JPH0647229U - タイヤ搬送装置 - Google Patents

タイヤ搬送装置

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JPH0647229U
JPH0647229U JP9057792U JP9057792U JPH0647229U JP H0647229 U JPH0647229 U JP H0647229U JP 9057792 U JP9057792 U JP 9057792U JP 9057792 U JP9057792 U JP 9057792U JP H0647229 U JPH0647229 U JP H0647229U
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JP
Japan
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tire
conveyor
loading platform
lifter
posture
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JP9057792U
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直人 平野
正人 鈴木
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイヤの搬送に際し、タイヤの受け渡しを円
滑化し、タイヤの搬送姿勢を適正化する。 【構成】 リフタ1と第1のコンベア5との間には触動
部材10と、可動体12を有するタイヤ係止部材11と
を設けた第2のコンベア6を設置する。タイヤTが第2
のコンベア6上に移載された状態でリフタ1の荷台3が
下降すると、触動部材10が荷台3によって押下げられ
て第2のコンベア6が傾動する。荷台3が下降端へ下降
し、可動体12によって受け止められていたタイヤTが
解放されて荷台3内へ送り込まれると、タイヤTが可動
体12によって押圧されてタイヤTの送り込み姿勢が矯
正される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は自動車のタイヤを水平移送後上方位置へ搬送するタイヤ組付けライ ンに適用されるタイヤ搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
タイヤの搬送に際し、従来では図3に示すように、タイヤ50をコンベアベル ト51上から自然落下によってリフタ52の荷台53内へ送り込んでから、荷台 53をタイヤ50とともに上昇させてタイヤ50を上方位置のタイヤ組付けステ ーションへ搬送していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記したタイヤの移送方法ではタイヤ50の受け渡しに際し、タイヤ50が荷 台53内へ自然落下によって送り込まれるので、タイヤ50が荷台53内でバウ ンドして荷台53内から転落したり、荷台53内でのタイヤ50の位置がずれる という問題点がある。 本考案は上記問題点を解消し、タイヤを的確に受け渡しして適正な姿勢で搬送 することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する手段として本考案のタイヤ搬送装置は、昇降可能な荷台を 有するリフタと、タイヤをこのリフタ側へ水平移送する第1のコンベアと、該第 1のコンベア上のタイヤを前記荷台へ受け渡しする第2のコンベアとからなるタ イヤ搬送装置であって、前記第2のコンベアを前記荷台の昇降に伴ってリフタ側 が下傾する傾動動作および復帰動作可能に設置するとともに、前記第2のコンベ アのリフタ側先端付近には前記第2のコンベア上のタイヤを係止又は解放し、前 記荷台内へ送り込まれたタイヤを押圧してそのタイヤの姿勢を矯正するタイヤ係 止部材を設けた構成を具備する。
【0005】
【作用】
タイヤは第1のコンベアへ載置する。該第1のコンベアを駆動させると、タイ ヤがリフタと第1のコンベアとの間に設置された第2のコンベア上へ乗り移り、 載置された状態でタイヤ係止部材によって係止される。その状態で、リフタの荷 台が下降すると、荷台が下降する途中で前記第2のコンベアのリフタ側が荷台に よって下傾される。また、前記荷台が下降端へ到達すると、前記第2コンベア上 のタイヤを係止している前記タイヤ係止部材が下降する。この下降によりタイヤ は解放されて前記荷台内へ送り込まれる。次に、前記タイヤ係止部材が上昇して 荷台内のタイヤを押圧し、該タイヤの姿勢を適正な搬送姿勢に矯正する。その矯 正完了後、前記荷台内のタイヤは荷台の上昇とともに上方へ搬送される。前記荷 台が上昇すると、前記第2のコンベアは元の状態に復帰する。
【0006】
【考案の効果】
本考案は前記したように構成したことによって、第2のコンベア上から荷台へ のタイヤの受け渡しに際し、第2のコンベアが傾動して第2のコンベアの先端が 荷台に接近し、タイヤの落下距離が短縮するので、タイヤを荷台内でバウンドさ せずに荷台内へ一定の姿勢でスムースに送り込むことができる。 また、荷台内へ送り込まれたタイヤの姿勢をタイヤ係止部材によって矯正し、 常に適正な搬送姿勢にしてタイヤを搬送することができる。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の1実施例を図面にしたがって説明する。 タイヤTを床面Fの下方位置で水平移送してから、床面Fの上方位置へ直進移 送して上方位置のタイヤ組付けステーションでタイヤを車両のフロントアクスル 、リヤアクスルに組付けるタイヤ組付けラインに適用されるタイヤ搬送装置にお いて、タイヤTを床面Fの下方から床面Fの上方へ搬送するリフタ1はモータ4 によって正逆に循回駆動されるチェーン2と、上方開放の箱形状で、チェーン2 の一部に結合されて上昇端と下降端との間を昇降する荷台3とを備えている。
【0008】 床面Fの下方に設置されてタイヤTをリフト1側へ水平移送する第1のコンベ ア5はフレーム5aと、図示しないモータによって一定方向へ間欠的に循回駆動 される搬送部材(コンベアベルト)5bとを備えている。
【0009】 リフタ1と第1のコンベア5との間には第1のコンベア5の搬送部材5b上の タイヤTを受け取ってリフタ1の荷台3に受け渡しする第2のコンベア6が水平 状でリフタ1側が下傾する先下り状の傾動動作および自動復帰傾動動作可能に設 置されている。
【0010】 第2のコンベア6のフレーム7はその下部に形成された軸挿部7aが支軸8に よって傾動可能に支持されて搬送部材9を支持した状態で第1のコンベア5の先 方に隣設されている。
【0011】 第2のコンベア6のフレーム7の先端にはリフタ1側へ延出され、荷台3が下 降端へ下降する途中で荷台3によって押下げられて第2のコンベア6とともに下 方へ傾倒する触動部材10が取付けられている。
【0012】 前記荷台3が下降する途中で触動部材10が該荷台3の下部によって押し下げ られるとともに、前記第2のコンベア6は下方へ傾動し、該荷台3が下降端へ到 達した状態では第2のコンベア6は搬送部材9上のタイヤTが該荷台3側へ滑り 落ちる角度にまで傾動する。
【0013】 タイヤTが第2のコンベア6上から荷台3内に送り込まれて荷台3が下降端か ら上昇すると、第2のコンベア6が上方へ自動的に復帰傾動し、荷台3が触動部 材10から離れると、第2のコンベア6の姿勢が水平姿勢に復元する。
【0014】 第2のコンベア6のフレーム7のリフタ側先端付近には第2のコンベア6の傾 動時に第2のコンベア6上のタイヤTを受け止めてタイヤTの滑り落ちを阻止す るストッパの機能と、第2のコンベア6上から荷台3内へ送り込まれたタイヤT の姿勢を矯正する矯正機能とを有するタイヤ係止部材(エアシリンダ)11が取 付けられている。
【0015】 タイヤ係止部材11は第2のコンベア6の搬送部材9の上面の上方および下方 へ進退動される可動体(ピストンロッド)12を備える。この可動体12は第2 のコンベア6が水平姿勢のときは上方へ進動した状態で保持され、荷台3が第2 のコンベア6を傾倒させながら下降端へ到達した時点で下方へ一旦退動し、タイ ヤTが前記荷台3へ乗り移ってから、再び上方へ進動して静止するように駆動制 御される。
【0016】 タイヤTの搬送に際し、第1のコンベア5上へ載置されたタイヤTは第1のコ ンベア5の搬送部材5bによって水平移送されて第1のコンベア5上から第2の コンベア6上へ移載される。一方、リフタ1の荷台3は第2のコンベア6上にタ イヤTが移載されると、下降を開始し、下降途中で触動部材10を押下げて第2 のコンベア6を先下り状に傾動させながら下降端へ到達する。
【0017】 荷台3が下降端へ到達して第2のコンベア6が傾動端へ傾動すると、タイヤ係 止部材11の可動体12が下方へ退動して可動体12によって受け止められて滑 り落ちを阻止されていた第2のコンベア6上のタイヤTは解放され、滑り落ちて 荷台3内に送り込まれる。
【0018】 続いて、可動体12が上方へ進動すると、荷台3内のタイヤTは突当てられ、 該タイヤTの上部が後方へ押圧され、タイヤTの姿勢が荷台3の後板3aに沿っ て起立した適正な搬送姿勢に矯正される。
【0019】 この状態で荷台3が上昇端へ上昇してタイヤTがタイヤ組付けステーションへ 搬出される一方、荷台3の上昇に伴って第2のコンベア6が上方へ復帰傾動して 荷台3が触動部材10から離れた時点で第2コンベア6の姿勢が水平姿勢に復元 し、上記一連の動作が反復される。
【0020】 続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説明する。 本例では昇降可能な荷台3を有するリフタ1と、タイヤTをこのリフタ1側へ 水平移送する第1のコンベア5と、該第1のコンベア5上のタイヤTを荷台3へ 受け渡しする第2のコンベア6とからなるタイヤ搬送装置であって、該第2のコ ンベア6をリフタ1側が下傾する傾動動作および復帰動作可能に設置するととも に、この第2のコンベア6のリフタ1側先端付近には荷台3が下降する途中で荷 台3によって押下げられて第2のコンベア6とともに傾動する触動部材10と、 第2のコンベア6上のタイヤTを係止又は解放し、前記荷台3内へ送り込まれた タイヤTを押圧してそのタイヤTの姿勢を矯正するタイヤ係止部材11とを設け てある。
【0021】 このため、第2のコンベア6上から荷台3へのタイヤTの受け渡しに際し、第 2のコンベア6が先下り状に傾動して第2のコンベア6の先端が荷台3に接近し た状態でタイヤTが第2のコンベア6上から荷台3内へ送り込まれて移載時のタ イヤTの落下距離が短縮するので、タイヤTを荷台3内でバウンドさせずに荷台 3内へ一定の姿勢でスムースに送り込むことができる。従って、荷台3からのタ イヤTの転落も防止できる。
【0022】 また、荷台3内へ送り込まれたタイヤTの送り込み姿勢を可動体12によって 適正な搬送姿勢に矯正し、タイヤ組付けステーションヘ搬出することができる。 従って、タイヤTを荷台3内で正規の位置に保持させる機構が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示すタイヤ搬送装置の側面
図である。
【図2】タイヤの搬送過程を順に示す搬送装置の側面図
である。
【図3】従来のタイヤ搬送装置の側面図である。
【符号の説明】
1 リフタ 3 荷台 5 第1のコンベア 6 第2のコンベア 10 触動部材 11 タイヤ係止部材 12 可動体 T タイヤ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降可能な荷台を有するリフタと、タイ
    ヤをこのリフタ側へ水平移送する第1のコンベアと、該
    第1のコンベア上のタイヤを前記荷台へ受け渡しする第
    2のコンベアとからなるタイヤ搬送装置であって、前記
    第2のコンベアを前記荷台の昇降に伴ってリフタ側が下
    傾する傾動動作および復帰動作可能に設置するととも
    に、該第2のコンベアのリフタ側先端付近には前記第2
    のコンベア上のタイヤを係止又は解放し、前記荷台内へ
    送り込まれたタイヤを押圧してそのタイヤの姿勢を矯正
    するタイヤ係止部材を設けたことを特徴とするタイヤ搬
    送装置。
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