JPH0618672Y2 - 車両の車軸スピンドルの搬送装置 - Google Patents

車両の車軸スピンドルの搬送装置

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JPH0618672Y2
JPH0618672Y2 JP13385589U JP13385589U JPH0618672Y2 JP H0618672 Y2 JPH0618672 Y2 JP H0618672Y2 JP 13385589 U JP13385589 U JP 13385589U JP 13385589 U JP13385589 U JP 13385589U JP H0618672 Y2 JPH0618672 Y2 JP H0618672Y2
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JP
Japan
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axle spindle
transport
conveyor
axle
conveying
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道宏 浜村
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、車両の車軸スピンドルの搬送装置に関するも
のである。
「従来の技術」 従来、鍛造用素材搬送装置として、実開昭60−154
2号公報に示されるものがある。この公報の搬送装置に
おいて、加熱された素材は、供給機の挟持部材により挟
持されて鍛造型に搬送され、該鍛造型の上で挟持部材か
ら解除されて鍛造型上に載置される。ここで、挟持部材
が素材を解除する際には、該挟持部材は、徐々に開いて
素材を解除し、これにより、素材の鍛造型への載置が穏
やかに行われ、素材が鍛造型の上で倒れるのが防止され
る。
次に、車両の車軸スピンドルを搬送する装置として、以
下のようなものがある。
まず、車軸スピンドルを載置して該車軸スピンドルを運
ぶコンベア部材が配置され、更に、該コンベア部材に車
軸スピンドルを搬送する搬送部材が配置さている。ここ
で、搬送部材は、その初期位置で車軸スピンドルを受け
取った後、前進し、その前進端位置で下降して、車軸ス
ピンドルをコンベア部材上に受け渡す。その後、コンベ
ア部材の移動により、車軸スピンドルは、所望位置に運
ばれる。なお、搬送部材は、後退後、上昇し、その初期
位置に戻る。
「考案が解決しようとする課題」 上記のような車軸スピンドル搬送装置において、搬送部
材がその前進端位置で下降して、車軸スピンドルをコン
ベア部材上に受け渡すと、車軸スピンドルは、コンベア
部材上で傾斜する。このとき、車軸スピンドルは、コン
ベア部材上で不安定であるので、車軸スピンドルがいず
れの方向に傾斜するかは定まらない。このため、車軸ス
ピンドルは、コンベア部材上で、様々な傾斜姿勢で運ば
れるという問題がある。
また、搬送部材がその前進端位置で下降して、車軸スピ
ンドルをコンベア部材上に受け渡し、その後、後退する
際に、車軸スピンドルが、コンベア部材上に受け渡され
ず、搬送部材により引き戻される場合がある。このよう
な場合には、車軸スピンドルが、コンベア部材の端部か
ら落下したり、搬送部材の初期位置に戻されたりすると
いう問題がある。
本考案の目的は、車軸スピンドルを所定方向に傾斜させ
ることができ、且つ、車軸スピンドルが搬送部材ととも
に後退するのを防止することができる車両の車軸スピン
ドルの搬送装置を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 本考案は、車両の車軸スピンドルを搬送する装置であっ
て、 前進、下降、後退、及び、上昇可能であり、車軸スピン
ドルを搬送する搬送部材と、及び、 該搬送部材が前進端位置にあるときに、搬送部材により
搬送されている車軸スピンドルの先端を受ける受け部材
と、を含み、 前記受け部材は、 前記搬送部材が前進端位置にあるときに、車軸スピンド
ルの先端に当接し、搬送部材が下降するときに、車軸ス
ピンドルを所定方向に傾斜させる傾斜ガイド体と、及
び、 前記搬送部材が下降後に後退するときに、車軸スピンド
ルが搬送部材とともに後退するのを防止するストッパ体
と、 を備えていることを特徴とする。
「作用」 本考案においては、搬送部材が前進端位置にあるとき
に、搬送部材により搬送されている車軸スピンドルの先
端は、受け部材の傾斜ガイド体に当接し、搬送部材が下
降すると、車軸スピンドルは、その先端が該傾斜ガイド
体でガイドされた状態で、所定方向に傾斜する。そし
て、搬送部材が下降後に後退するときに、受け部材のス
トッパ体は、車軸スピンドルが搬送部材とともに後退す
るのを防止する。
「実施例」 以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例を説明す
る。
第1、2図には、それぞれ、本考案の実施例による搬送
装置を構成する搬送部材の平面、正面が示され、第3図
には、第1図のIII−III断面が示され、第4図には、搬
送部材とコンベア部材との関係が示されている。
また、第5、6図には、それぞれ、本考案の実施例によ
る搬送装置を構成する受け部材の平面、正面が示され、
第6図においては、受け部材とコンベア部材との関係が
示されている。
更に、第7、8、9図には、本考案の実施例による搬送
装置の作用が示されている。
まず、第4図において、符号10は、車軸スピンドルを
載置して該車軸スピンドルを運ぶコンベア部材(例えば
冷却コンベア)を示し、該コンベア部材10は、垂直フ
レーム12及び水平フレーム14により軸支された駆動
ローラ16により、矢印方向に駆動される。このコンベ
ア部材10に車軸スピンドルを搬送するために、搬送部
材20が配置さている。なお、実施例においては、後述
するように、搬送部材20は、2つの車軸スピンドルを
同時に搬送できるように構成されている。
第1、2、3図において、搬送部材20は、水平フレー
ム22と、及び、該水平フレーム22の下面22aから
下方に突設された3つの垂直フレーム24、26、28
と、を含み、垂直フレーム24、26、28の下端から
水平に、車軸スピンドル18、18を保持するためのフ
ォーク部材30、32、34、36が突出形成されてい
る。そして、フォーク部材30、32は、その先端30
a、32aで一方の車軸スピンドル18の突出部18
a、18aを保持し、同様にして、フォーク部材34、
36は、その先端34a、36aで一方の車軸スピンド
ル18の突出部18a、18aを保持する。なお、フォ
ーク部材30と垂直フレーム24との間は、ブラケット
38で補強され、同様にして、フォーク部材32、34
と垂直フレーム26との間は、ブラケット40、41で
補強され、同様にして、フォーク部材36と垂直フレー
ム28との間は、ブラケット42で補強されている。
そして、第4図に示されるように、搬送部材20は、そ
の初期位置で上昇して車軸スピンドル18を受け取った
後、前進し、その前進端位置で下降して、車軸スピンド
ル18を受け部材44(この受け部材44については後
述する)を介してコンベア部材10上に受け渡す。その
後、コンベア部材10の移動により、車軸スピンドル1
8は、所望位置に運ばれる。なお、搬送部材20は、後
退し、その初期位置に戻る。
次に、第5、6図を参照すると、搬送部材20が前進端
位置にあるときに、搬送部材20により搬送されている
車軸スピンドル18、18の先端18b、18b(第
2、3図参照)を受ける受け部材44、44が配置され
ている。この受け部材44、44は、それぞれ、湾曲フ
レーム46、46を介して垂直フレーム48に固定され
ており、両湾曲フレーム46、46は、垂直バー50に
より連結されて補強されている。
前記受け部材44は、受け部材本体52を含み、該受け
部材本体52の左右両端から上方に、ストッパ体54、
54が突設されている。そして、このストッパ体54、
54は、搬送部材20が下降後に後退するときに、車軸
スピンドル18が搬送部材20とともに後退するのを防
止する機能を有する。
前記受け部材本体52の上方には、U字状のバー56が
配置され、該U字状バー56は、その端部56a、56
aがそれぞれ前記ストッパ体54、54の中間部54
a、54aに結合されている。一方、受け部材44は、
傾斜ガイド体58を含み、該傾斜ガイド体58は、その
下端58aが受け部材本体52に固定され、その上端5
8bがU字状バー56の中間部56bに固定されてい
る。そして、傾斜ガイド体58は、搬送部材20が前進
端位置にあるときに、車軸スピンドル18の先端18b
に当接し、搬送部材20が下降するときに、車軸スピン
ドル18を所定方向に傾斜させる機能を有する。
次に、第7、8、9図を参照しながら、本考案の実施例
による搬送装置の作用について説明する。
まず、第7図において、搬送部材20は、車軸スピンド
ル18を保持した状態で、前進し、受け部材44に近づ
く。
第8図において、搬送部材20は前進端位置にあり、こ
のとき、車軸スピンドル18は、その先端18bが傾斜
ガイド体58に当接した状態にて、傾斜する。そして、
搬送部材20が下降すると、車軸スピンドル18は、そ
の先端18bが傾斜ガイド体58に当接した状態にて、
矢印で示されるように、更に傾斜する。このように、傾
斜ガイド体58により、車軸スピンドル18は、矢印で
示される所定方向に傾斜させられる。
第9図において、搬送部材20は下降端位置にあり、こ
のとき、車軸スピンドル18は、所定方向への傾斜が完
了させられ、コンベア部材10上に受け渡されている。
そして、コンベア部材10の移動により、車軸スピンド
ル18は、所定の傾斜姿勢にて、所望位置に運ばれる。
なお、搬送部材20は、後退後、上昇し、その初期位置
に戻るが、搬送部材20が後退する際に、ストッパ体5
4、54により、車軸スピンドル18が搬送部材20と
ともに後退するのが防止される。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案によれば、傾斜ガイド体及
びストッパ体を有する受け部材が設けられているので、
車軸スピンドルを所定方向に傾斜させることができ、且
つ、車軸スピンドルが搬送部材とともに後退するのを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1、2図は、それぞれ、本考案の実施例による搬送装
置を構成する搬送部材の平面図、正面図、 第3図は、第1図のIII−III断面図、 第4図は、搬送部材とコンベア部材との関係を示す図、 第5、6図は、それぞれ、本考案の実施例による搬送装
置を構成する受け部材の平面図、正面図、及び、 第7、8、9図は、本考案の実施例による搬送装置の作
用を示す図である。 10……コンベア部材、 18……車軸スピンドル、 20……搬送部材、 44……受け部材、 52……受け部材本体、 54、54……ストッパ体、 58……傾斜ガイド体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の車軸スピンドルを搬送する装置であ
    って、 前進、下降、後退、及び、上昇可能であり、車軸スピン
    ドルを搬送する搬送部材と、及び、 該搬送部材が前進端位置にあるときに、搬送部材により
    搬送されている車軸スピンドルの先端を受ける受け部材
    と、を含み、 前記受け部材は、 前記搬送部材が前進端位置にあるときに、車軸スピンド
    ルの先端に当接し、搬送部材が下降するときに、車軸ス
    ピンドルを所定方向に傾斜させる傾斜ガイド体と、及
    び、 前記搬送部材が下降後に後退するときに、車軸スピンド
    ルが搬送部材とともに後退するのを防止するストッパ体
    と、 を備えていることを特徴とする車両の車軸スピンドルの
    搬送装置。
JP13385589U 1989-11-17 1989-11-17 車両の車軸スピンドルの搬送装置 Expired - Lifetime JPH0618672Y2 (ja)

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JPH0370842U JPH0370842U (ja) 1991-07-17
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