JPH06238594A - 文字フォントの切り目形成方法 - Google Patents

文字フォントの切り目形成方法

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JPH06238594A
JPH06238594A JP2655993A JP2655993A JPH06238594A JP H06238594 A JPH06238594 A JP H06238594A JP 2655993 A JP2655993 A JP 2655993A JP 2655993 A JP2655993 A JP 2655993A JP H06238594 A JPH06238594 A JP H06238594A
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JP
Japan
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character
character font
cut
sheet
unnecessary portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP2655993A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideya Omori
秀也 大森
Fumiyoshi Iwase
文良 岩瀬
Shinji Morifuji
慎司 森藤
Yoshihiko Arayama
義彦 荒山
Kenji Kawagoe
健二 川越
Kiyoshi Sogo
潔 十河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland DG Corp
Original Assignee
Roland DG Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 隣接する文字フォントに悪影響を及ぼさず、
また粘着力の弱い文字フォントであっても不要部分と一
緒に剥がれることのない文字フォントの切り目形成方法
を比較的簡単な構成によって得ることができるようにす
る。 【構成】 粘着剤を介してベースシート2上に表面シー
ト3を貼着したシート1の表面シート3に切り目を形成
する際に、例えば英文字Cのように表面シート3の不要
部分が内側に入り込んでいる文字4については、この文
字4の輪郭線に沿う通常の切り目5のほかに、この文字
4の内側に入り込んだ表面シート3の不要部分3aの最
外部に、通常の切り目5に連続しかつその切り目5とと
もに閉曲線を形成する切り目6を設ける。また、ベース
シート2との粘着力の弱い小さな文字についてはその文
字の全体を取り囲む切り目を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカッティングプ
ロッタを用いる文字フォントの切り目形成方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】各種シートから文字,図形などの所要の
文字フォントを切り抜く装置としてカッティングプロッ
タが一般に知られている。このカッティングプロッタ
は、カッティングペンを装着したペンキャリッジをカッ
ティング用シートに対して相対的に左右方向(X軸方
向)および前後方向(Y軸方向)に移動させて所要のカ
ッティングを行うものである。
【0003】このようなカッティングプロッタを用いて
シートから前述のような文字フォントを切り抜く際に
は、シートとして例えばベースシートの表面に粘着剤に
よって表面シートを貼着してなる二層構成のものが用い
られ、このシートの表面シートのみが文字フォントの輪
郭に沿ってカッティングペンで切り抜かれる。そして、
例えばこの文字フォントをベースシート上に残すように
表面シートの不要部分がベースシートから剥がされ、ベ
ースシート上に残った文字フォントが例えばディスプレ
イなどの張り付け用に利用される。なお、表面シートの
不要部分の剥離はピーリングマシン(自動剥離装置)等
の装置を用いて自動的に行われることもある。
【0004】ところで、前述のように表面シートの不要
部分を剥離する際、文字フォントの種類や形状によって
はこの不要部分がベースシートから綺麗に剥がれず、場
合によってはこの不要部分の表面シートが裂けたり、あ
るいは伸びて千切れてしまって隣接する他の文字フォン
トに悪影響を及ぼすという不具合を生ずることがあっ
た。また、粘着力の弱い小さい文字フォントにおいては
剥離時にその文字フォントが不要部分と一緒に剥がれて
しまうこともあった。
【0005】そこで、このような問題に対処するため、
例えば特公平3−17639号公報においては、シート
の横方向または縦方向の少なくとも一方向に、一定また
は任意のピッチで平行な多数の切り目を発生させるよう
にしたシートカット装置における切り目発生方法が提案
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に開示されているものにおいては、シートに多数の切
り目を形成することから、その切り目の形成に余分な手
間や時間がかかるとともに、剥離時においても不要部分
を分割して剥離する必要があってやはり余分な手間や時
間がかかってしまうという問題点がある。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、隣接する文字フォントに悪影響を及
ぼさず、また粘着力の弱い文字フォントであっても不要
部分と一緒に剥がれることのない文字フォントの切り目
形成方法を比較的簡単な構成によって得ることができる
ようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明者らは、ベースシートから表面シートの不要
部分を剥離する際にその不要部分が綺麗に剥がれない文
字フォントもしくは不要部分と一緒に剥がれてしまう文
字フォントの種類や形状等について鋭意検討を重ねた結
果、前記不要部分が内側に入り込んだ文字フォントや粘
着力の弱い比較的小さな文字フォントがこのような性質
を有することを知見するに至った。そこで本発明では、
このような文字フォントについてその文字フォントの輪
郭線以外の切り目を設けるようにし、それによって前述
されているような課題を解決したものである。
【0009】すなわち、本発明に係る文字フォントの切
り目形成方法は、第1に、シート材に形成される切り目
により文字フォントとその文字フォントの周辺の不要部
分とを切り離す文字フォントの切り抜き方法であって、
内側に前記不要部分が入り込んだ文字フォントについて
その入り込んだ不要部分のうち所定部分の最外部にその
文字フォントの輪郭線に連続する切り目を設けることを
特徴とするものである。
【0010】また、前記文字フォントの切り目形成方法
は、第2に、シート材に形成される切り目により文字フ
ォントとその文字フォントの周辺の不要部分とを切り離
す文字フォントの切り目形成方法であって、所要の大き
さ以下の小さな文字フォントについてその文字フォント
の全体を取り囲む切り目を設けることを特徴とするもの
である。
【0011】
【作用】前記第1の特徴によれば、周辺の不要部分が内
側に入り込んだ文字フォントについて、その入り込んだ
不要部分のうち所定部分の最外部にその文字フォントの
輪郭線に連続する切り目が設けられていることによっ
て、不要部分の剥離時にこの内側に入り込んだ不要部分
が他の不要部分と分離され文字フォントと一体となって
ベースシート上に残ることとなる。したがって、隣接す
る文字フォントに悪影響を及ぼすことなく剥離が綺麗に
行われる。
【0012】また前記第2の特徴によれば、ベースシー
トとの粘着力の弱い所要の大きさ以下の小さな文字フォ
ントについて、その文字フォントの全体を取り囲む切り
目が設けられていることによって、不要部分の剥離時に
この文字フォント周辺の不要部分が他の不要部分と分離
され文字フォントと一体となってベースシート上に残る
こととなる。したがって、文字フォントが不要部分と一
緒に剥がれてしまうのが防がれ、剥離が綺麗に行われ
る。
【0013】なお、前述のいずれの場合においても、文
字フォントと一緒にベースシート上に残された不要部分
は剥離後に他の手段によって取り除かれる。
【0014】
【実施例】次に、本発明による文字フォントの切り目形
成方法の具体的実施例について、図面を参照しつつ説明
する。
【0015】まず、本発明の第1実施例に係る文字フォ
ントの切り目形成方法について図1,図2によって説明
する。この実施例において用いられるシート1は、ベー
スシート2と、このベースシート2の表面に粘着剤によ
って貼着される表面シート3の二層構成とされている。
このようなシート1のうち表面シート3のみに文字4の
輪郭にしたがって図示されないカッティングペンで切り
目が入れられる。このようにして図1,図2に示される
例では英文字Cが形成されている。
【0016】本実施例では、前述のように表面シート3
に切り目を形成する際に、例えば前記英文字Cのように
表面シート3の不要部分が内側に入り込んでいる文字4
については、この文字4の輪郭線に沿う通常の切り目5
のほかに、この文字4の内側に入り込んだ表面シート3
の不要部分3aの最外部に、前記切り目5に連続しかつ
その切り目5とともに閉曲線を形成する切り目6が設け
られる。
【0017】このように切り目6を形成することで、表
面シート3を端縁から図1で矢印A方向に剥がしたと
き、文字4の内側に入り込んだ不要部分3aが他の不要
部分3bと分離され文字4と一体となってベースシート
2上に残ることとなる(図2参照)。したがって、剥離
方向の前方に位置する隣接文字に悪影響を及ぼすことな
く剥離を綺麗に行うことができる。また、このように表
面シート3の不要部分3bを剥がした後は、ピンセット
等の剥離治具で残りの不要部分3aを剥がすことで所望
の文字4を得ることができる。なお、図1に示されてい
る二点鎖線は、切り目6を形成しない従来例のものにお
いて表面シート3を図1で矢印A方向に剥がしたときに
その表面シート3に形成される裂け目である。このよう
に本実施例のような切り目6を形成しない場合には、文
字4の内側に入り込んだ不要部分3aにベースシート2
と表面シート3とを剥離するだけの力が作用せず、表面
シートに裂け目が生じて隣接する他の文字に悪影響を及
ぼす。
【0018】図3には、本実施例の変形例が示されてい
る。この例に示される英文字Kのような文字4Aについ
ても、その文字4Aの内側に入り込んだ不要部分3aの
最外部に、この文字4Aの輪郭線に沿う切り目5Aに連
続する切り目6Aが設けられる。こうすることで、前記
実施例と同様、剥離方向の前方に位置する隣接文字に悪
影響を及ぼすことなく剥離を綺麗に行うことができる。
この例に示す文字4Aにおいて切り目6Aを形成しない
場合には、表面シート3の裂け目は図3で二点鎖線で示
されるように剥離方向Aの前方へ向けて拡大方向とな
る。なお、このように剥離時の裂け目が拡大方向になる
文字の例としては、他に英文字Xがある。
【0019】本実施例に係る文字フォントの切り目形成
方法は、特に剥離方向の前方側に内側に入り込んだ不要
部分のある文字等に対して有効であり、例えば英文字
(大文字)では、B,D,I,L,O,P,Q,Tを除
く文字が当てはまる。また、この形成方法は英文字だけ
に限らず、カタカナ,平仮名,漢字等の全ての文字や他
の図形に対して適用することができる。
【0020】次に、本発明の第2実施例に係る文字フォ
ントの切り目形成方法について図4によって説明する。
この実施例は、ベースシート2に対する粘着力の弱い小
さな文字4B(図4の例では感嘆符が示されている)に
適用されるものである。このような小さな文字4Bにつ
いては、剥離時にその文字4Bが不要部分と一緒に剥が
れてしまうことに鑑み、この文字4Bの輪郭線に沿う通
常の切り目5Bのほかに、この文字4B全体を取り囲む
例えば矩形の切り目6Bを設けるようにしている。
【0021】このように切り目6Bを形成すると、表面
シート3を端縁から剥がしたとき、この切り目6Bに囲
まれた不要部分3aが他の不要部分3bと分離され文字
4Bと一体となってベースシート2上に残ることとな
る。したがって、文字4Bが不要部分3bと一緒に剥が
れることなく剥離を綺麗に行うことができる。また、こ
のように表面シート3の不要部分3bを剥がした後は、
やはりピンセット等の剥離治具で残りの不要部分3aを
剥がすことで所望の文字4Bを得ることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、隣接する文字フォントに悪影響を及ぼさずに表面
シートをベースシートから綺麗に剥がすことができ、ま
た粘着力の弱い文字フォントであっても不要部分と一緒
に剥がれるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る文字フォントの切り
目形成方法を説明する平面図
【図2】本発明の第1実施例に係る文字フォントの切り
目形成方法を説明する斜視図
【図3】本発明の第1実施例に係る文字フォントの切り
目形成方法の変形例を説明する平面図
【図4】本発明の第2実施例に係る文字フォントの切り
目形成方法を説明する斜視図
【符号の説明】
1 シート 3a,3b 不要部分 4,4A,4B 文字 5,5A,5B,6,6A,6B 切り目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒山 義彦 静岡県浜松市大久保町1227 ローランド ディー.ジー.株式会社内 (72)発明者 川越 健二 静岡県浜松市大久保町1227 ローランド ディー.ジー.株式会社内 (72)発明者 十河 潔 静岡県浜松市大久保町1227 ローランド ディー.ジー.株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材に形成される切り目により文字
    フォントとその文字フォントの周辺の不要部分とを切り
    離すための文字フォントの切り目形成方法であって、内
    側に前記不要部分が入り込んだ文字フォントについてそ
    の入り込んだ不要部分のうち所定部分の最外部にその文
    字フォントの輪郭線に連続する切り目を設けることを特
    徴とする文字フォントの切り目形成方法。
  2. 【請求項2】 シート材に形成される切り目により文字
    フォントとその文字フォントの周辺の不要部分とを切り
    離す文字フォントの切り目形成方法であって、所要の大
    きさ以下の小さな文字フォントについてその文字フォン
    トの全体を取り囲む切り目を設けることを特徴とする文
    字フォントの切り目形成方法。
JP2655993A 1993-02-16 1993-02-16 文字フォントの切り目形成方法 Pending JPH06238594A (ja)

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JP (1) JPH06238594A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005238434A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Mimaki Engineering Co Ltd カッティングプロッタによるフィルムのカス分割線カット方法
JP2012159635A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Sato Knowledge & Intellectual Property Institute ラベル連続体、ラベル連続体の加工方法
JP2016505393A (ja) * 2012-10-29 2016-02-25 エザナストリ エス.アール.エル. 支持ライナ及びライナに結合された少なくとも1つの接着フィルムを含む多層シートをカス取りする装置及び方法
US10442105B2 (en) 2016-12-21 2019-10-15 Roland Dg Corporation Cutting line positioning apparatus and method that reduce breakage during sheet cutting
US10449686B2 (en) 2016-12-21 2019-10-22 Roland Dg Corporation Cutting line positioning apparatus and method that determine and place cutting line at optimal location on sheet to be cut

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