JPH0647076U - 台車の待機位置規制装置 - Google Patents
台車の待機位置規制装置Info
- Publication number
- JPH0647076U JPH0647076U JP8436992U JP8436992U JPH0647076U JP H0647076 U JPH0647076 U JP H0647076U JP 8436992 U JP8436992 U JP 8436992U JP 8436992 U JP8436992 U JP 8436992U JP H0647076 U JPH0647076 U JP H0647076U
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- JP
- Japan
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- guide
- standby position
- bogie
- carriage
- truck
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 台車を簡単・確実に待機位置に固定でき、し
かも、設置が容易な台車の待機位置規制装置を提供する
ことである。 【構成】 台車の待機位置を規制するガイドと、前記台
車又はガイドに配設された磁石とを具備し、前記磁石に
対向したガイド又は台車の部分が着磁性部材で構成され
てなり、前記磁石及び着磁性部材によってガイドと台車
とが吸着・規制されるよう構成してなる台車の待機位置
規制装置。
かも、設置が容易な台車の待機位置規制装置を提供する
ことである。 【構成】 台車の待機位置を規制するガイドと、前記台
車又はガイドに配設された磁石とを具備し、前記磁石に
対向したガイド又は台車の部分が着磁性部材で構成され
てなり、前記磁石及び着磁性部材によってガイドと台車
とが吸着・規制されるよう構成してなる台車の待機位置
規制装置。
Description
【0001】
本考案は、台車を待機位置に固定する為の台車の待機位置規制装置に関する。
【0002】
建設現場、工事現場、その他各種の工場等で台車(バスケットやコンテナ等を 含む)を放置した際、台車が何かの勢みで位置ズレを起こさないよう規制が行わ れることが多い。 従来、この種の規制方法としては、台車を個々に取り囲むような柵を設け、外 界との干渉を絶って台車を動かないようにする方法や、待機位置の床面に台車の 車輪が嵌没するような凹部を構成し、この凹部によって台車を固定するといった 方法が採られている。
【0003】 しかしながら、柵を設ける方法はかなり大掛かりなものである為に、設置コス トが嵩み、かつ、余分な取付スペースを必要とするといった問題がある。 又、床面に凹部を構成する方法では、台車に重量物を積載している様な場合、 台車を一旦その位置に停車させてしまうと、再移動時に台車の車輪を凹部から引 き上げる作業が容易ではない為、労働条件の悪化、作業効率の低下といった問題 がある。
【0004】 したがって、台車を待機位置に簡単・確実に固定でき、設置も容易な台車の待 機位置規制に係る技術が求められていた。
【0005】
本考案の目的は、台車を簡単・確実に待機位置に固定でき、しかも、設置が容 易な台車の待機位置規制装置を提供することである。 この本考案の目的は、台車の待機位置を規制するガイドと、前記台車又はガイ ドに配設された磁石とを具備し、前記磁石に対向したガイド又は台車の部分が着 磁性部材で構成されてなり、前記磁石及び着磁性部材によってガイドと台車とが 吸着・規制されるよう構成してなることを特徴とする台車の待機位置規制装置に よって達成される。
【0006】 又、台車の待機位置を規制するガイドと、前記台車及びガイドに配設された磁 石とを具備してなり、前記双方の磁石によってガイドと台車とが吸着・規制され るよう構成してなることを特徴とする台車の待機位置規制装置によって達成され る。 即ち、台車、ガイドに配設された磁石や着磁性部材の磁気的な吸着力により、 台車がガイドの所定位置に確実に固定されるようになり、位置ズレが起き難いも のとなる。
【0007】 しかも、台車の固定は磁石の吸着力を利用したものであるから、装置が軽量、 コンパクト、かつ、安価であり、しかも、機構が極めて簡単であるから装置の故 障も皆無である。 尚、ガイドと台車との間には緩衝機構が配設されていることが好ましいもので ある。即ち、このように構成させると、台車とガイドとが衝突した際に生じる衝 撃力が緩衝機構で緩和され、台車やガイド、その他磁石等の破損が防止できるよ うになる。
【0008】
図1〜図5は本考案に係る台車の待機位置規制装置の一実施例を示すものであ り、図1は台車が固定されている状態での待機位置規制装置の平面図、図2は台 車が固定されている状態での待機位置規制装置の側面図、図3は台車の正面図、 図4は台車の要部正面図、図5は台車の待機位置規制装置の要部側面図である。
【0009】 各図中、1は台車本体であり、矩形フレーム及び補強材等から構成されている 。2は物品が積載されるパレット、3はパレット2が台車本体1からズリ落ちな いようにする為に台車本体1の四隅に設けられたパレットガイド、4は台車を牽 引・押動する為の取手、5は床面に対して鉛直方向周りに360度回転自在に構 成された自在車輪である。
【0010】 6は台車本体1の進行方向前面に取付けられたマグネットであり、このマグネ ット6と台車本体1との間にはゴム等の緩衝材が配されており、台車本体1が待 機位置規制ガイドと衝突した場合でも、その衝撃力が緩和されるように構成され ている。尚、本実施例の台車の待機位置規制装置においては、マグネット6を台 車本体1の前面フレームの中央に一個取付けたものについて示したが、使用状況 によりマグネット6の個数や取付位置は多様に変化させることができる。
【0011】 7は台車の待機位置に設けられた待機位置規制ガイドであり、この待機位置規 制ガイド7はアルミニウムや木材等から構成される。 8は待機位置規制ガイド7のマグネット6が当接する位置に配設された鋼材製 のキャッチプレートである。尚、キャッチプレート8の材料としては、着磁性、 即ち、比透磁率の大きな金属であればどの様なものでも良いが、本実施例ではコ スト低減の為に鋼材を使用している。又、待機位置規制ガイド7自体が鋼材等の 着磁性材料から構成されている場合は、キャッチプレート8を特別に設けなくと も、待機位置規制ガイド自体がキャッチプレートの役割を発揮する。
【0012】 9は待機位置規制ガイド7に取付けられた緩衝材であり、この緩衝材9の作用 によって台車本体1が待機位置規制ガイド7に衝突した際に生じる衝撃力が緩和 され、台車本体1、マグネット6及び待機位置規制ガイド7等の破損が防止され る。 上記の如く構成させた台車の待機位置規制装置によって台車を待機位置に固定 するときには、待機位置規制ガイド7が設けられた位置まで台車を牽引していき 、待機位置規制ガイド7のキャッチプレート8に台車側のマグネット6が捕着さ れるようにして並べれば良く、マグネット6とキャッチプレート8との相互作用 により、確実、かつ、容易に台車が待機位置に固定される。又、固定後にあって は、台車の位置ズレが起きない。
【0013】 さらに、本考案の台車の待機位置規制装置は、その構造が簡単であるから、設 置コストも頗る低廉であり、しかも、余分なスペースも不要であるから場所の有 効利用も図られる。 特に、本考案の台車の待機位置規制装置を牽引式無人搬送車のステーションに 利用した場合には、待機位置の決定が容易になされるので、台車の固定作業が極 めて簡略化される。
【0014】 尚、上記の実施例ではマグネット6を台車本体1側に設けた例で説明したが、 これは逆でも良く、又、台車本体1と待機位置規制ガイド7との双方にマグネッ トを設けるようにしても良い。
【0015】
本考案に係る台車の待機位置規制装置によれば、台車を容易、確実に規制位置 に固定でき、しかも、構造が簡単であるから取付コストも低廉であり、故障も無 い。
【図1】台車が固定されている状態での待機位置規制装
置の平面図である。
置の平面図である。
【図2】台車が固定されている状態での待機位置規制装
置の側面図である。
置の側面図である。
【図3】台車の正面図である。
【図4】台車の要部正面図である。
【図5】台車の待機位置規制装置の要部側面図である。
1 台車本体 2 パレット 3 パレットガイド 4 取手 5 自在車輪 6 マグネット 7 待機位置規制ガイド 8 キャッチプレート 9 緩衝材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大塚 史久 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 台車の待機位置を規制するガイドと、前
記台車又はガイドに配設された磁石とを具備し、前記磁
石に対向したガイド又は台車の部分が着磁性部材で構成
されてなり、前記磁石及び着磁性部材によってガイドと
台車とが吸着・規制されるよう構成してなることを特徴
とする台車の待機位置規制装置。 - 【請求項2】 台車の待機位置を規制するガイドと、前
記台車及びガイドに配設された磁石とを具備してなり、
前記双方の磁石によってガイドと台車とが吸着・規制さ
れるよう構成してなることを特徴とする台車の待機位置
規制装置。 - 【請求項3】 ガイドと台車との間に緩衝機構が配設さ
れてなることを特徴とする請求項1又は請求項2の台車
の待機位置規制装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8436992U JPH0647076U (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 台車の待機位置規制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8436992U JPH0647076U (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 台車の待機位置規制装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0647076U true JPH0647076U (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=13828620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8436992U Pending JPH0647076U (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 台車の待機位置規制装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0647076U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003140738A (ja) * | 2001-11-01 | 2003-05-16 | Toshiba Corp | 設備保全システム及び設備保全方法 |
JP2006081715A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Kawajun Co Ltd | 商品陳列棚セット及びこれに用いる商品陳列台車 |
JP2015229354A (ja) * | 2014-06-03 | 2015-12-21 | 日産スチール工業株式会社 | 固定具 |
-
1992
- 1992-12-08 JP JP8436992U patent/JPH0647076U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003140738A (ja) * | 2001-11-01 | 2003-05-16 | Toshiba Corp | 設備保全システム及び設備保全方法 |
JP2006081715A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Kawajun Co Ltd | 商品陳列棚セット及びこれに用いる商品陳列台車 |
JP2015229354A (ja) * | 2014-06-03 | 2015-12-21 | 日産スチール工業株式会社 | 固定具 |
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