JPH0742765Y2 - 透孔付帳票 - Google Patents

透孔付帳票

Info

Publication number
JPH0742765Y2
JPH0742765Y2 JP1990130324U JP13032490U JPH0742765Y2 JP H0742765 Y2 JPH0742765 Y2 JP H0742765Y2 JP 1990130324 U JP1990130324 U JP 1990130324U JP 13032490 U JP13032490 U JP 13032490U JP H0742765 Y2 JPH0742765 Y2 JP H0742765Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
adhesive
mount
paper
adhesive paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1990130324U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0487272U (ja
Inventor
秀造 岡部
Original Assignee
小林記録紙株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 小林記録紙株式会社 filed Critical 小林記録紙株式会社
Priority to JP1990130324U priority Critical patent/JPH0742765Y2/ja
Publication of JPH0487272U publication Critical patent/JPH0487272U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0742765Y2 publication Critical patent/JPH0742765Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はプッシュホンのダイヤルボタンカバー等のよう
に、透孔を備えた帳票に関する。
[従来の技術] 従来、透孔を形成した種々の帳票を作製するには、製品
の種類ごとに凸型あるいは凹型の打抜き型を用意し、こ
の型を加工機に装着して打抜き加工によって透孔を形成
させる方法が用いられてきた。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上述の方法による場合、それぞれの透孔の形
状に合せた打抜き型を製品の種類ごとに随時作製する必
要があり、一つの製品の寿命が短い場合やその使用量が
少ない場合には、その打抜き型の作製費用が多大となる
欠点があった。
また、前記の方法を用いる場合には離脱した多数の紙片
が帳票自身に付着したり、折畳製品の場合にはその製品
の間に抜き孔片が混入する可能性があった。
さらには、透孔を形成させた帳票の表面にプリンターを
用いてプリント操作を行なう場合に、その孔がプリンタ
ーの印字ヘッドで引っ掛かり、紙送りが容易でないとい
う欠点があった。
本考案は以上のような点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、台紙により簡単な操作で、透孔の
形成と、抜き孔片の除去を可能にした透孔付帳票を提供
するものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、表面に無端状切り込線を形成してなる台紙
の、その切り込線の少なくとも周囲裏面に剥離用シリコ
ン層を形成し、該台紙裏面に、接合面に接着剤層を塗布
形成された粘着紙を、該接着剤層により貼着して、その
接着状態で切り込線によって囲繞される抜き孔片を支持
してなり、粘着紙全体を剥離することにより該抜き孔片
を粘着紙に転着して透孔を生じさせるようにしてなるこ
とを特徴とする透孔付帳票。
[作用] 本考案からすれば、切り込線を施した台紙の裏面に剥離
用シリコン層を形成するとともに、その上面に粘着紙を
粘着した構成となっており、前記粘着紙全体を剥離する
ことによって、前記台紙の抜き孔片は前記粘着紙に粘着
されて、台紙より脱離する。この操作によって切り込線
を施された部分のすべてに透孔を生ずることになる。
[実施例] 本考案の一実施例を第1〜4図を用いて説明する。
台紙1の両側端には一定の間隔をおいて印字機の送り爪
が挿入する送り孔2が形成され、さらにその内側近傍に
は両側端と平行に該台紙1より送り孔2を切り離すため
の切離し線3が形成されている。
前記切離し線3の内側には、その中心線上に前記台紙1
を左右均等に切り離すためのミシン目6が形成され、さ
らに該ミシン目6の左右両側には表面より抜き型刃を用
いて形成された切り込線4によって囲繞し、その離脱を
容易にしてなる抜き孔片5a,5bが縦横に複数形成されて
いる。
また、前記切離し線3とミシン目6の両端には切離しを
容易にするためのコーナー10が設けられている。
前記抜き孔片5a,5bの形状はいわゆるプッシュホンとし
て知られている電話機表面のダイヤルボタンの位置およ
び形状に合せて随時変更可能なものであり、本実施例に
おいては大小二種類の長方形をした抜き孔片5a,5bが台
紙1の長手方向に対して垂直に、さらには幅方向で両抜
き孔片5a,5bを交互に整列させて配設している。前記台
紙1の裏面には、第3図に示した抜き孔片5a,5bの中央
の白抜き部分を除く切り込線箇所全体に剥離用シリコン
層7が塗布形成され、その裏面を、接合面に接着剤層9
を形成した粘着紙8が、該接着剤層9の作用により接着
されている。
以下、前記構成からなる帳票の製作方法について述べ
る。
前記送り孔2を両側端に長手方向に沿って連設してなる
台紙1に、該送り孔2の内側近傍と中心軸にミシン加工
を施すことによって、切離し線3とミシン目6を形成す
る。
さらに、前記切離し線3とミシン目6の両端には、前記
切離し線3とミシン目6における切離しを容易ならしめ
るための三角形状のコーナー10を形成する。
そして前記台紙1の裏面の前記抜き孔片5a,5bの全体を
覆う部分であって、第3図に示すごとく、抜き孔片5a,5
bの内側部分x,yを除いた箇所にシリコンを塗布する。然
る後に、紫外線を照射することによってシリコン剤を硬
化させて剥離用シリコン層7とする。
次に前記剥離用シリコン層7の上に接合面に接着剤層9
が塗着形成された粘着紙8を接着する。
この接着固定後に、前記台紙1の表面より腐食刃を用い
て無端状の切り込線4を形成する。この時、切り込線操
作によって裏面に接着した粘着紙8に切り込線が挿入さ
れないようにする。
このように形成された台紙1の裏面に接着された粘着紙
8全体を剥離することによって、前記切り込線4によっ
て形成された抜き孔片5a,5bのすべてを台紙1より脱離
することができる。
しかも、前記抜き孔片5a,5bは接着剤層9により全て粘
着紙8に粘着されて除去される。このため台紙1に抜き
孔片5a,5bが残留して、後工程に不都合を生じることは
ない。
[考案の効果] 本考案は、無端状の切り込線を形成した台紙の切り込線
の少なくとも周囲裏面にシリコン剤を塗布することによ
って剥離用シリコン層を形成するとともに、その台紙裏
面に粘着紙を接着させた構成としているから、次のよう
な効果がある。
イ)前記粘着紙全体を剥離することによって、全ての抜
き孔片は前記粘着紙に転着されて台紙より離脱し、該抜
き孔片が製品の中に混入することがなくなる。
ロ)一枚の粘着紙を剥離することによって、すべての抜
き孔片を一度に取り除くことができるため、作業工数の
削減をはかることができる。
ハ)プリンターを用いて印刷処理を行なう場合に、切り
込線4を形成した後に印刷処理をしても、粘着紙により
抜き孔片5a,5bが保持され、無孔状態に維持することが
でき、このため帳票をプリンタ内で走行させた場合に、
円弧状走行部や反転部、または印字ヘッド位置で、紙に
引っ掛かりを生ずることはなく、良好な印刷処理を施す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の表面図、第2図は同裏面図、
第3図は抜き孔部の拡大図、第4図は第1図のA-A線に
沿う縦断面図を示す。 1……台紙 2……送り孔 4……切り込線 5a,5b……抜き孔片 7……剥離用シリコン層 8……粘着紙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に無端状切り込線を形成してなる台紙
    の、その切り込線の少なくとも周囲裏面に剥離用シリコ
    ン層を形成し、該台紙裏面に、接合面に接着剤層を塗布
    形成された粘着紙を、該接着剤層により貼着して、その
    接着状態で切り込線によって囲繞される抜き孔片を支持
    してなり、粘着紙全体を剥離することにより該抜き孔片
    を粘着紙に転着して透孔を生じさせるようにしたことを
    特徴とする透孔付帳票。
JP1990130324U 1990-11-30 1990-11-30 透孔付帳票 Expired - Fee Related JPH0742765Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990130324U JPH0742765Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 透孔付帳票

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990130324U JPH0742765Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 透孔付帳票

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0487272U JPH0487272U (ja) 1992-07-29
JPH0742765Y2 true JPH0742765Y2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=31877677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990130324U Expired - Fee Related JPH0742765Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 透孔付帳票

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0742765Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55159475A (en) * 1979-05-30 1980-12-11 Nippon Electric Co Label paper
JPS63198216A (ja) * 1987-02-12 1988-08-16 ヤマックス株式会社 メンブレインスイツチの製造方法
JPS63161771U (ja) * 1987-04-08 1988-10-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0487272U (ja) 1992-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3222100B2 (ja) パーフオーレーション及びスリッティング用ダイスシートの製法及びそれにより作られた紙製品
CN108848617B (zh) 一种fpc手撕柄3m胶类的制作及组装工艺
JPH0742765Y2 (ja) 透孔付帳票
JPS5825379A (ja) 連続重合シートの製造方法
JPH08118298A (ja) タック紙におけるシール、ラベル、ステッカー等の製造方法及びその製造装置
JPH0374485A (ja) リング状両面接着テープの製造方法及びその製造装置
JP3665044B2 (ja) 輪郭部材用両面テープの製造方法
JPS5991176A (ja) 両面接着片配付テ−プの製造方法
JPH0267124A (ja) ラベル連続体の製造装置
JPS6320476B2 (ja)
JPS6318674B2 (ja)
JP4390880B2 (ja) 打ち抜き加工におけるカス取り方法
JPH03244597A (ja) 印書カード連続作成シート
JPH0740476A (ja) 単位ラベル用紙の作成方法
JP3302065B2 (ja) 複合ラベルの製造方法およびその装置
JP2011031599A (ja) 名刺等印刷用貼り付けシート
JPH10180907A (ja) リボンシールおよびその製造方法
JP2001179857A (ja) ラベル連続体の送り孔加工方法及び装置
JPH05154946A (ja) シール及びラベルの製造方法
JP3003597U (ja) 製品貼付用ラベルならびにラベルセット
JP2000010488A (ja) カード台紙およびカード台紙を使用したカード製造方法
JPH09150470A (ja) リボン付きラベルの製造方法
JPS62260184A (ja) 封緘ラベル及びその製造方法
JPH0347595B2 (ja)
JPH03124434A (ja) ラベルテープの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees