾性体8の復元力によって切断されたシート及び
ブランクは木型1から引き離される。前記弾性体8の復
元時には木型1の切断刃3内側とシート、ブランクとの
間には負圧現象が生じようとするが前記空間は空気抜き
孔9、空気逃げ通路10によって木型1外部と連通して
いるので、前記空間に外気が流入し負圧現象を防止する
ことが出来る。前記のように打抜部で所定の形状に切
断、ケイ線刻設が終了したシート、ブランクは次工程の
ストリップ部、さらに搬出部に搬送されブランクが完成
される。
【0008】出願人が本実施例の木型を用いてタバコ包
装用ダンボールケースを打抜いたところ、従来形では3
5枚/分であったものが50枚/分と裁断効果が上り、
またバラケによるライン停止が従来形では10回/ロッ
トであったものが0回/ロットになり作業効率も大幅に
アップした。また弾性体の枚数が少ないので潰れが少な
くなり、したがって箱圧縮強さが向上した。また従来形
の木型を用いた裁断ではカッティング時の刃圧は140
トン程度であったものが、本実施例では100トンとな
り刃圧を少なくすることが可能となった。
装用ダンボールケースを打抜いたところ、従来形では3
5枚/分であったものが50枚/分と裁断効果が上り、
またバラケによるライン停止が従来形では10回/ロッ
トであったものが0回/ロットになり作業効率も大幅に
アップした。また弾性体の枚数が少ないので潰れが少な
くなり、したがって箱圧縮強さが向上した。また従来形
の木型を用いた裁断ではカッティング時の刃圧は140
トン程度であったものが、本実施例では100トンとな
り刃圧を少なくすることが可能となった。
【0009】なお前記実施例では空気逃げ通路10を木
型本体2の背面に設けた溝としたが、例えば図6に示す
ように本体2の側面から空気抜き孔9側に向けて穿設し
た透孔15としてもよい。この場合切断刃3、ケイ線刻
設刃4の前記透孔15に対応する箇所にも透孔16を設
けておくものである。さらに空気逃げ通路として溝、透
孔を組み合わせることも可能である。
型本体2の背面に設けた溝としたが、例えば図6に示す
ように本体2の側面から空気抜き孔9側に向けて穿設し
た透孔15としてもよい。この場合切断刃3、ケイ線刻
設刃4の前記透孔15に対応する箇所にも透孔16を設
けておくものである。さらに空気逃げ通路として溝、透
孔を組み合わせることも可能である。
【0010】
【発明の効果】本発明は前記のように、切断刃、ケイ線
刻設刃を取付けた木型本体に空気抜き孔を設け、かつ前
記各空気抜き孔に連通し木型側面に開口する空気逃げ通
路を設けたので、切断時にシートと木型の間に生じる加
圧空気は空気抜き孔、空気逃げ通路を通って木型外に排
出され、切断時の刃圧を少なくすることが可能となり、
木型の寿命が長くなる。また切断終了時にシートと木型
の間に生じる負圧現象も前記空気抜き孔、空気逃げ通路
の作用によって防止でき、型離れがよく、バラケが少な
く、ロスが減少して打抜きスピードがアップする。また
型離れ用スポンジの枚数が少なくなり、ケースの潰れが
少なくすることができ、箱圧縮強度が向上する。
刻設刃を取付けた木型本体に空気抜き孔を設け、かつ前
記各空気抜き孔に連通し木型側面に開口する空気逃げ通
路を設けたので、切断時にシートと木型の間に生じる加
圧空気は空気抜き孔、空気逃げ通路を通って木型外に排
出され、切断時の刃圧を少なくすることが可能となり、
木型の寿命が長くなる。また切断終了時にシートと木型
の間に生じる負圧現象も前記空気抜き孔、空気逃げ通路
の作用によって防止でき、型離れがよく、バラケが少な
く、ロスが減少して打抜きスピードがアップする。また
型離れ用スポンジの枚数が少なくなり、ケースの潰れが
少なくすることができ、箱圧縮強度が向上する。
【図1】自動打抜機の構成説明図である。
【図2】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す背面図である。
【図4】木型の一部を示す分解斜視図である。
【図5】切断刃の取付状態を示す正面図である。
【図6】空気逃げ通路の変形例を示す正面図である。
【図7】従来形の木型を示す図である。
1 木型 2 木型本体 3 切断刃 4 ケイ線刻設刃 5、6 取付溝 7、11 切り欠き 8 弾性体 9空気抜き孔 10 空気逃げ通路 15 透孔 20 自動打抜機 21 シート供給部 22 打抜部 23 ストリップ部 24 搬出部 25 グリッパバー 26、34 上型 27、35 下型 28 木型 29 取付溝 30 切断刃 31 ケイ線刻設刃 32 空気抜き孔 33 弾性体 T テーブル
Claims (5)
- 【請求項1】木型本体に設けた刃取付溝に所定形状に切
断刃及びケイ線刻設刃を配設固定して各刃先を木型表面
に突出させると共に、切断刃及びケイ線刻設刃で囲まれ
た部分には複数の空気抜き孔を設けたことを特徴とする
自動打抜機用木型。 - 【請求項2】各空気抜き孔は互いに連通し、かつ木型側
面に開口する空気逃げ通路に連通している請求項1記載
の自動打抜機用木型。 - 【請求項3】空気逃げ通路は木型裏面に設けた溝である
請求項1記載の自動打抜機用木型。 - 【請求項4】空気逃げ通路は木型側面から各空気孔に向
けて穿設した孔である請求項1記載の自動打抜機用木
型。 - 【請求項5】空気逃げ通路は木型裏面に設けた溝と木型
側面に開口する孔との組合わせである請求項1記載の自
動打抜機用木型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18513994A JPH0825296A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 自動打抜機用木型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18513994A JPH0825296A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 自動打抜機用木型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0825296A true JPH0825296A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16165563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18513994A Pending JPH0825296A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 自動打抜機用木型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0825296A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100906126B1 (ko) * | 2008-01-09 | 2009-07-07 | 주식회사 케이디에스인텍 | 에어 흡입기를 이용한 목금형 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS584400B2 (ja) * | 1977-07-15 | 1983-01-26 | 株式会社東芝 | デイジタル入力回路 |
JPH05212698A (ja) * | 1992-02-03 | 1993-08-24 | Nippon Daisuchiile Kk | 紙器型抜装置に用いる抜型 |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP18513994A patent/JPH0825296A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS584400B2 (ja) * | 1977-07-15 | 1983-01-26 | 株式会社東芝 | デイジタル入力回路 |
JPH05212698A (ja) * | 1992-02-03 | 1993-08-24 | Nippon Daisuchiile Kk | 紙器型抜装置に用いる抜型 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100906126B1 (ko) * | 2008-01-09 | 2009-07-07 | 주식회사 케이디에스인텍 | 에어 흡입기를 이용한 목금형 |
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