JP2578850Y2 - タイヤ搬送装置 - Google Patents

タイヤ搬送装置

Info

Publication number
JP2578850Y2
JP2578850Y2 JP1992090577U JP9057792U JP2578850Y2 JP 2578850 Y2 JP2578850 Y2 JP 2578850Y2 JP 1992090577 U JP1992090577 U JP 1992090577U JP 9057792 U JP9057792 U JP 9057792U JP 2578850 Y2 JP2578850 Y2 JP 2578850Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
conveyor
carrier
lifter
loading platform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992090577U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0647229U (ja
Inventor
直人 平野
正人 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP1992090577U priority Critical patent/JP2578850Y2/ja
Publication of JPH0647229U publication Critical patent/JPH0647229U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2578850Y2 publication Critical patent/JP2578850Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は自動車のタイヤを水平
移送後上方位置へ搬送するタイヤ組付けラインに適用さ
れるタイヤ搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤの搬送に際し、従来では図3に示
すように、タイヤ50をコンベアベルト51上から自然
落下によってリフタ52の荷台53内へ送り込んでか
ら、荷台53をタイヤ50とともに上昇させてタイヤ5
0を上方位置のタイヤ組付けステーションへ搬送してい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記したタイヤの移送
方法ではタイヤ50の受け渡しに際し、タイヤ50が荷
台53内へ自然落下によって送り込まれるので、タイヤ
50が荷台53内でバウンドして荷台53内から転落し
たり、荷台53内でのタイヤ50の位置がずれるという
問題点がある。本考案は上記問題点を解消し、タイヤを
的確に受け渡しして適正な姿勢で搬送することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する手段
として本考案のタイヤ搬送装置は、タイヤを上方へ搬送
する荷台を有するリフタと、タイヤをリフタ側へ移送す
る第1のコンベアと、該第1のコンベアのタイヤを前記
荷台へ受け渡しする第2のコンベアとを備えたタイヤ搬
送装置であって、前記第2のコンベアを傾動可能に軸支
するとともに、この第2のコンベアのリフタ側先端に、
前記荷台の下降に伴い該荷台によって押圧されて前記第
2のコンベアを傾動せしめる触動部材と、該第2のコン
ベアが傾動したときに第2のコンベア上を滑降するタイ
ヤを一旦停止させ、その後、該タイヤの停止を解除する
タイヤ係止部材とを設けた構成を有する。
【0005】
【作用】上記した構成を有するタイヤ搬送装置におい
て、第1のコンベア上に搬送されたタイヤが第1のコン
ベアによってリフタ側へ移送されて第2のコンベア上に
乗り移る。この状態で、荷台が下降し、触動部材が荷台
の下降に伴って荷台によって押圧されて第2のコンベア
を傾動させる。第2のコンベアの傾動によって第2のコ
ンベア上を滑降するタイヤをタイヤ係止部材が一旦停止
させ、その後、タイヤ係止部材がタイヤの停止を解除
し、タイヤが第2のコンベア上から滑り落ちて荷台内へ
送り込まれる。この後、荷台が上昇し、タイヤが荷台に
よって上方へ搬送される。
【0006】
【考案の効果】本考案は上記したように構成したことに
よって、第2のコンベア上から荷台へのタイヤの受け渡
しに際し、第2のコンベアが傾動し、タイヤが傾いた第
2のコンベア上から滑り落ちてタイヤの落下距離が短縮
した状態でタイヤが荷台内に進入するので、タイヤを荷
台内でバウンドさせずに荷台内へ一定の姿勢で無理なく
送り込むことができる。
【0007】
【実施例】次に、本考案の1実施例を図面にしたがって
説明する。タイヤTを床面Fの下方位置で水平移送して
から、床面Fの上方位置へ直進移送して上方位置のタイ
ヤ組付けステーションでタイヤを車両のフロントアクス
ル、リヤアクスルに組付けるタイヤ組付けラインに適用
されるタイヤ搬送装置において、タイヤTを床面Fの下
方から床面Fの上方へ搬送するリフタ1はモータ4によ
って正逆に循環駆動されるチェーン2と、上方開放の箱
形状で、チェーン2の一部に結合されて上昇端と下降端
との間を昇降する荷台3とを備えている。
【0008】床面Fの下方に設置されてタイヤTをリフ
ト1側へ水平移送する第1のコンベア5はフレーム5a
と、図示しないモータによって一定方向へ間欠的に循環
駆動される搬送部材(コンベアベルト)5bとを備えて
いる。
【0009】リフタ1と第1のコンベア5との間には第
1のコンベア5の搬送部材5b上のタイヤTを受け取っ
てリフタ1の荷台3に受け渡しする第2のコンベア6が
水平状でリフタ1側が下傾する先下り状の傾動動作およ
び自動復帰傾動動作可能に設置されている。
【0010】第2のコンベア6のフレーム7はその下部
に形成された軸挿部7aが支軸8によって傾動可能に支
持されて搬送部材9を支持した状態で第1のコンベア5
の先方に隣設されている。
【0011】第2のコンベア6のフレーム7の先端には
リフタ1側へ延出され、荷台3が下降端へ下降する途中
で荷台3によって押下げられて第2のコンベア6ととも
に下方へ傾倒する触動部材10が取付けられている。
【0012】前記荷台3が下降する途中で触動部材10
が該荷台3の下部によって押し下げられるとともに、前
記第2のコンベア6は下方へ傾動し、該荷台3が下降端
へ到達した状態では第2のコンベア6は搬送部材9上の
タイヤTが該荷台3側へ滑り落ちる角度にまで傾動す
る。
【0013】タイヤTが第2のコンベア6上から荷台3
内に送り込まれて荷台3が下降端から上昇すると、第2
のコンベア6が上方へ自動的に復帰傾動し、荷台3が触
動部材10から離れると、第2のコンベア6の姿勢が水
平姿勢に復元する。
【0014】第2のコンベア6のフレーム7のリフタ側
先端付近には第2のコンベア6の傾動時に第2のコンベ
ア6上のタイヤTを受け止めてタイヤTの滑り落ちを阻
止するストッパの機能と、第2のコンベア6上から荷台
3内へ送り込まれたタイヤTの姿勢を矯正する矯正機能
とを有するタイヤ係止部材(エアシリンダ)11が取付
けられている。
【0015】タイヤ係止部材11は第2のコンベア6の
搬送部材9の上面の上方および下方へ進退動される可動
体(ピストンロッド)12を備える。この可動体12は
第2のコンベア6が水平姿勢のときは上方へ進動した状
態で保持され、荷台3が第2のコンベア6を傾倒させな
がら下降端へ到達した時点で下方へ一旦退動し、タイヤ
Tが前記荷台3へ乗り移ってから、再び上方へ進動して
静止するように駆動制御される。
【0016】タイヤTの搬送に際し、第1のコンベア5
上へ載置されたタイヤTは第1のコンベア5の搬送部材
5bによって水平移送されて第1のコンベア5上から第
2のコンベア6上へ移載される。一方、リフタ1の荷台
3は第2のコンベア6上にタイヤTが移載されると、下
降を開始し、下降途中で触動部材10を押下げて第2の
コンベア6を先下り状に傾動させながら下降端へ到達す
る。
【0017】荷台3が下降端へ到達して第2のコンベア
6が傾動端へ傾動すると、タイヤ係止部材11の可動体
12が下方へ退動して可動体12によって受け止められ
て滑り落ちを阻止されていた第2のコンベア6上のタイ
ヤTは解放され、滑り落ちて荷台3内に送り込まれる。
【0018】続いて、可動体12が上方へ進動すると、
荷台3内のタイヤTに可動体12の先端が突当たり、
タイヤTの上部が後方へ押圧され、タイヤTの姿勢が荷
台3の後板3aに沿って起立した適正な搬送姿勢に矯正
される。
【0019】この状態で荷台3が上昇端へ上昇してタイ
ヤTがタイヤ組付けステーションへ搬出される一方、荷
台3の上昇に伴って第2のコンベア6が上方へ復帰傾動
して荷台3が触動部材10から離れた時点で第2コンベ
ア6の姿勢が水平姿勢に復元し、上記一連の動作が反復
される。
【0020】上記した構成を有するタイヤ搬送装置にお
いて、第1のコンベア5上に搬送されたタイヤTが第1
のコンベア5によってリフタ側へ移送されて第2のコン
ベア6上に乗り移る。この状態で、荷台3が下降し、触
動部材10が荷台3の下降に伴って荷台3によって押圧
されて第2のコンベア6をリフタ側へ先下り状に傾動さ
せる。第2のコンベア6の傾動によって第2のコンベア
6上から滑降するタイヤをタイヤ係止部材11が一旦停
止させ、その後、タイヤ係止部材11が第2のコンベア
6上のタイヤTの停止を解除し、タイヤTが傾いた第2
のコンベア6上から滑り落ちて荷台3内へ送り込まれ
る。タイヤTが荷台3内へ送り込まれると、そのタイヤ
Tがタイヤ係止部材11の可動体12によって押圧さ
れ、そのタイヤTの姿勢が可動体12の動きによって適
正な搬送姿勢に矯正される。この後、荷台3が上昇し、
姿勢が矯正されたタイヤTが荷台3によって、上方へ搬
送され、また、第2のコンベア6が元の状態に復帰す
る。
【0021】このため、第2のコンベア6上から荷台3
へのタイヤTの受け渡しに際し、第2のコンベア6が先
下り状に傾動して第2のコンベア6の先端が荷台3に接
近した状態でタイヤTが第2のコンベア6上から荷台3
内へ送り込まれて移載時のタイヤTの落下距離が短縮す
るので、タイヤTを荷台3内でバウンドさせずに荷台3
内へ一定の姿勢でスムースに送り込むことができる。従
って、荷台3からのタイヤTの転落も防止できる。
【0022】また、荷台3内へ送り込まれたタイヤTの
送り込み姿勢を可動体12によって適正な搬送姿勢に矯
正し、タイヤ組付けステーションヘ搬出することができ
る。従って、タイヤTを荷台3内で正規の位置に保持さ
せる機構が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示すタイヤ搬送装置の側面
図である。
【図2】タイヤの搬送過程を順に示す搬送装置の側面図
である。
【図3】従来のタイヤ搬送装置の側面図である。
【符号の説明】
1 リフタ 3 荷台 5 第1のコンベア 6 第2のコンベア 10 触動部材 11 タイヤ係止部材 12 可動体 T タイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 47/52 B65G 47/57

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤを上方へ搬送する荷台を有するリ
    フタと、タイヤをリフタ側へ移送する第1のコンベア
    と、該第1のコンベア上のタイヤを前記荷台へ受け渡し
    する第2のコンベアとを備えたタイヤ搬送装置であっ
    て、前記第2のコンベアを傾動可能に軸支するととも
    に、この第2のコンベアのリフタ側先端に、前記荷台の
    下降に伴い該荷台によって押圧されて前記第2のコンベ
    アを傾動せしめる触動部材と、該第2のコンベアが傾動
    したときに第2のコンベア上を滑降するタイヤを一旦停
    止させ、その後、該タイヤの停止を解除するタイヤ係止
    部材とを設けたタイヤ搬送装置。
JP1992090577U 1992-12-09 1992-12-09 タイヤ搬送装置 Expired - Fee Related JP2578850Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992090577U JP2578850Y2 (ja) 1992-12-09 1992-12-09 タイヤ搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992090577U JP2578850Y2 (ja) 1992-12-09 1992-12-09 タイヤ搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0647229U JPH0647229U (ja) 1994-06-28
JP2578850Y2 true JP2578850Y2 (ja) 1998-08-20

Family

ID=14002292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992090577U Expired - Fee Related JP2578850Y2 (ja) 1992-12-09 1992-12-09 タイヤ搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2578850Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022024450A1 (ja) * 2020-07-30 2022-02-03 株式会社京都製作所 バッファ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022024450A1 (ja) * 2020-07-30 2022-02-03 株式会社京都製作所 バッファ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0647229U (ja) 1994-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1785224B1 (en) Work transport apparatus and method
US4832559A (en) Loading and unloading station for commercial vehicles and containers
EP0612302B1 (en) Apparatus for handling an object and method for aquiring or loading an object
WO2006096154A1 (en) Streamlined pallet handling apparatus and method
CN115321162A (zh) 一种床芯边框定位装置、方法及弹簧床垫生产线
JP2578850Y2 (ja) タイヤ搬送装置
EP0598135B1 (en) System for supplying rod-shaped articles
US3371769A (en) Elevator conveyor
US4349304A (en) Automatic glass plate piling apparatus
JP2000118755A (ja) 給紙機
JPS6256964B2 (ja)
CN116281145B (zh) 板件加工装置及板件加工方法
JPH05105231A (ja) 部品供給装置
JPS6323370Y2 (ja)
JP3798971B2 (ja) 電子部品の搬送装置
JPH019794Y2 (ja)
JP2000168949A (ja) ピッキング装置
JPH0568919U (ja) 天井走行車
JPH0426317Y2 (ja)
JP2002167032A (ja) 昇降移載装置及び昇降移載方法
JPH08198437A (ja) 物品供給装置
JPH08182483A (ja) 海苔束収納ケースの自動反転移動装置
JPH0568918U (ja) 荷物の移載装置
JPH09156766A (ja) 育苗箱供給装置
JP3287160B2 (ja) 段積装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees